JPS61152182A - デイスクプレ−ヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分舒〕 本発明は、円板状記録媒体（以下ディスクと略記する）
上に映像信号と、映像信号に伴って記録された音声信号
を再生するビデオディスクプレーヤにおいて映像信号の
静止画、スローあるいは倍速等の特殊速度再生時や、画
像の検索時、および外部からの振動等によってトラッキ
ングｌ１ｔＪ御が瞬間的に外れた場合等に音声信号の再
生出力を停止するための音声ミエート回路を備えたディ
スクプレーヤに関する。

〔発明の背景〕

従来より、スパイラル状の情報記録トラックを持つディ
スク上に周波数分割多重されて記録された映像信号と音
声信号を再生する装置が有る。かかる装−においては、
映像信号に付されて記録されたフレーム番号やチャプタ
一番号を用いて所望の映像を高速にて検索することを通
常可能としている。またディスクの回転周期と映像信号
のフレーム周期とを一致させることによって、ディスク
上に記録される映像信号の垂直帰線期間がディスクの半
径方向に揃い、静止やスロー、倍速等の特殊速度再生が
容易に行なえるようにすることができる。即ち、通常の
速度による再生の場合には情報の再生位置は情報記録ト
ラックに沿って進行して行くが、１フレームに付１回の
割合で通常とは逆の方向にトラックジャンプを行なわせ
ることにより、静止画像を得ることができる。トラック
ジャンプの回数を１フレーム１回よりも少なくすればス
ローに、１フレーム１回よりも多くすれば逆転再生が可
能である。さらにトラックジャンプを通常の進行方向に
行なえば倍速による再生が行なえる。

以上述べたような検索時や特殊速度再生時には、情報記
録トラックが飛々゛に再生されるため、映像信号と共に
記録されている音声信号は通常の再生層とは異なり、し
かも不連続に再生されるため、そのまま出力すると異常
な再生音となったうえ、不快なノイズ成分を伴ってしま
う。

この特殊再生時の音声出力を遮断する方法としては従来
より、例えば実公昭５２−５４２５９号に記されている
ように、音声再生回路中にスイッチを設けて、特殊再生
を行なわせるための制御回路部分に連動して該スイッチ
を開閉させ、通常速度による再生時に限り音声信号を出
力させる方法が知られている。

しかしながら上記したような方法では、プレーヤ外部よ
り振動が与えられた場合や、ディスク製造時あるいはそ
れ以後にディスクに付着した埃やキズ等により、通常速
度による再生中に正常なトラッキング動作が行なわれな
くなった場合には前記したようなノイズが出力されてし
まうという問題があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、検索時や特殊速度再生時に限らず、通
常速度再生時にトラッキング外れが起きた場合にも、前
記したような異常な再生音を出力しないようなビデオデ
ィスクプレーヤを提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明では、検索、特殊速度再生時あるいはトラッキン
グ外れが起きた場合にレーザ光束が情報記録トラツタを
横切るの、に伴い、トラツキ。

ング誤差信号検出出力が大振幅となることを利泪して、
トラッキング誤差信号を電圧比較器にて基準電圧と比較
することにより上記各場合を検出する。そして該検出出
力で再トリが可能な単安定マルチバイブレータをトリが
し、該検出より少なくともディスク２回転の期間よりも
長いパルス出力を得て、該パルスにより音声再生出力を
停止させることによって、前記の目的を達成するもので
ある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図により説明する。半導体
レーザ１より放出されたレーザ光はコリメートレンズ２
で平行光となり、ハーフミラ−３、ミラー４を介し、対
物レンズ５で集束され、モータ８により高速回転される
ディスク７上の情報記録トラックに照射される。ディス
ク７の面上で反射されたレーザ光はハーフミラ−３で反
射した後２分割された光検出器９に導かれ、反射光の強
度変化が電気信号に変換される。光検出器９の出力は加
算器１０で加算され、バイパスフィルタ（ＨＰＦ）１１
およびバンドパスフィルタ（ＢＰＦ）１ｓに入力する。

バイパスフィルタ１１では映像信号により変調されたＦ
Ｍ（１号が抽出され、ＦＭ復調回路１２で復調された映
像信号はローパスフィルタ（Ｌ　Ｐ　Ｆ）１３を経て端
子１４から出力される。バンドパスフィルタ１５におい
ては音声信号により変調されたＦＭ信号が選択される。

ＦＭ復調器１６で復調された音声信号は、ローパスフィ
ルタ１７、スイッチ１８、増幅器１９を経て端子２０よ
り出力される。

光検出器９の出力は差動増幅器２１にも導かれ、周知の
技術であるプツシニブル法によりトラッキング制御が行
なわれる。即ち、レーザ光束が情報記録トラックの中心
からずれている場合に反射光が２分割された光検出器９
の一方に片寄って入射することから、差動増幅器２１の
出力には光束の情報記録トラック中央からの変位に応じ
たトラッキング誤差信号が得られる。トラッキング制御
回路２５は、差動増幅器２１から入力されるトラッキン
グ誤差信号をもとにレーザ光束が情報記録トラックの中
央にくるように対物レンズ５を駆動コイル６により制御
する。

特殊速度再生時や検索時においては光束を強制的に隣の
トラックへ移動させるように、トラッキング制御回路２
５から駆動コイル６にパルス電流を供給する。このとき
差動増幅器２１の出力には、通常再生時のトラッキング
誤差信号に比べ大振幅のジャンプ波形が出現する。また
振動などによってトラッキング制御が外れた場合にも同
様の大振幅波形が出現する。

ローパスフィルタ２２はトラッキング誤差信号から、デ
ィスク７表面のキズやほこり、あるいは光検出器９など
により発生する高周波ノイズを除去し、電圧比較器２３
の誤動作を防止する働きをもつ。ローパスフィルタ２２
から電圧比較器２３に入力される比較電圧は例えば第２
図ａのような波形をしており、Ｒ１＋　、　Ｒ１２で分
圧される基準電圧ｖＲと比較され、トラックジャンプに
伴なう応答波形が検出され、第２図すに示すようなパル
スが電圧比較器から出力する。

基準電圧ｖＲは第２図＆に示した如く、トラックジャン
プ時応答波形の振幅の千〜＋程度とすれば良い。ジャン
プの方向が逆の場合には応答波形が逆位相となり、電圧
比較器２３での検出が応答波形の÷サイクル遅れるが、
この連れは高々数百μ秒程であり、音声出力の影響を及
ぼすものではない。また必要ならば電圧比較器を２組用
いて、ジャンプ時応答波形の上下両方向を検出すること
は容易に行なえる。

電圧比較器２３から出力されたパルスは、再トリが可能
な単安定マルチバイブレータ（ＭＭｖ）２４にトリが入
力として加えられ、第２図Ｃに示すようにＣ４，Ｒ，、
により定まるパルス輻ＴのパルスがＭＭＶ２４より出力
される。ＭＭ。

Ｖ２４の出力は、スイッチ１８のコントルール入力とな
り、パルスがハイ０の期間はスイッチ１８を開き、音声
の出力を停止する。

ＭＭＶ２４の時定数Ｔは、ディスク７の２回転周期より
も長くすると次に述べるように好都合である。即ち、静
止画再生時には１回転につき１回ジャンプが行なわれる
のでＭ　Ｍ　Ｖ　２４の出力は再トリガによりハイ状態
を保持し続ける。

スロー再生の時には静止時からＷｔ＠転に１＠ジヤンプ
を休止させて行なうが、休止期間にはジャンプの間隔が
ディスク２回転分となる。上述のように時定数Ｔを選べ
ばスロー再生の場合にもＭＭＶ２４はハイ状態の出力を
保持する。また倍速や逆方向再生、検索時には１回転に
１回以上のジャンプが行なわれるから％ＭＭＶ２４はハ
イ状態を保持する。また通常の再生時にトラッキング外
れが起きた場合には直ちにＭ　Ｍ　Ｖ　２４の出力はロ
ーからハイになり、トラッキング制御が正常に戻った後
、再びローに戻る。

以上述べたようにして第１図の実施例によれば特殊速度
再生時や高速検索時、さらにはトラッキング外れ時など
に異常な再生音声を出力するのを防止できる。

なお、上記の実施例ではトラッキング誤差検出方法とし
てプッシュプル法を用いて説明を行なったが、本発明は
３スポツト法など他のトラッキング誤差検出方法を用い
たものについても本質的に適用可能である。

また、ディスクへの信号の記録形式としては他に所謂Ｃ
ＬＶ（１！速度一定）方式がある。この場合には、特殊
速度再生は制限されるが、ディスク１枚あたりの記録容
量を向上できる。ＣＬＶ方式においても本発明は適用で
き、トラッキング外れ時や、スキャン再生、インデック
スナンバーによる検索時に音声出力を停止させることが
できる。

また、本発明は再生専用の装置だけでなく、記録再生両
用装置の再生回路部分においても適用できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、映像と音声が記録されたディスクを再
生するビデオディスクプレーヤにおいて、画像の特殊速
度再生時や高速検索時だけでなく、通常速度による再生
時にトラッキング外れが起きた場合についても、音声出
力を停止し、異常な再生音が出力されないようにするこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例によるビデオディスクプレーヤ
の構成を示した回路図、第２図は第１図要部の信号波形
図である。 ７・・・ディスク、 １２・１６・・・ＦＭ復調回路、 ２１・・・差動増幅器（トラッキング誤差検出回路）、
２３・・・電圧比較器、 ２４・・・単安定マルチバイブレータ、代理人弁理士　
高　　橋　　明　　夫 箋１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、スパイラル状に情報記録トラックの設けられた円板
   状記録媒体と、該記録媒体に情報の記録再生を行なうた
   めのレーザ光集束位置と、情報トラックとの相対位置を
   検出するトラッキング誤差信号検出手段と、トラッキン
   グ誤差信号を用いて前記レーザ光の集束位置を所定の前
   記情報記録トラック上に保つトラッキング制御装置と、
   前記情報記録トラックに記録されている映像信号と音声
   信号とをそれぞれ独立に再生する映像信号再生回路及び
   音声信号再生回路とを備えたディスクプレーヤにおいて
   、前記トラッキング誤差信号の瞬時振幅が予め定められ
   た一定値よりも大きいことを検出する電圧比較器と該電
   圧比較器の出力信号をトリが入力とする再トリが可能な
   単安定マルチバイブレータと、該単安定マルチバイブレ
   ータよりパルス出力の有るときには音声再生回路の出力
   を停止するスイッチを設けたことを特徴とするディスク
   プレーヤ。