JP6511909B2 - カートリッジおよび液体噴射装置 - Google Patents

カートリッジおよび液体噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6511909B2
JP6511909B2 JP2015067811A JP2015067811A JP6511909B2 JP 6511909 B2 JP6511909 B2 JP 6511909B2 JP 2015067811 A JP2015067811 A JP 2015067811A JP 2015067811 A JP2015067811 A JP 2015067811A JP 6511909 B2 JP6511909 B2 JP 6511909B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
wall
mounting
erroneous insertion
convex portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015067811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016187872A (ja
Inventor
小泉 義弘
義弘 小泉
中村 浩之
浩之 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2015067811A priority Critical patent/JP6511909B2/ja
Priority to CN201610166550.XA priority patent/CN106004060B/zh
Priority to US15/080,670 priority patent/US9776417B2/en
Publication of JP2016187872A publication Critical patent/JP2016187872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6511909B2 publication Critical patent/JP6511909B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/1752Mounting within the printer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17513Inner structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/1752Mounting within the printer
    • B41J2/17523Ink connection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17553Outer structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/12Guards, shields or dust excluders
    • B41J29/13Cases or covers

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、カートリッジおよび液体噴射装置に関する。
液体を液体噴射装置に供給可能なカートリッジとしては、従来から、液体噴射装置の一例であるプリンターにインクを供給する形態が知られている。高速印字が可能なプリンターや、インクの噴出ヘッドをライン状に複数並べたいわゆるラインプリンターでは、大流量のインク供給が必要となることから、装置の大型化を避けつつ大量のインクを収容するために、高さを抑えて奥行きが長い長尺状のカートリッジが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−203541号公報
こうした長尺状のカートリッジでは、プリンターへのカートリッジ装着に際して、長尺状であるが故に、手元のわずかな傾きで、装着方向先端の位置が大きく変わる。こうした位置ズレは、カートリッジが挿入されるカートリッジホルダーのガイドレールの幅をカートリッジの幅と同じにすることで抑えられるが、滑りが悪くなって挿入しにくくなる。このため、カートリッジとそのガイドレールとの間にある程度のガタを確保しなければならない。その一方、カートリッジホルダーには、カートリッジの色違い等による誤挿入を防ぐ誤挿入防止キー(誤挿入防止部)が設けられている。このため、上記したガタの確保が不適切であると、正しいカートリッジを挿入しても、カートリッジホルダーの誤挿入防止キーと干渉して、スムーズなカートリッジ装着ができなくなることが危惧される。なお、長尺状のカートリッジに限らず、短寸のカートリッジであってもスムーズなカートリッジ装着が望まれている。こうしたことを踏まえ、本発明は、カートリッジの装着性を高めることを課題とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、カートリッジが提供される。このカートリッジは、カートリッジが装着されるホルダーと、前記ホルダーに設けられ、前記カートリッジの装着をガイドするガイドレールと、前記カートリッジの誤挿入を防止する装置側誤挿入防止部と、を有する液体噴射装置、に装着可能なカートリッジであって、液体を前記液体噴射装置に供給する液体供給口と、前記装置側誤挿入防止部と係合する誤挿入防止部と、前記ガイドレールに当接し、装着時の装着方向と交差する交差方向に前記カートリッジが傾くことを規制する規制部とを備え、前記規制部が、前記装着方向の先端側と前記誤挿入防止部との間に配置される。
この形態のカートリッジは、ガイドレールには規制部しか当接させないので、ガイドレールに対してガタを適切とできると共に、適度な滑り易さを確保する。また、ガイドレールへの規制部の当接により、カートリッジ装着時にカートリッジが傾くことを規制して、装置側誤挿入防止部と誤挿入防止部との位置関係を確保できる。これらの結果、この形態のカートリッジによれば、カートリッジのスムーズな装着が可能となって、装着性が高まる。
(2)上記形態のカートリッジにおいて、前記誤挿入防止部は、前記装着方向の先端側に配置されるようにしてもよい。これによれば、液体噴射装置にカートリッジの液体供給口が接続される前に誤装着を防止することができる。
(3)上記形態のカートリッジにおいて、前記規制部は、前記液体供給口よりも前記誤挿入防止部に近い位置に配置されるようにしてもよい。これによれば、装着されているカートリッジに仮に傾きが起きても、規制部と誤挿入防止部との近接配置により、傾きによる誤挿入防止部のズレは小さくなるので、誤挿入防止部が装置側誤挿入防止部に係合することなく干渉してしまうようなリスクを低減することが可能となる。
(4)上記形態のカートリッジにおいて、前記規制部は、前記誤挿入防止部が設けられた面とは異なる面に設けられた凸部であるようにしてもよい。これによれば、規制部たる凸部によってガタをより確実に抑えることができる。この結果、この形態のカートリッジによれば、誤挿入防止部が装置側誤挿入防止部に係合することなく干渉してしまうような事態を回避して、適度な滑り易さを確保することができるので、カートリッジのスムーズな装着が可能となって、装着性がより高まる。
(5)上記形態のカートリッジにおいて、前記誤挿入防止部は、鉛直方向上方の上面に配置され、前記規制部は、前記装着方向と平行な側面に配置されるようにしてもよい。これによれば、カートリッジの幅方向の傾きを抑えることができる。
(6)上記形態のカートリッジにおいて、前記規制部は、前記上面と前記側面とが交差する角部に配置されるようにしてもよい。これによれば、カートリッジの幅方向の傾きを抑えることができる。
(7)上記形態のカートリッジにおいて、前記誤挿入防止部は、鉛直方向下方の下面に配置され、前記規制部は、前記装着方向と平行な側面に配置されるようにしてもよい。これによれば、カートリッジの幅方向の傾きを抑えることができる。
(8)上記形態のカートリッジにおいて、前記規制部は、前記下面と前記側面とが交差する角部に配置されるようにしてもよい。これによれば、カートリッジの幅方向の傾きを抑えることができる。
(9)上記いずれかの形態のカートリッジにおいて、前記交差方向に前記カートリッジが傾くことを規制する後方規制部が、鉛直方向下方の下面、かつ前記装着方向の後端側に配置されるようにしてもよい。これによれば、装着端側の規制部による傾き規制と相まって、鉛直方向に沿ったカートリッジの傾きを抑えることで、液漏れや端子の接触不良が発生するリスクを低減する。
(10)本発明の他の形態によれば、液体噴射装置が提供される。この液体噴射装置は、既述したいずれかの形態のカートリッジを備えるので、カートリッジの装着性が高まる。
上述した本発明の各形態の有する複数の構成要素は全てが必須のものではなく、上述の課題の一部または全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部または全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行うことが可能である。また、上述の課題の一部または全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部または全部を達成するために、上述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部または全部を上述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部または全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
また、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、カートリッジから液体噴射装置に液体を供給する液体供給システムの他、カートリッジと液体噴射装置とを備えたシステム等の形態で実現することができる。
印刷材供給システム1の概略構成を示す斜視図である。 カートリッジ装着部6の外観斜視図である。 カバー部材を取り外した状態のカートリッジ装着部6の斜視図である。 プレート602と誤挿入防止プレート160との関係を概略的に示す斜視図である。 プレート602と誤挿入防止プレート160との関係を図4における5−5線に沿って断面視して示す説明図である。 プレート602と誤挿入防止プレート160との関係を図4における6−6線に沿って断面視して示す説明図である。 カートリッジ4Aの外観斜視図である。 カートリッジ4Aを下面側から斜視して示す説明図である。 カートリッジ4Aの装着端側を正面視して示す説明図である。 カートリッジ4B〜4Dの外観斜視図である。 カートリッジ4B〜4Dを下面側から斜視して示す説明図である。 カートリッジ装着部6を構成するプレート602へのカートリッジ4Aの装着当初の様子を示す説明図である。 装着当初におけるカートリッジ4Aに対するプレート602と誤挿入防止プレート160の関係を図12における13−13線に沿って断面視して示す説明図である。 装着当初におけるカートリッジ4Aに対するプレート602と誤挿入防止プレート160の関係を図12における14−14線に沿って断面視して示す説明図である。
次に、本発明の実施の形態を以下の順序で説明する。
A.実施形態:
B.各種変形例:
A.実施形態:
A−1:印刷材供給システムの構成:
図1は印刷材供給システム1の概略構成を示す斜視図である。印刷材供給システム1は、複数のカートリッジ4と、液体噴射装置としてのプリンター10とを備える。印刷材供給システム1において、プリンター10のカートリッジ装着部6に、カートリッジ4が個別に着脱自在に装着される。なお、カートリッジ装着部6やカートリッジ4の構成部材の形状や位置関係等の以下の説明において、図1に示した互いに直交するXYZ軸を、適宜、用いる。
本実施形態のプリンター10は、液体としてのインクをラインヘッド22から吐出するインクジェットラインプリンターである。ラインヘッド22は、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色のインクごとのインク噴出孔を図1におけるY軸方向にライン状に並べ、各色ごとのライン状のインク噴出孔列を図1におけるX軸方向に多列に備える。プリンター10の前面には操作ボタン15が配設され、ユーザーのボタン操作を経た印刷指令により、プリンター10は、プリンター筐体内の図示しない用紙トレイに収納済みの印刷用紙Pを−X方向に搬送しつつ、ラインヘッド22からインクを噴出して印刷を行い、印刷済み印刷用紙Pを排出孔11から排出する。なお、用紙搬送や印刷動作は、通常のラインプリンターと変わるところがなく、本発明の要旨と直接関係しないので、その説明は省略する。
カートリッジ装着部6には、複数のカートリッジ4がそれぞれ着脱可能に装着される。本実施形態では、4色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)のインクに対応して4種類のカートリッジ4が1つずつ、すなわち合計4つのカートリッジ4がカートリッジ装着部6に装着される。本実施形態のプリンター10では、前面(+Y軸方向側の面)に交換用カバー13が設けられている。交換用カバー13の+Z軸方向側を手前側(+Y軸方向側)に倒すと、カートリッジ装着部6の開口が現れて、カートリッジ4の着脱が可能となる。本実施形態のプリンター10では、ブラックインクの使用量が多いことから、ブラックインクを収容するカートリッジ4を他の色のインクを収容するカートリッジ4より、厚みを増すようにして容量を増やした。以下、必要に応じて、この容量増のカートリッジ4をカートリッジ4Aと称し、他のカートリッジ4をカートリッジ4B,4C,4Dと区別して称し、総称的に説明する際には、カートリッジ4と記すこととする。
カートリッジ装着部6にカートリッジ4が装着されると、図示しないチューブを介してラインヘッド22にインクが供給可能となる。本実施形態では、プリンター10のポンプ機構(図示せず)によって、カートリッジ4内のインクを吸引することで、インク供給がなされる。なお、インク吸引用のチューブは、インクの種類毎に設けられている。ここで、カートリッジ4がカートリッジ装着部6に装着された状態を「装着状態」とも呼ぶ。なお、カートリッジ4をカートリッジ装着部6に装着する様子や、カートリッジ4およびカートリッジ装着部6の詳細構成については後述する。
本実施形態では、印刷材供給システム1の使用状態において、印刷用紙Pの搬送方向に沿った軸をX軸とし、重力方向(上下方向)に沿った軸をZ軸とし、ライン状のヘッドの長手方向(左右方向)に沿った軸をY軸とする。ここで、印刷材供給システム1の使用状態」とは、水平な面に印刷材供給システム1が設置された状態をいう。また、本実施形態では、搬送方向(前方向)を−X軸方向、その逆方向(後方向)を+X軸方向とし、重力方向の下方から上方に向かう方向(上方向)を+Z軸方向とし、その逆方向(下方向)を−Z軸方向とする。また、印刷材供給システム1を前側(+Y軸方向側)から見たときに、右側から左側に向かう方向を+X軸方向とし、その逆方向を−X軸方向とする。また、本実施形態では、カートリッジ4がカートリッジ装着部6に装着される際の装着方向が−Y軸方向であり、カートリッジ4がカートリッジ装着部6から取り外される際の方向が+Y軸方向である。よって、カートリッジ装着部6のうち、−Y軸方向側を装着奥側とも呼び、+Y軸方向側を装着手前側とも呼ぶ。また、本実施形態では、複数のカートリッジ4のカートリッジ装着部6内における配列方向がX軸方向である。このように対応付けたXYZ軸は、これ以降に示す図についても付されており、図1のXYZ軸は他の図のXYZ軸にも対応している。
A−2:カートリッジ装着部の詳細構成:
次に、カートリッジ装着部6の詳細構成について説明する。図2はカートリッジ装着部6の外観斜視図であり、図3はカバー部材を取り外した状態のカートリッジ装着部6の斜視図である。
図示するように、カートリッジ装着部6は、装着機構部8(図3参照)とプレート602とを連設して備え、この両部材をカバー部材604で覆ったアッシィー品とされている。また、カートリッジ装着部6は、カバー部材604に、プレート602と対向する誤挿入防止プレート160を組み込んで備える。誤挿入防止プレート160の組込の様子については、後述する。カートリッジ装着部6がプリンター10に組み込まれた状態では、装着機構部8は装着奥側(−Y軸方向側)に位置し、プレート602は、装着機構部8から装着手前側(+Y軸方向側)に延びる。プレート602とカバー部材604は、カートリッジ収容室61を区画形成する。カートリッジ収容室61は、長方体形状をなし、装着機構部8の側の第1壁62と、カバー部材604で構成されて第1壁62から他端側に向けて収納室上面で延びる第2壁63と、プレート602で構成されて第1壁62から他方端に向けて収納室下面で延びる第3壁64と、カバー部材604で構成される長尺側面である第4壁65と、カバー部材604で構成される他の長尺側面である第5壁66とで取り囲まれ、第1壁62と対向する第6壁67の側を、カートリッジ装着口68とする。なお、図において63/604のように示すことで、第2壁63はカバー部材604で構成されていることを表している。
プレート602は、図3に示すように、それぞれのカートリッジ4の装着用のスロット61A〜61Dを有する。このスロット61A〜61Dは、装着機構部8の側からカートリッジ装着口68に掛けて延び、装着されたカートリッジ4をカートリッジ装着口68の側から装着機構部8の側に案内する。
装着機構部8は、エアー注入口69と、装着係合ラチェット75と、接触機構80と、第1装着バー82と、第2装着バー84と、流通ユニット640と、インク導入管643とを、スロット61A〜61Dごとに備え、エアー第1サブ注入口70とエアー第2サブ注入口71とについては、スロット61Aについてのみ備える。エアー注入口69は、後述のカートリッジ4が有するエアー注入管957が挿入されると、このエアー注入管957を経てエアーをカートリッジ4に注入したり吸引したりする。装着係合ラチェット75は、カートリッジ4の装着終盤においてカートリッジ4と係合し、装着完了状態でのカートリッジ4の不用意な抜けを防止する。接触機構80は、接触端子群を備え、カートリッジ4の側の接触機構50(図7参照)と接触し、インクの色や残量等の各種データをプリンター10に送信する。
第1装着バー82と第2装着バー84は、カートリッジ4の装着終盤においてカートリッジ4と係合し、装着完了状態でのカートリッジ4の位置決めを行う。流通ユニット640は、プリンター10へのインク導入を図るためのインク導入管643(液体導入管)を取り囲んで構成され、カートリッジ4の装着終盤においてカートリッジ4から加わる力を受け止めつつ、カートリッジ4の後述のインク供給口414(液体供給口)へのインク導入管643の挿入を補助する。エアー第1サブ注入口70とエアー第2サブ注入口71は、後述のカートリッジ4が有するエアー第1サブ注入管958、エアー第2サブ注入管959がカートリッジ4の装着終盤において挿入され、それぞれのサブ注入管を経てエアーをカートリッジ内の図示しない二つのエアー注入袋に注入したり吸引したりする。なお、エアー注入口69とエアー第1サブ注入口70およびエアー第2サブ注入口71によるエアー注入・吸引は、プリンター10が備える図示しないエアーポンプにてなされる。
次に、誤挿入防止プレート160の組込の様子を含め、プレート602と誤挿入防止プレート160の構成について説明する。図4はプレート602と誤挿入防止プレート160との関係を概略的に示す斜視図であり、図5はプレート602と誤挿入防止プレート160との関係を図4における5−5線に沿って断面視して示す説明図であり、図6はプレート602と誤挿入防止プレート160との関係を図4における6−6線に沿って断面視して示す説明図である。
図示するように、プレート602は、スロット61A〜61Dのそれぞれについて、カートリッジ下面レール61Ar〜61Drと、第1ガイドレール650〜654と、第2ガイドレール660〜664と、誤挿入防止部671〜674とを備える。カートリッジ下面レール61Ar〜61Drのそれぞれは、該当するスロットにおいて一対の凸条としてY軸方向(挿入方向)に沿って延び、後述のカートリッジ4の下面たる第3壁44(図8参照)を受け止める。
プレート602の第1ガイドレール650〜654は、誤挿入防止プレート160と対向する箇所、即ちカートリッジ装着の手前側に位置してカートリッジ下面レール61Ar〜61Drを挟んで向かい合い、カートリッジ装着当初において、カートリッジ4をガイドする。第2ガイドレール660〜664は、第1ガイドレール650〜654から離れたカートリッジ装着奥側に位置してカートリッジ下面レール61Ar〜61Drを挟んで向かい合い、カートリッジ装着終盤において、カートリッジ4をガイドする。ガイドレールによるガイドの様子については、後述する。
プレート602の誤挿入防止部671〜674は、誤挿入防止プレート160と対向する箇所たるカートリッジ装着の手前側に位置して、カートリッジ下面レール61Ar〜61Drの間において鉛直上方に突出し、カートリッジ4の第3壁44における後述の誤挿入防止用下面凸部141と干渉することで、カートリッジ4の誤挿入を装着手前側で防止する。本実施形態のプリンター10は、ブラックインクを収容するカートリッジ4を大容量のカートリッジ4Aとし、他の色のカートリッジ4を小容量のカートリッジ4B〜4Dとした。カートリッジ4の誤挿入防止用下面凸部141は、カートリッジ4Aとカートリッジ4B〜4Dのそれぞれで異なる形状とされている。よって、プレート602における誤挿入防止部671〜674にあっては、正規の色のカートリッジ4が挿入されたときにのみ、その挿入されたカートリッジ4における44の誤挿入防止用下面凸部141と干渉せず、カートリッジ装着を許可する。一方、異なる色のカートリッジ4が誤挿入されると、その誤挿入されたカートリッジ4の第3壁44の誤挿入防止用下面凸部141と干渉してカートリッジ4の誤挿入を装着手前側で防止する。
誤挿入防止プレート160は、カバー部材604(図2参照)により、プレート602との位置関係(対向位置関係)が保たれており、図5および図6に示すように、プレート602と同様、第1ガイドレール650〜654と、誤挿入防止部671〜674とを有する。誤挿入防止プレート160の第1ガイドレール650〜654は、カートリッジ装着当初において、カートリッジ4を第2壁43の側(図7参照)でガイドする。誤挿入防止プレート160の誤挿入防止部671〜674は、プレート602における誤挿入防止部671〜674と対向して配設されて鉛直下方に突出し、カートリッジ4の第2壁43における後述の誤挿入防止用上面凸部140と干渉することで、カートリッジ4の誤挿入を装着手前側で防止する。誤挿入の防止の様子は、既述した通りであり、誤挿入防止プレート160における誤挿入防止部671〜674にあっても、正規の色のカートリッジ4が挿入されたときにのみ誤挿入防止用上面凸部140と干渉せず、異なる色のカートリッジ4が誤挿入されると、その誤挿入されたカートリッジ4の誤挿入防止用上面凸部140と干渉してカートリッジ4の誤挿入を防止する。誤挿入防止部671〜674による誤操作防止の様子については、カートリッジ4の誤挿入防止用上面凸部140や誤挿入防止用下面凸部141を説明する際に、後述する。
A−3:カートリッジの外観構成:
次に、カートリッジ4の詳細構成について説明する。本実施形態のプリンター10は、インク色ごとにカートリッジ4を使い分け、使用量の多いブラックインクを大容量のカートリッジ4Aに収容し、他の色のインクをカートリッジ4Aに比して容量の小さいカートリッジ4B〜4Dに収容する。以下、カートリッジの詳細構成をカートリッジ4Aを例に挙げて説明する。図7はカートリッジ4Aの外観斜視図であり、図8はカートリッジ4Aを下面側から斜視して示す説明図であり、図9はカートリッジ4Aの装着端側を正面視して示す説明図である。
図7に示すように、カートリッジ4Aは、プリンター10のカートリッジ装着部6に装着される装着端から装着方向、即ちY軸方向に沿って延伸する長尺形状を有する。そして、カートリッジ4Aは、第1ケース401に第2ケース402を組み付けて構成され、第1ケース401は、装着方向CSに沿って延びた長尺形状をなして長手方向に亘って一端面を開口させ、開口内部をインク収容部(図示略)とする。第2ケース402にあっても、装着方向CSに沿って延びた長尺形状をなし、第1ケース401の開口を覆うように第1ケース401に組み付けられる。これにより、開口内部のインク収容部(図示略)は密閉状とされる。カートリッジ4Aは、両ケースが組み付けられた際の一方端を装着端たる第1壁42とし、装着方向CSの前方方向たる第1壁42と、他方端に向けてカートリッジ上面で延びる第2壁43と、他方端に向けてカートリッジ下面で延びる第3壁44と、第2ケース402の長尺面である第4壁45と、第1ケース401の長尺面である第5壁46と、他方端の第6壁47とでインク収容部(図示略)を取り囲む。
第1壁42の上方コーナー部は、凹部41とされ、カートリッジ4Aは、凹部41の側から、第1壁42に、接触機構50と、第1バー挿入孔422と、インク供給口414と、有底第1凹部445と、有底第2凹部90と、第2バー挿入孔424と、ラチェット係合部49とを備える。接触機構50は、接触端子群を備え、カートリッジ装着部6の装着機構部8における接触機構80(図3参照)と接触し、インクの色や残量等の各種データをプリンター10に送信する。第1バー挿入孔422と第2バー挿入孔424は、カートリッジ4Aの装着終盤において装着機構部8の第1装着バー82、第2装着バー84が入り込み、装着完了状態でのカートリッジ4Aの位置決めを行う。インク供給口414は、装着方向CSの前方に向かって開口し、カートリッジ4Aの装着終盤において装着機構部8のインク導入管643が挿入され、カートリッジ装着部6の側からの図示しないポンプによる吸引を経て、インクを供給する。
有底第1凹部445は、インク供給口414を取り囲んで形成され、カートリッジ4Aの装着終盤においてカートリッジ装着部6の流通ユニット640(図3参照)を受け止める。有底第2凹部90は、図8に示すように、第1凹部壁93と第2凹部壁94と第3凹部壁95と第4凹部壁96にて有底に形成され、エアー注入管957とエアー第1サブ注入管958とエアー第2サブ注入管959を取り囲む。エアー注入管957は、カートリッジ4Aの装着終盤において装着機構部8のエアー注入口69に入り込み、エアーをカートリッジ4の内部空間に注入したり吸引したりする。エアー第1サブ注入管958とエアー第2サブ注入管959は、カートリッジ4Aの装着終盤において装着機構部8のエアー第1サブ注入口70とエアー第2サブ注入口71に入り込み、エアーをカートリッジ内の図示しない二つのエアー注入袋に注入したり吸引したりする。なお、エアー注入管957とエアー第1サブ注入管958およびエアー第2サブ注入管959によるエアー注入・吸引は、プリンター10が備える図示しないエアーポンプにてなされる。ラチェット係合部49は、第1壁42の側のカートリッジ下面に形成され、カートリッジ4Aの装着終盤において装着機構部8の装着係合ラチェット75が係合し、装着完了状態でのカートリッジ4の不用意な抜けを防止する。
また、カートリッジ4Aは、装着方向CSを示す矢印マークMを、第1ケース401および第2ケース402の上面、即ちカートリッジ4Aがプリンター10に装着された姿勢にある時の鉛直方向上面に備える。この矢印マークMは、矢印輪郭が凸状に盛り上がって形成され、カートリッジ4Aの長手方向の中央よりもインク供給口414(液体供給口)の側に成形されており、本実施形態では、矢印マークMは、カートリッジ4Aにおける第1壁42の側の装着端側に成形されている。矢印マークMは、第1ケース401の側の半矢印Maと第2ケース402の側の半矢印Mbとに別れており、第1ケース401と第2ケース402の組み付け状態において1つの目印(矢印)を形成し、矢印の指し示す方向がカートリッジ4Aの装着方向CSであることを、ユーザーに視認させる。
この他、カートリッジ4Aは、図7および図8に示すように、第1壁42の側から、規制用前方上面凸部430と、規制用前方下面凸部431と、誤挿入防止用上面凸部140と、誤挿入防止用下面凸部141と、規制用後方凸部432 とを備える。誤挿入防止用上面凸部140と誤挿入防止用下面凸部141は、ブラックインクのカートリッジ4Aがプリンター10のカートリッジ装着部6における正規の装着箇所(スロット61A)に装着されると、プレート602および誤挿入防止プレート160の誤挿入防止部671(図5参照)と干渉せず、カセット装着を許可する。一方、スロット61Aに他のカートリッジ4B〜4Dのいずれかが装着されると、各カートリッジの誤挿入防止用上面凸部140と誤挿入防止用下面凸部141は、スロット61Aにおける誤挿入防止部671と干渉して、カートリッジ4B〜4Dの誤挿入を誤挿入防止部671と共同して防止する。また、カートリッジ4Aが正規の装着箇所に装着されないと、具体的には、カートリッジ4Aがスロット61B〜61Dのいずれかに装着されると、カートリッジ4Aの誤挿入防止用上面凸部140と誤挿入防止用下面凸部141は、スロット61B〜61Dのいずれかにおける誤挿入防止部672と干渉して、カートリッジ4Aの誤挿入を誤挿入防止部672と共同して防止する。そして、この誤挿入防止用上面凸部140と誤挿入防止用下面凸部141は、図7および図8に示すように、カートリッジ4Aの装着方向の先端側、即ち第1壁42の側の鉛直方向上方の上面と下面に成形された凸状突起の組合せで形成されている。
図7に示すように、カートリッジ4Aの誤挿入防止用上面凸部140は、三つの凸状突起がX軸方向に並ぶことで構成される。よって、誤挿入防止プレート160のスロット61Aにおける誤挿入防止部671(図5参照)は、この三つの凸状突起からなる誤挿入防止用上面凸部140とは干渉しないように成形されており、他のカートリッジ4B〜4Dの誤挿入防止用上面凸部140とは干渉する。つまり、カートリッジ4B〜4Dの誤挿入防止用上面凸部140は、誤挿入防止プレート160におけるスロット61Aの誤挿入防止部671を構成する凸状突起のいずれかに干渉するよう成形される。その一方、カートリッジ4Aの誤挿入防止用上面凸部140は、誤挿入防止プレート160におけるスロット61B〜61Dの誤挿入防止部672〜674のいずれにも干渉するよう成形される。カートリッジ4B〜4Dの誤挿入防止用上面凸部140については、後述する。
図8に示すように、カートリッジ4Aが鉛直方向下面に有する誤挿入防止用下面凸部141は、単独の凸状突起で構成される。よって、プレート602のスロット61Aにおける誤挿入防止部671(図5参照)は、この単独の凸状突起からなる誤挿入防止用下面凸部141とは干渉しないように成形されており、他のカートリッジ4B〜4Dの誤挿入防止用下面凸部141とは干渉する。つまり、カートリッジ4B〜4Dの誤挿入防止用下面凸部141は、プレート602におけるスロット61Aの誤挿入防止部671を構成する凸状突起のいずれかに干渉するよう成形される。その一方、カートリッジ4Aの誤挿入防止用上面凸部140は、プレート602におけるスロット61B〜61Dの誤挿入防止部672〜674のいずれにも干渉するよう成形される。カートリッジ4B〜4Dの誤挿入防止用下面凸部141については、後述する。
このような干渉・非干渉を起こすようにするには、カートリッジ4A〜4Dのそれぞれのカートリッジにおいて、鉛直方向上面の誤挿入防止用上面凸部140を構成する凸状突起の数を変えたり、Z軸方向の突出高さやX軸方向の突出幅や間隔を変えるようにした上で、これに合わせてプレート602と誤挿入防止プレート160における誤挿入防止部671〜674の形状を調製すればよい。鉛直方向下面の誤挿入防止用下面凸部141についても同様である。
鉛直方向上面の規制用前方上面凸部430と鉛直方向下面の規制用前方下面凸部431は、誤挿入防止用上面凸部140が設けられた面とは異なる面であるカートリッジ4Aの装着方向と平行な両側面(第4壁45と第5壁46)に凸状に形成され、装着方向CSの先端側に位置する。この規制用前方上面凸部430は、第2壁43の側に、第4壁45と第2壁43とのコーナー部および第5壁46と第2壁43とのコーナー部に形成される。規制用前方下面凸部431は、第3壁44の側に、第4壁45と第3壁44とのコーナー部および第5壁46と第3壁44とのコーナー部に形成される。装着方向CSの先端側の上記の規制用前方上面凸部430と規制用前方下面凸部431は、装着方向CSの先端側たる第1壁42と誤挿入防止用上面凸部140或いは誤挿入防止用下面凸部141との間に配置されると共に、インク供給口414よりも上記の各誤挿入防止用凸部に近い位置に配置される。また、カートリッジ4Aは、装着方向の後端側、即ち第6壁47の側にも、規制用後方凸部432を凸状に形成して備え、この規制用後方凸部432は、第3壁44の側において、第4壁45と第3壁44とのコーナー部および第5壁46と第3壁44とのコーナー部に形成される。
こうして形成された規制用前方下面凸部431は、プレート602におけるスロット61Aのカートリッジ下面レール61Arを挟んで対向する装着手前側の第1ガイドレール650(図4,図5参照)と第1ガイドレール651に当接する。これにより、規制用前方下面凸部431は、装着方向と交差する交差方向にカートリッジ4Aが傾くことを、装着当初においてカートリッジ下面の側で規制する。また、規制用前方上面凸部430は、誤挿入防止プレート160における第1ガイドレール650(図4,図5参照)と第1ガイドレール651に当接する。これにより、規制用前方上面凸部430は、装着方向と交差する交差方向にカートリッジ4Aが傾くことを、装着当初においてカートリッジ上面の側で規制する。
カートリッジ4Aの装着終盤時では、規制用前方下面凸部431がプレート602におけるスロット61Aのカートリッジ下面レール61Arを挟んで対向する装着奥側の第2ガイドレール660(図3,図4参照)と第2ガイドレール661に当接する。これにより、規制用前方下面凸部431は、カートリッジ4Aが傾くことを、装着終盤においてカートリッジ下面の側で規制する。装着方向の後端側下面の規制用後方凸部432(後方規制部)は、プレート602におけるスロット61Aのカートリッジ下面レール61Arを挟んで対向する装着手前側の第1ガイドレール650(図4,図5参照)と第1ガイドレール651に当接し、装着方向と交差する交差方向にカートリッジ4Aが傾くことを、装着終盤時においてカートリッジ下面の側で規制する。つまり、装着終盤では、装着奥側の第2ガイドレール660と第2ガイドレール661に当接する規制用前方下面凸部431と、装着手前側の第1ガイドレール650と第1ガイドレール651に当接する規制用後方凸部432とが共同して、装着方向CSと交差する交差方向にカートリッジ4Aが傾くことを規制する。
図10はカートリッジ4B〜4Dの外観斜視図であり、図11はカートリッジ4B〜4Dを下面側から斜視して示す説明図である。カートリッジ4B〜4Dにあっても、既述したカートリッジ4Aと同様に長尺形状をなして、第1ケース401に第2ケース402を組み付けて構成され、両ケースの上面に既述した矢印マークMを分けて有する。カートリッジ4B〜4Dは、既述したようにブラックインク以外のシアン、マゼンタ、イエローのインクを収容するので、その内容積が小さくなるように、第1ケース401のX軸方向の厚みがカートリッジ4Aより控えられている。その他の構成、例えば、規制用前方上面凸部430や規制用前方下面凸部431、規制用後方凸部432、鉛直方向上下の誤挿入防止用上面凸部140と誤挿入防止用下面凸部141等を有する点では、カートリッジ4Aと変わるものではない。
カートリッジ4B〜4Dの誤挿入防止用上面凸部140は、収容するインク色に応じてカートリッジ4Aや他のカートリッジの誤挿入防止用上面凸部140と相違する形態とされ、カートリッジ装着部6のプレート602および誤挿入防止プレート160の誤挿入防止部672〜674に係合して、誤挿入を防止する。図においては、鉛直方向上面の誤挿入防止用上面凸部140は、カートリッジ4Aの誤挿入防止用上面凸部140より数が多く、X軸方向の突出幅および間隔が狭くされており、この点でカートリッジ4Aと相違する。また、カートリッジ4B〜4Dにおいては、誤挿入防止用上面凸部140を構成する凸状突起の数や配設位置を変えることで、各カートリッジにおいて相違を出すことができる。鉛直方向下面の誤挿入防止用下面凸部141については、図5に示したスロット61B〜61Dにおけるプレート602の誤挿入防止部672〜674に合わせ、カートリッジ4Aの誤挿入防止用下面凸部141より小さい凸状突起とした上で、その数を変えた。これにより、カートリッジ4B〜4Dの誤挿入防止用下面凸部141は、カートリッジ4Aと相違する。そして、カートリッジ4B〜4Dの各カセット間の相違は、誤挿入防止用下面凸部141を構成する凸状突起の配設位置を、カセットごとに異なるようにすることで、カセットごとにも相違する。
以上説明した構成を備える本実施形態のカートリッジ4で得られる利点について、カートリッジ4Aを例に挙げ、カートリッジ装着の様子と合わせて説明する。図12はカートリッジ装着部6を構成するプレート602へのカートリッジ4Aの装着当初の様子を示す説明図であり、図13は装着当初におけるカートリッジ4Aに対するプレート602と誤挿入防止プレート160の関係を図12における13−13線に沿って断面視して示す説明図であり、図14は装着当初におけるカートリッジ4Aに対するプレート602と誤挿入防止プレート160の関係を図12における14−14線に沿って断面視して示す説明図である。
カートリッジ4Aをカートリッジ装着部6(図2参照)に装着するに当たり、カートリッジ4Aは、第1壁42の側の装着端からカートリッジ装着部6のカートリッジ装着口68(図2参照)に挿入される。この際の装着方向CSは、矢印マークMにて示されているので、ユーザーは、矢印マークMを見ながらカートリッジ装着口68にカートリッジ4Aを挿入する。こうして挿入されたカートリッジ4Aは、図13に示すように、カートリッジ下面たる第3壁44でカートリッジ下面レール61Arで支えられ、このカートリッジ下面の側では、規制用前方下面凸部431しか、プレート602における挿入手前側の第1ガイドレール650と第1ガイドレール651に当接させない。この際、カートリッジ上面の側では、規制用前方上面凸部430しか、誤挿入防止プレート160における装着手前側の第1ガイドレール650と第1ガイドレール651に当接させない。よって、本実施形態のカートリッジ4Aによれば、挿入手前側の第1ガイドレール650と第1ガイドレール651に当接する部位を凸状の規制用前方上面凸部430と規制用前方下面凸部431とに制限することで、上記の両ガイドレールに対してガタを適切とできると共に、適度な滑り易さを確保できる。
本実施形態のカートリッジ4Aは、装着手前側の第1ガイドレール650と第1ガイドレール651への規制用前方上面凸部430と規制用前方下面凸部431の当接により、カートリッジ装着当初において、装着方向と交差する交差方向にカートリッジ4Aが傾くことを規制する。これにより、プレート602および誤挿入防止プレート160の誤挿入防止部671とカートリッジ側の誤挿入防止用上面凸部140および誤挿入防止用下面凸部141との位置関係が確保される。これらの結果、本実施形態のカートリッジ4Aによれば、スムーズな装着が可能となって、装着性が高まる。
本実施形態のカートリッジ4Aは、第1ガイドレールへの当接をカートリッジ上面側の規制用前方上面凸部430とカートリッジ下面側の規制用前方下面凸部431とで図るので、上記した位置関係の確保がより確実となり、より装着性が高まる。これに加え、カートリッジ上面側と下面側での第1ガイドレールへの規制用凸部の当接により、鉛直方向に沿ったカートリッジの傾きをも抑えることで、液漏れや端子の接触不良が発生するリスクを低減できる。
本実施形態のカートリッジ4Aは、装着奥側の第2ガイドレール660と第2ガイドレール661に対しても、規制用前方下面凸部431を当接させる。よって、インク供給口414に対する流通ユニット640のインク導入管643(図3参照)の対向精度が高まる。よって、本実施形態のカートリッジ4Aによれば、インク供給口414へのインク導入管643の挿入確度が高まる。
本実施形態のカートリッジ4Aは、装着奥側の第2ガイドレール660と第2ガイドレール661に規制用前方下面凸部431が当接する際、装着手前側の第1ガイドレール650と第1ガイドレール651に規制用後方凸部432をも当接させる。これにより、装着終盤において、装着方向CSと交差する交差方向にカートリッジ4Aが傾くことを、装着端側の規制用前方下面凸部431と規制用後方凸部432とで規制できるので、インク供給口414に対するインク導入管643の対向精度がより高まり、インク供給口414へのインク導入管643の挿入確度も更に向上する。
本実施形態のカートリッジ4Aは、カートリッジ上下面の誤挿入防止用上面凸部140と誤挿入防止用下面凸部141とを、装着方向の先端側に配置する。よって、本実施形態のカートリッジ4Aによれば、プリンター10のカートリッジ装着部6におけるインク導入管643がインク供給口414に挿入されて接続される前に、カートリッジ誤装着を防止することができる。しかも、本実施形態のカートリッジ4Aによれば、カートリッジの先端側が誤挿入防止プレート160に達した時点で誤装着を防止するので、正しい装着スロット(この場合はスロット61A)へのカセット装着を早期のうちに促すことができる。
本実施形態のカートリッジ4Aは、カセット上下面の側の規制用前方上面凸部430と規制用前方下面凸部431とを、インク供給口414よりも誤挿入防止用上面凸部140や誤挿入防止用下面凸部141に近い位置に配置する。よって、本実施形態のカートリッジ4Aによれば、装着されつつあるカートリッジ4Aに仮に傾きが起きても、上記の両規制用凸部と両誤挿入防止用凸部との近接配置により、傾きによる両誤挿入防止用凸部のズレを小さくできるので、誤挿入防止用上面凸部140や誤挿入防止用下面凸部141が誤ってプレート602や誤挿入防止プレート160の誤挿入防止部671に係合することなく干渉してしまうようなリスクを低減できる。これにより、カートリッジ装着の精度が高まる。
本実施形態のカートリッジ4Aは、規制用前方上面凸部430と規制用前方下面凸部431および規制用後方凸部432を、誤挿入防止用上面凸部140や誤挿入防止用下面凸部141が設けられた面とは異なる面に設けられた凸部とした。よって、本実施形態のカートリッジ4Aによれば、上記の各凸部によってカートリッジ装着時のガタをより確実に抑えることができるので、誤挿入防止用上面凸部140や誤挿入防止用下面凸部141が誤ってプレート602や誤挿入防止プレート160の誤挿入防止部671に係合することなく干渉してしまうような事態を回避して、適度な滑り易さを確保することができる。これにより、カートリッジのスムーズな装着が可能となって、装着性がより高まる。
本実施形態のカートリッジ4Aは、誤挿入防止用上面凸部140を鉛直方向上方の上面たる第2壁43に配置し、規制用前方上面凸部430と規制用前方下面凸部431とを装着方向CSと平行な側面たる第4壁45と第5壁46に配置した。よって、本実施形態のカートリッジ4Aによれば、カートリッジ4Aの幅方向の傾きを抑えることができる。
本実施形態のカートリッジ4Aは、規制用前方上面凸部430を、上面たる第2壁43と側面たる第4壁45とが交差する角部と、上面たる第2壁43と側面たる第5壁46とが交差する角部とに配置した。よって、本実施形態のカートリッジ4Aによれば、カートリッジ4Aの幅方向の傾きをより確実に抑えることができる。
本実施形態のカートリッジ4Aは、誤挿入防止用下面凸部141を鉛直方向下方の下面たる第3壁44に配置し、規制用前方上面凸部430と規制用前方下面凸部431を装着方向CSと平行な側面たる第4壁45と第5壁46に配置した。よって、本実施形態のカートリッジ4Aによれば、この点からも、カートリッジ4Aの幅方向の傾きを抑えることができる。
本実施形態のカートリッジ4Aは、規制用前方下面凸部431を、下面たる第3壁44と側面たる第4壁45とが交差する角部と、下面たる第3壁44と側面たる第5壁46とが交差する角部とに配置した。よって、本実施形態のカートリッジ4Aによれば、この点からも、カートリッジ4Aの幅方向の傾きをより確実に抑えることができる。また、第1ケース401や第2ケース402を樹脂の型成形手法で得る場合、角部に規制用前方上面凸部430や規制用前方下面凸部431が形成されるような金型とすればよいので、型形状を簡略とできる。
本実施形態のカートリッジ4Aは、装着方向CSと交差する交差方向にカートリッジ4Aが傾くことを規制する規制用後方凸部432を、鉛直方向下方の下面たる第3壁44に、かつ装着方向CSの後端側に配置した。よって、本実施形態のカートリッジ4Aによれば、装着端側の規制用前方上面凸部430や規制用前方下面凸部431による傾き規制と相まって、鉛直方向に沿ったカートリッジの傾きを抑えることで、液漏れや端子の接触不良が発生するリスクを低減できる。
上記した効果は、カートリッジ4B〜4Dのいずれのカートリッジでも得られる。
本実施形態のプリンター10は、既述したカートリッジ4をカートリッジ装着部6に装着して用いるので、第1ガイドレール650等の既述したガイドレールへの規制用前方上面凸部430等の限られた部位の当接により、カートリッジ4の装着性が高まる。
B.変形例:
この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B−1.第1変形例:
上記した実施形態では、プリンター10をインクジェットラインプリンターとしたが、インクヘッドをキャリッジに搭載して駆動させつつインクヘッドからのインク吐出を図るインクジェットプリンターとして構成してもよい。この際、カートリッジ装着部6がキャリッジの動きとは連動しない、いわゆる「オフキャリッジタイプ」と呼ばれるプリンターとしてもよいほか、キャリッジにカートリッジ装着部6が設けられ、キャリッジと共にカートリッジ装着部6が移動する、いわゆる「オンキャリッジタイプ」と呼ばれるプリンターにも適用できる。
B−2.第2変形例:
本発明は、インクジェットプリンターおよびそのカートリッジ4に限らず、インク以外の他の液体を噴射する任意の印刷装置(液体噴射装置)およびその液体を収容するためのカートリッジにも適用することができる。例えば、以下のような各種の液体噴射装置およびそのカートリッジに適用可能である。
(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置
(2)液晶ディスプレイ等の画像表示装置用のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射装置
(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、面発光ディスプレイ (Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材噴射装置
(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する液体噴射装置
(5)精密ピペットとしての試料噴射装置
(6)潤滑油の噴射装置
(7)樹脂液の噴射装置
(8)時計やカメラ等の精密機械に潤滑油を噴射する液体噴射装置
(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置
(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を噴射する液体噴射装置
(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッドを備える液体噴射装置
「液滴」とは、液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう「液体」とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、「液体」は、物質が液相であるときの状態の材料であれば良く、粘性の高い又は低い液状態の材料、および、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような液状態の材料も「液体」に含まれる。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなども「液体」に含まれる。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種の液体状組成物を包含するものとする。また、紫外線を照射して硬化可能なUVインクをこのカートリッジに収容してプリンターに接続した場合は、設置面から液体収容部が浮くため、設置面の熱が液体収容部に伝って硬化する可能性が低減する。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1…印刷材供給システム
4…カートリッジ
4A〜4D…カートリッジ
6…カートリッジ装着部
8…装着機構部
10…プリンター
11…排出孔
13…交換用カバー
15…操作ボタン
22…ラインヘッド
41…凹部
42…第1壁
43…第2壁
44…第3壁
45…第4壁
46…第5壁
47…第6壁
49…ラチェット係合部
50…接触機構
61…カートリッジ収容室
61A〜61D…スロット
61Ar〜61Dr…カートリッジ下面レール
62…第1壁
63…第2壁
64…第3壁
65…第4壁
66…第5壁
67…第6壁
68…カートリッジ装着口
69…エアー注入口
70…エアー第1サブ注入口
71…エアー第2サブ注入口
75…装着係合ラチェット
80…接触機構
82…第1装着バー
84…第2装着バー
90…有底第2凹部
93…第1凹部壁
94…第2凹部壁
95…第3凹部壁
96…第4凹部壁
140…誤挿入防止用上面凸部
141…誤挿入防止用下面凸部
160…誤挿入防止プレート
401…第1ケース
402…第2ケース
414…インク供給口
422…第1バー挿入孔
424…第2バー挿入孔
430…規制用前方上面凸部
431…規制用前方下面凸部
432…規制用後方凸部
445…有底第1凹部
602…プレート
604…カバー部材
640…流通ユニット
643…インク導入管
650〜654…第1ガイドレール
660〜664…第2ガイドレール
671…誤挿入防止部
672…誤挿入防止部
957…エアー注入管
958…エアー第1サブ注入管
959…エアー第2サブ注入管
CS…装着方向
M…矢印マーク
Ma…半矢印
Mb…半矢印
P…印刷用紙

Claims (6)

  1. カートリッジが装着されるホルダーと、前記ホルダーに設けられ、前記カートリッジの装着をガイドするガイドレールと、前記カートリッジの誤挿入を防止する装置側誤挿入防止部と、を有する液体噴射装置、に装着可能なカートリッジであって、
    前記カートリッジの装着方向前方の第1壁と、
    前記カートリッジの装着状態における鉛直方向上方の第2壁と、
    前記第2壁に対向する第3壁と、
    前記装着方向と平行な両側面を形成する、第4壁と第5壁と、
    前記第1壁に対向する第6壁と、
    前記第1壁に設けられ、液体を前記液体噴射装置に供給する液体供給口と、
    前記第2壁に設けられ、前記装置側誤挿入防止部と係合する誤挿入防止部と、
    前記第2壁と前記第4壁との角部、および前記第2壁と前記第5壁との角部にそれぞれ凸状に形成され、前記ガイドレールに当接した状態で前記装着方向と交差する交差方向に前記カートリッジが傾くことを規制する複数の規制部とを備え、
    前記複数の規制部が、前記第1壁と前記誤挿入防止部との間に配置される、カートリッジ。
  2. 請求項1に記載のカートリッジであって、
    前記誤挿入防止部は、前記装着方向の先端側に配置される、カートリッジ。
  3. 請求項1に記載のカートリッジであって、
    前記複数の規制部は、前記液体供給口よりも前記誤挿入防止部に近い位置に配置される、カートリッジ。
  4. 請求項1に記載のカートリッジであって、
    前記第3壁にも、前記液体噴射装置が有する他の装置側誤挿入防止部と係合する他の誤挿入防止部を有し、
    前記第3壁と前記第4壁との角部、および前記第3壁と前記第5壁との角部にそれぞれ凸状に形成され、前記ガイドレールに当接した状態で、前記交差方向に前記カートリッジが傾くことを規制する複数の他の規制部を有する、カートリッジ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のカートリッジであって、
    前記第3壁と前記第4壁との角部、および前記第3壁と前記第5壁との角部にそれぞれ凸状に形成され、前記ガイドレールに当接した状態で、前記交差方向に前記カートリッジが傾くことを前記第6壁の側で規制する複数の後方規制部を有する、カートリッジ。
  6. 液体噴射装置であって、
    請求項1から請求項5の何れか一項に記載のカートリッジを備える、液体噴射装置。
JP2015067811A 2015-03-30 2015-03-30 カートリッジおよび液体噴射装置 Active JP6511909B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015067811A JP6511909B2 (ja) 2015-03-30 2015-03-30 カートリッジおよび液体噴射装置
CN201610166550.XA CN106004060B (zh) 2015-03-30 2016-03-22 盒以及液体喷射装置
US15/080,670 US9776417B2 (en) 2015-03-30 2016-03-25 Cartridge and liquid ejection apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015067811A JP6511909B2 (ja) 2015-03-30 2015-03-30 カートリッジおよび液体噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016187872A JP2016187872A (ja) 2016-11-04
JP6511909B2 true JP6511909B2 (ja) 2019-05-15

Family

ID=57016757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015067811A Active JP6511909B2 (ja) 2015-03-30 2015-03-30 カートリッジおよび液体噴射装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9776417B2 (ja)
JP (1) JP6511909B2 (ja)
CN (1) CN106004060B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106439970A (zh) * 2016-10-20 2017-02-22 湖南野森环保科技有限责任公司 一种背投离心式家用油烟净化机
JP2018138333A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
BR112017006573A2 (pt) * 2017-03-03 2020-10-27 Sicpa Holding S.A. configuração de gabinete e método para manipular um dispositivo de impressão
JP6926750B2 (ja) * 2017-07-12 2021-08-25 セイコーエプソン株式会社 液体収容容器
CN111655496A (zh) 2018-07-13 2020-09-11 惠普发展公司,有限责任合伙企业 打印液体供应
ES2937063T3 (es) 2018-07-13 2023-03-23 Hewlett Packard Development Co Suministro de líquido de impresión
EP4155086A1 (en) 2018-07-13 2023-03-29 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Print liquid supply
MX2020010777A (es) 2018-07-13 2020-12-10 Hewlett Packard Development Co Suministro de liquido de impresion.
SG11202009640PA (en) 2020-03-31 2021-11-29 Brother Ind Ltd Liquid cartridge
JP2021160178A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 ブラザー工業株式会社 液体カートリッジ
SG11202009653SA (en) 2020-03-31 2021-11-29 Brother Ind Ltd Liquid cartridge
JP2021160176A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 ブラザー工業株式会社 液体カートリッジ
JP7476620B2 (ja) 2020-03-31 2024-05-01 ブラザー工業株式会社 液体カートリッジ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3352706B2 (ja) * 1991-07-08 2002-12-03 セイコーエプソン株式会社 インクジェット記録装置のインクカートリッジ
SG165983A1 (en) * 2002-11-26 2010-11-29 Seiko Epson Corp Ink cartridge and recording apparatus
JP4304518B2 (ja) 2006-01-31 2009-07-29 セイコーエプソン株式会社 液体収容体及び液体噴射装置
JP4189690B2 (ja) * 2006-04-12 2008-12-03 セイコーエプソン株式会社 液体収容容器
JP5104112B2 (ja) * 2006-08-12 2012-12-19 セイコーエプソン株式会社 液体収容容器
JP5262950B2 (ja) * 2009-04-21 2013-08-14 セイコーエプソン株式会社 液体容器及び液体供給装置
WO2010134907A1 (en) * 2009-05-18 2010-11-25 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Replaceable printing component

Also Published As

Publication number Publication date
US20160288512A1 (en) 2016-10-06
CN106004060A (zh) 2016-10-12
US9776417B2 (en) 2017-10-03
CN106004060B (zh) 2019-12-06
JP2016187872A (ja) 2016-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6511909B2 (ja) カートリッジおよび液体噴射装置
JP6409994B2 (ja) カートリッジ
US9108417B2 (en) Cartridge and printing device
KR101441262B1 (ko) 카트리지
EP3144154B1 (en) Terminal connection assembly and cartridge
US10618297B2 (en) Tank and liquid ejection device
WO2014185071A1 (en) Cartridge and printing material supply system
JP2007301979A (ja) 液体収容容器
US11673398B2 (en) Cartridge, printing system, and printing device
US11807015B2 (en) Cartridge
KR100973371B1 (ko) 액체 수용 용기
JP5533560B2 (ja) 液体消費装置
JP2017056686A (ja) 端子接続部およびカートリッジ
JP6828525B2 (ja) 液体噴射装置および液体収容体
US9636917B2 (en) Liquid supply unit
JP6028338B2 (ja) カートリッジ
JP2023009790A (ja) カートリッジ
JP2016187873A (ja) カートリッジおよび液体噴射装置
JP2013132818A (ja) リフィルケース

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180302

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190325

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6511909

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150