JP4304518B2 - 液体収容体及び液体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体収容体及び液体噴射装置に関する。
液体噴射装置は、液体収容体から導出された液体を、噴射ヘッドから噴射して、同噴射ヘッドに対向するターゲットに吐出する。このような液体噴射装置として、例えばインクジェット式プリンタがある。
インクジェット式記録装置の中には、液体収容体としてのカートリッジをキャリッジに搭載させない構成(いわゆるオフキャリッジ式)とするものがある。オフキャリッジ式のカートリッジは、袋状の可撓性フィルムにインクを充填したインクパックと、インクパックを収容するケースとを有する。そして、噴射ヘッドに対する位置水頭差、又は加圧空気によるインクパックの押圧等により、カートリッジから噴射ヘッドにインクを供給するようになっている。
また、最近、インクジェット式プリンタの高速印刷等により、カートリッジの単位時間あたりのインク消耗量が多くなっている。特に、大判プリンタは、業務用で用いられるため、インク消費量が多い。このような背景に基づき、カートリッジは、大容量化される傾向にある。
この傾向に対し、長尺化したカートリッジが提案されている。長尺化したカートリッジは、大容量化できるとともに、従来のプリンタにも搭載可能である利点を有する。図11に示すように、このカートリッジ100は、長尺状のインクパック101と、インクパック101を収容するケース102と、ケース102を覆う蓋部103とを備えている。また、インクパック101の上面には、インクパック101内のインク残量が所定量以下になった状態(インクエンド状態)を検出するための検出板105が貼着されている。検出板105は、その長手方向の長さがインクパック101とほぼ同じ長さに形成されるとともに、その側端に略L字状の突起106を備えている。また、検出板105は、この突起106が、ケース102に貫通形成された貫挿孔107と相対向するようにインクパック101に対して貼着される。
インクパック101内のインクが消耗されると、次第にインクパック101が潰れ、これに伴い検出板105がケース102の底面に近づく方向に変位する。そして、インクエンド状態になると、検出板105の突起106が、ケース102の貫挿孔107に貫挿され、突起106がケース102の図中下方に設けられた検出装置(図示せず)に接触する。これにより、検出装置はインクパック101のインクエンド状態を検出する。
しかし、検出板105の大きさが適切でないと、検出板105がインクパック101内のインクの流れを堰き止めて、インク残量が所定量よりも多いにも関わらずインクエンド状態を検出することがある。これに対し、特許文献1には、インクパック101の辺の長さに対して設定された比率に基づき、検出板105の大きさを管理して、検出の正確性を向上するカートリッジが提案されている。
特開2001−260390号公報
ところが、特許文献1に記載のカートリッジは、従来の形状のカートリッジを想定して
いる。このため、上記したような検出板105を、長尺状のカートリッジ100に採用した場合、予め設定された比率に応じて検出板105も長尺になるため、検出板105が可撓性のインクパック101上で均衡がとれず、不安定な姿勢になることがある。これにより、インクパック101に対して局所的に大きい荷重が付与され、噴射ヘッドに対する初期水頭値が大きくなることがある。その結果、噴射ヘッドのノズルにおいて正常なインクメニスカスが形成されず、吐出不良を生じることがある。さらには、非吐出時に、ノズルからインクが漏出する虞もある。
また、検出板105をインクパック101に貼着する際に、インクパック101にシワが生じやすい。このため、貼着の際に生じたシワにより、検出板105の変位が妨げられ、インク残量が所定量以下に到達したにも関わらずインクエンド状態が検出されない検出不良を生じることがある等、種々の問題が生じる。
これに対し、検出板105を小さくしてインクパック101上で安定させると、検出板105が貼着された部分のみ先に押し潰される。このため、検出板105が貼着されていない部分にインクを残した状態でインクエンド状態が検出される可能性がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、液体収容体の液体消尽状態検出の正確性を向上するとともに、検出不良を防止することができる液体収容体及び液体噴射装置を提供することにある。
本発明は、液体を導出する供給口を有し、液体が充填された液体収容袋と、前記液体収容袋を収容する外郭部と、前記液体収容袋に対して固定され、液体消尽状態を検出する検出板とを備えた液体収容体において、前記外郭部に、前記液体収容袋内の液体残量が少量となった際に、前記検出板の前記液体収容袋を押し潰す方向への変位を規制し、前記液体収容袋内に液体が流動するための空間を確保する突出部を備えた。
これによれば、外郭部に形成された突出部は、液体残量が少量となった際に、液体収容袋を押し潰す方向への検出板の変位を規制し、液体収容袋内に、液体が流動するための空間を確保する。従って、液体残量が少なくなった液体収容袋が、内圧変化又は検出板の荷重により多少圧縮された際にも、液体が、突出部によって確保された空間を介して流動することにより、供給口から液体を供給することができる。
この液体収容体において、前記検出板は、第1突出部と第2突出部とにより、前記液体収容袋を押し潰す方向への変位を規制される。
これによれば、2つの突出部により検出板を支持するので、例えば長尺状又は幅広の検出板を用いた場合であっても、液体が流動する空間を確保することができる。
この液体収容体において、前記検出板は、前記液体収容袋が液体消尽状態となった際に、前記検出板が傾斜することにより前記外郭部に形成された窓部を介して外部に突出する検出用突起を備えるとともに、前記検出板のうち、前記検出用突起が形成された側端と略平行な第1の方向において、前記第1突出部が、前記第2突出部よりも前記検出用突起側に設けられ、前記第1の方向と略直交する第2の方向において、前記第2突出部が、前記第1突出部よりも前記検出用突起側に設けられている。
これによれば、第1の方向において、第1突出部は検出用突起に近く、第2突出部は検出用突起から遠い。また、第2の方向において、第1突出部は検出用突起から遠く、第2突出部は検出用突起に近い。このため、液体消尽状態に到達した際に、検出用突起が形成された部分が傾斜しやすくなる。従って、液体残量が所定量以下になった際に、検出用突
起が窓部を介して外部に突出することにより、液体消尽状態を確実に検出することができる。
この液体収容体において、前記第1突出部は、前記検出板のうち、前記液体収容袋に固定された固定部に対し、前記検出用突起が形成された前記固定部の側端を基準として、前記固定部の幅の1/2超、且つ前記固定部の幅の3/4以下までの範囲に設けられる。
これによれば、第1突出部は、検出板の固定部に対し、固定部の幅の1/2超3/4以下までの範囲に位置する。このため、液体残量が多いにも関わらず液体消尽状態を検出したり、液体残量が所定量以下に到達したにも関わらず液体消尽状態を検出しない検出不良を防止することができる。
この液体収容体において、前記第2突出部は、その幅が、前記検出板のうち、前記液体収容袋に固定された固定部の幅の1/2以上、且つ前記固定部の幅の4/5以下までの範囲である。
これによれば、第2突出部は、検出板の固定部に対し、固定部の幅の1/2以上、且つ4/5以下までの範囲に設けられる。このため、液体残量が多いにも関わらず液体消尽状態を検出したり、液体残量が所定量以下に到達したにも関わらず液体消尽状態を検出しない検出不良を防止することができる。
この液体収容体において、前記第2突出部は、前記第2の方向に対して斜めに設けられるとともに、前記第2突出部のうち、前記検出用突起と反対側にある一端が、前記液体収容袋の前記供給口側の位置に、前記検出用突起と同じ側にある他端が前記供給口から離間した位置に配置されている。
これによれば、第2突出部は、検出板の幅方向に対して斜めに設けられている。即ち、検出板の検出用突起と同じ側にある他端が、供給口から離間する側に配置されているので、液体消尽状態となった際に検出用突起を確実に外部に突出させることができる。
この液体収容体において、前記第1突出部の高さは、前記第2突出部の高さよりも低く形成されている。
これによれば、第1突出部の高さは、第2突出部の高さよりも低く形成されているので、液体消尽状態になった際に、検出用突起が形成された部分を確実に外部に突出させることができる。
この液体収容体において、前記検出板が、前記液体収容袋の長さに対して1/4以上1/2以下の長さである。
これによれば、検出板は、液体収容袋の長さに対して1/4以上1/2以下の長さに形成されている。このため、例えば長尺状の液体収容袋を採用した場合にも、検出板の姿勢を安定させることができる。また、検出板の長さを適度な長さにすることで、液体収容袋が部分的に押し潰されることがない。
この液体収容体において、前記外郭部には、前記液体収容袋を固定するための複数の貼着部が備えられている。
これによれば、貼着部と貼着部との間で液体収容袋のシワが逃げることができるので、シワにより液体の流れが阻害されることを防止することができる。
本発明は、液体を噴射する噴射ヘッドと、液体消尽状態を検出するための検出板が固定された液体収容袋の液体を、前記噴射ヘッドに供給する液体供給路とを備える液体噴射装
置において、前記液体収容袋の装着位置に、前記液体収容袋内の液体残量が少量となった際に、前記検出板の前記液体収容袋を押し潰す方向への変位を規制し、前記液体収容袋内に液体が流動するための空間を確保する突出部を備えた。
これによれば、液体噴射装置のうち、液体収容袋の装着位置に、液体収容袋の液体残量が少なくなった際に、液体収容袋内に空間を確保するための突出部が備えられている。従って、液体残量が少なくなり、液体収容袋が内圧変化又は検出板の荷重により押し潰されたときにも、液体が供給口から導出される。このため、液体収容袋が潰れた状態でも液体を導出できるので、液体収容袋から導出される液体供給量を多くすることができる。
以下、本発明の液体収容体を、オフキャリッジ式の液体噴射装置としてのプリンタに搭載されるカートリッジとして具体化した一実施形態を図1〜図10に従って説明する。図1は、カートリッジ1の縦断面図、図2はカートリッジ1の内部を説明する平面図である。
図1及び図2に示すように、カートリッジ1は、上部が開口した箱状の外郭部としてのケース2と、ケース2の開口を閉塞する蓋部3と、ケース2内に収納される液体収容袋としてのインクパック5と、インクパック5に貼着された検出板6とを備えている。
このカートリッジ1は、プリンタの噴射ヘッド(図示略)と、インク供給路を備えたインク供給機構によって接続されている。本実施形態では、カートリッジ1は、蓋部3が側方を向くように配置されている。印刷を行う際には、噴射ヘッド内のインクの消耗に従い、インクパック5から、噴射ヘッドにインクが供給される。
まず、ケース2内に収容されるインクパック5について説明する。インクパック5は、図1に示すように、可撓性フィルムFからなる袋部30と、インクを導出するための供給口31とを有している。袋部30は、ガスバリア性を有する可撓性フィルムFを溶着して長尺袋状にすることにより形成され、その内部にはインクが充填されている。袋部30の短手方向の1辺には、供給口31が一端を袋部30内に挿入した状態で挟まれている。供給口31は、可撓性フィルムFの内側に対して溶着可能な合成樹脂からなり、略筒状に形成されるとともに、その内部にはゴム等の弾性部材からなる取出口ゴム(図示略)が設けられており、インクパック5内のインクを封止している。
次に、インクパック5に貼着される検出板6について説明する。
インクパック5の袋部30(上側の側面5a)には検出板6が供給口31寄りに貼着されている。本実施形態では、インクパック5には図示しない位置決め部が印刷され、検出板6は、その位置決め部に合わせて両面テープ25(図2参照)で貼着されることにより、図2に示すように、検出板6の中心線が、インクパック5の中心線Cと略合致している。検出板6は、図2に示すように、略長方形状の本体部6e(固定部)を備え、その長さL2(前端6aから後端6dまでの長さ)は、インクパック5の長さL1の1/4以上1/2以下になっている。本体部6eの左側端6b及び右側端6cには、6つの延出部6f〜6kがそれぞれ外側に向かって形成されている。各延出部6f〜6kは、左側端6b及び右側端6cから水平に延び、本体部6eと各延出部6f〜6kを含めた検出板6の幅は、インクパック5の幅W1とほぼ同じになっている。
また、本体部6eの右側端6cに形成された3つの延出部6i〜6kのうち、最も供給口31寄りに設けられた延出部6iは、反y矢印方向に延出するとともに、図1に示すように反z矢印方向に向かって屈曲することにより略L字状をなしている。この延出部6iの先端は、インクエンド状態を検出するための検出用突起50を構成している。
次に、ケース2について図3に従って説明する。図3は、ケース2の平面図である。ケース2は、上方が開口した長尺状の四角箱体であって、前壁部11、底壁部12、左壁部13、右壁部14、背壁部15を有し、各壁部11〜15で囲まれた空間にインクパック5が収容される。ケース2の前壁部11の中央部には、インクパック5の供給口31(図1及び図2参照)を貫挿するための貫挿孔16が貫通形成されている。また、ケース2の底壁部12には、一対の第1支持部17が貫挿孔16の両側に突出形成されている。さらに、前壁部11の前面11aには、貫挿孔16を取り囲むように第2支持部18が形成されている。第1支持部17及び第2支持部18は、貫挿孔16に貫挿されたインクパック5の供給口31を支持する。
また、ケース2の底壁部12であって、右壁部14側には、窓部としての検出用窓19が貫通形成されている。検出用窓19は、インクパック5をケース2に収容したとき、インクパック5に貼着された検出板6の検出用突起50が貫挿可能な大きさに形成されている。さらに、その検出用窓19の周囲の底面12aには、検出用窓19に向かって傾斜するテーパ面20が形成されている。
さらに、ケース2の底面12aには、板状の第1突出部としての第1突起部21が、左壁部13及び右壁部14と平行に突出形成されている。この第1突起部21は、図4(a)に示すように、その高さが、ケース2の前壁部11よりも低く形成されている。また、第1突起部21は、ケース2の長手方向(第1の方向、図3中、x矢印方向)において、検出用窓19よりも、ケース2の前壁部11側に偏倚した位置に設けられている。さらに、第1突起部21のケース2の短手方向(第2の方向、y矢印方向)の位置は、ケース2(インクパック5及び検出板6)の中心線Cに対し、検出用窓19と反対側、即ち左壁部13側になっている。
より具体的には、第1突起部21は、インクパック5に貼着される検出板6のうち、インクパック5に固定された、長方形状の本体部6eの右側端6cを始端とし、その始端から、本体部6eの幅W2の1/2超、且つ幅W2の3/4以下(W2・1/2<突起位置≦W2・3/4)までの範囲に形成されている。
そして、この第1突起部21は、インクパック5がケース2に収容されたとき、検出板6の前端部分と、同インクパック5を介して相対向するように配置されている。これにより、検出板6の姿勢を安定化するようになっている。
また、ケース2の底面12aには、板状の第2突出部としての第2突起部22が、ケース2の短手方向(y矢印方向)に対して斜めに突出形成されている。第2突起部22は、図4(b)に示すように、その高さが、前壁部11よりも低く、第1突起部21よりも高く形成されている。また、図3に示すように、第2突起部22は、ケース2の長手方向(x矢印方向)において、第1突起部21及び検出用窓19よりも背壁部15側に形成されている。さらに、第2突起部22の配置位置は、検出板6に対しては、検出板6の前端6aを始端として、検出板6の長さL2の1/2以上、検出板6の長さL2以下の範囲に設けられている。また、一端としての第2突起部22の左端22aが前壁部11寄り、他端としての第2突起部22の右端22bが背壁部15寄りに形成され、左壁部13及び右壁部14の延びる方向(x矢印方向)に対して、所定角度Aをなすように斜めに設けられている。この角度Aは、20°〜60°の範囲である。
また、第2突起部22のx方向から投影した幅W3(ケース2の短手方向の長さ、y矢印方向の長さ)は、検出板6の本体部6eの幅W2の1/2以上、且つ幅W2の4/5以下(W2・1/2≦幅W3≦W2・4/5)になっている。これにより、第2突起部22
は、インクパック5に貼着された検出板6の後側部分を、インクパック5を介して、相対向するように配置され、検出板6の姿勢を安定化する。また、第2突起部22は、検出板6の幅W2の1/2の範囲に入る割合が多くなるように設けられている。
即ち、第1突起部21は、ケース2の短手方向(y矢印方向)において、検出用窓19(検出用突起50)の反対側に偏倚した位置に設けられるのに対し、第2突起部22は、検出用窓19側に若干偏倚した位置に設けられている。従って、第1及び第2突起部21,22をこのような位置に設けることにより、検出板6を、y矢印方向において異なる位置に配置された複数の支点で支持することができるので、特にy矢印方向の検出板6の姿勢を安定化することができる。また、インク残量が少量になった際には、検出板6の前方右側部6r、即ち検出用突起50が形成された部分が、ケース2の検出用窓19に向かって傾斜しやすくなる。
また、図1に示すように、ケース2の底面12aであって、背壁部15側には、インクパック5の姿勢を安定化するための傾斜部23が形成されている。傾斜部23は、背壁部15の上端から底面12aに向かって傾斜し、インクパック5の後端部5cを支持する。
このように構成されたケース2には、図5に示すように、その底面12aに、インクパック5を固定するための貼着部としての各両面テープ24が貼着される。本実施形態では、3枚の各両面テープ24a〜24cが底面12aに貼着される。1枚目の第1両面テープ24aは、第1支持部17と第2突起部22との間の位置に、第1突起部21の上から貼着される。第2両面テープ24bは、第2突起部22よりも背壁部15側に貼着される。第3両面テープ24cは、最も背壁部15側であって、その一部が傾斜部23上に配置されるように貼着される。
そして、インクパック5の供給口31を、ケース2の貫挿孔16に貫挿することにより、インクパック5がケース2に対して位置決めされ、インクパック5の側面5bを、底面12aに設けられた各両面テープ24a〜24cによって貼着することにより、インクパック5が固定される。
従って、インクパック5をケース2に固定する際、上記したように、底面12aに貼着するテープを、1枚でなく、3分割することにより、貼着の際に、インクパック5を構成する可撓性フィルムF(図1及び図2参照)の逃げが可能となり、インクパック5の袋部30に大きなシワが発生しにくい。このため、シワによるインク堰き止めや、検出板6の変位の妨害を防止できる。また、3枚の各両面テープ24により貼着することで、十分な接着強度を確保することができる。
そして、検出板6を両面テープ25で所定の位置に貼着したインクパック5を、上記したようにケース2に収容することにより、図2に示すように、インクパック5を介して、検出板6の下方に第1突起部21の約半分が位置する。また、第2突起部22は、その全体が、検出板6の下方に位置する。このようにインクパック5をケース2に収容した後、ケース2の開口に蓋部3を取付ける。
図6及び図7は、このように組み立てられたカートリッジ1の断面図であって、図6は、図2中A−A線の断面図、図7は、図2中B−B線の断面図である。図6及び図7に示すように、インクパック5は、ケース2に形成された第1突起部21及び第2突起部22によって若干撓んだ状態になっている。
このように構成されたカートリッジ1を、プリンタのカートリッジホルダに装着し、インク供給路に連通する図示しないインク針を供給口31に挿入すると、インク針から、イ
ンク供給路を介して噴射ヘッド(いずれも図示せず)にインクIが供給される。噴射ヘッドは、供給されたインクIを吐出して印刷を行い、インクパック5内のインクIは、印刷に伴い消耗される。
インクパック5のインクIが消耗されると、消耗量に従って、袋部30が図6及び図7中反z矢印方向に次第に押し潰されていく。また、反z矢印方向に袋部30が圧縮するに従って、インクパック5の側面5aに貼着された検出板6が、ケース2の底面12aに向かって反z矢印方向に下降していく。
そして、袋部30内のインク残量(液体残量)が少なくなると、図8に示すように、袋部30が押し潰された状態になる。図9及び図10は、このようにインク残量が少なくなったインクパック5の、A−A線及びB−B線(図2参照)の断面図である。
図9及び図10に示すように、検出板6は、袋部30を介して、ケース2の第1突起部21及び第2突起部22によって支持され、底面12a側、即ちインクパック5を押し潰す方向への変位を規制される。インクパック5の側面5bの一部は、第1突起部21の形状に沿ってz矢印方向に持ち上げられている。側面5bのうち他の部分は、各両面テープ24(図9では図示略)によりケース2の底面12aに固定される。このとき、検出板6に貼着されたインクパック5の側面5aは、検出板6に沿うので、インクパック5の内側には、空間S1が形成される。この空間S1は、第1突起部21とほぼ同じ高さになっている。
また、図10に示すように、インクパック5の下側の側面5bは、その一部が、第2突起部22によりz矢印方向に持ち上げられている。また、検出板6は、袋部30を介して、第2突起部22に支持されるとともに、底面12a側(反z矢印方向)への変位が規制されている。さらに、インクパック5の上側の側面5aのうち、検出板6に貼着された部分は検出板6に沿うため、下方に変位しない。これにより、インクパック5の内側には、空間S2が形成される。この空間S2は、第2突起部22とほぼ同じ高さになっている。
従って、インクパック5のインク残量が少なくなっても、インクパック5内に第1空間S1及び第2空間S2を確保することにより、インクパック5内のインクIが、第1及び第2空間S1,S2を介して供給口31側に導出される。また、検出板6は、第1突起部21及び第2突起部22により支持されるため、高さの低い第1突起部21側に若干傾斜するが、左壁部13又は右壁部14側に極端に傾くことなく安定した姿勢を保持することができる。
さらにインクIが消耗され、インク残量が所定量以下(液体消尽状態としてのインクエンド状態)になると、検出板6の位置は変化しないが、インクパック5は全体的に圧縮した状態になる。その結果、検出板6の前方右側部6rが下方に傾斜し、検出板6の検出用突起50が、ケース2の検出用窓19に貫挿され、ケース2の下面2f側に突き出る。突き出た検出用突起50は、プリンタ内であって、ケース2の下方に配置された検出装置(図示しない)の接触部に接触する。即ち、第1突起部21及び第2突起部22を上記したような位置に設けることにより、インクエンド状態の際に、検出板6の前方右側部6rが傾斜しやすくなり、検出用突起50を検出用窓19に確実に貫挿させることができる。
つまり、第1突起部21は、上記したように、本体部6eの幅W2の1/2超、且つ幅W2の3/4以下に設けられるが、検出板6の幅W2の1/2以内、即ち本実施形態の位置よりも検出用突起50側の位置に第1突起部21を形成すると、図9中D1方向(左壁部13側)に傾きやすくなる。このため、検出板6の右側(検出用突起50側)が下がりきらないので、インク残量が所定量以下になったにも関わらず、検出用突起50が検出装
置に届かない状態になってしまう。このため、インクエンド状態の検出不良が生じる。
また、第1突起部21が、検出板6の幅W2の3/4超の位置に設けられると、検出板6のうち、第1突起部21を基準とした右側(検出用突起50側)の長さが大きくなり、平衡状態がとりずらい。このため、インク残量が所定量よりも多いにも関わらず、検出板6が図9中D2方向に傾き、インク残量が多い状態でインクエンド状態が検出されてしまう。
また、第2突起部22は、上記したように、本体部6eの幅W2の1/2の範囲に入る割合が多くなるように設けられる。その範囲に入る割合が1/2未満になると、図10中検出板6がD2方向に傾き、インク残量が所定量よりも多いにも関わらず、インクエンド状態が検出されてしまう。
さらに、第2突起部22の長さが、上記した範囲の長さ(幅W2の1/2以上、4/5以下)よりも短いと、インクパック5を介した検出板6との接触面積が小さくなり、検出板6がD1方向又はD2方向に倒れやすくなる。検出板6がD1方向に倒れれば、検出不良が生じ、D2方向に倒れれば、検出用突起50が検出装置に接触した際に、インクパック5内に残留するインク残量が、所定量よりも多くなる。また、第2突起部22の長さが、所定の長さよりも長い場合には、第2突起部22のy矢印方向における占有面積が大きくなるため、インクパック5内に確保される空間S2のy矢印方向の長さが短くなる。
そして、検出板6の検出用突起50が検出装置に接触すると、検出装置からインクエンド状態検出を示す信号が出力される。そして、プリンタは、例えばプリンタの表示部に、インクエンドの通知を出力し、カートリッジ1の交換を促す。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、ケース2の底面12aに、インクパック5内のインクIが少量となった際に、インクパック5を押し潰す方向への変位を規制する第1突起部21及び第2突起部22を形成するようにした。従って、残量が少なくなったインクパック5が、内圧変化又は検出板6の荷重により、さらに圧縮されたときにも、インクIが、第1及び第2突起部21,22によって確保された空間S1,S2を介して流動することにより、インクIを供給口31から導出することができる。このため、インクパック5内のインク残量が所定量以下に到達したタイミングで、インクエンド状態を検出できる。このため、検出の正確性を向上できる。また、インクパック5が潰れた状態でも空間S1,S2が確保されるので、インクパック5の供給口31から導出されるインク供給量を増大し、インクIの廃棄率を減少させることができる。
(2)上記実施形態では、ケース2の底面12aに2つの第1突起部21,第2突起部22を設けた。従って、長尺状のカートリッジ1の場合、比較的長尺に形成された検出板6を複数の支点で支持することで、その姿勢を安定させることができる。このため、インク残量が多い状態で、検出板6が傾斜して、インクパック5内のインクIの流動を妨害することがないので、特に効果を発揮することができる。
(3)上記実施形態では、検出板6は、インクエンド状態を検出する検出用突起50を備えるようにした。また、第1突起部21は、検出板6のうち、ケース2の長手方向において、検出用突起50に比較的近く、且つケース2の短手方向において、検出用突起50と離間した位置に形成するようにした。また、第2突起部22は、ケース2の長手方向において、検出用突起50から遠い位置、短手方向において検出用突起50に近い位置に設けられるようにした。このため、インクエンド状態に至るまでは検出板6の姿勢を安定させるとともに、インク残量が所定量以下になった際に、検出板6の前方右側部6rを傾斜
させ、インクエンド状態を確実に検出することができる。
(4)上記実施形態では、第1突起部21を、検出板6の本体部6eに対し、検出用突起50が形成された右側端6cを基準として、本体部6eの幅W2の1/2超、且つ本体部の幅W2の3/4以下までの範囲に配置するようにした。このため、インク残量が多いにも関わらずインクエンド状態を検出したり、インク残量が所定量以下に到達したにも関わらずインクエンド状態を検出しない検出不良を防止することができる。
(5)上記実施形態では、第2突起部22の幅W3を、検出板6の本体部6eの幅W2の1/2以上、且つ幅W2の4/5以下にした。このため、インク残量が多いにも関わらずインクエンド状態を検出することを防止できる。また、インク残量が所定量以下に到達したにも関わらずインクエンド状態を検出しない検出不良を防止することができる。
(6)上記実施形態では、第2突起部22を、ケース2の短手方向に対して斜めに設けた。また、第2突起部22のうち、検出用突起50と反対側にある左端22aが、インクパック5の供給口31側に、検出用突起50と同じ側にある右端22bが供給口31から遠い位置に配置されるようにした。このため、インクパック5内のインクIが所定量以下となったときに、検出板6の前方右側部6rが傾斜しやすくなるので、検出用突起50を、検出用窓19から確実に突出させることができる。
(7)上記実施形態では、第1突起部21の高さは、第2突起部22の高さよりも低く形成されている。このため、インクエンド状態になった際に、第1突起部21によって支持された側、即ち検出板6の前方右側部6rを傾斜させ、検出用突起50を確実に外部に突出させることができる。
(8)上記実施形態では、検出板6を、インクパック5の長さに対して1/4以上1/2以下の長さに形成するようにした。即ち、インクパック5の長さに対して1/2超としないことで、長尺状のインクパック5を採用した場合にも、検出板6の姿勢を安定させることができる。また、検出板6の長さを1/4未満にしないことで、検出板6によってインクパック5を部分的に押し潰さないようにすることができる。
(9)上記実施形態では、ケース2の底面12aに、3分割した両面テープ24a〜24cを貼着するようにした。このため、インクパック5を貼着する際のシワの発生を防止するとともに、接着強度を向上できる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、カートリッジ1は、蓋部3が側方を向くように配置されているとしたが、鉛直方向上方を向くように配置されてもよく、その向きは特に限定されない。また、噴射ヘッドに対するカートリッジ1の位置も、噴射ヘッドに対して鉛直方向上方でもよいし、下方でもよい。
・上記実施形態では、ケース2に形成された1つの突起部により、検出板6の変位を規制するようにしてもよい。
・上記実施形態では、3つ以上の突起部をケース2に形成するようにしても良い。
・上記実施形態では、第1突起部21及び第2突起部22は、検出板6の構成に応じて、その位置を変更してもよい。つまり、検出板6の変位を規制し、インクIが所定量以下になったとき、検出用突起50を外部に突出する位置であれば、上記したような位置以外に配置するようにしても良い。
・上記実施形態では、第2突起部22は、インクパック5や検出板6の大きさに応じて、上記した幅W3以外の幅にしてもよい。
・第2突起部22は、検出板6の形状に応じて、斜め以外に、x矢印方向又はy矢印方向に略平行に設けられるようにしてもよい。
・第1突起部21及び第2突起部22の高さは、検出用突起50の位置、ケース2形状等に応じて変更してもよい。
・検出板6の長さは、上記した長さ以外にしてもよい。
・第1両面テープ24aは、第1突起部21と第2突起部22との間に貼着するようにしてもよい。
・上記実施形態では、3枚の各両面テープ24を、ケース2の底壁部12に貼着するようにしたが、2〜4分割が好ましい。2〜4分割にすると、インクパック5のシワの発生を防止するとともに、十分な接着強度を保持することができる。また、ケース2の形状等に応じて、ケース2とほぼ同じ長さに形成された、1枚の両面テープを貼着してもよい。
・上記実施形態では、検出板6は、インクパック5に印刷された位置決め部に合わせて貼着されるとしたが、検出板6を、ケース2に収容されたインクパック5に対し、その検出用突起50と検出用窓19が相対向するように貼着してもよい。
・上記実施形態では、カートリッジ1のケース2に第1突起部21及び第2突起部22を形成したが、例えばプリンタに備えられるとともにインクパック5を収容するホルダの底面等、プリンタ側に設けるようにしてもよい。或いは、カートリッジホルダに第1突起部21,第2突起部22を設け、カートリッジ1のケース2に、プリンタ側の第1突起部21、第2突起部22を貫挿する貫挿孔を設けるようにしてもよい。このカートリッジホルダにカートリッジを装着すると、第1突起部21及び第2突起部22が貫挿孔を介して、インクパック5に当接する。
・上記実施形態では、長尺状のカートリッジ1に第1突起部21及び第2突起部22を設けるようにしたが、他の形状のカートリッジに設けてもよい。
・上記各実地形態では、液体噴射装置として、インクを噴射するプリンタ(ファクシミリ、コピア等を含む印刷装置)について説明したが、他の液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材などの液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとしての試料噴射装置であってもよい。
本実施形態のカートリッジの縦断面図。 蓋部を取り外した状態のカートリッジの平面図。 カートリッジを構成するケースの平面図。 (a)は第1突起、(b)は第2突起の拡大図。 両面テープを貼着したケースの平面図。 カートリッジの要部断面図。 カートリッジの要部断面図。 インクエンド状態のカートリッジの縦断面図。 インクエンド状態のカートリッジの要部断面図。 インクエンド状態のカートリッジの要部断面図。 従来の長尺カートリッジの分解斜視図。
符号の説明
1…液体収容体としてのカートリッジ、2…外郭部としてのケース、5…液体収容袋としてのインクパック、6…検出板、6e…固定部としての本体部、19…窓部としての検出用窓、21…突起部としての第1突起、22…突起部としての第2突起部、22a…一端としての左端、22b…他端としての右端、24…貼着部としての両面テープ、31…供給口、50…検出用突起、I…インク、L1,L2…長さ、S1,S2…空間、W1,W2,W3…幅。

Claims (10)

  1. 液体を導出する供給口を有し、液体が充填された液体収容袋と、前記液体収容袋を収容する外郭部と、前記液体収容袋に対して固定され、液体消尽状態を検出する検出板とを備えた液体収容体において、
    前記外郭部に、前記液体収容袋内の液体残量が少量となった際に、前記検出板の前記液体収容袋を押し潰す方向への変位を規制し、前記液体収容袋内に液体が流動するための空間を確保する突出部を備えたことを特徴とする液体収容体。
  2. 請求項1に記載の液体収容体において、
    前記検出板は、第1突出部と第2突出部とにより、前記液体収容袋を押し潰す方向への変位を規制されることを特徴とする液体収容体。
  3. 請求項2に記載の液体収容体において、
    前記検出板は、前記液体収容袋が液体消尽状態となった際に、前記検出板が傾斜することにより前記外郭部に形成された窓部を介して外部に突出する検出用突起を備えるとともに、
    前記検出板のうち、前記検出用突起が形成された側端と略平行な第1の方向において、前記第1突出部が、前記第2突出部よりも前記検出用突起側に設けられ、
    前記第1の方向と略直交する第2の方向において、前記第2突出部が、前記第1突出部よりも前記検出用突起側に設けられていることを特徴とする液体収容体。
  4. 請求項3に記載の液体収容体において、
    前記第1突出部は、前記検出板のうち、前記液体収容袋に固定された固定部に対し、前記検出用突起が形成された前記固定部の側端を基準として、前記固定部の幅の1/2超、且つ前記固定部の幅の3/4以下までの範囲に設けられることを特徴とする液体収容体。
  5. 請求項3又は4に記載の液体収容体において、
    前記第2突出部は、その幅が、前記検出板のうち、前記液体収容袋に固定された固定部の幅の1/2以上、且つ前記固定部の幅の4/5以下までの範囲であることを特徴とする液体収容体。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の液体収容体において、
    前記第2突出部は、前記第2の方向に対して斜めに設けられるとともに、前記第2突出部のうち、前記検出用突起と反対側にある一端が、前記液体収容袋の前記供給口側の位置に、前記検出用突起と同じ側にある他端が前記供給口から離間した位置に配置されていることを特徴とする液体収容体。
  7. 請求項3〜6のいずれか1項に記載の液体収容体において、
    前記第1突出部の高さは、前記第2突出部の高さよりも低く形成されていることを特徴とする液体収容体。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の液体収容体において、
    前記検出板が、前記液体収容袋の長さに対して1/4以上1/2以下の長さであることを特徴とする液体収容体。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の液体収容体において、
    前記外郭部には、前記液体収容袋を固定するための複数の貼着部が備えられていることを特徴とする液体収容体。
  10. 液体を噴射する噴射ヘッドと、
    液体消尽状態を検出するための検出板が固定された液体収容袋の液体を、前記噴射ヘッドに供給する液体供給路とを備える液体噴射装置において、
    前記液体収容袋の装着位置に、前記液体収容袋内の液体残量が少量となった際に、前記検出板の前記液体収容袋を押し潰す方向への変位を規制し、前記液体収容袋内に液体が流動するための空間を確保する突出部を備えたことを特徴とする液体噴射装置。
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