JPH02243240A - 空気流しゃへい板 - Google Patents

空気流しゃへい板

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JPH02243240A
JPH02243240A JP6360989A JP6360989A JPH02243240A JP H02243240 A JPH02243240 A JP H02243240A JP 6360989 A JP6360989 A JP 6360989A JP 6360989 A JP6360989 A JP 6360989A JP H02243240 A JPH02243240 A JP H02243240A
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JP
Japan
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air flow
shield plate
tool
flow shield
machining fluid
Prior art date
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Pending
Application number
JP6360989A
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English (en)
Inventor
Shinichi Nagashima
長嶋 真一
Toshio Tamura
利夫 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は研削盤等の工具が高速で回転運動する工作機械
に係り、特に加工液を有効に供給するのに好敵な、空気
流しゃへい板に関する。
〔従来の技術〕
従来、加工液を加工点へ供給する時に、空気流の悪影響
を取り除いて加工液の供給状態を改善する方法として、
第2図に示すごとく砥石回転方向It A”に対して、
加工液供給ノズル50の手前かつ砥石3o近傍に空気流
しやへい板70を取りつける方法がある。また、別の方
法として、空気流を突き破って加工液が加工点近傍へ到
達するよう、10気圧くらいの高圧でジェット化して供
給する方法もある。なお、これらの方法は例えば。
研削加工と砥粒加工(1984)共立出版、p126に
挙げられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、前者においては、工具側面の空気流の
しゃへいの点について配慮がされておらずまた。ギャッ
プ調整が複雑かつ困難であり、後者においては、装置が
複雑かつ高価であるという問題があった。
本発明の目的は、工具が高速で回転運動をすることに起
因して生じる空気流の悪影響を取り除き、加工液を十分
に加工点近傍へ供給するための工夫を、安価かつ簡単な
方法で提供することにある。
c問題点を解決するための手段〕 上記目的は、空気流しゃへい板の材質を工具で加工でき
るものとし、空気流しゃへい板を工具方向へ移動しうる
移動機構により、工具に切り込ませることにより、達成
される。
〔作用〕
本発明によれば、工具作用面の空気流を空気流しやへい
板によりじゃへいすることができ、さらに、工具と空気
流しゃへい板とのギャップをもたないため、複雑なギャ
ップ調整をする必要がなく、また、工具側面の空気流も
前記空気流しゃへい板でじゃへいすることができる。そ
れによって、加工液供給ノズルから噴射された加工液は
、空気流の悪影響を受けずに、十分に加工点近傍へ到達
することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。第1
図において、10は主軸、20はフランジ、30は前記
フランジ−20を介して前記主軸1oに取り付けられた
砥石、40はワーク、50は加工液供給ノズルであり、
70は、移動機構60を介して固定治具80により主軸
10に取り付けられた空気流しゃへい板である。
ここで、主軸10は、矢印′″A″A″方向し、矢印I
f C”方向に移動して位置決めし、矢印11 B”方
向に移動して切り込みを行う、その後、ワーク40が矢
印”D”方向に移動し加工が行なわれる。
その際、加工液供給ノズル50から加工液が供給される
が、ここで加工液供給ノズル5o近傍かっ、回転方向”
A”に対し加工液供給ノズル5oの手前に空気流しゃへ
い板70が固定される。更にこの時、空気流しゃへい板
70は砥石3oに切り込まれる様、移動機構60により
矢印II D 71方向に移動される。
これらにおいて、主軸10は、エアーベアリング等によ
り保持され、高周波モータ等により開動される、回転数
が約30000rp+mの高速で回転運動するスピンド
ルである。砥石3oは、例えば粒子i#320から#5
000程度のメタルボンド等のダイヤモンド砥石などで
あり、外径は約φ50m厚さ0.3 ra程度などであ
る。本実施例において砥石周速は約4700 m/wi
nであるが、本発明は、工具が高速で回転運動をするこ
とに起因して起こる空気流の悪影響を対象としており、
工具の周速が1000 m/win以上になる工作機械
であれば、主軸10の構造及び回転数はもとより、工具
の種類、大きさ、形状等、−切問わない事は明らかであ
る。
また本実施例において、ワーク40は、例えばジルコニ
ア、SiC及びアルミナ等のセラミックスであり、砥石
30のフランジ20からの突出し量は約3f111、切
込み量は約2on、テーブルの送り速度は約40 rr
m / winの加工条件で、砥石3oにより、ワーク
40に機械加工を施こす。ここにおいても、ワークの材
質、形状及び加工条件等は一切問わない。が1本実施例
のごとく超高周速の極薄刃砥石で硬ぜい材セラミックス
を加工する時、本発明は特に有効である。
この時、加工点周辺域に取りつけられた1個又は複数個
(本実施例では1個)の加工液供給ノズル5oから加工
液が供給される。そこで、空気流の悪影響を取り除くた
め、移動機構60を有した、空気流しやへい板70が固
定治具80により、主軸10に保持されており、加工液
供給ノズル50は、工具の回転方向°”Al1に対して
、空気流しやへい板70とワーク40の間に位置し、更
に、空気流しやへい板70の近傍へ配置される。この時
本実施例では、砥石30が、空気流しやへb1板70を
約2.5 rrm切り込むように、移動機構60により
空気流しやへい板70が移動されている。ここで、空気
流しやへい板70の形状は、各加工条件において、砥石
に切り込まれるだけの十分な長さを有し、砥石30の刃
幅より十分に幅広いものであれば良く、平板でも、流体
力学的に設計された翼の様なものでも一切問わない。ま
た、その材質は、加工しやすいカーボンやシリコンやフ
ェライト等が望ましいが、工具により加工できるもので
あれば材質は問わない。この時、空気流しやへい板7o
の材質を工具に対してドレス効果のある材質(本実施例
においてはSjC砥粒を焼結させたドレスポード等)を
用いて、ドレッシングを行うこともできる。更に、移動
機構を利用して、加工しながらドレッシングを行う事も
可能である。
更に本実施例においては、空気流しやへい板を約2.5
 m切り込ませたが、砥石径やフランジからの突出し量
、加工条件等に合わせて適宜調整可能であり、切り込ま
せる量については問わない。
また本実施例では、移動機構60に、マイクロメータヘ
ッド付のステージを使用したが、上記切り込ませる量以
上に移動可能でかつ、加工中の抵抗に耐えつる十分な剛
性を有していれば、構造は問わない。
また本実施例では、移動機構60が、主軸10に固定さ
れているが、加工中に砥石30と空気流しやへい板70
との相対位置が変化しなければ。
固定箇所構造は間ねない、また加工液供給ノズル50は
、主軸10に固定されている事が望ましいが、前述の配
置位置を満足していれば、構造は問わない。
以上のように構成した本発明の空気流しやへい板を用い
れば、空気流の悪影響を取り除き、研削点近傍に有効に
加工液を供給することができる。
以下第3図から第7図に本発明による空気流しやへい板
の他の実施例を示す。第3図は、前述の実施例における
主軸10と移動機構60の接続部に、空間的自由度をも
たせたもので、加工条件の変化に対応して空気流しやへ
い板の位置を変化させ、加工液を有効に供給できるよう
にしたものである。また、第4図は、前述の実施例にお
ける加工液供給ノズル50を、移動機構60のベースに
取りつけたものであり、加工条件に対応して加工液を有
効に供給できるように空気流しやへい板の位置を変化さ
せても、空気流しやへい板と、加工液供給ノズルの相対
位置が変化しないようにしたものである。また、第5図
は、前述の実施例における加工液供給ノズル5oの加工
液噴射方向を。
砥石30の方向ではなく、空気流しやへい板70の方向
へ向けたものである。この場合、加工液噴射方向を、空
気流しやへい板の垂直方向″E′″と、空気流しやへい
板70と砥石30の接点′″P″′の方向”F”との間
にする事により、加工液が、空気流しやへい板7oぞい
に点II P ITに供給され、空気流しやへい版下面
における空気流のまきごみを取り除いたものである。ま
た、第6図は、前述の実施例における加工液供給ノズル
を、空気流しやへい板70の内部に形成したものであり
、この場合簡単な構造で、加工液を有効に供給すること
ができる。最後に第7図は、前述の実施例における空気
流しやへい板70の材質を、軽石のような多孔質の材料
とし、その一部に加工液を供給することにより、空気流
しやへい板の表面に加工液をしみ出させることによって
、加工液を有効に供給できるものである。
以上、工具作用面から切り込ませる空気流しやへい板に
ついて述べたが、これらは工具側面から切り込ませる事
も可能であり、フランジからの突き出しが大きく、更に
刃巾の厚い工具において、工具作用面及び両側面から空
気流しやへい板を切り込ませる事により、砥石全面の空
気流を効率良くしやへいすることができる。なお、砥石
は一枚の場合について記述したが、2枚以上重ね合わせ
て使用するマルチ刃についても同様の効果があることは
明らかである。
〔発明の効果〕
以上、本発明をいくつかの実施例に基き、詳しく説明し
たが、これらの説明から理解できるように、本発明によ
れば、簡単な移動機構の作動によって、空気流しやへい
板に工具を切り込ませることで、工具作用面及び側面の
空気流をしやへいし、加工液を有効に供給することがで
きる。さらに工具作用面と空気流しやへい板とのギャッ
プ調整が不必要なので、作業も簡便になる。
また、加工液供給ノズルを空気流しやへい板が兼ねるこ
とで、加工点に非常に近い位置に加工液を供給すること
ができ、加工液の供給効率がより良くなる。
以上のごとく、本発明によれば加工液を有効に供給でき
るので、加工精度を向上する効果がある。
たとえば、切断加工においては、本発明により切断面の
真直度を向上したり、切断によるそりを低減する効果が
ある。以下本効果の一例を上げる。
刃厚Q、 3 m 、粒度#800のダイヤモンド砥石
を用い、幅3 m 、高さ4 mm 、長さ25mmの
例えばジルコニア等のセラミックスを、砥石周速470
0 m/+iin 1パスの切込量10μm、テーブル
送り速度100 m / sの条件で切断加工する場合
において、空気流しやへい板を使用しない場合、切断面
の真直度は25画方向で5μmであり。
切断によるそり量は、25m方向で0.3μmであった
・ 同じ条件において、本発明の第1図のごと〈実施例に基
づく空気流しゃへい板を使用した場合は。
切断面の真直度は25++a方向で3μmに向上し、切
断によるそり量は、25IIIT1方向で0.15μm
に向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における全体的構成を示す斜
視図、第2図は本発明に最も近い、従来技術を示す正面
図、第3−は他の実施例における構造を示す斜視図、第
4図、第5図、第6図、第7図は、それぞれ、他の実施
例における空気流しやへい板と加工液供給ノズルの位置
及び、加工液の供給方向を示す正面図である。 10・・・主軸、20・・・フランジ、3o・・・砥石
、40・・・ワーク、50・・・加工液供給ノズル、6
0・・・移動機構、70・・・空気流しゃへい板、8o
・・・固定治具。 躬2虐

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、研削盤等工具が高速で回転運動する工作機械におい
    て、加工液供給ノズルと空気流しゃへい板と移動機構を
    具備し、前記空気流しゃへい板を、工具回転方向に対し
    前記加工液供給ノズルの手前かつ近傍に設置し、更に、
    前記移動機構により前記空気流しゃへい板を前記工具が
    明らかに切り込むまで移動させることにより、前記空気
    流しゃへい板と前記工具とが人為的に作られたギャップ
    を持たない事を特徴とする、空気流しゃへい板。 2、工具作用面のみならず、工具側面の空気流もしゃへ
    いすることを特徴とした請求項1記載の空気流しゃへい
    板。 3、前記空気流しゃへい板を、前記工具に対してドレス
    作用のある材質とすることで、前記空気流しゃへい板を
    工具が切り込むことにより、工具がドレッシングされる
    ことを特徴とした請求項1記載の空気流しゃへい板。 4、前記空気流しゃへい板に加工液供給ノズルとなりう
    る穴及び加工液を供給するジョイント及び前記ノズルと
    なりうる穴と前記ジョイントの間を加工液がながれる通
    路を形成することにより、空気流しゃへい板と加工液供
    給ノズルを一体構造としたことを特徴とする請求項1記
    載の空気流しゃへい板。 5、前記空気流しゃへい板の材質を加工液が浸透しうる
    ポーラスなものとし、かつ前記空気流しゃへい板に加工
    液を供給するジョイントを設ける構造とし、前記加工液
    が、前記空気流しゃへい板内部を通り周囲にしみ出る事
    で、加工液を供給することを特徴とした請求項1記載の
    空気流しゃへい板。 6、前記空気流しゃへい板に移動機構を具備し、前記移
    動機構により前記空気流しゃへい板を動かすことで、工
    具に切り込ませる量を任意に調整可能としたことを特徴
    とする請求項1記載の空気流しゃへい板。 7、前記空気流しゃへい板の固定用治具に、空間的自由
    度を持たせることで、しゃへい板の位置、及び傾きを、
    任意に調整可能としたことを特徴とする請求項1記載の
    空気流しゃへい板。
JP6360989A 1989-03-17 1989-03-17 空気流しゃへい板 Pending JPH02243240A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999051394A1 (fr) * 1998-04-03 1999-10-14 Sumitomo Special Metals Co., Ltd. Dispositif d'usinage et procede d'usinage pour element magnetique
JP5688746B1 (ja) * 2014-02-27 2015-03-25 伸一 藤谷 回転刃用防塵ユニット

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