JPH02242814A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPH02242814A
JPH02242814A JP6455589A JP6455589A JPH02242814A JP H02242814 A JPH02242814 A JP H02242814A JP 6455589 A JP6455589 A JP 6455589A JP 6455589 A JP6455589 A JP 6455589A JP H02242814 A JPH02242814 A JP H02242814A
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resin
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compound
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JP6455589A
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English (en)
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Akimasa Nakahata
中畑 顯雅
Shinji Sugiura
杉浦 新治
Satoru Ito
悟 伊藤
Takao Matoba
的場 隆夫
Osamu Isozaki
理 磯崎
Noboru Nakai
中井 昇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Priority to DE4008343A priority patent/DE4008343A1/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、硬化性組成物に関する。
従来の技術とその問題点 樹脂の硬化方法としては、従来、水酸基含有樹脂を、例
えばジイソシアネート、メラミン等の架橋剤で硬化させ
る方法が採用されている。しかしながら、ジイソシアネ
ートを用いる場合には、得られる被膜の耐候性が不充分
となり、しかも黄変を生じやすいという欠点がある。ま
た、樹脂組成物のポットライフが短く、ジイソシアネー
トの毒性の問題もある。
一方、メラミン樹脂を用いる場合には、通常140°C
程度以上の高温での焼付けが必要となり、得られる被膜
の耐酸性も不充分である。
1液性で無毒性であって低温硬化性組成物として、例え
ば特開昭60−67553号にメタクリロキシプロピル
トリメトキシシラン等のアルコキシシランを含有するビ
ニル重合体にアルミニウムキレート化合物を配合した組
成物が開示されている。
しかしながら、上記従来の組成物では、アルコキシシラ
ンが加水分解して生じるシラノール基のみが架橋官能基
であるため硬化には多量の水を要すること、この加水分
解時に生ずる多量のアルコール等の副生物のため硬化物
の物性が充分とはいえないこと、空気中の水分のみで硬
化させる場合表面から硬化するため内部が硬化しにくく
なり硬化物にチヂミを生じやすいこと等の欠点がある。
また、上記低温硬化性組成物を、従来から使用されてい
る塗料(例えばアミノアルキド系、アミノアクリル系等
)を下塗り塗膜としウェットオンウェット方式で塗り重
ねることによって形成される塗膜は仕上り外観に劣ると
いう欠点がある。そして該低温硬化性組成物は、上記従
来から使用されている塗料の硬化塗膜に対して付着性が
充分でないという欠点がある。
問題点を解決するための手段 本発明者は、上記した問題点を解決するために鋭意研究
を重ねてきた、その結果、シラノール基及び/又は珪素
原子に直接結合した加水分解性基、エポキシ基、水酸基
を含む樹脂組成物にアミノアルデヒド樹脂及び硬化反応
触媒を添加した硬化性組成物は、−波型でも貯蔵安定性
に優れ、また毒性の心配もなく硬化性に優れ、耐候性、
耐酸性及び仕上り外観に優れた被膜が形成できることを
見い出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明はシラノール基及び/又は珪素原子に直接
結合した加水分解性基(以下、「シラン基」という。)
、エポキシ基及び水酸基の官能基を同一樹脂中に含有す
る樹脂組成物と、アミノアルデヒド樹脂を含有してなる
硬化性組成物、並びに、シラン基、エポキシ基及び水酸
基の官能基を有する樹脂組成物であって、該官能基から
選ばれる1種以上の官能基を有する2種以上の樹脂及び
/又は化合物の混合物と、アミノアルデヒド樹脂とを含
有してなる硬化性組成物、並びに、前記硬化性組成物に
、有機金属化合物、ルイス酸、プロトン酸及びSi−0
−Al結合を有する化合物から選ばれる1種以上の硬化
反応触媒を含有することを特徴とする硬化性組成物に係
る。
本明細書において、珪素原子に直接結合した加水分解性
基は水又は湿気により加水分解してシラノール基を生成
する基である。数基としては、例えば下記一般式で表わ
されるものを挙げることができる。
−0−R’ (I) l −0−C−R’ (II) −N−C−R”’ (Vl) R″′ 式中R′はC,〜4のアルキル基、R1〜R7//1は
同一もしくは異なってC1〜8のアルキル基、アリール
基、アラルキル基を示す。
一般式において、rcl、Bのアルキル基」としては、
例えばメチル、エチル、n−プロピル、1so−プロピ
ル、n−ブチル、1so−ブチル、5ec−ブチル、t
ert−ブチル、n−ペンチル、1so−ペンチル、n
−オクチル、1so−オクチル等を挙げることができる
。「アリール基」としては、例えばフェニル、トルイル
、キシリル等を挙げることができる。また「アラルキル
基」としては、例えばベンジル、フェネチル等を挙げる
ことができる。
また、上記した珪素原子に結合した加水分解性基以外に
も加水分解性基として”l:Si−H基を挙げることが
できる。
本発明硬化性組成物において、シラン基としては、貯蔵
安定性、硬化性等の観点から上記−量大(I)及び(n
)で表わされるシラン基が好適である。
本発明硬化性組成物において、エポキシ基としては、エ
ポキシ基の水酸基への付加反応が早く、被膜の硬化性が
向上することから脂環式エポキシ基が好適である。
本発明組成物で使用する樹脂組成物、樹脂/樹脂の混合
物、樹脂/化合物の混合物としては例えば下記(a)〜
(f)のものを挙げることができる。
(a)シラン基、エポキシ基及び水酸基を同一樹脂中に
含有する樹脂組成物(以下「(a)樹脂組成物」という
。)、 (b)シラン基及び水酸基を含有する樹脂(I)、エポ
キシ基及び水酸基を含有する樹脂(II)との混合物(
以下「(b)樹脂組成物」という。)、(C)シラン基
及び水酸基を含有する樹脂(I)、エポキシ基を含有す
る樹脂(又は化合物)(■)との混合物(以下「(C)
樹脂組成物」という。)、(d)エポキシ基及び水酸基
を含有する樹脂(II)シラン基を含有する樹脂(又は
化合物)(■)との混合物(以下「(d)樹脂組成物」
という。)、<e>水酸基含有樹脂(V)、エポキシ基
及びシラン基を含有する樹脂(又は化合物)(■)との
混合物(以下「(e)樹脂組成物」という。)、(f)
水酸基含有樹脂(V)、エポキシ基を含有する樹脂(又
は化合物)(■)、シラン基を含有する樹脂(又は化合
物)(■)との混合物(以下「(f)樹脂組成物」とい
う。) 等。
次に、それぞれの樹脂組成物について述べる。
(a)樹脂組成物 該樹脂組成物は1分子中にそれぞれ平均1個以上の水酸
基、エポキシ基及びシラン基を有し、数平均分子量が約
1000〜200000好ましくは約−3000〜80
000のものである。水酸基が平均1個より少ないと硬
化性が劣るので好ましくない。水酸基の数は耐候性、耐
水性等の観点から平均2〜400個以下であることが好
ましい。
また、エポキシ基及びシラン基が上記範囲を下回ると硬
化性が劣るものとなり好ましくない。数平均分子量が約
1000未満では物性、耐候性等が劣り、他方、約20
0000を上回ると粘度が上昇し塗装作業性が劣るもの
となり好ましくない。
上記樹脂組成物としては、例えば官能基を有する樹脂(
A)と、該官能基と相補的に反応する官能基とエポキシ
基とを有する化合物(B)及び樹脂(A)の官能基と相
補的に反応する官能基とシラン基とを有する化合物(C
)を反応させて得られる反応物を挙げることができる。
次に上記した各成分について述べる。
相補的に反応する基とはお互いに反応することができる
基であって、例えば下記の表から適宜選択できる。
相補的に反応する基は、前記表から適宜選択して組合わ
せることができるが、好適には次の組合わせを挙げるこ
とができる。
樹脂(A)/化合物(B)の官能基の組合わせ:(1)
バ5) 、(2)/(4) 、(3)八3)、(5)/
(1)等。
樹脂(A)/化合物(C)の官能基の組合わせ=(1)
/(5) 、(2)バ3) 、 (2)/(4) 、(
2)/(5)、(3)/(3) 、(4)/(2) 、
(4)/(6) 、(4)/(7)、(5)/(1) 
、(5)/(2) 、(5)/(8) 、(5)/(7
)、(6)/(4) 、(8)/(8) 、(7)/(
4) 、(7)/(5)、(7)/(8)等。
樹脂(A)は前記官能基を有するものであれば特に制限
なしに従来のものから適宜選択して使用できる。具体的
には、例えばビニル樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル樹
脂、アルキド樹脂、シリコン樹脂、ウレタン樹脂、ポリ
エーテル樹脂等の樹脂を挙げることができる。
樹脂(A)は、1分子中に、化合物(B)及び化合物(
C)の官能基と反応する官能基を、平均2個以上有する
ものであるが、樹脂中の官能基は同一であっても、また
お互いに異なっていてもかまわない。
樹脂(A)中の官能基が同一の場合には、例えば平均2
個以上の水酸基を有する樹脂(A)を、インシアネート
基゛(5)を有する化合物(B)及びイソシアネート基
(5)を有する化合物(C)と反応させるか、もしくは
、平均2個以上のイソシアネート基(5)を有する樹脂
(A)を、水酸基(1)を有する化合物(B)及び水酸
基(1)を有する化合物(C)と反応させることができ
る。
また、樹脂(A)中の官能基が異なる場合には、例えば
それぞれ平均1個以上の水酸基(1)とカルボキシル基
(2)を有する樹脂(A)を、イソシアネート基(5)
を有する化合物(C)及びエポキシ(4)を有する化合
物(B)と反応させることができる。
樹脂(A)中の官能基と反応する化合物(B)中の官能
基が化合物(B)の有するエポキシ基と同一であっても
さしつかえない。また、同様に樹脂(A)中の官能基と
反応する化合物(C)中の官能基が化合物(C)の有す
るシラン基と同一であってもさしつかえない。
樹脂(A)として、例えば水酸基、カルボキシル基、イ
ソシアネート基、シラン基、エポキシ基等の官能基を有
するものについて説明する。
〔水酸基含有樹脂〕
以下■〜■のものを挙げることができる。
■水酸基含有ビニル系樹脂 下記水酸基含有重合性不飽和単合体(a)及び必要に応
じてその他の重合性不飽和単量体(b)を単量体成分と
する重合体。
水酸基含有重合性不飽和単量体(a) 下記−量大(1)〜(4)で表わされる化合物を挙げる
ことができる。
一般式(1) 式中、R1は水素原子又はヒ 基を示す。
一般式(2) %式% 式中、R1は前記と同じ意味を有する。
一般式(3) 式中、Zは水素原子、メチル基を示し、mは2〜8の整
数、Pは2〜18の整数、qは0〜7の整数を示す。
一般式(4) %式% 式中、Zは前記と同様の意味を有し、T、及びT2は同
一もしくは異なって01〜2゜の2価の炭化水素基を示
し、S及びUはそれぞれ0〜lOの整数、ただしSとU
の和は1〜10である。
一般式(1)及び(2)における[ヒドロキシアルキル
基]はCI、6個のものである。具体的には、例えば−
C2H,OH,−C3H60H。
CaHsOH等を挙げることができる。
一般式(4)におけるC1〜2oの2価炭化水素基とし
ては、例えば CH2CH2CH2 =CR2−CH2−CH2 CH2−CH−CH2 CH3 CH2 CH2 CH3 C−CR2 CH。
CH2 Cl12   C112C112CI −0112H3 CHi2   C112− る。
一般式(1)の単量体成分としては、例えばCH2=C
H0H CH2=CHOC4H80H 等を挙げることができる。
一般式(2)の単量体成分としては、例えばCH,=C
1(C1,0H CH1=C)[CH,OCH,CH201(CR2=C
H0H,0イCH,CH,01丁)1C)12=C)I
C1,0イCHzCHxOFTH等を挙げることができ
る。
一般式(3)の単n体成分としては、例えばCH,=C
(CH31−COOC,H,0)ICI!=CH−C0
0C3HaOH CHa:C(CHsl  C0O−C3H−04C−C
Ha−CHi−CH2−C1,−CH,−0)−白TH 等を挙げることができる。
一般式(4)の単量体成分としては、例えば、C11z
=C(CHs) COMCHaCHCHaO)−r−T
HCHa=CHCOMCI(1Ct(−0)T−THC
Ha:C(CHs) COO+CHaCHzOH1HC
)+2=C)I−COD+CHtCH,CH3CN、0
旨HC)1.=C(CH,1−COO+CH2CH20
)77(C1,CHCH,0)−r=−rH等を挙げる
ことができる。
更に、上記以外にも前記一般式(1)〜(4)で表わさ
れる水酸基六回不飽和単量体とε−カブロラクトン、γ
−バレロラクトン等のラクトン類との付加物等が使用で
きる。
その他の重合性不飽和単量体(b) 下記(b−1)〜(b−6)のものを代表例として挙げ
ることができる。
(b−1)オレフィン系化合物:例えばエチレン、プロ
ピレン、ブチレン、イソプレン、クロロプレン等。
(b−2)ビニルエーテル及びアリルエーテル:例えば
エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、イソ
プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、te
rt−ブチルビニルエーテル、ペンチルビニルエーテル
、ヘキシルビニルエーテル、イソヘキシルビニルエーテ
ル、オクチルビニルエーテル、4−メチル−1−ペンチ
ルビニルエーテル等の鎖状アルキルビニルエーテル類、
シクロペンチルビニルエーテル、シクロヘキシルビニル
エーテル等のシクロアルキルビニルエーテル類、フェニ
ルビニルエーテル、o −、m−、p−トリビニルエー
テル等のアリールビニルニーデル類、ベンジルビニルエ
ーテル、フェネチルビニルエーテル等のアラルキルビニ
ルエーテル類等。
(b−3)ビニルエステル及びプロペニルエステル:例
えば酢酸ビニル、乳酸ビニル、酪酸ビニル、イソ酪酸ビ
ニル、カプロン酸ビニル、イソカプロン酸ビニル、ビバ
リック酸ビニル、カプリン酸ビニル等のビニルエステル
及び酢酸イソプロペニルプロピオン酸イソプロペニル等
のプロペニルエステル等。
(b−4)アクリル酸又はメタクリル酸のエステル:例
えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリ
ル酸ラウリル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸イソプロピル
、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ヘキシル、メタク
リル酸オクチル、メタクリル酸ラウリル等のアクリル酸
又はメタクリル酸の炭素数1〜18のアルキルエステル
:アクリル酸メトキシブチル、メタクリル酸メトキシブ
チル、アクリル酸メトキシエチル、メタクリル酸メトキ
シエチル、アクリル酸エトキシブチル、メタクリル酸エ
トキシブチル等のアクリル酸又はメタクリル酸の炭素数
2〜18のアルコキシアルキルエステル等。
(b −5)ビニル芳香族化合物:例えば、スチレン、
α−メチルスチレン、ビニルトルエン、p−クロルスチ
レン等。
(b−6)その他:アクリロニトリル、メタクリロニト
リル等。
■水酸基含有フッ素樹脂 水酸基含有重合性不飽和単量体(a)、含フツ素系重合
性不飽和単量体(C)及び必要に応じてその他の重合性
不飽和単量体(b)を単量体成分とする重合体。
含フツ素系重合性不飽和単量体(C) 下記一般式(5)及び(6)で表わされる化合物を代表
例として挙げることができる。
一般式(5) %式%(5) 式中、Xは同一もしくは異なってH,C9゜Br、F、
アルキル基又はハロアルキル基を示す。
ただし、式中に少なくとも1個のFを含有する。
一般式(6) %式% 式中、Zは前記と同様の意味を有し、R2はフルオロア
ルキル基を示し、nは1〜10の整数を示す。
一般式(5)における「アルキル基」はC1,6個好ま
しくは01〜4個のものである。具体的には、例えばメ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ペン
チル基等を挙げることができる。また「ハロアルキル基
」はC1〜6個、好ましくはC1,4個のものである。
具体的には例えば CHF、、CH,F、 CC1,、CH−Cf、、 C
HHCl2、 CH,Cf 。
CFCl2 、  (CFt)ICE、 、  (ct
−z)ユCF、 、 CFICH,。
CF2CF* 、 CFJr %CHJr、CFs等を
挙げることができる。
一般式(5)で表わされる単量体としては、例えば CF2=CF、  、 CCIF=CF、、 CHF=CC1,、 CF2CF=CFz CF2CF=CH。
C)IF=CF、  、  CF2=CFa  、  
CH,=CHF 。
C)lcl=cF、、  CC1,=CF、、CHF=
CCIF 。
CH,=CCIF、CCh=CCIF1、  cpxc
F二C)IF  、  CF、CH=CF、  1、C
H,CF=CF、、  CHF、CF=C)IF。
CH3CF”C1b  、CFaCICF=CFx  
−CFaCCl”Ch。
CF、CF2CFC1,CF、CICBr=CHよ、C
F、CICB=CHCI。
CFCl、CF=CF、、CICBr=CGIF  、
crscct=cctt  、CCIFICF=CC1
,、CC1,CF2CF!、CICC1=CH12。
CFCIICC1=CC1,、CF、CH=CH21,
CCIFCICC1=CHC1,ICCl”CHCl 
 、CHF*CC1=CGla、CFxCICH=CC
1*。
CF、CICC1=CHC1、CC1,CF=CH(:
l  、CF2=CF=CF、。
CFJrCH:CFt  、CF−CBr:CHBr 
、CF−CICBr=CH−1CHJrCF”CC1a
、CF−CF2=CF−、CF2CH:CHBr。
CF、BrCH=CHF 、  CF、BrCF=CF
、  、CF3CF、CF2CF2、CF、CF2CF
CF1  、CF、CF=CFCF、  、CF、=C
FCF、CHF、  、CF、CF2=F=CH,、C
ICB=CHCF、、CF、=CFCF2CH3、CH
F=CC1,CI(、、CF、C)1.cH=cH2、
CF、CH=CH2H,。
CF!=CHCHaCH2、C)lユCF、CH=CH
2、CH=CH2CHCFHz  。
CH,CF、CH=CH,、CHi=CFCHzCHs
CFx(CFxlzCF=CFz  、CFs(CFz
)xcF=cF*等を挙げることができる。
一般式(6)における[フルオロアルキル基」はC3,
21個のものである。具体的には、例えばC4F9、(
CF2 ) s CF (CF3 ) 2、c8F+ 
7 、CI OF21等を挙げることができる。
一般式(6)で表わされる単0体としては、例えば CI。
CH,=C−C00 C,H4−C4F。
\ CF3 Hz CH2=C−C00−CJ、−C,F、?C)!。
直 CH2=C−Coo−C2H,−CI 。Fil等を挙
げることができる。
■水酸基含有ポリエステル樹脂 多塩基酸(例えば(無水)フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、(無水)マレイン酸、(無水)ピロメリッ
ト酸、(無水)トリメリット酸、(無水)コハク酸、セ
パチン酸、アゼライン酸、ドデカンジカルボン酸、イソ
フタル酸ジメチル、テレフタル酸ジメチル等の1分子中
に2〜4個のカルボキシル基又はカルボン酸メチルエス
テル基を有する化合物)と、多価アルコール(例えばエ
チレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、1.6−ヘキ
サンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトール、グリセリン、トリシクロデカンジメタツール
等の1分子中に2〜6個の水酸基を有するアルコール)
とをエステル反応又はエステル交換反応することにより
得られる。
上記以外にも一塩基酸(例えばヒマシ油脂肪酸、大豆油
脂肪酸、トール油脂肪酸、アマニ油脂肪酸等の脂肪酸や
安息香酸等)が必要に応じて使用できる。
■水酸基含有ポリウレタン樹脂 水酸基含有ビニル系樹脂、水酸基含有フッ素樹脂、水酸
基含有ポリエステル樹脂等をポリイソシアネ−1・化合
物(例えば、トリレンジイソシアネート、キシレンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート等)で変性させて得られるイソ
シアネート基を有さない樹脂。
■水酸基含有シリコーン樹脂 水酸基含有ビニル系樹脂、水酸基含有フッ素樹脂、水酸
基含有ポリエステル樹脂等をシリコーン樹脂(例えばZ
−6018、Z−6188(以上ダウコーニング社製品
) 、5H5050,5H6018,5H6188(以
上、東しシリコーン社製品))で変性させて得られるア
ルコキシシラン基及びシラノール基を有さない樹脂。
■ビニルアルコールースチレン共重合体。
〔カルボキシル基含有樹脂〕
以下■〜■のものを挙げることができる。
■カルボキシル基含有ビニル樹脂 カルボキシル基含有重合性不飽和単量体(d)及び必要
に応じて水酸基含有重合性不飽和単量体(a)その他の
重合性不飽和型m体(b)を単量体成分とする重合体。
カルボキシル基含有重合性不飽和単量体(d):下記一
般式(7)及び(8)で表わされる化合物を挙げること
ができる。
一般式(7) 式中、R3は水素原子又は低級アルキル基を表わし、R
4は水素原子、低級アルキル基又はカルボキシル基を示
し、R5は水素原子、低級アルキル基又はカルボギシ低
級アルキル基を示す。
一般式(8) %式% 式中、R6は水素原子又はメチル基を示し、mは前記と
同様の意味を有する。
前記式(7)において低級アルキル基としてはC4個以
下のもの、特にメチル基が好ましい。
一般式(7)の例としては、例えばアクリル酸、メタク
リル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、無水マ
レイン酸、フマル酸等を挙げることができる。
また、一般式(8)の例としては、例えば2カルボキシ
エチル(メタ)アクリレート、2−カルボキシプロピル
(メタ)アクリレート、5−カルボキシペンチル(メタ
)アクリレート等を挙げることができる。
また、上記以外にも水酸基含有重合性不飽和単量体(a
)1モルと無水ポリカルボン酸(例えば無水マレイン酸
、無水イタコン酸、無水コハク酸、無水フタル酸等)化
合物1モルとの付加物も使用できる。
■カルボキシル基含有フッ素樹脂 含フツ素系重合性不飽和単量体(C)、カルボキシル基
含有重合性不飽和単量体(d)及び必要に応じて水酸基
含有重合性不飽和単量体(a)、その他の重合性不飽和
単量体(b)を単量体成分とする共重合体。これらの単
量体成分は前記と同様のものが使用できる。
また、上記以外にも前記フッ素ポリオール樹脂と前記無
水ポリカルボン酸化合物とを反応させて得られる樹脂も
使用できる。
■カルボキシル基含有ポリエステル樹脂前記多塩基酸と
前記多価アルコールとを、エステル化してカルボキシル
基と水酸基を合釘する様にして得られる樹脂を挙げるこ
とができる。
〔イソシアネート基含有樹脂〕
以下■〜■のものを挙げることができる。
■イソシアホー1・基含有ビニル樹脂 イソシアネート基含有重合性不飽和単量体(e)及び必
要に応じてその他の重合性不飽和単量体(b)を単m体
成分とする共重合体。
イソシアネート基含言重合性不飽和単量体(e):下記
一般式(9)及び(10)で表わされる単量体を代表例
として挙げることができる。
一般式(9) %式% 式中、R13及・びnは前記と同じ意味を有する。
で示される単量体が挙げられ、例えばイソシアネートエ
チル(メタ)アクリレートが包含される。
一般式(10) 式中、R6及びnはそれぞれ前記意味を有し、R7は水
素原子又はC5以下のアルキル基である、で示される単
量体が挙げられ、例えばα、α−ジメチル−m−イソプ
ロペニルベンジルイソシアネートが包含される。
前記以外にも水酸基含有重合性不飽和単量体(b)1モ
ルと、ポリイソシアネート化合物1モルとの反応物を使
用することができる。該ポリイソシアネート化合物とし
ては、例えばトルエンジイソシアネート、1,6−へキ
サメチレンジイソシアネー)、4.4’ −ジフェニル
メタンジイソシアネート、4.4’ −ジフェニルエー
テルジイソシアネート・、フェニレンジイソシアネート
、ナフタリンジイソシアネート、ビフェニレンジイソシ
アネート、3,3′−ジメチル−4,4′−ビフェニレ
ンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン、4,4
’−ジイソシアネート、P−キシレンジイソシアネート
、m−キシレンジイソシアネート、ビス(4−イソシア
ネートフエニル)スルホン、イソプロピリデンビス(4
−フェニルイソシアネート)、リジンイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート及びそれらの重合体及びビ
ユレット物等を挙げることができる。
更に、イソシアネート基含有フッ素系樹脂として、上記
以外にも水酸基含有フッ素系樹脂に例えば前記ポリイソ
シアネート化合物を反応させることによって得られるも
のも使用することができる。
■イソシアネート基含有フッ素樹脂 前記水酸基含有フッ素樹脂と前記ポリイソシアネート化
合物とをイソシアネート成分が過剰になる様に調整して
得られる樹脂。
■インシアネート基含有ポリエステル樹脂前記水酸基含
有ポリエステル樹脂と前記ポリイソシアネート化合物と
をイソシアネート成分が過剰になる様に調整して得られ
る樹脂。
■イソシアネート基含有ポリウレタン樹脂ポリエーテル
ポリオールと前記ポリイソシアネート化合物とをイソシ
アネート成分が過剰になる様に調整して得られる樹脂。
〔シラン基含有樹脂〕
前記水酸基含有樹脂と後記イソシアネート基含有メタン
化合物とを反応させて得られる樹脂及び前記イソシアネ
ート基含有樹脂と後記水酸基含有シラン化合物とを反応
させて得られる樹脂、前記水酸基含有シリコーン樹脂で
用いたシリコーン樹脂等。
〔エポキシ基含有樹脂〕
前記水酸基含有樹脂と後記イソシアネート基含有エポキ
シ化合物とを反応させて得られる樹脂。
(a)樹脂組成物で使用する化合物(B)は、前記樹脂
(A)中の官能基と反応する官能基とエポキシ基とを1
分子中にそれぞれ1個以上有するものである。該樹脂(
A)中の官能基と反応する官能基がエポキシ基と同一の
ものであってもさしつかえない。該官能基がエポキシ基
と同一の場合には、1分子中にエポキシ基を2個以上含
有する必要がある。
次に、代表的な化合物(B)について下記する。
〔水酸基含有エポキシ化合物〕
下記−量大(11)〜(21)で表わされる化合物を挙
げることができる。
\1 各式中、R8及びnは前記と同じ意味を有し、R8はC
1〜8の2価炭化水素基、R9は同一もしくは異なって
CI、20の2価の炭化水素基を示す。
一般式(11)〜(21)において、C1〜8の2価炭
化水素基は前記CI、20の2価炭化水素基から適宜選
択することができる。また、C1,20の2価炭化水素
基としては、前記と同様の基を挙げることができる。
一般式(11)〜(21)で表わされる化合物の具体例
としては、例えば CH。
を挙げることができる。
〔シラン基含有エポキシ化合物〕
下記一般式(22)〜(25) 合物を挙げることができる。
で表わされる化 各式中、R8及びR8は、前記と同じ意味を有し Re
は同一もしくは異なっていてもよい。Yは同一もしくは
異なって水素原子、水酸基、加水分解性基、C1〜Bア
ルキル基、アリール基、アラルキル基を示す。ただし、
Yの少なくとも1個は水素原子、水酸基又は加水分解性
基である。
一般式(22)〜(25)において、加水分解性基は前
記一般式(I)〜(Vl)の基が包含される。また、C
1〜8のアルキル基、アリール基及びアラルキル基は前
記と同様のものを挙げることができる。
−fi式(22)〜(25)で表わされる化合物の具体
例としては、例えば OCH。
また、上記した以外にも一般式(22)〜(25)で表
わされる化合物を後記ポリシラン化合物〔例えば−量大
(38)〜(40)で表わされる化合物〕と縮合させて
得られる化合物も使用できる。具体的には、例えば下記
のものを挙げることができる。
[ポリエポキシ化合物] 下記−量大(26)〜(33)で表わされる化合物を挙
げることができる。
H,C ハ 式中、R’及びRaは前記と同じ意味を有し、R6及び
R11は同一もしくは異なっていてもよい、また、Rl
(1は同一もしくは異なってC8−6のアルキル基、 
     アリール基、アラルキル基IR”は同一もし
くは〜異なって水素原子、C3〜4アルキル基3、Wは
0及び1〜lOの整数を示す。
一般式(26)〜(33)で表わされる化合物の具体例
としては1例えば H,C また。
できる。
上記以外にも。
例えば下記のものが、使用 等を挙げることができる。
アネート化合物との付加物(使用し得るポリイソシアネ
ート化合物としては、例えばヘキサ・メチレンジイソシ
アネートもしくはトリメチルへキサメチレンジイソシア
ネートの如き脂肪族ジイソシアネート類:水素添加キシ
リレンジイソシアネートもしくはインホロンジイソシア
ネートの如き環状脂肪族ジイソシアネート類−トリレン
ジイソシアネートもしくは4.4゛−ジフェニルメタン
ジイソシアネートの如き芳香族ジイソシアネート類の如
き有声ジイソシアネートそ5れβ体、またはこれらの各
有機ジイソシアネートと多価アルコール。
低分子量ポリエステル樹脂もしくは水等との付加物、あ
るいは上記した如き各有機ジイソシアネート同志の重合
体、更にはイソシアネート・ビウレット体等が挙げられ
るが、それらの1代表的な市販品の例とCてはrバーノ
ックD−7りG。
−800%DN−950,−970もしくは15−45
5J  [以上、大日本インキ化学工業側製品]、rデ
スモジュ−LL、NHL、I LもしくはN3390J
  [西ドイツ国バイエル社製品]、「タケネートD−
102、−202、−IIONもしくは一123NJ 
 [武田薬品工業側製品]、[コロネートL、HL、E
)iもしくは203J  [日本ポリウレタン工業■製
品]または[デュラネート24A−90CXJ  (旭
化成工菓@製品1等である) : と多塩基酸との付加物:分子中に1例えば等の不飽和基
を有するエステル化物(例^ば、テトラヒドロ無水フク
ル即、トリメチロールプロパン及び1,4−ブタンジオ
ール等をエステル化反応して得られる数平均分子量90
0のエステル化物)を過酢酸等で酸化させて得られるも
の等が挙げられる。
[イソシアネート基含有エポキシ化合物J前記水酸基含
有エポキシ化合物と、前記ポリイソシアネート化合物と
を反応させてエポキシ基とイソシアネート基が残るよう
に反応させて得られるものを挙げることができる。具体
的には2例えば 82式(11)で表わされる化合物とへキサメチレンジ
イソシアネートの反応物 CH*−C)l−CH2−OC−NH−1cH2)r+
NGO\1 一般式(1,,5)で表わされる化合物とトルエンジイ
ソシアネートの反応物 一般式(21)とキシレンジイソシアネートの反応物 一般式(18)で表゛わされる化合物とイソホロンジイ
ソシアネートの反応物 49式(20)で表わされる化合物とインホロンジイソ
シアネートの反応物 等を挙げることができる。
(a)樹脂組成物で使用する化合物(C)は、1分子中
に前記樹脂(A)中の官能基と反応する官能基とシラン
基とをそれぞれl(l!!1以上有するものである。T
tA樹脂(A)中の官能基と反応する官能基がシラン基
と同一のものであってもさしつかえない、該官能基がシ
ラン基と同一の場合には1分子中にシラン基を2個以上
含有する必要かある。
次に1代表的な化合物(C)について下記する。
[水酸基含有シラン化合物] 下記−量大(34)〜(36)で表わされる化合物を挙
げることができる。
HO−R”−Si=Y ・I jlst式(34)〜(36)で表わされる化合物の具
体例としては、例えば。
CH3 1O−1cH−13−Si−OCHs OCHs 各式中、R”、R’及びYは前記と同じ意味を有し、R
”R’及びYは同一もしくは異なっていてもよい、ただ
し、Yのいずれかl[]は水素原子、水酸基、加水分解
性基である。
を挙げることができる。
また、上記した以外にも例えば−量大 (34)〜(36)で表わされる化合物と後記ポリシラ
ン化合物との縮合物も使用できる。該縮合物の一例とし
て、 を例示することができる。
【ポリシラン化合物] 1分子中に珪素に直接結合した加水分解性基及びSiO
Hから選ばれる2個以上の基を有する化合物である。
下記−量大(38)〜(40)で表わされる化合物な挙
げることができる。
Y。
Y’−Si−Y’ Y。
水酸基及び加水分解性基tR”は前記と同じ意味を有し
、R”は同一もしくは異なっていてもよい、 一般式(38)〜(40)で表わされる化合物の具体例
としては1例えば、ジメチルジメトキシシラン、ジブチ
ルジメトキシシラン、ジ1so−プロビルジブロボキシ
シラン、ジフェニルジブトキシシラン、ジフェニルジブ
トキシシラン、ジエチルジシラノール、ジヘキシルジシ
ラノールメチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキ
シシラン、エチルトリエトキシシラン、プロピルトリメ
トキシシラン、フェニルトリエトキシシラン。
フェニルトリブチロオキシシラン、ヘキシルトリアセト
キシシラン、メチルトリシラノール、フェニルトリシラ
ノール、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン
、テトラプロピオキシシラン、テトラアセトキシシラン
、ジー1so−プロビオキシジバレロオキシシラン、テ
トラシラノール各式中、Y゛は同一もしくは異なって水
素原子。
志の縮合物を使用することができる。
[エポキシ基含有シラン化合物] 前記シラン基含有エポキシ化合物を挙(するこができる
と (イソシアネート基含有シラン化合物〕下記一般式(4
1)で表わされる化合物を挙げることができる。
式中R8及びYは前記と同じ意味を有し、Yは同一もし
くは異なっていてもよい。
Yの少な(とも1個は、水素原子、水酸基、加水分解性
基である。bは0又は1の数を示す。
一般式(41)で表わされる化合物の具体例としては、
例えば を挙げることができる。
また前記した以外にも前記ポリシラン化合物向0CNC
3HsS1 (QC−HS) 5−OCNCJ4St 
(OCH3) s、CHユ sHt OCNCJgSi (OCJs) 2゜CH3 Hs OCNCLSi (QCJs) s、 0CNCH*Si (OCH3) s。
0CNCH2Sl fOcJs) z。
CH。
Hs CJs CH3 0CNCHzSt (OCHユ)、。
0CN−CJs−Si (OCCH3) zH1 0CN−CJs−SxN−(C2Hsl 2CH。
0CN−Si(OCCH,l。
0CCH,0 O−CCH3 等を挙げることができる。
、また、上記以外にも前記水酸基含有シラン化合物を前
記ポリイソシアネート化合物と反応させて得られる化合
物が使用できる。
具体的には下記のものを挙げることができる。
=119式(34)とへキサメチレンジイソシアネート
又はトリレンジイソシアネートとの反応物、例えば ば前記ポリシラン化合物との縮合物も使用できる。該化
合物の例として を例示することができる。
[メルカプト基含有シラン化合物] 下記−量大(42)で表わされる化合物を挙げることが
できる。
式中、RB及びYは前二aと同じ意味を有する、Yは同
一もしくは異なっていてもよい、ただしYの少なくとも
1個は水素原子、水酸基、加水分解性基である。
一般式(42)で表わされる化合物の具体例としては1
例えば DC,Hl す る、)との反応物、具体的には1例えば等を挙げること
ができる。
更に、前記メルカプトシラン化合物と例えばポリシラン
化合物との縮合物も使用できる。
[NH基又はNH2基含有シラン化合物]下配−量大(
43)及び(44)で表わされる化合物を挙げることが
できる。
等を挙げることができる。
上記以外にも前記水酸基含有シラン化合物を前記ポリイ
ソシアネート化合物及びチオフール化合物(例えばH3
−(、、H,、−08語ま前言己と同じ意味を有す各式
中R6及びYは前記と同じ意味を有し、R’及び  Y
は同一もしくは異なってぃてもさしつかえない、ただし
、Yの少なくとも1個は水素原子、水酸基、加水分解性
基である。
一般式(43)及び(44)で表わされる化合物の具体
例としては1例えば び(44)で表わされる化合物と前記ポリシラン化合物
との縮合物も使用できる。該縮合物の一例として H,N−(ctts) 、−Si−OCI(。
CHs CJs CJs を挙げることができる。
また、前記した以外にも前記−朋式(43)及を例示す
ることができる。
〔不飽和基含有シラン化合物〕
後記シラン基含有重合性不飽和単量体(f)と同様のも
のを使用できる。
(a)樹脂組成物は、樹脂中に必須官能基の1つとして
水酸基を含有するものであるが、該水酸基は、例えば予
め樹脂中に導入した水酸基、又は樹脂(A)と化合物(
B)又は(C)との反応により生成する水酸基(例えば
エポキシ基とカルボキシル基との反応)、又は樹脂(A
)と化合物(B)及び(C)との反応物(例えばイソシ
アネート基含有樹脂と水酸基含有化合物(B)と水酸基
含有化合物(C)とをイソシアネート基が過剰になるよ
うに反応させたもの)と多価アルコールとを反応させて
導入した水酸基等を包含できる。
また、上記した(a)樹脂組成物以外にも水酸基含有重
合性不飽和単量体(a)、エポキシ基含有重合性不飽和
単量体(e)、シラン基含有重合性不飽和単量体(f)
及び必要に応じてその他の重合性不飽和重合体(b)、
含フツ素重合性不飽和単量体(C)とを共重合反応させ
て得られる共重合体も使用することができる。
エポキシ基含有重合性不飽和単量体(e)=1分子中に
エポキシ基とラジカル重合性不飽和基とを有する化合物
である。該エポキシ基は脂環式であっても脂肪族であっ
ても良い。ラジカル重合性不飽和基としては、例えば CH2=C(R” )COO− CH2=C(R8)CC− CH2=C(RB)C−N− CH2−CHCH20− CH2=CH0− CH2=CH− 式中R8は前記と同様の意味を有する、等を挙げること
ができる。
ラジカル重合性不飽和基が CH2=C(R8)Coo−のエポキシ基含有重合性不
飽和単量体としては、例えば下記−量大(45)〜(5
7)で表わされる化合物を挙げることができる。
各式中、R6、RI、RI及びWは前記と同じ意味を有
し、R6Ra及びR9は同一もしくは異なっていてもよ
い。
一般式(45)〜(57) としては、例えば で表わされる具体例 エポキシ含有重合性不飽和単量体としては、例え ば下記−量大 %式% 一般式(58) で表わされる化合物 のを挙げることができる。
の具体例としては、 例えば 各式中。
R6及びR8は前記と同じ意味を有し 及びFl” は同一もしくは異なっていてもよ い。
エポキシ含有重合性不飽和”JN体としては。
例え ば下記−船式(61)〜(63)で表わされる化合物を
挙げることができる。
各式中、R6及びR1は前記と同じ意味を有し、R6及
びR8は同一もしくは異なっていてもよい。
一般式(61)〜(63)で表わされる化合物の具体例
としては例えば 等を挙げることができる。
ラジカル重合性不飽和基がCHI・CΦつ−C−N−の
― エポキシ含有重合性不飽和単量体としては、例えば下記
−量大(64)〜(69)で表わされる化合物を挙げる
ことができろ。
各式中 pm、 R@、 R@    及びWは前記と
同様の意味を有し、R6、R9及びR@    は同一
もしくは異なってもよい。
一般式(64)〜(69)で表わされる化合物の具体例
としては、例えば を挙げることができる。
ラジカル重合性不飽和基がCI□=CHCH,O−のエ
ポ キシ基含有重合性不飽和単量体としては、例えば下記−
量大(70)〜(73)で表わされる化合物を挙げるこ
とができる。
い。
一般式(70)〜 の具体例としては。
例えば で表わされる化合物 各式中。
R6及びR6は前記と同様の意味を 有し、R’は同一もしくは異なっていてもよを挙げるこ
とができる。
ラジカル重合性不飽和基がCH2・CHOのエポキシ 基含有不飽和単量体としては1例えば下記−量大(74
)〜(76)で表わされる化合物を挙げることができる
各式中、R6及びR1は前記と同様の意味を有し Ra
は同一もしくは異なっていてもよい。
一般式(74)〜(76)で表わされる化合物の具体例
としては1例えば を挙げるこ−とができる。
ラジカル重合性不飽和基がC)!、=cI(−のエポキ
シ基含有不飽和単量体としては、例えば下記−量大(7
7)〜(79)で表わされる化合物を挙げることができ
る。
各式中、R6及びR1は前記と同様の意味を有し、R1
は同一もしくは異なっていてもよい。
一般式(77)〜(79)で表わされる化合物の具体例
とし、では1例えば のエポキシ基含有不飽和単量体としては1例えば下記−
量大(80)〜(84)で表わされる化合物を挙げるこ
とができる。
を挙げることができる。
ラジカル重合性不飽和基がCH,・Cψラリ−3←各式
中 Ha、Rs及びReは前記と同様の意味を有し、R
e及びR1は同一もしくは異なっていてもよい。
一般式で80)〜(84)で表わされる化合物の具体例
としては1例°えば を挙げることかできる。
シラン基含有重合性不飽和単量体(f)1分子中に、少
なくとも1個のシラン基と、ラジカル重合性不飽和基と
を有する化合物である。ラジカル重合性不飽和基として
は1例えばCH1=C(Rつ−COQ− CH1=C(Rリー(Σト CHlC(Rつ− C)!、=CH0 CHff=CHCH,0− 等を挙げることかできる0式中 pG  は前記と同じ
ラジカル重合性不飽和基がc)+、=c(R9−coo
−のシラン基含有言合性不飽和単量体としては、例えば
下記−量大(85)で表わされる化合物を挙げることが
できる。
式中、R@・ R9及びYは前記と同様の意味を有し、
Yは同一もしくは異なっていてもよい、Yの少なくとも
1個は水素原子1.水酸基、加水分解性基である。
一般式(85)で表わされる化合物の具体例としては1
例えば γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン
、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリプロポキシ
シラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメ
トキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチ
ルジェトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピ
ルメチルジプロポキシシラン、γ−(メタ)アクリロキ
シブチルフエニルジメトキシシラン、γ−(メタ)アク
リロキシブチルフエニルジエトキシシラン、γ−(メタ
)アクリロキシブチルフエニルジエトキシシラン、γ−
(メタ)アクリロキシプロピルジメチルメトキシシラン
、γ−(メタ、)アクリロキシブロビルジメチルエトキ
シジラン。
γ−(メタ)アクリロキシプロピルフェニルメチルメト
キシシラン、γ−(メタ)アクリ凸キシブロビルフェニ
ルメチルエトキシシ→ン、γ−(メタ)アクリロキシプ
ロピルトリシラノール、γ−(メタ)アクリロキシプロ
ピルメチルジヒドロキシシラン、γ−(メタ)アクリロ
キシブチルフエニルジヒドロキシシラン、γ−(メタ)
アクリロキシプロピルジメチルヒドロキシシラン、γ−
(メタ)アクリロキシプロピルフェニルメチルヒドキシ
シラン。
CCHa CH,C,H。
を挙げることができる。
ラジカル重合性不飽和基がCH2=C(Rつ−(■←の
シラン基含有重合性不飽和単量体としては1例えば下記
−量大〔86)〜(88)で表わされる化合物を挙げる
ことができる。
各式中、R’、R”及びYは前記と同様の意味を有し、
Yは同一もしくは異なっていてもよい、Yの少なくとも
1個は水素原子、水酸基、加水分解性基である。
一般式(86)〜(88)で表わされろ化合物の具体例
としては、例えば 等を挙げることができる。
ラジカル重合性不飽和基がCH2”C(Rリー のシラ
ン基含有重合性不飽和単量体としては、例えば下記−量
大(8つ)及び(90)で表わされる化合物を挙げるこ
とができる。
R’  Y CHt=CH111cH−)1NICH−1”を各式中
、R@  R1及びYは前記と同様の意味を有し、Yは
同一もしくは異なっていてもよいjYの少なくとも1個
は水素原子1.水酸基、加水分解性基である。
一般式(89)及び(90)で表わされる化合物の具体
例としては5例えば CHi:CHSi (QC)lx) 5CH1CHSi
 (QCJs) s CH*:CHSl (OCHdiCH−CHa:C)l
    Si (CHs) tOC)!−co、=CH
−C)1.−Si l0cH,! 3CHz=C)I 
    Si l0ccHユ)。
CHz=CH’ Silぺ3)、oN+co、)。
等を挙げることができる。
ラジカル重合性不飽和基がCH,=CH0−のシラン基
含有重合性不飽和単量体としては、例えば下記−量大(
91)及び(92)で表わされる化合物を挙げることが
できる。
各式中、R9及びYは前記と同様の意味を有し。
Yは同一もしくは異なっていてもよい、Yの少なくとも
1個は水素原子、水酸基、加水分解性基である。
一般式(91)及び(92)で表わされる化合物の具体
例としては、Pjqえば 記−数式(93)及び(94)で表わされる化合物を挙
げることができる。
HI  H CH。
CH−=CHO−(C1,) zSi−OCR−008
m CH,CH。
各式中、R1及びYは前記と同様の意味を有し。
Yは同一もしくは異なっていてもよい、YのいずれA)
1個は水素原子、水酸基、加水分解性基である。
−M式(93)及び(94)で表わされる化合物の具体
例としては1例えば C)+1  CJs 等を挙げることができる。
ラジカル重合性不飽和基がCl2=CHCH20−のシ
ラン基含有重合性不飽和単量体としては、例えば下CJ
s CHx=CHCH−0−(CHi) *−Si−OCJ
sCHi を挙げることができる。
前記シラン基含有重合性不飽和単量体以外にも、該シラ
ン基含有重合性不飽和単量体と、例えば ポリシラン化合物(例えば−数式(38)〜(40)で
表わされる化合物)とを反応させて得られるシラン基と
重合性不飽和基とを有するポリシロキサン不飽和単量体
も同様に使用することができる。
上記ボリシロキサン不飽和単量、体の具体例としては例
えば 上記−数式(85)の化合物と一般式 (38)〜(40)の少なくともl flの化合物とを
、前者30〜0.001モル%、後者7.0〜99.9
99モル%反応させて得られるポリシロキサン系マクロ
モノマー(例えば特開昭62−27513’2号公報の
もの)及び下記した化合物等を挙げることができる。
CH,OCR。
0CCH。
該樹脂組成物は樹脂(I)と樹脂(n)との混合物であ
る。
水酸基及びシラン基を含有する樹脂(I)は、1分子中
にそれぞれ平均1個以上の水酸基とシラン基を有し、数
平均分子量的1000〜200000、好ましくは約3
000〜5ooooのものである。
水酸基が平均1個より少ないと硬化性が劣るので好まし
くない。水酸基の数は耐候性、耐水性等の観点から平均
400個以下であることが好ましい。また、シラン基が
上記範囲を下回ると硬化性が劣るものとなり好ましくな
い。分子量が1000未満では物性、耐候性等が劣り、
他方、約200000を上回ると粘度が上昇し塗装作業
性が劣るものとなり好ましくない。
樹脂(I)としては、例えば前記(a)樹脂組成物に記
載のものを用いてエポキシ基を含有させないように調製
して得られるシラン基及び水酸基を含有する樹脂を使用
することができる。
水酸基及びエポキシ基を含有する樹脂(■)は、1分子
中にそれぞれ平均1個以上の水酸基、及びエポキシ基を
有し、数平均分子量が約1000〜200000、好ま
しくは約3000〜80000のものである。水酸基が
平均1個より少ないと硬化性が劣るので好ましくない。
水酸基の数は耐候性、耐水性等の観点から平均400個
以下であることが好ましい。また、エポキシ基が上記範
囲を下回ると硬化性が劣るものとなり好ましくない。分
子量が約1000未満では物性、耐候性等が劣り、他方
、約200000を上回ると粘度が上昇し塗装作業性が
劣るものとなり好ましくない。
樹脂(n)としては、例えば前記(a)樹脂組成物に記
載のものを用いてシラン基を含有させないようにして調
製して得られるエポキシ基及び水酸基を含有する樹脂を
使用することができる。
樹脂(n)としては、前記(a)樹脂に記載のエポキシ
基含有樹脂と同様のものを使用することができる。
樹脂(I)と樹脂(II)は、通常エポキシ基/シラン
基との比が約1/99〜99/1、好ましくは約115
〜99/1になる様に配合できる。
樹脂(1)及び樹脂(If)のエポキシ基とシラン基が
上記範囲を下回ると硬化性に劣り、耐キジロール性、硬
度、機械的特性に劣る塗膜となるので好ましくない。
(’c)樹脂組成物 該樹脂組成物は樹脂(I)と樹脂(又は化合物)(m)
との混合物である。
水酸基及びシラン基を含有する樹脂(I)としては(b
)樹脂組成物に記載のものと同様のものが使用できる。
樹脂(I)は前記と同様の理由から同範囲のシラン基数
、水酸基数、分子量を有することができる。
エポキシ基を含有する樹脂(m)としては、例えば前記
水酸基含有樹脂と前記イソシアネート基含有エポキシ化
合物とを反応させて得られる樹脂、並びに、エポキシ基
含有重合性不飽和単全体(e)及び必要に応じてその他
の重合性不飽和単量体(d)、含フツ素重合性不飽和単
量体(C)を単m体成分とする重合体を挙げることがで
きる。
また、エポキシ基を含有する化合物(III)としては
前記ポリエポキシ化合物と同様のものを使用することが
できる。
樹脂(又は化合物)(■)は、1分子中にそれぞれ平均
1個以上のエポキシ基を有し、数平均分子量が約100
〜200000、好ましくは約150〜5ooooのも
のである。エポキシ基が上記範囲を下回ると硬化性が劣
るものとなり好ましくない。分子量が約100未満では
物性、耐候性等が劣り、他方、約200000を上回る
と粘度が上昇し塗装作業性が劣るものとなり好ましくな
い。
樹脂(I)と樹脂(又は化合物)(■)は、通常エポキ
シ基/シラン基との比が約1/99〜99/1、好まし
くは約175〜10/・1になる様に配合できる。樹脂
(り及び樹脂(If)のエポキシ基とシラン基が上記範
囲を下回ると硬化性に劣り、耐キジロール性、硬度、機
械的特性に劣る塗膜となるので好ましくない。
(d)樹脂組成物 該樹脂組成物は樹脂(ff)と樹脂(又は化合物)(I
V)との混合物である。
水酸基及びエポキシ基を含有する樹脂(II)としては
、前記(b)樹脂組成物に記載の樹脂と同様のものを使
用することができる。樹脂(II)は前記と同様の理由
から同範囲のエポキシ基数、水酸基数、分子量を有する
ことができる。
シラン基を含有する樹脂(IV)としては、前記水酸基
含有樹脂と前記イソシアネート基含有シラン化合物とを
反応させて得られる樹脂、並びに、前記シラン基含有重
合性不飽和単量体(f)及び必要に応じてその他の重合
性不飽和単量体(d)、含フツ素重合性不飽和単量体(
c)を単量体成分とする重合体を挙げることができる。
また、シラン基を含有する化合物(IV)としては前記
ポリシラン化合物と同様のものを使用することができる
樹脂(又は化合物)(■)は、1分子中に平均1個以上
のシラン基を有し、数平均分子量が約110〜2000
00、好ましくは約130〜80000のものである。
シラン基が上記範囲を下回ると硬化性が劣るものとなり
好ましくない。
分子量が約110未満では物性、耐候性が劣り、他方、
約200000を上回ると粘度が上昇し塗装作業性が劣
るものとなり好ましくない。
樹脂(n)と樹脂(又は化合物)(■)は、通常エポキ
シ基/シラン基との比が約1/99〜99/1、好まし
くは115〜10/1になる様に配合できる。
(e)樹脂組成物 該樹脂組成物は樹脂(V)と樹脂(又は化合物)(Vl
)との混合物である。
樹脂(V)は、1分子中に平均1個以上の水酸基を有し
、数平均分子量約1000〜 200000、好ましくは約3000〜5ooooのも
のである。水酸基が平均1個より少ないと硬化性が劣る
ので好ましくない。水酸基の数は硬化性、耐候性、耐水
性等の観点から2〜400個であることが好ましい。分
子量が約1000未満では物性、耐候性等が劣り、他方
、約200000を上回ると粘度が上昇し塗装作業性が
劣るものとなり好ましくない。
樹脂(V)としては、例えば前記水酸基含有樹脂と同様
のものを使用することができる。
エポキシ基及びシラン基を含有する樹脂(Vl)として
は、例えば<a)樹脂組成物に記載のエポキシ基、シラ
ン基及び水酸基を含有する樹脂と同様のものを使用する
ことができる。また、(a)樹脂組成物の製造において
水酸基を含有しない様にして調製して得られる樹脂組成
物も同様に使用することができる。
また、エポキシ基及びシラン基を含有する化合物(Vl
)としては、例えば前記シラン基含有エポキシ化合物と
同様のものを使用することができる。
樹脂(又は化合物)(■)は、1分子中にそれぞれ平均
1個以上のシラン基及びエポキシ基を有し、数平均分子
量が約100〜200000.好ましくは約150〜5
ooooのものである。エポキシ基及びシラン基が上記
範囲を下回ると硬化性が劣るものとなり好ましくない。
分子量が約100未満では物性、耐候性等が劣り、他方
、約200000を上回ると粘度が上昇し塗装作業性が
劣るものとなり好ましくない。
樹脂(V)と樹脂(又は化合物)(■)は、両者の合計
量に基づいて、樹脂(V)約5〜95重量%、好ましく
は約20〜80重量%、樹脂(又は化合物)(■)約9
5〜5重量%、好ましくは80〜20重量%である。両
者の比率がこの範囲外となると硬化性が悪くなるので好
ましくない。
該樹脂組成物は樹脂(V)と樹脂(又は化合物)(■)
と樹脂(または化合物)(■)との混合物である。
樹脂(V)は、前記(e)に記載の樹脂と同様のものが
使用できる。樹脂(V)は前記と同様の理由から同範囲
の水酸基、分子量を有することができる。
樹脂(又は化合物)(■)は、1分子中に平均2個以上
のエポキシ基を有し、且つ数平均分子量が約120〜2
00000、好ましくは約240〜80000のもので
ある。エポキシ基の数が平均2個より少ないと硬化性(
ゲル分率)が劣るものとなり好ましくない。数平均分子
量が約120未満の化合物を得ることは困難であり、−
刃数平均分子量が200000を上回ると他の成分との
相溶性が劣り、その結果得られる被覆の耐候性が低下す
るので好ましくない。
該樹脂(及び化合物)(■)は、例えば前記ポリエポキ
シ化合物、前記水酸基含有樹脂とイソシアネート基含有
エポキシ化合物との反応物、前記エポキシ基含有重合性
不飽和単n体(e)を必須単量体成分とする重合体等を
使用することができる。
樹脂(又は化合物)(■)は、1分子中に平均1個以上
のシラン基を有するものであり、シラン基が平均1個よ
り少ないと硬化性(ゲル分率)が劣るものとなる。また
シラン基が多くなるとシラン基とエポキシ基の反応が優
先的に行われ、水酸基との反応に必要なエポキシ基が少
な(なり、硬化性(ゲル分率)が劣るものとなるので、
シラン基は、1分子中に平均2500個以下であること
が好ましい。
樹脂(又は化合物)(■)は、数平均分子量104〜2
00000のものを用いる。数平均分子量104未満の
ものは入手し難く、 200000を上回ると、他の成分との相溶性が劣り、
耐候性に優れた被膜が得られない。
(a)樹脂組成物では、各成分の配合量は、樹脂(V)
と樹脂(又は化合物)(■)の合計量に基づいて、樹脂
(v)5〜95重量%、好ましくは20〜80重量%、
樹脂(又は化合物)(■)95〜5重n%、好ましくは
80〜20重量%とする。両者の比串がこの範囲外とな
ると低温硬化性が悪くなるので好ましくない。また、樹
脂(又は化合物)(■)は、樹脂(V)と樹脂(又は化
合物)(■)の合計量100重量部に対して、0.1〜
50重量部、好ましくは1〜20重量部とする。樹脂(
又は化合物)(■)が0.1重量部未満では硬化性が著
るしく低下し、一方50重曾部を上回ると残存する樹脂
(又は化合物)(■)が被膜の耐溶剤性を低下させるの
で好ましくない。
本発明において、上記した以外にも(a)〜(d)樹脂
組成物から選ばれる少なくとも1種の樹脂組成物に前記
水酸基含有樹脂(V)を含有させたものも使用できる。
前記した樹脂組成物は、従来公知の方法で得ることがで
きる。即ち、水酸基とイソシアネート基どの反応、シラ
ン基の縮合反応、共重合反応等は従来公知の方法に基づ
いて実施できる。例えば水酸基とイソシアネート基との
反応は室温〜130℃で30〜360分間程度で充分で
ある。シラン基の縮合反応は酸触媒(例えば塩化水素酸
、硫酸、ギ酸、酢酸等)の存在下で約40〜150℃程
度で約1〜約24時間加熱で充分である。また共重合反
応としては、通常のアクリル樹脂やビニル樹脂等の合成
反応と同様の方法、条件で得ることができる。この様な
合成反応の一例としては、各単量体成分を有機溶剤に溶
解もしくは、分散せしめ、ラジカル重合開始剤の存在下
で60〜180℃程度の温度で攪拌しながら加熱する方
法を示すことができる。反応時間は、通常1〜10時間
程度とすればよい。また、有機溶剤としては、使用する
単量体又は化合物と不活性なもの、例えばエーテル系溶
媒、エステル系溶媒、炭化水素系溶媒等を使用できる。
炭化水素系溶媒を用いる場合には、溶解性の点から他の
溶媒を併用することが好ましい。またラジカル開始剤と
しては、通常用いられているものをいずれも用いること
ができ、その−例として、過酸化ベンゾイル、t−ブチ
ルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート等の過酸化物
、アゾイソブチルニトリル、アゾビスジメチルバレロニ
トリル等のアゾ化合物等を挙げることができる。
本発明で使用する樹脂組成物において、前記エポキシ基
、シラン基、水酸基以外にカルボキシル基を含有させる
と被膜の硬化性が一層向上できることから好ましい。
該カルボキシル基を有する樹脂組成物は塩基性化合物で
中和させることにより水溶解もしくは水分散化すること
ができる。
本発明で使用する樹脂組成物において、前記した樹脂を
他の樹脂(例えばビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレ
タン樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂等)と化学結合
させた変性樹脂も同様に使用することができる。
本発明で使用する樹脂組成物は、例えばトルエン、キシ
レン等の炭化水素系溶剤、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン等のケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸
ブチル等のエステル系溶剤、ジオキサン、エチレングリ
コールジエチルエーテル等のエーテル系溶剤、ブタノー
ル、プロパツール等のアルコール系溶剤等に、溶解又は
分散した形で使用したり、もしくは該樹脂組成物を分散
安定剤成分とする非水分散液の形で使用できる。
上記非水分散液について次に述べる。
上記分散安定剤の存在下に、1種以上のラジカル重合性
不飽和単量体と重合開始剤とを該単量体と分散安定剤と
は溶解するが、その単量体から得られる重合体粒子は溶
解しない有機溶剤中に添加し、重合反応を行なわせるこ
とにより非水分散液を製造することができる。非水分散
液の粒子成分となるポリマーを形成するのに用い得る単
量体の種類としては既に記載したすべての単量体を使用
することができる。好ましくは粒子成分となるポリマー
は使用している有機溶剤に溶解してはならないので、高
極性を重合体を多く含む共重合体である。即ちメチル(
メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、(
メタ)アクリロニトリル、2−ヒドロキシ(メタ)アク
リレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
(メタ)アクリルアミド、アクリル酸、メタクリル酸、
イタコン酸、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルス
チレン、N−メチロール(メタ)アクリルアミド等のモ
ノマーを多く含んでいることが好ましい。又、非水分散
液の粒子は必要に応じ架橋させておくことができる。粒
子内部を架橋させる方法の一例としてはジビニルベンゼ
ンやエチレングリコールジメタクリレート等の多官能モ
ノマーを共重合することによって行なえる。
非水分散液に用いる有機溶剤には、該重合により生成す
る分散重合体粒子は実質的に溶解しないが、上記分散安
定剤及びラジカル重合性不飽和単量体に対しては、良溶
媒となるものが包含される。
使用し得る有機液体としては、例えば、ペンタン、ヘキ
サン、ヘプタン、オクタン、ミネラルスピリット、ナフ
サ等の脂肪族炭化水素:ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素:アルコール系、エーテル系、エス
テル系及びケトン系溶剤、例えばイソプロピルアルコー
ル、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、オ
クチルアルコール、セロソルブ、ブチルセロソルブ、ジ
エチレングリコールモノブチルエーテル、メチルイソブ
チルケトス、ジイソブチルケトン、エチルアシルケトン
、メチルへキシルケトン、エチルブチルケトン、酢酸エ
チル、酢酸イソブチル、酢酸アシル、2−エチルヘキシ
ルアセテート等が挙げられ、これらはそれぞれ単独で使
用してもよく、2種以上混合して用いることもできるが
、一般には、脂肪族炭化水素を主体とし、これに適宜芳
香族炭化水素や上記の如きアルコール系、エーテル系、
エステル系又はケトン系溶剤を組合わせたものが好適に
使用される。更に、トリクロロトリフルオロエタン、メ
タキシレンへキサフルオライド、テトラクロロへキサフ
ルオロブタン等も必要により使用できる。
上記単量体の重合はラジカル重合開始剤を用いて行われ
る。使用可能なラジカル重合開始剤としては、例えば、
2.2−アゾイソブチロニトリル、2.2′−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル等のアゾ系開始剤:
ベンゾイルパーオキシド、ラウリルパーオキシド、te
rt−ブチルパーオクトエート等の過酸化物系開始剤が
挙げられ、これら重合開始剤は一般に、重合に供される
単量体100重量部当り0,2〜10重量部範囲内で使
用することができる。上記重合の際に存在させる分散安
定剤樹脂の使用配合は、該樹脂の種類に応じて広い範囲
から選択できるが、一般には該樹脂100重量部に対し
てラジカル重合性不飽和単量体を3〜240重世部程度
、好ましくは5〜82重量部とするのが適当である。
本発明においては、分散安定剤樹脂と重合体粒子とを結
合させることによって、非水分散液の貯蔵安定性を向上
させるとともに、透明性、平滑性、機械的特性に優れた
硬化膜を形成することができる。該分散安定剤樹脂と重
合粒子とを結合させる方法として、重合性二重結合を有
する分散安定剤の存在下でラジカル重合性不飽和重合体
を重合させることによって行なうことができる。
重合性二重結合を導入する方法としては、該樹脂中のオ
キシラン基の一部にアクリル酸、メタクリル酸、イタコ
ン酸等のα、β−エチレン性不飽和モノカルボン酸を付
加するのが、最も便利であるが、その他に予め樹脂中に
含有させておいた水酸基にイソシアノエチルメタクリレ
ート等のイソシアネート基含有単量体を付加する方法等
がある。
更に、分散剤安定剤と重合性粒子とを結合させる方法と
して、上記した以外に、重合性粒子を形成する単量体成
分として、例えばγ−メタクリロキシプロピルトリメト
キシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリエトキシ
シラン、γ−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン
、γ−メタクリロキシブチルトリエトキシンラン、γ−
アクリロキシプロピルトリシラノール等の反応性単旦体
を使用することによって結合できる。
上記分散安定剤が例えば2成分又は3成分の樹脂(又は
化合物)の混合物である場合には、2成分又は3成分の
樹脂(又は化合物)の混合物を分散安定剤とし、該分散
安定剤の存在下でラジカル重合性不飽和単量体を重合さ
せることにより非水分散液を得ることができる。更に、
上記2成分又は3成分の樹脂(又は化合物)の一部(1
成分又は2成分)を分散安定剤とし、該分散安定剤の存
在下でラジカル重合性不飽和重合体を重合させた後、残
りの成分を配合することによっても非水分散液を得るこ
とができる。
本発明硬化性組成物は、前記樹脂組成物にアミノアルデ
ヒド樹脂を添加することによって得ることができる。
該アミノアルデヒド樹脂を非水分散液に添加する方法と
しては、分散安定剤として用いる樹脂組成物に予めアミ
ノアルデヒド樹脂を添加しておくか、もしくは得られた
非水分散液にアミノアルデヒド樹脂を添加することによ
って行なえる。
使用するアミノアルデヒド樹脂としては、メラミン、尿
素、ベンゾグアナミン、スピログアナミン、アセトグア
ナミン、ステログアナミン等のアミノ成分とホルムアル
デヒド、パラホルムアルデヒド、アセトアルデヒドの如
きアルデヒド化合物を公知の方法によって縮合せしめた
縮合反応生成物、又はかかる縮合反応生成物をアルコー
ルで変性したアミノアルデヒド樹脂を用いることができ
る。変性用のアルコールとして、低温硬化性の観点から
、好ましくは01〜C4のモノアルコールであるが2−
エチルヘキサノール、シクロヘキサノール、ラウリルア
ルコール、エチレングリコールモノエチルエーテル、エ
チレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノエチルエーテル等のC5以上のアルコールも
併用できる。
前記アミノ化合物の中で塗膜の耐候性を必要とする場合
にはメラミンが最も好適である。該メラミン樹脂の具体
例としてはへキサメチルエーテル化メチロールメラミン
、ヘキサブチルエーテル化メチロールメラミン、ヘキサ
メチルブチルエーテル化メチロールメラミン、メチルエ
ーテル化メチロールメラミン、n−ブチルエーテル化メ
チロールメラミン、i−ブチル化メチロールメラミン等
を挙げることができる。商品名で挙げれば、例えばサイ
メルー303、サイメルー235、サイメルー238、
サイメルー1130、サイメルー254、サイメルー3
27(以上、三井サイアナミド社製メラミン樹脂)、ス
ミマールM−55、スミマールM−100、スミマール
M−4O8(以上、住人化学社製メラミン樹脂)、ニー
パン203E−60、ニーパン225、ニーパン283
E−60(以上、三井東圧化学社製メラミン樹脂)、ス
ーパーベッカミンG−840、スーパーベッカミンG−
821−60、スーパーベッカミンし−127−75(
以上、大日本インキ社製メラミン樹脂)等を挙げること
ができる。
上記アミノアルデヒド樹脂の使用量は、前記樹脂組成物
(固形分)合計量100重量部当り1〜50重金部、好
ましくは3〜40重量部更に好ましくは5〜30重量部
が好適である。アミノアルデヒド樹脂の使用量が上記範
囲を上回ると硬化性が低下し、逆に、上記範囲を下回る
とアミノアルデヒド(ポリエステル)塗料、アミノアク
リル塗料との整合性が損なわれる傾向となり好ましくな
い。
上記アミノアルキド(ポリエステル)系塗料、アミノア
クリル系塗料との整合性は、本発明硬化性組成物を上塗
り塗膜とし、またアミノアルキド、アミノアクリル系塗
料を下塗り塗膜とした場合の相互間の塗膜の付着性、及
びこれらの塗膜をウェットオンウェット方式で塗り重ね
たときの塗装仕上り外観を意味する。
該硬化性組成物が従来から使用されているアミノアルキ
ド(ポリエステル)系、アミノアクリル系塗料等と優れ
た整合性を示す理由は、明らかでないが類似物質(アミ
ノアルデヒド樹脂)によるなじみ性によるものと推察さ
れる。
更に、該アミノアルデヒド樹脂を使用すると硬化性組成
物中に含まれる水酸基との反応、アミノアルデヒド樹脂
同土間での縮合反応によって硬化性に優れた塗膜を形成
することができる。これらの反応を促進させるのに触媒
を使用することができる。該触媒として従来から公知の
カルボン酸化合物、リン酸化合物、スルホン酸化合物又
はこれらと塩基性化合物との塩等を添加することができ
る。
本発明硬化性組成物は、前記硬化性組成物に(1)有機
金属化合物、(2)ルイス酸、(3)プロトン酸及び(
4) S i −0−Al1結合を有する化合物から選
ばれる少な(とも1種の硬化反応触媒を含有させてなる
ものである。
(1)有機金属化合物 例えば金属アルコキシド化合物、金属キレート化合物、
金属アルキル化合物等を挙げることができる。
〔金属アルコキシド化合物〕
例えばアルミニウム、チタニウム、ジルコニウム、カル
シウム、バリウム等の金属類にアルコキシ基が結合した
化合物を挙げることができる。これらの化合物は会合し
ていてもかまわない。中でも好ましくはアルミニウムア
ルコキシド、チタニウムアルコキシド及びジルコニウム
アルコキシドである。これら好ましい金属アルコキシド
化合物について下記に例示する。
アルミニウムアルコキシドは、例えば−数式〔式中、R
I2は、同一もしくは異なって、炭素数1〜20のアル
キル基又はアルケニル基を示す。〕で表わされるアルミ
ニウムアルコキシドを挙げることができる。
炭素数1〜20のアルキル基としては、前記炭素数1〜
10のアルキル基に加えて、ウンデシル、ドデシル、ト
リデシル、テトラデシル、オクタデシル基等を、アルケ
ニル基としては、ビニル、アリル基等をそれぞれ例示で
きる。
一般式(95)で表わされるアルミニウムアルコラード
類としては、アルミニウムトリメトキシド、アルミニウ
ムトリエトキシド、アルミニウムトリーn−プロポキシ
ド、アルミニウムトリイソプロポキシド、アルミニウム
トリーn−ブトキシド、アルミニウムトリイソブトキシ
ド、アルミニウムトリー5(3e−ブトキシド、アルミ
ニウムトリー tert−ブトキシド等があり、特にア
ルミニウムトリイソプロポキシド、アルミニウムトリー
5ec=ブトキシド、アルミニウムトリーn−ブトキシ
ド等を使用するのが好ましい。
チタニウムキレート化合物は、例えば 一般式 〔式中、W及びRt2は前記と同じ意味を示す。〕で表
わされるチタネートを挙げることができる。
一般式(96)で表わされるチタネート類としては、W
が1のものでは、テトラメチルチタネート、テトラエチ
ルチタネート、テトラ−n−プロピルチタネート、テト
ライソプロピルチタネート、テトラ−n−ブチルチタネ
ート、テトライソブチルチタネート、テトラ−皇ert
−ブチルチタネート、テトラ−n−ペンチルチタネート
、テトラ−n−へキシルチタネート、テトライソオクチ
ルチタネート、テトラ−n−ラウリルチタネート等があ
り、特にテトライソプロピルチタネート、テトラ−n−
ブチルチタネート、テトライソブチルチタネート、テト
ラ−tert−ブチルチタネート等を使用すると好適な
結果を得る。また、Wが1以上のものについては、テト
ライソプロピルチタネート、テトラ−n−ブチルチタネ
ート、テトライソブチルチタネート、テトラ−tert
−ブチルチタネートの2世体から11fik体(一般式
(96)におけるW=1〜10)のものが好適な結果を
与える。
ジルコニウムキレート化合物は、例えば一般式 〔式中、W及びR12は前記と同じ意味を示す。〕で表
わされるジルコネートを挙げることができる。
一般式(97)で表わされるジルコネート類としては、
テトラエチルジルコネート、テトラ−n−プロビルジル
コネート、テトライソプロピルジルコネート、テトラ−
n−ブチルジルコネート、テトラ−3ee−ブチルジル
コネート、テトラ−tart−ブチルジルコネート、テ
トラ−n−ペンチルジルコネート、テトラ−1ert−
ペンチルジルコネート、テトラ−tert−へキシルジ
ルコネート、テトラ−n−へブチルジルコネート、テト
ラ−n−オクチルジルコネート、テトラ−n−ステアリ
ルジルコネート等があり、特にテトライソプロピルジル
コネート、テトラ−n−プロピルジルコネート、テトラ
イソブチルジルコネート、テトラ−n−ブチルジルコネ
ート、テトラ−5ee−ブチルジルコネート、テトラ−
tert−ブチルジルコネート等を使用すると好適な結
果を得る。また、Wが1以上のものについては、テトラ
イソプロピルジルコネート、テトラ−n−プロピルジル
コネート、テトラ−n−ブチルジルコネート、テトライ
ソブチルジルコネート、テトラ−5ec−ブチルジルコ
ネート、テトラ−tert−ブチルジルコネートの2量
体から11量体(一般式(97)におけるW=1〜10
)のものが好適な結果を与える。また、これらジルコネ
ート類同志が会合した構成単位を含んでいても良い。
(金属キレート化合物〕 アルミニウムキレート化合物、チタニウムキレート化合
物、ジルコニウムキレート化合物が好ましい。また、こ
れらのキレート化合物のなかでも、ケト・エノール互変
異性体を構成し得る化合物を安定なキレート環を形成す
る配位子として含むキレート化合物が好ましい。
ケト・エノール互変異性体を構成し得る化合物としては
、β−ジケトン類(アセチルアセトン等)、アセト酢酸
エステル類(アセト酢酸メチル等)、マロン酸エステル
類(マロン酸エチル等)、及びβ位に水酸基を有するケ
トン類(ダイア七トンアルコール等)、β位に水酸基を
有するアルデヒド類(サリチルアルデヒド等)、β位に
水酸基を有するエステル類(サリチル酸メチル)等を使
用することができる。特に、アセト酢酸エステル類、β
−ジケトン類を使用すると好適な結果が得られる。
アルミニウムキレート化合物としては、前記アルミニウ
ムアルコキシド1モルに対し、上記ケト・エノール互変
異性体を構成し得る化合物を通常3モル以下程度のモル
比で混合し、必要に応じて加熱することにより好適に調
製することができる。
特に好ましいアルミニウムキレート化合物としては、例
えば、トリス(エチルアセトアセテート)アルミニウム
、トリス(n−プロピルアセトアセテート)アルミニウ
ム、トリス(イソプロピルアセトアセテート)、アルミ
ニウム、トリス(n−ブチルアセトアセテート)アルミ
ニウム、イソプロポキシビス(エチルアセトアセテート
)アルミニウム、ジイソプロポキシエチルアセトアセテ
ートアルミニウム、トリス(アセチルアセトナト)アル
ミニウム、トリス(プロピオニルアセトナト)アルミニ
ウム、ジイソプロポキシプロビオニルアセトナトアルミ
ニウム、アセチルアセトナト・ビス(プロピオニルアセ
トナト)アルミニウム、モノエチルアセトアセテートビ
ス(アセチルアセトナト)アルミニウム、トリス(アセ
ドルアセトナト)アルミニウム等を挙げることができる
チタニウムキレート化合物としては、前記チタニウムア
ルコキシド1モルに対し、上記ケト・エノール互変異性
体を構成し得る化合物を通常4モル以下程度のモル比で
混合し、必要に応じて加熱することにより好適に調製す
ることができる。特に好ましいチタニウムキレート化合
物としては、例えば、ジイソプロポキシ・ビス(エチル
アセトアセテート)チタネート、ジイソプロポキシ・ビ
ス(アセチルアセトナト)チタネート、ジイソプロポキ
シ・ビス(アセチルアセトナト)チタネート等を挙げる
ことができる。
ジルコニウムキレート化合物としては、前記ジルコニウ
ムアルコキシド1モルに対し、上記ケト・エノール互変
異性体を構成し得る化合物を通常4モル以下程度のモル
比で混合し、必要に応じて加熱することにより好適に調
製することができる。
特に好ましいジルコニウムキレート化合物としては、例
えば、テトラキス(アセチルアセトナト)ジルコニウム
、テトラキス(n−プロピルアセトアセテート)ジルコ
ニウム、テトラキス(アセチルアセトナト)ジルコニウ
ム、テトラキス(エチルアセトアセテート)ジルコニウ
ム等のジルコニウムキレート化合物を挙げることができ
る。
該アルミニウムキレート化合物、ジルコニウムキレート
化合物、チタニウムキレート化合物は、いずれか1種を
用いてもよいし、2種以上を適宜併用しても良い。
〔金属アルキル化合物〕
該化合物はアルミニウム、亜鉛等の金属にアルキル基、
好ましくはCI、20のアルキル基が結合したものであ
る。具体的には、例えばトルエチルアルミニウム、ジエ
チル亜鉛等を挙げることができる。
(2)ルイス酸 金属ハロゲン化物又は金属にハロゲンと他の置換基を共
有する化合物並びにこれらの化合物の錯塩を挙げること
ができる。具体的には、例えばAl6ム、 A7CF3
 、 AlF2、AIEtcfz 、AIEtzC/、
Snム、 TiCム、 TiBj4. TiF4.2r
Cム、 2rBr+ 。
ZrF<、 SnCム、 FeC15、5bCfls 
、 SbCム、 Pct、、PCム、Gaiム、 Ga
F3. InF、 acム、BBrz、BF、、BF3
: [’0CJs) z、BF4: [0C1H,) 
、、BCム:(OCJs)z、BFi:NHzC2)1
s 、 BF−:NHaCJ−OH18F3:NHCH
,CH,CH2CH2、PF、S→())。
等を挙げることができる。
(3)プロトン酸 該プロトン酸としては、具体的には、例えばメタンスル
ホン酸、エタンスルホン酸、トリフロロメタンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、P−トルエンスルホン酸等の
有機プロトン酸類;リン酸、亜リン酸ホスフィン酸、ホ
スホン酸、硫酸、過塩木酸等の無機プロトン酸類を挙げ
ることができる。
(4) S i −0−Al結合を有する化合物賦化合
物としては、具体的には例えばケイ酸アルミニウムを挙
げることができる。
上記硬化反応触媒の中でも金属キレート化合物は硬化性
に優れた塗膜を形成できることからこのものを使用する
ことが好ましい。
(1)〜(3)架橋反応硬化剤の配合量は前記硬化性組
成物の固形分100重量部に対して0.01〜30重量
部程度とするのが適当である。
この範囲より少な・いと架橋反応硬化性が低下する傾向
にあり、又この範囲より多いと硬化物中に残存して耐水
性を低下させる傾向にあるので好ましくない。好ましい
配合量は0. 1〜10重量部で、より好ましい配合量
は1〜5重量部である。
また(4)架橋反応硬化剤の配合量は前記硬化性組成物
の固形分100重量部に対して1〜100重量部程度と
するのが適当である。この範囲より少ないと架橋硬化性
が低下する傾向にあり、またこの範囲より多いと塗膜の
物性が低下する傾向にあるので好ましくない。
硬化性組成物には必要に応じて、例えば顔料、顔料分散
剤、流動調整剤等を添加することができる。更に、貯蔵
安定性を向上させる目的として前記キレート化剤や硬化
性を向上させるのに前記ポリエポキシ化合物等も添加す
ることができる。
該顔料としては、例えば無機顔料、有機顔料等を配合で
きる。無機顔料としては、酸化物系(二酸化チタン、ベ
ンガラ、酸化クロム等)、水酸化物系(アルミナホワイ
ト等)、硫酸塩系(沈降性硫酸バリウム等)、炭酸塩系
(沈降性炭酸カルシウム系等)、硫酸塩系(クレー等)
、炭素系(カーボンブラック等)、金属粉(アルミニウ
ム粉、ブロンズ粉、亜鉛末等)が挙げられる。また有機
顔料としては、アゾ系(レーキレッド、ファーストエロ
ー等)、フタロシアニン系(フタロシアニンブルー等)
を挙げることができる。
また、硬化性組成物に、例えばセルロースアセテートブ
チレート、ビスフェノール型エポキシ樹脂、石油樹脂、
フェノール樹脂等を添加することができる。
本発明の硬化性組成物を塗料として用いる場合の塗装方
法は特に限定がなく、従来方法をそのまま用いることが
できる。例えばエアスプレー、静電エアスプレー、エア
レススプレー、ベル静電塗装、ミニベル静電塗装、ロー
ル塗装、ハケ塗り等の方法が適用できる。
本発明硬化性組成物は、140℃以下の低温で容易に架
橋硬化させることができ、例えば、何ら加熱せず常温で
硬化させる場合には、通常8時間〜7日間程度で充分に
硬化させることができ、また40〜100℃程度に加熱
する場合には、5分〜3時間程度で充分に硬化させるこ
とができる。
本発明の硬化性組成物は塗料、接着剤、インキ等に好適
に使用できる。塗料としては、室温乾燥のものから60
〜100℃の低温焼き付は型、100〜160℃の高温
焼き付は型のものまで巾広く適用できる。被塗物として
は鉄板、プラスチックス素材、木材等、従来塗料が塗ら
れているあらゆるものに塗装することができる。自動車
車体の塗装も本発明の硬化性組成物が好適に適用される
例である。
上塗り塗料としてソリッドカラー、メタリックカラー、
クリヤー塗料等の形でウェットオンウェットの塗り重ね
塗装方式(いわゆる2コート1ベーク塗装)、モノコー
ト塗装方式等の塗装方式で塗装できる。自動車車体の中
塗り塗料としても、自動車部品としての各種プラスチッ
クス材や金属部品材用の上塗り用、下塗り用としても適
用できる。
発明の効果 本発明硬化性組成物によれば以下の様な侵れた効果が発
揮できる。
1 低温での硬化性が優れる。
2 毒性の心配がない。
3 耐酸性に優れた塗膜が得られる。
4 仕上り性の良好な塗膜が得られる。
5 他の塗膜との整合性に優れる。
実施例 以下実施例によって本発明をより具体的に説明する。
共重合体(イ)の合成 CH2=CHCOOC2H40H30重合部CH2=C
(CH3) C00C4H950重合部の混合物をアゾ
ビスイソブチロニトリルの存在下でキシレン100重量
部中で90℃、3時間の条件でラジカル重合反応を行な
って不揮発分50重量%、数平均分子ff1(GPC,
以下同様の意味を有する。)5000の共重合体を得た
共重合体(ロ)の合成 C)12 =C(CH3) C00C3Hs 5t(O
Ch ) 320重量部 CH2=C(CH3) COOC2H4NCO37重量
部CH2=C(CH3) COOC4N 933重量部
の混合物を共重合体(イ)と同様の条件で反応を行なっ
て不揮発分50重量%、数平均分子量6200の共重合
体を得た。
共重合体(ハ)の合成 C112= CtlCOOll           
 5重量部CH2=C(C113) C00C& tl
 9    65重量部の混合物を共重合体(イ)と同
様の条件で反応を行なって不揮発分50重量%、数平均
分子量5800の共重合体を得た。
CH2=C)ICOOC2Ha OH20重量部C)1
2  =C(CH3) C00C3Hs Si(OCH
3) 310重量部 CH2=C(CH3) COOCa H910重量部C
I+2 =ClIC0OC21A Ca r17   
20重量部の混合物を共重合体(イ)と同様の条件で反
応を行なって不揮発分50重n%、数平均分子量700
0の共重合体を得た。
共重合体−2の合成 FM−3モノマー(商品名、   30重量部ダイセル
化学■製、水酸基 含有カプロラクトン変性メ タクリル酸エステル、平均 分子fIi472、理論水酸基 価119 KOHmg/g ) *マクロモノマー        30重量部CH2=
CHCOOC2H4Ca F +y    40重量部
の混合物を共重合体(イ)と同様の条件で反応を行なっ
て不揮発分50重合%、数平均分子量4900の共重合
体を得た。
尚、 マクロモノマーは、次のようにして得たものであ
る。
フェニルトリシラノール C112=C11COOC3If s 51(OCH3
) 3γ−アクリロキシプロピル トリシラノール トルエン 800g 00g 500g これらの混合物を117℃で3時間反応させ、脱水した
。得られたポリシロキサン系マクロモノマーの数平均分
子量は7000、平均的に1分子当り1個のビニル基と
5〜10個のシラノール基を有していた。
共重合体−3の合成 CH2=C(CH3) COOC2Ha OH15重量
部C)+2 =C(CH3) COOC4He    
 25重n部の混合物を共重合体(イ)と同様の条件で
反応を行なって不揮発分50重量%、数平均分子量10
500の共重合体を得た。
共重合体−4の合成 容ff1400m!2の撹拌機付ガラス製フラスコに前
記共重合体(イ)溶液(不揮発分50%)200重量部 (CH3C00)3 SiC3)16 NC010重足
部30重旦部 キ  シ  し  ン              4
0重量部を仕込み100℃で5時間撹拌下に一〇H基と
−NGO基の付加反応を続けた。NC0価が0.001
以下になったことを確認した。この反応により一〇H基
、 S i  (OCOCH3)3基、容ff1400
IIIQの撹拌機付ガラス製フラスコに前記共重合体(
ロ)溶液(不揮発分50%)200重量部 キ  シ  し  ン            30重
量部を仕込み100℃で5時間撹拌下に一〇H基と−N
GO基の付加反応を続けた。NC0価が0.001以下
になったことを確認した。
重合体を得た。
共重合体−6の合成 容f1400−の撹拌機付ガラス製フラスコに前記共重
合体(ハ)溶液(不揮発分50%)200重量部 テトラエチルアンモニウムブロマイド 0.1重口部 キ  シ  し  ン           14.3
重量部を仕込み110℃で6時間撹拌下に−COOH基
が0.01以下になったことを確認した。
−8i (OCH3) 3基をもつ共重合体を得た。
共重合体−7の合成 撹拌機、水分離器を備えたガラス製フラスコに無水フタ
ル酸        192重量部へキサヒドロ無水フ
タル酸  256重量部アジピン酸         
107重量部ネオペンチルグリコール   357重量
部トリメチロールプロパン    88重足部を仕込み
、160℃から230℃に3時間かけて昇温させ、その
後230℃に1時間保ったあと、キシレン50gを加え
酸価8になるまで反応させた。これを冷却し、樹脂固形
分が50重量%になるようにキシレン/n−ブタノール
=471の溶剤で希釈した。
得られた樹脂の数平均分子量は約3500であった。
共重合体−8の合成 容ff1400111(2の撹拌機付ステンレス製オー
トクレーブに CI2 =CH−0−CA Hs OH10重量部CH
2=CH−0−C2Hs         5重量部レ
ープ内圧が1 kg/ cm2以下に低下した時点でオ
ートクレーブを水冷し、反応を停止させた。得られた樹
脂溶液を過剰のへブタン中に投入し、樹脂を析出させた
後、洗浄、乾燥を行ない91gの樹脂を得た(収率91
%)。数平均分子量は6300であった。得られた樹脂
を同量のキシレンに溶解し、不揮発分50重量%の樹脂
を得た。
の各単量体、及び メチルイソブチルケトン   200重量部アゾビスイ
ソブチロニトリル   2重量部ホウ酸ナトリウム  
    0.5重量部を仕込み、窒素置換、冷却固化、
脱気した後CF2−CFCQ           4
5重量部をオートクレーブ内に導入し、オートクレーブ
内温が60℃に達するまで徐々に昇温した。その後16
時間以上撹拌下に反応を続けた上、オートクレーブ内−
8の合成において、単量体成分を、CI!2−CIIO
CO(jl 3       10重量部C)+2 =
C)lOcOc3 N 7       10重量部C
F2 = CFCQ40重合部 にすべて置き換えた以外は共重合体−8と同様の方法で
不揮発分50重n%、数平均分子n7200の共重合体
を得た。
共重合体−10の合成 共重合体−8の合成において、単量体成分を、CH2=
CH81,(OH)(OCH3) 2   20重量部
CH2=CH0C2Hs         15重量部
CF2 = CFCQ          45重量部
CF2 =CF2          10重量部にす
べて置き換えた以外は共重合体−8と同様の方法で不揮
発分50重量%、数平均分子量6800の共重合体を得
た。
共重合体−11の合成 共重合体−8の合成において、単量体成分を、CI+2
 =Cll0Ca tl a 011      15
重量部にすべて置き換えた以外は共重合体−8と同様の
方法で不揮発分50重量%、数平均分子量5000の共
重合体を得た。
共重合体−12の合成 容量400−の撹拌機付ガラス製フラスコに前記共重合
体−8溶液(不揮発分50%)200重量部 (CH3Coo)2Si−C3Hs SH30重量部C
)13 キ  シ  し  ン               
30重量部を仕込み96°Cで9時間撹拌下に反応を続
けた。
赤外吸収スペクトルにおいて−SH基の吸収が消失して
いることから、−OH基、オキシラン基、S i (C
H3)(OCOCH3)2基を有する共重合体を得た。
CI+2  =Cll0C2II 5 CF2  =  CFCQ 5重量部 55重量部 非水分散液(1)の合成 400戒の撹拌機付ガラス製フラスコに共重合体−4溶
液(不揮発分50%) 200重全重 合H2−C(CH3) COOC2Ha NCO3,1
重量部ハイドロキノン      0.02重量部キ 
シ し ン       3.1重量部を仕込み撹拌下
に100℃で5時間付加反応を行ないイソシアネート価
が0.001以下になったことを確認した。共重合体1
分子当り平均1個の共重合性二重結合を導入した分散安
定剤(1)を得た。
次に、 ヘプタン 酢酸n−ブチル 前記分散安定剤 95重量部 5重合部 (1)溶液(不揮発分50%) 244重量部 をフラスコに仕込み、加熱還流させ、下記の単量体及び
重合開始剤を3時間かけてフラスコ内に滴下し、更に2
時間熟成した。
OH2 CI+2 =CHCN =C(C1h COOCI! 15重髄部 20重量部 30重量部 25重量部 アゾビスイソブチロニトリル   1.5重量部(粒子
形成生全体成分合計100重量部。
粒子成分/分散安定剤 固形分比=45755 )得ら
れた分散液の不揮発分は50重量%。重合体粒子の粒径
(コールタ−N4 (コールタ−社)による平均粒径)
が0.15μmの乳白色の安定な分散液であった。この
ものは室温で3ケ月静置しても沈殿物や粗大粒子の発生
は認められなかった。
非水分散液(2)の合成 400m1の撹拌機付ガラス製フラスコに共重合体−8
溶液(不揮発分50%) 200重全重 合H2=C(CH3) C0OH1,6重量部4−te
rt−ブチルピロカテコール 0.02重量部 ジメチルアミノエタノール  0.1重量部キ  シ 
 し  ン             1.6重量部を
仕込み撹拌下に120℃で5時間付加反応を行ない樹脂
酸価が0. 001 mgKOIl/g以下になったこ
とを確認した。共重合体1分子当り平均0.6個の共重
合性二重結合を導入した分散安定剤(2)を得た。
次に、 ヘ ブ タ ン        80重量部酢酸n−ブ
チル        10重回部前記分散安定剤(2)
溶液(不揮発分50%)200重量部 をフラスコに仕込み、加熱還流させ、下記の単量体及び
重合開始剤を3時間かけてフラスコ内に滴下し、更に2
時間熟成後、酢酸n−ブチルを10重量部加えた。
CH2=CH−CN          10重合部C
H2=C(CI+3 ) C00C)! 3    3
0重量部CH2=C(CH3) COOC2Ht O)
I   15重合部ターシャリーブチルパーオキシ2−
エチルヘキサノエート        1.5重量部(
粒子形成生■体成分合計100重量部。
粒子成分/分散安定剤 固形分比=50150 )得ら
れた分散液の不揮発分は酢酸n−ブチルで50重量%に
なるように調整した。重合体粒子の粒径(コールタ−N
4 (コールタ−社)による平均粒径)が0.25μm
の乳白色の安定な分散液であった。このものは室温で3
ケ月静置しても沈殿物や粗大粒子の発生は認められなか
った。
オキシラン基及びアルコキシシラン基含有化合物の合成 IQの撹拌機付ガラス製フラスコに 0CN−C3H5−8i(OC2Hs ) 3247u
ffi部酢酸ブチル          94重量部を
仕込み、撹拌下に90°Cで3時間反応させ、不揮発物
80重量%の式 の化合物を得た。
塗料組成物の製造例 上記製造例で得た共重合体、及び非水分散液を用いて塗
料組成物を調製した。塗料組成物としてソリッドカラー
(白)及び2コート1ベーク用トツプクリアーコートを
調製した。
〔ソリッドカラー(白)の製造例〕
ソリッドカラー(白)の製造例(塗料No、S −1〜
5−7)を第1表に示す。酸化チタンは共重合体溶液に
よりペイントシェーカーで1時間分散を行ない、その後
非水分散液を加えた。顔料配合量は、樹脂固形分100
重量部に対して80重量部とした。表に示す共重合体、
及び非水分散液の配合量は、すべて樹脂の重量部である
。また、金属キレート化合物の配合量は、樹脂分100
重量部に対する電量部である。
〔2コート1ベーク用クリアーコートの製造例〕2コー
ト1ベーク用クリアーコートの製造例(塗料No、M 
−1〜M −8)を第4表に示す。表中の数値は、ソリ
ッドカラーの場合と同様の意味を有する。
第 表 第 表 *3)化合物C: *4)金属キレ−トムニドリス(アセチルアセトナト)
アルミニウム *5)金属キレートBニドリス(エチルアセトアセテー
ト)アルミニウム *6)金属キレートC:テトラキス(アセチルアセトナ
ト)ジルコニウム *7)金属キレートDニジイソプロポキシ・ビス(エチ
ルアセトアセテート)チタニウム *8)サイヌル235:商品名、三井すイアナミド社、
メチル/n−ブチル混合エーテル化モノメリックメラミ
ン樹脂 *9)ニーパン28SE:商品名、三井東圧社、n−ブ
チルアルコール変性メラミン樹脂(不揮発分60重量%
) *10)酸触媒ニドデシルベンゼンスルホン酸のジメチ
ルエタノールアミンによる中和物(1,0当量中和) 実施例1〜6 前記塗料組成物S−1〜S−6を順に実施例1〜6の塗
料組成物とした。
比較例1 前記塗料組成物S−7を比較例1の塗料組成物とした。
比較例2 塗料組成物5−8(ルーガーベーク白、商品名、関西ペ
イント棟、ポリエステル/メラミン樹脂系塗料)を比較
例2の塗料組成物とした。
実施例7〜13 前記塗料組成物M−1〜M−7を順に実施例7〜13の
塗料組成物とした。
比較例3 前記塗料組成物M−8を順に比較例3の塗料組成物とし
た。
比較例4 塗料組成物M−9(マジクロン#1000クリアー、商
品名、関西ペイント観、アクリル/メラミン樹脂系塗料
)を比較例4の塗料組成物とした。
〔ベースコートAの製造例〕
アゾビスイソブチロニトリルを重合開始剤としてキシレ
ン/n−ブタノール=80/20 (重量部)混合溶剤
中で下記の単量体混合物をラジカル重合反応を行なって
ビニル共重合体を合成した。
ビニル共重合体は数平均分子量18000、不揮発物5
0重量%、ガードナー粘度Z1であった。
メチルメタクリレート      40重量部エチルア
クリレート       20重量部n−ブチルアクリ
レート     20重量部2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート 18重量部 アクリル酸            2重量部下記の配
合でウェットオンウェット塗装用ベースコート(A)を
作成した。
上記50重世%ビニル共重合体溶液 160重量部 ニーパン288E−6033,,3重量部(商品名、三
・井東圧化学社、 メラミン樹脂、不揮発分 60重世%) EAB−551−0220重量部 (商品名、イーストマンコ ダック社、セルロースア セテートブチレート) ト ル エ ン         30重量部酢酸ブチ
ル           30重量部アルミペースト#
4919     5重量部(商品名、東洋アルミニウ
ム伸) アルミペースト#55−519   5重量部(商品名
、東洋アルミニウム■) 上記組成物をトルエン/キシレン/n−ブタノール−4
0/40/20 (重量部)の混合溶剤を用いて#4フ
ォードカップで15秒(25℃)になるよう粘度調整し
塗装に供した。
塗装用素材の調製 以下の様にして塗装用素材を調製した。
化成処理したダル鋼板にエポキシ樹脂系カチオン電着塗
料を約25μm塗装し、170℃で30分加熱硬化させ
たあと、中塗としてルーガベークAMを乾燥膜厚的30
μmになるように塗装し、140℃で30分焼付けた。
次いで#400サンドベーパーで塗面を水切し、水切り
乾燥し、石油ベンジンで塗面を拭いたものを素材とした
〔塗膜性能試験〕
ソリッドカラー:前記塗装用素材表面に、実施例1〜6
及び比較例1及び2の塗料組成物をスヮゾール#100
0 (商品名、コスモ石油■、石油系溶剤)で22秒(
フォードカップNo、4.20”℃)に粘度調整し、乾
燥膜厚4o〜50μmになるよう塗装し、室温で10分
間セツティングしたのち、120℃で30分間(比較例
の塗料組成物は140℃で30分間)焼付けを行ない、
試験板とした。結果を第3表に示す。
2コート1ベーク用クリアーコート:前記塗装用素材表
面に、ベースコートAを塗装し、塗装後約5分間おいて
直ちにスワゾール#1000で22秒に希釈した実施阿
7〜13及び比較例3及び4の塗料組成物を塗装した。
塗装膜厚は乾燥膜厚でベースコート15〜20μm1ク
リアーコートは35〜45μとした。塗装後約10分間
室温で静置、後、120°Cで30分間(比較例の塗料
組成物は140℃で30分間)焼付けを行なった。
結果を第4表に示す。
第 表(続き) *]1)仕上り外観を目視で評価した。良好◎、ツヤピ
ケ、塗面ユズ膚、塗面チリ膚(X)の間で程度に応じて
◎、○、■、Δ、×の5段階の判定をした。
*12)耐水性 40℃の恒温水槽に試験片を240時間浸漬する。取り
出した後塗膜のツヤピケ、フクレ等の異状のないものを
良好とした。塗膜のツヤピケ、フクレ等の異状の程度に
応じて◎、01■、△、×の5段階の判定をした。
*13)耐酸性 40%H2SO4に40℃、5時間浸漬後、取出して水
洗して、塗面状態を評価した。全く異状なしく◎)、著
しいツヤピケ、侵され等の異状(×)の間で程度に応じ
て◎、0、■、Δ、×の5段階の判定をした。
*14)耐衝撃性 デュポン式衝撃試験機を使用(撃芯径1/2インチ、分
銅0. 5kg)。塗膜にワレを生じない最高の分銅落
下高さで表示。
*15)付着性−1 塗装用素材の調製において、ルーガベークAM(関西ペ
イント側製、ポリエステル樹脂/メラミン樹脂系焼付は
型塗料)の塗装物を140℃で30分間焼付けたあと、
更に160℃で30分間焼付けを行なった塗装用素材を
使用した。
試験板に、素地に達するよう縦横各1m1間隔に切り込
みを入れ100個の基盤目をつくる、この上にセロハン
粘着テープを貼りつけ急激に剥がした後の状態を評価し
た。
表示:ハガレなかった目の数/100 *16)付着性−2 付着性−1の試験の手順で作成した試験板を60℃の温
水中に3日間浸漬後、取り出し室温で1時間乾燥後、付
着性−1と同じ基盤目付着試験を行なった。表示は付着
性−1と同様の意味を有する。
*17)耐候性 Qパネル社製促進耐候性試験機を用いたQUV促進バク
ロ試験による。
試験条件:紫外線照射 16H/60℃水凝結 8H1
50℃ を1サイクルとして3.000時間(125サイクル)
試験した後の塗膜を評価。
◎:はとんど初期と変らない光沢を保っている○:僅か
に光沢低下があるが、ワレや白化等の欠陥がない ×:著しい光沢低下、ヒビワレ、白化(チョーキング)
現象が認められ不合格 *18)鮮映性−1 写像性測定器(IMAGE CLARITY METE
R:スガ試験機■製)で測定。表中の数字はICM値で
0〜100%の範囲の値をとり、数値の大きい方が鮮映
性が良く、IcM値が80以上であれば鮮映性が極めて
優れていることを示す。
*19)鮮映性−2 鮮映性測定器JCRI−GGD−166型Gd計(日本
色彩研究所)を用いて測定した。角度を55°に固定し
て測定した。
(以 上)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シラノール基及び/又は珪素原子に直接結合した
    加水分解性基、エポキシ基及び水酸基の官能基を同一樹
    脂中に含有する樹脂組成物と、アミノアルデヒド樹脂を
    含有してなることを特徴とする硬化性組成物。
  2. (2)シラノール基及び/又は珪素原子に直接結合した
    加水分解性基、エポキシ基及び水酸基の官能基を有する
    樹脂組成物であって、該官能基から選ばれる1種以上の
    官能基を有する2種以上の樹脂及び/又は化合物の混合
    物と、アミノアルデヒド樹脂とを含有してなることを特
    徴とする硬化性組成物。
  3. (3)請求項第1項又は第2項に記載の硬化性組成物に
    、有機金属化合物、ルイス酸、プロトン酸及びSi−O
    −Al結合を有する化合物から選ばれる1種以上の硬化
    反応触媒を含有することを特徴とする硬化性組成物。
JP6455589A 1989-03-15 1989-03-15 硬化性組成物 Pending JPH02242814A (ja)

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GB9005115A GB2230783B (en) 1989-03-15 1990-03-07 Curable composition comprising an epoxy/silanol resin system
CA002011801A CA2011801A1 (en) 1989-03-15 1990-03-08 Curable composition
DE4008343A DE4008343A1 (de) 1989-03-15 1990-03-15 Haertbare zusammensetzung
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023008493A1 (ja) * 2021-07-29 2023-02-02 株式会社カネカ シラン化合物およびその製造方法、ポリオルガノシロキサン化合物、ハードコート組成物、ハードコーフィルムおよびその製造方法、ならびにディスプレイ

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WO2023008493A1 (ja) * 2021-07-29 2023-02-02 株式会社カネカ シラン化合物およびその製造方法、ポリオルガノシロキサン化合物、ハードコート組成物、ハードコーフィルムおよびその製造方法、ならびにディスプレイ

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