JPH02240858A - 両面型フレキシブルディスクドライブのヘッド支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、両面型フレキシブルディスクドライブのヘ
ッド支持装置に関するものである。

［従来の技術］ 第３図及び第４図は、例えば特開昭６２−６４５８号公
報に開示された従来の両面型フレキシブルディスクドラ
イブのヘッド支持装置において、記録・再生状態及びア
ーム開口状態の概略構成を示す側断面図である。図にお
いて、ｌはドライブ本体に固定されたガイドロッド（共
に図示しない）に沿ってフレキシブルディスク１２の半
径方向に移動可能なキャリッジ、２はジンバルバネ３に
接着固定され、このジンバルバネ３を介してキャリッジ
１に装着された第１ヘッドスライダ、４は板バネ５を介
してキャリッジｌに取り付けられ、板バネ５を支点とし
て回動自在なアーム、６はジンバルバネ７を介してアー
ム４に接着固定された第２ヘッドスライダである。板バ
ネ５はアーム４自身に一体モールドされ、また板バネ５
はサブフレーム８とネジ９により押え板１０を介してキ
ャリッジ１に共締め固定される。板バネ５を支点として
回動自在なアーム４は、サブフレーム８の一端部に設置
されたねじりバネ１１により第１ヘッドスライダ２側へ
弾性的に付勢されている。また、アーム４の第１ヘッド
スライダ２側へ向う方向の回動運動は、サブフレーム８
の自由ｌｒｉ部に形成されたストッパ８ａと係合して制
限され、記録・再生時におけるアーム４の位置が決定さ
れる。第２ヘッドスライダ６は第１ヘッドスライダ２に
対向するように、ジンバルバネ７を介してアーム４に装
着されている。また、アーム４にはその自由端部の近く
に制御つまみ（図示しない）が形成されており、この１
１ｍつまみはドライブ操作機構に連動するヘッドロード
作動部材（共に図示しない）に係合し、フレキシブルデ
ィスク１２の挿入・排出時に、第４図に示すようにアー
ム４は回動させられ、第２ヘッドスライダ６を第１ヘツ
ドスライダ２から離関し、アーム４を間口状態にしてフ
レキシブルディスク１２を自由に挿入・排出できるよう
に構成されている。

次に上記従来の両面型フレキシブルディスクドライブの
ヘッド支持装置の動作について説明する。

第４図に示すようにフレキシブルディスク１２が装着さ
れていない状態では、アーム４はヘッドロード作動部材
（図示しない）により上方向へ持ち上げられている。記
録・再生時には、第３図に示すようにフレキシブルディ
スク１２が装着され、ヘッドロード作動部材が解除され
、アーム４はねじりバネ１１のバネ力によりフレキシブ
ルディスク１２側へ押圧される。この時、第２ヘッドス
ライダ６はジンバルバネ７のたわみ量に応じた押圧力で
、フレキシブルディスク１２を介して第１ヘッドスライ
ダ２を押圧する。ねじりバネ１１のバネ力は、第２ヘッ
ドスライダ６がフレキシブルディスク１２及び第１ヘッ
ドスライダ２から押し返される力よりも充分に大きく設
定されており、また、サブフレーム８の自由端部に形成
されたストッパ８ａにより、記録・再生時に、アーム４
はフレキシブルディスク１２の面に垂直な方向の定めら
れた位置に保持される。アーム４のフレキシブルディス
ク１２の面に垂直な方向の位置により、ジンバルバネ７
のたわみ量が決定され、また第２ヘッドスライダ６のフ
レキシブルディスク１２ｇ！４への押圧力が決定される
。

［発明が解決しようとする課Ｍ］ 上記従来の両面型フレキシブルディスクドライブのヘッ
ド支持装置は以上のように構成されているので、フレキ
シブルディスク１２の挿入・排出時に、アーム４がヘッ
ドロード作動部材により上方向へ持ち上げられる場合に
、アーム４とねじりバネ１１との接触部に滑りが生じ、
また、フレキシブルディスク１２に対する記録・再生時
に、アーム４からヘッドロード作動部材が解除され、ア
ーム４が下方向へ下げられる場合に、アーム４とねじり
バネ１１との接触部に接触（摩り抵抗が生じるため、ね
じりバネ１１は第４図の矢印Ｂに示す方向に引っ張られ
る。また、ねじりバネ１１はそのバネ力により第４図の
矢印Ａに示す方向へ戻されるので、この時にアーム４は
動かされ、第１ヘッドスライダ２及び第２ヘッドスライ
ダ６とフレキシブルディスク１２との良好な接触状態が
崩れ、その結果、フレキシブルディスク１２に対する信
号の書込み、読込み性能を不良にする原因が生起すると
いう問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、アームが自由に回動した場合にも、アームを
フレキシブルディスクの面に垂直な方向の本来の位置に
保持できる両面型フレキシブルディスクドライブのヘッ
ド支持装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る両面型フレキシブルディスクドライブの
ヘッド支持装置は、アームが回動する際に、アームを記
録・再生時におけるフレキシブルディスクの面に垂直な
方向の定められた位置に保持する手段として、アームを
加圧するねじりバネの先端部に折曲部を設け、この折曲
部をアームに対し斜め方向に圧接して成る構成としたも
のである。

［作用］ この発明における両面型フレキシブルディスクドライブ
のヘッド支持装置は、アームを加圧するねじりバネの先
端部に折曲部を設け、この折曲部をアームに対し斜め方
向に圧接して成る構成とすることにより、ねじりバネの
バネ力がアームに対して斜め方向に働くようになり、ま
たねじりバネのバネ力が一定方向に働くようになる。そ
のため、アームとねじりバネとの接触部に滑りが生じて
も、アームとねじりバネとの接触（摩擦）抵抗は低減さ
れ、アームをフレキシブルディスクの面に垂直な方向の
本来の位置に保持することができる。

［実施例］ 第１図及び第２図はこの発明の実施例である両面型フレ
キシブルディスクドライブのヘッド支持装置において、
記録・再生状態及びアーム開口状態の概略構成を示す側
断面図である。図において、ｌはドライブ本体に固定さ
れたガイドロッド（共に図示しない）に沿ってフレキシ
ブルディスク１２の半径方向に移動可能なキャリッジ、
２はジンバルバネ３に接着固定され、このジンバルバネ
３を介してキャリッジ１に装着された第１ヘッドスライ
ダ、４は板バネ５を介してキャリッジ１に取り゛付けら
れ、板バネ５を支点として回動自在なアーム、６はジン
バルバネ７を介してアーム４に接着固定された第２ヘッ
ドスライダである。板バネ５はアーム４自身に一体モー
ルドされ、また板バネ５はサブフレーム８とネジ９によ
り押え板ｌＯを介してキャリッジｌに共締め固定される
。板バネ５を支点として回動自在なアーム４は、サブフ
レーム８の一端部に設置されたねじりバネ１１により第
１ヘッドスライダ２側へ弾性的に付勢されている。ここ
で、この発明の実施例によれば、ねじりバネ１１は先端
部に折曲部１１ａを設け、この折曲部１１ａをアーム１
１に対して斜め方向に当接して押圧力を付与する構成と
されている。また、アーム４の第１ヘッドスライダ２側
へ向かう方向の回動運動は、サブフレーム８の自由端部
に形成されたストッパ８ａに係合して制限され、記録・
再生時におけるアーム４の位置が決定される。

第２ヘッドスライダ６は第１ヘッドスライダ２に対向す
るように、ジンバルバネ７を介してアーム４に装着され
ている。また、アーム４にはその自由端部の近くに制御
つまみ（図示しない）が形成されており、この制御つま
みはドライブ操作機構に連動するヘッドロード作動部材
（共に図示しない）に係合し、フレキシブルディスク１
２の挿入・排出時に、第２図に示すようにアーム４は回
動させられ、第２ヘッドスライダ６を第１ヘッドスライ
ダ２からａｒｒｉｔ、、、アーム４を間口状態にしてフ
レキシブルディスク１２を自由に挿入会排出できるよう
に構成されている。

次に、上記この発明の実施例である両面型フレキシブル
ディスクドライブのヘッド支持装置の動作について説明
する。第２図に示すようにフレキシブルディスク１２が
装着されていない状態では、アーム４はヘッドロード作
動部材（図示しない）により上方向へ持ち上げられてい
る。記録・再生時には、第１図に示すようにフレキシブ
ルディスク１２が装着され、ヘッドロード作動部材が解
除され、アーム４はねじりバネ１１のバネ力によりフレ
キシブルディスク１２側へ押圧される。ここで、この発
明の実施例によれば、ねじりバネ１１はその先端部に折
曲部１１ａを設けてあり、この折曲部１１ａをアーム４
に対し斜め方向に圧接して成る構成を有している。この
ような構成では、ねじりバネ１１のバネ力がアーム４に
対して斜め方向に働くようになり、またねじりバネ１１
のバネ力が一定方向に働くようになる。そのため、アー
ム４とねじりバネ１１との接触部に滑りが生じても、ア
ーム４とねじりバネ１１との接触部での接触（摩［）抵
抗は低減され、アーム４をフレキシブルディスク１２の
面に垂直な方向の本来の位置に保持することができるよ
うになる。この時、第２ヘッドスライダ６はジンバルバ
ネ７のたわみ量に応じた押圧力で、フレキシブルディス
ク１２を介して第１ヘッドスライダ２を押圧する。ねじ
りバネ１１のバネ力は、第２ヘッドスライダ６がフレキ
シブルディスク１２及び第１ヘッドスライダ２から押し
返される力よりも充分に大きく設定されており、また、
サブフレーム８の自由端部に形成されたストッパ８ａに
より、記録・再生時に、アーム４はフレキシブルディス
ク１２の面に垂直な方向の定められた位置に保持される
。アーム４のフレキシブルディスク１２０面に垂直な方
向の位置により、ジンバルバネ７のたわみ量が決定され
、また第２ヘッドスライダ６のフレキシブルディスク１
２側への押圧力が決定される。

［発明の効果］ 以上のように、この発明の両面型フレキシブルディスク
ドライブのヘッド支持装置によれば、アームを回動する
際に、アームを記録・再生時におけるフレキシブルディ
スクの面に垂直な方向の定められた位置に保持する手段
として、アームを加圧するねじりバネの先端部に折曲部
を設け、この折曲部をアームに対し斜め方向に圧接して
成る構成としたので、アームがヘッドロード作動部材に
より上方向へ持ち上げられる時、アームとねじりバネと
の接触部に滑りが生じても、記録・再生時に、アームか
らヘッドロード作動部材が解除され、アームが下方向へ
下げられる場合に、アームとねじリバネとの接触部での
接触（摩擦）抵抗は低減され、ねじりバネが無理に一方
向へ引っ張られることもなく、これによりアームは動か
されることがないため、アームをフレキシブルディスク
の面に垂直な方向の本来の位置に保持することができる
という優れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】 第１図及び第２図はこの発明の実施例である両面型フレ
キシブルディスクドライブのヘッド支持装置において、
記録・再生状態及びアーム開口状態の概略構成を示す側
断面図、第３図及び第４図は従来の両面型フレキシブル
ディスクドライブのヘッド支持装置において、記録・再
生状態及びアーム開口状態の概略構成を示す側断面図で
ある。 図において、１・・・キャリッジ、２・・・第１ヘッド
スライダ、３，７・・・ジンバルバネ、４・・・アーム
、５・・・板バネ、６・・・第２ヘッドスライダ、８・
・・サブフレーム、８＆・・・ストッパ、９・・・ネジ
、１０・・・押え板、１１・・・ねじりバネ、ｌｌａ・
・・折曲部、１２・・・フレキシブルディスク　である
。 なお、図中、同一符号は同一　又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フレキシブルディスクの一方面側に配設される第１ヘッ
   ドスライダを装着し、上記フレキシブルディスクの半径
   方向に移動可能なキャリッジと、上記フレキシブルディ
   スクの他方面側に配設される第２ヘッドスライダを装着
   し、板バネを介して上記キャリッジに取り付けられ、さ
   らに上記板バネを支点として回動自在なアームと、この
   アームの運動を規制し、記録・再生時には、上記アーム
   を定められた位置に保持する加圧バネとを備え、この加
   圧バネはその先端部に折曲部を設け、この折曲部を上記
   アームに対して斜め方向に当接して押圧力を付与する構
   成としたことを特徴とする両面型フレキシブルディスク
   ドライブのヘッド支持装置。