JPH07243443A - 直動転がり案内ユニット - Google Patents

直動転がり案内ユニット

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JPH07243443A
JPH07243443A JP6058301A JP5830194A JPH07243443A JP H07243443 A JPH07243443 A JP H07243443A JP 6058301 A JP6058301 A JP 6058301A JP 5830194 A JP5830194 A JP 5830194A JP H07243443 A JPH07243443 A JP H07243443A
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surface seal
guide unit
seal
linear motion
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Isao Ochiai
功 落合
Osamu Sato
佐藤  修
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Nippon Thompson Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、下面シールをエンドキャップの端
面で固定でき、下面シールの長手方向の長さを調整でき
る直動転がり案内ユニットを提供する。 【構成】 下面シール3は、一対のL字状の下面シール
部材23,29を折り曲げて互いに係止して製作され
る。下面シール部材23,29は、係止凸部25と係止
凹部24とを係合させて相互に位置決めできると共に、
長手方向に相対移動可能であるから、スライダ19の長
手方向の全長に寸法誤差があっても下面シール全体の長
さを調整することができ、下面シールの熱膨張、外力等
による伸縮を許容できる。下面シール3は、スライダ1
9の底面ではなく、エンドキャップ5の端面で固定され
るので、軌道レール1を設置するベースとスライダ19
の下面とのH1 寸法が小さい場合でも、簡単に且つ強固
に固定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ケーシング、エンド
キャップ等から成るスライダを転動体を介して軌道レー
ル上で摺動可能に構成した直動転がり案内ユニットに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、直動転がり案内ユニットは、一例
として、図10に示すようなものが知られている。図1
0は従来の直動転がり案内ユニットの一例を示す斜視図
である。図10に示すように、直動転がり案内ユニット
は、主として、長手方向両側壁面11に軌道溝9を形成
した軌道レール1と、該軌道レール1上を跨架して摺動
可能に装着されたスライダ30から構成されている。ス
ライダ30は、軌道レール1に対して相対摺動可能であ
り且つ各軌道溝9に対向する位置に軌道溝8を形成した
ケーシング2、対向する軌道溝8,9間で相対移動可能
に転走する多数の転動体4、及びケーシング2の摺動方
向即ち長手方向両端にそれぞれ取り付けたエンドキャッ
プ5を有している。
【0003】エンドキャップ5には、軌道レール1とス
ライダ30との間の長手方向のシールを達成する側面シ
ール6が取り付けられると共に、軌道レール1とスライ
ダ30間の摺動面に潤滑剤を供給するためグリースニッ
プル18が取り付けられている。更に、ケーシング2か
ら転動体即ち転動体4が脱落するのを防止するため、保
持バンド17が多数の転動体4を囲むようにケーシング
2に取り付けられている。また、ケーシング2及びエン
ドキャップ5と軌道レール1の長手方向両側壁面11と
の間の摺動部を上下方向にシールするため、エンドキャ
ップ5及びケーシング2の下面に下面シール31が取り
付けられている。
【0004】スライダ30は、軌道レール1に跨架した
状態に載置され、軌道レール1の軌道溝9に沿って循環
する複数のボールからなる転動体4の介在で自在に摺動
するものである。即ち、軌道レール1の軌道溝9を走行
する負荷域の転動体4は、エンドキャップ5内に形成さ
れた方向転換路(図示せず)に導かれ、更にケーシング
2の軌道溝8と平行にその上方に形成されたリターン通
路孔10に移動し、多数の転動体4は無限循環路内を無
限循環するものである。このように、スライダ30に形
成された軌道溝8と軌道レール1の軌道溝9との間に位
置する負荷された転動体4の転動により、軌道レール1
とスライダ30とが摺動自在に相対運動することができ
る。
【0005】また、従来の直動転がり案内ユニットとし
て、図11に示すようなものが知られている。図11は
直動転がり案内ユニットの一部破断の端面図である。該
直動転がり案内ユニットは、上記のように、スライダ3
2が軌道レール1上を摺動するように構成されているか
ら、潤滑剤の漏れを防ぎ且つ外部からの異物の侵入を防
ぐために、スライダ32と軌道レール1との間の摺動部
にシール装置が設けられている。該シール装置は、長手
方向をシールするためにエンドキャップ5の両端に配置
した側面シール6、及び上下方向をシールするためにケ
ーシング2及びエンドキャップ5の下面に配置した下面
シール33から構成されている。
【0006】そして、従来のシール装置の一例として、
例えば、各エンドキャップ5に取り付けられた一対の側
面シール6と軌道レール1を挟んで配置された一対の下
面シール31,33とがそれぞれ別体構造となっている
もの、即ち2個の側面シール6と2個の下面シール3
1,33の4点の部品からなるもの(以下、「シール装
置A」という。例えば、特公昭57−38812号公報
参照)がある。該シール装置Aにおいては、下面シール
31,33はケーシング2又はエンドキャップ5の下面
にねじ、ボルト等の固着手段で固着されるのが一般的で
ある。
【0007】しかしながら、ミニチュアリニアウェイに
適用される直動転がり案内ユニットは、小型であるから
軌道レール1を設置するベース27とスライダ32の下
面28との距離H即ちH1 寸法(図11参照)が非常に
小さくなり、下面シール33をケーシング2又はエンド
キャップ5の下面に取り付ける場合に、確実に固定され
るねじ等による取付が困難であり、接着剤による取付し
かできないという問題点があった。また、該シール装置
Aは4点の部品からなるので、部品点数が多く、組立工
数の点でコスト高となってしまう点、及び側面シールと
下面シールとの結合部のシール性能が不十分である点等
の問題点があった。
【0008】また、従来のシール装置の別の例として
は、図12に示すように、一対の側面シールと一対の下
面シールを一体構造に形成したシール装置(例えば、実
公昭62−43136号公報参照)がある。図12はシ
ール装置Bの詳細を示す斜視図である。シール装置B
は、金属板を打ち抜き加工することによって一対の側板
12と一対の底板13とからなる芯金部材を形成し、こ
れを折り曲げ加工して、更に該芯金部材にプラスチック
等の弾性材料から成るシール部材を固着することによっ
て、側面シールを構成する側板12と下面シールを構成
する底板13とを一体構造に形成したものである。側板
12は、ほぼコ字状の開口部7を有しており、開口部7
には軌道レール1の外形に対応した形状のシール部材が
固着されている。底板13はその上面に断面が菱形のシ
ール部材が同じく固着されている。側板12には取付孔
14が形成されており、取付孔14がシール装置Bをエ
ンドキャップ5に固定する際のねじ穴になる。また、一
対の側板12の間の距離は、ケーシング2の両端にエン
ドキャップ5を取り付けたときの長手方向の全長の長さ
に等しくなるように構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記シール装置Bは、
側板12をエンドキャップ5にねじで固着するように構
成されているので、言い換えれば、ケーシング2又はエ
ンドキャップ5の下面に固着していないので、軌道レー
ル1を設置するベースとスライダの下面との距離H(即
ち、H1 寸法)が非常に小さい場合でも、ねじによる取
付が可能である。この意味では、該シール装置Bはシー
ル装置Aが有していた問題点を解決している。しかしな
がら、シール装置Bは、両側板12間の距離が一定であ
るから、ケーシング2と2個のエンドキャップ5の長さ
のばらつき、即ち寸法誤差を該シール装置Bでは調整す
ることができないという問題点がある。
【0010】また、シール装置Bは、上記のとおり、打
ち抜き加工、曲げ加工、並びに側板12及び底板13へ
のシール部材の固着などの加工を施して、下面シールと
側面シールを一体に製作したものであるから、スライダ
へ組み付けた時に、下面シールと側面シールとがどちら
も十分なシール性能を有するように精度よく加工するこ
とはかなり困難であり、必ずしもシール性能が十分とは
いえない。更に、シール装置Bは、一部が損傷してもそ
れ自体を取り換える必要があり、極めてコスト高になる
という問題を有している。
【0011】この発明の目的は、上記課題を解決するこ
とであり、軌道レールを設置するベースとスライダの下
面との距離が小さい直動転がり案内ユニットに適用する
場合であっても、下面シールをスライダにねじ等で簡単
且つ確実に固定できるように構成したシール性能に優
れ、しかも下面シールのシール性能を損なわずに、ケー
シングとエンドキャップとの長手方向の長さを調整する
ことができる直動転がり案内ユニットを提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するため手段】この発明は、上記目的を達
成するため、次のように構成されている。即ち、この発
明は、長手方向両側壁面に軌道溝を形成した軌道レー
ル、該軌道レールに対して相対摺動可能であり且つ前記
各軌道溝に対向する位置に軌道溝を形成したケーシン
グ、該ケーシングの長手方向両端に取り付けた一対のエ
ンドキャップ、対向する前記軌道溝間を循環移動可能に
転走する転動体、前記各エンドキャップの外側端面に設
けた側面シール、及び前記軌道レールを挟んで配置され
且つ前記ケーシング、前記エンドキャップ及び前記軌道
レールに対してシールする下面シールを有する直動転が
り案内ユニットにおいて、前記下面シールは、前記軌道
レールを挟んで前記ケーシングと前記エンドキャップと
の下面に配置された一対の底板部と、該各底板部の端部
にそれぞれ一体構造に形成され且つ前記各エンドキャッ
プの外側端面にそれぞれ固定される一対の側板部とから
構成されていることを特徴とする直動転がり案内ユニッ
トに関する。
【0013】また、この直動転がり案内ユニットにおい
て、前記下面シールは、金属材料で作製されているもの
である。又は、前記下面シールは、前記底板部と前記側
板部とを構成する芯金部材と、前記側板部を構成する前
記芯金部材の前記軌道レール側に固着された弾性材から
成るシール部材とから構成されているものである。或い
は、前記下面シールは、耐油性ゴム又はプラスチックの
弾性材料で作製されているものである。即ち、前記下面
シールは、芯金部材を鋼板等の金属材料で製作してもよ
く、該芯金部材のシール部分にシール部材を固着して製
作してもよく、或いは、下面シール全体を耐油性ゴム、
プラスチックの弾性材料で製作してもよい。
【0014】また、この直動転がり案内ユニットにおい
て、前記下面シールは、前記軌道レールの一側面で前記
ケーシング及び前記エンドキャップの下面に配置される
第1底板部及び該第1底板部の端部に一体構造に形成さ
れ且つ一方の前記エンドキャップの外側端面に固定され
る第1側板部を有する第1下面シール部材と、前記軌道
レールの他側面で前記ケーシング及び前記エンドキャッ
プの下面に配置される第2底板部及び該第2底板部の端
部に一体構造に形成され且つ他方の前記エンドキャップ
の外側端面に固定される第2側板部を有する第2下面シ
ール部材とから構成され、前記第1下面シール部材と前
記第2下面シール部材とは互いに対向する端面が係止可
能に構成されているものである。
【0015】また、この直動転がり案内ユニットにおい
て、前記第1下面シール部材の前記第1底板部と前記第
2下面シール部材の前記第2底板部との各端面には係止
凹部が形成され、前記第1下面シール部材の前記第1側
板部と前記第2下面シール部材の前記第2側板部との各
端面には前記係止凹部に係合する係止凸部を有している
ものである。
【0016】
【作用】この発明による直動転がり案内ユニットは、上
記のように構成されているので、次のように作用する。
即ち、この直動転がり案内ユニットは、下面シールをケ
ーシング及びエンドキャップの下面に配置される底板部
と、該底板部に一体成形される側板部とから構成すると
共に、該側板部をエンドキャップの外側端面に固着した
ので、軌道レールを設置するベースとケーシング、エン
ドキャップ等から成るスライダの下面との距離即ちH1
寸法が小さくても、下面シールをスライダにねじ等の固
着手段で簡単且つ確実に取り付けることができる。
【0017】また、この直動転がり案内ユニットでは、
シール装置は第1下面シール部材と第2下面シール部材
の2つの部品で一体構造に構成した下面シールと、それ
ぞれの側面シールとの3点の部品で構成したので、従来
のように4点の部品から成るものに比べて部品点数が少
ないので、スライダへの組み付け工数が少なくて済むと
共に、従来のように下面シールと側面シールとを一体構
造にしたものに比べて、加工精度をあげることができる
から、シール性能が向上する。
【0018】特に、ケーシング及びエンドキャップの下
面に配置される底板部と、該底板部に一体構造に形成さ
れ且つエンドキャップの外側端面に固着される側板部と
から成るL字状の第1下面シール部材と第2下面シール
部材とを2個作製し、一方の第1下面シール部材の第1
底板部の端部と他方の第2下面シール部材の第2側板部
とを長手方向の全長が調整可能に係合させ、且つ一方の
第1下面シール部材の第1側板部と他方の第2下面シー
ル部材の第2底板部の端部とを長手方向の全長が調整可
能に係合させることによって下面シールを構成したの
で、ケーシングとエンドキャップとの長手方向の全長の
寸法誤差に対して長さ調整が可能となるだけでなく、下
面シールが熱膨張、膨潤等で伸縮しても、その変形を係
合部分で吸収し、下面シールに無理な力がかからず、屈
曲等によるシール性能が低下することもない。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明による
直動転がり案内ユニットの実施例について説明する。図
1はこの発明による直動転がり案内ユニットの実施例を
示す斜視図、図2は図1の直動転がり案内ユニットに組
み込まれる下面シールの製造工程を示す平面図、及び図
3は図1の直動転がり案内ユニットに組み込まれる下面
シールの一実施例を示す斜視図である。図1、図2及び
図3では、図8に示す部品に付した符号と同一の機能を
有する部品には同一の符号を付している。
【0020】この発明の直動転がり案内ユニットは、図
10に示す直動転がり案内ユニットと基本的には同一の
構成を有するものであるが、下面シールの構造が図10
のものと相違しており、下面シールをエンドキャップの
外側端面に取り付ける構造とした点に特徴を有するもの
である。そこで、図10に示した直動転がり案内ユニッ
トを参照しつつ説明すると、この直動転がり案内ユニッ
トは、長手方向両側壁面11に軌道溝9を形成した軌道
レール1、及び軌道レール1に跨架して相対摺動可動な
スライダ19から構成されている。スライダ19は、軌
道レール1に対して相対摺動可能であり且つ各軌道溝9
に対向する位置に軌道溝8をそれぞれ形成したケーシン
グ2、対向する軌道溝8,9間で相対移動可能に転走す
る多数の転動体4、ケーシング2の長手方向両端に取り
付けたエンドキャップ5、エンドキャップ5の反ケーシ
ング側に配置された側面シール6、ケーシング2及びエ
ンドキャップ5の下面に配置された下面シール3を有し
ている。
【0021】スライダ19は、軌道レール1に跨架した
状態に載置され、軌道レール1の軌道溝9に沿って転走
する複数のボールからなる転動体4の介在で自在に摺動
するものである。即ち、軌道レール1の軌道溝9を転走
する負荷域の転動体4は、エンドキャップ5内に形成さ
れた方向転換路(図示せず)に導かれ、更にケーシング
2の軌道溝8と平行にその上方に形成されたリターン通
路孔10に移動し、多数の転動体4は無限循環路内を無
限循環するものである。このように、スライダ19に形
成された軌道溝8と軌道レール1の軌道溝9との間に位
置する負荷されたボール4の転動により、軌道レール1
とスライダ19とが摺動自在に相対運動することができ
る。
【0022】下面シール3は、軌道レール1、ケーシン
グ2及びエンドキャップ5に対して上下方向にシールを
行うものである。下面シール3は、図2及び図3の製造
工程に従って製作される。まず、例えば、厚さ0.3m
m程度の鋼板を打ち抜いて、図2に示すような矩形の環
状部材15を形成する。矩形環状部材15は平行な一対
の側板部12,12と平行な一対の底板部13,13か
ら成る。各側板部12,12にはU字型の切欠部16,
16が2個形成されている。側板部12,12を底板部
13,13から曲げ加工することによって、図3に示す
ように、全体的に長手方向断面コ字状の下面シール3を
構成する芯金部材34が完成する。下面シール3の材質
は、スチール以外の金属材料で製作してもよい。即ち、
この実施例の直動転がり案内ユニットにおける下面シー
ル3は、芯金部材34そのものを下面シールとして機能
させるものであり、ラビリンスシールとしてシール機能
を発揮するのものである。
【0023】次に、この発明による直動転がり案内ユニ
ットの別の実施例を、図1〜図3に図4を加えて説明す
る。図4は図1の直動転がり案内ユニットに組み込まれ
る下面シールの別の実施例を示す斜視図である。図4に
示す下面シール35は、図3に示す芯金部材34に耐油
性ゴム、プラスチック等の弾性材から成るシール部材2
0を焼き付け等で固着して形成したものである。シール
部材20は、軌道レール1の側壁面11に当接してスラ
イダ19と軌道レール1との間の隙間を密封するシール
を構成するリップ部を備えている。リップ部の形状は、
例えば、図11に符号26で示したものと同様に構成す
ることもできる。
【0024】下面シール3,35のスライダ19への取
付方法は、図1に示すように、下面シール3,35の側
板部12,12に側面シール6を重ね合わせ、ねじ21
を側面シール6の取付孔14及び側板部12,12のU
字型の切欠部16の双方に挿通して、エンドキャップ5
又はケーシング2に下面シール3,35と側面シール6
とを共締めする。従って、軌道レール1を設置するベー
スとスライダ19の下面との距離H即ちH1 寸法が非常
に小さい場合であっても、ねじ21を用いて簡単に下面
シール3をケーシング2又はエンドキャップ5に側面シ
ール6と一緒に取り付けることができる。下面シール
3,35及び側面シール6をエンドキャップ5又はケー
シング2に取り付ける際には、エンドキャップ5をケー
シング2に取り付ける時に使う固定用ねじを兼用しても
よいし、或いは固定用ねじとは別のねじを使用してもよ
い。また、この実施例における下面シール3,35は、
側面シール6を別体に構成したから、それぞれを精度よ
く製作することができるので、シール性能を向上させる
ことができると共に、下面シール3,35又は側面シー
ル6が損傷した場合に、下面シール3,35又は側面シ
ール6を交換する場合でも、それぞれを交換するだけで
済み、コストアップになることはない。
【0025】図5はこの直動転がり案内ユニットに組み
込まれる下面シールの更に別の実施例を示す平面図であ
る。図5に示す下面シール36は、一対の側板部12,
12と一対の底板部13,13とからなる環状矩形形状
に形成されており、耐油性ゴム、プラスチック等の弾性
部材で製作されている。従って、下面シール36は、屈
曲可能に構成することができる。各側板部12,12に
はねじ21を挿通するための2個の孔22,22が形成
されている。下面シール36をスライダ19に取り付け
る場合には、下面シール36をスライダ19に当てがっ
て折り曲げて、ねじ21で側面シール6と共にエンドキ
ャップ5又はケーシング2に取り付ける。下面シール3
6及び側面シール6をエンドキャップ5又はケーシング
2に取り付ける際には、エンドキャップ5をケーシング
2に取り付ける時に使う固定用ねじを兼用してもよい
し、或いは固定用ねじとは別のねじを使用してもよい。
下面シール36を耐油性ゴム等の弾性部材で作製した場
合には、下面シール36自体は伸縮可能であるから、ス
ライダ19の長手方向の全長に寸法誤差があっても、下
面シール36でその寸法誤差を吸収することができる。
【0026】また、この実施例では、下面シール36の
他に側面シール6を組み合わせて使用するシール装置に
ついて説明したが、図5の下面シール36の側板部12
を精度よく加工することによって、側面シール6の使用
を省略することも可能である。この場合、側面シールを
兼用した下面シール36は、材質が耐油性ゴム製である
から、スライダ19の長手方向の全長の寸法誤差を吸収
することができる。
【0027】次に、図6及び図7を参照して、この発明
による直動転がり案内ユニットの他の実施例を説明す
る。図6はこの発明による直動転がり案内ユニットに組
み込まれる下面シールの他の実施例を示す斜視図、及び
図7は図6の下面シールを分解した状態を示す分解図で
ある。
【0028】この実施例における下面シール37の製造
方法について説明する。図7に示すように、例えば、厚
さ0.3mmの鋼板をL字状に打ち抜き加工して、一対
のL字状の下面シール部材23,29を製作する。それ
ぞれの下面シール部材23,29は、開口部7を有する
門型の側板部12と長手方向に延びる底板部13とから
成り、両者は同一形状を有している。底板部13は側板
部12の一端側から垂直に延びており、底板部13の先
端即ち端部には、係止凹部24が形成されている。側板
部12の他端側の端部には、他方のL字状の下面シール
部材の底板部13の係止凹部24と係合する舌片状の係
止凸部25が形成されている。また、側板部12には、
ねじ21を挿通するU字状切欠部16が形成されてい
る。一方の下面シール部材23と他方の下面シール部材
29とは、互いに対向する端面即ち係止凹部24と係止
凸部25とが互いに係止可能に連結され、下面シール部
材23と下面シール部材29とで下面シール37が構成
される。下面シール部材23,29における底板部13
は、軌道レール1の両側面でケーシング2及びエンドキ
ャップ5の下面にそれぞれ配置される。また、下面シー
ル部材23,29における側板部12は、底板部13の
端部に一体構造に形成され且つエンドキャップ5の外側
端面にそれぞれ固定される。
【0029】一対のL字状の下面シール部材23,29
は、金属材料の打ち抜き加工によって形成されるので、
鋼板を打ち抜くときの金属板の配置を工夫することによ
って、種々の形状の下面シールを構成できることは勿論
のこと、金属板の材料の無駄を無くすような加工を行う
ことができる。例えば、二つのL字状の下面シール部材
23,29の底板部13,13同士を横に並べて、互い
に底板部13,13の先端が相手のL字状の下面シール
部材23,29の側板部12,12の一端側に位置する
ような位置関係で打ち抜き加工を行えば、材料をかなり
節約することができる。
【0030】打ち抜いたL字状の下面シール部材23,
29は、図7において一点鎖線Cで示す位置で直角に折
り曲げ、図6に示すような下面シール3を製作すること
ができる。側板部12に対する係止凸部25の折り曲げ
位置は、鋼板の板厚分を考慮して、底板部13の折り曲
げ位置よりも少しずらしている。即ち、図6に示す組立
状態において、両方の底板部13,13の高さが同じ高
さとなるように、側板部12,12に対する係止凸部2
5の折り曲げ位置と底板部13の折り曲げ位置とは、鋼
板の板厚分だけずらして折り曲げる。また、舌片状の係
止凸部25は付け根からではなく、鋼板の板厚分だけず
らして途中から折り曲げているので、係止凸部25を係
止凹部24に対して係合した時に、一対のL字状の下面
シール部材23,29は位置決めされ、且つ長手方向に
長さ調整可能である。このように、一対の下面シール部
材23,29は、互いに長手方向に相対移動可能に係合
しているので、スライダ19に寸法誤差があっても下面
シール全体の長さを調整することができると共に、下面
シールが熱膨張、膨潤、外力等によって伸縮しても下面
シールに無理な力がかからない。従って、この実施例の
下面シール37を組み込めば、良好なシール状態を確保
できる直動転がり案内ユニットを提供することができ
る。この実施例の下面シール37は、そのままの状態で
使用する場合には、該下面シール37は、ラビリンスシ
ールとして機能する。
【0031】この実施例の下面シール37のスライダ1
9への取付は、次のように行われる。舌片状の係止凸部
25と係止凹部24とを係合して、一対のL字状の下面
シール部材23,29を図6に示すように一体化して下
面シール37を組み立てる。組み立てた下面シール37
は、図1に示したものと同様に、側面シール6を重ね合
わせて、ねじ21を側面シール6の取付孔14と下面シ
ール3のU字状切欠部16に挿通して、該ねじ21でエ
ンドキャップ5又はケーシング2の端面に取り付ける。
このように、下面シール37はスライダ19の底面を固
定することなく、エンドキャップ5又はケーシング2の
端面に取り付けるように構成したので、軌道レール1を
設置するベースとスライダ19の下面との距離H(H1
寸法)が非常に小さい場合であっても、ねじ21を用い
て簡単に且つ堅固に固定することができる。また、下面
シール37及び側面シール6をエンドキャップ5又はケ
ーシング2の端面に取り付ける際に、エンドキャップ5
をケーシング2に固定する時に使う固定用ねじを兼用し
てもよいし、或いは固定用ねじとは別のねじを用いても
よい。
【0032】次に、図8及び図9を参照して、この発明
による直動転がり案内ユニットの更に他の実施例を説明
する。図8はこの発明による直動転がり案内ユニットに
組み込まれる下面シールの更に他の実施例を示す斜視
図、及び図9は図8の下面シールを分解した状態を示す
分解図である。この実施例の下面シール38は、図6に
示す下面シール37と比較すると、次の構成が異なるの
みである。即ち、下面シール38は、下面シール37
(図6参照)を芯金部材34(図4参照)として構成
し、図4に示すように、該芯金部材34に耐油性ゴム等
の弾性材から成るシール部材20を焼付け等で固着して
製作したものである。この実施例の下面シール38は、
そのシール機能について、図4に示す下面シール35の
シール機能と図6に示す下面シール37のシール機能と
を併せ持っているものである。
【0033】この発明による直動転がり案内ユニット
は、上記の各種実施例に示すように構成されているが、
下面シール3,35,36,37,38のエンドキャッ
プ5又はケーシング2への取付に当たっては、ねじ以外
にリベット、ボルト等の固着手段を用いてもよいことは
言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】この発明は上記のように構成されている
ので、次のような効果を有する。即ち、この発明による
直動転がり案内ユニットはいずれも、下面シールはその
エンドキャップの端面に位置する側面部をエンドキャッ
プ又はケーシングの端面にねじ等で固定可能に構成した
ので、ケーシング又はエンドキャップの下面に固定する
必要がなく、軌道レールを設置するベースとスライダの
下面との距離H即ちH1寸法が非常に小さい場合でも、
ねじ等の固着手段による堅固な取付が可能となり、下面
シールをスライダに対して接着剤で取り付けていた従来
のものに比べて、堅固且つ確実に固定することができ
る。従って、この発明による直動転がり案内ユニット
は、ミニチュアリニアウェイに好適な下面シールを提供
することができる。
【0035】また、この直動転がり案内ユニットに適用
されるシール装置は、下面シールとそれぞれの側面シー
ルとの3点の部品、或いはL字状の下面シール部材の2
つの部品から構成されているので、従来のように4点の
部品から成るものに比べて部品点数が少なくなり、それ
だけスライダへの組み付けが簡単であると共に、従来の
ように下面シールと側面シールを一体構造にしたものに
比べて、精度よく製作することができるから、シール性
能も向上すると共に、設計の自由度を向上できる。
【0036】また、この直動転がり案内ユニットは、下
面シールは一対の側板部と一対の底板部とからなる矩形
の環状部材であって、耐油性ゴムで製作することもで
き、下面シール自体が伸縮できるから、スライダの長手
方向の全長の寸法誤差があっても、下面シールによって
その寸法誤差を吸収することができる。
【0037】また、この直動転がり案内ユニットは、一
対のL字状の下面シール部材が長手方向に相対移動可能
に係合しているので、スライダの長手方向の全長の寸法
誤差があっても下面シール全体の長さを調整することが
できると共に、下面シールの熱膨張、外力等による伸縮
を許容できる。従って、この発明による下面シールを用
いれば、良好なシール状態を確保できる直動転がり案内
ユニットを提供することができる。
【0038】また、この直動転がり案内ユニットは、下
面シールは鋼板をL字状に打ち抜いて形成されるので、
鋼板を打ち抜くときのL字状の下面シール部材の配置を
工夫することによって、従来の矩形環状のシール装置と
比べて材料の無駄が少なくて済むという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による直動転がり案内ユニットの一実
施例を示す斜視図である。
【図2】図1の直動転がり案内ユニットに組み込まれる
下面シールの製造工程を示す平面図である。
【図3】図1の直動転がり案内ユニットに組み込まれる
下面シールの一実施例を示す斜視図である。
【図4】図1の直動転がり案内ユニットに組み込まれる
下面シールの別の実施例を示す斜視図である。
【図5】この直動転がり案内ユニットに組み込まれる下
面シールの更に別の実施例を示す平面図である。
【図6】この発明による直動転がり案内ユニットに組み
込まれる下面シールの他の実施例を示す斜視図である。
【図7】図6の下面シールを分解した状態を示す分解図
である。
【図8】この発明による直動転がり案内ユニットに組み
込まれる下面シールの更に他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図9】図8の下面シールを分解した状態を示す分解図
である。
【図10】従来の直動転がり案内ユニットの一例を示す
斜視図である。
【図11】従来の直動転がり案内ユニットの別の例を示
す端面図である。
【図12】従来の直動転がり案内ユニットに組み込まれ
たシール装置の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 軌道レール 2 ケーシング 3,35,36,37,38 下面シール 4 転動体 5 エンドキャップ 6 側面シール 8,9 軌道溝 12 側板部 13 底板部 20 シール部材 23,29 下面シール部材 24 係止凹部 25 係止凸部 34 芯金部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向両側壁面に軌道溝を形成した軌
    道レール、該軌道レールに対して相対摺動可能であり且
    つ前記各軌道溝に対向する位置に軌道溝を形成したケー
    シング、該ケーシングの長手方向両端に取り付けた一対
    のエンドキャップ、対向する前記軌道溝間を循環移動可
    能に転走する転動体、前記各エンドキャップの外側端面
    に設けた側面シール、及び前記軌道レールを挟んで配置
    され且つ前記ケーシング、前記エンドキャップ及び前記
    軌道レールに対してシールする下面シールを有する直動
    転がり案内ユニットにおいて、 前記下面シールは、前記軌道レールを挟んで前記ケーシ
    ングと前記エンドキャップとの下面に配置された一対の
    底板部と、該各底板部の端部にそれぞれ一体構造に形成
    され且つ前記各エンドキャップの外側端面にそれぞれ固
    定される一対の側板部とから構成されていることを特徴
    とする直動転がり案内ユニット。
  2. 【請求項2】 前記下面シールは、金属材料で作製され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の直動転がり案
    内ユニット。
  3. 【請求項3】 前記下面シールは、前記底板部と前記側
    板部とを構成する金属材料から成る芯金部材と、前記側
    板部を構成する前記芯金部材の前記軌道レール側に固着
    された弾性材から成るシール部材とから構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の直動転がり案内ユニ
    ット。
  4. 【請求項4】 前記下面シールは耐油性ゴム又はプラス
    チックの弾性材料で作製されていることを特徴とする請
    求項1に記載の直動転がり案内ユニット。
  5. 【請求項5】 前記下面シールは、前記軌道レールの一
    側面で前記ケーシング及び前記エンドキャップの下面に
    配置される第1底板部及び該第1底板部の端部に一体構
    造に形成され且つ一方の前記エンドキャップの外側端面
    に固定される第1側板部を有する第1下面シール部材
    と、前記軌道レールの他側面で前記ケーシング及び前記
    エンドキャップの下面に配置される第2底板部及び該第
    2底板部の端部に一体構造に形成され且つ他方の前記エ
    ンドキャップの外側端面に固定される第2側板部を有す
    る第2下面シール部材とから構成され、前記第1下面シ
    ール部材と前記第2下面シール部材とは互いに対向する
    端面が係止可能に構成されていることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の直動転がり案内ユニット。
  6. 【請求項6】 前記第1下面シール部材の前記第1底板
    部と前記第2下面シール部材の前記第2底板部との各端
    面には係止凹部が形成され、前記第1下面シール部材の
    前記第1側板部と前記第2下面シール部材の前記第2側
    板部との各端面には前記係止凹部に係合する係止凸部を
    有していることを特徴とする請求項5記載の直動転がり
    案内ユニット。
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