JP2658546B2 - フレキシブルディスク駆動装置 - Google Patents

フレキシブルディスク駆動装置

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JP2658546B2 JP27128990A JP27128990A JP2658546B2 JP 2658546 B2 JP2658546 B2 JP 2658546B2 JP 27128990 A JP27128990 A JP 27128990A JP 27128990 A JP27128990 A JP 27128990A JP 2658546 B2 JP2658546 B2 JP 2658546B2
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、フレキシブルディスク駆動装置の耐塵埃
性の向上に関するものである。
[従来の技術] 第19図は従来のフレキシブルディスク駆動装置を示す
分解斜視図、第20図は第19図のフレキシブルディスク駆
動装置のカートリッジホルダに対し挿入・引出しができ
るディスクカートリッジを示す斜視図、第21図及び22図
は第19図のフレキシブルディスク駆動装置のキャリッジ
アセンブリのローディング状態、及びアンローディング
状態を示す正面図、第23図は第19図のフレキシブルディ
スク駆動装置の完成状態を示す斜視図である。図におい
て、1はフレーム、2はスピンドルモータであり、後述
するフレキシブルディスク16−2を駆動させるもので、
フレーム1に締結固定されている。3はキャリッジアセ
ンブリ(キャリッジASSY)、3−1はヘッド(0)、3
−2はキャリッジであり、ヘッド(0)3−1はキャリ
ッジ3−2に弾性部材(図示しない)を介して接着固定
されている。3−3はヘッド(1)、3−4はアームで
あり、ヘッド(1)3−3はアーム3−4に弾性部材
(図示しない)を介して接着固定されている。アーム3
−4は一端に板バネ3−5を備え、アーム3−4は板バ
ネ3−5及び平板3−6を介してキャリッジ3−2に締
結固定されている。また、アーム3−4は端部の両側に
片持突起部を形成するアームリフタ受け3−7を備えて
いる。3−8はアーム加圧バネであり、アーム3−4は
キャリッジ3−2側へ付勢している。3−9はガイドロ
ッドであり、キャリッジ3−2に挿通され、フレーム1
に固定されている。4はステッピングモータであり、そ
のロータ(図示しない)と直結した送りねじ4−1を備
えている。ステッピングモータ4は、送りねじ4−1の
先端をフレーム1に設けられた軸受け部1−1によって
支持されている。ハウジング部(図示しない)がフレー
ム1に締結固定されている。
キャリッジアセンブリ3の他端には、針状部材(図示
しない)が送りねじ4−1のリード角度とおおむね同角
度を成して取り付けられており、この針状部材は送りね
じ4−1の溝部に当接されている。上記針状部材と対向
した位置には、加圧バネ(図示しない)キャリッジアセ
ンブリ3に取り付けられ送りねじ4−1を加圧してお
り、これにより、上記針状部材の送りねじ4−1に対す
る位置の安定性を良くしている。5は制御回路基板であ
り、フレーム1に締結固定されている。制御回路基板5
はフレキシブルディスク装置全体の電気的制御及びフレ
キシブルディスク装置と接続されるコンピュータ等との
信号授受を行っている。
6はカートリッジホルダであり、ディスクカートリッ
ジ16を内部に保持することができる。ディスクカートリ
ッジ16は、カートリッジホルダ6に対し後述する操作に
より自由に挿入・引出しができる。カートリッジホルダ
6の側面には案内ピン6−1が複数個設けられている。
7は案内部材であり、その側面には案内ピン6−1と同
数のカム形状をした案内部7−1が設けられていて、案
内ピン6−1は案内部7−1に係接されている。また、
案内部材7は、ガイドピン(図示しない)を介してフレ
ーム1に対し摺動可能になっている。
上記アームリフタ受け3−7は、後述するアンローデ
ィング状態ではカートリッジホルダ6の一端に設けられ
たアームリフタ部6−2と係接している。この時、アー
ム3−4は第22図に示すようにキャリッジ3−2側より
離間した状態になっている。また、アームリフタ受け3
−7は、後述するローディング状態ではカートリッジホ
ルダ6のアームリフタ部6−2との間に隙間があるよう
になっている。この時、アーム3−4は第21図に示すよ
うにキャリッジ3−2側に当接した状態になっている。
9は引張りバネであり、その一端をフレーム1に係止さ
れ、他端を案内部材7に係止されている。
10はシャッタオープナであり、ディスクカートリッジ
16に設けられてた保護シャッタ16−1の開閉を行う。な
お、16−2はディスクカートリッジ16内に収納されてい
るフレキシブルディスクである。シャッタオープナ10は
フレーム1に圧入保持されたポスト1−2に対し回動及
び軸方向へ移動自在に挿入され、かつカートリッジホル
ダ6にも保持されている。
11はポスト1−2に対し回動自在に挿入されたレバー
であり、その一端は案内部材7に係合されていて、ポス
ト1−2に対する回動により案内部材7との係合を解除
することが可能になっている。シャッタオープナ10及び
レバー11は、それぞれひねりコイルバネ12,13により各
々が一定方向に付勢されている。その付勢方向は、シャ
ッタオープナ10が閉成した保護シャッタ16−1を開放す
ることが可能な方向であり、またレバー11が案内部材7
に係合している方向である。14はノブであり、案内部材
7に取り付けられている。15はトラックセンサであり、
これは基準トラックである。
次に、上記従来のフレキシブルディスク駆動装置の動
作について説明する。ディスクカートリッジ16がカート
リッジホルダ6に挿入されると、ディスクカートリッジ
16とシャッタオープナ10が当接する。さらにディスクカ
ートリッジ16の挿入を続けること、シャッタオープナ10
は回動し保護シャッタ16が16−1が開放する。さらにデ
ィスクカートリッジ16の挿入を続けると、レバー11は回
動を開始し、さらにディスクカートリッジ16の挿入を続
けると、レバー11の案内部材7に対する係合がはずれ
る。この時、シャッタオープナ10はレバー11に係合され
る。
レバー11の案内部材7に対する係合がはずれると、案
内部材7は引張りバネ9の戻し力により摺動する。案内
部材7が摺動すると、カートリッジホルダ6の案内ピン
6−1が案内部7−1に沿って下降する。従って、カー
トリッジホルダ6が下降し、カートリッジホルダ6に挿
入されたディスクカートリッジ16も下降する。
すると、アーム3−4も回動下降し、フレキシブルデ
ィスク16−2はヘッド(0)3−1とヘッド(1)3−
3との間にはさまれて第21図に示すような状態となる。
ディスクカートリッジ16は、所定の位置まで下降すると
位置決め手段(図示しない)により位置決めされる。こ
のディスクカートリッジ16が位置決めされると、カート
リッジホルダ6は、ディスクカートリッジ16を位置決め
手段に押し付けて下降運動を終了し、同時に案内部材7
の摺動運動も終わる。以上がローディング動作である。
また、ローディング動作が終わった状態をローディング
状態と云い、後述する読み書き動作が可能になる。
ローディング動作が終わると、スピンドルモータ2
は、制御回路基板5の中の制御回路(図示しない)の制
御信号により回転し、フレキシブルディスク16−2を回
転させる。また、ステッピングモータ4も上記制御信号
により回転する。ステッピングモータ4のロータ(図示
しない)が回転すると、送りねじ4−1で係接されたキ
ャリッジアセンブリ3がフレキシブルディスク16−2の
半径方向に直線運動して指示されたトラックまで移動
し、ヘッド(0)3−1又はヘッド(1)3−3とフレ
キシブルディスク16−2との間で信号の読み書きが行わ
れる。以上が読み書き動作である。
上記のような読み書き動作が終了すると、操作者はノ
ブ14を押す。ノブ14が押し続けられると、引張りバネ9
は伸張して案内部材7が摺動する。案内部材7が摺動す
ると、カートリッジホルダ6は案内部材7−1に沿って
上昇運動をし、同時にディスクカートリッジ16を上昇す
る。さらにノブ14を押し続けると、レバー11が案内部材
7に係合し、シャッタオープナ10のレバー11に対する係
合が解除し、シャッタオープナ10が回動し、その回動力
によってディスクカートリッジ16が排出され、保護シャ
ッタ16−1が閉成する。また、カートリッジホルダ6の
上昇運動に伴って、このカートリッジホルダ6のアーム
リフタ部6−2はアームリフタ受け3−7と係接し、ア
ーム3−4はアームリフタ受け3−7にモーメントを受
けて回動し、第22図に示すような状態になる。以上がデ
ィスクカートリッジ16の排出動作である。また、上記の
ような排出動作が完了した状態をアンローディング状態
という。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来のフレキシブルディスク駆動装置は以上のよ
うに構成されているので、以下に述べるような問題点が
あった。
ローディング動作時において、カートリッジホルダ6
の下降運動の動力源は引張りバネ9の戻し力である。従
って、カートリッジホルダ6の下降運動の加速度はかな
り大きい。また、アーム3−4の回動はカートリッジホ
ルダ6の下降運動と連動しているため、フレキシブルデ
ィスク16−2がヘッド(0)3−1とヘッド(1)3−
3との間にはさまれる時の衝撃力もかなり大きい。ま
た、上記衝撃力には、アーム加圧バネ3−8の加圧力も
加わることになる。そのために、もしもヘッド(0)3
−1やヘッド(1)3−3、あるいはフレキシブルディ
スク16−2上に塵埃が付着していた場合に、この塵埃に
よりフレキシブルディスク16−2に傷が付き、その結
果、正常な読み書き動作ができなくなる恐れがあるとい
う問題点があった。
ところで、このような問題点に対処する対策として次
に述べるようなものが先に提案されている。例えば、特
開昭61−107581号公報には、磁気ヘッドを支承するアー
ムと、このアームを支承するキャリッジを設けた装置に
おいてキャリッジとアームとの何れか一方に固設された
シリンダと、他方に固設され上記シリンダに摺動自在に
嵌合するピストンとによって成るエアダンパを設けた構
成の装置についての開示がなされている。また特開昭60
−205876号公報には、フロッピーディスク(フレキシブ
ルディスク)を上下両面より挾止して記録再生を行う装
置において、上ヘッドアームと下ヘッドアームに各々シ
リンダとピストンを設け、このシリンダとピストン間に
油を介在させた構成の装置についての開示がなされてい
る。また実開平1−170374号公報には、ヘッドキャリッ
ジとのこのヘッドキャリッジに回動自在に取付けられた
ヘッドアームとに一対の磁気ヘッドを取付け、このヘッ
ドアームの回動速度を制御するダンパを上記ヘッドアー
ム又はヘッドキャリッジに取付けた構成の装置について
の開示がなされている。
しかるに、上記のような構成の各装置のものは、これ
ら装置に取付けられているダンパ機構の構成上からし
て、アームが下降運動をする時に、このアームがフレキ
シブルディスクに対して確実に、かつ安定的に緩衝効果
をもたらすことはきわめて困難であるという問題点があ
った。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、ヘッドやフレキシブルディスクに付着した
塵埃によってフレキシブルディスクを傷付けることな
く、耐塵埃性の良いフレキシブルディスク駆動装置を得
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るフレキシブルディスク駆動装置は、カ
ートリッジホルダの昇降運動を案内する案内部材と、上
記カートリッジホルダに固定されたダンパ歯車を有する
回転式ダンパと、上記カートリッジホルダ上に回動可能
に支持され、一端に上記ダンパ歯車と噛み合う歯車、他
端に第1の傾斜部、またもう一方の他端に上記案内部材
と離脱可能に係接する係接突起を備える第1の回動レバ
ーと、上記カートリッジホルダ上に回動可能に支持さ
れ、一端に第2の傾斜部を備え、上記第1の回動レバー
と連動して回動可能な第2の回動レバーと、上記第1の
回動レバーと上記第2の回動レバーを一定方向に付勢す
るバネと、ヘッドを搭載するアームの端部に設けられ、
アンローディング状態及びローディング動作中に上記第
1の傾斜部及び第2の傾斜部と係接する第1の片持突起
部及び第2の片持突起部とを具備し、上記アームの下降
運動を、上記第1の傾斜部及び上記第2の傾斜部に沿い
ながら、かつ上記第1の回動レバー及び上記第2の回動
レバーが回動しながら行うように構成したものである。
また、この発明の別の発明に係るフレキシブルディス
ク駆動装置は、カートリッジホルダの昇降運動を案内す
る案内部材と、上記カートリッジホルダに固定されたク
ラッチ歯車を有する回転式摩擦クラッチと、上記カート
リッジホルダ上に回動可能に支持され、一端に上記クラ
ッチ歯車と噛み合う歯車、他端に傾斜部、またもう一方
の他端に上記案内部材と離脱可能に係接する係接突起を
備える回動レバーと、この回動レバーを一定方向に付勢
するバネと、ヘッドを搭載するアームの端部に設けら
れ、アンローディング状態、及びローディング動作中に
上記傾斜部と係接する片持突起部とを具備し、上記アー
ムの下降運動を、上記傾斜部に沿いながら、かつ上記回
動レバーが回動しながら行うように形成したものであ
る。
また、この発明の別の発明に係るフレキシブルディス
ク駆動装置は、カートリッジホルダの昇降運動を案内す
る案内部材と、第1のヘッドを搭載したキャリッジと、
第2のヘッドを搭載したアームと、このアームを上記キ
ャリッジ側へ付勢するアーム加圧バネと、上記キャリッ
ジと上記アームとの間に設けられた、このアームの回動
運動に連動して回転運動可能な摩擦クラッチと、この摩
擦クラッチを一定方向に付勢するクラッチ付勢バネとを
具備し、ローディング動作中に、上記アームが上記アー
ム加圧バネの付勢力によって上記摩擦クラッチを回転さ
せながら下降運動するようになし、かつ上記アームの下
降運動の終了後に、上記摩擦クラッチを上記クラッチ付
勢バネによってさらに回転させ、上記摩擦クラッチと上
記アームの間に隙間を開けるように構成したものであ
る。
また、この発明の別の発明に係るフレキシブルディス
ク駆動装置は、カートリッジホルダの昇降運動を案内す
る案内部材と、一端を上記カートリッジホルダに固定さ
れ、他端を下記第1の回動レバーに固定されたピストン
ダンパと、上記カートリッジホルダ上に回動可能に支持
され、一端に第1の傾斜部、またもう一方の他端に上記
案内部材と離脱可能に係接する係接突起を備える第1の
回動レバーと、上記カートリッジホルダ上に回動可能に
支持され、一端に第2の傾斜部を備え、上記第1の回動
レバーと連動して回動可能な第2の回動レバーと、上記
第1の回動レバーと上記第2の回動レバーを一定方向に
付勢するバネと、ヘッドを搭載するアームの端部に設け
られ、アンローディング状態及びローディング動作中に
上記第1の傾斜部及び第2の傾斜部と係接する第1の片
持突起部及び第2の片持突起部とを具備し、上記アーム
の下降運動を、上記第1の傾斜部及び上記第2の傾斜部
に沿いながら、かつ上記第1の回動レバー及び上記第2
の回動レバーが回動しながら行うように構成したもので
ある。
また、この発明の別の発明に係るフレキシブルディス
ク駆動装置、カートリッジホルダの昇降運動を案内する
案内部材と、上記カートリッジホルダに固定されたピス
トンダンパと、上記カートリッジホルダ上に回動可能に
支持され、一端に傾斜部、またもう一方の他端に上記案
内部材と離脱可能に係接する係接突起を備える回動レバ
ーと、この回動レバーを一定方向に付勢するバネと、ヘ
ッドを搭載するアームの端部に設けられ、アンローディ
ング状態、及びローディング動作中に上記傾斜部と係接
する片持突起部とを具備し、上記アームの下降運動を、
上記傾斜部に沿いながら、かつ上記回動レバーが回動し
ながら行うように構成したものである。
また、この発明の別の発明に係るフレキシブルディス
ク駆動装置は、カートリッジホルダの昇降運動を案内す
る案内部材と、第1のヘッドを搭載したキャリッジと、
第2のヘッドを搭載したアームと、このアームを上記キ
ャリッジ側へ付勢するアーム加圧バネと、上記キャリッ
ジと上記アームとの間に設けられ、このアームの回動運
動に連動して回転運動可能な回転ダンパと、この回転ダ
ンパを一定方向に付勢するダンパ付勢バネとを具備し、
ローディング動作中に、上記アームが上記アーム加圧バ
ネの付勢力によって上記回転ダンパを回転させながら下
降運動するようになし、かつ上記アームの下降運動の終
了後に、上記回転ダンパを上記ダンパ付勢バネによって
さらに回転させ、上記回転ダンパと上記アームの間に隙
間を開けるように構成したものである。
[作用] この発明におけるフレキシブルディスク駆動装置は、
アームの下降運動を、第1の回動レバー及び第2の回動
レバーにそれぞれ設けた第1の傾斜部及び第2の傾斜部
に沿いながら、かつ同時に回転式ダンパのダンパ歯車と
噛み合う歯車を設けた上記第1の回動レバー、及びこの
第1の回動レバーと連動して回動する上記第2の回動レ
バーとが共に回動しながら行うようにしているために、
上記アームの下降運動はゆっくりと行われることにな
る。
また、この発明の別の発明におけるフレキシブルディ
スク駆動装置は、アームの下降運動を、回動レバーに設
けた傾斜部に沿いながら、かつ同時に回転式摩擦クラッ
チのクラッチ歯車と噛み合う歯車を設けた上記回動レバ
ーが回動しながら行うようにしているために、上記アー
ムの下降運動はゆっくりと行われることになる。
また、この発明の別の発明におけるフレキシブルディ
スク駆動装置は、アームの下降運動を、キャリッジと上
記アームとの間に設けられ、このアームの回動運動に連
動して回転可能な摩擦クラッチを回転させながら行うよ
うにしているために、上記アームの下降運動はゆっくり
と行われることになる。
また、この発明の別の発明におけるフレキシブルディ
スク駆動装置は、アームの下降運動を、第1の回動レバ
ー及び第2の回動レバーにそれぞれ設けた第1の傾斜部
及び第2の傾斜部に沿いながら、かつ同時にピストンダ
ンパが固定された上記第1の回動レバー、及びこの第1
の回動レバーと連動して回動する上記第2の回動レバー
とが共に回動しながら行うようにしているために、上記
アームの下降運動はゆっくりと行われることになる。
また、この発明の別の発明におけるフレキシブルディ
スク駆動装置は、アームの下降運動を、回動レバーに設
けた傾斜部に沿いながら、かつ同時にピストンダンパを
備えた上記回動レバーが回動しながら行うようにしてい
るために、上記アームの下降運動はゆっくりと行われる
ことになる。
また、この発明の別の発明におけるフレキシブルディ
スク駆動装置は、アームの下降運動を、キャリッジと上
記アームとの間に設けられ、このアームの回動運動に連
動して回転可能な回転ダンパを回転させながら行うよう
にしているために、上記アームの下降運動はゆっくりと
行われることになる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図はこの発明の実施例であるフレキシブルディスク駆
動装置を示す一部分解斜視図、第2図は第1図のフレキ
シブルディスク駆動装置の完成状態を示す斜視図、第3
図(a)及び(b)は第1図のフレキシブルディスク駆
動装置の要部を示す部分平面図で、第19図〜第23図と同
一符号は同一部分を表示している。図において、21は回
転式ダンパであり、粘性負荷抵抗を発生するダンパ本体
21−1にダンパ歯車21−2が固定されている。また、回
転式ダンパ21はカートリッジホルダ6に固定されてい
る。22は第1の回動レバーであり、カートリッジホルダ
6上に設けられたポスト(A)24に回動可能なように挿
通され、その挿通された後に抜け止め(図示しない)が
施されている。22−1は第1の回動レバー22に設けられ
た内歯車であり、上記ダンパ歯車21−2と噛み合わされ
ている。22−2は第1の回動レバー22に設けられた係接
突起であり、案内部材7に設けられた係接部7−3と上
述したアンローディング状態で係接している。22−3は
第1の回動レバー22に設けられたレバー歯車(A)であ
り、後述する第2の回動レバー23のレバー歯車(B)23
−1と噛み合わされている。レバー歯車(A)22−3と
レバー歯車(B)23−1との歯数は同じに構成されてい
る。22−4は第1の回動レバー22に設けられた傾斜部
(A)である。23は第2の回動レバーであり、カートリ
ッジホルダ6上に設けられたポスト(B)25に回動可能
なように挿通され、その挿通された後に抜け止め(図示
しない)が施されている。23−2は第2の回動レバー23
に設けられた傾斜部(B)である。26はレバーバネであ
り、その一端を第1の回動レバー22の一端に掛けられ、
他端をカートリッジホルダ6上に設けられたバネ掛け7
−2に掛けられていて、第1の回動レバー22を第1図に
示した上部側より見て時計方向に付勢している。
3−11はアーム3−4に設けられた片持突起部であ
り、この実施例ではアーム3−4の両側の2箇所に設け
られている。各片持突起部3−11は、上述したアンロー
ディング状態で傾斜部(A)22−4及び傾斜部(B)23
−2と係接するように構成されている。
次に、上記この発明の実施例であるフレキシブルディ
スク駆動装置の動作について説明する。まず、ローディ
ング動作について説明する。ディスクカートリッジ16を
挿入してから案内部材7が摺動を開始するまでは上記従
来例と同じであるので、その説明は省略する。案内部材
7が摺動すると、カートリッジホルダ6及びディスクカ
ートリッジ16は下降して上述した位置決め手段(図示し
ない)により位置決めされが、一方では係接突起22−2
と係接部7−3が離間する。すると、第1の回動レバー
22はレバーバネ26のバネ力によって時計方向に回動を開
始する。しかるに、第1の回動レバー22は、その内歯車
22−1が回転式ダンパ21のダンパ歯車21−2と噛み合わ
されているために、第1の回動レバー22の回動には粘性
負荷抵抗がかかり、ゆっくりとしたものになる。第1の
回動レバー22が回動すると、この第1の回動レバー22と
第2の回動レバー23は、レバー歯車(A)22−3とレバ
ー歯車(B)23−1とが噛み合わされているため、第2
の回動レバー23も回動を開始する。この第2の回動レバ
ー23の回動方向は、第1図に示した上部側から見て反時
計方向であり、また回動の速さは第1の回動レバー22と
同じである。第1の回動レバー22及び第2の回動レバー
23が回動すると、アーム3−4は、その両側の各片持突
起部3−11が傾斜部(A)22−4及び傾斜部(B)23−
2に沿いながら下降運動する。この場合に、上述したよ
うに第1の回動レバー22及び第2の回動レバー23の回動
はゆっくりであるから、アーム3−4の下降運動もゆっ
くりである。第1の回動レバー22及び第2の回動レバー
23がさらに回動を続けると、やがて各片持突起部3−11
は傾斜部(A)22−4及び斜部(B)23−2から離間
し、最終的なローディング位置にローディング動作す
る。
上記ローディング位置において、第1の回動レバー22
及び第2の回動レバー23はストッパ(図示しない)によ
って回動が停止される。この時、フレキシブルディスク
16−2がヘッド(0)3−1とヘッド(1)3−3との
間にはさまれる時の衝撃力は小さくて済む。なぜなら
ば、アーム3−4の下降運動がゆっくりだからである。
以上がローディング動作であり、このローディング動作
を終了した状態をローディング状態と呼ぶ。このローデ
ィング状態では、係接突起22−2と係接部7−3との間
に隙間が開くように構成してある。すなわち、第3図
(a)の破線で示す状態が、第1の回動レバー22及び第
2の回動レバー23のローディング状態である。
次に、アンローディング動作ついて説明する。操作者
がノブ14を押すことによりカートリッジホルダ6が上昇
運動を開始するまでは上記従来例と同じであるので、そ
の説明は省略する。カートリッジホルダ6が上昇運動を
開始すると、このカートリッジホルダ6のアームリフタ
部6−2はアームリフタ受け3−7と係接し、アーム3
−4にモーメントを与える。このモーメントを受けたア
ーム3−4は回動を開始し、ヘッド(1)3−3はヘッ
ド(0)3−1から離間し、上記第22図に示すような状
態になる。さらにノブ14を押し続けると、ディスクカー
トリッジ16は排出されることになるが、その排出動作は
上記従来例と同じであるので、その説明は省略する。
一方で、ノブ14を押すことにより、案内部材7の係接
部7−3はやがて第1の回動レバー22の係接突起22−2
と係接する。さらにノブ14を押し続けると、第1の回動
レバー22は反時計方向に回動を開始し、これと同時に連
続して第2の回動レバー23も時計方向に回動を開始す
る。さらにノブ14を押し続けると、傾斜部(A)22−4
及び傾斜部(B)23−2は、第3図(b)に示すように
アーム3−4の各片持突起部3−11の下に入り込むこと
になる。さらにノブ14を押し続けると、アンローディン
グ状態となり、第1の回動レバー22及び第2の回動レバ
ー23は第3図(a)の実線で示す状態となる。
第4図はこの発明の別の発明の実施例であるフレキシ
ブルディスク駆動装置を示す一部分解斜視図、第5図は
第4図のフレキシブルディスク駆動装置の完成状態を示
す斜視図、第6図(a)及び(b)は第4図のフレキシ
ブルディスク駆動装置の要部を示す部分平面図で、第19
図〜第23図と同一符号は同一部分を表示している。図に
おいて、21Aは回転式摩擦クラッチであり、摩擦負荷抵
抗を発生する摩擦クラッチ本体21A−1にクラッチ歯車2
1A−2が固定されている。また、回転式摩擦21Aはカー
トリッジホルダ6に固定されている。22は可動レバーで
あり、カートリッジホルダ6上に設けられたポスト24に
回動可能なように挿通され、その挿通された後に抜け止
め(図示しない)が施されている。22−1は回動レバー
22に設けられた内歯車であり、上記クラッチ歯車21A−
2と噛み合わされている。22−2は回動レバー22に設け
られた係接突起であり、案内部材7に設けられた係接部
7−3と上述したアンローディング状態で係接してい
る。22−4は回動レバー22に設けられた傾斜部である。
26はレバーバネであり、その一端を回動レバー22の一端
に掛けられ、他端をカートリッジホルダ6上に設けられ
たバネ掛け7−2に掛けられていて、回動レバー22を第
4図に示した上部側より見て時計方向に付勢している。
3−11はアーム3−4に設けられた片持突起部であ
り、この実施例ではアーム3−4の片側の1箇所に設け
られている。片持突起部3−11は、上述したアンローデ
ィング状態で傾斜部22−4と係接するように構成されて
いる。
次に、上記この発明の別の発明の実施例であるフレキ
シブルディスク駆動装置の動作について説明する。ま
ず、ローディング動作について説明する。ディスクカー
トリッジ16を挿入してから案内部材7が摺動を開始する
までは上記従来例と同じであるので、その説明は省略す
る。案内部材7が摺動すると、カートリッジホルダ6及
びディスクカートリッジ16は下降して上述した位置決め
手段(図示しない)により位置決めされるが、一方では
係接突起22−2と係接部7−3が離間する。すると、回
動レバー22はレバーバネ26のバネ力によって時計方向に
回動を開始する。しかるに、回動レバー22は、その内歯
車22−1が回転式摩擦クラッチ21Aのクラッチ歯車21A−
2と噛み合わされているために、回動レバー22の回動に
は摩擦負荷抵抗がかかり、ゆっくりとしたものになる。
回動レバー22が回動すると、アーム3−4は、その片持
突起部3−11が傾斜部22−4に沿いながら下降運動す
る。この場合に、上述したように回動レバー22の回動は
ゆっくりであるから、アーム3−4の下降運動もゆっく
りである。回動レバー22がさらに回動を続けると、やが
て片持突起部3−11は傾斜部22−4から離間し、最終的
なローディング位置にローディング動作する。
上記ローディング位置において、回動レバー22はスト
ッパ(図示しない)によって回動が停止される。この
時、フレキシブルディスク16−2がヘッド(0)3−1
とヘッド(1)3−3との間にはさまれる時の衝撃力は
小さくて済む。なぜならば、アーム3−4の下降運動が
ゆっくりだからである。以上がローディング動作であ
り、このローディング動作を終了した状態をローディン
グ状態と呼ぶ。このローディング状態では、係接突起22
−2と係接部7−3との間に隙間が開くように構成して
ある。すなわち、第6図(a)の破線で示す状態が、回
動レバー22のローディング状態である。
次に、アンローディング動作について説明する。操作
者がノブ14を押すことによりカートリッジホルダ6が上
昇運動を開始するまでは上記従来例と同じであるので、
その説明は省略する。カートリッジホルダ6が上昇運動
を開始すると、このカートリッジホルダ6のアームリフ
タ部6−2アームリフタ受け3−7と係接し、アーム3
−4にモーメントを与える。このモーメントを受けたア
ーム3−4は回動を開始し、ヘッド(1)3−3はヘッ
ド(0)3−1から離間し、上記第22図に示すような状
態になる。さらにノブ14を押し続けると、ディスクカー
トリッジ16は排出されることになるが、その排出動作は
上記従来例と同じであるので、その説明は省略する。
一方では、ノブ14を押すことにより、案内部材7の係
接部7−3はやがて回動レバー22の係接突起22−2と係
接する。さらにノブ14を押し続けると、回動レバー22は
反時計方向に回動を開始する。さらにノブ14を押し続け
ると、傾斜部22−4は、第6図(b)に示すようにアー
ム3−4の片持突起部3−11の下に入り込むことにな
る。さらにノブ14を押し続けると、アンローディング状
態となり、回動レバー22は第6図(a)の実線で示す状
態となる。
第7図及び第8図はこの発明の別の発明の実施例であ
るフレキシブルディスク駆動装置のキャリッジアセンブ
リのローディング状態、及びアンローディング状態を示
す正面図、第9図は第7図及び8図のフレキシブルディ
スク駆動装置の完成状態を示す斜視図で、第19図〜第23
図と同一符号は同一部分を表示している。図において、
21Bは摩擦力を利用した摩擦クラッチであり、キャリッ
ジ3−2に固定され、このキャリッジ3−2とアーム3
−4との間に設けられている。21B−1は摩擦クラッチ2
1Bの回転アームであり、この回転アーム21B−1はカー
トリッジホルダ6のアームリフタ部6−2の昇降運動と
同期して回転可能なように構成されている。22Bはクラ
ッチ付勢バネであり、その一端を回転アーム21B−1に
掛けられ、他端をキャリッジ3−2に掛けられていて、
回転アーム21B−1をキャリッジ3−2側の方向、すな
わち第7図及び第8図に示す下側の方向に付勢してい
る。3−10はアーム3−4の下面に設けられたクラッチ
リフタ部であり、第8図に示すように回転アーム21B−
1とアンローディング状態で係接している。3−12はア
ーム3−4の下面に設けられたクラッチ当接部であり、
ローディング開始時に回転アーム21B−1の当接し、ア
ーム加圧バネ3−8の付勢力によって回転アーム21B−
1を押し下げるように構成されている。
次に、上記この発明の別の発明の実施例であるフレキ
シブルディスク駆動装置の動作について説明する。ま
ず、ローディング動作について説明する。ディスクカー
トリッジ16を挿入してから案内部材7が摺動を開始する
までは上記従来例と同じであるので、その説明は省略す
る。案内部材7が摺動すると、カートリッジホルダ6及
びディスクカートリッジ16は下降して上述した位置決め
手段(図示しない)により位置決めされる。一方、カー
トリッジホルダ6が下降を開始すると、アーム3−4も
回動して下降を開始する。しかるに、アーム3−4の下
降は、その下降開始直後にクラッチ当接部3−12が摩擦
クラッチ21Bの回転アーム21B−1に当接するために、摩
擦負荷抵抗がかかりゆっくりとしたものになる。それゆ
えに、アーム3−4はカートリッジホルダ6に追従する
ことなく下降し、ディスクカートリッジ16が所定の位置
に決められた後、ある時間をあけて下降を終了する。ま
た、アーム3−4の下降と同時に回転した回転アーム21
B−1はアーム3−4の下降終了後もクラッチ付勢バネ2
2Bの付勢力によって回転し、クラッチ当接部3−12との
間にある一定の隙間を開けたところで動作を終了する。
この時、フレキシブルディスク16−2がヘッド(0)3
−1とヘッド(1)3−3との間にはさまれる時の衝撃
力は小さくて済む。なぜならば、アーム3−4の下降運
動がゆっくりだからである。以上がローディング動作で
あり、このローディング動作を終了した状態をローディ
ング状態と呼ぶ。
次に、アンローディング動作について説明する。操作
者がノブ14を押すことによりカートリッジホルダ6が上
昇運動を開始するまでは上記従来例と同じであるので、
その説明は省略する。カートリッジホルダ6が上昇運動
を開始すると、このカートリッジホルダ6のアームリフ
タ部6−2はアームリフタ受け3−7と係接し、アーム
3−4にモーメントを与える。このモーメントを受けた
アーム3−4は回動を開始し、ヘッド(1)3−3はヘ
ッド(0)3−1から離間し、また同時に、ローディン
グ動作により回転した摩擦クラッチ21Bの回転アーム21B
−1をクラッチリフタ部3−10にて復帰させながら第8
図に示すような状態になる。そして、さらにノブ14を押
し続けると、ディスクカートリッジ16は排出されること
になるが、その排出動作は上記従来例と同じであるの
で、その説明は省略する。以上がアンローディング動作
であり、このアンローディング動作を終了した状態をア
ンローディング状態と呼ぶ。
なお、上記実施例では、摩擦クラッチ21Bの回転アー
ム21B−1にクラッチ付勢バネ22Bを設けたものを示して
いるが、ある条件を限定する場合にはクラッチ付勢バネ
22Bを省いても良い。なぜならば、キャリッジアセンブ
リ3を第7図及び第8図に示す姿勢のみで使用すれば、
回転アーム21B−1はアーム3−4のローディング終了
後に自重によって降下し、クラッチ当接部3−12との隙
間を開けることになるからである。
第10図はこの発明の別の発明の実施例であるフレキシ
ブルディスク駆動装置を示す一部分解斜視図、第11図は
第10図のフレキシブルディスク駆動装置の完成状態を示
す斜視図、第12図(a)及び(b)は第10図のフレキシ
ブルディスク駆動装置の要部を示す部分平面図で、第19
図〜第23図と同一符号は同一部分を表示している。図に
おいて、21Cはピストンダンパであり、粘性負荷抵抗を
利用している。また、ピストンダンパ21Cはカートリッ
ジホルダ6のダンパポスト(A)6−3に回動可能なよ
うに固定されている。22は第1の回動レバーであり、カ
ートリッジホルダ6上に設けられたポスト(A)24に回
動可能なように挿通され、その挿通された後に抜け止め
(図示しない)が施されている。22−5は第1の回動レ
バー22に設けられたダンパポスト(B)であり、上記ピ
ストンダンパ21Cの一端が回動可能なように固定されて
いる。22−2は第1の回動レバー22に設けられた係接突
起であり、案内部材7に設けられた係接部7−3と上述
したアンローディング状態で係接している。22−3は第
1の回動レバー22に設けられたレバー歯車(A)であ
り、後述する第2の回動レバー23のレバー歯車(B)23
−1と噛み合わされている。レバー歯車(A)22−3と
レバー歯車(B)23−1との歯数は同じに構成されてい
る。22−4は第1の回動レバー22に設けられた傾斜部
(A)である。23は第2の回動レバーであり、カートリ
ッジホルダ6上に設けられたポスト(B)25に回動可能
なように挿通され、その挿通された後に抜け止め(図示
しない)が施されている。23−2は第2の回動レバー23
に設けられた傾斜部(B)である。26はレバーバネであ
り、その一端を第1の回動レバー22の一端に掛けられ、
他端をカートリッジホルダ6上に設けられたバネ掛け7
−2に掛けられていて、第1の回動レバー22を第10図に
示した上部側より見て時計方向に付勢している。
3−11はアーム3−4に設けられた片持突起部であ
り、この実施例ではアーム3−4の両側の2箇所に設け
られている。各片持突起部3−11は、上述したアンロー
ディング状態で傾斜部(A)22−4及び傾斜部(B)23
−2と係接するように構成されている。
次に、上記この発明の別の発明の実施例であるフレキ
シブルディスク駆動装置の動作について説明する。ま
ず、ローディング動作について説明する。ディスクカー
トリッジ16を挿入してから案内部材7が摺動を開始する
までは上記従来例と同じであるので、その説明は省略す
る。案内部材7が摺動すると、カートリッジホルダ6及
びディスクカートリッジ16は下降して上述した位置決め
手段(図示しない)により位置決めされるが、一方では
係接突起22−2と係接部7−3が離間する。すると、第
1の回動レバー22はレバーバネ26のバネ力によって時計
方向に回動を開始する。しかるに、第1の回動レバー22
は、ピストンダンパ21Cにより第1の回動レバー22の回
動には粘性負荷抵抗がかかり、ゆっくりとしたものにな
る。第1の回動レバー22が回動すると、この第1の回動
レバー22と第2の回動レバー23は、レバー歯車(A)22
−3とレバー歯車(B)23−1とが噛み合わされている
ため、第2の回動レバー23も回動を開始する。この第2
の回動レバー23の回動方向は、第10図に示した上部側か
ら見て反時計方向であり、また回動の速さは第1の回動
レバー22と同じである。第1の回動レバー22及び第2の
回動レバー23が回動すると、アーム3−4は、その両側
の各片持突起部3−11が傾斜部(A)22−4及び傾斜部
(B)23−2に沿いながら下降運動する。この場合に、
上述したように第1の回動レバー22及び第2の回動レバ
ー23の回動はゆっくりであるから、アーム3−4の下降
運動もゆっくりである。第1の回動レバー22及び第2の
回動レバー23がさらに回動を続けると、やがて各片持突
起部3−11は傾斜部(A)22−4及び傾斜部(B)23−
2から離間し、最終的なローディング位置にローディン
グ動作する。
上記ローディング位置において、第1の回動レバー22
及び第2の回動レバー23はストッパ(図示しない)によ
って回動が停止される。この時、フレキシブルディスク
16−2がヘッド(0)3−1とヘッド(1)−3との間
にはさまれる時の衝撃力は小さくて済む。なぜならば、
アーム3−4の下降運動がゆっくりだからである。以上
がローディング動作であり、このローディング動作を終
了した状態をローディング状態と呼ぶ。このローディン
グ状態では、係接突起22−2と係接部7−3との間に隙
間が開くように構成してある。すなわち、第12図(a)
の破線で示す状態が、第1の回動レバー22及び2の回動
レバー23のローディング状態である。
次に、アンローディング動作について説明する。操作
者がノブ14を押すことによりカートリッジホルダ6が上
昇運動を開始するまでは上記従来例と同じであるので、
その説明は省略する。カートリッジホルダ6が上昇運動
を開始すると、このカートリッジホルダ6のアームリフ
タ部6−2はアームリフタ受け3−7と係接し、アーム
3−4にモーメントを与える。このモーメントを受けた
アーム3−4は回動を開始し、ヘッド(1)3−3はヘ
ッド(0)3−1から離間し、上記第22図に示すような
状態になる。さらにノブ14を押し続けると、ディスクカ
ートリッジ16は排出されることになるが、その排出動作
は上記従来例と同じであるので、その説明は省略する。
一方で、ノブ14を押すことにより、案内部材7の係接
部7−3はやがて第1の回動レバー22の係接突起22−2
と係接する。さらにノブ14を押し続けると、第1の回動
レバー22は反時計方向に回動を開始し、これと同時に連
動して第2の回動レバー23も時計方向に回動を開始す
る。さらにノブ14を押し続けると、傾斜部(A)22−4
及び傾斜部(B)23−2は、第12図(b)に示すように
アーム3−4の各片持突起部3−11の下に入り込むこと
になる。さらにノブ14を押し続けると、アンローディン
グ状態となり、第1の回動レバー22及び第2の回動レバ
ー23は第12図(a)の実線で示す状態となる。
第13図はこの発明の別の発明の実施例であるフレキシ
ブルディスク駆動装置を示す一部分解斜視図、第14図は
第13図のフレキシブルディスク駆動装置の完成状態を示
す斜視図、第15図(a)及び(b)は第13図のフレキシ
ブルディスク駆動装置の要部を示す部分平面図で、第19
図〜第23図と同一符号は同一部分を表示している。図に
おいて、21Cはピストンダンパであり、粘性負荷抵抗を
利用している。また、ピストンダンパ21Cはカートリッ
ジホルダ6のダンパポスト(A)6−3に回動可能なよ
うに固定されている。22は回動レバーであり、カートリ
ッジホルダ6上に設けられたポスト24に回動可能なよう
に挿通され、その挿通された後に抜け止め(図示しな
い)が施されている。22−2は回動レバー22に設けられ
た係接突起であり、案内部材7に設けられた係接部7−
3と上述したアンローディング状態で係接している。22
−4は回動レバー22に設けられた傾斜部である。26はレ
バーバネであり、その一端を回動レバー22の一端に掛け
られ、他端をカートリッジホルダ6上に設けられたバネ
掛け7−2に掛けられていて、回動レバー22を第13図に
示した上部側より見て時計方向に付勢している。
3−11はアーム3−4に設けられた片持突起部であ
り、この実施例ではアーム3−4の片側の1箇所に設け
られている。片持突起部3−11は、上述したアンローデ
ィング状態で傾斜部22−4と係接するように構成されて
いる。
次に、上記この発明の別の発明の実施例であるフレキ
シブルディスク駆動装置の動作について説明する。ま
ず、ローディング動作について説明する。ディスクカー
トリッジ16を挿入してから案内部材7が摺動を開始する
までは上記従来例と同じであるので、その説明は省略す
る。案内部材7が摺動すると、カートリッジホルダ6及
びディスクカートリッジ16は下降して上述した位置決め
手段(図示しない)により位置決めされるが、一方では
係接突起22−2と係接部7−3が離間する。すると、回
動レバー22はレバーバネ26のバネ力によって時計方向に
回動を開始する。しかるに、回動レバー22は、ピストン
ダンパ21Cにより回動レバー22の回動には粘性負荷抵抗
がかかり、ゆっくりとしたものになる。回動レバー22が
回動すると、アーム3−4は、その片持突起部3−11が
傾斜部22−4に沿いながら下降運動する。この場合に、
上述したように回動レバー22の回動はゆっくりであるか
ら、アーム3−4の下降運動もゆっくりである。回動レ
バー22がさらに回動を続けると、やがて片持突起部3−
11は傾斜部22−4から離間し、最終的なローディング位
置にローディング動作する。
上記ローディング位置において、回動レバー22はスト
ッパ(図示しない)によって回動が停止される。この
時、フレキシブルディスク16−2がヘッド(0)3−1
とヘッド(1)3−3との間にはさまれる時の衝撃力は
小さくて済む。なぜならば、アーム3−4の下降運動が
ゆっくりだからである。以上がローディング動作であ
り、このローディング動作を終了した状態をローディン
グ状態と呼ぶ。このローディング状態では、係接突起22
−2と係接部7−3との間に隙間が開くように構成して
ある。すなわち、第15図(a)の破線で示す状態が、回
動レバー22のローディング状態である。
次に、アンローディング動作について説明する。操作
者がノブ14を押すことによりカートリッジホルダ6が上
昇運動を開始するまでは上記従来例と同じであるので、
その説明は省略する。カートリッジホルダ6が上昇運動
を開始すると、このカートリッジホルダ6のアームリフ
タ部6−2はアームリフタ受け3−7と係接し、アーム
3−4にモーメントを与える。このモーメントを受けた
アーム3−4は回動を開始し、ヘッド(1)3−3はヘ
ッド(0)3−1から離間し、上記第22図に示すような
状態になる。さらにノブ14を押し続けると、ディスクカ
ートリッジ16は排出されることになるが、その排出動作
は上記従来例と同じであるので、その説明は省略する。
一方で、ノブ14を押すことにより、案内部材7の係接
部7−3はやがて回動レバー22の係接突起22−2と係接
する。さらにノブ14を押し続けると、回動レバー22は反
時計方向に回動を開始する。さらにノブ14を押し続ける
と、傾斜部22−4は、第15図(b)に示すようにアーム
3−4の片持突起部3−11の下に入り込むことになる。
さらにノブ14を押し続けると、アンローディング状態と
なり、回動レバー22は第15図(a)の実線で示す状態と
なる。
第16図及び第17図はこの発明の別の発明の実施例であ
るフレキシブルディスク駆動装置のキャリッジアセンブ
リのローディング状態、及びアンローディング状態を示
す正面図、第18図は第16図及び第17図のフレキシブルデ
ィスク駆動装置の完成状態を示す斜視図で、第19図〜第
23図と同一符号は同一部分を表示している。図におい
て、21Dは粘性物質が充填された回転ダンパであり、キ
ャリッジ3−2に固定され、このキャリッジ3−2とア
ーム3−4との間に設けられている。21D−1は回転ダ
ンパ21Dの回転アームであり、この回転アーム21D−1は
カートリッジホルダ6のアームリフタ部6−2の昇降運
動と同期して回転可能なように構成されている。22Dは
ダンパ付勢バネであり、その一端を回転アーム21D−1
に掛けられ、他端をキャリッジ3−2に掛けられてい
て、回転アーム21D−1をキャリッジ3−2側の方向、
すなわち第16図及び第17図に示す下側の方向に付勢して
いる。3−13はアーム3−4の下面に設けられたダンパ
リフタ部であり、第17図に示すように回転アーム21D−
1とアンローディング状態で係接している。3−14はア
ーム3−4の下面に設けられたダンパ当接部であり、ロ
ーディング開始時に回転アーム21D−1に当接し、アー
ム加圧バネ3−8の付勢力によって回転アーム21D−1
を押し下げるように構成されている。
次に、上記この発明の別の発明の実施例であるフレキ
シブルディスク駆動装置の動作について説明する。ま
ず、ローディング動作について説明する。ディスクカー
トリッジ16を挿入してから案内部材7が摺動を開始する
までは上記従来例と同じであるので、その説明は省略す
る。案内部材7が摺動すると、カートリッジホルダ6及
びディスクカートリッジ16は下降して上述した位置決め
手段(図示しない)により位置決めされる。一方、カー
トリッジホルダ6が下降を開始すると、アーム3−4も
回動して下降を開始する。しかるに、アーム3−4の下
降は、その下降開始直後にダンパ当接部3−14が回転ダ
ンパ21Dの回転アーム21D−1に当接するために、粘性負
荷抵抗がかかりゆっくりとしたものになる。それゆえ
に、アーム3−4はカートリッジホルダ6に追従するこ
となく下降し、ディスクカートリッジ16が所定の位置に
決められた後に、ある時間をあけて下降を終了する。ま
た、アーム3−4の下降と同時に回転した回転アーム21
D−1はアーム3−4の下降終了後もダンパ付勢バネ22D
の付勢力によって回転し、ダンパ当接部3−14との間に
ある一定の隙間を開けたところで動作を終了する。この
時、フレキシブルディスク16−2がヘッド(0)3−1
とヘッド(1)3−3との間にはさまれる時の衝撃力は
小さくて済む。なぜならば、アーム3−4の下降運動が
ゆっくりだからである。以上がローディング動作であ
り、このローディング動作を終了した状態をローディン
グ状態と呼ぶ。
次に、アンローディング動作について説明する。操作
者がノブ14を押すことによりカートリッジホルダ6が上
昇運動を開始するまでは上記従来例と同じであるので、
その説明は省略する。カートリッジホルダ6が上昇運動
を開始すると、このカートリッジホルダ6のアームリフ
タ部6−2はアームリフタ受け3−7と係接し、アーム
3−4にモーメントを与える。このモーメントを受けた
アーム3−4は回動を開始し、ヘッド(1)3−3はヘ
ッド(0)3−1から離間し、また同時に、ローディン
グ動作により回転した回転ダンパ21Dの回転アーム21D−
1をダンパリフタ部3−13にて復帰させながら第17図に
示すような状態になる。そして、さらにノブ14を押し続
けると、ディスクカートリッジ16は排出されることにな
るが、その排出動作は上記従来例と同じであるので、そ
の説明は省略する。以上がアンローディング動作であ
り、このアンローディング動作を終了した状態をアンロ
ーディング状態と呼ぶ。
なお、上記実施例では、回転ダンパ21Dの回転アーム2
1D−1にダンパ付勢バネ22Dを設けたもので示している
が、ある条件を限定する場合にはダンパ付勢バネ22Dを
省いても良い。なぜならば、キャリッジアセンブリ3を
第16図及び第17図に示す姿勢のみで使用すれば、回転ア
ーム21D−1はアーム3−4のローディング終了後に自
重によって降下し、ダンパ当接部3−14との隙間を開け
ることになるからである。
[発明の効果] 以上のようにこの発明のフレキシブルディスク駆動装
置によれば、第1の回動レバーに回転式ダンパのダンパ
歯車と噛み合う歯車を設け、第1の回動レバーの回動運
動に制動抵抗を与えた構成とし、アームの下降運動を、
第1の回動レバー及び第2の回動レバーにそれぞれ設け
た第1の傾斜部及び第2の傾斜部に沿いながら、かつ同
時に第1の回動レバー、及びこの第1の回動レバーと連
動して回動する第2の回動レバーとが共に回動しながら
行うようにしたので、フレキシブルディスクが各ヘッド
間にはさまれる時の衝撃力を小さくすることができ、こ
れにより、ヘッドやフレキシブルディスクに付着した塵
埃によってフレキシブルディスクを傷付けることがなく
なり、その結果、読み書き動作を安定的に行うことがで
きるなどの優れた効果を奏するものである。
また、この発明の別の発明のフレキシブルディスク駆
動装置によれば、回動レバーに回転式摩擦クラッチのク
ラッチ歯車と噛み合う歯車を設け、回動レバーの回動運
動に制動抵抗を与えた構成とし、アームの下降運動を、
回動レバーに設けた傾斜部に沿いながら、かつ同時に回
動レバーが回動しながら行うようにしたので、フレキシ
ブルディスクが各ヘッド間にはさまれる時の衝撃力を小
さくすることができ、これにより、ヘッドやフレキシブ
ルディスクに付着した塵埃によってフレキシブルディス
クを傷付けることがなくなり、その結果、読み書き動作
を安定的に行うことができるなどの優れた効果を奏する
ものである。
また、この発明の別の発明のフレキシブルディスク駆
動装置によれば、キャリッジに固定され、このキャリッ
ジとアームとの間にアームの回動運動に連動して回転可
能な摩擦クラッチを設け、アームの下降運動に対して摩
擦クラッチにより制動抵抗を与えた構成とし、フレキシ
ブルディスクが所定の位置にローディング終了後に、一
方のヘッドがゆっくりと下降してくるようにしたので、
フレキシブルディスクが各ヘッド間にはさまれる時の衝
撃力を小さくすることができ、これにより、ヘッドやフ
レキシブルディスクに付着した塵埃によってフレキシブ
ルディスクを傷付けることがなくなり、その結果、読み
書き動作を安定的に行うことができるなどの優れた効果
を奏するものである。
また、この発明の別の発明のフレキシブルディスク駆
動装置によれば、第1の回動レバーにピストンダンパを
設け、第1の回動レバーの回動運動に制動抵抗を与えた
構成とし、アームの下降運動を、第1の回動レバー及び
第2の回動レバーにそれぞれ設けた第1の傾斜部及び第
2の傾斜部に沿いながら、かつ同時に第1の回動レバ
ー、及びこの第1の回動レバーと連動して回動する第2
の回動レバーとが共に回動しながら行うようにしたの
で、フレキシブルディスクが各ヘッド間にはさまれる時
の衝撃力を小さくすることができ、これにより、ヘッド
やフレキシブルディスクに付着した塵埃によってフレキ
シブルディスクを傷付けることがなくなり、その結果、
読み書き動作を安定的に行うことができるなどの優れた
効果を奏するものである。
また、この発明の別の発明のフレキシブルディスク駆
動装置によれば、回動レバーにピストンダンパを設け、
回動レバーの回動運動に制動抵抗を与えた構成とし、ア
ームの下降運動を、回動レバーに設けた傾斜部に沿いな
がら、かつ同時に回動レバーが回動しながら行うように
したので、フレキシブルディスクが各ヘッド間にはさま
れる時の衝撃力を小さくすることができ、これにより、
ヘッドやフレキシブルディスクに付着した塵埃によって
フレキシブルディスクを傷付けることがなくなり、その
結果、読み書き動作を安定的に行うことができるなどの
優れた効果を奏するものである。
また、この発明の別の発明のフレキシブルディスク駆
動装置によれば、キャリッジに固定され、このキャリッ
ジとアームとの間にアームの回動運動に連動して回転可
能な回転ダンパを設け、アームの下降運動に対して回転
ダンパにより制動抵抗を与えた構成とし、フレキシブル
ディスクが所定の位置にローディング終了後に、一方の
ヘッドがゆっくりと下降してくるようにしたので、フレ
キシブルディスクが各ヘッド間にはさまれる時の衝撃力
を小さくすることができ、これにより、ヘッドやフレキ
シブルディスクに付着した塵埃によってフレキシブルデ
ィスクを傷付けることがなくなり、その結果、読み書き
動作を安定的に行うことができるなどの優れた効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例であるフレキシブルディスク
駆動装置を示す一部分解斜視図、第2図は第1図のフレ
キシブルディスク駆動装置の完成状態を示す斜視図、第
3図(a)及び(b)は第1図のフレキシブルディスク
駆動装置の要部を示す部分平面図、第4図はこの発明の
別の発明であるフレキシブルディスク駆動装置を示す一
部分解斜視図、第5図は第4図のフレキシブルディスク
駆動装置の完成状態を示す斜視図、第6図(a)及び
(b)は第4図のフレキシブルディスク駆動装置の要部
を示す部分平面図、第7図及び第8図はこの発明の別の
発明の実施例であるフレキシブルディスク駆動装置のキ
ャリッジアセンブリのローディング状態、及びアンロー
ディング状態を示す正面図、第9図は第7図及び第8図
のフレキシブルディスク駆動装置の完成状態を示す斜視
図、第10図はこの発明の別の発明の実施例であるフレキ
シブルディスク駆動装置を示す一部分解斜視図、第11図
は第10図のフレキシブルディスク駆動装置の完成状態を
示す斜視図、第12図(a)及び(b)は第10図のフレキ
シブルディスク駆動装置の要部を示す部分平面図、第13
図はこの発明の別の発明であるフレキシブルディスク駆
動装置を示す一部分解斜視図、第14図は第13図のフレキ
シブルディスク駆動装置の完成状態を示す斜視図、第15
図(a)及び(b)は第13図のフレキシブルディスク駆
動装置の要部を示す部分平面図、第16図及び第17図はこ
の発明の別の発明の実施例であるフレキシブルディスク
駆動装置のキャリッジアセンブリのローディング状態、
及びアンローディング状態を示す正面図、第18図は第16
図及び第17図のフレキシブルディスク駆動装置の完成状
態を示す斜視図、第19図は従来のフレキシブルディスク
駆動装置を示す分解斜視図、第20図は第19図のフレキシ
ブルディスク駆動装置のカートリッジホルダに対し挿入
・引出しができるディスクカートリッジを示す斜視図、
第21図及び第22図は第19図のフレキシブルディスク駆動
装置のキャリッジアセンブリのローディング状態、及び
アンローディング状態を示す正面図、第23図は第19図の
フレキシブルディスク駆動装置の完成状態を示す斜視図
である。 図において、1……フレーム、1−1……軸受け部、1
−2……ポスト、2……スピンドルモータ、3……キャ
リッジアセンブリ(キャリッジASSY)、3−1……ヘッ
ド(0)、3−2……キャリッジ、3−3……ヘッド
(1)、3−4……アーム、3−5……板バネ、3−6
……平板、3−7……アームリフタ受け、3−8……ア
ーム加圧バネ、3−9……ガイドロッド、3−10……ク
ラッチリフタ部、3−11……片持突起部、3−12……ク
ラッチ当接部、3−13……ダンパリフタ部、3−14……
ダンパ当接部、4……ステッピングモータ、4−1……
送りねじ、5……制御回路基板、6……カートリッジホ
ルダ、6−1……案内ピン、6−2……アームリフタ
部、6−3……ダンパポスト(A)、7……案内部材、
7−1……案内部、7−2……バネ掛け、7−3……係
接部、9……引張りバネ、10……シャッタオープナ、11
……レバー、12,13……ひねりコイルバネ、14……ノ
ブ、15……トラックセンサ、16……ディスクカートリッ
ジ、16−1……保護シャッタ、16−2……フレキシブル
ディスク、21……回転式ダンパ、21−1……ダンパ本
体、21−2……ダンパ歯車、21A……回転式摩擦クラッ
チ、21A−1……摩擦クラッチ本体、21A−2……クラッ
チ歯車、21B……摩擦クラッチ、21B−1……回転アー
ム、21C……ピストンダンパ、21D……回転ダンパ、21D
−1……回転アーム、22……第1の回動レバー(回動レ
バー)、22−1……内歯車、22−2……係接突起、22−
3……レバー歯車(A)、22−4……傾斜部(A)(傾
斜部)、22−5……ダンパポスト(B)、22B……クラ
ッチ付勢バネ、22D……ダンパ付勢バネ、23……第2の
回動レバー、23−1……レバー歯車(B)、23−2……
傾斜部(B)、24……ポスト(A)(ポスト)、25……
ポスト(B)、26……レバーバネである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 康彦 福島県郡山市栄町2番25号 三菱電機エ ンジニアリング株式会社東京事業所郡山 支所内 (56)参考文献 特開 昭60−80184(JP,A) 実開 平3−84961(JP,U) 実公 平1−42847(JP,Y2)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームと、フレキシブルディスクを収納
    したカートリッジホルダと、このカートリッジホルダと
    係接し、上記フレームに対し摺動可能とされ、上記カー
    トリッジホルダの昇降運動を案内する案内部を設けた案
    内部材と、第1のヘッドを搭載したキャリッジと、上記
    第1のヘッドと上記フレキシブルディスクをはさんで対
    向する第2のヘッドを搭載し、上記キャリッジに一端を
    回動運動可能に固定され、端部に第1の片持突起部及び
    第2の片持突起部を設けたアームと、上記カートリッジ
    ホルダに固定されたダンパ歯車を有する回転式ダンパ
    と、上記カートリッジホルダ上に回動可能に支持され、
    一端に上記ダンパ歯車と噛み合う歯車を備え、他端には
    第1の傾斜部を備え、この第1の傾斜部が上記第1の片
    持突起部と係接するようにし、またもう一方の他端には
    上記案内部材の一端と離脱可能なように係接する係接突
    起を備える第1の回動レバーと、上記カートリッジホル
    ダ上に回動可能に支持され、一端には第2の傾斜部を備
    え、この第2の傾斜部が上記第2の片持突起部と係接す
    るようにし、また上記第1の回動レバーと連動して回動
    可能な第2の回動レバーと、上記第1の回動レバー又は
    上記第2の回動レバーを一定方向に付勢するバネとを具
    備したことを特徴とするフレキシブルディスク駆動装
    置。
  2. 【請求項2】フレームと、フレキシブルディスクを収納
    したカートリッジホルダと、このカートリッジホルダと
    係接し、上記フレームに対し摺動可能とされ、上記カー
    トリッジホルダの昇降運動を案内する案内部を設けた案
    内部材と、第1のヘッドを搭載したキャリッジと、上記
    第1のヘッドと上記フレキシブルディスクをはさんで対
    向する第2のヘッドを搭載し、上記キャリッジに一端を
    回動運動可能に固定され、端部に片持突起部を設けたア
    ームと、上記カートリッジホルダに固定されたクラッチ
    歯車を有する回転式摩擦クラッチと、上記カートリッジ
    ホルダ上に回動可能に支持され、一端に上記クラッチ歯
    車と噛み合う歯車を備え、他端には傾斜部を備え、この
    傾斜部が上記片持突起部と係接するようにし、またもう
    一方の他端には上記案内部材の一端と離脱可能なように
    係接する係接突起を備える回動レバーと、この回動レバ
    ーを一定方向に付勢するバネとを具備したことを特徴と
    するフレキシブルディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】フレームと、フレキシブルディスクを収納
    したカートリッジホルダと、このカートリッジホルダと
    係接し、上記フレームに対し摺動可能とされ、上記カー
    トリッジホルダの昇降運動を案内する案内部を設けた案
    内部材と、第1のヘッドを搭載したキャリッジと、上記
    第1のヘッドと上記フレキシブルディスクをはさんで対
    向する第2のヘッドを搭載し、上記キャリッジに一端を
    回動運動可能に固定されたアームと、このアームを上記
    キャリッジ側へ付勢するアーム加圧バネと、上記キャリ
    ッジに固定され、このキャリッジと上記アームとの間に
    設けられ、このアームの回動運動に連動して回転運動可
    能な摩擦クラッチと、この摩擦クラッチを一定方向に付
    勢するバネとを具備したことを特徴とするフレキシブル
    ディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】フレームと、フレキシブルディスクを収納
    したカートリッジホルダと、このカートリッジホルダと
    係接し、上記フレームに対し摺動可能とされ、上記カー
    トリッジホルダの昇降運動を案内する案内部を設けた案
    内部材と、第1のヘッドを搭載したキャリッジと、上記
    第1のヘッドと上記フレキシブルディスクをはさんで対
    向する第2のヘッドを搭載し、上記キャリッジに一端を
    回動運動可能に固定され、端部に第1の片持突起部及び
    第2の片持突起部を設けたアームと、上記カートリッジ
    ホルダに固定されたピストンダンパと、上記カートリッ
    ジホルダ上に回動可能に支持され、一端に第1の傾斜部
    を備え、この第1の傾斜部が上記第1の片持突起部と係
    接するようにし、またもう一方の他端には上記案内部材
    の一端と離脱可能なように係接する係接突起を備える第
    1の回動レバーと、上記カートリッジホルダ上に回動可
    能に支持され、一端には第2の傾斜部を備え、この第2
    の傾斜部が上記第2の片持突起部と係接するようにし、
    また上記第1の回動レバーと連動して回動可能な第2の
    回動レバーと、上記第1の回動レバー又は上記第2の回
    動レバーを一定方向に付勢するバネとを具備したことを
    特徴とするフレキシブルディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】フレームと、フレキシブルディスクを収納
    したカートリッジホルダと、このカートリッジホルダと
    係接し、上記フレームに対し摺動可能とされ、上記カー
    トリッジホルダの昇降運動を案内する案内部を設けた案
    内部材と、第1のヘッドを搭載したキャリッジと、上記
    第1のヘッドと上記フレキシブルディスクをはさんで対
    向する第2のヘッドを搭載し、上記キャリッジに一端を
    回動運動可能に固定され、端部に片持突起部を設けたア
    ームと、上記カートリッジホルダに固定されたピストン
    ダンパと、上記カートリッジホルダ上に回動可能に支持
    され、一端に傾斜部を備え、この傾斜部が上記片持突起
    部と係接するようにし、またもう一方の他端には上記案
    内部材の一端と離脱可能なように係接する係接突起を備
    える回動レバーと、この回動レバーを一定方向に付勢す
    るバネとを具備したことを特徴とするフレキシブルディ
    スク駆動装置。
  6. 【請求項6】フレームと、フレキシブルディスクを収納
    したカートリッジホルダと、このカートリッジホルダと
    係接し、上記フレームに対し摺動可能とされ、上記カー
    トリッジホルダの昇降運動を案内する案内部を設けた案
    内部材と、第1のヘッドを搭載したキャリッジと、上記
    第1のヘッドと上記フレキシブルディスクをはさんで対
    向する第2のヘッドを搭載し、上記キャリッジに一端を
    回動運動可能に固定されたアームと、このアームを上記
    キャリッジ側へ付勢するアーム加圧バネと、上記キャリ
    ッジに固定され、このキャリッジと上記アームとの間に
    設けられ、このアームの回動運動に連動して回転運動可
    能な回転ダンパと、この回転ダンパを一定方向に付勢す
    るバネとを具備したことを特徴とするフレキシブルディ
    スク駆動装置。
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