JPH04126571A - 表面に凹状部を有する化粧材の製造方法 - Google Patents

表面に凹状部を有する化粧材の製造方法

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JPH04126571A
JPH04126571A JP21405690A JP21405690A JPH04126571A JP H04126571 A JPH04126571 A JP H04126571A JP 21405690 A JP21405690 A JP 21405690A JP 21405690 A JP21405690 A JP 21405690A JP H04126571 A JPH04126571 A JP H04126571A
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JP
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pattern layer
printing ink
decorative material
liquid
coating
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Ichiro Kawabata
一郎 川幡
Takashi Matano
剛史 俣野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、例えば、家具、壁面、床面等の内装用に利用
される表面化粧材の製造方法に関する。
[従来の技術] 主として内装用に利用される表面化粧材の製造方法には
、 1)化粧材用基材の表面に撥液性物質を含有する印刷イ
ンキによる柄模様層を形成した後、該柄模様層面の全面
を被覆するようにして、柄模様層の形成に利用した撥液
性物質と同一の撥液性物質を含有するコーティング剤に
よる透明なトップコート層を形成し、撥液性物質を含有
する印刷インキによる柄模様層に対応するトップコート
層の表面が凹状部とされている化粧材を得る方法、 2) 木質材1石材、金属等の板状体の表面に着色塗装
を施す方法、 等がある。
[発明が解決しようとする課題] しかして、前述の1)項の方法によって得られた化粧材
は、表面保護層をなすトップコート層が透明で、塗装感
に欠けるため、安価なイメージが拭えず、また、2)項
の方法によって得られた化粧材は、高重量であるために
その取り扱い性が悪く、また、化粧材の施工工程が煩雑
であり、しかも、価格が高い等の欠点を有する。
これに対して、本発明は、表面に凹状部を有し、しかも
、高級塗装感を呈する化粧材を得る方法を提供する。
「課題を解決するための手段」 本節1の発明の表面に凹状部を有する化粧材の製造方法
は、撥液性物質を含有することのない印刷インキによる
第1の柄模様層と、撥液性物質を含有する印刷インキに
よる第2の柄模様層とを、化粧材用基材の表面に対して
順次形成する工程と、これらの柄模様層が付されている
印刷面の全面を被覆するトップコート層を、着色剤を含
有する樹脂液からなるコーティング剤によって形成する
工程とからなる。
また、本節2の発明の表面に凹状部を有する化粧材の製
造方法は、第1の発明の構成による化粧材の製造方法に
おいて、撥液性物質を含有する印刷インキによって、柄
模様層の幅が200〜700μの第2の柄模様層を形成
することからなる。
本節3の発明の表面に凹状部を有する化粧材の製造方法
は、第1の発明または第2の発明の構成による化粧材の
製造方法において、トップコート層の形成に、固形成分
の1〜40重量%が着色剤からなるコーティングを利用
することからなる。
前記構成からなる本番発明の化粧材の製造方法において
、化粧材用基材には、通常の化粧材を得る際に利用され
ている一般の化粧材用基材、例えば、坪量23〜300
g程度の紙やバルブボード、ポリエチレン、ポリプロピ
レン。
ポリエステル等によるプラスチックシート、各種の木材
や合板等が利用される。
化粧材用基材の表面に付される柄模様層、すなわち、撥
液性物質を含有することのない印刷インキによる第1の
柄模様層と、撥液性物質を含有する印刷インキによる第
2の柄模様層とは、化粧材用基材の表面に直接形成され
るベースコート層を介して、順次形成されのが一般的で
ある。
なお、ベースコート層は、例えば、塩化ビニル・酢酸ビ
ニル共重合体やニトロセルロース等をバインダー成分と
する印刷用インキや塗料を、ロールコート、グラビアコ
ート、バーコード、エアナイフコート等の通常のコーテ
ィング方法で塗工することによって、容易に形成される
撥液性物質を含有することのない印刷インキによる第1
の柄模様層と、撥液性物質を含有する印刷インキによる
第2の柄模様層とは、例えば、第1の柄模様層を木目模
様に形成し、第2の柄模様層を、木目模様をなす第1の
柄模様層のうちの春材部を表現する柄模様層の領域上に
形成したり、あるいは、第1の柄模様層を石目模様に形
成し、第2の柄模様層を、石目模様をなす第1の柄模様
層のうちの継割れ目を表現する柄模様層の領域上に形成
する等の関係をなすものである。
かかる関係による第1の柄模様層は、例えば、塩化ビニ
ル・酢酸ビニル共重合体やニトロセルロース等によるビ
ヒクルと、染料や顔料等による着色剤と、場合によって
は、パール系顔料や金属粉顔料と、更に必要に応じて、
可塑剤、安定剤、乾燥剤、補助乾燥剤、硬化剤、増粘剤
1分散剤、充填材等の添加剤とを、溶剤〜希釈剤で十分
に混練したインキまたは塗料を利用し、例えば、グラビ
ア、オフセット、オフセットグラビア等の一般の印刷手
段によって形成され、特に木目模様の場合には、パール
インキ等による光輝性インキを併用した柄模様層が効果
的である。
また、第2の柄模様層は、透明1着色透明。
あるいは着色不透明のいずれであっても良く、耐溶剤性
、耐水性、耐摩耗性、耐候性、耐熱性等に優れた性質を
有する安定性のある柄模様層が好ましく、例えば、硬化
型樹脂からなるベヒクルと撥液性物質とを含有する印刷
インキによって形成される。
この硬化型樹脂をベヒクルとする印刷インキには、例え
ば、 1) ポリエステルポリオールまたはポリエーテルポリ
オールとイソシアネートとの反応によってポリウレタン
樹脂を生成する二液硬化型インキ、 2) エポキシ樹脂とポリアミド、ポリアミンあるいは
酸無水物との反応によってエポキシ型樹脂を生成するエ
ポキシ系硬化型インキ、3) 不飽和ポリエステルとス
チレンモノマーとの混合物にパーオキサイド等の重合開
始剤とナフテン酸コバルト等の重合触媒とを添加しであ
る熱硬化型インキ、 4) メラミン樹脂または尿素樹脂とアルキッド樹脂と
にパラトルエンスルホン酸を添加した熱硬化型インキ、 5) エポキシアクリレートまたはウレタンアクリレー
トにベンゾフェノンおよびベンゾインエーテル等の光増
感を添加した電子線または紫外線硬化型インキ、 等が利用され、前述の各樹脂によるビヒクル成分と、可
塑剤、安定剤1分散剤、充填剤、染料や顔料等の着色剤
、溶剤、希釈剤等の混線組成物からなる印刷インキが利
用される。
なお、硬化型のインキ組成物は、通常、二液型で使用さ
れるので、印刷インキの使用の直前に、反応触媒9反応
促進剤等が添加される。
また、第2の絵柄層の形成に利用される印刷インキ中の
撥液性物質には、従来公知の撥液性物質、例えば、シリ
コーン、ワックス、弗素樹脂等が使用される。
撥液性物質として使用されるシリコーンは、例えば、珪
素原子に、アミノ基、メルカプト基、メチル基、プロピ
ル基、フェニル基、アルコキシ基、アセトキシ基、ヒド
ロキシ基、ハロゲン原子、金属等が任意に結合している
直線状9分岐鎖状、または環状構造をなす高分子〜低分
子化合物が使用される。
撥液性物質は、インキ組成物中に予め混合されていても
良く、あるいは、印刷インキの使用直前に添加されても
良く、インキ組成物中の面形成゛分において5〜30重
量%の範囲内で添加されるのが好ましい。
撥液性物質を含有する印刷インキによる第2の柄模様層
は、通常の印刷インキによる柄模様層の形成と同様の印
刷方法、すなわち、グラビア印刷、オフセット印刷、凸
版印刷、スクリーン印刷等によって形成される。
撥液性物質を含有している印刷インキにおけるビヒクル
成分が、電子線硬化型あるいは紫外線硬化型樹脂の場合
には、印刷工程に続いて、所定の電子線あるいは紫外線
の照射によって印刷層が硬化される。
なお、撥液性物質を含有する印刷インキによる第2の柄
模様層は、この柄模様層上に塗工されるトップコート層
形成用のコーティング剤に対して撥液性能を呈するもの
であって、第2の柄模様層の幅が200μ未満になると
、該柄模様層による撥液性能が不十分となり、また、7
00μを超すと、[・ツブコート層形成用のコーティン
グ剤の弾き残りによるタマリが出る。
したがって、トップコート層の表面に意匠特性において
効果的な凹状部が現出されるためには、第2の柄模様層
は、その幅が200〜700μ、好ましくは300〜5
00μに形成される。
トップコート層の形成には、液状での塗工が可能で、塗
工後の冷却、溶媒の揮散、架橋等によって、透明〜半透
明の皮膜が形成され得るコーティング剤、例えば、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリアク
リル酸エステル、ポリ酢酸ビニル、セルロース、ポリア
ミド、ポリアクリルアミド、さらには、これらの2種以
上の共重合体等による熱可塑性樹脂、メラミン・ホルム
アルデヒド樹脂、フェノール・ホルムアルデヒド樹脂、
尿素・ホルムアルデヒド樹脂、アリル樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂等による熱硬化型樹脂、アクリル酸エステ
ルのポリマー、オリゴマー、モノマー、架橋助剤等によ
る架橋型アクリル樹脂あるいはそのウレタン変性体から
なる架橋型変性アクリル樹脂、アクリルポリオールある
いはポリエステルポリオールとポリイソシアネートとを
含む架橋型ポリウレタン樹脂、官能基を有するビニルモ
ノマーを含む不飽和ポリエステル樹脂等の架橋性樹脂等
の樹脂液からなるコーティング剤が利用される。
トップコート層形成用のコーティング剤中に含有される
着色剤は、通常の印刷インキに利用される着色剤である
が、耐溶剤性、耐熱性、耐光性、分散性等の良好なもの
が好ましい。
トップコート層形成用のコーティング剤において、着色
剤が、該コーティング剤中の固形成分の1重量%未滴の
場合には、トップコート層に十分な着色が得られなく、
また、40重量%を超えると、コーティング剤の流動性
が悪くなり、撥液性物質を含有する印刷インキによる第
2の柄模様層上でのコーティング剤の弾かれが不十分に
なる。
なお、コーティング剤中に含有される着色剤の代表的な
ものは以下の通りであり、着色剤の名称の次の括弧内の
数字は、コーティング剤の固形成分中における好適な着
色剤の含有量(重量%)である。
a 白色顔料 ルチル型およびアナターゼ型のチタン白b 黒色顔料 チャンネルブラックおよびファーネスブラック等のカー
ボンブラック(9) C黄色顔料 ジスアゾイエロー(4)、ベンジジンエロー、ハンザエ
ロー d 橙色顔料 クロムバーミリオン、ベンジジンオレンジe 赤色顔料 ポリアゾ(4)、レーキレッドC,ブリリアントカーミ
ン、ウォッチアンブレッド。
リソールレッド、バリウムリソール。
ローグミンレーキ。
タンニンレーキ、ファナルカラー。
ブリアントスカーレットG、ピラゾロンレッド、キナク
リドンレッド、アントラキノン系顔料 f 紫色顔料 メチルバイオレットレーキ g 青色顔料 シアニンブルー(4)、紺青、  ビクトリアブルーレ
ーキ、ファストスカイブルー。
スレンブルー、群青 h 緑色顔料 フタロシアニングリーン、マラカイトグリーンレーキ(
タンニンレーキおよびファナルカラー) l茶 弁柄(4) さらに、トップコート層形成用のコーティング剤として
、第2の柄模様層の形成に利用されている撥液性物質と
同一の撥液性物質が含有されているコーティング剤が利
用される場合には、第2の柄模様層が奏する撥液性能と
トップコート層形成用のコーティング剤によって奏され
る撥液性能との間の相乗作用が得られるために、トップ
コート層の表面に形成される凹状部の現出がより鮮明に
なる。
またさらに、コーティング剤の濃度調整、稠度調整等の
ために、トップコート層形成用のコーティング剤中には
、例えば、沈降性硫酸バリウム、アルミナホワイト、ク
ロスホワイト。
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ホワイトカーボン
等が必要に応じて利用される。
トップコート層形成用のコーティング剤は、例えば、ロ
ールコート、グラビアコート、バーコード、エアナイフ
コート、フローコート。
デイツプコート、スプレーコート等の公知の塗工手段に
よって、化粧材用基材における第1の柄模様層と第2の
柄模様層との印刷面の全表面を被覆するようにして適用
され、続いて、所定の手段によって固化される。
コーティング剤の塗工層の固化手段は、該コーティング
剤中の樹脂の種類に応じて選択される。例えば、熱可塑
性樹脂によるトップコート層の場合は冷却、熱硬化型樹
脂によるトップコート層の場合は加熱、さらには、架橋
性樹脂によるトップコート層の場合は、必要に応じて、
紫外線や電子線の照射が付される。
前記工程によって得られるトップコート層は、撥液性物
質を含有する印刷インキによる第2の柄模様層と接触し
て塗工されたコーティング剤が、該柄模様層の有する撥
液性能によって弾かれるため、第2の柄模様層と対応す
る部分の表面が凹状を呈するようになる。
第2の柄模様層と対応する部分のトップコート層の表面
の凹状は、第2の柄模様層の表面の1部分または全部分
が化粧材の表面に露出した状態となることによって形成
されることもある。
以上の通りの構成からなる本発明の化粧材の製造方法に
おいて、第1の柄模様層、第2の柄模様層、さらには、
トップコート層等の形成に際して、硬化型樹脂をビヒク
ルあるいは皮膜形成成分として含有する印刷インキまた
はコーティング剤を使用する場合には、硬化剤の硬化作
用や重合触媒の触媒作用がブロッキングされている所謂
ブロック化硬化剤や触媒を使用し、印刷インキまたはコ
ーティング剤による印刷工程またはコーティング工程の
終了後に、硬化剤の硬化作用や重合触媒の触媒作用のブ
ロッキングを解除するようにすれば、印刷インキまたは
コーティング剤中の硬化剤や触媒の作用に起因する印刷
機械やコーティング装置の版詰り2 ドクターや版の摩
耗、腐食等が阻止される。
したがって、硬化剤や触媒の活性作用が、印・  刷機
やコーティング装置に悪影響を及ぼすような硬化剤や触
媒であっても、長時間に亙って、品質の良好な化粧材が
安定して製造される。
なお、硬化型樹脂と、その作用がブロッキングされてい
る状態にあるブロック化硬化剤または触媒と、これらの
ブロック化硬化剤または触媒のブロッキングの解除方法
との組み合わせ例は、次の通りである。
(*1) dinonylnaphthalene  5ulfo
nic  acid  。
dinonylnaphthalene  disul
fonic  acid  。
p−toluensulfonic  acid  。
dodecylbenzene 5ulfonic a
cid等。
(*2) ブロック剤(R’ H)とイソシアナート化合物(RN
CO)との間の付加解離反応 RNCO+R’HCOw RNHCOR’を利用する。
解離反応を無触媒で行なう場合には、180〜200℃
以上の加熱が必要であるが、例えば、アミン類、有機化
合物、金属石鹸等からなる解離触媒を作用させる場合に
は、160℃以下の温度で解離させることができる。な
お、イソシアナート化合物(RNCO)に対するブロッ
ク剤(R’ H)の化合物の例は、次の通りである。
(*3) ゼラチン、セルロース系物質、1f解質ポリマー等のカ
プセル化用材が使用される。
「実施例」 以下本発明の表面に凹状部を有する化粧材の製造方法の
具体的な構成を、実施例に基づいて説明する。
実施例1 カチオン性アクリル樹脂を吸着させであるバルブを抄紙
した坪量30 g/m”の薄葉紙からなる化粧材用基材
の表面に、ニトロセルロース樹脂からなるベヒクルと酸
化チタン顔料とを固形成分とするグラビ印刷用インキに
よるベースコート層を形成した後、下記組成成分からな
るグラビア印刷用インキ「工」によって、石目に類似す
る第1の柄模様層を形成した。
グラビアE届1 インキ「I ニトロセルロース      ・・・・10重量部着色
顔料          ・・・・30重量部溶 剤 
            ・・・・60重量部次いで、
石目に類似する第1の柄模様層のうちの継割れ目を表現
する部分に、下記組成成分からなるグラビア印刷用イン
キr II Jによって、輻400μの柄模様層を付し
た後、続いて、150℃、20秒間の加熱処理に処し、
グラビア印刷用インキrlTJ中のパラトルエンスルホ
ン酸の硬化作用を利用して硬化させることにより、第2
の柄模様層を形成した。
グラビアEB1 インキ「■ アミノアルキッド樹脂    ・・・・40重量部溶 
剤             ・・・・40重量部しか
る後に、前述の第1の絵柄層と第2の絵柄層とが付され
ている印刷面の全表面に、下記組成成分からなるトップ
コート層形成用のコーティング剤r III 4を、7
g (dryl /m”の割合いに塗工し、さらに、1
50℃、30秒間の加熱、乾燥を施すことによって、本
発明の目的製品である化粧材を得た。
コーチ ング斉r III アクリルポリオール     ・・・・60重量部酸化
チタン         ・・・・15重量部マイクロ
シリカ       ・・・・5重量部トリレンジイソ
シアネート  ・・・・20重量部溶 剤      
       ・・・・20重量部得られた化粧材には
、石目の印刷模様のうちの鍵割れ目に相当する部分のト
ップコート層の表面が、凹状に形成されており、しかも
、高級塗装感が現出されていた。
「発明の作用、効果」 本発明の表面に凹状部を有する化粧材の製造方法は、化
粧材用基材の表面に対して、撥液性物質を含有すること
のない印刷インキによる第1の柄模様層と、撥液性物質
を含有する印刷インキによる第2の柄模様層とを順次形
成した後、これらの柄模様の印刷面の全面に対して、着
色剤を含有する樹脂液からなるコーティング剤を塗工・
固化することによってトップコート層を形成することか
らなる。
しかして、本発明の化粧材の製造方法においては、第2
の柄模様層における撥液性能によって、第2の柄模様層
と接する位置に塗工されたトップコート層形成用のコー
ティング剤が弾かれるため、第2の柄模−様層と同調す
る部分の表面が凹状に形成されているトップコート層が
得られる。
また、本発明の化粧材の製造方法においては、トップコ
ート層の形成に際して着色剤を含有するコーティング剤
を利用しているので、塗装されたような外観の化粧材が
得られる。
したがって、本発明の化粧材の製造方法においては、外
観的にも、また触感的にも、深みのある立体的感が現出
されいる品質の高い化粧材が容易に得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、化粧材用基材の表面に、撥液性物質を含有すること
    のない印刷インキによる第1の柄模様層と、撥液性物質
    を含有する印刷インキによる第2の柄模様層とを順次形
    成した後、これらの柄模様の印刷面の全面に対して、着
    色剤を含有する樹脂液からなるコーティング剤を塗工・
    固化し、トップコート層を形成することを特徴とする表
    面に凹状部を有する化粧材の製造方法。 2、撥液性物質を含有する印刷インキによる第2の柄模
    様層の幅が、200〜700μである特許請求の範囲第
    1項記載の表面に凹状部を有する化粧材の製造方法。 3、トップコート層形成用のコーティング剤が、該コー
    ティング剤中の固形成分の1〜 40重量%が着色剤からなっている特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の表面に凹状部を有する化粧材の製
    造方法。
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