JPH10305595A - インク残量センサおよびそれを用いたプリンタ - Google Patents
インク残量センサおよびそれを用いたプリンタInfo
- Publication number
- JPH10305595A JPH10305595A JP11785897A JP11785897A JPH10305595A JP H10305595 A JPH10305595 A JP H10305595A JP 11785897 A JP11785897 A JP 11785897A JP 11785897 A JP11785897 A JP 11785897A JP H10305595 A JPH10305595 A JP H10305595A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- guide shaft
- substrate
- ink tank
- remaining amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種ＯＡ機器に使用されるインク残量センサ
およびインク残量センサを搭載したプリンタにおいて、
使用温度環境が変化してもインク残量の検出精度が劣化
しないものを提供することを目的とする。 【解決手段】 歪検出素子３４，３５およびバイアス抵
抗３６，３７からなるブリッジ回路からなる基板３２
と、この基板３２の自由端部を挿入する凹部４９を設け
たインクタンク４８とを有し、使用温度環境が変化して
もインクタンクの残量の検出精度が劣化しない構成とし
た。
およびインク残量センサを搭載したプリンタにおいて、
使用温度環境が変化してもインク残量の検出精度が劣化
しないものを提供することを目的とする。 【解決手段】 歪検出素子３４，３５およびバイアス抵
抗３６，３７からなるブリッジ回路からなる基板３２
と、この基板３２の自由端部を挿入する凹部４９を設け
たインクタンク４８とを有し、使用温度環境が変化して
もインクタンクの残量の検出精度が劣化しない構成とし
た。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタ等に使用されるインク供給源としてのインクタン
クのインク残量を検出するインク残量センサおよびそれ
を用いたプリンタに関するものである。
リンタ等に使用されるインク供給源としてのインクタン
クのインク残量を検出するインク残量センサおよびそれ
を用いたプリンタに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のインク残量センサは特開昭６２−
２１６７５１号公報に開示されたものが知られている。
２１６７５１号公報に開示されたものが知られている。
【０００３】以下に従来のインク残量センサについて、
図面を参照しながら説明する。図６は従来のインク残量
センサの側断面図である。
図面を参照しながら説明する。図６は従来のインク残量
センサの側断面図である。
【０００４】図６において、１は本体、２はカバーであ
り、１および２は接着、溶着あるいはビス等で結合され
ている。３は本体１およびカバー２により形成される空
間を仕切るための膜であり、この膜３により仕切られる
本体１側の空間が外気と完全に密閉されるように本体１
とカバー２との結合部分４で支持される。５は膜３の上
部に接着等により結合した導電部材の第１の電極、６は
電極５と対向する位置にカバー２に固定した第２の電極
である。７はカバー２の上部に鉛直方向に上下可能に設
けたおねじ、８はおねじ７と電極５との間に設けたばね
であり、電極５に図中上方へ移動習性を付与する。更
に、カバー２の上部にはおねじ７と同径、同ピッチのめ
ねじ９を設けおねじ７と結合させる。また１０は第１の
電極５に電気的に接続した第１のターミナル、１１は第
２の電極６に電気的に接続した第２のターミナルであ
る。１２はインクタンク（図示せず）のインクが流れる
インク経路である。
り、１および２は接着、溶着あるいはビス等で結合され
ている。３は本体１およびカバー２により形成される空
間を仕切るための膜であり、この膜３により仕切られる
本体１側の空間が外気と完全に密閉されるように本体１
とカバー２との結合部分４で支持される。５は膜３の上
部に接着等により結合した導電部材の第１の電極、６は
電極５と対向する位置にカバー２に固定した第２の電極
である。７はカバー２の上部に鉛直方向に上下可能に設
けたおねじ、８はおねじ７と電極５との間に設けたばね
であり、電極５に図中上方へ移動習性を付与する。更
に、カバー２の上部にはおねじ７と同径、同ピッチのめ
ねじ９を設けおねじ７と結合させる。また１０は第１の
電極５に電気的に接続した第１のターミナル、１１は第
２の電極６に電気的に接続した第２のターミナルであ
る。１２はインクタンク（図示せず）のインクが流れる
インク経路である。
【０００５】以上のように構成された従来のインク残量
センサについて以下にその動作を図面を参照しながら説
明する。
センサについて以下にその動作を図面を参照しながら説
明する。
【０００６】インクジェットプリンタ等のインクタンク
（図示せず）内のインク量が少量となったときに継続し
て印刷をすると、インク経路１２の圧力が低下してく
る。この圧力の低下に応じて、インク残量センサの膜３
もばね８の引張力に抗して下降し、所定の負圧値になっ
た時点で、第１の電極５と第２の電極６とが当接する。
これによって第１のターミナル１０および、第２のター
ミナル１１から第１の電極５と第２の電極６との当接し
た旨の信号が外部の制御回路（図示せず）に送られ、イ
ンク量が少量となったことを検出するものである。
（図示せず）内のインク量が少量となったときに継続し
て印刷をすると、インク経路１２の圧力が低下してく
る。この圧力の低下に応じて、インク残量センサの膜３
もばね８の引張力に抗して下降し、所定の負圧値になっ
た時点で、第１の電極５と第２の電極６とが当接する。
これによって第１のターミナル１０および、第２のター
ミナル１１から第１の電極５と第２の電極６との当接し
た旨の信号が外部の制御回路（図示せず）に送られ、イ
ンク量が少量となったことを検出するものである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のインク残量センサでは、インク経路１２の圧力を検
出するため、使用環境温度の変化によりインク経路１２
の圧力が変動してしまい、インク残量の検出精度が劣化
するという課題を有していた。
来のインク残量センサでは、インク経路１２の圧力を検
出するため、使用環境温度の変化によりインク経路１２
の圧力が変動してしまい、インク残量の検出精度が劣化
するという課題を有していた。
【０００８】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、使用環境温度が変化してもインクの残量の検出精度
が劣化しないインク残量センサを提供することを目的と
するものである。
で、使用環境温度が変化してもインクの残量の検出精度
が劣化しないインク残量センサを提供することを目的と
するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のインク残量センサは、歪検出素子およびバイ
アス抵抗とからなるブリッジ回路を設けた基板と、この
基板を挿入する凹部を有するインクタンクとを設ける構
成としたものである。
に本発明のインク残量センサは、歪検出素子およびバイ
アス抵抗とからなるブリッジ回路を設けた基板と、この
基板を挿入する凹部を有するインクタンクとを設ける構
成としたものである。
【００１０】この構成によれば、使用環境温度が変化し
てもインク残量の検出精度が劣化しないインク残量セン
サを提供できるものである。
てもインク残量の検出精度が劣化しないインク残量セン
サを提供できるものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、固定部と、この固定部に支持されるとともに上面に
２組の歪抵抗素子およびバイアス抵抗とからなるブリッ
ジ回路を設けかつ自由端部が変位自在な基板と、前記基
板の自由端部の上方に休止位置を設けられたガイド軸
と、このガイド軸上に架設されるとともに上面に支持部
を設けられた収納部と、この収納部の内側に収納され、
前記支持部に上面を支持されるとともに前記基板の自由
端部が挿入される凹部を有するインクタンクと、前記ガ
イド軸の休止位置に設けられた支持開放部とを備え、前
記収納部の移動範囲中の休止位置において、前記収納部
内に支持されたインクタンクの支持状態からの開放時に
前記インクタンクを前記基板の自由端部に吊下げて前記
インクタンク内のインク残量を検出するので、使用環境
温度が変化してもインク残量の検出精度が劣化しないと
いう作用を有するものである。
は、固定部と、この固定部に支持されるとともに上面に
２組の歪抵抗素子およびバイアス抵抗とからなるブリッ
ジ回路を設けかつ自由端部が変位自在な基板と、前記基
板の自由端部の上方に休止位置を設けられたガイド軸
と、このガイド軸上に架設されるとともに上面に支持部
を設けられた収納部と、この収納部の内側に収納され、
前記支持部に上面を支持されるとともに前記基板の自由
端部が挿入される凹部を有するインクタンクと、前記ガ
イド軸の休止位置に設けられた支持開放部とを備え、前
記収納部の移動範囲中の休止位置において、前記収納部
内に支持されたインクタンクの支持状態からの開放時に
前記インクタンクを前記基板の自由端部に吊下げて前記
インクタンク内のインク残量を検出するので、使用環境
温度が変化してもインク残量の検出精度が劣化しないと
いう作用を有するものである。
【００１２】本発明の請求項２に記載の発明は、固定部
と、この固定部に支持されるとともに上面に２組の歪抵
抗素子およびバイアス抵抗とからなるブリッジ回路を設
けかつ自由端部が変位自在な基板と、前記基板の自由端
部の上方に休止位置を設けられた側面に雄ねじ部を有す
る駆動用の第１のガイド軸と、この第１のガイド軸と平
行に設けられた案内用の第２のガイド軸と、前記第１の
ガイド軸を挿入される駆動孔と前記第２のガイド軸を挿
入される案内孔とを有するとともに上面に支持部を設け
られかつ底面に孔部を有する収納部と、この収納部の内
側に収納され、前記支持部に上面を支持されるとともに
前記基板の自由端部が挿入される凹部を有しかつ底面に
前記収納部の孔部に挿通される印刷ヘッドを設けられた
インクタンクと、前記ガイド軸の休止位置に設けられた
支持開放部とを備え、前記収納部の移動範囲中の休止位
置において、前記収納部内に支持されたインクタンクの
支持状態からの開放時に前記インクタンクを前記基板の
自由端部に吊下げて前記インクタンク内のインク残量を
検出するので、使用環境温度が変化してもインク残量の
検出精度が劣化しないという作用を有するものである。
と、この固定部に支持されるとともに上面に２組の歪抵
抗素子およびバイアス抵抗とからなるブリッジ回路を設
けかつ自由端部が変位自在な基板と、前記基板の自由端
部の上方に休止位置を設けられた側面に雄ねじ部を有す
る駆動用の第１のガイド軸と、この第１のガイド軸と平
行に設けられた案内用の第２のガイド軸と、前記第１の
ガイド軸を挿入される駆動孔と前記第２のガイド軸を挿
入される案内孔とを有するとともに上面に支持部を設け
られかつ底面に孔部を有する収納部と、この収納部の内
側に収納され、前記支持部に上面を支持されるとともに
前記基板の自由端部が挿入される凹部を有しかつ底面に
前記収納部の孔部に挿通される印刷ヘッドを設けられた
インクタンクと、前記ガイド軸の休止位置に設けられた
支持開放部とを備え、前記収納部の移動範囲中の休止位
置において、前記収納部内に支持されたインクタンクの
支持状態からの開放時に前記インクタンクを前記基板の
自由端部に吊下げて前記インクタンク内のインク残量を
検出するので、使用環境温度が変化してもインク残量の
検出精度が劣化しないという作用を有するものである。
【００１３】本発明の請求項３に記載の発明は、請求項
１または２記載のインク残量センサを搭載したプリンタ
であり、使用環境温度が変化してもインク残量の検出精
度が劣化しないという作用を有するものである。
１または２記載のインク残量センサを搭載したプリンタ
であり、使用環境温度が変化してもインク残量の検出精
度が劣化しないという作用を有するものである。
【００１４】以下、本発明の一実施の形態におけるイン
ク残量センサおよびインク残量センサを搭載したプリン
タについて図面を参照しながら説明する。
ク残量センサおよびインク残量センサを搭載したプリン
タについて図面を参照しながら説明する。
【００１５】図１は本発明の一実施の形態におけるイン
ク残量センサおよびインク残量センサを搭載したプリン
タの斜視図、図２は同要部であるインク残量センサおよ
びインク残量センサを搭載したプリンタの印刷時におけ
る収納部にインクタンクが挿入された状態を示す側断面
図、図３は同要部であるインク残量センサおよびインク
残量センサを搭載したプリンタの非印刷時に支持開放部
が支持部を押上げるとともに基板がインクタンクの凹部
に挿入された状態を示す側断面図、図４は同要部である
インク残量センサの収納部にインクタンクを収納した状
態を示す斜視図、図５は同要部であるインク残量センサ
の基板の上面図である。
ク残量センサおよびインク残量センサを搭載したプリン
タの斜視図、図２は同要部であるインク残量センサおよ
びインク残量センサを搭載したプリンタの印刷時におけ
る収納部にインクタンクが挿入された状態を示す側断面
図、図３は同要部であるインク残量センサおよびインク
残量センサを搭載したプリンタの非印刷時に支持開放部
が支持部を押上げるとともに基板がインクタンクの凹部
に挿入された状態を示す側断面図、図４は同要部である
インク残量センサの収納部にインクタンクを収納した状
態を示す斜視図、図５は同要部であるインク残量センサ
の基板の上面図である。
【００１６】図１〜図５において、３１は樹脂あるいは
金属の固定部である。３２はセラミックあるいは金属材
料よりなる基板であり、前記固定部３１にねじ３３で固
定され、表面に１組の歪検出素子３４，３５および、１
組のバイアス抵抗３６，３７が設けられ、ブリッジ回路
を形成している。この歪検出素子３４，３５の出力を外
部へ導出するための回路パターン３８が設けられてい
る。この基板３２は片持梁よりなり自由端部３９が変位
自在となっている。４０は前記基板３２の自由端部３９
の上方に休止位置を設けられた側面に雄ねじ部４１を有
する駆動用の第１のガイド軸である。４２はこの第１の
ガイド軸４０と平行に設けられた案内用の第２のガイド
軸である。４３は金属あるいは樹脂製の収納部であり、
前記第１のガイド軸４０の雄ねじ部４１と螺合する雄ね
じ部（図示せず）を内側面に有する駆動孔４４と、前記
第２のガイド軸を挿入される案内孔４５とを有してい
る。この収納部４３の上面には弾性部材からなる支持部
４６が設けられている。この収納部４３の底面には円形
状の孔部４７が設けられている。４８は樹脂製のインク
タンクであり、前記収納部４３の内側に収納され、前記
支持部４６で上面を支持されている。このインクタンク
４８の側面には前記基板３２の自由端部３９が挿入され
る凹部４９が設けられている。このインクタンク４８の
底面からは前記収納部４３の孔部４７に挿通される印刷
ヘッド５０が突出している。前記第１のガイド軸４０お
よび第２のガイド軸４２の休止位置にはくの字状の金属
あるいは樹脂製の支持開放部５１が設けられている。
金属の固定部である。３２はセラミックあるいは金属材
料よりなる基板であり、前記固定部３１にねじ３３で固
定され、表面に１組の歪検出素子３４，３５および、１
組のバイアス抵抗３６，３７が設けられ、ブリッジ回路
を形成している。この歪検出素子３４，３５の出力を外
部へ導出するための回路パターン３８が設けられてい
る。この基板３２は片持梁よりなり自由端部３９が変位
自在となっている。４０は前記基板３２の自由端部３９
の上方に休止位置を設けられた側面に雄ねじ部４１を有
する駆動用の第１のガイド軸である。４２はこの第１の
ガイド軸４０と平行に設けられた案内用の第２のガイド
軸である。４３は金属あるいは樹脂製の収納部であり、
前記第１のガイド軸４０の雄ねじ部４１と螺合する雄ね
じ部（図示せず）を内側面に有する駆動孔４４と、前記
第２のガイド軸を挿入される案内孔４５とを有してい
る。この収納部４３の上面には弾性部材からなる支持部
４６が設けられている。この収納部４３の底面には円形
状の孔部４７が設けられている。４８は樹脂製のインク
タンクであり、前記収納部４３の内側に収納され、前記
支持部４６で上面を支持されている。このインクタンク
４８の側面には前記基板３２の自由端部３９が挿入され
る凹部４９が設けられている。このインクタンク４８の
底面からは前記収納部４３の孔部４７に挿通される印刷
ヘッド５０が突出している。前記第１のガイド軸４０お
よび第２のガイド軸４２の休止位置にはくの字状の金属
あるいは樹脂製の支持開放部５１が設けられている。
【００１７】以上のように構成された本発明の一実施の
形態におけるインク残量センサおよびインク残量センサ
を搭載したプリンタについて以下にその組立方法を説明
する。
形態におけるインク残量センサおよびインク残量センサ
を搭載したプリンタについて以下にその組立方法を説明
する。
【００１８】あらかじめ前記歪検出素子３４，３５およ
び前記バイアス抵抗３６，３７を前記基板３２の上面に
印刷し、この基板３２の前記歪検出素子３４，３５と前
記バイアス抵抗３６，３７との間を前記ねじ３３で前記
固定部３１に固定する。
び前記バイアス抵抗３６，３７を前記基板３２の上面に
印刷し、この基板３２の前記歪検出素子３４，３５と前
記バイアス抵抗３６，３７との間を前記ねじ３３で前記
固定部３１に固定する。
【００１９】次にインク（図示せず）が充填された前記
インクタンク４８を前記収納部４３に収納し、この収納
部４３の前記駆動孔４４に前記第１のガイド軸４０を螺
合させるとともに、前記案内孔４５に前記第２のガイド
軸４２を挿入させる。
インクタンク４８を前記収納部４３に収納し、この収納
部４３の前記駆動孔４４に前記第１のガイド軸４０を螺
合させるとともに、前記案内孔４５に前記第２のガイド
軸４２を挿入させる。
【００２０】最後に、第１のガイド軸４０および、第２
のガイド軸４２の休止位置に前記支持開放部５１を固定
する。
のガイド軸４２の休止位置に前記支持開放部５１を固定
する。
【００２１】以上のように構成された本発明の一実施の
形態におけるインク残量センサおよびインク残量センサ
を搭載したプリンタについて、以下にその動作を図面を
参照しながら説明する。
形態におけるインク残量センサおよびインク残量センサ
を搭載したプリンタについて、以下にその動作を図面を
参照しながら説明する。
【００２２】プリンタの紙への印刷時には、図２に示す
ように前記収納部４３の前記支持部４６が前記インクタ
ンク４８の上面を下方向に支持するとともに、前記収納
部４３が前記第１のガイド軸４０および前記第２のガイ
ド軸４２に沿って移動する。この収納部４３の下面から
は図４に示すように前記インクタンク４８の下面に設け
られた前記印刷ヘッド５０が突出し、印刷用紙５２にプ
リンタの制御部（図示せず）より送られる信号により、
文字を印刷する。非印刷時には、図３に示すように前記
支持開放部５１が前記収納部４３の前記支持部４６を押
上げるとともに前記基板３２が前記インクタンク４８の
前記凹部４９に挿入され、前記基板３２の前記自由端部
３９にインクが充填された前記インクタンク４８の自重
が加わる。
ように前記収納部４３の前記支持部４６が前記インクタ
ンク４８の上面を下方向に支持するとともに、前記収納
部４３が前記第１のガイド軸４０および前記第２のガイ
ド軸４２に沿って移動する。この収納部４３の下面から
は図４に示すように前記インクタンク４８の下面に設け
られた前記印刷ヘッド５０が突出し、印刷用紙５２にプ
リンタの制御部（図示せず）より送られる信号により、
文字を印刷する。非印刷時には、図３に示すように前記
支持開放部５１が前記収納部４３の前記支持部４６を押
上げるとともに前記基板３２が前記インクタンク４８の
前記凹部４９に挿入され、前記基板３２の前記自由端部
３９にインクが充填された前記インクタンク４８の自重
が加わる。
【００２３】図５に示すように、この基板３２の上面に
は前記歪検出素子３４，３５が設けられているので、曲
げモーメントに応じて変形する前記基板３２の変形量に
比例して前記歪検出素子３４，３５の抵抗値が変化す
る。この抵抗値の変化を前記基板３２の上面に設けた前
記回路パターン３８でプリンタの制御回路（図示せず）
への出力信号に変換し、インクの残量を検出する。
は前記歪検出素子３４，３５が設けられているので、曲
げモーメントに応じて変形する前記基板３２の変形量に
比例して前記歪検出素子３４，３５の抵抗値が変化す
る。この抵抗値の変化を前記基板３２の上面に設けた前
記回路パターン３８でプリンタの制御回路（図示せず）
への出力信号に変換し、インクの残量を検出する。
【００２４】すなわち、前記基板３２の前記自由端部３
９にインクの満たされた前記インクタンク４８の自重を
加える構成とすることにより、インクの圧力を検出する
というものではないので、使用環境温度が変化してもイ
ンクの残量を正確に検出できるという作用を有するもの
である。
９にインクの満たされた前記インクタンク４８の自重を
加える構成とすることにより、インクの圧力を検出する
というものではないので、使用環境温度が変化してもイ
ンクの残量を正確に検出できるという作用を有するもの
である。
【００２５】
【発明の効果】以上のように本発明は、歪検出素子およ
びバイアス抵抗とからなるブリッジ回路を設けた基板の
自由端部にインクタンクの自重を加える構成とすること
により、使用環境温度が変化してもインクの残量の検出
精度が劣化するということがないので、特性の向上した
インク残量センサおよびインク残量センサを搭載したプ
リンタを提供できるという効果を有するものである。
びバイアス抵抗とからなるブリッジ回路を設けた基板の
自由端部にインクタンクの自重を加える構成とすること
により、使用環境温度が変化してもインクの残量の検出
精度が劣化するということがないので、特性の向上した
インク残量センサおよびインク残量センサを搭載したプ
リンタを提供できるという効果を有するものである。
【図１】本発明の一実施の形態におけるインク残量セン
サを搭載したプリンタの斜視図
サを搭載したプリンタの斜視図
【図２】同インク残量センサの要部を示す側断面図
【図３】同インク残量センサの要部である基板がインク
タンクの凹部に挿入された状態を示す側断面図
タンクの凹部に挿入された状態を示す側断面図
【図４】同インク残量センサの要部である収納部にイン
クタンクを収納した状態を示す斜視図
クタンクを収納した状態を示す斜視図
【図５】同インク残量センサの基板の上面図
【図６】従来のインク残量センサの側断面図
３１ 固定部 ３２ 基板 ３４，３５ 歪検出素子 ３６，３７ バイアス抵抗 ３８ 回路パターン ３９ 自由端部 ４０ 第１のガイド軸 ４２ 第２のガイド軸 ４３ 収納部 ４６ 支持部 ４８ インクタンク ４９ 凹部 ５０ 印刷ヘッド ５１ 支持開放部 ５２ 印刷用紙
Claims (3)
- 【請求項１】 固定部と、この固定部に支持されるとと
もに上面に２組の歪抵抗素子およびバイアス抵抗とから
なるブリッジ回路を設けかつ自由端部が変位自在な基板
と、前記基板の自由端部の上方に休止位置を設けられた
ガイド軸と、このガイド軸上に架設されるとともに上面
に支持部を設けられた収納部と、この収納部の内側に収
納され、前記支持部に上面を支持されるとともに前記基
板の自由端部が挿入される凹部を有するインクタンク
と、前記ガイド軸の休止位置に設けられた支持開放部と
を備え、前記収納部の移動範囲中の休止位置において、
前記収納部内に支持されたインクタンクの支持状態から
の開放時に前記インクタンクを前記基板の自由端部に吊
下げて前記インクタンク内のインク残量を検出するイン
ク残量センサ。 - 【請求項２】 固定部と、この固定部に支持されるとと
もに上面に２組の歪抵抗素子およびバイアス抵抗とから
なるブリッジ回路を設けかつ自由端部が変位自在な基板
と、前記基板の自由端部の上方に休止位置を設けられた
側面に雄ねじ部を有する駆動用の第１のガイド軸と、こ
の第１のガイド軸と平行に設けられた案内用の第２のガ
イド軸と、前記第１のガイド軸を挿入される駆動孔と前
記第２のガイド軸を挿入される案内孔とを有するととも
に上面に支持部を設けられかつ底面に孔部を有する収納
部と、この収納部の内側に収納され、前記支持部に上面
を支持されるとともに前記基板の自由端部が挿入される
凹部を有しかつ底面に前記収納部の孔部に挿通される印
刷ヘッドを設けられたインクタンクと、前記ガイド軸の
休止位置に設けられた支持開放部とを備え、前記収納部
の移動範囲中の休止位置において、前記収納部内に支持
されたインクタンクの支持状態からの開放時に前記イン
クタンクを前記基板の自由端部に吊下げて前記インクタ
ンク内のインク残量を検出するインク残量センサ。 - 【請求項３】 請求項１または２記載のインク残量セン
サを搭載したプリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11785897A JPH10305595A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | インク残量センサおよびそれを用いたプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11785897A JPH10305595A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | インク残量センサおよびそれを用いたプリンタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10305595A true JPH10305595A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14722045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11785897A Pending JPH10305595A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | インク残量センサおよびそれを用いたプリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10305595A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6502938B2 (en) | 2000-10-31 | 2003-01-07 | Horikawa Co., Ltd. | Attachment structure of a frame body relative to a front portion |
-
1997
- 1997-05-08 JP JP11785897A patent/JPH10305595A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6502938B2 (en) | 2000-10-31 | 2003-01-07 | Horikawa Co., Ltd. | Attachment structure of a frame body relative to a front portion |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN108099174B (zh) | 3d打印头组件、打印平台归零、调平的方法及3d打印机 | |
| US5689288A (en) | Ink level sensor | |
| JP5095084B2 (ja) | 試料の表面形状の測定方法及び装置 | |
| US5729256A (en) | Ink remain detector having a biased flexible film member with limited deformation | |
| AR025164A1 (es) | Envase de liquido y metodo para detectar un estado de consumo de liquido contenido en el envase. | |
| JP2006226964A5 (ja) | ||
| JP5521605B2 (ja) | 端子間接続構造、液体収容容器、及び液体収容容器の組立方法 | |
| CN108068328B (zh) | 3d打印装置、3d打印机及其中断后恢复打印的方法 | |
| JPH10305595A (ja) | インク残量センサおよびそれを用いたプリンタ | |
| JP3163883B2 (ja) | インク切れ検知装置 | |
| JPS59192573A (ja) | インクカ−トリツジの残量検知装置 | |
| US4545694A (en) | Ink supply device for an inking type wire dot printer | |
| JPS6295225A (ja) | 記録装置 | |
| JP2610018B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP4775712B2 (ja) | 結露検出センサ | |
| JP4304518B2 (ja) | 液体収容体及び液体噴射装置 | |
| JPH02216421A (ja) | 熱式センサ | |
| JPH0578420B2 (ja) | ||
| JPH0224225B2 (ja) | ||
| JPH023322A (ja) | インクジェット記録装置のインク残量検知装置 | |
| JPH0445093B2 (ja) | ||
| JPS63247046A (ja) | インク残量検知装置 | |
| US20020015606A1 (en) | Print gap setting for a printing device | |
| JPH0218056A (ja) | インクジェット記録装置 | |
| JP2000246916A (ja) | 画線ヘッドのインキタンク |