JP2667161B2 - ループゲイン制御装置 - Google Patents

ループゲイン制御装置

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loop gain
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、閉ループ制御を行なう回路に用いられるル
ープゲイン制御装置に関するものである。 従来の技術 近年、民生・業務用をとわず記憶再生装置に閉ループ
制御を行なって安定化を図る機器が多くなってきた。特
に映像情報再生装置においては、閉ループ制御技術は重
要な要素となる。 ここでは、無溝記録円盤再生装置(VHDビデオディス
ク)のトラッキング制御の一従来例を示し、以下図面を
参照しながら説明を行なう。 第4図は従来のループゲイン制御形トラッキング制御
装置を示すものである。第4図において、1は無溝記録
円盤(以下ディスクと呼ぶ)、2は情報信号トラックに
追従するためのピックアップ、3はディスク1より取出
された情報信号を増幅する高周波アンプ、4は増幅され
た情報信号の中からトラッキング信号のみを抜取る帯域
フィルタ、5は可変増幅器(以下VCAと呼ぶ)、6,7はFP
1、FP2の両トラッキング信号を抜取るための抜取回路、
8,9は両トラッキング信号を検波する検波器、10は検波
された両トラッキング信号を差動するための差動アン
プ、11は加算器、12は両トラッキング信号の差信号(又
は誤差信号)を位相補正するための位相補償回路、13は
位相補正された誤差信号を電流増幅する駆動アンプ、14
はピックアップ2を駆動するための駆動コイル、15は外
乱信号を誤差信号より抜取るための帯域フィルタ、16は
抜取られた外乱信号を検波する検波器、17は検波された
外乱信号と基準電圧とを比較する電圧比較器、18はルー
プ内に外乱信号として入力するための信号発生器、19は
基準電圧である。 以上のように構成されたループゲイン制御形トラッキ
ング制御装置について、以下の動作を説明する。 まず、ディスク1に記録されている映像情報信号及び
その両側に記憶されている周波数の異なるトラッキング
信号FP1、FP2をピックアップ2の先端に取付けてある再
生針によって取出し、高周波アンプ3で増幅する。増幅
された映像情報信号及びトラッキング信号は、帯域フィ
ルタ4によってトラッキング信号のみ通過することにな
る。トラッキング信号はVCA5を介してFP1抜取回路6及
びFP2抜取回路7によってそれぞれFP1,FP2の両トラッキ
ング信号に分離される。分離された両トラッキング信号
は検波器8,9によって検波され差動アンプ10に入力す
る。差動アンプ10では両トラッキング信号のレベル差に
応じた信号を出力する。そしてこの差信号は加算器11を
通り位相補償回路12によって位相補正され、駆動アンプ
13に入力される。駆動アンプ13は差信号を駆動コイル14
を駆動可能なまで電流増幅し、ピックアップ2を差信号
に応じてディスク1の系方向に駆動する。すなわち、両
トラッキング信号がレベルが等しくなるようにトラッキ
ング制御される。 次に、外乱信号発生器18から一定の周波数とレベルを
持った信号が出力され、加算器11によって前記したトラ
ッキング制御ループ系に挿入される。加算器11より挿入
された外乱信号は、トラッキング制御系を一巡して差動
アンプ10の出力にループ内のゲイン変動を伴って現われ
る。これは第3図に示すように、一般的に外乱信号
(D)なるものは、ループ内のゲインG1・G2に依存する
ことになり、すなわち の関係となる。 そして、この外乱信号を差動アンプ10の出力より帯域
フィルタ15によって抜取り、検波器16で検波した後電圧
比較器17で基準電圧19と比較し、その差電圧に応じてVC
A5のゲインを可変することによって外乱信号レベルが一
定となるように制御される。すなわち前記したように外
乱信号を一定にすることによって、トラッキング制御系
内のループゲインを一定にすることができる。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような問題では、外乱信号に使
用する周波数の安定性及びレベルの安定が重要になり、
特に外乱信号抜取り用帯域フィルタ15の特性及び安定性
が良好でなければループゲインの変動要素となり、ルー
プゲインが不安定になる。また、ループ内に外乱信号を
入れるため、ループ特性が外乱信号によって犯されるこ
とになる等の問題点を有していた。 本発明は上記問題点に鑑み、簡単な構成で且つ帯域フ
ィルタの安定性も考慮することなく、また外乱信号を入
れないでループ特性を検出することによって、自らのル
ープ特性を犯すことなくループゲインを一定にすること
が可能なループゲイン制御装置を提供するものである。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のループゲイン制
御装置は、制御ループ内にループゲインを制御する制御
手段と、ループ特性を検出する検出手段とを備え、ルー
プ特性の検出にループの位相交点周波数付近の中心周波
数を持つ帯域フィルタで抜取られた検出信号を、制御手
段に入力するという構成を備えたものである。 作用 本発明は上記した構成によって、ループゲインを安定
化せしめたいループ系を、外乱信号を入れることなくル
ープゲインを一定にすることが可能となる。 実 施 例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。 第1図は本発明の一実施例におけるトラッキング制御
装置のブロック図を示すものである。第1図において、
20は帯域フィルタ4の次第に挿入されたトラッキング信
号FP1,FP2を増幅するためのアンプ、21は差動アンプ10
の次第に挿入された可変増幅器(VCA)、22はループ特
性検出用帯域フィルタ、23は抜取られたループ検出信号
を検波する検波器、24は基準電圧、25は検波された電圧
と基準電圧とを比較する電圧比較器である。なお、1は
ディスク、2はピックアップ、3は高周波アンプ、4は
帯域フィルタ、6はFP1抜取回路、7はFP2抜取回路、8,
9は検波器、10は差動アンプ、12は位相補償回路、13は
駆動アンプ、14は駆動コイルで、以上は第4図の構成と
同じものである。 以上のように構成されたトラッキング制御装置の中に
おけるループゲイン制御装置について、以下図面を用い
てその動作について説明する。 トラッキング制御については従来例と同様で、差動ア
ンプ10より出力される差信号は、VCA21を介して位相補
償回路12に入力される。そして、位相補正された差信号
は、駆動アンプ13で増幅しピックアップ2を両トラッキ
ング信号レベルが等しくなるよう径方向に駆動制御す
る。 次に差動アンプ10の出力は、第2図に示す様な直結フ
ィードバック系の誤差出力信号26に当り、一般的に目標
値27に対して、 のゲインを持つことになる。これは、ループの閉ループ
特性を示すものである。また、閉ループ特性の制動比ζ
とゲイン交点の位相余裕との関係は、一般的に、例
えば書籍「自動制御(朝倉書店 昭和49年発行)」に記
載されているように、ループゲインが1(=0dB)にな
る周波数をゲイン交点を呼び、そのゲイン交点周波数の
位相余裕ψが制動比ζとして下記の様に表され となる。 したがって、制動比ζはループゲインのゲインの大小
との関係があり閉ループ特性の共振値レベルとして現わ
れ、このレベルを検出することによって、ループゲイン
の変化を検出することが可能である、そして、帯域フィ
ルタ22でこの共振値のレベルを抜取り、検波器23で検波
したのち電圧比較器25において基準電圧24と比較する。
電圧比較器25の出力はVCA21に入力され共振値レベルが
一定になるようにVCA21のゲインを制御する。その結
果、制動比が一定となりループゲインを一定にすること
が可能である。 以上のように本実施例によれば、ループ特性の共振値
レベルを検出し、その信号をVCA21に入力することによ
ってループゲインを一定にすることができ、且つ各ブロ
ックのゲインバラツキに対しても十分満足する特性が得
られた。 なお本実施例ではループゲイン制御装置をトラッキン
グ制御装置で行なったが、ループゲイン制御装置は閉ル
ープ制御を行なうすべての装置に実施することが可能で
ある。 発明の効果 以上のように本発明によれば、ループ特性の共振値レ
ベルを検出し、その信号をループ内に設けてあるVCAに
入力することによって、ループゲインを一定にすること
ができ、且つ外乱信号を入れないため自らのループ特性
を犯すことなく安定にすることができる。また、ループ
内の各ブロックのゲインバラツキに対してもループゲイ
ンを一定にすることが可能であり、その実用効果は大な
るものがある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例におけるループゲイン制御装
置を用いたトラッキング制御装置のブロック図、第2図
はそのトラッキング制御回路のブロック線図、第3図は
その直結フィードバック系のブロック線図、第4図は従
来例のトラッキング制御装置のブロック図である。 21……可変増幅器、22……帯域フィルタ、23……検波
器、24……基準電圧、25……電圧比較器。
フロントページの続き (72)発明者 小川 伸幸 門真市大字門真1006番地 松下電器産業 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−107774(JP,A) 特開 昭60−191303(JP,A) 特開 昭59−229773(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.制御ループ内に、ループゲインを制御する制御手段
    と、ループ特性を検出する検出手段とを有し、前記検出
    手段は該ループの閉ループ特性の共振値周波数と略同一
    の中心周波数を持つ帯域フィルターで該制御ループの誤
    差信号の共振値周波数成分を該制御手段の前より抜き取
    り、その抜き取られた検出信号が一定の値になるよう
    に、前記制御手段を制御するようにしたことを特徴とす
    るループゲイン制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59229773A (ja) * 1983-06-10 1984-12-24 Pioneer Electronic Corp 記録情報読取装置
JPS60107774A (ja) * 1983-11-15 1985-06-13 Sharp Corp トラッキングサ−ボ制御装置
JPS60191303A (ja) * 1984-03-13 1985-09-28 Olympus Optical Co Ltd サ−ボ回路

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