JPH02244704A - チョークコイル - Google Patents
チョークコイルInfo
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- JPH02244704A JPH02244704A JP6658789A JP6658789A JPH02244704A JP H02244704 A JPH02244704 A JP H02244704A JP 6658789 A JP6658789 A JP 6658789A JP 6658789 A JP6658789 A JP 6658789A JP H02244704 A JPH02244704 A JP H02244704A
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- resin
- choke coil
- coil
- thermosetting resin
- thermosetting
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- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 claims abstract description 31
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Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複合磁性体コアを用いたチョークコイルに関
する。
する。
複合磁性体コアを用いたチョークコイルは、機械的強度
が大きく、しかも透磁率の周波数特性が良好であるので
、ノーマルモードノイズ除去用フィルター等として利用
されている。
が大きく、しかも透磁率の周波数特性が良好であるので
、ノーマルモードノイズ除去用フィルター等として利用
されている。
この型の従来のチョークコイルは、鉄粉と熱硬化性樹脂
を原料とし乾式混合工程もしくは湿式混合工程を経て成
形された複合磁性体コアにコイルを巻回したものであり
、コイルを巻回された複合磁性体コアが露出した構造と
なっており、樹脂モールドされたものはなかった。
を原料とし乾式混合工程もしくは湿式混合工程を経て成
形された複合磁性体コアにコイルを巻回したものであり
、コイルを巻回された複合磁性体コアが露出した構造と
なっており、樹脂モールドされたものはなかった。
しかし、複合磁性体コアは、フェライトコア等に比較し
て導電性が高いので、チョークコイルとしての耐電圧性
が劣っている。すなわち、乾式混合工程を経て成形され
た複合磁性体コアでは、鉄粉と熱硬化性樹脂の分散系で
あるため、絶縁性に不安があり、また湿式混合工程を経
て成形された複合磁性体コアでは、鉄粉の表面が熱硬化
性樹脂で覆われているものの、核は鉄粉であるためにや
はり絶縁性が劣っている。、このため、チョークコイル
が小型化されてコイルの外周部とコアとの間の距ＵＳ（
第１図参照）が小さくなると、コイルとコアとの間の耐
電圧性が損なわれ、高電圧負荷時にコアとコイルの間に
空気放電を起こし易いという問題があった。さらに、コ
イルの各巻線が動くので、コイルに交流電流を流した時
、共振によって振動音を発生し易かった。
て導電性が高いので、チョークコイルとしての耐電圧性
が劣っている。すなわち、乾式混合工程を経て成形され
た複合磁性体コアでは、鉄粉と熱硬化性樹脂の分散系で
あるため、絶縁性に不安があり、また湿式混合工程を経
て成形された複合磁性体コアでは、鉄粉の表面が熱硬化
性樹脂で覆われているものの、核は鉄粉であるためにや
はり絶縁性が劣っている。、このため、チョークコイル
が小型化されてコイルの外周部とコアとの間の距ＵＳ（
第１図参照）が小さくなると、コイルとコアとの間の耐
電圧性が損なわれ、高電圧負荷時にコアとコイルの間に
空気放電を起こし易いという問題があった。さらに、コ
イルの各巻線が動くので、コイルに交流電流を流した時
、共振によって振動音を発生し易かった。
本発明は上記従来例の欠点に鑑みてなされたものであり
、その目的とするところは複合磁性体コアを用いたチョ
ークコイルの耐電圧性を向上させると共に振動音の発生
を防止することにある。
、その目的とするところは複合磁性体コアを用いたチョ
ークコイルの耐電圧性を向上させると共に振動音の発生
を防止することにある。
このため、本発明のチョークコイルは、鉄粉と熱硬化性
樹脂により成形された複合磁性体コアとコイルを備えた
チョークコイル本体を、熱硬化性樹脂を主材とする樹脂
モールド部によって外装したことを特徴としている。
樹脂により成形された複合磁性体コアとコイルを備えた
チョークコイル本体を、熱硬化性樹脂を主材とする樹脂
モールド部によって外装したことを特徴としている。
ここで、樹脂モールド部用の熱硬化性樹脂としては、例
えばエポキシ樹脂、フェノール樹脂、熱硬化性ウレタン
樹脂等を用いることができる。
えばエポキシ樹脂、フェノール樹脂、熱硬化性ウレタン
樹脂等を用いることができる。
また、樹脂モールド部は熱硬化性樹脂のみによって成形
してもよいが、熱硬化性樹脂と鉄粉との複合材料によっ
て成形してもよい。
してもよいが、熱硬化性樹脂と鉄粉との複合材料によっ
て成形してもよい。
本発明にあっては、絶縁性の低い複合磁性体コアを用い
たチョークコイルにおいて、チョークコイル本体を樹脂
モールド部によって外装したので、コアとコイルとの間
に樹脂モールド部の樹脂が充填することによってコアと
コイルの間の絶縁性を高めることができ、高電圧負荷の
場合にもコイルとコアの間に空気放電を発生することが
なく、チョークコイルの耐電圧性を向トさせることがで
きる。また、樹脂モールド部の樹脂として熱硬化性樹脂
を用いているので、熱拡散が良好となってチョークコイ
ルの放熱性が向上する。さらに、熱硬化性樹脂でモール
ドすることによって、コイルの巻線を固定することがで
き、電圧負荷時におけるコイルの振動を抑制できて振動
音の発生を防止することができる。
たチョークコイルにおいて、チョークコイル本体を樹脂
モールド部によって外装したので、コアとコイルとの間
に樹脂モールド部の樹脂が充填することによってコアと
コイルの間の絶縁性を高めることができ、高電圧負荷の
場合にもコイルとコアの間に空気放電を発生することが
なく、チョークコイルの耐電圧性を向トさせることがで
きる。また、樹脂モールド部の樹脂として熱硬化性樹脂
を用いているので、熱拡散が良好となってチョークコイ
ルの放熱性が向上する。さらに、熱硬化性樹脂でモール
ドすることによって、コイルの巻線を固定することがで
き、電圧負荷時におけるコイルの振動を抑制できて振動
音の発生を防止することができる。
以下、本発明の実施例を添付図に基づいて詳述する。
第１図に示すように、チョークコイル本体３は、合成樹
脂製ボビン５の巻胴部６にポリウレタン被覆導線等のコ
イル２を巻回し、巻胴部６内の通孔７に両側から口字形
をした複合磁性体コア１を挿入し、ボビン５の下面に突
出したリード端−ｒ８にコイル２を接続したものである
。ここに複合磁性体コア１とは、鉄粉と熱硬化性樹脂に
より成形したものである。
脂製ボビン５の巻胴部６にポリウレタン被覆導線等のコ
イル２を巻回し、巻胴部６内の通孔７に両側から口字形
をした複合磁性体コア１を挿入し、ボビン５の下面に突
出したリード端−ｒ８にコイル２を接続したものである
。ここに複合磁性体コア１とは、鉄粉と熱硬化性樹脂に
より成形したものである。
このチョークコイル本体３は、耐電圧性を高めるため、
熱硬化性樹脂の樹脂モールド部４によって外装されてい
る。この熱硬化性樹脂の材質は特に限定されないが、例
えばエポキシ樹脂や不飽和ポリエステル樹脂、フェノー
ル樹脂、熱硬化性のウレタン樹脂等を用いることができ
る。このうち、電気的絶縁性、難燃性及び注型性にすぐ
れたエポキシ樹脂とウレタン樹脂が好適である。しかし
て、チョークコイル本体３を樹脂注型する場合には、第
２図に示すように、金型９のキャビティ１０内にチョー
クコイル本体３を倒立させて納入し、液状の熱硬化性樹
脂４ａをキャビティ１０内に注入する。この時、コイル
２の巻線間の隙間に熱硬化性樹脂４ａを浸入させるため
、真空注型するか、あるいは樹脂注入後に真空脱泡する
のが望ましい、所定の加熱により樹脂モールド部・４を
硬化させた後、チョークコイルＡをキャビデイ１０から
取り出すと、第１図のような樹脂モールド部４によって
外装されたチョークコイルＡが得られる。
熱硬化性樹脂の樹脂モールド部４によって外装されてい
る。この熱硬化性樹脂の材質は特に限定されないが、例
えばエポキシ樹脂や不飽和ポリエステル樹脂、フェノー
ル樹脂、熱硬化性のウレタン樹脂等を用いることができ
る。このうち、電気的絶縁性、難燃性及び注型性にすぐ
れたエポキシ樹脂とウレタン樹脂が好適である。しかし
て、チョークコイル本体３を樹脂注型する場合には、第
２図に示すように、金型９のキャビティ１０内にチョー
クコイル本体３を倒立させて納入し、液状の熱硬化性樹
脂４ａをキャビティ１０内に注入する。この時、コイル
２の巻線間の隙間に熱硬化性樹脂４ａを浸入させるため
、真空注型するか、あるいは樹脂注入後に真空脱泡する
のが望ましい、所定の加熱により樹脂モールド部・４を
硬化させた後、チョークコイルＡをキャビデイ１０から
取り出すと、第１図のような樹脂モールド部４によって
外装されたチョークコイルＡが得られる。
また、図示しないが、別な実施例としては、鉄粉と熱硬
化性樹脂とからなる複合材料によって樹脂モールド部４
を成形してもよい。この場合には、複合磁性体コア１と
同様な材料を用いてもよい。この実施例では、樹脂モー
ルド部４に鉄粉が含まれているので、磁気シールド性を
備えたチョークコイルＡが得られるが、一方耐電圧性を
損ねないように複合磁性体コア１の鉄粉含有割合よりも
低い含有割合にしておく必要がある。
化性樹脂とからなる複合材料によって樹脂モールド部４
を成形してもよい。この場合には、複合磁性体コア１と
同様な材料を用いてもよい。この実施例では、樹脂モー
ルド部４に鉄粉が含まれているので、磁気シールド性を
備えたチョークコイルＡが得られるが、一方耐電圧性を
損ねないように複合磁性体コア１の鉄粉含有割合よりも
低い含有割合にしておく必要がある。
また、第３図に示すものは本発明のさらに他例であり、
チョークコイルＡの外形をした熱可塑性樹脂等のケース
１１内にチョークコイル本体３を納め、このケース１１
内に熱硬化性樹脂４ａもしくは前記複合材料を注型し、
チョークコイル本体３とケース１１との間に樹脂モール
ド部４を充填させ、硬化後はそのままケース１１をチョ
ークコイルＡの外装ケースとして使用できるようにした
ものである。
チョークコイルＡの外形をした熱可塑性樹脂等のケース
１１内にチョークコイル本体３を納め、このケース１１
内に熱硬化性樹脂４ａもしくは前記複合材料を注型し、
チョークコイル本体３とケース１１との間に樹脂モール
ド部４を充填させ、硬化後はそのままケース１１をチョ
ークコイルＡの外装ケースとして使用できるようにした
ものである。
キャビティからチョークコイルを取り出した。
こうして得られた熱硬化性樹脂の樹脂モールド部によっ
て外装された本発明実施例のチョークコイルと、樹脂モ
ールド部によって外装されていない比較例のチョークコ
イル（チョークコイル本体）について、通電時の温度上
昇と耐電圧性とを測定した。
て外装された本発明実施例のチョークコイルと、樹脂モ
ールド部によって外装されていない比較例のチョークコ
イル（チョークコイル本体）について、通電時の温度上
昇と耐電圧性とを測定した。
温度上昇は、コイルに２Ａ、６０）１ｚの電流を３０分
間通電した後に測定した。また、耐電圧性は、温度１２
）℃、湿度１００％ＲＨ１２気圧のプレッシャークツカ
ー加速試験機中に１００時間放置後、交流通電により耐
電圧性を測定した。この結果を表１に示す。
間通電した後に測定した。また、耐電圧性は、温度１２
）℃、湿度１００％ＲＨ１２気圧のプレッシャークツカ
ー加速試験機中に１００時間放置後、交流通電により耐
電圧性を測定した。この結果を表１に示す。
表１
からなる注型用の熱硬化性樹脂を用い、第２図のように
チョークコイル本体を納入されたキャビティ内に注型成
形した。このまま、１２０℃で３時間加熱し、ついで１
５０℃で１５時間加熱し、この後したがって、熱硬化性
樹脂の樹脂モールド部によって外装された複合磁性体コ
アを用いたチョークコイルでは、放熱性がよく、通電時
の温度上昇が小さいことがわかる。また、耐電圧性の向
上も確認された。
チョークコイル本体を納入されたキャビティ内に注型成
形した。このまま、１２０℃で３時間加熱し、ついで１
５０℃で１５時間加熱し、この後したがって、熱硬化性
樹脂の樹脂モールド部によって外装された複合磁性体コ
アを用いたチョークコイルでは、放熱性がよく、通電時
の温度上昇が小さいことがわかる。また、耐電圧性の向
上も確認された。
本発明によれば、要するに、樹脂モールド部によって複
合磁性体コアを用いたチョークコイルの耐電圧性を高め
ることができる。さらに、チョークコイルの放熱性を良
好にすることができると共に通電時の振動音の発生も防
止できた。
合磁性体コアを用いたチョークコイルの耐電圧性を高め
ることができる。さらに、チョークコイルの放熱性を良
好にすることができると共に通電時の振動音の発生も防
止できた。
第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は同上
の樹脂モールド時における概略断面図、第３図は本発明
の他例を示す断面図である。 １・・・複合磁性体コア ２・・・コイル ３・・・チョークコイル本体 ４・・・樹脂モールド部
の樹脂モールド時における概略断面図、第３図は本発明
の他例を示す断面図である。 １・・・複合磁性体コア ２・・・コイル ３・・・チョークコイル本体 ４・・・樹脂モールド部
Claims (3)
- （１） 鉄粉と熱硬化性樹脂により成形された複合磁性
体コアとコイルを備えたチョークコイル本体を、熱硬化
性樹脂を主材とする樹脂モールド部によつて外装したこ
とを特徴とするチョークコイル。 - （２） 前記樹脂モールド部をエポキシ樹脂もしくはフ
ェノール樹脂もしくは熱硬化性ウレタン樹脂によって成
形したことを特徴とする請求項（１）のチョークコイル
。 - （３） 前記樹脂モールド部を熱硬化性樹脂と鉄粉との
複合材料によって成形したことを特徴とする請求項（１
）のチョークコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6658789A JPH02244704A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | チョークコイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6658789A JPH02244704A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | チョークコイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02244704A true JPH02244704A (ja) | 1990-09-28 |
Family
ID=13320222
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6658789A Pending JPH02244704A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | チョークコイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02244704A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006022262A1 (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Nippon Kagaku Yakin Co., Ltd. | 磁性コア部品の製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63196018A (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-15 | Tdk Corp | インダクタンス素子 |
-
1989
- 1989-03-17 JP JP6658789A patent/JPH02244704A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63196018A (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-15 | Tdk Corp | インダクタンス素子 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006022262A1 (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Nippon Kagaku Yakin Co., Ltd. | 磁性コア部品の製造方法 |
| US7785424B2 (en) | 2004-08-23 | 2010-08-31 | Nippon Kagaku Yakin Co., Ltd. | Method of making a magnetic core part |
| JP4763609B2 (ja) * | 2004-08-23 | 2011-08-31 | 日本科学冶金株式会社 | 磁性コア部品の製造方法 |
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