JPS5811058Y2 - サドウゾウフクカイロ - Google Patents

サドウゾウフクカイロ

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JPS5811058Y2
JPS5811058Y2 JP1975161284U JP16128475U JPS5811058Y2 JP S5811058 Y2 JPS5811058 Y2 JP S5811058Y2 JP 1975161284 U JP1975161284 U JP 1975161284U JP 16128475 U JP16128475 U JP 16128475U JP S5811058 Y2 JPS5811058 Y2 JP S5811058Y2
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JP
Japan
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differential amplifier
low
drift
signal
transistors
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JP1975161284U
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JPS5273651U (ja
Inventor
利吉 室岡
康守 石島
Original Assignee
ソニ− テクトロニクス カブシキガイシヤ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、差動増幅回路、特に低ドリフトかつ広帯域の
シングルエンド出力型差動増幅回路に関する。
一般に大きな負帰還を施した差動増幅器は、ドリフトが
小さいという利点はあるが、低帯域であって直流から高
周波信号まで増幅する広帯域差動増幅器としては全く使
用できない。
広帯域作動増幅器は、通常、エミッタが抵抗を介して接
続された2個の高周波トランジスタを含み、これら2個
のトランジスタの特性が完全に一致していることが要求
される。
しかし、低周波トランジスタ対に比べ、高周波トランジ
スタ対の動作特性を完全に一致させることは困難である
ため、従来使用されている広帯域差動増幅器は、通常、
ドリフトが大きいという欠点を有する。
さらに差動増幅器の差動出力の一方から出力を取り出す
シングルエンド出力型の場合、差動増幅トランジスタ対
のエミッタに接続される電流源あるいは負荷抵抗に接続
される電源等の変動がドリフト発生の要因ともなる。
このように広帯域性と低ドリフト性とを兼ね備えた差動
増幅器は従来存在しなかった。
本考案は、この点に鑑み、広帯域性と低ドリフト性とを
兼備した差動増幅回路を提供するものである。
本考案は、互いに等しい利得を有する広帯域の第1の差
動増幅器と、低帯域ではあるが第1の差動増幅器に比し
てドリフトの充分小さい第2の差動増幅器とを組合わせ
ることにより広帯域、がつ低ドリフトの差動増幅回路を
実現している。
即ち、本考案は広帯域の第1の差動増幅器の、中、高周
波数領域における良好な増幅特性はそのまま生かし、低
周波領域における増幅特性のみを低ドリフトの第2の差
動増幅器に依存するようにしたものである。
第1の差動増幅器及び第2の差動増幅器の他に両差動増
幅器の出力信号を・比較増幅して第1の差動増幅器のド
リフトに比例した信号を得るため、演算増幅器を可とす
る低ドリフトの第3の増幅器を備え、さらにその比較増
幅の際、第1.第2の差動増幅器の出力信号の周波数帯
域を一致させるために平衡型ローパスフィルタを備える
以下、図を参照して本考案の実施例について説明しよう
本考案においては、第1図に示すように入力信号SA及
びSBを端子1A及び1Bをそれぞれ通じて広帯域の差
動増幅器2に供給し、これより信号SA及びSBの差に
比例する信号S。
を得、これを出力端子3を通じて取出す。
一方、入力信号SA及びSBをローパスフィルタ4に供
給して、これより信号SA及びSBの低周波成分を取出
し、この低周波成分を低ドリフトで低帯域の差動増幅器
5の一方及び他方の入力端子に供給し、これより信号S
AとSBのそれぞれの低周波成分の差の信号S。
1、を得、これをローパスフィルタ6を通じて抵ドリフ
トで低帯域の差動増幅器7の一方の入力端子に供給し、
また差動増幅器2よりの信号S。
をローパスフィルタロを通じて差動増幅器7の他方の入
力端子に供給し、これより、これら一方及び他方の入力
端子に供、給された信号の差の信号(即ち差動増幅器2
のドリフト)に比例した誤差信号SEを得、これを差動
増幅器2に供給して、これによりこの差動増幅器2の直
流レベルを制御してドリフトを補償する。
この際、差動増幅器7は誤差信号SEが零となるように
、即ち信号S。
及びS。Lの低周波成分が等しくなるように差動増幅器
2を制御する。
なお、本考案においては、ローパスフィルタ4及び6は
平衡形のものを用いる。
ローパスフィルタ4は入力信号の高周波成分による差動
増幅器5の誤動作を防止するため、予め入力信号の高周
波成分を除去しておくためのものである。
また、ローパスフイ、ルタ6は差動増幅器2及び5の各
出力の低周波成分のみを取出し、かつその周波数帯域を
一致させるためのものである。
全周波数帯域にわたって一定の利得を得るため、即ち低
周波領域と中・高周波領域とで利得が変化しないように
するため差動増幅器2及び5の利得は等しいものを使用
する。
第2図は、上述した本考案による差動増幅回路の具体的
接続図を示すものである。
広帯域の差動増幅器2は、高入力インピーダンスを低出
力インピーダンスに変換するインピーダンス変換器とし
てのバッファ増幅段21と、広帯域の差動増幅段22と
、出力増幅段23から成り、差動増幅段22においては
エミッタ接地構成とされた2個の高周波トランジスタ2
21A及び221Bによりそれぞれ入力信号SA及びS
Bに対する入力段が構成され、ベース接地構成とされた
トランジスタ222A及び222Bにより出力段が構成
され、そして、トランジスタ223及び224により定
電流源が構成され、これがトランジスタ221A及び2
21Bのエミッタ側に接続される。
またトランジスタ225及び゛ツェナーダイオード22
6により、出力段のトランジスタ222A及び222B
のベースバイアス回路が構成され、これにより入力信号
SA及びSBのレベルに応じて、トランジスタ222A
及び222Bのベースバイアスが選定されて、増幅器2
の直線性及びダイナミックレンジが決定される。
出力増幅段23においては、4個のトランジスタ231
.232,233及び234のエミッタ側が共通に接続
されて負の電源端子−■。
0に接続され、トランジスタ231及び234のベース
がそれぞれ抵抗器を介して負の電源端子−■ooに接続
され、トランジスタ232及び233のベースが共通接
続されてバイアス源十V1に接続され、またトランジス
タ231及び233のコレクタが共通に接続され、トラ
ンジスタ232及び234のコレクタが共通に接続され
、それぞれの接続点がベース接地型トランジスタ235
及び236のエミッタに接続され、この、トラ・ンジス
タ235及び236のコレクタはそれぞれ抵抗器24及
び25を介して正の電源端子+Vccに接続される。
そして、差動増幅段22の出力トランジスタ222A及
び222Bのコレクタ出力がトランジスタ231及び2
34のベースに供給されて、トランジスタ231及び2
33には同相の信号が流れ、トランジスタ232及び2
34にはこれと逆相の信号が流れ、従ってトランジスタ
235及び236にそれぞれトランジスタ231及び2
32に流れる電流の2倍の電流が流れるので各トランジ
スタ231.232,233及び234の利得帯域幅積
の約2倍の利得帯域幅積が得られ、従って広帯域の信号
が増幅され、入力信号SA及びSBの差に比例するシン
グルエンドの出力信号Scが出力端子3を通じて取出さ
れる。
そして差動増幅器7より得られる信号SEがトランジス
タ91及び92を介して広帯域の差動増幅器2の差動増
幅段23のトランジスタ234のベースに供給され、こ
のトランジスタ234のベース電位が制御されることに
よって広帯域の差動増幅器2のドリフトが補償される。
第3図及び第4図はそれぞれ本考案の他の例の要部の接
続図で、第3図の例においては、入力信号SAとSBの
差に比例した信号が端子31を通じてエミッタホロワ構
成のトランジスタ32のベースに供給され、エミッタに
得られる出力がエミッタホロワ構成のトランジスタ33
に供給され、このトランジスタ33のエミッタ出力が互
にエミッタが接続されたトランジスタ34及び35のベ
ースに供給され、トランジスタ34及び35のエミッタ
の接続点に得られる信号が抵抗器36を通じて出力端子
3より取出される。
そしてこの信号の低周波成分と差動増幅器5よりの信号
の低周波成分との差の信号、即ち、差動増幅器2のドリ
フトに応じた誤差信号が差動増幅器7に得られ、これか
斗うンジスタ32と直列に接続され、かつコレクタがト
ランジスタ33のベースに接続されたトランジスタ37
のベースに供給されて、このトランジスタ37ニヨリト
ランジスタ33のベース電位が制御され、トランジスタ
32の利得は変化することなく差動増幅器2のドリフト
が補償される。
第4図の例は、第2図の例における出力増幅段23がト
ランジスタ41,42.43及び44により構成された
もので、差動増幅器7の出力信号によりトランジスタ4
1及び42゛の電流源を構成するトランジスタ45が制
御されで、差動増幅器2のドリフトが補償される。
トランジスタ46はトランジスタ45よりなる電流源の
温度補償用である。
なお、差動増幅器2と5の直線性が等しいときにはドリ
フトの補償は確実に行なわれるが、一般にこれらの増幅
器の直線性は入力信号が所定の振幅以下のときにはほぼ
等しく、それ以上に大きくなると増幅器2及び5の直線
性の違いが増幅器2のドリフトとして検出されてしまう
この場合には第5図に示すように、振幅検出器9を設け
、これより差動増幅器5の出力信号の振幅を検出し、こ
の振幅レベルが一定値以上になったときに、これより1
なる出力信号を得、これ(ト、より差動増幅、器2及び
5とローパスフィルタ6との間に談けら五たスイッチ回
路10をオフとなして、増幅器2に誤差信号SEを供給
しない方がドリフトが少ない。
このときには差動増幅器7の出力にスイッチ回路10が
オフとなる直前にローパスフィルタ6のコンデンサCに
蓄えられていた電圧に応じた一定のドリフト補償電圧を
得、これを差動増幅器2に供給して、スイッチ10の切
換時の人力信号の変動による信号SEの急激な変化をさ
ける。
以上述べた本考案によれば、下記のような種々の作用効
果が得られる。
(i)広帯域の差動増幅器2と低ドリフトの差動増幅器
5とを組合わせ、低周波領域の特性は差動増幅器5に依
存し、中・高周波領域での特性は差動増幅器2に依存す
るようにしたので、広帯域性と低ドリフト性とを兼ね備
えた差動入力・シングルエンド出力型の増幅回路が得ら
れる。
(ii)差動増幅器2及び5により夫々等しい増幅率で
増幅された出力信号同士を減衰させることなく比較して
ドリフトを検出するので、ドリフトの検出感度が大きく
高精度のドリフト補償が行なえる。
(iii)差動増幅器2及び5により夫々増幅された出
力信号同士を比較するので、比較する信号の位相差が小
さいということと、ローパスフィルタ6により低周波成
分だけを取出して比較するということによって、ドリフ
トが高精度に検出される。
(比較する信号に位相差がある場合、広帯域信号同士を
比較すると誤差が大きくなってしまう。
)(iv)ローパスフィルタ6は平衡型なので、不平衡
型に比べ、回路が簡単であり、且つ比較する信号の周波
数帯域を正確に一致させることができる。
(v)差動増幅回路の低周波特性は、低ドリフト差動増
幅器5及び7によって規定されるので、たとえ差動増幅
器2の利得が変化するようなことがあっても、そのこと
によってドリフトが発生することはない。
なお差動増幅器5として周波数特性が低周波の低帯域の
ものを使用すればローパスフィルタ4は設ける必要はな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による差動増幅回路の一例の系統図、第
2図はその具体的接続の一例を示す図、第3図及び第4
図は本考案による差動増幅回路の要部の具体的接続の他
の例を示す図、第5図は本考案による差動増幅回路の他
の例の系統図である。 2は第1の差動増幅器、5は第2の差動増幅器、6は平
衡型ローパスフィルタ、7は第3の差動増幅器、221
A及び221Bは高周波トランジスタである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エミッタが抵抗を介して互いに接続された2個の高周波
    トランジスタを含み、2人力信号の差を増幅してシング
    ルエンドの出力信号を得る比較的大きなドリフトを伴う
    広帯域の第1の差動増幅器と、この第1の差動増幅器と
    等しい利得を有し上記2人力信号の差信号を増幅する低
    帯域、低ドリフトの第2の差動増幅器と、上記第1の差
    動増幅器及び上記第2の差動増幅器の各出力信号の周波
    数帯域を互いに一致させる平衡型ローパスフィルタと、
    このローパスフィルタの2出力信号の差信号を増幅する
    低ドリフトの第3の差動増幅器とを具え、上記第3の差
    動増幅器の出力信号により上記第1の差動増幅器の直流
    レベルを制御して上記第1の差動増幅器のドリフトを補
    償することを特徴とする差動増幅回路。
JP1975161284U 1975-11-28 1975-11-28 サドウゾウフクカイロ Expired JPS5811058Y2 (ja)

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JP1975161284U JPS5811058Y2 (ja) 1975-11-28 1975-11-28 サドウゾウフクカイロ

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JP1975161284U JPS5811058Y2 (ja) 1975-11-28 1975-11-28 サドウゾウフクカイロ

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Publication Number Publication Date
JPS5273651U JPS5273651U (ja) 1977-06-02
JPS5811058Y2 true JPS5811058Y2 (ja) 1983-03-01

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JP1975161284U Expired JPS5811058Y2 (ja) 1975-11-28 1975-11-28 サドウゾウフクカイロ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4891955A (ja) * 1972-02-12 1973-11-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4891955A (ja) * 1972-02-12 1973-11-29

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JPS5273651U (ja) 1977-06-02

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