JPH0426881Y2 - - Google Patents

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JPH0426881Y2
JPH0426881Y2 JP3485384U JP3485384U JPH0426881Y2 JP H0426881 Y2 JPH0426881 Y2 JP H0426881Y2 JP 3485384 U JP3485384 U JP 3485384U JP 3485384 U JP3485384 U JP 3485384U JP H0426881 Y2 JPH0426881 Y2 JP H0426881Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はデイスク再生装置に関し、特にサーボ
系に改良を加えたデイスク再生装置に関する。
〔考案の技術的背景および問題点〕 同心円状にもしくは渦巻状にオーデイオ情報、
ビデオ情報が記録され、読出される情報記憶担体
(以下、デイスクと記す)の再生装置においては、
振動等、外部からの衝撃に対して再生装置の再生
性を向上するために、サーボ系において外乱の周
波数帯域に対してオープンループゲインを大きく
とつて、外乱をサーボ系で圧縮することは知られ
ている。
しかし定常的に高域のオープンループゲインを
大きくとることはアクチユエータから発生する騒
音を大きくしたり、発熱が増大する問題があつて
好ましくない。
このため一般にはサーボ系の残留エラー信号を
観測して、残留エラー信号が所定値を超えると外
乱が大きいと判断して、高域のオープンループゲ
インを大にする方法がとられる。この方法を用い
た従来の例を第1図に示す。
第1図において、1および2はデイスク上にス
ポツトを結ぶトラツキングエラー検出用のサブビ
ームスポツトであり、所謂3ビーム方式のトラツ
キングエラー検出方式の場合の例である。
ピツクアツプで生成したサブビームスポツト
1,2からの信号をデテクタでそれぞれ受け、こ
のデテクタからの出力は差動増幅器3に供給し
て、その差の演算をし、差動増幅器3の出力から
トラツキングエラー信号を得ている。差動増幅器
3から得たトラツキングエラー信号をピツクアツ
プの特性を補正してサーボ帯域を設定するトラツ
キングイコライザ4に供給して所望のゲイン、位
相特性に補正される。ここでトラツキングイコラ
イザ4は通常再生時の特性と、外乱の多い場合の
ために高域のループゲインを大きく取つた特性と
を切換えられるように構成してある。本明細書で
は前者の特性をナロー特性と、後者の特性をワイ
ド特性と記す。
トラツキングイコライザ4で補正されたトラツ
キングエラー信号は、駆動増幅器5を介してトラ
ツキングアクチユエータ6に供給されて、トラツ
キングアクチユエータ6を駆動する。
一方、トラツキングエラー信号はバンドパスフ
イルタ7に供給されて残留エラー信号が検出さ
れ、バンドパスフイルタ7の出力は比較器8およ
び9に供給され、比較器8の出力と比較器9の出
力はオア回路10に供給され、オア回路10の出
力によりトラツキングイコライザ4の特性が切換
えられるように構成されている。
すなわち、振動等、外乱の多い場合にはトラツ
キングエラー信号には外乱によつて生ずるトラツ
キングエラー残留成分、すなわち残留エラー信号
が現われてくる。この残留エラー信号はバンドパ
スフイルタ7によつて抽出され、バンドパスフイ
ルタ7で抽出された残留エラー信号が比較器8,
9の基準電圧+REF,−REFを(+)方向にまた
は(−)方向に超えると外乱が大きいと判断され
てトラツキングイコライザ4の特性がワイド特性
に切替えられる。
しかるに上記の如き従来の光学式デイスク再生
装置によるときは、デイスクに存在する欠陥、ブ
ラツクスポツト、指紋跡、傷、気泡など所謂、部
分的欠陥(Local Defect)があると、これら部
分的欠陥の部分を再生しようとした場合、たとえ
ばトラツキングサーボについて説明すると、本来
のビームスポツトと、トラツクとの相対変位とは
無関係な、でたらめな信号がトラツキングエラー
信号として差動増幅器3から出力される。
このようなトラツキングエラー信号はトラツキ
ングイコライザ4、駆動増幅器5を介してトラツ
キングアクチユエータ6を駆動することになり、
ついには音飛びの原因であるトラツクジヤンプを
引き起すことになる。
上記した部分的な欠陥部分の再生による、でた
らめな信号の周波数帯域も100Hz〜20kHz程度で
あるために、第1図に示す従来例では振動等の外
乱と区別がつかず、部分的な欠陥部分が存在する
場合もトラツキングイコライザ4の特性を切換え
てしまうことになる。
このために部分的な欠陥部分による、でたらめ
な信号に対する追従性が更に向上して、さらに音
飛びをするようになる。
以上の如く従来例の光学式デイスク再生装置に
よるときには、振動等の外乱に対する再生性は向
上するが、部分的な欠陥などデイスクに起因する
外乱には逆に再生性が悪くなる欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記にかんがみてなされたもので、サ
ーボ系の外乱による残留エラー信号成分からデイ
スクの回転周期に同期する成分があるかを判別し
て振動等の外乱と部分的な欠陥とを検出し、再生
性を向上させた光学式デイスク再生装置を提供す
ることを目的とする。
〔考案の実施例〕
第2図は本考案の一実施例の構成を示すブロツ
ク図である。
第2図において、第1図における従来例と同一
構成要素には同一の符号を付して示してあり、そ
の説明は省略してある。
第2図において11は残留エラー信号からスピ
ンドル回転周期に同期した外乱があるかを検出す
る検出回路、12は検出回路11の出力とオア回
路10の出力とを受けて、トラツキングイコライ
ザ4の特性を切替える判断回路である。
検出回路11は、たとえば第3図に示す如く構
成してある。第3図において、差動増幅器3から
出力されたトラツキングエラー信号はバンドパス
フイルタ21に供給されて外乱成分の周波数帯域
のみが通過する。バンドパスフイルタ21からの
出力は比較器22および23に供給されて比較器
22,23の基準電圧+REF、−REFを(+)方
向に、(−)方向にそれぞれ超えたことが検出さ
れる。比較器22,23の出力はそれぞれ各別に
単安定マルチバイブレータ24,25に供給され
て、単安定マルチバイブレータ24,25をトリ
ガし、単安定マルチバイブレータ24,25の出
力はそれぞれ各別にバンドパスフイルタ26,2
7に供給されてスピンドルの回転周波数、すなわ
ちデイスクの回転周波数成分のみが通過する。バ
ンドパスフイルタ26,27の出力は検波回路2
8,29にそれぞれ供給され、検波回路28,2
9の出力は比較器30,31に供給され、比較器
30,31の出力はオア回路32を介して判断回
路12に供給される。
以上の様に構成された本考案の一実施例の作用
について説明する。
部分的な欠陥のあるデイスクを再生した場合、
差動増幅器3から出力されるトラツキングエラー
信号は、第4図aに示した如き波形であり、デイ
スクの偏心によるトラツキングエラー信号の残留
成分およびデイスクの回転周期に一致する成分
に、欠陥による外乱成分が重畳されている。第4
図に示す如きトラツキングエラー信号はバンドパ
スフイルタ21に供給されて、バンドパスフイル
タ21によつて欠陥による外乱成分のみが抽出さ
れ、デイスクの偏心によるトラツキングエラー信
号の残留成分は減衰させられる。そこでバンドパ
スフイルタ21の出力波形は第4図bに示す如き
波形となる。
第4図bに示したバンドパスフイルタ21から
の出力は比較器22,23に供給され、比較器2
2,23の基準電圧+REF、−REFを(+)方向
にまたは(−)方向に超えた出力が供給されたと
き比較器22,23は出力を発生する。比較器2
2,23のこの出力により単安定マルチバイブレ
ータ24,25はトリガされる。トリガされた単
安定マルチバイブレータ24または25の出力は
第4図cに示す如くになる。
トリガされた単安定マルチバイブレータ24,
25の出力はバンドパスフイルタ26,27に供
給され、バンドパスフイルタ26,27によつて
デイスク回転周波数成分のみが単安定マルチバイ
ブレータ26,27の出力から抽出される。バン
ドパスフイルタ26,27の出力は第4図dに示
す如くである。
バンドパスフイルタ26,27から抽出された
デイスク回転周波数成分は検波回路28,29に
供給されて、デイスク回転周波数成分に対応した
直流出力に変換された後に比較器30,31に供
給される。検波回路28,29で変換されたデイ
スク回転周波数成分が比較器30,31の基準電
圧+REF、−REFよりも(+)方向または(−)
方向に超えているときは、比較器30,31は出
力を発生する。比較器30,31の出力はオア回
路32を介して出力される。
しかるに、欠陥は広がりを有し、第5図に示す
如く数トラツクにわたつて存在する。したがつて
デイスクTを回転させ再生しているときに、欠陥
Dが存在する場所を再生し始めて、デイスクの引
き続く回転が行なわれて、初めて欠陥による回転
周期成分であることから検出できるわけである。
この間、比較器8または9により外乱として検出
されると、トラツキングイコライザ4の特性をワ
イドに切替える可能性がある。
しかしながら、欠陥によるトラツキングエラー
信号の乱され方は時刻の経過とともに変化する。
すなわち第5図に示す如く欠陥にトラツクがかか
り始めた時刻t1においてはトラツキングエラーの
乱され方は小さく、時刻t2に近づくにしたがつて
乱され方は大きくなり時刻t2で最大に乱される。
時刻t2から時刻t3に近づくにつれて乱され方は小
さくなる。しかるに時刻t1付近の数回転の間に、
第4図a〜dによつて説明した如くデイスク回転
周波数成分が検出回路11によつて検出されて、
判断回路12に供給されるため、オア回路10か
らの出力にかかわらず、トラツキングイコライザ
4の特性をワイドにすることはなくなる。
したがつて欠陥部を再生をしているときは、ト
ラツキングイコライザ4の特性がワイドに切替え
られることはない。しかし、時刻t1の近傍におい
て短い時間だけトラツキングイコライザ4の特性
をワイドに切替えられる可能性があるが、このと
きにおいては欠陥によるトラツキングエラー信号
の乱され方が未だ小さいため、影響は少ない。
なお、以上説明した本考案の一実施例において
は、単安定マルチバイブレータ24,25の出力
パルス幅は、比較器8,9の基準電圧+REF、−
REFとの関係で自由に設定することができる。
またバンドパスフイルタ7と21とは共用する
ことができる。
またさらに、以上説明した本考案の一実施例に
おいて検出回路10は第3図に示した如く外乱の
繰返し周期のスペクトラムをアナログ的に検出す
る方法を用いたが、外乱の繰返し周期をデジタル
カウンタで計数し、スピンドルの回転周期と一致
することを検出することもできる。また、外乱の
位相とスピンドルの回転位相との位相差を検出
し、この位相差が変化しないことを検出しても同
様である。後者の場合の一例を第6図に示す。
第6図において、35はカウンタであつて、任
意のクロツクパルスが供給され、かつカウント開
始信号として第4図cに示す如きトラツキングエ
ラー信号の外乱検出信号が供給されている。また
カウントの停止信号としてデイスクの1回転に1
回発生するクロツクパルスを供給してある。カウ
ンタ35の計数値がほぼ同一であるかをマイクロ
コンピユータ36により判別するようにしてもよ
い。
そこでデイスクの欠陥のある部分を再生してい
るときは、カウンタ35の計数結果はほぼ等し
く、所定範囲内に入り、振動等による外乱の場合
はデイスクの回転と関係のない計数値となる。し
たがつてこの計数値をマイクロコンピユータ36
で判定することにより欠陥による外乱かどうかが
判別される。
また、第7図に示す如く、トラツキングエラー
信号をA/D変換器37に供給してデジタル信号
に変換し、A/D変換器37の出力をカウンタ3
8に供給して、スピンドル周期信号期間毎にカウ
ントし、カウンタ38の出力はRAM39に記憶
してスピンドル1回転前の計数値と、例えばマイ
クロコンピユータ40に供給してほぼ同一か否か
を判別してもよい。
また、本考案の一実施例においてトラツキング
イコライザ4の特性にナローとワイドとを設け
て、デイスクの欠陥部分を検出した場合、強制的
にワイドの特性に切替える場合を説明したが、通
常の再生のときにおけるトラツキングイコライザ
4の特性(ナロー特性)と、ナロー特性よりもさ
らに帯域の狹く、かつ欠陥に強い狹帯域の特性に
設定しておき、欠陥を検出したとき、上記の狹帯
域の特性に切替えるようにしてもよい。
また、上記実施例においてはトラツキングサー
ボの場合を例に説明したが、フオーカスサーボに
対しても同様に適用できる。また、コンパクトデ
イスク再生装置およびビデオデイスク再生装置に
も適用できることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明した如く本考案によればエラー信号の
外乱成分がデイスクの回転に同期しているかどう
かを判別することによりデイスクに存在する欠陥
を、振動などの外乱と区別して検出することがで
きるので、欠陥の存在する場合はサーボ帯域を狹
く切替えることができ、デイスクの欠陥に対し
て、再生装置の再生性を高めることができ、振動
等の外乱によつて再生性を悪化させることもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は光学式デイスク再生装置における従来
のトラツキングサーボ装置のブロツク図、第2図
は本考案の一実施例のブロツク図、第3図は本考
案の一実施例における検出回路のブロツク図、第
4図および第5図は本考案の作用の説明に供する
波形図、第6図および第7図は本考案の一実施例
における検出回路の他の例を示すブロツク図であ
る。 4……トラツキングイコライザ、7……バンド
パスフイルタ、8および9……比較器、11……
検出回路、12……判断回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 同心円状または渦巻状に情報が記録されたデイ
    スクから情報を検出するピツクアツプと、該ピツ
    クアツプの動作を制御するためのエラー信号生成
    手段と、該エラー信号生成手段の信号を受けて外
    乱信号を検出する外乱検出手段と、該外乱検出手
    段の検出出力に基づいて前記出力のループゲイン
    を高くするイコライザと、該イコライザの出力が
    供給されて前記ピツクアツプを駆動する駆動回路
    とを備えたデイスク再生装置において、 前記エラー信号生成手段の出力に基づいて外乱
    信号を検出するとともに前記外乱信号の発生周期
    がデイスクの回転周期と同期しているか否かを検
    出する検出手段と、該検出手段によつて前記外乱
    信号の発生周期がデイスクの回転周期と同期して
    いることが検出されたとき前記イコライザ出力の
    ループゲインを低くすることを特徴とするデイス
    ク再生装置。
JP3485384U 1984-03-13 1984-03-13 デイスク再生装置 Granted JPS60148605U (ja)

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JP3485384U JPS60148605U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 デイスク再生装置

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JP3485384U JPS60148605U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 デイスク再生装置

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JPS60148605U JPS60148605U (ja) 1985-10-02
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JPH0725856Y2 (ja) * 1989-05-19 1995-06-07 株式会社ケンウッド Cdプレーヤの低域発振防止回路

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