JPH0224260Y2 - - Google Patents

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JPH0224260Y2
JPH0224260Y2 JP17379883U JP17379883U JPH0224260Y2 JP H0224260 Y2 JPH0224260 Y2 JP H0224260Y2 JP 17379883 U JP17379883 U JP 17379883U JP 17379883 U JP17379883 U JP 17379883U JP H0224260 Y2 JPH0224260 Y2 JP H0224260Y2
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JP
Japan
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resistor
switch
terminal
inverting input
amplifier
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JP17379883U
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JPS6082828U (ja
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は増幅器におけるブースト切り換え回路
に関する。
(従来技術) 一般にトーンコントロール増幅器のブースト量
切り換え回路、例えばブースト・カツトの最大量
を可変することができるようになつているトーン
コントロール回路は第1図に示すような構成にな
つている。即ち、アンプAの正相入力端Apに入
力された信号は出力端Aoから抵抗R8を経て外部
端子OUTに出力されるようになつており、該外
部端子OUTと出力端Aoとの間にはスイツチS3
抵抗R10が直列に接続されている。また、出力端
Aoと反転入力端Anとの間にはスイツチS4と抵抗
R9が直列に接続されている。上記スイツチS3
S4は連動的に動作するようになつていて、外部端
子OUTにおける信号と出力端Aoにおける信号と
が適度に減衰されて上記反転入力端Anに入力さ
れるようになつている。VR2は可変抵抗器であつ
て、インピーダンスZにより定まる特定周波数の
ブースト・カツト量を調整するためのものであ
る。
上記のようにしてスイツチS3とスイツチS4とを
連動的に切り換えることにより上記特定周波数の
ブースト及びカツト量を可変することができるよ
うに構成されている。
しかるに、上記した従来のものにおいては、ス
イツチS3とS4とが完全に同期して切り換わつた場
合にはフラツト時の伝達関数Gは1で不変であり
シヨツクノイズが発生する等の問題は生じない
が、仮にスイツチS3が先にオン状態となつた場合
にはフラツト時の伝達関数Gは G=R7+(R11・r/R11+r)/(R11・r/R11+r) ・(R12・r/R12+r)/(R8・R10/R8+R10)+
(R12・r/R12+r) となるがG>1となるためスイツチS4がオン状態
となる前にシヨクノイズが出力されてしまうこと
となる。
(考案の目的) 本考案は、上記した点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、最大ブースト量切換用スイツ
チの動作タイミングにずれが生じてもシヨツクノ
イズ等を発生する虞がないようにした増幅器にお
ける最大ブースト量切り換え回路を提供すること
にある。
(考案の構成) 本考案に係るトーンコントロール増幅器におけ
るブースト量切り換え回路は、反転入力端を有す
る増幅器と、上記反転入力端と接地間に接続され
た第1の帰還抵抗と、上記反転入力端と上記増幅
器の出力端の間に接続された第2の帰還抵抗と、
上記出力端と外部端子間に接続された第1の出力
抵抗と、上記外部端子と接地間に接続された第2
の出力抵抗と、上記外部端子と上記反転入力端の
間に接続された中点接地の可変抵抗器と、上記可
変抵抗器の可動端子と接地間に接続されたインピ
ーダンス回路を有し、上記出力端からの信号を第
1の抵抗を介して上記反転入力端に入力し得るよ
うになつている第1のスイツチと、上記第1のス
イツチと連動的に動作し、上記外部端子からの信
号を第2の抵抗を介して上記第1のスイツチと上
記第1の抵抗との接続点に供給し得るようになつ
ている第2のスイツチとを備えていることを特徴
とする。
(実施例) 本考案に係る増幅器におけるブースト量切り換
え回路の実施例を図面に基づいて説明する。
図中、Aはアンプ、Zはインピーダンス回路、
VR1は可変抵抗器、R3,R4,R5,R6は抵抗であ
つて、これらは従来のものと同様に構成されてい
る。R1は第1の抵抗、S1は第1のスイツチであ
つて、アンプAの出力端Ao→スイツチS1→抵抗
R1→反転入力端An、と信号が流れるように構成
されている。S2は上記第1のスイツチと連動的に
動作し、抵抗R2を介して外部端子OUTからの信
号を上記第1のスイツチS1と第1の抵抗R1との
接続点Pに供給するようになつている。
上記した構成において、抵抗R1〜R6の抵抗値
及び、可変抵抗VR1の抵抗値rの夫々の抵抗値の
設定について詳述するに、先ず、可変抵抗VR1
中立状態、スイツチS1,S2がオフ状態であるとき
の平衡条件(利得は0)は、 1=R3+(R5・r/R5+r)/(R5・r/R5+r)・R2
/R4+(R6・r/R6+r) …(1) (ただし、前項の分数式はアンプによる増幅
分、後項の分数式は出力でのロス分を夫々示す。)
となるが、第(1)式はR3=R4,R5=R6であれば常
に満たされる。
また、スイツチS1,S2が同時にオン状態となつ
た場合には、 1=(R3・R1/R3+R3)+(R5・r/R5+r)/R5・r
/R5+r ・R6・r/R6+r/(R4・R2/R4+R2)+(R6・r/
R6+r)…(2) となり、第(2)式はR1=R2であるとき常に満たさ
れる。
ここで、スイツチS1が先にオン状態となつた場
合には(2)式より伝達関数Gは以下のように示され
る。
G=(R3・R1/R3+R1)+(R5・r/R5+r)/R5・r
/R5+r ・R6・r/R6+r/R4+(R6・r/R6+r) …(3) 上式及び各抵抗値の条件から伝達関数Gは常に
1よりも小さくなりシヨツクノイズは生じない。
また、スイツチS2が先にオン状態となつた場合で
もG<1となりシヨツクノイズは生じない(ただ
し、R3=R4,R1=R2,R5=R6である)。
(考案の効果) 本考案に係るトーンコントロール増幅器におけ
るブースト量切り換え回路によれば、複数のスイ
ツチを同時に切り換えることによつてその特定周
波数の最大ブースト及びセツト量を変化させるこ
とができるようになつているトーンコントロール
増幅器において、それらのスイツチの切り換えタ
イミングにずれが生じたり、接触が不良になつた
場合でもシヨツクノイズが生じたりする虞はな
い。また、何等特殊な部品を要しないためコスト
アツプとはならず、特にオーデイオアンプにおけ
るトーンコントロール回路に利用して最適であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の増幅器におけるブースト量切り
換え回路を示す回路図、第2図は本考案に係る増
幅器におけるブースト量切り換え回路の実施例を
示す回路図である。 A……アンプ、S1……第1のスイツチ、S2……
第2のスイツチ、R1……第1の抵抗、R2……第
2の抵抗、Ao……出力端、OUT……外部端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反転入力端を有する増幅器と、上記反転入力端
    と接地間に接地された第1の帰還抵抗と、上記反
    転入力端と上記増幅器の出力端の間に接続された
    第2の帰還抵抗と、上記出力端と外部端子間に接
    続された第1の出力抵抗と、上記外部端子と接地
    間に接続された第2の出力抵抗と、上記外部端子
    と上記反転入力端の間に接続された中点接地の可
    変抵抗器と、上記可変抵抗器の可動端子と接地間
    に接続されたインピーダンス回路を有し、上記出
    力端からの信号を第1の抵抗を介して上記反転入
    力端に入力し得るようになつている第1のスイツ
    チと、上記第1のスイツチと連動的に動作し、上
    記外部端子からの信号を第2の抵抗を介して上記
    第1のスイツチと上記第1の抵抗との接続点に供
    給し得るようになつている第2のスイツチとを備
    えていることを特徴とするトーンコントロール増
    幅器におけるブースト量切り換え回路。
JP17379883U 1983-11-11 1983-11-11 ト−ンコントロ−ル増幅器におけるブ−スト量切り換え回路 Granted JPS6082828U (ja)

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JP17379883U JPS6082828U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 ト−ンコントロ−ル増幅器におけるブ−スト量切り換え回路

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Publication Number Publication Date
JPS6082828U JPS6082828U (ja) 1985-06-08
JPH0224260Y2 true JPH0224260Y2 (ja) 1990-07-03

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JP17379883U Granted JPS6082828U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 ト−ンコントロ−ル増幅器におけるブ−スト量切り換え回路

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