JP2748363B2 - ループゲイン制御装置 - Google Patents

ループゲイン制御装置

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JP2748363B2 JP62119456A JP11945687A JP2748363B2 JP 2748363 B2 JP2748363 B2 JP 2748363B2 JP 62119456 A JP62119456 A JP 62119456A JP 11945687 A JP11945687 A JP 11945687A JP 2748363 B2 JP2748363 B2 JP 2748363B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、閉ループによりゲイン制御を行なうループ
ゲイン制御装置に関するものである。 従来の技術 近年、民生・業務用をとわず記録再生装置に閉ループ
制御を行なっている機器が多くなっており、特に映像情
報再生装置においては、閉ループ制御技術は重要な要素
となる。ここでは、光方式再生装置のトラッキング制御
の一従来例を示し、以下図面を参照しながら説明を行な
う。 第3図は従来例のループゲイン制御形トラッキング制
御装置を示すものである。第3図において、1,2はトラ
ッキング信号検出素子、3,4はトラッキング信号検出素
子1,2で受光した光電流を電圧に変換するための抵抗、
5,6は抵抗3,4で電圧に変換されたトラッキング信号を増
幅するアンプ、7はアンプ5,6で増幅されたトラッキン
グ信号の差の信号を発生させるための差動アンプ、8は
制御電圧によって増幅度を可変することのできる可変ア
ンプ、9はトラッキング制御ループを位相補正するため
の位相補償回路、10は位相補償回路9で位相補正された
トラッキング信号を電流増幅するための駆動アンプ、11
は駆動アンプ10で増幅されたトラッキング信号によって
トラック方向に駆動されるピックアップ部である。ま
た、12は差動アンプ7の出力からループ特性を検出する
ための帯域フィルタ、13は帯域フィルタ12からの検出信
号を増幅及び検波するアンプと検波器、14はアンプ及び
検波器13からの検波電圧と基準電圧とを比較する電圧比
較器、15は基準電圧である。 以上のように構成されたループゲイン制御形トラッキ
ング制御装置について、以下その動作を説明する。 まず、円盤状記録媒体(以下ディスクと呼ぶ)にピッ
ト状として記録されている情報信号を、ピックアップ部
11からの読み取りビームによって、情報信号とトラッキ
ング信号を取り出す。トラッキング信号は、トラッキン
グ検出素子1,2に照射される光量差が抵抗3,4によって電
圧に変換されたものである。ここでは、情報トラックの
中心に読み取りビームが位置した場合、トラッキング検
出素子1及び2には同量の光が照射され同レベルの電圧
が発生する。また、情報トラックから読み取りビームが
はずれた場合にはトラッキング検出素子1及び2の出力
にはそれぞれ逆相の電圧が発生するようになる。そのト
ラッキング信号はアンプ5,6によって増幅されて差動ア
ンプ7に入力される。差動アンプ7は両トラッキング信
号のレベル差に応じた信号が作り出され、可変アンプ8
によって増幅された後、位相補償回路9に入力される。
位相補償回路9は制御ループにおいて適切な補償がなさ
れるように位相補正される。そして、位相補償回路9に
よって位相補正されたトラッキング信号は、駆動アンプ
10でピックアップ11を駆動可能なまで電流増幅され、ピ
ックアップ11をディスクの径方向に駆動する。すなわ
ち、差動アンプ7から出力される差信号に応じて動作
し、それぞれのトラッキング信号が等しくなるように制
御されることになる。 次に、差動アンプ7からの出力は制御が上記のように
動作した場合、トラック追従誤差が現われることにな
る。したがって、差動アンプ7の出力で制御ループの特
性を検出することが可能である。ここでは帯域フィルタ
12によって制御ループの共振峰の成分を取り出し、アン
プ及び検波器13で増幅すると共に検波を行なって電圧に
変換する。たとえば、制御ループにおいて位相交点が固
定されれば、その位相交点におけるゲイン差によってア
ンプ及び検波器13から出力される電圧が変化し、ゲイン
が大の場合は電圧が高くなりゲインが小の場合は電圧が
低くなる。このような特性を持った電圧は、電圧比較器
14によって基準電圧15と電圧比較され、基準電圧15との
差の電圧が電圧比較器14の出力に現われる。この電圧は
可変アンプ8のゲイン制御入力に入力され、電圧が零に
なるよう可変アンプ8のゲインを制御する。その結果、
基準電圧15の電圧とアンプ及び検波器13の出力電圧が等
しくなるよう動作するため、制御ループの特性が基準電
圧15の電圧中心に一定になる。すなわち、共振峰の値が
一定となるようにループゲインの制御がなされる。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような従来の構成では、ループ
特性の検出点(差動アンプ7の出力)以前のゲインが変
化した場合に以下の様な誤差を生じる。 トラッキング制御ループを一般的に第2図の様に表わ
すことが可能で、A点が検出点となる。また、検出点A
での伝達特性式は となり、ループ特性を前記したごとく検出することが可
能である。しかし、ここで検出点A以前のゲインがG1
あるが、このゲインG1がΔG1だけ変化したとすると、検
出点Aの特性に だけ誤差が生じることになる。この誤差によってループ
特性が若干変化するという問題点を有していた。 本発明は上記問題点に鑑み、ループ特性の検出点以前
のゲインが変化しても誤差が生じないループゲイン制御
装置を提供するものである。 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明のループゲイン
制御装置は、ループ特性の検出にループの位相交点周波
数付近の中心周波数を持つ帯域フィルタで取り出された
検出信号以外に、他の中心周波数を持つフィルタで取り
出されたループ検出信号を用い、それぞれの差の信号に
よってループゲインを制御するという構成を備えたもの
である。 作用 本発明は、上記した構成によって、検出点以前のゲイ
ンが変化しても誤差を生じることなくループゲインを一
定にすることが可能となる。 実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。 第1図は本発明の一実施例におけるトラッキング制御
装置のブロック図を示すものである。第1図において、
16は差動アンプ7の出力よりループ特性を検出する低減
フィルタ、17は低減フィルタで抜取られた信号を増幅し
検波するアンプ及び検波器、18は帯域フィルタで取り出
された検出信号と、帯域フィルタで取り出された検出信
号を差動するための差動アンプである。なお、1,2はト
ラッキング信号検出素子、3,4は抵抗、5,6はアンプ、7
は差動アンプ、8は可変アンプ、9は位相補償回路、10
は駆動アンプ、11はピックアップ部で、以上は第3図の
構成と同じものである。 以上の様に構成されたトラッキング制御装置の中にお
けるループゲイン制御装置について、以下図面を用いて
その動作について説明する。 トラッキング制御については従来例と同様で差動アン
プ7より出力される差信号は、可変アンプ8を介して位
相補償回路9に入力される。そして位相補正された差信
号は駆動アンプ10で電流増幅し、ピックアップ11を両ト
ラッキング信号レベルが等しくなるよう径方向に駆動制
御する。 次に、差動アンプ7の出力よりループ特性を検出する
が、帯域フィルタ12及び、アンプ及び検波器13では従来
例と同様に制御ループの共振峰の成分を取り出す。また
一方、第2の帯域フィルタ16ではループの共振値周波数
以外の周波数の成分を取り出し、アンプ及び検波器17に
よって電圧に変換する。そして、前記した共振峰の成分
の検出信号とそれ以外の周波数の成分の検出信号が差動
アンプ18に加えられてそれらの差がとられ、電圧比較器
14に入力される。電圧比較器14では従来例と同じように
基準電圧15と電圧比較され、可変アンプの制御電圧とな
り制御ループのゲインを可変する。 以上の様に、本実施例によれば、共振値付近の周波数
の検出信号と、それ以外の周波数の検出信号を差動検出
することによって、本来の共振峰の成分の値を検出する
ことができ、検出点以前のゲインがたとえ変化したとし
ても、ループゲインを一定に誤差なく補償することが可
能となった。 なお本実施例ではループゲイン制御装置をトラッキン
グ制御装置で行なったが、ループゲイン制御装置は閉ル
ープ制御を行なう全ての装置に実施することが可能であ
る。 発明の効果 以上の様に、本発明によれば、ループ特性の共振峰の
成分の値を検出した検出信号と、それ以外の周波数の成
分の値を検出した検出信号とを差動検出するようにした
ことによって、誤差なくループゲインを一定に制御する
ことができ、従来不可能であった検出点以前のゲインの
変化に対する補償誤差を完全に改善することが可能であ
り、その実用効果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例におけるループゲイン制御装
置を用いたトラッキング制御装置のブロック図、第2図
はその直結フィードバック系のブロック図、第3図は従
来例のトラッキング制御装置のブロック図である。 12……帯域フィルタ、13……アンプ+検波器、14……電
圧比較器、15……基準電圧、16……第2帯域フィルタ、
17……アンプ+検波器、18……差動アンプ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−101903(JP,A) 特開 昭59−217237(JP,A) 特開 昭61−250846(JP,A) 特開 昭60−195745(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.第1と第2のトラッキング信号検出手段と、 前記検出された第1のトラッキング信号と第2のトラッ
    キング信号とのレベル差に応じた差信号を出力するレベ
    ル差信号出力手段と、 前記レベル差信号出力手段から出力されるレベル差信号
    を可変に増幅する可変増幅手段と、 前記可変増幅手段により増幅されたトラッキング信号の
    レベル差信号の位相を補正する位相補償手段と、 前記位相補償手段からの出力信号に応じて制御信号を出
    力するようにしたトラッキング制御ループにおいて、 前記レベル差信号出力手段から出力されるレベル差信号
    から前記制御ループの共振値周波数成分である第1周波
    数における振幅を検出する第1の検出手段と、 前記レベル差信号出力手段から出力されるレベル差信号
    から前記制御ループの共振値周波数成分以外の第2の周
    波数における振幅を検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段から出力される第1の検出信号と前
    記第2の検出手段から出力される第2の検出信号との差
    の信号を出力する差信号出力手段と、 前記差信号出力電圧と基準電圧とを比較して基準電圧と
    の差の電圧を出力する電圧比較手段とを備え、 前記電圧比較手段から出力される電圧で前記トラッキン
    グ制御装置の可変増幅手段のゲインを制御することによ
    り、前記制御ループ内の前記第1と第2の検出点以前に
    発生するゲインの変動に対する補償誤差をなくして、前
    記制御ループ内のループゲインを一定に保持するように
    ループゲインを制御する制御手段を前記制御ループ内に
    配設したことを特徴とするループゲイン制御装置。 2.円盤状記録媒体に記録されたトラッキング信号をピ
    ックアップ部から照射される読み取りビームにより取り
    出すための第1と第2のトラッキング検出素子と、 前記第1のトラッキング検出素子により検出された第1
    のトラッキング信号と、前記第2のトラッキング検出素
    子により検出された第2のトラッキング信号とのレベル
    差に応じた差信号を出力するレベル差信号出力手段と、 前記レベル差信号を増幅する可変増幅器と、 前記可変増幅器により増幅されたトラッキング信号のレ
    ベル差信号の位相を補正する位相補償回路と、 前記位相補償回路で位相補償されたトラッキング信号の
    レベル差信号により前記ピックアップ部を前記円盤状記
    録媒体の径方向に駆動制御する駆動手段とからなる円盤
    状記録媒体のトラッキング制御ループにおいて、 前記レベル差信号出力手段の出力信号から前記制御ルー
    プの共振値周波数成分である第1周波数における振幅を
    検出するとともに前記制御ループの共振値周波数成分以
    外の第2の周波数における振幅を検出し、前記第1周波
    数における振幅と第2周波数における振幅との差信号出
    力電圧と基準電圧とを比較して基準電圧との差の電圧に
    より、前記可変増幅器のゲインを制御して前記制御ルー
    プ内の前記第1と第2の周波数における振幅を検出する
    検出点以前に発生するゲインの変動に対する補償誤差を
    なくして、前記制御ループ内のループゲインを一定に保
    持するようにしたことを特徴とする前記請求項1記載の
    ループゲイン制御装置。
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JPS59217236A (ja) * 1983-05-23 1984-12-07 Mitsubishi Electric Corp 焦点制御装置
JPH0664751B2 (ja) * 1985-04-30 1994-08-22 松下電器産業株式会社 トラッキング制御装置

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