JPH02245059A - そりの少ないガラス充填ポリアリーレンスルフィド組成物 - Google Patents

そりの少ないガラス充填ポリアリーレンスルフィド組成物

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JPH02245059A
JPH02245059A JP2812890A JP2812890A JPH02245059A JP H02245059 A JPH02245059 A JP H02245059A JP 2812890 A JP2812890 A JP 2812890A JP 2812890 A JP2812890 A JP 2812890A JP H02245059 A JPH02245059 A JP H02245059A
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JP
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polyarylene sulfide
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glass
weight
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JP2812890A
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Joseph W Sell
ジョセフ・ダブリュー・セル
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Hoechst Celanese Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L81/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of polysulfones; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L81/02Polythioethers; Polythioether-ethers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L81/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of polysulfones; Compositions of derivatives of such polymers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガラス繊維強化ポリアリーレンスルフィド樹脂
組成物(polyarylene 5ulfide )
−esincompos i t 1on)に関する。
〔従来の技術分野〕
ポリアリーレンスルフィド樹脂類は、通常のエンジニア
リングプラスチ、り類、例えばポリカーボネート、ポリ
アセタール、ナイロン及びポリブチレンテレフタレート
よりも高度の耐熱性、耐薬品性及び剛性を有する高性能
のエンジニアリングプラスチ、りとして注目をひいてい
る。繊維性の強化材料例えばガラス繊維をポリアリーレ
ンスルフィド中に混入することは、エンジニアリングプ
ラスチ、りとしての使用に必要な特性、例えば強度、剛
性、靭性、耐熱性及び寸法安定性におし・て顕著な改善
妊導くことは周知である。ガラス繊維強化ポリアリーレ
ンスルフィド樹脂組成物に関し、この樹脂に組込まれる
ガラス繊維類を増量することによって、その強度及び剛
性が一般に増大することも亦周知である。従って強度及
び剛性の増大が所望される場合に、その樹脂組成物に配
合されるガラス繊維類の量を増加することが一般に慣例
となっている。
比較的最近の進歩はポリアリーレンスルフィド組成物、
例えばポリフェニレンスルフィド組成物を電子部品類に
成形のため、及び電子部品類に対する対人材料として使
用することであった。これらの組成物は典型的にガラス
繊維強化ボリアIJ +レンスルフイドからなる。電子
部品類は成形され又は封入されて電気の絶縁が維持され
、メカニカルな保護が行われ、又金属成分の外界への露
出から遮断される。エレクトロニクスの発展がそれの迅
速な進歩を継続するにつれて、成形と封入の技術が歩調
を合わせることが益々重要となってきている。
多くの電子部品は包埋せられ又は薄い成形体上に支持さ
れる。ガラス繊維強化ポリアリーレンスルフィドから成
形された製品は、不都合にもカもき箕4収縮しかつそる
傾向を有する。成形された製品の平面度が不可欠の、例
えば成形された製品がうすい電子部品であるような使用
法においては、ポリアリーレンスルフィド中のガラス繊
維類の量を、強度の増強のために増加することは、成形
製品の表面特性に関して不利である。
ガラス強化ポリアリーレンスルフィドから形成された成
形製品の収縮及びそりを減少させるための一つの従前の
努力が、米国特許第4,365.037に開示されてい
るが、そこにおいては特定された直径を有するガラス繊
維類が、強化材料として使用され、又ポリアリーレンス
ルフィド樹脂組成物から得られた成形製品のゆがみと収
縮を減少させるために特定された雲母粉末がガラス繊維
類とともに添加されている。
〔発明が解決しよ5とする課題〕 本発明は充填されたポリアリーレンスルフィドに固有の
有利なメカニカルな特性を減少させることなく、ガラス
強化ポリアリーレンスルフィド製品類の収縮及びそりを
減少させるための1つの試みである。本発明によって検
討された重要な関心と興味の領域は、特に成形された電
子部分を作り又電子部品を封入するために使用されたポ
リアリーレンスルフィド組成物に関する。
〔本発明の要約〕
本発明に従って、全組成物に基づき、fa)ポリアリー
レンスルフィドの全組成物の40−50重量%、(b)
ガラス繊維の全組成物の30−50重量%、及び(c)
ポリエーテルスルホンの10−20重量%からなる、ガ
ラス強化ポリアリーレンスルフィド組成物を提供する。
ポリエーテルスルホンをガラス強化ポリアリーレンスル
フィド組成物に配合することによって、これから成形さ
れた製品の収縮及びそりの減少が達成せられ、又同時に
前記量のポリエーテルスルホンの添加がガラス強化ポリ
アリーレンスルフィドの良好なメカニカルの特性及び加
熱撓み温度に逆効果を与えないことが見出された。
〔課題を解決するための手段〕
未硬化又は部分的に硬化したポリアリーレンスルフィド
ポリマーが、ホモポリマー、コポリマーテレポリマー、
等又はこのようなポリマーのブレンドであっても本発明
の実施に際して使用することが可能である。未硬化又は
部分的に硬化したポリマーは、それの分子量が分子量の
延長により、又は架橋によるか、又は双方の組合わせに
より、又はそれに十分なエネルギー、例えば熱の供給に
より、その分子量の増加することの可能なポリマーであ
る。適当なポリアリーレンスルフィドポリマー類は、限
定はされないが米国特許第3.554.129号中に記
載された事項を参考としてここに加える。
本発明の目的に対して好適な若干のポリアリーレンスル
フィド組成物の例としては、ポリ(2,4−トリレンス
ルフィド)、ポリ(4、4’−ビフェニレンスルフィド
)及びポリフェニレンスルフィドを包含する。これの応
用性及び所望の特性、例えば高度の耐薬品性、難燃性、
及び高度の強度及び硬度の理由で、ポリフェニレンスル
フィドは現在有利なポリアリーレンスルフィドである。
本ポリアリーレンスルフィドは1種以上のポリアリーレ
ンスルフィドの混合物であってよい。
本発明における使用に対して特に有利なポリアリーレン
スルフィド類は米国特許第4,645,826号に開示
されそれの全体の内容はここに参考に加える。この中に
開示されている如く、約数千から数万ポイズの溶融粘度
を有する顕著な高分子量の直線状のPAS (ポリアリ
ーレンスルフィド)は補助剤を使用することなくして予
備的な重合化に従って低乃至中程度の分子量のPAS初
期ポリマーを形成し、つづいてこの重合系に相分離剤の
添加とともに強アルカリ条件下でこの重合系を加熱する
ことによって温度をたかめ、それによって接糸を高粘度
層(ポリマー溶液相)及び低粘度相(溶媒相)の2種の
液相に分離し、このような状態で反応を実施することに
よって容易に生産することが可能である。
この2相に分離された重合は、5乃至3,000ボイズ
の溶融粘度(310℃で剪断速度=200秒−1)ヲ有
スるアリーレンスルフィド初期ポリマーを、強度のアル
カリ条件下(水で10倍希釈に際して反応混合物のpu
範囲が95〜14で)245℃〜290℃の温度範囲で
液体−液体の2相に分離した状態に溶解し、この状態を
1乃至50時間維持してこのアリーレンスルフィドの初
期ポリマーを高分子量ポリマーに変換させ、つづいてこ
のポリマーを重合系から分離して中和後このポリマーの
精製することからなる。
米国特許第4.645,826号の記載に従って高乃至
超高分子量PASを製造する工程は、基本的にはアルカ
リ金属硫化物とジノ・ロー芳香族化合物間の接合による
PAS分子の形成及び/又はPAS分子の高分子量ポリ
マーへの変換からなる。この少なくとも3,000ポア
ズの溶融粘度を有するPP5(ポリフェニルスルフィド
)は、少なくとも7、000ポアズ及び更に高度の溶融
粘度を有するPPSを含む、この米国特許に開示された
操作法によって製造することが可能である。
初期ポリマー製造のための出発材料は、アルカリ金属硫
化物、ジノ・ロー芳香族化合物及び重合溶媒からなる。
使用されるアルカリ金属硫化物は、硫化リチウム、硫化
ナトリウム、硫化カリウム。
硫化ルビジウム、硫化セシウム及びこれらの混合物を包
含する。これらのアルカリ金属硫化物は水和物、又は水
性混合物として又は無水物の形で使用される。これらの
硫化アルカリ中で硫化ナトリウムが最も安価で又産業的
に有利である。アルカリ金属硫化物中に往々にして小量
存在する酸性塩(例えば、アルカリ金属の2硫化物、及
び重炭酸アルカリ塩類)を中和するために小量のアルカ
リ金属の水酸化物を併用することも亦可能である。
使用されるジノ・ロー芳香族化合物は、特開昭59−2
2926号に開示されたいずれのジノ・ロー芳香族化合
物類も包含する。特に、バラ−ジクロロベンゼン、メタ
ージクロロベンゼ右 2,5−ジクロロトルエン、2.
5−ジクロロ−バラ−キシレン。
バラ−ジブロモベンゼン、1,4−ジクロロナフタレン
、1−メトキシ−2,5−ジクロロトンゼ右4.4′−
ジクロロビフェニル、  3.5−ジクロロ安息i酸s
  p、p’−’)クロロジフェニルエーテルII)、
f)’−ジクロロジフェニルスルホン*  pop’−
ジクロロジフェニルスルホキシド、plp′−ジクロロ
ジフエニルケトン等が好ましい。これらの中で主として
パラ−ジハロベンゼン、典型的にはパラ−ジクロロベン
ゼンからなるものが特に好ましい。
ジハロ−芳香族化合物類の適当な選択及び組合せによっ
て、2種又はそれ以上の異った反応単位を含むランダム
又はプロ、クコポリマーが得られる。例工ばパラ−ジク
ロロベンゼンをメタ−ジクロロベンゼン又はp、 D’
−ジクロロジフェニルスルホンと組合せて使用すると、
−CΣS−単位及び若干の架橋を与えるが実質的には直
線性をそこなはない範囲内の小量のボIJ /・口芳香
族化合物(例えばトリクロロベンゼン)も亦併用しても
よいが、このような化合物は通常不必要である。
初期ポリマーを形成するための重合のステップで使用さ
れる有機アミド溶媒は、N−メチルピロリドン(NMP
)、N−エチルピロリド右N、N−ジメチルホルムアミ
ド、N、N−ジメチルアセトアミ ドアN−メチルカプ
ロラクタム、テトラメチル尿素、ヘキサメチルホスホロ
トリアミド、及びこれらの混合物から選択することが可
能である。これらの中で、N−メチルピロリドンが特に
化学的安住定及び高分子量のポリマーを容易に生産する
能力の見地から有利である。重合溶媒として有機アミド
は望ましい非プロトン化合物である。初期ポリマーから
超高分子直線状ポリマーを形成するための重合工程にお
いて、上述の有機アミドの使用は勿論可能である。その
他、例えば芳香族炭化水素類(c6−C30)I脂肪族
炭化水素類(c6−C50) I エーテル類(c6−
C3o)、ケトン類(c5−C3o)、ピリジン又はキ
ノリン又はこれらの誘導体類(cs−C3o)及びこれ
らの混合物類又は有機アミド類との混合物を使用するこ
とも可能である。
本工程の実施においては最初に、アルカリ金属硫化物及
びジノ・ロー芳香族化合物を有機溶媒中に、望ましくは
不活性ガス気流のもとで添加し、反応が遂行される所望
の温度迄温度を上昇させる。ここでもしアルカリ金属硫
化物中の水分量が所望の容量以下の場合、所要量の水を
補足のために添加する。
予備的な重合は160℃〜260℃、殊に180℃〜2
65℃の範囲の温度で有利に行われる。160℃以下の
温度では本反応の速度は遅すぎるが一方で260℃以上
の温度では、形成されたPASは分解しやすく、非常に
低い溶融粘度を有するPASのみを生産する傾向がある
予備的な重合工程の終点及び予備的重合から2相に分離
された重合に転換するタイミングは有利にはジハロ−芳
香族化合物の転換が70モル%乃至98モル%に到達し
た時点である。
予備的な重合から2相に分離された重合に転換する時点
においては、PASの溶融粘度は好ましくは5から60
0ポアズの範囲にある。10ポアズから200ポアズの
範囲は、i、oooポアズ又はそれ以上の溶融粘度を有
する高度の重合度のPASを得るのにより好適である。
5ポアズ以下の粘度では2相の分離の形成は不十分で、
それKよって重合系の分解又は反応速度の低下が容易に
起るであろう。600ポアズ以上の粘度では、ポリマー
の開裂を促進する有害な物質が比較的多量に蓄積され、
それによってポリマーの収量の低下及びポリマー系の分
解が不本意に惹起される。
米国特許第4,645,826号に記載の重合プロセス
は、ホモ重合又はランダム共重合のみならず又プロ、り
共重合に対しても適用される。例えば、精製されたパラ
−フェニレン初期ポリマー及び精製されたメタ−フェニ
レン初期ポリマーが同じ重合容器に分散せられ、2相分
離の重合が完成される、それによって(パラ−フェニレ
ンスルフィト)−(メタ−フェニレンスルフィド)プロ
、クコポリマーが容易に得られる。
ガラス繊維強化ポリアリーレンスルフィドのそりを減少
するためのこの発明における有用なポリスルホンは、ア
リーレン単位がエーテル及びスルホン結合と共に位置す
るポリアリーレン化合物である。実例としては、次の構
造単位1〜16を有するポリアリーレン化合物を包含す
る。これらの構造式において、nは10又はそれ以上の
数の整数を示す。この有用なポリエーテルスルホン類は
、使用されるポリアリーレンスルフィドの融点の温度範
囲内で溶融加工される。
使用可能のこのガラス繊維は産業上得られるガラス繊維
類のすべてを包含する。
(a)40−50重量%のポリアリーレンスルフィド(
PAS) 、 (b)30−50重量%のガラス繊維類
及び(c) 10−20重量%のポリエーテルスルホン
(PES)[:すべての%は(a) 、 (b)及び(
c)の総計にもとづく。]を含有する組成物は、ポリエ
ーテルスルホンの無添加のガラス強化ポリフェニレンス
ルフィドよりも大幅にそりの減少した成形製品を生産す
る。亦、そりの改良はこの組成物のメカニカルな特性の
崩壊の犠牲かなく、ガラス強化ボリアリーレンスルフイ
ドの強度、柔軟性及び加熱撓み温度は維持されている。
このよう処して、ガラス強化ポリアリーレンスルフィド
は今や成形製品、例えば成形され又は封入された電子部
品類の平面度が不可欠の場合に使用することが可能であ
る。
有利な組成物は、(a)ポリアリーレンスルフィド50
重量%、(b)ガラス繊維40重f%及び(c)ポリエ
ーテルスルホン10重量%からなる。10重量%以下の
ポリエーテルスルホンをガラス−強化PAS組成物に添
加するとき、無視できる程のそりの改良が見出される。
他方では、実質的に20重量%以上の量のポリエーテル
スルホン含有のガラス−強化PAS組成物を適当に混合
し、且成形することは非常に困難であることが見出され
ている。かくしてより多量のポリエーテルスルホンはよ
り高温を必要とし、PASの過度の架橋を惹きおこす傾
向のある温度さえも必要とすることが見出されている。
PES含有量の増量が組成物の加熱撓み温度を減少させ
ることも亦見出されている。
ポリアリーレンスルフィドを基にするポリマーブレンド
において普通みられるように、他の種々の添加剤を全組
成物の重量の約5%迄の僅かな量で使用することが可能
である。これらの添加剤は、流動性の改良剤としてシラ
ン類及び顔料の如き材料を包含する。
発明した組成物で使用することのできる加工性の薬剤は
、固形のエチレンポリマー類(米国特許第4,134,
874号参照)、の中で飽和脂肪酸類、例えばステアリ
ン酸亜鉛、及びN 、 N’−アルキレンビス(アルカ
ンアミド類)、10〜60炭素原子を含有する飽和脂肪
酸のグリセリド類及び燐酸化グリセリド類、飽和脂肪酸
由来のモノ及びジアルカノールアミド類及び飽和長鎖脂
肪酸及び長鎖飽和脂肪族アルコール由来のエステル類か
ら選択することができる。−船釣の充填材としては、例
えば炭酸リチウムも亦加工性の薬剤としても好適である
本発明のポリアリーレンスルフィド樹脂組成物は、例え
ば、前もって決められた量のボリアIJ −レンスルフ
イド樹脂、有利にはこれの乾燥物、ガ(I9) ラス繊維類及びポリエーテルスルホンを通常のミキサー
、例えばタンブルミキサーを用いて混合することにより
:押出し機又は混線機を用いてこの混合物を溶融混練し
、必要ならばこの溶融混練された混合物をペレット化す
ることによって調製することが可能である。
本発明の組成物が1度製造されると、適当で周知の技術
方法に従って成形製品をつくるために使用される。本発
明の組成物は、射出成形法にたいして特に好適であるが
、この方法においてはこの成形材料は射出成形器に導入
せられ、成形されるべき部分を確認する射出鋳型中に押
し出されて溶融体が生産される。
本発明の改良されたポリアリーレンスルフィド組成物を
電子部品、例えば、確実に限定されてはいないが、コネ
クター、ボビン、コイル、リレー等を作るのに使用する
ことが可能である。本発明の観点によれば、樹脂性の組
成物、例えばポリアリーレンスルフィド組成物から少な
(とも部分的に製造可能のすべての電子部品を包含する
本発明の今一つの別の観点から見れば、電子部品を本発
明のポリアリーレンスルフィド組成物を用いて封入する
ことも可能である。本発明のこの観点に従って封入され
る電子部品は大まかに云ってすべての電子製品を包含し
、すなわち封入の必要な装置9部品等を包含する。多数
の電子部品がポリアリーレンスルフィド組成物で製造せ
られ又は封入され、又はポリアリーレンスルフィド組成
物で製造され又は封入可能として示唆されている。
そして本発明は言及された特定の製品の範囲に限定する
意図はなく、ポリアリーレンスルフィド組成物類から製
造可能のすべての電子製品を包含するものである。
〔実施例〕
次の実施例は本発明のただ解説を意図するものであり、
又本発明の範囲を不当に制限するように解釈されてはな
らない。
〔実施例1〕 本例はガラス入りのポリアリーレンスルフィド組成物の
そりを減少させるポリエーテルスルホンの有効性を説明
する。メカニカルな特性、加熱撓み温度及びガラス転移
温度についての効果も非測定された。
全組成物を種々のレベルのガラス繊維、雲母及びポリエ
ーテルスルホンとともに2811ZSK押出し器上で配
合した。該PE8は前に示された構造式1で表わしたポ
リフェニルエーテルスルホンであった。このPESを含
有しない組成物は605−630℃の範囲の温度で混合
し、一方、PES含有組成物は390−400℃の温度
で配合した。本材料をベレットとし、且成形に先立って
少なくとも8時間170〒で除湿オーブン中で乾燥した
。全組成物をZ8オンスパテy 7 、 /l/ド(B
atten−feld)−商品名−でメガ/i62の型
を用いて射出成形した。
成型温度は全組成物に対して290°Fであって、射出
成形圧は各試料に対して約5.000 psigから9
,500psig  の範囲であった。PESを含有し
ない試料に対するノズル温度は600 ’Fであったが
一方PES含有試料は700 ’Fのノズル温度を必要
とした。前記組成物及び成形された試験試料の物理的特
性の踏倒を第1表に示す。
夫々60重量%のポリフェニレンスルフィド及びポリエ
ーテルスルホンからなる配合物の試料B及びFは、この
溶融体が押出し型の中700″Fでセットされたグイ温
度で溶融凝固した場合に、首尾よく成形することは不可
能であった。無機充填剤の添加がこのような組成物が均
一に成形されることのできなかった1つの理由であると
信じられている。溶融に必要な高いグイ温度で、このよ
うなPPSの過剰な架橋が起ったとも信じられている。
この40%のGF(ガラス繊維)、PPSコントロール
(A)は市販品に対して公表された値より約15%低い
強度特性を有した。このデーターから、ガラス繊維を雲
母又はPPSの6分の1をPESで置換することは、そ
りを減少させる効果を有した(c,D、E)。雲母40
%、又はPE520%を処方中に組入れた結果、加熱撓
み温度が低下した。
しかしながら、そりの減少は10%のPESの組入れで
加熱撓み温度を減少させないで認められた。
PESの使用は雲母の配合にみられたように強度。
剛性又は耐衝撃性を減少させることはなかった。
動的機械的熱分析(DMTA)を使用して第2表に報告
されたデーターを用いて、試料のガラス転移温度を測定
した。全部の材料は約115℃でPPSの特有Tg温度
を示した。しかしながら、PES含有の試料C及びDは
約205℃のTg湿温度有したが、これは75%P P
 S/25%PESブレンドに対して測定された222
℃のTg湿温度りも有意に低いものである。P 1’、
 Sに対して報告されたTg湿温度220−230℃で
ある。
第  1 表 P P S/P E Sブレンドに対する物理的特性パ
ーセント 」L−斜一−− ガラス繊維 PSI PES2 雲母 EF 伸び率C%) モジュラス(kps i ) 曲げ特性 破  断(psi) モジュラス(kpsi) 1.6 1.7    1.7    1.5 2250 2.050 2,150 30.260 − 30.950 30,750 22
,6701.830 −  1.760 1.820 
 ’I、660ノ、テ付きアイゾ、ド (ft−1bs/1n) 1.1 1.2 1.2 0゜6 加熱撓み温度(℃)  A 264psiで   261 CD     EF 2ろ2   262   240  −そり’(in) 0.017 0.004 0.008 0.008 試 (注) 1、フォルトoy(Fortron 214B1)、ポ
リフェニレンスルフィド、ヘキストセラネース(Hoe
chstCelanese)社、 28 ビクトレ、スクス(Victrex) 7110
0G+ ICI 。
ウィルミントy(Wilmjngton)、DB。
3、成形の完成は不可能であった、 4、直径4インチ×厚さ、h′インチの円盤の平面度か
らの最大の撓み、 第2表 動的機械的熱分析(DMTA)に よって測定されたガラス転移温度 料  A 40%GF 60%PPS 40%GF 40%PP5 20%PES 40%GF 50%PP5 10%PES G 40%雲母75%PP5 60%PPS  25%PES 条件:頻度iHz、窒素気流5℃/り。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、本質的に、(a)ポリアリーレンスルフイド、(b
    )ガラス繊維及び(c)ポリエーテルスルホンの、全組
    成物を基準にして、約10〜20重量%からなる組成物
    。 2、該ポリアリーレンスルフイドは、ポリフェニレンス
    ルフィドである請求範囲第1項記載の組成物。 3、該ポリアリーレンスルフイドは、パラフェニレンス
    ルフィド成分及びメタフェニレンスルフィド成分を含有
    するコポリマーである請求範囲第2項記載の組成物。 4、該ポリアリーレンスルフイドは、アルカリ金属硫化
    物、1個又は2個以上のジハロベンゼン類及びトリハロ
    ベンゼンの反応によって形成される請求範囲第1項記載
    の組成物。 5、このポリアリーレンスルフイドは約40〜50重量
    %間の量で存在し、かつ該ガラス繊維が、全組成物を基
    準にして、約30〜50重量%の間の量で存在する請求
    範囲第1項記載の組成物。 6、本質的にポリアリーレンスルフイド50重量%、ガ
    ラス繊維40重量%及びポリエーテルスルホン10重量
    %からなる請求範囲第5項記載の組成物。 7、該ポリアリーレンスルフイドは、ポリフェニレンス
    ルフィドである請求範囲第6項記載の組成物。 8、該ポリエーテルスルホンは、ポリフェニレンエーテ
    ルスルホンである請求範囲第1項記載の組成物。 9 該ポリエーテルスルホンは、ポリフェニレンエーテ
    ルスルホンである請求範囲第6項記載の組成物。 10、請求範囲第1項記載の組成物からの成形物品。 11、請求範囲第6項記載の組成物からの成形物品。
JP2812890A 1989-02-07 1990-02-07 そりの少ないガラス充填ポリアリーレンスルフィド組成物 Pending JPH02245059A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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US30693189A 1989-02-07 1989-02-07
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