JPH0224342B2 - - Google Patents

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JPH0224342B2
JPH0224342B2 JP14905381A JP14905381A JPH0224342B2 JP H0224342 B2 JPH0224342 B2 JP H0224342B2 JP 14905381 A JP14905381 A JP 14905381A JP 14905381 A JP14905381 A JP 14905381A JP H0224342 B2 JPH0224342 B2 JP H0224342B2
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JP
Japan
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oxygen
gas
tank
aeration tank
dissolved oxygen
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JP14905381A
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English (en)
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JPS5850462A (ja
Inventor
Kyoji Kurokawa
Taishin Shuda
Ryohei Tanuma
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/18Water
    • G01N33/1806Biological oxygen demand [BOD] or chemical oxygen demand [COD]

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Activated Sludge Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多段に分割されかつ覆蓋構造を有す
るエアレーシヨンタンクを用いて廃水を処理する
酸素活性汚泥法において、エアレーシヨンタンク
内の平均溶存酸素濃度(平均DO)を測定する方
法及び装置に関する。
酸素活性汚泥法は、微生物への酸素供給源とし
て純酸素又は酸素富化空気を用いるものであり、
近年注目されつつある廃水処理法である。この処
理法の特徴は、高濃度酸素含有ガスを用いること
により水中への酸素溶解速度、即ち微生物への酸
素供給能力を高め、処理の高速化と装置の小型化
を可能にした点にある。しかし、一方では酸素生
成コストが運転コストの大きな部分を占めるため
に、酸素供給量を必要最少限にとどめることがこ
の処理法の経済性を高める上で重要な課題であ
る。
これを行なうためには、何らかの方法でエアレ
ーシヨンタンク内の溶存酸素を検出し、溶存酸素
を微生物の活性が低下しない最少レベルに維持す
るように酸素を供給しなければならない。この目
的のために、従来から溶存酸素検出用隔膜電極が
広く用いられてきた。しかし、この隔膜電極は浸
漬型であるために検出部が汚染され易く、特に酸
素活性汚泥法の場合には、電極表面への微生物の
付着が著しいために、この電極を用いて長期にわ
たり安定して溶存酸素を測定することは困難であ
る。
したがつて、本発明の目的は、従来の溶存酸素
測定用隔膜電極を用いる方法に代る、新規な溶存
酸素測定法を提供することである。本発明の他の
目的は、溶存酸素の測定に際して従来のような溶
存酸素検出部の汚染の問題を生じず、しかも長期
にわたり安定して作動できる溶存酸素測定装置を
提供することである。
本発明者は、上記の目的を達成するために鋭意
研究した結果、(a)エアレーシヨンタンクへの酸素
含有注入ガスと該タンクからの排出ガスの流量を
測定し、(b)注入ガスおよびエアレーシヨンタンク
各段気相部におけるガス酸素分圧を測定し、(c)前
記エアレーシヨンタンク内の水温を測定し、(d)前
記各測定値から前記エアレーシヨンタンク内の平
均溶存酸素を演算することにより、酸素活性汚泥
法におけるエアレーシヨンタンク内の平均溶存酸
素を測定できることを見出した。これは、溶存酸
素と酸素含有ガスの流量及び酸素分圧との間には
一定の関係が成り立つという知見に基いている。
本発明の対象となる酸素活性汚泥処理系は、エ
アレーシヨンタンクが多段に分割されており、か
つ覆蓋構造を有するものである。説明を簡略化す
るために三槽式処理系の一例を第1図に示す。こ
の処理系では、被処理水がエアレーシヨンタンク
1の槽1Aに流入されると共に純酸素又は酸素富
化空気が注入され、エアレータにより曝気され
る。被処理水は槽1B,1Cへ順次流れ、そして
エアレータで曝気され、沈殿池へ流れた後に処理
水として放出される。
前述のように、本発明の方法は、溶存酸素と酸
素含有ガスの流量及び酸素分圧との間には一定の
関係が成り立つという知見に基くものであるが、
説明を簡単にするために上記のような三槽式処理
系を参照して本発明の方法の原理を以下に説明す
る。
三槽式処理系については、溶存酸素と酸素含有
ガスの流量及び酸素分圧との間には次の式(1)が成
り立つ。
3Ab=KLa1(C* 1−C1) +KLa2(C* 2−C2)+KLa3(C* 3−C3) (1) ここで、KLa1〜3はエアレーシヨンタンク1の
各槽(1A,1B及び1C)の総括酸素移動係数
であり、C* 1〜3は各槽の気相部の酸素分圧と平衡と
なる溶存酸素であり、C* 1〜3は各槽の溶存酸素であ
る。また、Abは酸素吸収量であり、次の式(2)で
計算することができる。
Ab=FePe−FaPa (2) ここで、Fe及びFaはそれぞれ注入ガス及び排
出ガスの流量であり、Pe及びPaはそれぞれ注入
ガス及び排出ガスの酸素分圧である。
飽和溶存酸素は、ヘンリーの法則によりガス中
の酸素分圧に比例し、比例定数は温度の関数とし
て表わすことができるためC* 1〜3は気相中の酸素分
圧と水温から決定することができる。また、KL
a1〜3は定数と考えてよい。しかし、(1)式に含まれ
る変数はC1、C2及びC3の3個であるから、この
ままではこれらの変数を決定することができな
い。
これに対して、本発明者は、密閉型多段酸素曝
気プラントにおいては各槽の溶存酸素がほとんど
等しくなるように設計されている点に着目した。
即ち、各槽の溶存酸素がほとんど等しいと仮定す
れば、次の関係が得られる。
C1≒C2≒C3≒ (3) ここでは槽平均溶存酸素である。
したがつて、C1、C2及びC3をで置き換える
ことによりが次の式により決定することができ
る。
=KLa1C*1+KLa2C*2+KLa3C*3−3Ab/KLa1+KL
a2+KLa3(4) ところで、狭い温度範囲内ではC*と酸素分圧
Pとの関係は次の式で表わすことができる C*i=Piexp〔A/T+B〕、i=1、2、3(5) (3槽目の酸素分圧P3は排出ガスの酸素分圧
Paと同じ) ここで、C*の単位をmg/、Pの単位を気圧
(atm)として係数を求めると A/T+B=1625.4/T−1.775 (7) となる。
上記の式(4)に式(2)、(6)及び(7)を代入する。
=KLa1P1+KLa2P2+KLa3Pa)exp〔1625.4/T−1.775
〕−3(FePe−FaPa)/KLa1+KLa2+KLa3(8) 前述のようにKLa1、KLa2及びKLa3は定数とみ
なせるので、次のように置く。
上記の式(8)に式(9)を代入する。
=K4(K1P1+K2P2+K3Pa)exp〔1625.4/T−1.775〕
−3K4(FePe−FaPa)(10) したがつて、式(10)において測定すべき変数は、
Pe(即ち注入ガス導管中の酸素分圧)、Pa(排ガス
導管中の酸素分圧)、P1(第1槽の気相部の酸素
分圧)、P2(第二槽の気相部の酸素分圧)、Fe(注
入ガスの流量)、Fa(排ガスの流量)、T(エアレ
ーシヨンタンクの水温)となる。
以上のように、酸素含有注入ガスと排出ガスの
流量を測定し、注入ガスとエアレーシヨンタンク
各槽気相部の酸素分圧を測定し、エアレーシヨン
タンク内の水温を測定し、これらの測定値から演
算することによつてエアレーシヨンタンク内の平
均溶存酸素を測定することができる。例えば、第
1図に記載の処理系に関して説明すれば、酸素含
有注入ガスの流量Feはガスメータ2により測定
され、またエアレーシヨンタンク1からの排出ガ
スの流量Faはガスメータ3により測定される。
また、注入ガス導管、槽1A及び1B、排ガス導
管の各サンプリング点からのガスは電磁弁4によ
り順次に酸素分析計6に導かれ、各サンプリング
点の酸素分圧Pe、P1、P2、Paが測定される。電
磁弁4はシーケンスコントローラ5によつて駆動
される。このシーケンスコントローラは、サンプ
リング点に応じた識別信号を演算器8に入力させ
る働きもする。エアレーシヨンタンク内の水温T
は温度センサ7により測定される。測定された注
入ガス及び排出ガスの流量Fe、Pa、注入ガス及
び各槽の気相部の酸素濃度Fe、Pa、P1、P2並び
に水温Tは演算器8に入力され、槽平均溶存酸素
が求められる。
ここで、実際に稼動中の酸素活性汚泥処理系を
用いて、本発明の方法に従う槽平均溶存酸素の計
算値と実測値との比較結果を第2図、第3図及び
第4図に示す。第2図及び第3図は比較的短期間
(1〜1.5ケ月)にわたる試験であり、第4図は約
6ケ月間の試験のデータである。これらのデータ
から、本発明の方法に従う槽平均溶存酸素の計算
値が実測値と非常に良く一致していることが認め
られる。
以上のように、本発明に従えば、ガスの流量と
酸素分圧及び水温を測定するだけで槽平均溶存酸
素を容易にかつ長期にわたり安定して測定するこ
とが可能であり、これを酸素活性汚泥法の溶存酸
素の制御に利用することにより、注入酸素量の節
約と処理水質の向上を計ることが可能となる。ま
た、本発明に従えば、測定が簡便であると共に、
従来の隔膜電極の使用による検出部の汚染による
トラブルのような問題はまつたく生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を用いることができる
酸素活性汚泥処理プラントの一例を示す概略図で
ある。第2図、第3図及び第4図は、実際に稼動
中の酸素活性汚泥処理プラントで得られた本発明
の方法に従う槽平均溶存酸素の計算値と実測値と
の比較を示すグラフである。 1……エアレーシヨンタンク、2,3……ガス
メータ、4……電磁弁、5……シーケンスコント
ローラ、6……分析計、7……温度センサ、8…
…演算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多段に分割され、かつ覆蓋構造を有するエア
    レーシヨンタンクを用いて廃水を処理する酸素活
    性汚泥法において、酸素含有注入ガスと排出ガス
    の流量を測定し、注入ガスおよびエアレーシヨン
    タンク各段気相部におけるガスの酸素分圧を測定
    し、前記エアレーシヨンタンク内の水温を測定
    し、前記各測定値から前記エアレーシヨンタンク
    内の平均溶存酸素を演算することよりなる溶存酸
    素濃度の測定法。
JP14905381A 1981-09-21 1981-09-21 酸素活性汚泥法における溶存酸素濃度測定法 Granted JPS5850462A (ja)

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AU3463097A (en) * 1996-07-19 1998-02-10 Mitsubishi Chemical Corporation Device for controlling dissolved oxygen concentration of aeration tank, device for controlling temperature of aeration tank, device for controlling flow rate of raw water for homogeneous-flow liquid surface, and wastewater treatment equipment used in activated sludge process
US6306350B1 (en) * 1999-05-19 2001-10-23 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Water sampling method and apparatus with analyte integration
JP5327178B2 (ja) * 2010-10-07 2013-10-30 新日鐵住金株式会社 金属の腐食速度予測方法、及び、金属の腐食寿命予測システム

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JPS5850462A (ja) 1983-03-24

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