JPH0223853Y2 - - Google Patents

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JPH0223853Y2
JPH0223853Y2 JP3746885U JP3746885U JPH0223853Y2 JP H0223853 Y2 JPH0223853 Y2 JP H0223853Y2 JP 3746885 U JP3746885 U JP 3746885U JP 3746885 U JP3746885 U JP 3746885U JP H0223853 Y2 JPH0223853 Y2 JP H0223853Y2
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JP
Japan
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bearing
mounting
support member
cylindrical surface
mounting member
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JP3746885U
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  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は工作機械、ロボツト、測定器等の各
方面に使用するリニアガイドの取付装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来は第5図に示すように、ベアリング1の下
面に軸方向に設けた凹所3がレール5と対向し、
またベアリング1の上部は取付部材7の端部に設
けた断面が矩形状の軸方向にみぞ9内に配設され
ている。前記ベアリング1の上面に設けたねじ部
に、取付部材7の貫通孔に配設したねじ部材11
を螺合してベアリング1を取付部材7に取付けて
いる。前記ベアリング1の一方の側面は取付部材
のフランジ13に螺合する止めねじ15によつて
押圧され、ベアリング1の他方の側面は取付部材
の段部17に接触している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
止めねじ15でベアリング1を押圧すると、フ
ランジ13が取付部材7に対して弾性変形するの
で剛性が低く、ベアリング1を取付部材7に強固
に取付けることができない。また、取付部材7の
端部に断面が矩形状の軸方向のみぞ9を設けるの
で、構造が複雑でコストが高い。さらに、取付部
材7はフランジ13を有するのでベアリング1を
取付部材7の端部にしか取付けることができず、
取付部材7の端部以外の個所にベアリング1を取
付けることができない。また、止めねじ15はベ
アリング1の外面と点接触のように接触するので
単位面積当りの押圧力が高く、ベアリング1は止
めねじ15によつて押圧される個所が局部的に弾
性変形するのでリニアガイドの性能の障害とな
る。
この考案はベアリングが取付部材に強固に取付
けられ、コストが安価であり、ベアリングを取付
部材の端部以外の任意の個所にも取付けることが
でき、そしてリニアガイドの性能への障害がない
リニアガイドの取付装置を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
ベアリングの一方の側の面に軸方向に設けた凹
所がレールと対向し、前記ベアリングは凹所と反
対側の面が取付部材に接するように取付部材に取
付けられたリニアガイドの取付装置において、前
記取付部材に設けた円筒状の基準孔に支持部材に
設けた第一の円筒面を嵌合し、前記支持部材の外
周面は第一の円筒面に対して偏心しかつベアリン
グの外面へ接する第二の円筒面を有し、前記支持
部材を取付部材に取付けたことにある。
〔作用〕
ねじ部材43によつてベアリング21を取付部
材29にゆるく取付け、またボルト31によつて
支持部材37を取付部材29にゆるく取付ける。
次に、支持部材37を回動することによつてベア
リング21を微少量移動させ、取付部材29に対
するベアリング21の位置を定める。その後に、
支持部材37の回動を防止した状態でボルト31
を回動して支持部材37を取付部材29に強固に
取付けると共にねじ部材43を回動してベアリン
グ21を取付部材29に強固に取付ける。そし
て、このような状態で凹所23に対向して配設さ
れたレール25に対してベアリング21が軸方向
に往復動する。
〔実施例〕
第1図及び第2図において、ベアリング21の
一方の側の面には断面が矩形状の凹所23が軸方
向に設けられている。前記凹所23の相対向する
一対の面には二列の軌道みぞがそれぞれ設けら
れ、また凹所23に対向して断面が矩形状のレー
ル25が配設されている。前記レール25には凹
所23の軌地みぞに対向する転動みぞが設けら
れ、この転動みぞと凹所23の軌地みぞとの間に
は所要数の転動体27が配設されている。前記ベ
アリング21は凹所23と反対側の面が取付部材
29の端部に接し、またベアリング21は軸と直
角方向の両側の部分に貫通孔をそれぞれ有してい
る。前記ベアリング21の貫通孔に配設したねじ
部材43を取付部材29に設けたねじ部に螺合し
てベアリング21を取付部材29に取付けてい
る。従つて、ベアリング21は取付部材29に対
してねじ部材43の軸心方向の移動が抑制されて
いる。前記取付部材29はベアリング21の一方
の側面側の部分に円筒状の基準孔33を有し、こ
の基準孔33の底面にはめねじ35が設けられて
いる。前記基準孔33には支持部材37の外周面
に設けた第一の円筒面39が嵌合し、また支持部
材37には軸方向に第一の円筒面39と同心の取
付用孔41が設けられている。前記取付用孔41
に配設したボルト31をめねじ35に螺合して支
持部材37を取付部材29に取付け、また支持部
材37の外周面は第一の円筒面39に対して偏心
しそして第一の円筒面39より大径の第二の円筒
面45を有している。従つて、第一の円筒面39
とベアリング21との干渉の可能性が少ない。前
記第二の円筒面45には支持部材37の軸心と直
角方向に穴状に支持部材回動制御部47が一個以
上設けられ、この支持部材回動制御部47にピン
等を嵌合して支持部材37の回動制御に利用す
る。前記第二の円筒面45はベアリング21の一
方の側面を押圧し、ベアリング21の他方の側面
は取付部材29に設けた段部49に接触してい
る。従つて、ベアリング21は取付部材29に対
してベアリング21の側面と直角方向の移動が抑
制されている。
第3図及び第4図はこの考案の他の実施例であ
るが、ベアリング21の一方の側の面に軸方向に
設けた凹所がレール25と対向し、またベアリン
グ21は凹所と反対側の面が取付部材29の端部
に接している。前記ベアリング21は軸と直角方
向の両側の部分にねじ部をそれぞれ有し、また取
付部材29はねじ部と対向する位置に貫通孔を有
している。前記取付部材29の貫通孔に配設した
ねじ部材43をベアリング21のねじ部に螺合し
てベアリング21を取付部材29に取付けてい
る。前記取付部材29はベアリング21の両端面
側の部分に円筒状の基準孔33をそれぞれ有し、
この基準孔33の底面には基準孔33と同心の取
付用孔41が設けられている。前記基準孔33に
は支持部材37の外周面に設けた第一の円筒面3
9が嵌合し、また支持部材37には軸方向にめね
じ35が設けられている。前記取付用孔41に配
設したボルト31をめねじ35に螺合して支持部
材37を取付部材29に取付け、また支持部材3
7の外周面は第一の円筒面39に対して偏心しそ
して第一の円筒面39の外径以下の外径の第二の
円筒面45を有している。前記第二の円筒面45
には一対の平行な平面状のみぞ状の支持部材回動
制御部47が設けられ、この支持部材回動制御部
47にスパナ等を係合して支持部材47の回動制
御に利用する。なお、支持部材37の端面に六角
穴状、プラスみぞ状、マイナスみぞ状等の支持部
材回動制御部を設けても良い。前記ベアリング2
1の両端面はいずれも第二の円筒面45に接触し
て押圧され、ベアリング21は取付部材29に対
する軸方向の移動が抑制されている。なお、ベア
リング21の両端面に接する支持部材37はいず
れも第二の円筒面45が第一の円筒面39に対し
て偏心しているが、ベアリング21の両端面のい
ずれか一方に接する支持部材は第二の円筒面と第
一の円筒面とが同心でも良い。
なお、図示の実施例ではベアリング21を取付
部材29の端部に設けたが、取付部材29の端部
以外の個所に設けても良い。
また、ベアリング21の一方の側面又は一方の
端面が二個以上の支持部材37に接して押圧され
ても良い。
さらに、ベアリング21の両側面又は両側面と
両端面との両方が支持部材37に接して押圧され
ても良い。
また、ベアリング21の一方の側面又は一方の
端面は支持部材37に接して支持され、そしてベ
アリング21の他方の側面又は他方の端面は段部
49及び支持部材37等に接しないで何ものにも
拘束されなくても良い。このようにすると、ベア
リング21の一方の側面側又は一方の端面側にの
みリニアガイドの荷重が負荷される場合等に特に
有効である。
また、ベアリング21の外面に断面が円弧状の
みぞを設け、支持部材37がベアリング21の外
面と面接触しても良い。
さらに、ベアリング21とレール25とは直動
の転がり軸受だけでなく、直動のすべり軸受、流
体軸受、磁気軸受等を構成しても良い。
また、レール25がベアリング21に対して往
復動しても良い。
さらに、凹所23及びレール25の断面形状を
矩形台、台形状、球状等の種々の形状にすること
ができる。
〔考案の効果〕
第一の円筒面39が基準孔33によつて支持さ
れるので取付部材29及び支持部材37は弾性変
形せず、剛性が高いのでベアリング21を取付部
材29に強固に取付けることができる。また、取
付部材29の端部に断面が矩形状の軸方向のみぞ
を設ける必要がないのでコストが安価である。さ
らに、ベアリング21を取付部材29の端部以外
の個所にも取付けることができる。また、支持部
材37はベアリング21の側面及び端面等の外面
と線接触又は面接触のように接触するので接触面
積がある程度あり、単位面積当りの押圧力が高く
ないのでベアリング21の局部的な弾性変形はな
く、リニアガイドの性能への障害がないという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すリニアガイ
ドの取付装置の一部を断面で示す正面図、第2図
は第1図の下面図、第3図はこの考案の他の実施
例を示すリニアガイドの取付装置の一部を断面で
示す側面図、第4図は第3図のA−A線の断面
図、第5図は従来のリニアガイドの取付装置の一
部を断面で示す正面図である。 図中、21はベアリング、23は凹所、25は
レール、29は取付部材、33は基準孔、37は
支持部材、39は第一の円筒面、45は第二の円
筒面である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ベアリングの一方の側の面に軸方向に設けた
    凹所がレールと対向し、前記ベアリングは凹所
    と反対側の面が取付部材に接するように取付部
    材に取付けられたリニアガイドの取付装置にお
    いて、前記取付部材に設けた円筒状の基準孔に
    支持部材に設けた第一の円筒面を嵌合し、前記
    支持部材の外周面は第一の円筒面に対して偏心
    しかつベアリングの外面へ接する第二の円筒面
    を有し、前記支持部材を取付部材に取付けたこ
    とを特徴とするリニアガイドの取付装置。 (2) 支持部材と取付部材とのいずれか一方に設け
    た取付用孔に配設したボルトを他方に設けため
    ねじに螺合して支持部材を取付部材に取付けた
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のリニアガ
    イドの取付装置。 (3) 第二の円筒面が穴状又は一対の平行なみぞ状
    の支持部材回動制御部を有する実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のリニアガイドの取付装
    置。 (4) 第二の円筒面がベアリングの側面に接する実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のリニアガイ
    ドの取付装置。 (5) 第二の円筒面がベアリングの端面に接する実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のリニアガイ
    ドの取付装置。
JP3746885U 1985-03-18 1985-03-18 Expired JPH0223853Y2 (ja)

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JP3746885U JPH0223853Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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JP3746885U JPH0223853Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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JPS61154323U JPS61154323U (ja) 1986-09-25
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JP3746885U Expired JPH0223853Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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JP3541557B2 (ja) * 1996-03-28 2004-07-14 株式会社日本製鋼所 射出成形装置

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JPS61154323U (ja) 1986-09-25

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