JP5688746B1 - 回転刃用防塵ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】回転刃による対象物の切断、研削又は研磨等の作業を中断することなく、回転刃に確実かつ継続的に水を供給しつづけ、回転刃によって発生する塵の飛散を防止することのできる回転刃用防塵ユニットを提供する。【解決手段】カバー50cを備える回転刃50bが、被処理対象物に接触することで飛散する塵を、前記回転刃50bに水を供給することで低減させる回転刃用防塵ユニット1を、前記回転刃50bの側面に当接する吸水体2と前記吸水体2に水を吐出するノズル3と前記カバー50cに連結し前記ノズル3の位置決めをする金具4から構成される装着部1aと、前記ノズル3に水を送液する送液部1bと、からなる構成とした。【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート、石、金属、木材、塩化ビニルなどのプラスチック等の対象物を切断、研削又は研磨等する回転刃を回転させ、対象物に当接したときの粉塵を水で低減させる、回転刃用防塵ユニットに関する。
回転刃による、切断、研削又は研磨等において、粉塵を低減させる技術として、特許文献1の考案が公開されている。特許文献1の考案は、コンクリート等の切断に用いるグラインダに装着して、粉塵の飛散を防止し、かつ集塵も効果的に行うことができる装置であって、グラインダ1の回転刃3に沿って設けられた防護部材4に着脱自在に取り付けられる多孔質吸水性カバー10と、前記防護部材4の後端附近に着脱自在に取り付けられる多孔質吸水性フード20からなる防塵装置である。
特許文献1の段落0012には、「前記カバー10は、図3及び図4に示すように、前記面ファスナ5に対応して係合する面ファスナ11を有するわん曲した係止部12と、この上端から回転刃3を被うように突き出したほぼ三日月型のひさし部13から成る。このひさし部13は、スポンジ、綿(わた)等の多孔質で吸水性のある材料によって形成するのが好ましい。また、係止部12の先端にフラップ14を設け、このフラップ14の中間にスリット15を設けて、回転刃3がこのスリット15を通って回転するようにしておけば、防塵効果がより向上する。このフラップ14もスポンジ等の多孔質吸水性材料で形成するのがよい。」とある。
また、段落0017には、「上記のような防塵装置を用いる場合には、ひさし部13や集塵袋22に水を含浸させておけば防塵・集塵効果が向上する。」とある。
すなわち、引用文献1のグラインダの防塵装置は、多孔質吸水性カバーで、回転刃を覆い、かつ多孔質吸水性フードで粉塵を回収するというものであり、必用に応じて水を含浸させるものである。
しかしながら、引用文献1のグラインダの防塵装置では、多孔質吸水性カバーに水を含浸させたとしても、作業の進行とともに、回転刃の回転により含浸された水は吹き飛ばされ、十分な粉塵防止効果を発揮せず、維持することができない。防塵効果を維持するためには、時折切断、研削又は研磨等作業を中断し、多孔質吸水性カバーへの含水作業を行わなければならず、煩雑でかつ非効率的であった。
実開平5−85545号公報
そこで、本発明は、回転刃による対象物の切断、研削又は研磨等の作業を中断することなく、回転刃に確実かつ継続的に水を供給しつづけ、回転刃によって発生する塵の飛散を防止することのできる回転刃用防塵ユニットを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、
(1)
カバーを備える回転刃が、被処理対象物に接触することで飛散する塵を、前記回転刃に水を供給することで低減させる回転刃用防塵ユニットであって、
前記回転刃の側面に当接する吸水体と前記吸水体に水を吐出するノズルと前記カバーに連結し前記ノズルの位置決めをする金具から構成される装着部と、
前記ノズルに水を送液する送液部と、からなることを特徴とする回転刃用防塵ユニット。
(2)
前記ノズルが、前記吸水体に覆われる筒状の本体と、前記本体から分岐した筒状の分岐管と、前記本体に回転可能に取り付けたバルブと、前記バルブに固定され前記分岐管と本体との連通穴を前記バルブの回転に伴い開閉する片と、からなることを特徴とする(1)に記載の回転刃用防塵ユニット。
(3)
前記金具が、前記カバーに連結するL字部と、前記L字部に前記ノズルの分岐管を固定する連結部と、からなることを特徴とする(2)に記載の回転刃用防塵ユニット。
(4)
前記装着部が、前記カバーの下端部に連結され、前記金具に、前記回転刃の回転により飛散する水しぶきを当てるプロテクターを備えることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の回転刃用防塵ユニット。
(5)
穴が穿設されたカバーを備える回転刃が、被処理対象部に接触することで飛散する塵を、前記回転刃に水を供給することで低減させる回転刃用防塵ユニットであって、
前記回転刃の側面に当接する吸水体と、
前記吸水体を収納するケースと、
前記ケースとカバーを連結し前記ケースの位置決めをする金具と、
前記カバーの穴を挿通し前記ケースに接続するホースと、
前記ホースに水を送液する送液部と、
からなることを特徴とする回転刃用防塵ユニット。
(6)
一端が前記金具に回動可能に固定され他端が前記カバーの外側に係止されるL字金具と、前記L字金具の穴に挿通するとともに前記L字金具の底面に位置しかつ前記カバーの内側に係止される突起と、前記突起を前記L字金具に固定するネジと、からなることを特徴とするストッパを備えることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載の回転刃用防塵ユニット。
(7)
前記送液部が、前記ノズルに接続するホースと前記ホースに水を送液するポンプからなり、
前記ポンプが浸る水を貯溜した容器と、前記容器の開口に係止され、前記回転刃を備えるハンディーグラインダの不使用時に載置する穴あき蓋と、を備えることを特徴とする(1)〜(6)のいずれかに記載の回転刃用防塵ユニット。
(8)
前記ホースと、前記ハンディーグラインダのコードを結束帯で束ねたことを特徴とする(7)に記載の回転刃用防塵ユニット。
(9)
カバーを備える据え置き型の丸鋸の回転刃が被処理対象部に接触することで飛散する塵を、前記回転刃に水を供給することで低減させる回転刃用防塵ユニットであって、
前記回転刃の側面に当接する吸水体と、
前記吸水体に水を吐出するノズルと、
前記カバーに連結し前記ノズルの位置決めをするコの字部を備える金具と、
前記ノズルに接続する水を送液する送液部と、
からなることを特徴とする回転刃用防塵ユニット。
(10)
前記金具と前記カバーとの連結が、磁石によることを特徴とする(1)〜(4)、(6)〜(9)のいずれかに記載の回転刃用防塵ユニット。
(11)
前記金具にネジを備え、前記ネジを締め付けて、前記装着部を強固に前記カバーに固定することを特徴とする(1)〜(4)、(6)〜(10)のいずれかに記載の回転刃用防塵ユニット。
(12)
前記吸水体が、スポンジであって、穴を備え、前記穴にノズルを挿通して前記ノズルに固定されることを特徴とする(1)〜(11)のいずれかに記載の回転刃用防塵ユニット。
(13)
カバーを備えた回転刃で被処理対象物を切断する際の粉塵を低減させるための前記回転刃に水を供給するノズルを、前記カバーに位置決めして固定する固定具であって、
前記カバーを挟み前記カバーにネジ留めされるとともに前記ノズルを備えるコの字留具と、一端が前記コの字留具に回動可能に固定され他端が前記カバーの外側に係止されるL字留具と、前記L字留具の穴に挿通するとともに前記L字留具の底面に位置しかつ前記カバーの内側に係止される突起と、前記突起を前記L字留具に固定するネジと、からなることを特徴とするノズル固定具。
とした。
本発明は、上記構成であるので、対象物の切断、研削又は研磨等の作業を中断することなく、回転刃に確実かつ継続的に水を供給しつづけ、回転刃によって発生する塵の飛散を防止することができる。また、対象物の切断、研削、研磨において、回転刃に本発明を用いることで、水で粉塵を減らすことができるため、粉塵吸引による作業者の健康被害を減らすことができる。
本発明である回転刃用防塵ユニットの第一の実施形態の使用状態の一例の斜視図である。 本発明である回転刃用防塵ユニットの第一の実施形態の装着状態の正面図である。 本発明である回転刃用防塵ユニットの第一の実施形態の平面図である。 本発明である回転刃用防塵ユニットの第一の実施形態の装着状態の図3A−A’位置での断面図である。なお、ノズルは断面としていない。 本発明である回転刃用防塵ユニットの第二の実施形態の使用状態の一例の斜視図である。 本発明である回転刃用防塵ユニットの第二の実施形態の装着状態の正面図である。 本発明である回転刃用防塵ユニットの装着部の第二実施形態の正面図(A)、背面図(B)である。 本発明である回転刃用防塵ユニットの第三の実施形態の使用状態の一例の斜視図である。 本発明である回転刃用防塵ユニットの第四の実施形態の斜視図である。 本発明である回転刃用防塵ユニットの第四の実施形態の使用状態の一例の斜視図である。 本発明である回転刃用防塵ユニットの第五の実施形態の使用時(A)、不使用時(B)の模式図である。 本発明である回転刃用防塵ユニットの第六の実施形態の使用状態の一例の斜視図である。
以下、図面に基づき本発明について詳細に説明する。なお、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
図1〜図4に示すように、本発明の第一の実施形態である回転刃用防塵ユニット1は、一部外周をカバー50cで覆われた回転刃50bを備えるハンディータイプのグラインダ50のカバー50cに装着して使用されるものあって、カバー50cに着脱可能に装着される装着部1aと、装着部1aに水を供給する送液部1bからなり、回転刃50bが被処理対象物に接触することで飛散する塵を、回転刃50bに水を供給することで低減させる。
なお、グラインダ50は、回転刃50bを回転させるモータを内蔵するとともに手によって把持される本体50aと、本体50aのモータに電気的に接続するコード50dと、コード50dの端部に備えられる電源に接続するプラグ50eと、からなり、一般に市場に流通している既存のグラインダ(サンダーなどと呼ばれることもある)を用いることができる。電源は、商用電源の他、バッテリ、発電機を用いることができる。また、エンジン式のグラインダであれば、モータ、コード50dを備えず、電源も不要である。エンジン式のグラインダにも、本発明は適用できる。
装着部1aは、スポンジ2と、ノズル3と、金具4と、磁石7とからなる。送液部1bは、ホース5と、ポンプ6とからなる。
スポンジ2は、穴2aが穿設され、穴2aにノズル3を挿通して、ノズル3に固定され、回転刃50bの側面に当接する。少なくとも、回転刃50bの側面の一部、刃部周辺に当接すればよい。スポンジ2を採用することなく、単に、水を回転刃50bに噴射、供給するだけでは、回転刃50bの回転により噴射、供給された水ははじき飛ばされ、回転刃50b十分に濡らすことができず、粉塵と水の共存物をなすことができず、粉塵の飛散効果が高くない。
スポンジ2は、多孔質で、吸水性素材であれば、特に、名称、素材は限定されない。例えば、布なども採用でき、各種素材を組み合わせることもできる。ここでは、形状をドーナツ型としたがその形状も限定されるものではない。スポンジ2とノズル3の固定方式は、ここに示した穴嵌着方式でも、さらにノズル3の外周に係止突起などを設けて、スポンジ2を回転刃50bの回転で吹き飛ばされないよう固定する方式、さらにスポンジ2の外周にリングを嵌め、ノズル3に結束、係止してもよい。
ノズル3は、図2、4に示すように、スポンジ2に覆われた筒状の本体3aと、本体3aから分岐した筒状の分岐管3bと、本体3a内部の形状に沿った形(長手方向に直交する位置の断面C型)の片3dを設け本体3aに回転可能に取り付けられたバルブ3cとからなり、水を本体3aの先端から吐出する。吐出された水は、スポンジ2に吸収されるとともに、回転刃50bを濡らす。
図4に示すように、本体3aと分岐管3bには連通穴3eが形設されている。バルブ3cに固定され、バルブ3cの回転に伴い開閉する片3dで、穴3eを開閉することができる。それにより、ノズル3への送水量を調節することができる。なお、バルブ3cは、ノズル3に備えることなく、ホース5など、別の部品に設けてもよい。結束帯5aの機能を備えたバルブであってもよい。また、バルブ3cを備えることなく、ポンプの駆動、蛇口の栓の開閉度などによって送水量を調節してもよい。
金具4は、L字部4aと、連結部4bと、留具4cからなり、カバー50cに磁石7を介して連結し、ノズル3の位置決めをする。なお、穴4eは、後述のストッパ42を連結するために用いることができる。
L字部4aは、カバー50cの上部に位置する平坦部と、平坦部から屈曲し回転刃50bの側面と平行な垂下部とからなる。平坦部のカバー50c側面に磁石7が留具4cで固定され、磁石7を介してカバー50cの上部に平坦部が位置固定される。
連結部4bは、薄い板を湾曲させて環状にし、環内部に分岐管3bが挿入され、留具4dで分岐管が固定される。また、環状でない部分で、連結部4bは、L字部4aの垂下部に留具4cで固定される。この結果、ノズル3が金具4に係止され、さらに金具4が磁石7を介して、カバー50cに連結し、回転刃用防塵ユニット1の装着部1bは、カバー50cにノズル3の位置が決められ、装着される。ここでは、金具4と連結部4bを別体としたが、ノズル3の位置決めができ、金具4をカバー50cに固定できれば、他の形態としてもよく、さらに一体としてもよい。
磁石7は、金具4のL字部4aのカバー50c側に留具7aで固定され、磁石7cの磁力により、鉄製等のグラインダ50のカバー50cに吸着し、金具4をカバー50cの外側に固定、連結し、回転刃用防塵ユニット1をカバー50cに着脱可能に装着することができる。ここでは、磁石7に穴を穿設し、ネジ及びナットからなる留具7aでL字部4aに固定した。磁石7がネオジウム磁石であれば、グラインダ50作業においても、回転刃用防塵ユニット1を安定的にカバー50cに装着することができる。
ホース5は、一端が分岐管3bに接続し、他端にはポンプ6を備える。図1に示すように、ホース5は、グラインダ50のコード50dと、プラスチックバンド、ゴム、紐、プラスチック製或いは金属製のクリップなどの結束帯5aでひとまとまりに束ねるとよい。ホース5、コード50dが邪魔にならず、作業性がよくなる。
ポンプ6は、水をホース5(ノズル3)に連続供給する。ここでは、ポンプ6の電源について図示を省略した。ポンプ6は、グラインダ50と同様、商用電源、バッテリ、発電機、ソーラーパネルに接続され、駆動する。
ポンプ6にオンオフスイッチがなくともよい。また、グラインダ50(回転刃50b)のオンオフ、グラインダ50の載置、に連動して、ポンプ6のオンオフを制御してもよい。それらに連動して、ポンプ6がオンオフすれば節水になる。ホース5をポンプ6に接続する代わりに、水道水の蛇口に接続し、水をノズル3に連続供給してもよい。蛇口の栓の開閉度によって送水量を調節することもできる。
送液された水は、ホース5から、分岐管3b、本体3aを通り、ノズル3から回転刃50b及びスポンジ2に吐出される。水は、回転刃50bにより発生する粉塵の共存物となり、粉塵の飛散を防止する。
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。図5〜図7に示すように、回転刃用防塵ユニット11は、カバー50cの下端部に装着される装着部11aと、送液部1bからなる。装着部11aは、スポンジ2と、ノズル3と、金具14と、プロテクター12とからなる。以下、実施例1と同一の符号名称は、同一の構成、作用を示すため、その説明を省略する。
金具14は、ノズル3の分岐管3bを固定する連結部4bと、連結部4bを固定する起立部16cを備えるL字のプレート16と、起立部16cに留具16bによって固定されるL字部4aと、L字部4aに留具7aによって固定される第二L字部15と、第二L字部15の穴15aに螺合するネジ13と、からなる。磁石7はL字部4aに備えられ、装着部11aは、磁石7を介してカバー50cの下端部の外側に装着される。なお、金具14は、ここでは、各パーツに分断したものを掲載したが、ネジ13を除き、一体に成形してもよい。勿論、プラスチック製であってもよい。また、連結部4bのみ別体としてもよい。
プロテクター12は、ゴムシート状などで、端部が金具14のプレート16の起立部16cから水平に屈曲した平坦部に留具16aで固定され、他端は下方に垂れ下がり、回転刃50bの回転により飛散する水しぶきを当て、作業者、作業場所周辺の汚れを低減させる。
図6に示すように、ネジ13を備え、ネジ13にて締め付けることで、L字部4a或いは起立部16cとで、装着部11aを強固にカバー50cに固定することができる。ネジ13を備えた場合には、磁石7は、装着部11aの固定維持としてではなく、装着部11aの装着段階、ネジ13の締め付け作業時の仮留めとなり、1人でも簡単に装着部11aをネジ13によって装着作業ができることとなる。
次に、本発明の第三の実施形態について説明する。図8に示すように、回転刃用防塵ユニット21は、装着部21aと、送液部21bからなる。
装着部21aは、スポンジ2と、ケース22と、金具24とからなる。送液部21bは、ホース5とポンプ6とからなり、一部外周をカバー51cで覆われた回転刃50bを備えるハンディータイプのグラインダ51に装着して使用される。
グラインダ51は、実施例1のカバー50cの上部に穴51dを穿設したものである。穴51dにホース5を挿通させる。
ケース22は、回転刃50bに当接する側の面が開口し、反回転刃50b側に穴22aが穿設され、内部にスポンジ2を収納する。スポンジ2は、回転刃50bに当接する側が、一部ケース22から突出している。穴22aには、ホース5が挿通、固定される。
金具24は、ここでは、カバー51cに固定される留具24aと、ケース22に固定される固定部24bと、それらを繋ぐ棒体24cとかなり、ケース22とカバー51cを連結し、ケース22の位置決めをする。
次に、本発明の第四の実施形態について説明する。図9〜図10に示すように、回転刃用防塵ユニット31は、一部外周をカバー60cで覆われた回転刃60bを備える据え置き型丸鋸60のカバー60cに装着して使用されるものであって、カバー60cに着脱可能に装着される装着部31aと、装着部31aに水を供給する送液部1bとかなり、回転刃60bが被処理対象物に接触することで飛散する塵を、回転刃60bに水を供給することで低減させる。
なお、据え置き型丸鋸60は、台60aに回転可能に備えられるモータ60dによって回転する回転刃60b、回転刃60bの上半分を覆うカバー60c、回転刃60b、モータ60d、カバー60cを上下回動するときに、掴む取っ手60eを備える。本発明は、この形態に限らず、磁石7を吸着させるカバー60c、回転刃60bを備える丸鋸に用いることができる。なお、カバー60cが磁石7を吸着することができない場合には、後述のネジ35のみによって装着部31aをカバー60cに固定すればよい。
装着部31aは、スポンジ2と、ノズル33と、金具34とからなる。
ノズル33は、L字管状の本体33aと、本体33aから分岐した分岐管33bと、バルブ3cに相当するバルブ33cからなり、回転刃60b側の本体33aの外周にスポンジ2が配置される。分岐管33bにホース5が接続し、ポンプ6によって、水がノズル33に供給される。
金具34は、コの字部34aと、ノズル33の本体33aを中に位置させ、留具4dで固定する環状の連結部34bと、ネジ35と、からなる。
コの字部34aは、図9に示すように、連結部34bに留具34cで固定され、一方の起立部にネジ35を、他方の起立部に磁石7が留具7aで固定されている。
このようにしてなる金具34を、図10に示すように、磁石7を配置した起立部がカバー60c内側に位置した上で、ネジ35で締め付け、金具14をカバー60cに固定する。これにより、ノズル33の位置決めができる。
次に、本発明の第五の実施形態について説明する。図11に示すように、本実施形態は、水10を循環使用することができる形態であって、回転刃用防塵ユニット1と、容器8と、蓋9からなる。
容器8は、内部に水10を貯溜し、水10にポンプ6が位置する。ポンプ6は、水10を吸引し、ホース5を介してノズル3に送液する。
蓋9は、容器8の上部の開口に係止され、回転刃50bを備えるハンディーグラインダ50の不使用時に載置する板或いは網状で、穴9aが穿設されている。図11(B)に示すように、グラインダ50を使用しないとき、蓋9にグラインダ50を載置すれば、ポンプ6の駆動を止めることなく、水10がノズル3と容器8内を循環し、節水でき、水10の容器8への補充回数を低減することができる。
次に、本発明の第六の実施形態について説明する。図12に示すように、回転刃用防塵ユニット41は、装着部41aと、送液部1bからなるもので、回転刃用防塵ユニット11の金具14が金具44に置換し、さらにストッパ42を備えるものである。
金具44は、金具14の連結部34bが連結部43に置換され、連結部43の穴にノズル3の本体3aを挿通させている。連結部43は、留具43aで起立部16cに回動可能に固定される。分岐管3bは、上向きに位置し、ホース5が本体50aに沿って配置させることができ、実施例2に比べ、作業性が一層高まる。
ストッパ42は、L字金具42aと、突起42cと、ネジ42bからなる。L字金具42aは、一端が金具14の起立部16cに回動可能に固定され、他端がカバー50cの外側に係止される。
突起42cは、L字金具42aに穿設した穴に挿通するとともに、L字金具42aの底面に位置し、かつカバー50cの内側に係止される。ネジ42bは、突起42cをL字金具42aに固定する。
回転刃用防塵ユニット41に、ストッパ42を備えることで、装着部41aの回転、位置移動を防ぎ、ノズル3を位置決めされた所定の位置に位置させることができる。また、L字金具42aが回転可能に、金具14に固定されるため、メーカー、型番ごとに、カバー50cのサイズが異なっても、確実にノズル3の位置決め、その位置を維持することができる。
1 回転刃用防塵ユニット
1a 装着部
1b 送液部
2 スポンジ
2a 穴
3 ノズル
3a 本体
3b 分岐管
3c バルブ
3d 片
3e 穴
4 金具
4a L字部
4b 連結部
4c 留具
4d 留具
4e 穴
5 ホース
5a 結束帯
6 ポンプ
7 磁石
7a 留具
8 容器
9 蓋
9a 穴
10 水
11 回転刃用防塵ユニット
11a 装着部
12 プロテクター
13 ネジ
14 金具
15 第二L字部
15a 穴
16 プレート
16a 留具
16b 留具
16c 起立部
21 回転刃用防塵ユニット
21a 装着部
21b 送液部
22 ケース
22a 穴
24 金具
24a 留具
24b 固定部
24c 棒体
31 回転刃用防塵ユニット
31a 装着部
33 ノズル
33a 本体
33b 分岐管
33c バルブ
34 金具
34a コの字部
34b 連結部
34c 留具
35 ネジ
41 回転刃用防塵ユニット
41a 装着部
42 ストッパ
42a L字金具
42b ネジ
42c 突起
43 連結部
44 金具
50 グラインダ
50a 本体
50b 回転刃
50c カバー
50d コード
50e プラグ
51 グラインダ
51c カバー
51d 穴
60 据え置き型丸鋸
60a 台
60b 回転刃
60c カバー
60d モータ
60e 取っ手

Claims (11)

  1. カバーを備える回転刃が、被処理対象物に接触することで飛散する塵を、前記回転刃に水を供給することで低減させる回転刃用防塵ユニットであって、
    前記回転刃の側面の全面に接触することなく外周部の一部に当接する穴を備えたスポンジと前記スポンジの穴に挿通するとともに水を吐出するノズルと前記カバーに連結し前記ノズルの位置決めをする金具から構成される装着部と、
    前記ノズルに水を送液する送液部と、
    からなることを特徴とする回転刃用防塵ユニット。
  2. 前記ノズルが、前記吸水体に覆われる筒状の本体と、前記本体から分岐した筒状の分岐管と、前記本体に回転可能に取り付けたバルブと、前記バルブに固定され前記分岐管と本体との連通穴を前記バルブの回転に伴い開閉する片と、からなることを特徴とする請求項1に記載の回転刃用防塵ユニット。
  3. 前記金具が、前記カバーに連結するL字部と、前記L字部に前記ノズルの分岐管を固定する連結部と、からなることを特徴とする請求項2に記載の回転刃用防塵ユニット。
  4. 前記装着部が、前記カバーの下端部に連結され、前記金具に、前記回転刃の回転により飛散する水しぶきを当てるプロテクターを備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の回転刃用防塵ユニット。
  5. 穴が穿設されたカバーを備える回転刃が、被処理対象部に接触することで飛散する塵を、前記回転刃に水を供給することで低減させる回転刃用防塵ユニットであって、
    前記回転刃の側面の全面に接触することなく外周部の一部に当接する穴を備えたスポンジと、
    前記スポンジを収納するケースと、
    前記ケースとカバーを連結し前記ケースの位置決めをする金具と、
    前記カバーの穴を挿通し前記ケースに接続するとともに前記スポンジの穴に先端部が位置するホースと、
    前記ホースに水を送液する送液部と、
    からなることを特徴とする回転刃用防塵ユニット。
  6. 一端が前記金具に回動可能に固定され他端が前記カバーの外側に係止されるL字金具と、
    前記L字金具の穴に挿通するとともに前記L字金具の底面に位置しかつ前記カバーの内側に係止される突起と、前記突起を前記L字金具に固定するネジと、からなることを特徴とするストッパを備えることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の回転刃用防塵ユニット。
  7. 前記送液部が、前記ノズルに接続するホースと前記ホースに水を送液するポンプからなり、
    前記ポンプが浸る水を貯溜した容器と、前記容器の開口に係止され、前記回転刃を備えるハンディーグラインダの不使用時に載置する穴あき蓋と、を備えることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の回転刃用防塵ユニット。
  8. 前記ホースと、前記ハンディーグラインダのコードを結束帯で束ねたことを特徴とする請求項7に記載の回転刃用防塵ユニット。
  9. カバーを備える据え置き型の丸鋸の回転刃が被処理対象部に接触することで飛散する塵を、前記回転刃に水を供給することで低減させる回転刃用防塵ユニットであって、
    前記回転刃の側面の全面に接触することなく外周部の一部に当接する穴を備えたスポンジと、
    前記スポンジの穴に挿通するとともに水を吐出するノズル、
    前記カバーに連結し前記ノズルの位置決めをするコの字部を備える金具と、
    前記ノズルに接続する水を送液する送液部と、
    からなることを特徴とする回転刃用防塵ユニット。
  10. 前記金具と前記カバーとの連結が、磁石によることを特徴とする請求項1〜請求項4、請求項6〜請求項9のいずれか1項に記載の回転刃用防塵ユニット。
  11. 前記金具にネジを備え、前記ネジを締め付けて、前記装着部を強固に前記カバーに固定することを特徴とする請求項1〜請求項4、請求項6〜請求項10のいずれか1項に記載の回転刃用防塵ユニット。
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