JP2688963B2 - 光磁気信号検出増幅装置 - Google Patents

光磁気信号検出増幅装置

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JP2688963B2 JP63334915A JP33491588A JP2688963B2 JP 2688963 B2 JP2688963 B2 JP 2688963B2 JP 63334915 A JP63334915 A JP 63334915A JP 33491588 A JP33491588 A JP 33491588A JP 2688963 B2 JP2688963 B2 JP 2688963B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、光磁気ディスクの再生装置に設けられ、
p偏光成分を表わす電流とs偏光成分を表わす電流とか
ら光磁気信号を得る光磁気信号検出増幅装置に関する。
[従来の技術] 光磁気ディスクの再生装置には光磁気信号検出増幅装
置が含まれており、この装置は再生信号のノイズを低滅
するために、光磁気ディスクからの反射光のうちp偏光
成分とs偏光成分とを検出し、各偏光成分を表わす電流
をそれぞれ独立に増幅しかつ電圧に変換した後、これら
の差をとって光磁気信号を得ている。この光磁気信号検
出増幅装置の従来例が第3図に示されている。
この図において、光磁気信号検出増幅装置には第1の
増幅回路21および第2の増幅回路22が備わっており、こ
れらの増幅回路21および22はそれぞれインピーダンス素
子Z11およびZ21を含む帰還回路を備えている。検出され
たp偏光成分を表わす電流I1は増幅器21に、s偏光成分
を表わす電流I2は増幅器22にそれぞれ与えられる。これ
により増幅器21から電圧V21=−I1Z11が、増幅器22から
電圧V22=−I2Z21が出力される。
ここで、電圧V21はインピーダンス素子Z12を介して次
段の差動増幅器23の反転入力端子に、電圧V22はインピ
ーダンス素子Z22を介して非反転入力端子にそれぞれ与
えられる。差動増幅器23は、非反転入力端子がインピー
ダンス素子Z23を介して接地されており、光磁気信号を
出力する出力端子はインピーダンス素子Z13を含む帰還
回路を介して反転入力端子に接続されている。
[発明が解決しようとする課題] このように、従来の光磁気信号検出増幅装置は、p偏
光成分を表わす電流とs偏光成分を表わす電流をそれぞ
れ独立に電圧に変換し、これらの電圧の差を合成するこ
とにより光磁気信号を得ていた。しかしながら、初段の
増幅回路(上記増幅器21および22)では高いC/Nを得る
ことができないため、周波数が高くなるにつれてノイズ
成分のキャンセルが難しく、また初段の増幅回路におい
て高いC/Nが望めないため、次段の差動増幅器が不可欠
であった。
また、特開昭60−223041号「光磁気再生装置」には、
p偏光成分とs偏光成分を検出する検出器にそれぞれ増
幅回路を接続し、各増幅回路の出力電圧の差を出力する
差動回路とを備え、増幅回路の少なくとも一つが利得可
変であるようにした光磁気信号検出増幅装置が開示され
ている。このものは、差動方式を用いた再生信号の雑音
除去を図るため、差動増幅器に入力する一対の信号の信
号レベルを自動的にバランス調整するとともに両信号の
位相差をなくすような構成としてある。このため、光磁
気記録媒体の再生に使用するレーザ光を1又は2種のパ
イロット周波数信号で振幅変調し、差動増幅器の入力又
は出力の再生信号に含まれるパイロット周波数信号をフ
ィルタで抽出し、差動増幅器の入力信号に含まれるパイ
ロット周波数信号の振幅差を最小化するよう可変利得ア
ンプを利得制御する必要があり、振幅変調手段とパイロ
ット周波数信号抽出手段と利得可変手段とが不可欠であ
るため、装置構成の複雑化が避けられず、しかもこうし
た利得制御による信号レベルの自動バランス調整に加
え、差動増幅器の入力信号に含まれるパイロット周波数
信号の位相差を最小とするよう遅延回路の遅延時間を制
御する構成を採用しているため、装置構成の複雑化は覚
悟の上で遅延回路や遅延時間制御等を設ける必要がある
等の課題を抱えるものであった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記従来の課題を解決したものであり、光
磁気ディスクからの反射光に含まれるp偏光成分とs偏
光成分が、位相が互いに逆相の信号成分を含む一対の電
流として供給され、該各電流を電圧変換して得られる一
対の電圧の差として光磁気信号を得る光磁気信号検出増
幅装置において、非反転入力端子が接地され、第1のイ
ンピーダンス素子と第2のインピーダンス素子とが直列
接続された第1の帰還回路を介して出力端子に接続され
た反転入力端子に前記p偏光成分に対応する電流が供給
され、該電流に前記第1の帰還回路のインピーダンスを
乗じた電圧を出力する第1の増幅回路と、非反転入力端
子が接地され、第3のインピーダンス素子と第4のイン
ピーダンス素子とが直列接続された第2の帰還回路を介
して出力端子に接続された反転入力端子に前記s偏光成
分に対応する電流が供給され、該電流に前記第2の帰還
回路のインピーダンスを乗じた電圧を出力する第2の増
幅回路と、前記第1の帰還回路の第1のインピーダンス
素子と第2のインピーダンス素子との接続点と前記第2
の帰還回路の第3のインピーダンス素子と第4のインピ
ーダンス素子との接続点とを相互に接続し、前記一対の
電圧に含まれる前記逆相の信号成分の利得を増大させ、
前記一対の電圧に含まれる同相の非信号成分の利得を抑
圧する第5のインピーダンス素子と、前記第1の増幅回
路と前記第2の増幅回路の出力電圧の差を出力する差動
回路とを具備することを特徴とするものである。
また、本発明は、光磁気ディスクからの反射光に含ま
れるp偏光成分とs偏光成分が、位相が互いに逆相の信
号成分を含む一対の電流として供給され、該各電流を電
圧変換して得られる一対の電圧の差として光磁気信号を
得る光磁気信号検出増幅装置において、非反転入力端子
が接地され、第1のインピーダンス素子と第2のインピ
ーダンス素子とが直列接続された第1の帰還回路を介し
て出力端子に接続された反転入力端子に前記p偏光成分
に対応する電流が供給され、該電流に前記第1の帰還回
路のインピーダンスを乗じた電圧を出力する第1の増幅
回路と、非反転入力端子が接地され、第3のインピーダ
ンス素子と第4のインピーダンス素子とが直列接続され
た第2の帰還回路を介して出力端子に接続された反転入
力端子に前記s偏光成分に対応する電流が供給され、該
電流に前記第2の帰還回路のインピーダンスを乗じた電
圧を出力する第2の増幅回路と、前記第1の帰還回路の
第1のインピーダンス素子と第2のインピーダンス素子
との接続点と前記第2の帰還回路の第3のインピーダン
ス素子と第4のインピーダンス素子との接続点とを相互
に接続する第5のインピーダンス素子とを具備し、前記
第1ないし第4のインピーダンス素子の少なくとも一つ
は可変インピーダンス素子からなり、前記第1の増幅回
路又は第2の増幅回路の出力電圧に含まれる雑音成分が
零となるようインピーダンス調整されることを特徴とす
るものである。
[作用] 第1の発明の光磁気信号検出増幅装置によれば、第1
の増幅回路の帰還回路と第2の増幅回路の帰還回路が接
続され、p偏光成分を表わす電流を第1の増幅回路で、
s偏光成分を表わす電流を第2の増幅回路でそれぞれ対
応する電圧に変換して出力するときに、それぞれの電流
の同相成分の利得が減衰され、逆相成分の利得が増加さ
れる。
第2の発明による光磁気信号検出増幅装置によれば、
p偏光成分を表わす電流を第1の増幅回路に入力し、s
偏光成分を表わす電流を第2の増幅回路に入力し、それ
ぞれ対応する電圧が出力されるが、この際に少なくとも
いずれかの増幅回路の帰還回路に含まれている可変イン
ピーダンス素子のインピーダンスを可変を調整すること
により雑音成分を低減させる。雑音成分の少ないいずれ
か一方の増幅回路の出力を装置出力として採用すること
ができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について第1,2図を参照して説
明する。第1図は、本発明の光磁気信号検出増幅装置の
第1実施例を示すブロック図である。
第1図に示す光磁気信号検出増幅装置は、光磁気ディ
スクからの反射光を第1、第2のフォト・ダイオード1,
2に入射し、第1のフォト・ダイオード1によってp偏
光成分を表わす電流I1が、第2のフォト・ダイオード2
によってs偏光成分を表わす電流I2が出力される。第1
図の回路に付記した電流I1,I2は、複素平面に存在する
ベクトルであることを示すため、文字の頭上にドットが
付してあり、同様に以下に説明する各種インピーダンス
Zについても、図面中では複素平面に存在するベクトル
であることを示すドットが頭上に付してある。ただし、
文中の説明においては、誤解や誤記を避けるため、電流
もインピーダンスもともにドットを省いて表記すること
にする。
第1のフォト・ダイオード1によって変換された電流
I1は第1の増幅回路11の反転入力端子に与えられ、また
第2のフォト・ダイオード2によって変換された電流I2
は第2の増幅回路12の反転入力端子に与えられる。
増幅回路11は、第1のインピーダンス素子Z1および第
2のインピーダンス素子Z2を含んだ帰還回路を有してお
り、非反転入力端子は接地されている。増幅回路12も第
3のインピーダンス素子Z3および第4のインピーダンス
素子Z4を含んだ帰還回路を有しており、非反転入力端子
が接地されている。
増幅回路11の帰還回路の第1及び第2のインピーダン
ス素子Z1,Z2の接続点と、増幅回路12の帰還回路の第3
及び第4インピーダンス素子Z3,Z4の接続点は、第5の
インピーダンス素子Z5を介して相互に接続してある。
増幅回路11の出力端子は、増幅回路の反転入力端子に
接続されているとともに、第6のインピーダンス素子Z6
を介して次段の差動増幅回路13の反転入力端子と接続さ
れている。増幅回路12の出力端子は、増幅回路12の反転
入力端子に接続されているとともに第8のインピーダン
ス素子Z8を介して次段の差動増幅回路13の非反転入力端
子に接続され、かつ第9のインピーダンス素子Z9を介し
て接地されている。
差動増幅回路13の出力端子は、第7のインピーダンス
素子Z7を介して反転入力端子と接続される一方、光磁気
信号を出力するための出力端子と接続されている。
次に第1図に示す回路において、各部に流れる電流お
よび各部に生じる電位差について述べる。ここで第1図
に示すように増幅回路11の出力端子に生じる電位をV1
増幅回路12の出力端子に生じる電位をV2、増幅回路11の
帰還回路においてインピーダンス素子Z1およびZ2の接続
点に生じる電位をV01、増幅回路12の帰還回路において
インピーダンス素子Z3およびZ4の接続点に生じる電位を
V02とする。また増幅回路11の帰還回路と増幅回路12の
帰還回路とを接続するラインに流れる電流I5とする。
まず、第1のフォト・ダイオード1から出力される電
流I1および第2のフォト・ダイオード2から出力される
電流I2は次の各式で表わすことができる。
I1=α1ia+β1ib+γ1ic ・・・(1) I2=α2ia+β2ib+γ2ic ・・・(2) iaは直流成分、ibは信号成分、icは雑音成分の電流量
であり、α12121はそれぞれ係数であ
る。上記第(1)式の右辺の第2項目と第(2)式の右
辺の第2項目において乗じられている符号が異なるの
は、p偏光成分の光とs偏光成分の光とは位相が互いに
逆相となっていることにもとづく。
また第1図の各部に流れる電流について次式が成立す
る。
I1=−V01/Z1 ・・・(3) I2=−V02/Z3 ・・・(4) I5=(V01−V02)/Z5 ・・・(5) I1−I5=(V01−V1)/Z2 ・・・(6) I2+I5=(V02−V2)/Z4 ・・・(7) ここで、上記第(3)式〜第(7)式を整理すると、
増幅回路11の出力端子の電位V1および増幅器12の出力端
子の電位を表わすことができる。
すなわち V1=−[Z1+Z2+(Z1・Z2/Z5)]I1+(Z2・Z3/Z5)I2 ・・・(8) V2=−[Z3+Z4+(Z3・Z4/Z5)]I2+(Z1・Z4/Z5)I1 ・・・(9) となる。ここで各帰還回路に設けられているインピーダ
ンス素子Z1〜Z4をZ1=Z2=Z3=Z4=Zとすると、第
(8)式および第(9)式は次式のように書換えること
ができる。
V1=−2ZI1+(I2−I1)Z2/Z5 ・・・(10) V2=−2ZI2+(I1−I2)Z2/Z5 ・・・(11) 第1のフォト・ダイオード1によって検出されたp偏
光成分の電流I1、第2のフォト・ダイオード2によって
検出されたs偏光成分の電流I2のうち信号成分のみを考
えると、すなわち(1),(2)に示した式のうち直流
成分iaと雑音成分icを無視すると、第(10)式および第
(11)式は次のようになる。
V1=[−2β1Z−(β+β)・Z2/Z5]ib ・・・(12) V2=[2β2Z+(β+β)・Z2/Z5]ib ・・・(13) ここでZ=10Z5=β=βとすると、第(12)
式および第(13)式は V1=−22βZib ・・・(14) V2=22βZib ・・・(15) となる。
また、電流I1および電流I2のうち雑音成分のみを考
え、(1),(2)に示した式のうち直流成分iaと信号
成分ibを無視は、雑音成分に係っている各係数について
γ=γ=γとすると、上記の第(10)式および第
(11)式は次のようになる。
V1=−2γZic ・・・(16) V2=2γZic ・・・(17) 上記第(14)式〜第(17)式から明らかなように、第
1図に示す増幅回路11および増幅回路12により、電流の
同相成分すなわち雑音成分の利得が抑圧され、逆相成分
すなわち信号成分の利得が増大し、高C/Nの初段増幅が
可能であることが分かる。
第2図は、本発明の光磁気信号検出増幅装置の第2実
施例を示すブロック図である。同図中、第1図と同一構
成部分には同一符号を付して説明を省略する。
第2図に示す回路は、第1図に示す回路と比較する
と、増幅回路12が有する帰還回路に設けられている第3
のインピーダンス素子Z3を可変インピーダンス素子で構
成してある。また、第1図に示した増幅回路11,12次段
の差動増幅器13は設けられておらず、これに伴ない第6
ないし第9のインピーダンス素子Z6〜Z9も除去されてい
る。
増幅回路11の出力端子に生じる電位は第(8)式で示
されているものと同じである。ここで第1のフォト・ダ
イオード1および第2のフォト・ダイオード2に流れる
電流I1,I2のうち雑音成分のみを考えると、第(8)式
は次式のように書換えることができる。
V1=−[Z1+Z2+(Z1Z2/Z5)]γ1ic+(Z2Z3/Z5)γ2ic ・・・(18) 雑音成分を0にするためには、上記第(18)式を0に
すればよい。第(18)式を0とする第3のインピーダン
ス素子Z3のインピーダンスは、第(18)式から次の値で
与えられる。
Z3=(γ1)・(Z1+Z5+Z1・Z5/Z2) ・・・(19) すなわち、可変インピーダンス素子である第3のイン
ピーダンス素子Z3を第(19)式を満足するように調整す
ることにより雑音成分を取り除くことができ、増幅回路
11および増幅回路12によって高C/Nの差動増幅を行なう
ことができる。
増幅回路11からの出力信号は出力端子O1に、増幅回路
12の出力信号は出力端子O2にそれぞれ与えられる。光磁
気信号はこれらの出力端子O1およびO2に与えられる出力
信号のうち雑音成分の少ないものが採用され、光磁気デ
ィスクに記録されているデータの再生が行なわれる。増
幅回路11からの出力信号および増幅回路12からの出力信
号は高C/Nであるため次段の差動増幅回路が不要とな
る。
[発明の効果] 第1の発明の光磁気信号検出増幅装置によれば、第1
の増幅回路の帰還回路を構成する第1のインピーダンス
素子と第2のインピーダンス素子との接続点と、第2の
増幅回路の帰還回路を構成する第3のインピーダンス素
子と第4のインピーダンス素子とを、第5のインピーダ
ンス素子により相互接続し、第1の増幅回路と第2の増
幅回路の各出力電圧に含まれる前記逆相の信号成分の利
得を増大させ、同相の非信号成分の利得を抑圧する構成
としたから、p偏光成分に対応する電流を第1の増幅回
路にて電圧変換し、s偏光成分に対応する電流を第2の
増幅回路にて電圧変換するさいに、それぞれの電流の同
相成分の利得が抑圧され、かつ逆相成分の利得が増大
し、これにより第1の増幅回路および第2の増幅回路か
ら出力される信号は雑音成分が抑圧されて信号成分だけ
が増大することになり、電流−電圧変換に伴い高C/Nの
信号増幅が可能であり、得られる光磁気信号も高C/Nの
ものとすることができる等の優れた効果を奏する。
また、第2の発明による光磁気信号検出増幅装置によ
れば、p偏光成分に対応する電流を電圧変換する第1の
増幅回路と、s偏光成分に対応する電流を電圧変換する
第2の増幅回路のいずれか少なくとも一方の帰還回路に
含まれるインピーダンス素子を可変インピーダンス素子
で構成し、第1の増幅回路又は第2の増幅回路の出力電
圧に含まれる雑音成分が零となるようインピーダンス調
整するようにしたから、雑音成分の少ない方の増幅回路
の出力を装置出力として採用することができ、次段の差
動増幅回路を省略することが可能である等の優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の光磁気信号検出増幅装置の第1実施
例を示すブロック図、第2図は、本発明の光磁気信号検
出増幅装置の第2実施例を示すブロック図、第3図は、
従来の光磁気信号検出増幅装置の一例を示す回路図であ
る。 11……第1の増幅回路 12……第2の増幅回路 13……差動増幅回路 Z1……第1のインピーダンス素子 Z2……第2のインピーダンス素子 Z3……第3のインピーダンス素子 Z4……第4のインピーダンス素子 Z5……第5のインピーダンス素子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光磁気ディスクからの反射光に含まれるp
    偏光成分とs偏光成分が、位相が互いに逆相の信号成分
    を含む一対の電流として供給され、該各電流を電圧変換
    して得られる一対の電圧の差として光磁気信号を得る光
    磁気信号検出増幅装置において、非反転入力端子が接地
    され、第1のインピーダンス素子と第2のインピーダン
    ス素子とが直列接続された第1の帰還回路を介して出力
    端子に接続された反転入力端子に前記p偏光成分に対応
    する電流が供給され、該電流に前記第1の帰還回路のイ
    ンピーダンスを乗じた電圧を出力する第1の増幅回路
    と、非反転入力端子が接地され、第3のインピーダンス
    素子と第4のインピーダンス素子とが直列接続された第
    2の帰還回路を介して出力端子に接続された反転入力端
    子に前記s偏光成分に対応する電流が供給され、該電流
    に前記第2の帰還回路のインピーダンスを乗じた電圧を
    出力する第2の増幅回路と、前記第1の帰還回路の第1
    のインピーダンス素子と第2のインピーダンス素子との
    接続点と前記第2の帰還回路の第3のインピーダンス素
    子と第4のインピーダンス素子との接続点とを相互に接
    続し、前記一対の電圧に含まれる前記逆相の信号成分の
    利得を増大させ、前記一対の電圧に含まれる同相の非信
    号成分の利得を抑圧する第5のインピーダンス素子と、
    前記第1の増幅回路と前記第2の増幅回路の出力電圧の
    差を出力する差動回路とを具備することを特徴とする光
    磁気信号検出増幅装置。
  2. 【請求項2】光磁気ディスクからの反射光に含まれるp
    偏光成分とs偏光成分が、位相が互いに逆相の信号成分
    を含む一対の電流として供給され、該各電流を電圧変換
    して得られる一対の電圧の差として光磁気信号を得る光
    磁気信号検出増幅装置において、非反転入力端子が接地
    され、第1のインピーダンス素子と第2のインピーダン
    ス素子とが直列接続された第1の帰還回路を介して出力
    端子に接続された反転入力端子に前記p偏光成分に対応
    する電流が供給され、該電流に前記第1の帰還回路のイ
    ンピーダンスを乗じた電圧を出力する第1の増幅回路
    と、非反転入力端子が接地され、第3のインピーダンス
    素子と第4のインピーダンス素子とが直列接続された第
    2の帰還回路を介して出力端子に接続された反転入力端
    子に前記s偏光成分に対応する電流が供給され、該電流
    に前記第2の帰還回路のインピーダンスを乗じた電圧を
    出力する第2の増幅回路と、前記第1の帰還回路の第1
    のインピーダンス素子と第2のインピーダンス素子との
    接続点と前記第2の帰還回路の第3のインピーダンス素
    子と第4のインピーダンス素子との接続点とを相互に接
    続する第5のインピーダンス素子とを具備し、前記第1
    ないし第4のインピーダンス素子の少なくとも一つは可
    変インピーダンス素子からなり、前記第1の増幅回路又
    は第2の増幅回路の出力電圧に含まれる雑音成分が零と
    なるようインピーダンス調整されることを特徴とする光
    磁気信号検出増幅装置。
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