JPH0625059Y2 - 識別点補償回路 - Google Patents

識別点補償回路

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JPH0625059Y2
JPH0625059Y2 JP19198187U JP19198187U JPH0625059Y2 JP H0625059 Y2 JPH0625059 Y2 JP H0625059Y2 JP 19198187 U JP19198187 U JP 19198187U JP 19198187 U JP19198187 U JP 19198187U JP H0625059 Y2 JPH0625059 Y2 JP H0625059Y2
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JP
Japan
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output
amplifier
differential
voltage
outputs
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JP19198187U
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JPH0195820U (ja
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徳秀 綛谷
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、入力信号の振幅、マーク率が変化しても、反
転出力と非反転出力との交点、即ち識別点を常に出力信
号の振幅の1/2となるように制御する識別点補償回路
に関する。
(従来の技術) 従来、この種の補償回路は、第2図に示すように前置増
幅器(1)、差動二出力型増幅器(2)、レベルシフタ(3)、
ハイレベル検出器(4)、ローレベル検出器(5)、ピークホ
ールド回路(6)(7)、平滑化回路(8)(9)、増幅器(10)(11)
とで構成されていた。この回路は次の通り動作する。
差動二出力型増幅器(2)から出力される2つの反転出力
Bと非反転出力Aとの差動出力を、第3図(イ)に示す
ようにレベルシフタ(3)によってそれぞれ所定レベルV
だけ電圧シフトして2つのシフト反転出力B′及びシ
フト非反転出力A′にする。
次にハイレベル検出器(4)はこれらシフト非反転出力
A′のハイレベルA′と反転出力BのローレベルB
とを比較してその差Kをピークホールド回路(6)に出
力し、またローレベル検出器(5)は非反転出力Aのロー
レベルAとシフト反転出力B′のハイレベルB′
を比較してその差Kをピークホールド回路(7)に出力
する。
ピークホールド回路(6)及びピークホールド回路(7)は、
入力した上記差のピーク値を一定時間保持し、その保持
信号をそれぞれ平滑にする平滑回路(8)(9)を介して増幅
器(10)(11)に出力する。
増幅器(10)は、入力した差が最小となるように差動二出
力型増幅器(2)の増幅度を制御する。また増幅器(11)
は、入力した差が最小となるように前置増幅器(1)のバ
イアスを制御する。
これによって第3図(ロ)に示すように常に出力信号の
振幅をVS値に自動利得制御するとともに、識別点Pを出
力信号の振幅の中間点に設定することが出来、これによ
り第3図(ハ)に示すようにパルス幅歪のない波形を再
生する事ができる。
なお(12)は比較器であり、またレベルシフタ(3)のシフ
ト電位が上記と反対の場合は、各レベル検出器(4)(5)の
入力する信号がA−B′、A′−Bの組み合わ
せとなる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら前記従来の回路は、全段DC直結のため、
低周波雑音を除去できなく、またDCフィードバックは
前段増幅器(1)のバイアスを変化させることから前段増
幅器(1)の特性が劣化し、さらに差動二出力型増幅器(2)
の単体ではオフセットの制御ができないため汎用性に欠
ける等の欠点があった。
(問題点を解決するための手段) 本考案は係る点に鑑みなされたもので、反転出力Aと非
反転出力Bとの2つの差動出力をもつ差動二出力型増幅
器から出力される前記2出力ABをそれぞれ所定レベル
だけ電圧シフトして2つのシフト反転出力B′及びシフ
ト非反転出力A′を得、これら反転出力Bとシフト非反
転出力A′および非反転出力Aとシフト反転出力B′と
の2つの組の出力を、電圧シフトした出力の正側と電圧
シフトしない出力の負側および電圧シフトした出力の負
側と電圧シフトしない出力の正側またはこれら電位と反
対電位の電圧差がそれぞれ最小となるようにフィードバ
ック制御し、前記2出力の識別点が電圧振幅の中間点と
なるようにした識別点補償回路において、差動二出力型
増幅器の入力側をAC結合して前段からの信号を入力す
るとともに、前記一方のフィードバック制御を前記入力
側オフセット制御用にするとともに、他方のフィードバ
ック制御を差動二出力型増幅器の増幅度制御用にするこ
とを特徴とする識別点補償回路である。
(作用) 従来の前置増幅器と差動二出力型増幅器との間をAC結
合したので、低周波雑音を除去でき、前段増幅器のバイ
アスを制御する必要がないので、それによる前段増幅器
の特性劣化を防ぐことができ、また差動二出力型増幅器
単体にオフセット制御するので汎用性に富むことができ
る。
(実施例) 以下本考案を図示した一実施例によって説明する。第1
図において、(1)乃至(12)は第2図の場合と同様にそれ
ぞれ前置増幅器、差動二出力型増幅器、レベルシフタ、
ハイレベル検出器、ローレベル検出器、ローレベル検出
器、ピークホール回路、ピークホール回路、平滑化回
路、平滑化回路、増幅器、増幅器である。(13)は前置増
幅器(1)と差動二出力型増幅器(2)との間に介在させたコ
ンデンサであり、これにより前置増幅器(1)と差動二出
力型増幅器(2)との間をAC結合している。また増幅器
(11)の出力は差動二出力型増幅器(2)の入力端子に接続
されており、これにより、差動二出力型増幅器(2)のオ
フセット電圧を変化させ、差動二出力型増幅器(2)の出
力オフセットを変化させている。
この実施例の回路は、第2図に図示したものと比較して
次の点が異なっている。
前置増幅器(1)と差動二出力型増幅器(2)との間にコン
デンサ(13)が介在して、両者をAC結合している。
増幅器(11)の出力が差動二出力型増幅器(2)の入力端
子にDC結合により接続されている。
これにより、差動二出力型増幅器(2)、レベルシフタ
(3)、ハイレベル検出器(4)、ローレベル検出器(5)、ピ
ークホールド回路(6)(7)、平滑化回路(8)(9)、増幅器(1
0)(11)は同様に動作するが、差動二出力型増幅器(2)は
増幅器(11)から適切なオフセット電圧を受けて出力オフ
セットを適切に制御する。これ以外は第2図の場合と同
様に動作して、従来と同様に識別点を適切に制御する。
(考案の効果) 本考案は以上詳述したように、反転出力Aと非反転出力
Bとの2つの差動出力をもつ差動二出力型増幅器から出
力される前記2出力ABをそれぞれ所定レベルだけ電圧
シフトして2つのシフト反転出力B′及びシフト非反転
出力A′を得、これら反転出力Bとシフト非反転出力
A′および非反転出力Aとシフト反転出力B′との2つ
の組の出力を、電圧シフトした出力の正側と電圧シフト
しない出力の負側および電圧シフトした出力の負側と電
圧シフトしない出力の正側またはこれら電位と反対電位
の電位差がそれぞれ最小となるようにフィードバック制
御し、前記2出力の識別点が電圧振幅の中間点となるよ
うにした識別点補償回路において、 差動二出力型増幅器の入力側をAC結合して前段からの
信号を入力するようにしたので低周波雑音を低減するこ
とが出来るとともに、 前記一方のフィードバック制御を前記差動二出力型増幅
器のDCオフセット制御用にすると供に、他方のフィー
ドバック制御を差動二出力型増幅器の増幅度制御用にし
たので、前段増幅器のバイアスを変化させることが無く
なり、それによる特性劣化を無くすことが出来る効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2図は従来
の一例を示す回路図、第3図は従来の動作を示す波形図
である。 (1)は前置増幅器、(2)は差動二出力型増幅器、(3)はレ
ベルシフタ、(4)はハイレベル検出器、(5)はローレベル
検出器、(6)(7)はそれぞれピークホール回路(8)(9)はそ
れぞれ平滑化回路、(10)(11)はそれぞれ増幅器、(13)は
コンデンサである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】反転出力Aと非反転出力Bとの2つの差動
    出力をもつ差動二出力型増幅器から出力される前記2出
    力ABをそれぞれ所定レベルだけ電圧シフトして2つの
    シフト反転出力B′及びシフト非反転出力A′を得、こ
    れら反転出力Bとシフト非反転出力A′および非反転出
    力Aとシフト反転出力B′との2つの組の出力を、電圧
    シフトした出力の正側と電圧シフトしない出力の負側お
    よび電圧シフトした出力の負側と電圧シフトしない出力
    の正側またはこれら電位と反対電位の電位差がそれぞれ
    最小となるようにフィードバック制御し、前記2出力の
    識別点が電圧振幅の中間点となるようにした識別点補償
    回路において、差動二出力型増幅器の入力側をAC結合
    して前段からの信号を入力するとともに、前記一方のフ
    ィードバック制御を前記差動二出力型増幅器のDCオフ
    セット制御用にすると供に、他方のフィードバック制御
    を差動二出力型増幅器の増幅度制御用にすることを特徴
    とする識別点補償回路。
JP19198187U 1987-12-17 1987-12-17 識別点補償回路 Expired - Lifetime JPH0625059Y2 (ja)

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JPH0195820U JPH0195820U (ja) 1989-06-26
JPH0625059Y2 true JPH0625059Y2 (ja) 1994-06-29

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