JPH02237682A - 多彩模様被膜の形成方法 - Google Patents

多彩模様被膜の形成方法

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JPH02237682A
JPH02237682A JP5723189A JP5723189A JPH02237682A JP H02237682 A JPH02237682 A JP H02237682A JP 5723189 A JP5723189 A JP 5723189A JP 5723189 A JP5723189 A JP 5723189A JP H02237682 A JPH02237682 A JP H02237682A
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JP
Japan
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coating layer
coating
laser beam
pattern
paint
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Pending
Application number
JP5723189A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kunimatsu
国松 正昭
Tsunehiko Toyoda
豊田 常彦
Tetsuo Sugawa
哲夫 須川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Toryo KK
Original Assignee
Dai Nippon Toryo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は所望の色、形状の多彩模様を精度よく形成する
ことが可能な多彩模様被膜の形成方法に関する。
く従来の技術及びその解決すべき課題〉従来より塗料、
インク等を用いて多彩模様被膜を形成する方法として、 (イ)各色の着色剤粒子を塗料中に分散させた塗料を塗
布する方法、 (口)着色被膜上に、異色の塗料をドット状等に部分的
に塗布する方法、 (ハ)凸版、グラビア、オフセット等の手段により印刷
する方法、 (二)インクジェット方式により印刷する方法、あるい
は (ホ)熱転写方式により印刷する方法、等が広く知られ
ている。
しかしながら、前記従来方法においては、各種問題点が
存在していた。例えば前記(イ)、(口)の方法におい
ては所望する任意の多彩模様を精度よく、かつ再現性の
あるように形成することは困難であった。
また前記(ハ)の方法は同一多彩模様を多量生産する場
合は適しているが、多種類の多彩模様を生産する場合に
は、経済的に不都合であった。
また前記(二)の方法は所望する多彩模様を精度よく形
成出来る特徴を有しているが、使用するインクに粒子が
存在すると、ノズルが詰りやすく、さらに色濃度が低く
、厚膜化出来ない等の問題点があった。
また前記(ホ)の方法は、熱、摩擦に弱く、さらに使用
するインクとして特殊インクが必要である等の問題点が
あった。
本発明者等は、このような現状に鑑み、前記従来技術の
問題点を解消すべく鋭意検討した結果、所望の多彩模様
を榊度よく、かつ再現性よく形成出来、また被膜形成材
料の選択巾の広い、多彩模様被膜の形成方法を見出し、
本発明に到ったものである。
く課題を解決するための手段〉 即ち、本発明は、 基材表面に色の異なる被膜層を複数層形成し、該被膜層
の上方任意の位置よりレーザー光線を照射することによ
り、所望の色の被膜層まで上層被膜を除去することを特
徴とする多彩模様被膜の形成方法に関するものである。
なお、本発明でいう模様とは、ランダムな模様は勿論、
文字、図形等も含むものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明においては多彩模様被膜が形成される基材として
け、各種金属、プラスチック、ゴム、布、紙等の各種素
材に適用出来、その形状はシート状、板状のものが好適
であるが、これらに限定されるものではない。
本発明において多彩模様被膜を形成する材料としては一
従来から公知の結合剤、顔料及び/又は染料を主成分と
し、さらに必要に応じて溶剤、硬化剤、反応性希釈剤、
添加剤等を配合した塗料もしくはインクが使用される。
結合剤としては、アグリル系、ポリエステル系、エポキ
シ系、ウレタン系、フッ素系、シリコーン系等の各種有
機の樹脂(もしくはオリゴマー)が好適に使用出来るが
、アルカリシリケート等の無機系結合剤も使用可能であ
る。
これら塗料、インクは、無溶剤型、水性型、有機溶剤型
等いずれでもよく、また乾燥形態も紫外線硬化型、常温
乾燥型、焼付乾燥型等いずれでもよい。即ち、レーザー
光線を照射することにより分解除去出来、かつ硬化被膜
を形成するものであれば何でもよい。
次に本発明の多彩模様被膜の形成方法につき説明する。
まず第1工程として、表面処理を施した基材表面に着色
塗料もしくはインク(以下、両者を塗料という)を好ま
しくは5〜30μm程度の膜厚の被膜になるように塗布
もしくは印刷(以下、両者を塗布という)し、完全乾燥
乃至指触乾燥させる。
以下同様にして下層被膜の色とは異なる色の被膜を積層
形成させる。なお、本発明でいう「異なる色」とは、色
相、明度もしくは彩度の違う色をいう。このようにして
得られた複数層の被膜のトータル厚みは、照射するレー
ザー光線の波長、エネルギー、照射回数等により任意に
出来るが、望ましくは、2〜3玉以下が適当である。ま
た被膜層の数も任意に出来るが、通常2〜5層が適当で
ある。
例えばフルカラーを形成したい場合は減色混合3原色の
イエロー、シアン、マゼンタを中間被膜とし、最深層(
基材表面側)を白(もしくは黒)とし、表層を黒(もし
くは白)とした5層からなる被膜を形成すればよい。
なお、被膜のレーザー光線の吸収率の低い層にはレーザ
ー光線吸収物質をコーティングもしくは被膜中に混合し
ておいてもよい。
次に第2工程として第1工程で得られた複数層からなる
被膜層の上方よりレーザー光線を照射する。
なお、レーザーとしてはNd:YAGレーザーC02レ
ーザー、エキシマレーザー等が代表的なものとして適用
出来る。
レーザー光線照射に当っては、コンピューター制御によ
る所望する模様に対応した信号によりエネルギー制御し
た光線を照射し、もしくは同一エネルギーで数回光線を
照射するようにし、所望の個所に、所望する深さに被膜
層を分解除去し、穴の深さをコントロールすることによ
り多彩模様を形成する。また所望の位置の被膜層を分解
除去する場合、同様にコンピューター制御によりレーザ
ー光線源もしくは基材を移動させながら行なう。
なお、ランダムな多彩模様を形成する場合は、必ずしも
コンビニーター制御する必要ない。
また、本発明において適用するレーザー光線の波長、エ
ネルギーは、被膜の種類により任意に選択出来るが、通
常波長120〜1100nm、エネルギー10〜数千W
が適当である。
このようにしてレーザー光線により分解除去された被覆
層の穴の深さにより、各層のそれぞれの色が出現し、多
彩模様が形成されるのである。
なお、本発明においてはレーザー光線により分解除去さ
れた粉状物が表層面に付着するのを防止するために、空
気等の気体を、例えば風速20〜100m/秒にて基材
表面に対し、ほぼ水平方向に流し、前記粉状物が他の表
層面に付着しないようにしながらレーザー光線を照射す
るのが好ましい。
また前記粒状物の付着を防止する方法として、多彩模様
形成を室内で行ない、室内をブロヮ等の手段1こより排
気しながら、例えば500〜2000++onAq減圧
下でレーザー光線を照射することも出来る。
このようにして形成された多彩模様被膜は、表面が凹凸
状となっているので、汚れやすく、また光沢等に劣るの
で、望ましくは表層上にクリヤー塗料を塗布する。
〈発明の効果〉 本発明はレーザー光線により被膜を分解除去するため、
コンピューター制御等の手段により所望の多彩模様を精
度よく、かつ再男性よく形成出来る。また通常の塗料、
インクから形成される被膜はレーザー光線により分解除
去出来るため、基材の使用目的に応じその要求性能を満
足する被膜材料を選択することが可能となり、本発明の
多彩模様被膜の形成方法は画期的な方法といえる。
以下、本発明を更に実施例により説明する。なお、実施
例中「部」は重量基準である。
本実施例で使用する被膜形成用塗料は以下の紫外線硬化
型塗料を使用した。
〔イエロー塗料〕
ウレタンアクリレートオリゴマー C,I,Name Pigment Yellow  
l 5 1C, r.Narne Pigment W
hite  5ベンゾフェノン系光開始剤 メチルエチルケトン 注1)「ユニディック17−849J インキ化学工業社製商品名) 注l)19部 25部 25部 1部 30部 (大日本 C, I.Name Pig+nent White 
 6ベンゾフェノン系光開始剤 メチルエチルケトン 5部 1部 30部 〔シアン塗料〕 ウレタンアクリレートオリゴマー C,I,Name Pigment Blue  1 
5 : 2C, I, Name Plgment W
hite  5ベンゾフェノン系光開始剤 メチルエチルケトン 注1)19部 47.5部 2.5部 1部 30部 〔ブラック塗料〕 ウレタンアクリレートオリゴマー C.I,Name Pigment Black  l
 Oペンゾフェノン系光開始剤 メチ2レエチルケトン 注1)19部 50部 1部 30部 〔マゼンタ塗料〕                 
 〔ホワイト塗料〕ウレタンアクリレートオリゴマー 
注1)19部  ウレタンアクリレートオリゴマー 注
l)19部C.I.Name P+g+nent Re
d  4 8 : 3    4 5部  C.I,N
ame Pigment White 6      
5 0部ベンゾフェノン系光開始剤 メチルエチルケトン 1部 30部 く実施例〉 アルミニウム板に前記ホワイト塗料を乾燥膜厚20μm
になるよう塗布し、紫外線を照射し、硬化被膜を形成し
た。
以下イエロー塗料、マゼンタ塗料、シアン塗料及びブラ
ック塗料の順でホワイト塗料と同様にして順次塗布、硬
化させ、5色からなる複層被膜を形成させた。
次いでコンピューター制御によりレーザー光線及び前記
得られた被覆アルミニウム板を移動させながら、レーザ
ー装置〔レーザーマーカーSL115KJ(日本電気社
製)〕より被覆アルミニウム板表面に、信号に対応した
色の層までレーザー光線(波長1060nm,出力60
W)を照射し、穴を開け多彩模様を形成させた。
なお、レーザー光線照射中、被膜アルミニウム板表面に
空気を流しながら実施した。
次いで得られた多彩模様被膜表面にクリヤー塗料〔アク
リル樹脂(「デガランL S J (Degussa社
製商品名》)10部をメチルエチルケトン90部で溶解
させた溶液〕を塗布し、仕上げた。
本方法により基材を損傷することなく、光沢のある鮮明
な多彩模様被膜が形成出来た。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材表面に色の異なる被膜層を複数層形成し、該
    被膜層の上方任意の位置よりレーザー光線を照射するこ
    とにより、所望の色の被膜層まで上層被膜を除去するこ
    とを特徴とする多彩模様被膜の形成方法。
  2. (2)前記基材表面に対し、ほぼ水平方向に気体を流し
    ながらレーザー光線を照射する請求項(1)に記載の多
    彩模様被膜の形成方法。
  3. (3)排気により減圧しながらレーザー光線を照射する
    請求項(1)に記載の多彩模様被膜の形成方法。
  4. (4)多彩模様被膜表面にクリヤー被膜を施す請求項(
    1)に記載の多彩模様被膜の形成方法。
JP5723189A 1989-03-09 1989-03-09 多彩模様被膜の形成方法 Pending JPH02237682A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008006386A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Furukawa Electric Co Ltd:The チップ用保護膜形成用シートによる保護膜形成方法。

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