JPH0223689Y2 - - Google Patents

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JPH0223689Y2
JPH0223689Y2 JP1641385U JP1641385U JPH0223689Y2 JP H0223689 Y2 JPH0223689 Y2 JP H0223689Y2 JP 1641385 U JP1641385 U JP 1641385U JP 1641385 U JP1641385 U JP 1641385U JP H0223689 Y2 JPH0223689 Y2 JP H0223689Y2
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JP
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sound
absorbing
insulating board
board
frame
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JP1641385U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、話声が周囲に洩れることや周囲の騒
音により会話が妨害されることを防止するための
防音用の間仕切りや衝立等として使用される防音
パネルに関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の防音パネルは、吸音板又は遮板
に、それを床に据付けるための脚を取付けて構成
されていた。
しかしながら、前記従来パネルによるときは、
吸音、あるいは、遮音のみにより防音する故に、
防音効果が低く、しかも、床の段差や、床に据付
けた、あるいは、置いたテーブル、椅子、インテ
リア等の配置によつてレイアウトに制約を受け
て、レイアウトの自由度が乏しいといつた欠点が
あり、しかも、それ故にインテリアとしての装飾
効果やデイスプレー効果が低いといつた欠点があ
つた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、かかる点にかんがみて勘案されたも
のであつて、その目的は、防音効果に勝れ、しか
も、レイアウトの自由度が高く、装飾効果、デイ
スプレー効果を高くすることができる防音パネル
を提供する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的達成のために講じた本考案による吊下
げ式防音パネルの特徴構成は、二枚の吸音材の間
に遮音材を挟在させて成る吸音遮音板を設け、吸
音遮音板を上下姿勢に吊下げる紐を、前記吸音遮
音板の上側周辺部から前記吸音材と遮音材との間
に挿入させて吸音遮音板を貫通させ、その吸音遮
音板から出た前記紐の端部を、前記吸音遮音板の
下側周辺部に取付けた下側枠に止着させてある点
にある。そして、それによる作用効果は次の通り
である。
〔作用〕
吊下げ式故に、床の段差や床に据付け、あるい
は、置いた家具等によりそのレイアウトに制約を
受けることが少ない。しかも、吸音材と遮音材と
を重ね合せて成る吸音遮音板をもつて防音する故
に、防音性に勝れる。その上、吸音遮音板の下側
周辺部に取り付けた枠に吊り下げ紐を止着させて
吸音遮音板を吊下げる故に、例えば、吸音遮音板
の上側周辺部に取付けた枠に吊下げ紐を止着させ
て吸音遮音板を吊下げる場合に比較して簡単、か
つ、確実に吸音遮音板を吊下げることができる。
つまり、吸音遮音板の上側周辺部に取付けた枠に
吊下げ紐を止着させて吸音遮音板を吊下げる場合
には、吸音遮音板の荷重がその吸音遮音板を枠か
ら離脱させようとする力が作用し、そのため、枠
を吸音遮音板に嵌込んだだけでは吸音遮音板を枠
に取付けることができず、ボルト締めや釘打ち等
の併用が不可欠となつて、取付け構造が複雑にな
り、かつ、取付け部の見栄えが悪くなる。これに
対し、吸音遮音板の下側周辺部に取付けた枠に吊
下げ紐を止着させて吸音遮音板を吊下げる本考案
の場合には、枠を吸音遮音板に嵌込ませた状態に
おいて吸音遮音板の荷重がその嵌込みを強化する
方向に働くため、枠と吸音遮音板との取付けを、
ボルト締めや釘打ち等が不要で、構造簡単、か
つ、見栄えの良い嵌込み式とできながらも、枠に
吸音遮音板を確実に取付けることができる。更
に、吊下げ紐を枠に止着させるに、吊下げ紐を、
吸音材と遮音材との間に吸音遮音板の上側周辺部
から挿入させて止着させてある故に、吊下げ紐が
吸音遮音板の表面に露出することがなく、吸音遮
音板へ表面により装飾やデイスプレーを行つた
際、その装飾やデイスプレーが吊下げ紐により阻
害されることがない。
〔考案の効果〕
従つて、本考案は、防音面からみて、防音用の
間仕切りや衝立として非常に好適で、しかも、レ
イアウトの自由性が大きいこと、吸音遮音板を体
裁良く吊下げることができること、吸音遮音板の
表面による装飾やデイスプレーを行なうことがで
きることの相乗によつて、装飾およびデイスプレ
ー効果が高い防音パネルを提供できるに至つた。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように、矩形状の吸音遮音板1と
これを天井等に上下姿勢に吊下げ支持するための
紐である二本の吊下げワイヤ2とから成り、間仕
切りや衝立等として使用される吊下げ式防音パネ
ルであつて、前記吸音遮音板1は、第2図、第3
図にも示すように、二枚の吸音材3(グラスウー
ル等)の間に遮音材4(強化ガラスや鉛粉入りゴ
ムシート等)を挟在させて構成されており、この
吸音遮音板1の全周部には、矩形状の枠5が嵌込
み装着されている。前記吸音材3の表面には、絵
具や塗料にてインテリアやデイスプレー用の模様
が描かれた表面材6(ガラスクロスやガラスペー
パー等)が貼付けられている。また、前記枠5
は、上側枠5Aと下側枠5Bおよび左右側枠5
C,5Cならびにこれらを連結するコーナー枠5
0から成る組立枠に構成されている。
前記吊下げワイヤ2は、前記上側枠5Aに形成
の孔7から前記吸音材3と遮音材4との間に挿入
して吸音遮音板1を貫通し、その吸音遮音板1か
ら出た端部において前記吸音遮音板1の下側周辺
部に取付けた下側枠5Bに止着することにより吸
音遮音板1を上下姿勢に吊下げるものであつて、
上端には、天井等に取付けた係止具8に係止可能
なフツク9が取付けられている。
前記ワイヤ2を下側枠5Bに止着させる手段
は、第3図、第4図に示すように、下側枠5Bに
ワイヤ挿通孔10を形成するスリーブ11を固着
し、その傾斜外周面12aを前記スリーブ11の
下端にて吸音遮音板1および枠5の重量で押圧さ
れて縮径することにより、スリーブ11を挿通し
たワイヤ2部分に挟持固定されて、スリーブ1
1、つまり、下側枠5Bを支持するチヤツク部材
12を下側枠5Bの空洞内に設ける手段である。
そして、これによるときは、下側枠5B、つま
り、全体を持上げ、かつ、チヤツク部材12を下
方に移動させて、チヤツク部材12の挟持を解除
することにより、チヤツク部材12をワイヤ2に
対して移動させることができるから、吸音遮音板
1の高さを任意に調節できるのである。
また、下側枠5Bの、チヤツク部材12を内装
する部分の周壁部5bは、チヤツク部材12に対
する操作を可能となるように着脱自在な蓋に構成
されている。
なお、上記実施例では、ワイヤ2に対する取付
け位置を変更することにより、吸音遮音板1の高
さ位置を調節するようにしたが、ワイヤ2の天井
等への取付け部においてワイヤ2の垂れ下り長さ
を変更することにより、吸音遮音板1の高さを調
節するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る吊下げ式防音パネルの実施
例を示し、第1図は一部切欠き正面図、第2図は
第1図における−線での断面図、第3図は要
部の拡大縦断側面図、第4図は要部の一部切欠き
拡大正面図である。 3……吸音材、4……遮音材、1……吸音遮音
板、2……紐、5B……下側枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 二枚の吸音材3の間に遮音材4を挟在させて
    成る吸音遮音板1を設け、吸音遮音板1を上下
    姿勢に吊下げる紐2を、前記吸音遮音板1の上
    側周辺部から前記吸音材3と遮音材4との間に
    挿入させて吸音遮音板1を貫通させ、その吸音
    遮音板1から出た前記紐2の端部を、前記吸音
    遮音板1の下側周辺部に取付けた下側枠5Bに
    止着させてある吊下げ式防音パネル。 2 前記下側枠5Bは、吸音遮音板1の全周を囲
    む環状の枠5の下側部分である実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の吊下げ式防音パネル。
JP1641385U 1985-02-06 1985-02-06 Expired JPH0223689Y2 (ja)

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JP1641385U JPH0223689Y2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06

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JP1641385U JPH0223689Y2 (ja) 1985-02-06 1985-02-06

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JPS61133608U JPS61133608U (ja) 1986-08-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0738501Y2 (ja) * 1988-01-25 1995-09-06 東陶機器株式会社 プレファブルームの間仕切壁
JP2009008075A (ja) * 2008-06-13 2009-01-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 小型発電装置および防音パネル

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JPS61133608U (ja) 1986-08-20

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