JPH0224072B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0224072B2
JPH0224072B2 JP59256044A JP25604484A JPH0224072B2 JP H0224072 B2 JPH0224072 B2 JP H0224072B2 JP 59256044 A JP59256044 A JP 59256044A JP 25604484 A JP25604484 A JP 25604484A JP H0224072 B2 JPH0224072 B2 JP H0224072B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
axis control
time
amplitude limiter
time axis
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP59256044A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61133787A (ja
Inventor
Akihisa Sugita
Masayoshi Abe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP59256044A priority Critical patent/JPS61133787A/ja
Publication of JPS61133787A publication Critical patent/JPS61133787A/ja
Publication of JPH0224072B2 publication Critical patent/JPH0224072B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、円盤状映像情報媒体再生装置(以下
ビデオデイスクプレーヤと呼ぶ)等に用いられる
時間軸補正制御に関するものである。
従来の技術 一般に、ビデオデイスクプレーヤでは、デイス
クの偏心によつて発生する時間軸変動を補償する
為、第3図に示すように、基準発振器20から生
成した基準水平同期信号と、再生映像信号から同
期分離器19にて同期分離した再生水平同期信号
とを位相比較器21にて比較し、その誤差信号を
増幅器22にで適当なレベルに増幅して時間軸制
御コイル26を駆動し、第4図に示すような構成
によつて信号検出素子、すなわちカンチレバー3
2を機械的に制御する事が行われている。デイス
ク10はターンテーブル9、モータ11、モータ
駆動回路12、モータ制御回路13から成るター
ンテーブル制御系によつて回転制御されるが、デ
イスク10とターンテーブル9との間には僅かな
スリツプが発生する為、時間軸制御系の低域成分
を低域フイルター14により帰還し、モータ制御
回路13に含まれる基準発振器の周波数を制御し
ている。
23はミユートスイツチで、デイスクの再生時
以外、モータ制御系が定常回転数に達しない期間
及びランダムサーチ中等で時間軸制御をオフにし
たい時等時間軸制御動作のオン又はオフを制御す
る為のものである。振幅制限器24は時間軸制御
ループが異常ゲインで誤動作した時、第4図に示
すピツクツプ31、カンチレバー32のトラツキ
ング制御及び針圧制御が不安定になる事を防止す
る為のものである。
なお、第3図において、15はデイスク10よ
り信号を検出するための信号検出器、16は信号
検出器15からの高周波信号を検波する検波器、
17は映像検波信号を処理する信号処理回路、1
8は映像信号のブラウン管上への出画を停止する
ための映像ミユート回路である。また第4図にお
いて、30はデイスク10の信号トラツク、33
はカンチレバー32に固定されたマグネツト、3
4はトラツキング制御コイル、35は針圧制御コ
イルである。
発明が解決しようとする問題点 ところが、このような第3図に示す構成に於て
は、モータ制御回路13の基準発振周波数と基準
発振器20の発振周波数がそれぞれ独立している
ために僅かにずれる事、デイスク10とターンテ
ーブル9の間が僅かにすべる事等から、時間軸制
御系をオンにする時は大きなダイナミツクレンジ
が必要となり、振幅制限器24にてダイナミツク
レンジを制限すると結果的に系の引き込み時間が
長くなる問題があつた。
以下、この点についてさらに詳細に説明する。
時間軸制御の目的は、デイスクの偏心で信号ト
ラツク30とスタイラスピツクアツプ31間の相
対スピードが変化し検出された信号にジツターが
発生する事を補正する事にある。そこで第3図に
示すように基準水平同期信号(以下基準H信号と
呼ぶ)と再生水平同期信号(以下再生H信号と呼
ぶ)とを間欠的に位相比較し、その誤差成分によ
り時間軸制御コイル26を駆動する事を基本とし
ている。
第5図にはその動作を示している。基準H信号
から生成した台形波はaからcの電圧範囲を持
ち、bはその中点に当たる。今、再生H信号がe
とすると、その時の誤差電圧はbとなり、時間軸
制御コイルには電流が流れない。再生H信号がf
に移動すると第5図中のΔd1に相当する電流が時
間軸制御コイルに流れ、bに戻るように制御され
る。従つて、この時間軸制御系が動作して系を引
き込ませる為には、最大第5図中のa,c以上の
ダイナミツクレンジを確保する必要がある。
ところが、第3図と第4図に示すマグネツト、
コイル、回路のバラツキを考慮し、上記aからc
のダイナミツクレンジを確保する為には相当余裕
が必要となるが、ダイナミツクレンジを広げ過ぎ
ると異常時には大電流が時間軸制御コイル26に
流れてしまう為、前述した振幅制限器24を挿入
しこれを防止している。ところが振幅制限器側の
動作とバラツキを考慮すると第5図aからcのダ
イナミツクレンジをカバー出来ない場合が発生し
てしまい、系の引き込み特性を劣化させてしまう
事が生じる。
本発明は、上記従来の欠点を除去するものであ
り、時間軸制御系をオンにした時のこの系の引込
み時間の短縮をはかることを目的とする。
問題点を解決しようとする手段 本発明の時間軸制御方法では、振幅制限器を外
部からオン、オフ出来る構成とし、時間軸制御系
が、オフからオンになる過渡期には振幅制限器を
オフとする事によつて系のダイナミツクレンジを
広げて引き込み時間を短縮すると共に、系が引き
込んで通常動作に移ると前記振幅制限器をオンし
異常ゲインで他の制御が不安定になるのを防止す
るようにしたことを特徴とする。
作 用 かかる本発明の時間軸制御方法によれば、振幅
制限器にバイパススイツチを挿入し、時間軸制御
系をオンにする時は常に振幅制限が動作しない様
にすることによつて、系のダイナミツクレンジを
広げ、もつて引込み時間を短縮することができ、
系が引込んで通常動作に移ると振幅制御器が動作
することにより、本来の安定な各種制御が可能と
なるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図、第2図及び
第6図を参照して説明する。第1図、第2図にお
いて、従来と同様の回路については同一番号を付
している。第1図、第2図において、第3図と異
なる点は、振幅制限器24に並列にバイパススイ
ツチ27を接続し、映像ミユート信号にてこのバ
イパススイツチ27をオン・オフ制御するように
した点である。
一般に、ビデオデイスクプレーヤでは再生映像
信号が不安定な期間は映像ミユートをかけてい
る。静電容量方式のビデオデイスクプレーヤで
は、トラツキング制御をオンにした後、約50m秒
後に時間軸制御をオンにし、その後約100m秒か
ら1秒後に映像ミユートをオフにしている。この
100m秒から1秒間は時間軸制御系が安定するま
での時間であり、第6図のt1−t3間に相当する。
系が安定している時の再生映像信号ジツター量は
約2μ秒以下であり、この時の誤差信号量(第5
図Δd1)は第6図Δd2以下と考える事が出来る。
言い換れば、第6図t1−t3間のみ系のダイナミツ
クレンジが広ければ良い訳である。一方、振幅制
限器24によつて狭くなつたダイナミツクレンジ
を第6図S−R間とし、系の引き込みに必要とす
るダイナミツクレンジを第6図P−Q間とする
と、振幅制限器24をオフにしたい区間はt1−t2
間と考えられるから、t1−t2間より長いt1−t3
間振幅制限器24をバイパスすれば良い事にな
る。
以上の事から、第1図、第2図では映像ミユー
ト信号によつてバイパススイツチ27をオンして
振幅制限器24をバイパスすることにより、上記
問題点を解決するようにしている。
映像ミユート信号がなくなるとバイパススイツ
チ27はオープンとなり、振幅制限器24は本来
の動作を開始する。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、映像ミユート
信号で振幅制限器をオフにすることにより、時間
軸制御系の引き込み特性を損う事なく異常時には
他の制御系を乱さない安定な時間軸制御を達成す
る事が出来る。また、製造上発生するダイナミツ
クレンジのバラツキを厳重に管理する事なく、又
振幅制限器のバラツキもあまり厳重に管理する必
要もない上、映像ミユート信号は既に有していた
信号である等、コスト的にも非常に有利な方式で
あり実用上きわめてコストパフオーマンスが大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における時間軸制御
方法を実現する装置の要部ブロツク図、第2図は
本発明の実施例の装置の全体構成を示すブロツク
図、第3図は従来技術例のブロツク図、第4図は
ピツクアツプコイル構成を示す略斜視図、第5図
は位相比較器の動作を説明するための波形図、第
6図は時間軸制御系引込時のタイミングを説明す
るための特性図である。 24……振幅制限器、27……バイパススイツ
チ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転される円盤状記録媒体から信号を再生す
    る手段と、再生信号中の同期信号と基準同期信号
    とを位相比較する位相比較器と、この位相比較器
    の誤差出力信号の振幅を制限する振幅制限器と、
    その振幅制限した誤差出力信号が加えられて時間
    軸補正を行う時間軸制御素子とを備えた時間軸制
    御ループを備えた装置において、この時間軸制御
    ループを閉じて制御動作を開始する時点から時間
    軸制御ループが安定するまでの所定時間の間は前
    記振幅制限器の動作をオフ状態にし、その所定時
    間経過後に前記振幅制限器の動作を開始させるよ
    うにしたことを特徴とする時間軸制御方法。 2 振幅制限器の動作を制御する制御信号として
    映像系のミユート信号を使用するようにした特許
    請求の範囲第1項記載の時間軸制御方法。
JP59256044A 1984-12-04 1984-12-04 時間軸制御方法 Granted JPS61133787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59256044A JPS61133787A (ja) 1984-12-04 1984-12-04 時間軸制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59256044A JPS61133787A (ja) 1984-12-04 1984-12-04 時間軸制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61133787A JPS61133787A (ja) 1986-06-21
JPH0224072B2 true JPH0224072B2 (ja) 1990-05-28

Family

ID=17287124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59256044A Granted JPS61133787A (ja) 1984-12-04 1984-12-04 時間軸制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61133787A (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5887123U (ja) * 1981-12-10 1983-06-13 株式会社東芝 時間軸誤差補正回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61133787A (ja) 1986-06-21

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