JPH0224225B2 - - Google Patents
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- JPH0224225B2 JPH0224225B2 JP12837282A JP12837282A JPH0224225B2 JP H0224225 B2 JPH0224225 B2 JP H0224225B2 JP 12837282 A JP12837282 A JP 12837282A JP 12837282 A JP12837282 A JP 12837282A JP H0224225 B2 JPH0224225 B2 JP H0224225B2
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- Japan
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- ink
- printing
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/23—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
- B41J2/305—Ink supply apparatus
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material
- B41J2/23—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of impact or pressure on a printing material or impression-transfer material using print wires
- B41J2/235—Print head assemblies
- B41J2/25—Print wires
- B41J2/255—Arrangement of the print ends of the wires
Landscapes
- Impact Printers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、インキ式ワイヤドツトプリンタのイ
ンキ供給装置に係り、とくに、インキ吸蔵体のイ
ンキ量を検出してインキ流通路の開閉制御を行な
うインキ式ワイヤドツトプリンタのインキ供給装
置に関する。
ンキ供給装置に係り、とくに、インキ吸蔵体のイ
ンキ量を検出してインキ流通路の開閉制御を行な
うインキ式ワイヤドツトプリンタのインキ供給装
置に関する。
インキ式ワイヤドツトプリンタとは、印字ヘツ
ドの先端部にフエルト等から成る印字用インキ吸
蔵体を設け、この印字用インキ吸蔵体にワイヤを
挿通せしめてワイヤ先端にインキを付着しドツト
状の文字印字を行なうプリンタである。このイン
キ式ワイヤドツトプリンタに於て、従来から、プ
リンタの印字品質を常に最適な状態に保つため、
前記インキ吸蔵体にインキ量検出用の電極を配設
し、インキ量が基準レベルより下がるとこれを検
知してインキタンクからインキを供給せしめ該イ
ンキ吸蔵体に含有されるインキ量を一定とする制
御が行なわれていた。このインキ供給制御を行な
う際、温度変化によるインキ量の検出誤差を防止
する目的で、印字ヘツドに設けられた印字用イン
キ吸蔵体と同様の材質から成る比較用インキ吸蔵
体を前記インキタンク内に装備し、インキ量検出
用電極を配設して、両インキ吸蔵体による検出電
圧の差を求めて温度補償を行ない、この差電圧か
らインキ量を検知しインキ供給制御をなすように
していた。
ドの先端部にフエルト等から成る印字用インキ吸
蔵体を設け、この印字用インキ吸蔵体にワイヤを
挿通せしめてワイヤ先端にインキを付着しドツト
状の文字印字を行なうプリンタである。このイン
キ式ワイヤドツトプリンタに於て、従来から、プ
リンタの印字品質を常に最適な状態に保つため、
前記インキ吸蔵体にインキ量検出用の電極を配設
し、インキ量が基準レベルより下がるとこれを検
知してインキタンクからインキを供給せしめ該イ
ンキ吸蔵体に含有されるインキ量を一定とする制
御が行なわれていた。このインキ供給制御を行な
う際、温度変化によるインキ量の検出誤差を防止
する目的で、印字ヘツドに設けられた印字用イン
キ吸蔵体と同様の材質から成る比較用インキ吸蔵
体を前記インキタンク内に装備し、インキ量検出
用電極を配設して、両インキ吸蔵体による検出電
圧の差を求めて温度補償を行ない、この差電圧か
らインキ量を検知しインキ供給制御をなすように
していた。
ところで、かかる従来技術において、前記イン
キタンクは、配管等の都合からキヤリツジに搭載
されており、印字につれて該インキタンクが移動
するようになつていた。このインキタンク内に
は、通常、液面上にある程度の空間があいてお
り、該インキタンクが移動するとインキが揺れて
前記比較用インキ吸蔵体に配設されたインキ量検
出用電極間のイオンの流れを乱し、これが温度補
償用の検出電圧に変動を生ぜしめてインキ供給の
誤動作を招くという不都合があつた。
キタンクは、配管等の都合からキヤリツジに搭載
されており、印字につれて該インキタンクが移動
するようになつていた。このインキタンク内に
は、通常、液面上にある程度の空間があいてお
り、該インキタンクが移動するとインキが揺れて
前記比較用インキ吸蔵体に配設されたインキ量検
出用電極間のイオンの流れを乱し、これが温度補
償用の検出電圧に変動を生ぜしめてインキ供給の
誤動作を招くという不都合があつた。
また、インキタンク内のインキが印字用インキ
吸蔵体に含有されるインキに比較し多量に存在す
る場合があり、このときインキタンク側の熱伝導
が非常に悪くなつて温度変化に対し鈍感となり、
これがため両インキ吸蔵体の温度特性に差を生じ
て検出誤差の原因となつたり、更に、インキタン
クが大きな容積を占めるので印字ヘツド先端から
離れて装備せざるを得ず両インキ吸蔵体の設置場
所の隔たりから環境温度が相違しこれによつても
誤動作を生ずるという欠点があつた。
吸蔵体に含有されるインキに比較し多量に存在す
る場合があり、このときインキタンク側の熱伝導
が非常に悪くなつて温度変化に対し鈍感となり、
これがため両インキ吸蔵体の温度特性に差を生じ
て検出誤差の原因となつたり、更に、インキタン
クが大きな容積を占めるので印字ヘツド先端から
離れて装備せざるを得ず両インキ吸蔵体の設置場
所の隔たりから環境温度が相違しこれによつても
誤動作を生ずるという欠点があつた。
本発明はかかる従来技術の欠点に鑑みなされた
ものであり、比較用インキ吸蔵体をインキ充満状
態でインキカプセル内に密閉することにより、正
確な温度補償を可能とし、良好なインキ供給制御
を行なうことができるという優れた特徴を有する
インキ式ワイヤドツトプリンタのインキ供給装置
を提供することを、その目的とする。
ものであり、比較用インキ吸蔵体をインキ充満状
態でインキカプセル内に密閉することにより、正
確な温度補償を可能とし、良好なインキ供給制御
を行なうことができるという優れた特徴を有する
インキ式ワイヤドツトプリンタのインキ供給装置
を提供することを、その目的とする。
本発明は、インキタンクからインキ流通路を介
してインキの供給を受け、ワイヤにインキを付着
させる印字用インキ吸蔵体と、この印字用インキ
吸蔵体と同様の材質から成る比較用インキ吸蔵体
とインキ充満状態で密閉したインキカプセルと、
前記印字用インキ吸蔵体及び比較用インキ吸蔵体
の夫々に設けられたインキ量検出用電極と、この
インキ量検出用電極により検出した両検出電圧の
差電圧と基準電圧とを比較し、前記インキ流通路
の開閉制御を行なう手段とを備えたことによつ
て、前記目的を達成しようとするものである。
してインキの供給を受け、ワイヤにインキを付着
させる印字用インキ吸蔵体と、この印字用インキ
吸蔵体と同様の材質から成る比較用インキ吸蔵体
とインキ充満状態で密閉したインキカプセルと、
前記印字用インキ吸蔵体及び比較用インキ吸蔵体
の夫々に設けられたインキ量検出用電極と、この
インキ量検出用電極により検出した両検出電圧の
差電圧と基準電圧とを比較し、前記インキ流通路
の開閉制御を行なう手段とを備えたことによつ
て、前記目的を達成しようとするものである。
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第3図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第1図は本発明に係るインキ式ワイヤドツトプ
リンタのインキ供給装置を備えた印字ヘツド部分
を示す概略斜視図である。図に於て、印字ヘツド
1は複数本の2,2,…を摺動自在に案内し、か
つ、保持するノーズ3と、各ワイヤ2,2,…を
個別に駆動するソレノイド駆動部4と、ノーズ3
先端の印字部5内に収納されて前記ワイヤ2,
2,…の先端にインキを付着させる印字用インキ
吸蔵体6と、ヘツド先端に設けられて該ワイヤ
2,2,…を整列せしめるガイド7とから構成さ
れている。そして、前記ソレノイド駆動部4のソ
レノイド(図示せず)が外部の印字指令に基づい
て通電されると、前記ワイヤ2を前方へ摺動せし
め、このとき該ワイヤ2の先端が紙面をインパク
トし印字を行なうようになつている。この印字ヘ
ツド1は支持フレーム8によつて図示しないキヤ
リツジに装着されている。
リンタのインキ供給装置を備えた印字ヘツド部分
を示す概略斜視図である。図に於て、印字ヘツド
1は複数本の2,2,…を摺動自在に案内し、か
つ、保持するノーズ3と、各ワイヤ2,2,…を
個別に駆動するソレノイド駆動部4と、ノーズ3
先端の印字部5内に収納されて前記ワイヤ2,
2,…の先端にインキを付着させる印字用インキ
吸蔵体6と、ヘツド先端に設けられて該ワイヤ
2,2,…を整列せしめるガイド7とから構成さ
れている。そして、前記ソレノイド駆動部4のソ
レノイド(図示せず)が外部の印字指令に基づい
て通電されると、前記ワイヤ2を前方へ摺動せし
め、このとき該ワイヤ2の先端が紙面をインパク
トし印字を行なうようになつている。この印字ヘ
ツド1は支持フレーム8によつて図示しないキヤ
リツジに装着されている。
前記印字ヘツド1には、インキ供給装置10が
装備されている。このインキ供給装置10は、イ
ンキタンク11と、このインキタンク11と前記
印字用インキ吸蔵体6とを接続する供給管12
と、この供給管12の始端部に設けられた電磁弁
13と、比較用インキ吸蔵体14をインキ充満状
態で密閉したインキカプセル15と、前記印字用
インキ吸蔵体6及び比較用インキ吸蔵体14の
各々に下方から挿通されたインキ量検出用の電極
16,17,18,19と、これらの電極16〜
19に接続されてインキ量の検出を行なう検出部
30と、この検出部30の出力する検出電圧に基
づき前記電磁弁13の開閉制御を行なう制御部4
0とから構成されている。
装備されている。このインキ供給装置10は、イ
ンキタンク11と、このインキタンク11と前記
印字用インキ吸蔵体6とを接続する供給管12
と、この供給管12の始端部に設けられた電磁弁
13と、比較用インキ吸蔵体14をインキ充満状
態で密閉したインキカプセル15と、前記印字用
インキ吸蔵体6及び比較用インキ吸蔵体14の
各々に下方から挿通されたインキ量検出用の電極
16,17,18,19と、これらの電極16〜
19に接続されてインキ量の検出を行なう検出部
30と、この検出部30の出力する検出電圧に基
づき前記電磁弁13の開閉制御を行なう制御部4
0とから構成されている。
前記インキカプセル15は、第2図に示すよう
に、円筒状に形成されたパイプ20を有し、この
パイプ20内に比較用インキ吸蔵体14がインキ
充満状態で収納され、かつ、該パイプ20の両端
に密閉用のキヤツプ21,21が嵌合されて成
る。前記比較用インキ吸蔵体14は、前述した印
字用インキ吸蔵体6と同じ材質で形成され、か
つ、同じ体積を有し、当該インキカプセル15内
に印字用インキ吸蔵体6のインキ量より多少多い
インキが収容されて両インキ吸蔵体6,14の温
度特性が略同一となるように成つている。
に、円筒状に形成されたパイプ20を有し、この
パイプ20内に比較用インキ吸蔵体14がインキ
充満状態で収納され、かつ、該パイプ20の両端
に密閉用のキヤツプ21,21が嵌合されて成
る。前記比較用インキ吸蔵体14は、前述した印
字用インキ吸蔵体6と同じ材質で形成され、か
つ、同じ体積を有し、当該インキカプセル15内
に印字用インキ吸蔵体6のインキ量より多少多い
インキが収容されて両インキ吸蔵体6,14の温
度特性が略同一となるように成つている。
前記印字用インキ吸蔵体6及びインキカプセル
15内の比較用インキ吸蔵体14には、各々同一
形状に形成された棒状の電極16,17及び1
8,19が挿通されている。これらの電極16〜
19にはイオン化傾向の小さい白金が使用されて
おり、インキによる腐食が生じないようになつて
いる。このように構成されたインキカプセル15
は、前記印字部5と環境温度の近似したソレノイ
ド駆動部4のノーズ3側に装着されている。この
ため印字ヘツド1の移動とともに前記インキカプ
セル15は振動することになるが該インキカプセ
ル15の内部がインキで充満され、かつ、完全に
密閉されているため液面の揺動は生じず、更にカ
プセル内に比較用インキ吸蔵体14が収納されて
いるので液内の流動も殆んど生じない。また温度
変化によつて、インキが膨張・収縮すると、イン
キがカプセル15から漏れたり、気泡を発生する
恐れがあるが、パイプ20を柔軟性のある,例え
ばポリエチレンパイプで形成することでインキの
漏れを防止でき、また、気泡が発生しても前記比
較用インキ吸蔵体14の介在により電極位置まで
該気泡が達せず、検出電圧への影響が除去され
る。従つてこのインキカプセル15により、補償
用の検出電圧は温度のみに依存して変化すること
となる。
15内の比較用インキ吸蔵体14には、各々同一
形状に形成された棒状の電極16,17及び1
8,19が挿通されている。これらの電極16〜
19にはイオン化傾向の小さい白金が使用されて
おり、インキによる腐食が生じないようになつて
いる。このように構成されたインキカプセル15
は、前記印字部5と環境温度の近似したソレノイ
ド駆動部4のノーズ3側に装着されている。この
ため印字ヘツド1の移動とともに前記インキカプ
セル15は振動することになるが該インキカプセ
ル15の内部がインキで充満され、かつ、完全に
密閉されているため液面の揺動は生じず、更にカ
プセル内に比較用インキ吸蔵体14が収納されて
いるので液内の流動も殆んど生じない。また温度
変化によつて、インキが膨張・収縮すると、イン
キがカプセル15から漏れたり、気泡を発生する
恐れがあるが、パイプ20を柔軟性のある,例え
ばポリエチレンパイプで形成することでインキの
漏れを防止でき、また、気泡が発生しても前記比
較用インキ吸蔵体14の介在により電極位置まで
該気泡が達せず、検出電圧への影響が除去され
る。従つてこのインキカプセル15により、補償
用の検出電圧は温度のみに依存して変化すること
となる。
前記検出部30は、第3図に示すように電極1
7,19に各々接続された抵抗31,32と、こ
の抵抗31,32の他端に共通して接続された交
流方形波発振器33とを有し、この交流方形波発
振器33の他端及び電極16,18が接地されて
成る。そして、前記交流方形波発振器33の交流
電圧が抵抗31,32を介して電極17,19に
印加されると、該電極17,19に各々検出電圧
V1,V2が現われる。前記インキカプセル15は
インキが充満状態であるので電圧V2は温度のみ
に依存して変化する。一方、印字用インキ吸蔵体
6の電圧V1は、印字ヘツド1が作動してインキ
が減少すると次第に変化し、かつ温度によつても
変化する。
7,19に各々接続された抵抗31,32と、こ
の抵抗31,32の他端に共通して接続された交
流方形波発振器33とを有し、この交流方形波発
振器33の他端及び電極16,18が接地されて
成る。そして、前記交流方形波発振器33の交流
電圧が抵抗31,32を介して電極17,19に
印加されると、該電極17,19に各々検出電圧
V1,V2が現われる。前記インキカプセル15は
インキが充満状態であるので電圧V2は温度のみ
に依存して変化する。一方、印字用インキ吸蔵体
6の電圧V1は、印字ヘツド1が作動してインキ
が減少すると次第に変化し、かつ温度によつても
変化する。
これらの検出電圧V1,V2は、前記制御部40
へ並列に出力されるようになつている。この制御
部40は、差動増巾回路41,整流回路42,比
較回路43が直列接続されて成る。まず、前記検
出電圧V1,V2は差動増巾回路41によつて差が
とられ、差電圧V3が求められる。この差電圧V3
は、温度変化による検出電圧の変動を除去した印
字用インキ吸蔵体6のインキ量に対応する電圧と
なつている。この差電圧V3は、次に整流回路4
2で直流電圧V3′に変換されたのち、比較回路4
3へ出力される。この比較回路43は、前記差電
圧V3′と予め設定された基準となる上限電圧Vs,
下限電圧Vuと比較し、下限電圧Vuより下まわつ
た場合に前記電磁弁13へ開弁信号を送出する。
この開弁信号を受けて、電磁弁13は開弁を行な
い印字用インキ吸蔵体6へインキの供給を行な
う。このインキ供給により、前記検出電圧V1が
上昇し、これに伴ない前記差電圧V3′が上限値Vs
を越えると制御弁17は閉弁信号を電磁弁13へ
送出する。この閉弁信号を受けて電磁弁13は閉
弁しインキの補充を停止する、以下、同様の動作
をくり返すことにより、印字用インキ吸蔵体6の
インキ量を常に一定にでき、所定の印字品質を保
つことができる。前記上限電圧Vs,下限電圧Vu
は任意に設定でき印字濃度を自由に選ぶことがで
きる。
へ並列に出力されるようになつている。この制御
部40は、差動増巾回路41,整流回路42,比
較回路43が直列接続されて成る。まず、前記検
出電圧V1,V2は差動増巾回路41によつて差が
とられ、差電圧V3が求められる。この差電圧V3
は、温度変化による検出電圧の変動を除去した印
字用インキ吸蔵体6のインキ量に対応する電圧と
なつている。この差電圧V3は、次に整流回路4
2で直流電圧V3′に変換されたのち、比較回路4
3へ出力される。この比較回路43は、前記差電
圧V3′と予め設定された基準となる上限電圧Vs,
下限電圧Vuと比較し、下限電圧Vuより下まわつ
た場合に前記電磁弁13へ開弁信号を送出する。
この開弁信号を受けて、電磁弁13は開弁を行な
い印字用インキ吸蔵体6へインキの供給を行な
う。このインキ供給により、前記検出電圧V1が
上昇し、これに伴ない前記差電圧V3′が上限値Vs
を越えると制御弁17は閉弁信号を電磁弁13へ
送出する。この閉弁信号を受けて電磁弁13は閉
弁しインキの補充を停止する、以下、同様の動作
をくり返すことにより、印字用インキ吸蔵体6の
インキ量を常に一定にでき、所定の印字品質を保
つことができる。前記上限電圧Vs,下限電圧Vu
は任意に設定でき印字濃度を自由に選ぶことがで
きる。
この実施例によれば比較用インキ吸蔵体が収納
されたインキカプセルがインキ充満状態で密閉さ
れているため、該インキカプセルが印字動作につ
れて振動しても、カプセル内のインキには流動が
殆んど生じず、従つて機械的振動による検出電圧
変動を著しく低下させることができる。実験によ
れば、比較用インキ吸蔵体をインキタンクに収納
した場合に比べて振動による電圧変動は約5分の
1以下となつた。また、インキカプセル内のイン
キ量が印字用インキ吸蔵体に含有されたインキ量
と略同量となつており、かつ、該インキカプセル
を印字用インキ吸蔵体にできるだけ接近させた構
成となつているので、二つのインキ吸蔵体の温度
特性が略同一となり、かつ、環境温度が近似する
ため、正確な温度補償を行なうことが可能とな
る。
されたインキカプセルがインキ充満状態で密閉さ
れているため、該インキカプセルが印字動作につ
れて振動しても、カプセル内のインキには流動が
殆んど生じず、従つて機械的振動による検出電圧
変動を著しく低下させることができる。実験によ
れば、比較用インキ吸蔵体をインキタンクに収納
した場合に比べて振動による電圧変動は約5分の
1以下となつた。また、インキカプセル内のイン
キ量が印字用インキ吸蔵体に含有されたインキ量
と略同量となつており、かつ、該インキカプセル
を印字用インキ吸蔵体にできるだけ接近させた構
成となつているので、二つのインキ吸蔵体の温度
特性が略同一となり、かつ、環境温度が近似する
ため、正確な温度補償を行なうことが可能とな
る。
尚、上記実施例に於ては、比較用インキ吸蔵体
を収納したインキカプセルを円筒形とする場合に
ついて説明したが、例えば箱形としてもよく、ま
たインキ量検出用の電極も棒状電極の他に板状電
極を使用してもよい。更に、印字用インキ吸蔵体
に配設する電極は第4図に示すように印字用イン
キ吸蔵体60の下部に接触して電極61,62を
配置し、インキが充満し印字品質が最適になる場
合のインキ溢出による電極61,62間の沿面導
通によつて生じる検出電圧の臨界的変化(第5図
のc1―c2,d1―d2参照)を利用して確実なインキ
供給制御を行なうように構成してもよい。また、
多色印字を行なう場合一つの印字ヘツドに2色
(第1図参照)或いはそれ以上の複数色分の印字
部5,5,…並びにワイヤ,ソレノイド等を装備
して構成の簡略化を図るようにしてもよい。
を収納したインキカプセルを円筒形とする場合に
ついて説明したが、例えば箱形としてもよく、ま
たインキ量検出用の電極も棒状電極の他に板状電
極を使用してもよい。更に、印字用インキ吸蔵体
に配設する電極は第4図に示すように印字用イン
キ吸蔵体60の下部に接触して電極61,62を
配置し、インキが充満し印字品質が最適になる場
合のインキ溢出による電極61,62間の沿面導
通によつて生じる検出電圧の臨界的変化(第5図
のc1―c2,d1―d2参照)を利用して確実なインキ
供給制御を行なうように構成してもよい。また、
多色印字を行なう場合一つの印字ヘツドに2色
(第1図参照)或いはそれ以上の複数色分の印字
部5,5,…並びにワイヤ,ソレノイド等を装備
して構成の簡略化を図るようにしてもよい。
以上のように本発明によれば、正確で安定良好
なインキ供給制御が可能となり、従つて印字品質
を常に最良の状態に保持することができるインキ
式ワイヤドツトプリンタのインキ供給装置が得ら
れる。
なインキ供給制御が可能となり、従つて印字品質
を常に最良の状態に保持することができるインキ
式ワイヤドツトプリンタのインキ供給装置が得ら
れる。
第1図は本発明の一実施例に係るインキ式ワイ
ヤドツトプリンタのインキ供給装置を備えた印字
ヘツド部分を示す概略斜視図、第2図は第1図の
インキカプセルを示す縦断面図、第3図は第1図
におけるインキ供給装置の電気的構成を示すブロ
ツク図、第4図は第1図に示す印字用インキ吸蔵
体への電極配置の変形例を示す一部省略した斜視
図、第5図は第4図の電極配置における印字用イ
ンキ吸蔵体のインキ量と検出電圧との関係を示す
線図である。 2…ワイヤ、6,60…印字用インキ吸蔵体、
10…インキ供給装置、11…インキタンク、1
2…供給管、13…電磁弁、14…比較用インキ
吸蔵体、15…インキカプセル、16〜19,6
1,62…インキ量検出用の電極、30…検出
部、40…制御部。
ヤドツトプリンタのインキ供給装置を備えた印字
ヘツド部分を示す概略斜視図、第2図は第1図の
インキカプセルを示す縦断面図、第3図は第1図
におけるインキ供給装置の電気的構成を示すブロ
ツク図、第4図は第1図に示す印字用インキ吸蔵
体への電極配置の変形例を示す一部省略した斜視
図、第5図は第4図の電極配置における印字用イ
ンキ吸蔵体のインキ量と検出電圧との関係を示す
線図である。 2…ワイヤ、6,60…印字用インキ吸蔵体、
10…インキ供給装置、11…インキタンク、1
2…供給管、13…電磁弁、14…比較用インキ
吸蔵体、15…インキカプセル、16〜19,6
1,62…インキ量検出用の電極、30…検出
部、40…制御部。
Claims (1)
- 1 インキタンクからインキ流通路を介してイン
キの供給を受け、ワイヤにインキを付着させる印
字用インキ吸蔵体と、この印字用インキ吸蔵体と
同様の材質から成る比較用インキ吸蔵体をインキ
充満状態で密閉したインキカプセルと、前記印字
用インキ吸蔵体及び比較用インキ吸蔵体の各々に
設けられたインキ量検出用電極と、このインキ量
検出用電極により検出した両検出電圧の差電圧と
基準電圧とを比較し、前記インキ流通路の開閉制
御を行なう手段とを備えたことを特徴とするイン
キ式ワイヤドツトプリンタのインキ供給装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12837282A JPS5919172A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | インキ式ワイヤドツトプリンタのインキ供給装置 |
US06/516,894 US4545694A (en) | 1982-07-23 | 1983-07-25 | Ink supply device for an inking type wire dot printer |
DE19833326761 DE3326761A1 (de) | 1982-07-23 | 1983-07-25 | Tintenzufuehrungsvorrichtung fuer einen tinten-nadelpunktdrucker |
GB08320008A GB2126729B (en) | 1982-07-23 | 1983-07-25 | Ink supply device for an inking type wire dot printer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12837282A JPS5919172A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | インキ式ワイヤドツトプリンタのインキ供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5919172A JPS5919172A (ja) | 1984-01-31 |
JPH0224225B2 true JPH0224225B2 (ja) | 1990-05-28 |
Family
ID=14983190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12837282A Granted JPS5919172A (ja) | 1982-07-23 | 1982-07-23 | インキ式ワイヤドツトプリンタのインキ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919172A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07280335A (ja) * | 1994-04-08 | 1995-10-27 | Kajima Corp | 自動風向調整型ブリーズライン |
-
1982
- 1982-07-23 JP JP12837282A patent/JPS5919172A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07280335A (ja) * | 1994-04-08 | 1995-10-27 | Kajima Corp | 自動風向調整型ブリーズライン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5919172A (ja) | 1984-01-31 |
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