JP2594642B2 - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JP2594642B2
JP2594642B2 JP1092112A JP9211289A JP2594642B2 JP 2594642 B2 JP2594642 B2 JP 2594642B2 JP 1092112 A JP1092112 A JP 1092112A JP 9211289 A JP9211289 A JP 9211289A JP 2594642 B2 JP2594642 B2 JP 2594642B2
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裕之 船橋
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、出力レベルに応じて入力レベルを制御可
能にした増幅回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、ヘッドフォンを通じてオーディオ信号を発生す
るヘッドフォンオーディオ装置には、テーププレーヤ、
CDプレーヤ等があり、例えば、特開昭63−260309号「可
変減衰回路」等に開示されているように、その信号処理
系統には出力レベルに応じて入力信号レベルを制御する
増幅回路が用いられている。
例えば、第8図に示すように、この種の増幅回路で
は、レベルコントロール部1とドライバー部2とが別個
のICで構成されている。そこで、ライン入力端子11にピ
ックアップ等の信号源が接続され、入力信号VINは前置
増幅器12、増幅器13で増幅された後、加算回路14に加え
られる。この加算回路14には、入力信号VINを低減通過
フィルタ(LPF)15を通じて低域信号成分を減衰回路16
を通して減衰させた後、その信号成分が増幅器17を通し
て加えられている。
そして、加算回路14の出力信号は、出力端子18を通し
て取り出され、カップリング用のキャパシタ31を通して
可変抵抗32に加えられる。この可変抵抗32は、聴取者が
任意のレベルに信号レベルを可変するためのものであ
る。この可変抵抗32から取り出された信号は、ドライバ
ー部2側の入力端子を通して電力増幅器22に加えられて
増幅される。この電力増幅器22の出力信号VOは、出力端
子23から取り出され、カップリング用のキャパシタ33を
通して駆動すべき負荷、例えばヘッドフォン34に加えら
れ、音響として再生される。
また、この電力増幅器22の出力信号VOはレベルコント
ロール部1の制御回路19に制御入力端子10を通して帰還
され、制御回路19では、その出力信号VOを例えば、ダイ
オード等で整流した後、平滑して出力信号レベルを表す
直流電圧からなる制御電圧VCが得られる。そして、減衰
回路16には制御電圧VCに応じたインピーダンスが設定さ
れる。したがって、出力信号VOのレベルに応じて低域信
号成分VLが減衰回路16を通して得られ、この低域信号成
分VLが入力信号VINに加算回路14で加算されるので、出
力信号VOの低域成分の最適化が図られることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このような増幅回路では、 (a) 制御電圧VCのレベルは、出力信号VOのレベルに
よって決定され、しかも、低域信号成分VLを増幅器17で
増強しているため、電源に電池を用いている場合、その
電池の消耗等で電源電圧が低下すると、LPF15を通過し
て低域信号成分VLだけがクリップ状態となり、出力信号
VOの波形が歪むこと、 (b) レベルコントロール部1及びドライバー部2が
別個のICで構成されるため、部品点数の増加とともに、
付随する構成部品の接続や配線等が複雑化すること、 (c) また、2系統のICに分離されているため、高レ
ベルの入力信号VINが加わったとき、低域発振等の不都
合が生じ易いこと、 等の不都合がある。
そこで、この発明は、出力信号及び電源電圧に応じて
入力信号のレベルを制御することにより、電源電圧の範
囲内に出力信号のレベルを最適化した増幅回路の提供を
第1の目的とする。
また、この発明は、電源電圧の低下の影響が最も著し
い低域信号成分の増強を電源電圧の範囲内に最適化した
増幅回路の提供を第2の目的とする。
さらに、この発明は、電源電圧及び出力信号の各レベ
ルに応じた制御信号を容易に実現した増幅回路の提供を
第3の目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
即ち、この発明の増幅回路は、第1の目的を達成する
ために、第1図ないし第3図に例示するように、信号入
力段側に設置されて信号源から第1の抵抗(56)(56)
を通して入力信号を受ける第1の増幅器(前置増幅器5
0)と、この第1の増幅器の出力側に設置されて前記第
1の増幅器の出力を増幅して出力信号を取り出す第2の
増幅器(電力増幅器60)と、前記第1及び第2の増幅器
と共通の電源電圧を受けて比較電圧を発生する比較電圧
発生回路(53)と、前記第2の増幅器の出力電圧を第2
の抵抗(57)を通して受け、前記出力電圧を正相入力
側、前記比較電圧発生回路の前記比較電圧を逆相入力側
に受け、前記比較電圧と前記出力電圧の差電圧に応じた
電流を発生する電圧比較手段(コンパレータ54)と、こ
の電圧比較手段が発生した前記電流によってベース電流
が与えられ、そのベース電流に応じた動作電流を流す第
1のトランジスタ(551)と、この第1のトランジスタ
と基準電位点との間に直列に接続されて前記動作電流に
よって充電されるキャパシタ(552)と、ベース・コレ
クタを共通にした第2のトランジスタ(511)とともに
第3のトランジスタ(512)を備えて、これら第2及び
第3のトランジスタのエミッタを共通にしたトランジス
タ差動対の能動負荷としてカレントミラー回路(トラン
ジスタ513、514)を接続し、かつ前記エミッタと基準電
位点との間に第4のトランジスタ(516)を直列に接続
し、この第4のトランジスタのベースに前記キャパシタ
の充電電位を第3の抵抗(553)を通して加えるととも
に、前記第2のトランジスタのベース・コレクタを前記
第1の増幅器の入力部に接続し、前記第3のトランジス
タのベースに一定のバイアス電圧を加えることにより、
前記キャパシタに発生する充電電圧に応じた抵抗値を生
じ、前記第1の抵抗と分圧回路を成す可変インピーダン
ス回路(51)とを備えたものである。
また、この発明の増幅回路は、第2の目的を達成する
ため、第6及び第7図に例示するように、第1及び第2
の信号源(43R、43L)に対応して個別に設置され、逆相
入力側に第4の抵抗(121、122,123、124)を以て出力
側帰還される帰還回路を備えた第1の増幅器(前置増幅
器12R、12L)と、この第1の増幅器に対応して個別に設
置されて前記第1の増幅器の各出力を個別に取り出す第
2の増幅器(電力増幅器60R、60L)と、各第2の増幅器
の出力間に接続された第1の抵抗回路(抵抗57、58)
と、この第1の抵抗回路を通して取り出された前記第2
の増幅器の出力電圧とともに電源電圧を受け、これら出
力電圧及び電源電圧に応じたレベルを持つ制御信号を発
生する制御信号発生回路(52)と、前記第1の増幅器の
信号入力間に接続された第2の抵抗回路(抵抗151、15
2)と、この第2の抵抗回路を通して前記第1の増幅器
に対する入力信号を取り出すバッファ回路(154)と、
このバッファ回路の出力部に直列に接続された第5の抵
抗(155)と、この第5の抵抗に直列に接続されて分圧
回路を成し、前記制御信号発生回路で発生した制御信号
を受け、その制御信号に応じた抵抗値を呈する可変イン
ピーダンス回路(51)と、前記第5の抵抗と前記可変イ
ンピーダンス回路との分圧点から得られる出力信号から
低域成分信号を出力する低域通過フィルタ(15)と、こ
の低域通過フィルタで抽出した前記低域成分信号を前記
第1の増幅器側に加える第3の増幅器(17)とを備えた
ものである。
そして、この発明の増幅回路において、第3の目的を
達成するため、第4図に例示するように、前記比較電圧
発生回路は、前記電源電圧を分圧回路(抵抗531、532)
を以て一定電圧に分圧し、その一定電圧をバッファ回路
(533)を通して取り出し、前記電圧比較手段の逆相入
力側に加えるべき前記バイアス電圧を発生させるバイア
ス電圧発生回路と、このバイアス電圧発生回路で発生さ
せた前記バイアス電圧を第5のトランジスタ(534)の
ベースで受け、この第5のトランジスタに直列に接続し
た第6の抵抗(536)を以て電圧を発生させ、この電圧
を第6のトランジスタ(538)のベースで受けるととも
に、ベース電流を流し、前記第5及び第6のトランジス
タに対してカレントミラー回路(トランジタ535、537)
を接続して前記第5のトランジスタの動作電流を前記第
6のトランジスタ側に流し、前記第6のトランジスタに
直列に接続した第7の抵抗(539)に発生させた電圧降
下を以て前記比較電圧を発生させる電圧発生回路とを備
えたものである。
〔作用〕
制御信号発生手段には、電源電圧及び出力信号の各レ
ベルに応じた制御信号が得られる。この制御信号が、レ
ベル制御手段に加えられると、レベル制御手段では、制
御信号によって増幅手段に対する入力信号のレベルが制
御され、電源電圧及び出力信号の各レベルに応じたレベ
ルに入力信号が制御される。したがって、この発明の増
幅回路では、従来の出力信号のレベルに応じて入力信号
のレベルが制御されていたのに対し、電源電圧の変動、
特に、電池駆動による減電に応じて入力信号のレベルが
制御され、電源電圧の範囲内で波形歪等の無い最適なレ
ベルの出力信号を取り出すことができる。
また、この発明の増幅回路では、低減通過フィルタを
通して入力信号から低域信号成分が抽出され、この低減
信号成分に対して出力信号及び電源電圧の各レベルに応
じたレベル制御が行われる。電源電圧及び出力信号の各
レベルによって制御された低域信号成分は、第1の増幅
器を通過した入力信号に加算手段によって加算され、第
2の増幅器に加えられる。したがって、電源電圧及び出
力信号の各レベルによって制御された低域信号成分が増
強された出力信号が得られ、電源電圧の変動によって影
響を受ける低域信号成分のレベルが電源電圧の範囲内に
最適化される。
さらに、この発明の増幅回路では、比較電圧発生回路
で電源電圧に応じた比較電圧を形成し、この比較電圧と
出力信号の各レベルを電圧比較手段で比較することによ
り、電源電圧及び出力信号の各レベルに応じた制御信号
を得ることができ、電源電圧及び出力信号の各レベルに
応じた制御信号により、極めて容易に増幅手段に対する
入力信号のレベル制御が行われる。
〔実 施 例〕
以下、この発明を図面に示した実施例を参照して詳細
に説明する。
第1図は、この発明の増幅回路の第1実施例を示す。
この増幅回路4では、レベルコントロール部5及びド
ライバー部6が図示していない付随する回路群とともに
単一の基板からなるICで構成されている。電源端子41に
は、電源として電池35が接続され、電源電圧VCCが加え
られている。
そして、入力端子42にはピックアップ等からなる信号
源43がマニュアル調整用の可変抵抗44を介して接続され
ている。また、入力信号VINの増幅手段として第1の増
幅器を成す前置増幅器50、第2の増幅器を成す電力増幅
器60が設置されている。前置増幅器50の前段部には、制
御信号VCに応じて入力信号VINのレベルを制御するレベ
ル制御手段として可変インピーダンス回路51が設置さ
れ、この可変インピーダンス回路51のインピーダンスを
制御するための制御信号を発生する手段として制御信号
発生回路52が設置されている。
制御信号発生回路52には、電源電圧VCCに応じたレベ
ルの比較電圧を発生する比較電圧発生回路53が設置さ
れ、電源電圧VCCに応じた比較電圧VR、電力増幅器60を
通じて得られる出力信号VOの各レベルを比較する電圧比
較手段としてコンパレータ54が設置され、また、このコ
ンパレータ54の出力側には、その出力信号の変動成分を
緩やかな変化に変換する平滑回路55が設置されている。
そして、出力端子54にはカップリング用のキャパシタ
33を介して負荷として、例えば、ヘッドフォン34が接続
されている。
このような構成によれば、入力信号VINは可変抵抗44
を通じて入力端子42に加えられ、前置増幅器50で増幅さ
れた後、電力増幅器60で増幅される。
そして、電池35の消耗等によって電源電圧VCCが変化
すると、この電源電圧VCCの変化が制御信号発生回路52
の比較電圧発生回路53に加えられ、比較電圧発生回路53
では、電源電圧VCCのレベル変化を表す比較電圧VRを発
生する。コンパレータ54では、電源電圧VCCに応じた比
較電圧VR及び出力信号VOの各レベルを比較するので、そ
の比較結果は両者に応じたものとなる。その電圧変動
は、平滑回路55を経て穏やかな直流レベル変化を持った
制御電圧VCに変換されることになる。
したがって、可変インピーダンス回路51には、制御電
圧VCに応じたインピーダンスが設定されるので、前置増
幅器50には電源電圧VCC及び出力信号VOの各レベルに応
じたレベルに制御された入力信号VINが加えられること
になる。
そして、この入力信号VINが前置増幅器50及び電力増
幅器60を経て増幅され、出力信号VOとして取り出され、
出力端子45からカップリング用のキャパシタ33を介して
ヘッドフォン34に加えられる。
そこで、電源電圧VCCをパラメータにした入力信号VIN
及び出力信号VOの関係は、第2図に示すようになる。a
〜cは電源電圧VCCの推移に対応した出力信号VOのレベ
ル変化を表し、aは電源電圧VCCが高レベルの場合、c
は減電時の電源電圧VCCが低レベルの場合、bは電源電
圧VCCが中間レベルの場合を表しており、電源電圧VCC
高低変化に対応するとともに、入力信号VINのレベルに
応じた出力信号VOが得られる。したがって、電源電圧V
CCが低下した状態において、入力端子42に高レベルの入
力信号VINが加えられた場合にも、入力信号VINのレベル
抑圧によって信号波形の歪を防止でき、電源電圧VCC
応じて最適な増幅出力が得られることになる。
次に、第3図は、第1実施例の具体的な回路構成例を
示す。
前置増幅器50及び可変インピーダンス回路51の信号入
力部には第1の抵抗56が設置され、入力端子42に加えら
れた入力信号VINには抵抗56を介して前置増幅器50及び
可変インピーダンス回路51に加えられる。周知のよう
に、抵抗56は可変インピーダンス回路51で形成される抵
抗値と分圧回路を構成している。
前置増幅器50の前段に設置されている可変インピーダ
ンス回路51には、エミッタが共通に接続されたトランジ
シタ511、512からなる差動体510が設置され、この差動
対510には、能動負荷としてトランジスタ513、514から
なるカレントミラー回路が接続され、各トランジスタ51
1、512に動作電流を流すトランジスタ516が接続されて
いる。トランジスタ511のベースは前置増幅器50の入力
部に接続され、また、トランジスタ512のベースには一
定の直流電圧VBが加えられている。
この実施例では、ステレオ用回路を構成しているた
め、電力増幅器60が右チャネル(R)側と同様に左チャ
ネル(L)側にも設置され、各電力増幅器60の出力部に
は出力信号VOを検出するための第2の抵抗57、58が接続
されている。各抵抗57、58の中点には、コンパレータ54
の非反転入力端子(+)が接続され、その反転入力端子
(−)には電源電圧VCCに応じた比較電圧VRが比較電圧
発生回路53から加えられている。
そして、制御信号発生回路52におけるコンパレータ54
の出力側には、平滑回路55のトランジスタ551が接続さ
れ、その比較結果に応じてコンパレータ54にベース電流
が引き込まれるので、トランジスタ551には、電源電圧V
CC及び出力信号VOのレベルに応じた変動電流ICが流れ
る。トランジスタ551のコレクタ側に接続されたキャパ
シタ552には、変動電流ICによる充電により、制御電圧V
Cが発生する。この制御電圧VCは、第3の抵抗553を介し
てトランジスタ516のベースに加えられ、トランジスタ5
16には、制御信号VCのレベルに応じた電流ILが流れ、可
変インピーダンス回路51のインピーダンスが電流ILによ
って制御される。
このような構成によれば、電源電圧VCC及び出力信号V
Oのレベルに応じたインピーダンスに可変インピーダン
ス回路51が制御されるので、電源電圧VCC及び出力信号V
Oのレベルに応じた入力信号VINが前置増幅器50に加えら
れ、その増幅出力として出力信号VOが出力端子45Rから
取り出され、右チャネル側のヘッドフォン34に加えられ
る。また、左チャネル側の回路においても、同様の動作
が得られ、出力端子45Lから出力信号VOが取り出され、
左チャネル側のヘッドフォン34に加えられる。
次に、第4図は、この発明の増幅回路の第1実施例の
他の具体的な回路構成例を示す。
可変インピーダンス回路51は、第3図に示した実施例
のものと同様に構成されている。
そして、比較電圧発生回路53には、電源電圧VCCを分
圧する抵抗531、532の直列回路が設置され、抵抗531、5
32の抵抗比によって分圧した電圧をバッファ回路533を
以て取り出すことにより、電源電圧VCCに依存した直流
電圧VBが形成されている。この直流電圧VBは、可変イン
ピーダンス回路51のトランジスタ512のベースに加えら
れているとともに、バッファ回路533の出力側に設置さ
れたトランジスタ534のベースに加えられている。
トランジスタ534のコレクタには、ベース・コレクタ
が共通に接続されたトランジスタ535が直列に接続さ
れ、トランジスタ535を介して電源電圧VCCが加えられ、
また、トランジスタ534のエミッタは第6の抵抗536を介
して接地されている。トランジスタ535のベース・コレ
クタにはトランジスタ537のベース、トランジスタ534の
エミッタにはトランジスタ538のベースが接続され、電
源と接地との間において、各トランジスタ537、538は第
7の抵抗539を介して直列に接続されている。即ち、ト
ランジスタ534、535、537、538及び抵抗536、539によっ
て、直流電圧VBを入力電圧として電源電圧VCCに依存し
たレベルを持つ比較電圧VRを発生する電圧発生回路を構
成している。
そして、比較電圧VRは、コンパレータ54の反転入力端
子(−)に加えられ、また、その比反転入力端子(+)
には、左右チャネル側の各電力増幅器60の出力信号VO
抵抗57、58を通して加えられている。
平滑回路55には、コンパレータ54の出力によってベー
ス電流が流れるトランジスタ554が設置され、このトラ
ンジスタ554のコレクタ側にはダイオード555、556が直
列に接続されているとともに、トランジスタ557のベー
スが接続されている。トランジスタ557のコレクタ側に
は抵抗558が接続され、また、エミッタ側にはキャパシ
タ552及び抵抗553が接続されている。したがって、前記
実施例と同様に、コンパレータ54の出力によってキャパ
シタ552に発生した制御信号VCが、可変インピーダンス
回路51のトランジスタ516のベースに加えられる。
ところで、比較電圧発生回路53において、抵抗536、5
39の抵抗値をR1、R2、トランジスタ535に流れる電流をI
1、トランジスタ537に流れる電流をとし、トランジス
タ534のベース・エミッタ間電圧をVFとすると、電流I1
は、 となる。ここで、電流I1、I2をI1≒I2とすると、比較電
圧VRは、 となる。
そこで、比較電圧発生回路53では、抵抗値R1、R2の比
率の設定により、電源電圧VCCの変動に対する比較電圧V
Rの変化率を決定することができ、抵抗値R1、R2により
任意のレベルに制御信号VCのレベルを設定することがで
きる。そして、第5図に示すように、電源電圧VCCの変
動に応じた比較電圧VRが得られ、VBは基準電圧としての
直流電圧を表す。
したがって、入力信号VINは、電源電圧VCC及び出力信
号VOの各レベルに応じて制御され、電源電圧VCCに応じ
て最適化されたレベルの出力信号VOが出力端子45R、45L
から取り出される。
次に、第6図は、この発明の増幅回路の第2実施例を
示す。
この実施例は、自動ラウドネス制御回路を付加した増
幅回路であって、第1実施例と同様に、レベルコントロ
ール部5及びドライバー部6が図示していない付随する
回路群とともに単一の基板からなるICで構成され、ま
た、電源端子41には、電源として電池35が接続され、電
源電圧VCCが加えられている。
入力端子42にはピックアップ等からなる信号源43がマ
ニュアル調整用の可変抵抗44を介して接続されている。
また、入力信号VINの増幅手段として第1の増幅器を成
す前置増幅器12及び増幅器13が設置され、その後段側に
は、加算回路14が設置され、さらに、第2の増幅器を成
す電力増幅器40が設置されている。
そして、前置増幅器12の信号入力部には、入力信号V
INから低域信号成分VLを抽出するためのLPF15が設置さ
れ、このLPF15の信号側には抽出した低域信号成分VL
レベルを制御電圧VCに応じて制御するレベル制御手段と
して可変インピーダンス回路51が設置されている。この
可変インピーダンス回路51の出力側には、レベル制御に
よって減衰させた低域信号成分VLを増強する増幅器17が
設置されている。したがって、加算回路14には、主信号
系統を成す前置増幅器12及び増幅器13を通過した入力信
号VINに、可変インピーダンス回路51側を通過した低域
信号成分VLが加えられ、低域信号成分VLによって低域が
増強された入力信号VINが取り出される。
また、可変インピーダンス回路51のインピーダンスを
制御するための制御信号を発生する手段として制御信号
発生回路52が設置されている。この制御信号発生回路52
には、電源電圧VCCに応じたレベルの比較電圧を発生す
る比較電圧発生回路53が設置され、電源電圧VCCの変動
を表す比較電圧VR、電力増幅器60を通じて得られる出力
信号VOの各レベルを比較するコンパレータ54が設置さ
れ、また、このコンパレータ54の出力側には、その出力
信号の変動成分を緩やかな変化に変換する平滑回路55が
設置されている。
そして、出力端子45にはカップリング用のキャパシタ
33を介して負荷として、例えば、ヘッドフォン34が接続
されている。
このような構成によれば、電池35の消耗等によって電
源電圧VCCが変化すると、比較電圧発生回路53では、そ
のレベル変化を表す比較電圧VRを発生する。コンパレー
タ54では、電源電圧VCCに応じた比較電圧VR及び出力信
号VOの各レベルを比較するので、その比較結果は両者に
応じたものとなる。この変動電圧は、平滑回路55を経て
緩やかな直流レベル信号である制御信号VCに変換され
る。この制御信号VCによって可変インピーダンス回路51
のインピーダンスが設定される。
そして、LPF15によって抽出された低域信号成分V
Lは、可変インピーダンス回路51に加えられ、電源電圧V
CC及び出力信号VOの各レベルに応じたレベルに制御され
る。
このようにレベルが制御された低域信号成分VLは、増
幅器17によって増幅された後、加算回路14に加えられて
入力信号VINに加算される。したがって、出力信号VO
び電源電圧VCCの各レベルに応じて低域が強調された入
力信号VINは、電力増幅器60で増幅された後、出力端子4
5から取り出され、、ヘッドフォン34に加えられる。即
ち、このような制御により、自動ラウドネス制御回路に
おいても、出力信号VOの低域レベルは出力信号VO及び電
源電圧VCCの各レベルに応じて最適化されて取り出され
る。
次に、第7図は、この発明の増幅回路の第2実施例の
具体的な回路構成例を示す。
この実施例の増幅回路は、第6図に示した自動ラウド
ネス制御回路をステレオ用回路に実施したものである。
左右チャネルの入力端子42R、42Lには、それぞれキャ
パシタ46を介して第1及び第2の信号源43R、43Lが接続
され、入力信号VINが加えられている。そして、各チャ
ネル毎に前置増幅器12R、12L及び電力増幅器60R、60Lが
設置され、出力端子45R、45Lにはキャパシタ33を介して
ヘッドフォン34が接続されている。
また、信号入力部には、入力信号VINから低域信号成
分VLを抽出するための低域通過フィルタ(LPF)15が設
置されている。即ち、各チャネルに跨がって第2の抵抗
回路としての抵抗151、152が接続され、その接続点には
キャパシタ153が接続されている。抵抗151、152の接続
点から取り出された入力信号VINは、バッファ回路154及
び抵抗155を介して増幅器156に加えられ、この増幅器15
6の帰還回路には抵抗157、158及びキャパシタ159が接続
されている。
そして、このLPF15の増幅器156の入力部には可変イン
ピーダンス回路51が設置され、この可変インピーダンス
回路51には、電源電圧VCC及び出力信号VOの各レベルに
応じた制御信号VCが制御信号発生回路52から加えられ、
その制御信号VCに応じたインピーダンスが設定される。
制御信号発生回路52は、電力増幅器60R、60Lの出力部間
に接続された抵抗57、58からなる第1の抵抗回路を通し
て出力電圧を受け、そのレベルに応じた制御信号VCを発
生する。
このインピーダンスの設定により制御された低域信号
成分VLは、抵抗160及びキャパシタ161からなる積分回路
を通過して第3の増幅器17に加えられ、その低域信号成
分VLが各チャネルの前置増幅器12R、12Lの第4の抵抗12
1、122、123、124の帰還回路に加えられている。したが
って、各前置増幅器12R、12Lを通過する入力信号VIN
は、出力信号VO及び電源電圧VCCの各レベルに応じた低
域信号成分VLが加算される。
そして、低域が増強された入力信号VINが電力増幅器6
0R、60Lに加えられて増幅され、各チャネル毎の出力信
号VOが出力端子45R、45Lから取り出され、ヘッドフォン
34に加えられる。
このように、ステレオ用自動ラウドネス制御回路を付
加した増幅回路においても、増強すべき低域信号成分VL
を電源電圧VCC及び出力信号VOの各レベルに応じて制御
し、電源電圧VCC及び出力信号VOの各レベルに応じて最
適化することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、次の効果が
得られる。
(a) 出力信号及び電源電圧に応じて入力信号のレベ
ルを制御することにより、電源電圧の範囲内に出力信号
のレベルを最適化でき、出力信号の波形歪の防止ととも
に、電源電圧の範囲内でダイナミックレンジの拡大、安
定動作、効率的な増幅動作等を実現することができる。
(b) 電源電圧の低下の影響が最も著しい低域信号成
分の増強を電源電圧の範囲内に最適化でき、電源電圧の
低下時の低域信号成分の波形歪を防止できる。
(c) 電源電圧及び出力信号の各レベルに応じた制御
信号を容易に実現でき、電源電圧及び出力信号の各レベ
ルに応じて入力信号レベルを制御でき、電源電圧に応じ
た最適なレベルに出力信号を容易に制御することができ
る。
(d) 従来のレベルコントロール部とドライバー部と
を1つのICで構成することができ、発振防止やコンパク
ト化等を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の増幅回路の第1実施例を示すブロッ
ク図、 第2図はこの発明の増幅回路の第1実施例における入出
力特性を示す図、 第3図はこの発明の増幅回路の第1実施例の具体的な回
路構成例を示す回路図、 第4図はこの発明の増幅回路の第1実施例の他の具体的
な回路構成例を示す回路図、 第5図は第4図に示した増幅回路における比較電圧発生
回路の動作を示す図、 第6図はこの発明の増幅回路の第2実施例を示すブロッ
ク図、 第7図はこの発明の増幅回路の第2実施例の具体的な回
路構成例を示す回路図、 第8図は従来の増幅回路を示すブロック図である。 12R、12L……前置増幅器(第1の増幅器) 15……低域通過フィルタ 17……第3の増幅器 43R……第1の信号源 43L……第2の信号源 50……前置増幅器(第1の増幅器) 51……可変インピーダンス回路 52……制御信号発生回路 53……比較電圧発生回路 54……コンパレータ(電圧比較手段) 56……第1の抵抗 57……第2の抵抗(第1の抵抗回路) 58……抵抗(第1の抵抗回路) 60……電力増幅器(第2の増幅器) 60R、60L……電力増幅器(第2の増幅器) 121、122、123、124……第4の抵抗 151、152……抵抗(第2の抵抗回路) 154……バッファ回路 155……第5の抵抗 511……第2のトランジスタ 512……第3のトランジスタ 513、514……トランジスタ(カレントミラー回路) 516……第4のトランジスタ 531、532……抵抗(分圧回路) 533……バッファ回路 534……第5のトランジスタ 535、537……トランジスタ(カレントミラー回路) 536……第6の抵抗 538……第6のトランジスタ 539……第7の抵抗 551……第1のトランジスタ 552……キャッパシタ 553……第3の抵抗
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−45560(JP,A) 特開 昭54−29951(JP,A) 特開 昭58−106905(JP,A) 特開 昭61−264906(JP,A) 実開 昭52−4741(JP,U) 実開 昭54−75640(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号入力段側に設置されて信号源から第1
    の抵抗を通して入力信号を受ける第1の増幅器と、 この第1の増幅器の出力側に設置されて前記第1の増幅
    器の出力を増幅して出力信号を取り出す第2の増幅器
    と、 前記第1及び第2の増幅器と共通の電源電圧を受けて比
    較電圧を発生する比較電圧発生回路と、 前記第2の増幅器の出力電圧を第2の抵抗を通して受
    け、前記出力電圧を正相入力側、前記比較電圧発生回路
    の前記比較電圧を逆相入力側に受け、前記比較電圧と前
    記出力電圧の差電圧に応じた電流を発生する電圧比較手
    段と、 この電圧比較手段が発生した前記電流によってベース電
    流が与えられ、そのベース電流に応じた動作電流を流す
    第1のトランジスタと、 この第1のトランジスタと基準電位点との間に直列に接
    続されて前記動作電流によって充電されるキャパシタ
    と、 ベース・コレクタを共通にした第2のトランジスタとと
    もに第3のトランジスタを備えて、これら第2及び第3
    のトランジスタのエミッタを共通にしたトランジスタ差
    動対の能動負荷としてカレントミラー回路を接続し、か
    つ前記エミッタと基準電位点との間に第4のトランジス
    タを直列に接続し、この第4のトランジスタのベースに
    前記キャパシタの充電電位を第3の抵抗を通して加える
    とともに、前記第2のトランジスタのベース・コレクタ
    を前記第1の増幅器の入力部に接続し、前記第3のトラ
    ンジスタのベースに一定のバイアス電圧を加えることに
    より、前記キャパシタに発生する充電電圧に応じた抵抗
    値を生じ、前記第1の抵抗と分圧回路を成す可変インピ
    ーダンス回路と、 を備えたことを特徴とする増幅回路。
  2. 【請求項2】第1及び第2の信号源に対応して個別に設
    置され、逆相入力側に第4の抵抗を以て出力側帰還され
    る帰還回路を備えた第1の増幅器と、 この第1の増幅器に対応して個別に設置されて前記第1
    の増幅器の各出力を個別に取り出す第2の増幅器と、 各第2の増幅器の出力間に接続された第1の抵抗回路
    と、 この第1の抵抗回路を通して取り出された前記第2の増
    幅器の出力電圧とともに電源電圧を受け、これら出力電
    圧及び電源電圧に応じたレベルを持つ制御信号を発生す
    る制御信号発生回路と、 前記第1の増幅器の信号入力間に接続された第2の抵抗
    回路と、 この第2の抵抗回路を通して前記第1の増幅器に対する
    入力信号を取り出すバッファ回路と、 このバッファ回路の出力部に直列に接続された第5の抵
    抗と、 この第5の抵抗に直列に接続されて分圧回路を成し、前
    記制御信号発生回路で発生した制御信号を受け、その制
    御信号に応じた抵抗値を呈する可変インピーダンス回路
    と、 前記第5の抵抗と前記可変インピーダンス回路との分圧
    点から得られる出力信号から低域成分信号を抽出する低
    域通過フィルタと、 この低域通過フィルタで抽出した前記低域成分信号を前
    記第1の増幅器側に加える第3の増幅器と、 を備えたことを特徴とする増幅回路。
  3. 【請求項3】前記比較電圧発生回路は、 前記電源電圧を分圧回路を以て一定電圧に分圧し、その
    一定電圧をバッファ回路を通して取り出し、前記電圧比
    較手段の逆相入力側に加えるべき前記バイアス電圧を発
    生させるバイアス電圧発生回路と、 このバイアス電圧発生回路で発生させた前記バイアス電
    圧を第5のトランジスタのベースで受け、この第5のト
    ランジスタに直列に接続した第6の抵抗を以て電圧を発
    生させ、この電圧を第6のトランジスタのベースで受け
    るとともに、ベース電流を流し、前記第5及び第6のト
    ランジスタに対してカレントミラー回路を接続して前記
    第5のトランジスタの動作電流を前記第6のトランジス
    タ側に流し、前記第6のトランジスタに直列に接続した
    第7の抵抗に発生させた電圧降下を以て前記比較電圧を
    発生させる電圧発生回路と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の増幅回路。
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