JPH05308227A - 線形補償回路 - Google Patents

線形補償回路

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JPH05308227A
JPH05308227A JP11329392A JP11329392A JPH05308227A JP H05308227 A JPH05308227 A JP H05308227A JP 11329392 A JP11329392 A JP 11329392A JP 11329392 A JP11329392 A JP 11329392A JP H05308227 A JPH05308227 A JP H05308227A
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Nobuyuki Fujita
宣行 藤田
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電力増幅器の振幅歪みを補償する振幅補償回路
において、振幅補償器の制御信号とされる演算増幅器出
力から同相成分を除去する。 【構成】入力側順方向検波回路16は振幅補償回路11
の入力レベルに相当する正の検波電圧を出力する。一
方、出力側逆方向検波回路17は電力増幅器12の出力
レベルに相当する負の検波電圧を出力する。演算増幅器
15は上記正,負の検波電圧を同じ正入力端子に入力
し、結果として差動増幅された制御信号をバイアス線1
4を介して振幅制御回路14に与える。振幅制御回路1
1は、制御信号に応答して増幅度または減衰量を変え、
出力端19の高周波信号レベルを入力端18のそれに等
しくなるように出力レベルを変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力増幅器の混変調歪み
等,高周波回路の線形歪みを改善する線形補償回路に関
し、特に上記線形歪みを正確な制御信号により改善する
線形補償回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の線形補償回路のうち、図
2に振幅補償のみを目的とする線形補償回路のブロック
図を示す。
【0003】この線形補償回路は、入力端子28から入
力された高周波信号を入力側分岐回路20によって2分
岐する。入力側分岐回路20からの高周波信号の一つ
は、入力検波回路26によって順方向の直流電圧に検波
され、高周波信号の他の一つは、バイアス線24からの
制御信号に応答する振幅補償回路21によってレベルを
変化させられる。電力増幅器22は振幅補償回路21か
らの高周波信号を増幅し、電力増幅器22からの高周波
信号は出力側分岐回路23によって2分岐される。出力
側分岐回路23からの高周波信号の一つは、出力端子2
9から出力され、この高周波信号の他の一つは出力検波
器27によって逆方向の直流電圧に検波される。上記順
方向の検波電圧は演算増幅器25の正の入力端子に加え
られ、上記負の検波電圧は演算増幅器25の負の入力端
子に加えられ、演算増幅器25は上記正および負電圧を
差動増幅してバイアス線24に上記制御信号を生じる。
この制御信号が振幅補償回路21の入力電力と電力増幅
器22の出力電力とを等しくするように制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術の線
形補償回路では、演算増幅器の正・負、両入力端子に入
出力端電力レベルに相当する検波電圧信号をそれぞれ入
力し、両信号を差動増幅して制御信号を得ていた。する
と、演算増幅器の同相入力に対する増幅度と、差動入力
に対する増幅度の比(同相信号除去比)が正確な制御信
号を得るうえで問題となる。ここで、差動利得をAv
d,同相利得をAvcとすると、同相信号除去比は|A
vd/Avc|で表わされる。この比が小さいと、演算
増幅器は差動信号のみを正確に増幅出来ず、また制御信
号の周波数が高くなるとこの比がさらに小さくなり、結
局、線形補償誤差が大きくなるという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の線形補償回路
は、入力高周波信号を2分岐する第1分岐回路と、前記
第1分岐回路からの高周波信号の一つを第1の直流電圧
に変える第1の検波回路と、前記第1分岐回路からの高
周波信号の他の一つを制御信号に応答してレベル変化さ
せる振幅補償回路と、前記振幅補償回路からの高周波信
号を増幅する高周波増幅器と、前記高周波増幅器からの
高周波信号を2分岐する第2分岐回路と、前記第2分岐
回路からの高周波信号の一つを前記第1の直流電圧とは
逆極性の第2の直流電圧に変える第2の検波器と、第1
の入力端子が前記第1および第2直流電圧を入力し第2
の入力端子が基準電圧を入力し前記第1および第2の直
流電圧の和電圧と前記基準電圧との差を増幅して前記制
御信号を生じる演算増幅器とを備える。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
り、この振幅補償回路も図2の従来例と同様に振幅補償
のみを目的とする。
【0008】この線形補償回路は、入力端子18から入
力された高周波信号を入力側分岐回路10によって2分
岐する。入力側分岐回路10からの高周波信号の一つ
は、ダイオードを検波素子とする入力側順方向検波回路
16によって順(正)方向の直流電圧に検波され、高周
波信号の他の一つは、バイアス線14からの制御信号に
応答する振幅補償回路11によってレベルを変化させら
れる。電力増幅器12は振幅補償回路11からの高周波
信号を増幅し、この電力増幅器12からの高周波信号は
出力側分岐回路13によって2分岐される。出力側分岐
回路13からの高周波信号の一つは出力端子19から出
力され、この高周波信号の他の一つはダイオードを検波
素子とする出力側逆方向検波器17によって逆(負)方
向の直流電圧に検波される。
【0009】上記順および負方向の検波電圧は演算増幅
器15の同じ正の入力端子に加えられる。なお、演算増
幅器15の負の入力端子は基準電圧を得るため接地され
ている。演算増幅器15は、結果として上記正および負
の検波電圧を差動増幅し、バイアス線24に上記制御信
号を生じる。この制御信号は、振幅補償回路11の入力
電力と電力増幅器12の出力電力とが等しくなるように
振幅補償回路11の出力レベルを制御する。
【0010】図1の振幅補償回路の動作をさらに詳しく
説明すると、入力側順方向検波回路16と出力側逆方向
検波回路17の入力電力とは、電力増幅器12が十分線
形動作のときには同一レベルになる様、入力側分岐回路
10および出力側分岐回路13の結合量が調整される。
電力増幅器12の入力電力対出力電力特性が非線形にな
るにつれて、入力側順方向検波回路16と出力側逆方向
検波回路17の検波出力の絶対値に差が生じ、従って演
算増幅器15への入力電圧が増加する。演算増幅器15
から出力された制御電圧は、バイアス線14を通して振
幅補償回路11を制御し、この回路11の増幅量もしく
は減衰量を変化させる。従って電力増幅器12の入力電
力が制御され、入力端子18と出力端子19の間で見か
け上線形性が保たれる。
【0011】なお、上述の説明では、入力側検波回路1
6を順方向検波回路、出力側検波回路17を、逆方向検
波回路、演算増幅器15を同相増幅器としているが、入
力側検波回路16を逆方向検波回路、出力側検波回路1
7を順方向検波回路、演算増幅器15を反転増幅器とし
ても同様の効果が得られる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、入力と出
力の2信号を検波し、かつ演算増幅器の1つの入力端子
に2信号の差を入力させる為に入力および出力の検波直
流電圧の極性を逆にし、これらの検波直流電圧を演算増
幅器の同相入力端子に入力し、この演算増幅器を同相増
幅器として使用している。従って演算増幅器を差動増幅
器として使用した時の同相性分除去比の影響はなくな
り、線形補償回路の入出力間の信号成分の差をより正確
に検出でき、この検出信号を線形補償器の制御信号にす
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の線形補償回路の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10,20 入力側分岐回路 11,21 振幅補償回路 12,22 電力増幅器 13,23 出力側分岐回路 14,24 バイアス線 15,25 演算増幅器 16 入力側順方向分岐回路 17 出力側逆方向分岐回路 18,28 入力端子 19,29 出力端子 26 入力検波回路 27 出力検波回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力高周波信号を2分岐する第1分岐回
    路と、前記第1分岐回路からの高周波信号の一つを第1
    の直流電圧に変える第1の検波回路と、前記第1分岐回
    路からの高周波信号の他の一つを制御信号に応答してレ
    ベル変化させる振幅補償回路と、前記振幅補償回路から
    の高周波信号を増幅する高周波増幅器と、前記高周波増
    幅器からの高周波信号を2分岐する第2分岐回路と、前
    記第2分岐回路からの高周波信号の一つを前記第1の直
    流電圧とは逆極性の第2の直流電圧に変える第2の検波
    器と、第1の入力端子が前記第1および第2直流電圧を
    入力し第2の入力端子が基準電圧を入力し前記第1およ
    び第2の直流電圧の和電圧と前記基準電圧との差を増幅
    して前記制御信号を生じる演算増幅器とを備えることを
    特徴とする線形補償回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の検波回路が正の直流電圧を生
    じるダイオード検波器であり、前記第2の検波回路が負
    の直流電圧を生じるダイオード検波器であることを特徴
    とする請求項1記載の線形補償回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6392491B1 (en) 1999-02-25 2002-05-21 Fujitsu Limited High-frequency amplifier and amplification element

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US6392491B1 (en) 1999-02-25 2002-05-21 Fujitsu Limited High-frequency amplifier and amplification element

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