JPH02240217A - 歯車の熱処理方法 - Google Patents
歯車の熱処理方法Info
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- JPH02240217A JPH02240217A JP5925689A JP5925689A JPH02240217A JP H02240217 A JPH02240217 A JP H02240217A JP 5925689 A JP5925689 A JP 5925689A JP 5925689 A JP5925689 A JP 5925689A JP H02240217 A JPH02240217 A JP H02240217A
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- gears
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- Pending
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 13
- 238000010030 laminating Methods 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野]
本光明は歯車の熱!a!lul!方法に関するものであ
る。
る。
〔従来の技術]
歯車には、その強度や耐摩耗性の向上等を目的として、
浸炭焼入れ等の熱処理が施されることがある。
浸炭焼入れ等の熱処理が施されることがある。
歯車に熱処理を施す場合には、一般に、横方向に差し渡
された支持棒に歯車を遊嵌した状態で行なわれる。
された支持棒に歯車を遊嵌した状態で行なわれる。
(光明が解決しようとする課題]
ところで、径の大きな歯車を熱処理する場合、歯車の自
重が大きいために、支持棒にM嵌された歯車は自重によ
って隋円形に歪んでしまう。このような歯車を使用した
場合には奢るしいギヤ鳴りを生じる不都合がある。
重が大きいために、支持棒にM嵌された歯車は自重によ
って隋円形に歪んでしまう。このような歯車を使用した
場合には奢るしいギヤ鳴りを生じる不都合がある。
また、歯車は支持棒に単に吊り下げられているだけなの
で、上述した径方向のみならず、軸方向、古い換えれば
平面度においても歪みを生じ、熱処理後の内径仕上げや
端面加■に悪影響を及ぼす不都合があった。
で、上述した径方向のみならず、軸方向、古い換えれば
平面度においても歪みを生じ、熱処理後の内径仕上げや
端面加■に悪影響を及ぼす不都合があった。
本発明は上記実状に鑑みて、熱処理時における歯車の歪
みを可及的に低減することの可能な歯車の熱処理方法を
提供することを目的と1yる。
みを可及的に低減することの可能な歯車の熱処理方法を
提供することを目的と1yる。
そこで本発明では、歯車の両側面に、基準面を有する突
起をそれぞれ設けるとともに、この基準面を互いに当接
させて複数の歯車を積層した状態で熱処理を施している
。
起をそれぞれ設けるとともに、この基準面を互いに当接
させて複数の歯車を積層した状態で熱処理を施している
。
各歯車には、その径方向に歯車の自重が作用することな
く、一方、各歯車は、自重およびm層された他の歯車の
重量により軸方向に押圧され拘束される。
く、一方、各歯車は、自重およびm層された他の歯車の
重量により軸方向に押圧され拘束される。
以下、本発明を、実施例を示す何面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図、第2図および第3図は、本発明に関わる熱処理
方法における歯車の設置態様、歯車、および載置台を示
すものであり、第1図および第2図に示す如く、歯車1
の側面(上面)laと側面(下面)1bとには、それぞ
れ全周に亘って延びる突起IC,Idが形成されている
。上記突起1Cの上面、および上記突起1dの下面には
、それぞれ!3?¥面1eおよび基準面1fが形成され
ており、これら基準面1eと!fとは互いに平行を成し
て形成されている。
方法における歯車の設置態様、歯車、および載置台を示
すものであり、第1図および第2図に示す如く、歯車1
の側面(上面)laと側面(下面)1bとには、それぞ
れ全周に亘って延びる突起IC,Idが形成されている
。上記突起1Cの上面、および上記突起1dの下面には
、それぞれ!3?¥面1eおよび基準面1fが形成され
ており、これら基準面1eと!fとは互いに平行を成し
て形成されている。
ここで、上記基準面1eおよび1「は、それぞれ突起1
c、および1dにのみ形成されているので、突起を設け
ずに歯車の側面全面を基準面とする場合に比してその形
成作業が楊めて容易である。
c、および1dにのみ形成されているので、突起を設け
ずに歯車の側面全面を基準面とする場合に比してその形
成作業が楊めて容易である。
第1図に示す如く、複数個の歯車1.1,1゜・・・は
、治具10を介して積層されている。
、治具10を介して積層されている。
治具10は、載置台11と芯金12とから成っており、
上記載置台11はリング状の本体11aと、該本体11
aの上面に突設された複数の基準突起11b、11b、
・・・とから成っている。上記基準突起11b、11b
、・・・は、本体11aと同心の円周上に沿って互いに
離隔して設けられており、さらに上記基準突起11b、
11b、・・・の上面には、基準平面11c、1ic、
・・・が形成されている。一方、芯金12は、載置台1
1に1■合する基台12aと、該基台12aに立設され
た柱状部材12bとから成っており、水平な床面100
上に戟1台11と芯金12とを載置すると、e百合11
における基準平面11G、11G、・・・が水平に占位
するとともに、芯金12における柱状部材12t)の軸
芯が垂直方向に延びることとなる。
上記載置台11はリング状の本体11aと、該本体11
aの上面に突設された複数の基準突起11b、11b、
・・・とから成っている。上記基準突起11b、11b
、・・・は、本体11aと同心の円周上に沿って互いに
離隔して設けられており、さらに上記基準突起11b、
11b、・・・の上面には、基準平面11c、1ic、
・・・が形成されている。一方、芯金12は、載置台1
1に1■合する基台12aと、該基台12aに立設され
た柱状部材12bとから成っており、水平な床面100
上に戟1台11と芯金12とを載置すると、e百合11
における基準平面11G、11G、・・・が水平に占位
するとともに、芯金12における柱状部材12t)の軸
芯が垂直方向に延びることとなる。
複数個の歯車1,1,1.・・・は、それぞれ柱状部材
12bに中心孔1qを嵌めるようにして治具10に装着
されている。最下位の山車1は、載置台117)基準平
面11 c、 11 cニ、13準面1fを当接させて
載置されており、下から2g目の歯1i1は、最下位の
歯車1の基準面1eに基準面1fを当接させて載置され
ている。同様にして複数個の歯車1.1,1.・・・が
順次積層されている。
12bに中心孔1qを嵌めるようにして治具10に装着
されている。最下位の山車1は、載置台117)基準平
面11 c、 11 cニ、13準面1fを当接させて
載置されており、下から2g目の歯1i1は、最下位の
歯車1の基準面1eに基準面1fを当接させて載置され
ている。同様にして複数個の歯車1.1,1.・・・が
順次積層されている。
上述した如く積層された複数個の歯車1,1゜1、・・
・は、それぞれ中心孔1gに柱状部材12bが貫通して
いるのみで、径外方向に関しては何ら拘束されていない
。一方、各歯車1.1,1.・・・は、それぞれ自重、
あるいは自Φおよび上位に梢まもだ他の[!El車1の
重量によって押圧され、軸方向に関して拘束されている
。この状態で熱処理を施すと、各1!1車1.1.1.
・・・は、その半径方向に何の外力−し加わらず、何ら
拘束もされていないために、径方向に関する熱歪の光生
が抑えられ、また、軸方向へは自重等の重量によって押
圧されているために、軸方向、すなわら平面度に関する
熱歪みの発生が抑えられる。
・は、それぞれ中心孔1gに柱状部材12bが貫通して
いるのみで、径外方向に関しては何ら拘束されていない
。一方、各歯車1.1,1.・・・は、それぞれ自重、
あるいは自Φおよび上位に梢まもだ他の[!El車1の
重量によって押圧され、軸方向に関して拘束されている
。この状態で熱処理を施すと、各1!1車1.1.1.
・・・は、その半径方向に何の外力−し加わらず、何ら
拘束もされていないために、径方向に関する熱歪の光生
が抑えられ、また、軸方向へは自重等の重量によって押
圧されているために、軸方向、すなわら平面度に関する
熱歪みの発生が抑えられる。
なお、本例では基準面の形成された突起が環状を呈して
いるが、複数個の突起を同一円周上に配列してもよいこ
とは勿論である。また本例では平歯車を例示しているが
、周面に歯の設けられている歯車であれば、ウオームホ
イール等、種々の南中の製造に本発明を適用できること
は言うまでもない。
いるが、複数個の突起を同一円周上に配列してもよいこ
とは勿論である。また本例では平歯車を例示しているが
、周面に歯の設けられている歯車であれば、ウオームホ
イール等、種々の南中の製造に本発明を適用できること
は言うまでもない。
[発明の効宋]
以上、詳述した如く、本発明に関わる歯車の熱処理方法
によれば、歯車の両側面に基準面を設け、この基準面同
志を互いに当接させて複数個の歯車を積層した状態で熱
処理を施すので、各山車は径方向に関して何ら拘束され
ず、かつ軸方向に関しては自重等により押圧されて拘束
される。かくして熱98哩時における各歯車の径方向、
および軸方向への熱歪みの発生を可及的に抑えることか
でさる。
によれば、歯車の両側面に基準面を設け、この基準面同
志を互いに当接させて複数個の歯車を積層した状態で熱
処理を施すので、各山車は径方向に関して何ら拘束され
ず、かつ軸方向に関しては自重等により押圧されて拘束
される。かくして熱98哩時における各歯車の径方向、
および軸方向への熱歪みの発生を可及的に抑えることか
でさる。
第1図は本発明に関わる熱処理方法にお(ブる南中の設
置態様を示す要部断面側面図、第2図は本発明に関わる
方法により熱51!!理される歯車の一部破断仝体斜視
図であり、第3図は本発明に関わる熱処理方法に用いら
れる載置台の全体斜視図である。 1・・・歯車、1a、1b・・・側面、1c、1d・・
・突起、1e、1f・・・基準面、1g・・・中心孔、
10・・・治具、11・・・載置台、12・・・芯金、
100・・・床面。 出 願 人 鈴木自動車工業株式会社 第2図 第3図
置態様を示す要部断面側面図、第2図は本発明に関わる
方法により熱51!!理される歯車の一部破断仝体斜視
図であり、第3図は本発明に関わる熱処理方法に用いら
れる載置台の全体斜視図である。 1・・・歯車、1a、1b・・・側面、1c、1d・・
・突起、1e、1f・・・基準面、1g・・・中心孔、
10・・・治具、11・・・載置台、12・・・芯金、
100・・・床面。 出 願 人 鈴木自動車工業株式会社 第2図 第3図
Claims (1)
- 歯車の両側面に、基準面を有する突起をそれぞれ設け、
上記突起の基準面を互いに当接させて複数の歯車を積層
した状態で上記各歯車に熱処理を施すことを特徴とする
歯車の熱処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5925689A JPH02240217A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 歯車の熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5925689A JPH02240217A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 歯車の熱処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02240217A true JPH02240217A (ja) | 1990-09-25 |
Family
ID=13108119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5925689A Pending JPH02240217A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 歯車の熱処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02240217A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10307341A1 (de) * | 2003-02-21 | 2004-09-02 | Bayerische Motoren Werke Ag | Tragplatte zur Aufnahme von Bauteilen |
JP2010215943A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Nissan Motor Co Ltd | 熱処理方法、熱処理装置および熱処理部品 |
CN102703674A (zh) * | 2012-06-21 | 2012-10-03 | 佛山市星光传动机械有限公司 | 一种齿轮热处理无压力工装装置 |
JP2019143210A (ja) * | 2018-02-22 | 2019-08-29 | 日本製鉄株式会社 | 焼入れ用治具およびはすば歯車の製造方法 |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP5925689A patent/JPH02240217A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10307341A1 (de) * | 2003-02-21 | 2004-09-02 | Bayerische Motoren Werke Ag | Tragplatte zur Aufnahme von Bauteilen |
DE10307341B4 (de) * | 2003-02-21 | 2006-02-02 | Bayerische Motoren Werke Ag | Tragplatte zur Aufnahme eines Tellerrades |
JP2010215943A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Nissan Motor Co Ltd | 熱処理方法、熱処理装置および熱処理部品 |
CN102703674A (zh) * | 2012-06-21 | 2012-10-03 | 佛山市星光传动机械有限公司 | 一种齿轮热处理无压力工装装置 |
JP2019143210A (ja) * | 2018-02-22 | 2019-08-29 | 日本製鉄株式会社 | 焼入れ用治具およびはすば歯車の製造方法 |
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