JPH06212764A - 手すり装置 - Google Patents
手すり装置Info
- Publication number
- JPH06212764A JPH06212764A JP2192693A JP2192693A JPH06212764A JP H06212764 A JPH06212764 A JP H06212764A JP 2192693 A JP2192693 A JP 2192693A JP 2192693 A JP2192693 A JP 2192693A JP H06212764 A JPH06212764 A JP H06212764A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- wall surface
- base
- panel
- raising
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】必要に応じて手すりをワンタッチで形成でき、
便利性を向上しうる。 【構成】家屋の壁面Ｗに上端を手すり高さとした腰化粧
板２を取付け、かつこの上端に、この上端を化粧しかつ
腰化粧板２の屋内面Ｓよりも突出する突出部３Ａを有す
る化粧用の見切り材３を固定するとともに、前記突出部
３Ａの下方かつ腰化粧板２の内方に、前記見切り材３に
固定する引起し金具４に固定されこの引起し金具４の引
起しにより前記壁面Ｗの手すりＡをなす手すり基体５を
配する。
便利性を向上しうる。 【構成】家屋の壁面Ｗに上端を手すり高さとした腰化粧
板２を取付け、かつこの上端に、この上端を化粧しかつ
腰化粧板２の屋内面Ｓよりも突出する突出部３Ａを有す
る化粧用の見切り材３を固定するとともに、前記突出部
３Ａの下方かつ腰化粧板２の内方に、前記見切り材３に
固定する引起し金具４に固定されこの引起し金具４の引
起しにより前記壁面Ｗの手すりＡをなす手すり基体５を
配する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、家屋の壁面に必要に応
じて手すりをワンタッチで形成しうる手すり装置に関す
る。
じて手すりをワンタッチで形成しうる手すり装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】家屋の廊下、階段などの壁面には手すり
が設けられることが多々ある。このような手すりは、従
来、家屋建築時に予め壁面に取付けたり、あるいは高齢
者が居住するなど、必要になった時に、壁面に施工され
ていた。
が設けられることが多々ある。このような手すりは、従
来、家屋建築時に予め壁面に取付けたり、あるいは高齢
者が居住するなど、必要になった時に、壁面に施工され
ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】他方、手すりは、家族
構成などの観点から不要の時もある。しかしながら家屋
建築時に予め手すりを取付けておくものにあっては、そ
の取外しが困難であり、融通性に欠けるものであった。
又必要時に手すりを施工するものは、既に完成した壁面
に手すりを取付ける作業であるため、この作業が容易で
なく、かつコストも嵩みがちとなる。
構成などの観点から不要の時もある。しかしながら家屋
建築時に予め手すりを取付けておくものにあっては、そ
の取外しが困難であり、融通性に欠けるものであった。
又必要時に手すりを施工するものは、既に完成した壁面
に手すりを取付ける作業であるため、この作業が容易で
なく、かつコストも嵩みがちとなる。
【０００４】本発明は、引起し金具の引起しにより手す
りを形成することを基本として、必要時に手すりを労力
を要することなくワンタッチで配設することができ、便
利性を向上しうる手すり装置の提供を目的としている。
りを形成することを基本として、必要時に手すりを労力
を要することなくワンタッチで配設することができ、便
利性を向上しうる手すり装置の提供を目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の手すり装置は、家屋の壁面に上端を手すり高
さとした腰化粧板を取付け、かつこの上端に、この上端
を化粧しかつ腰化粧板の屋内面よりも突出する突出部を
有する化粧用の見切り材を固定するとともに、前記突出
部の下方かつ腰化粧板の内方に、前記見切り材に固定す
る引起し金具に固定されこの引起し金具の引起しにより
前記壁面の手すりをなす手すり基体を配している。
に本発明の手すり装置は、家屋の壁面に上端を手すり高
さとした腰化粧板を取付け、かつこの上端に、この上端
を化粧しかつ腰化粧板の屋内面よりも突出する突出部を
有する化粧用の見切り材を固定するとともに、前記突出
部の下方かつ腰化粧板の内方に、前記見切り材に固定す
る引起し金具に固定されこの引起し金具の引起しにより
前記壁面の手すりをなす手すり基体を配している。
【０００６】
【作用】手すり基体は、見切り材に固定された引起し金
具の引起しにより壁面の手すりを形成する。このように
必要に応じて労力を要することなくワンタッチで手すり
を配設でき、便利性を向上しうるとともに、前記手すり
基体は、手すり不要の際には見切り材の突出部の下方か
つ腰化粧板の内方に配されるため、歩行などの邪魔にな
らず、しかも見映えの低下を防止しうる。
具の引起しにより壁面の手すりを形成する。このように
必要に応じて労力を要することなくワンタッチで手すり
を配設でき、便利性を向上しうるとともに、前記手すり
基体は、手すり不要の際には見切り材の突出部の下方か
つ腰化粧板の内方に配されるため、歩行などの邪魔にな
らず、しかも見映えの低下を防止しうる。
【０００７】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図において本発明の手すり装置１は、家屋の壁面Ｗ
に上端を手すり高さとした腰化粧板２を取付け、かつこ
の上端に、この上端を化粧しかつ腰化粧板２の屋内面Ｓ
よりも突出する突出部３Ａを有する化粧用の見切り材３
を固定するとともに、前記突出部３Ａの下方かつ腰化粧
板２の内方に、前記見切り材３に固定する引起し金具４
に固定されこの引起し金具４の引起しにより前記壁面Ｗ
の手すりＡをなす手すり基体５を配している。
る。図において本発明の手すり装置１は、家屋の壁面Ｗ
に上端を手すり高さとした腰化粧板２を取付け、かつこ
の上端に、この上端を化粧しかつ腰化粧板２の屋内面Ｓ
よりも突出する突出部３Ａを有する化粧用の見切り材３
を固定するとともに、前記突出部３Ａの下方かつ腰化粧
板２の内方に、前記見切り材３に固定する引起し金具４
に固定されこの引起し金具４の引起しにより前記壁面Ｗ
の手すりＡをなす手すり基体５を配している。
【０００８】壁面Ｗは、例えば廊下の側縁から立上がる
内装板により形成されるとともに、この壁面Ｗの廊下な
どに向く屋内面に、腰化粧板２が取付けられる。
内装板により形成されるとともに、この壁面Ｗの廊下な
どに向く屋内面に、腰化粧板２が取付けられる。
【０００９】腰化粧板２は、本実施例では、上端を手す
り高さとして壁面Ｗに添着される合板などからなる下地
材２Ａと、この下地材２Ａの屋内面に上端を下地材２Ａ
の上端よりもやや低所とした木質の化粧材２Ｂとからな
る。
り高さとして壁面Ｗに添着される合板などからなる下地
材２Ａと、この下地材２Ａの屋内面に上端を下地材２Ａ
の上端よりもやや低所とした木質の化粧材２Ｂとからな
る。
【００１０】又腰化粧板２の上端には、この上端を化粧
する化粧用の見切り材３が固定される。見切り材３は、
前記壁面Ｗの屋内面に当接する垂直な背面１０と、この
背面１０の下端から前記下地材２Ａ、化粧材２Ｂの各上
端に沿って内方にのびるとともに該化粧材２Ｂの屋内面
Ｓよりも突出する下面１１と、この下面１１の内端と前
記背面１０の上端を継ぐ略Ｌ字の化粧面１２とを有する
長尺な化粧見切り材であって、図１に示すように、適宜
の間隔を有して接着剤などを用いて腰化粧板２の上端に
水平に固定され、腰化粧板２の上端を化粧する。
する化粧用の見切り材３が固定される。見切り材３は、
前記壁面Ｗの屋内面に当接する垂直な背面１０と、この
背面１０の下端から前記下地材２Ａ、化粧材２Ｂの各上
端に沿って内方にのびるとともに該化粧材２Ｂの屋内面
Ｓよりも突出する下面１１と、この下面１１の内端と前
記背面１０の上端を継ぐ略Ｌ字の化粧面１２とを有する
長尺な化粧見切り材であって、図１に示すように、適宜
の間隔を有して接着剤などを用いて腰化粧板２の上端に
水平に固定され、腰化粧板２の上端を化粧する。
【００１１】なお前記見切り材３は、前記の如くその下
面１１が腰化粧板２の屋内面Ｓよりも突出することによ
り該下面１１と前記化粧面１２とによって囲まれた断面
略矩形の突出部３Ａを有する。
面１１が腰化粧板２の屋内面Ｓよりも突出することによ
り該下面１１と前記化粧面１２とによって囲まれた断面
略矩形の突出部３Ａを有する。
【００１２】見切り材３には、引起し金具４が固定され
る。引起し金具４は、図２、図４に示すように、見切り
材３の両側面１３、１３に夫々取付く支持金物１５と、
この支持金物１５に引越し可能に取付く手すり金物１６
とからなる。
る。引起し金具４は、図２、図４に示すように、見切り
材３の両側面１３、１３に夫々取付く支持金物１５と、
この支持金物１５に引越し可能に取付く手すり金物１６
とからなる。
【００１３】支持金物１５は、内外にのびる一対の支持
片１７、１７の外端を連結片１９で継いだ基体２０を具
えるとともに、一方の支持片１７の側縁に水平な突片２
１、２１を介して垂直な取付片２２、２２を内外の２ケ
所に設けている。なお内方に位置する突片２１には、手
すり金物１６固定用のネジ孔２３が刻設され、又他方の
支持片１７には、内外にのびる長孔２４が穿設されてい
る。
片１７、１７の外端を連結片１９で継いだ基体２０を具
えるとともに、一方の支持片１７の側縁に水平な突片２
１、２１を介して垂直な取付片２２、２２を内外の２ケ
所に設けている。なお内方に位置する突片２１には、手
すり金物１６固定用のネジ孔２３が刻設され、又他方の
支持片１７には、内外にのびる長孔２４が穿設されてい
る。
【００１４】支持金物１５、１５は、例えば前記取付片
２２を通るビスを見切り材３の両側面１３、１３に夫々
螺入することにより、見切り材３の両端に水平に取付け
られる。
２２を通るビスを見切り材３の両側面１３、１３に夫々
螺入することにより、見切り材３の両端に水平に取付け
られる。
【００１５】前記手すり金物１６は、基片２６の両側縁
から側片２７、２７を突出させた断面コ字の形材からな
り、一方の側片２７を前記支持金物１５の支持片１７、
１７間に遊嵌し、かつ他方の側片２７の内端に設けられ
たネジ孔２９に螺着するビス３０を前記長孔２４内端に
挿入することにより、手すり金物１６は、図２に示すよ
うに、支持金物１５の内端に上端が保持される垂直状態
Ｘをとる。なおこの垂直状態Ｘにおいて手すり金物１６
の下端は、前記腰化粧板２の内方かつ見切り材３の突出
部３Ａ下方に位置する。
から側片２７、２７を突出させた断面コ字の形材からな
り、一方の側片２７を前記支持金物１５の支持片１７、
１７間に遊嵌し、かつ他方の側片２７の内端に設けられ
たネジ孔２９に螺着するビス３０を前記長孔２４内端に
挿入することにより、手すり金物１６は、図２に示すよ
うに、支持金物１５の内端に上端が保持される垂直状態
Ｘをとる。なおこの垂直状態Ｘにおいて手すり金物１６
の下端は、前記腰化粧板２の内方かつ見切り材３の突出
部３Ａ下方に位置する。
【００１６】又引起し金具４に固定される手すり基体５
は、図４に示すように、断面略半円状の長尺な基部３２
を具えるとともに、この基部３２には、一端が基部３２
下面で開口する断面円弧状の溝部３３が基部３２の全長
に亘り形成されている。
は、図４に示すように、断面略半円状の長尺な基部３２
を具えるとともに、この基部３２には、一端が基部３２
下面で開口する断面円弧状の溝部３３が基部３２の全長
に亘り形成されている。
【００１７】前記溝部３３には、断面円弧状の長尺な手
すり部材３４が前記基部３２の側面から挿入されるとと
もに、該側面には、手すり部材３４を挿入した後、側板
３５がビス止めにより固定され、手すり部材３４の側方
への脱落を防止する。
すり部材３４が前記基部３２の側面から挿入されるとと
もに、該側面には、手すり部材３４を挿入した後、側板
３５がビス止めにより固定され、手すり部材３４の側方
への脱落を防止する。
【００１８】手すり基体５は、その基部３２の両端に設
けた膨出部３７、３７を、前記引起し金具４、４の手す
り金物１６、１６下端に固着された取付板３９、３９に
ビス止めすることにより該引起し金具４、４に固定され
る。従って、手すり金物１６の前記垂直状態Ｘにおいて
手すり基体５は、見切り材３の突出部３Ａ下方かつ腰化
粧板２の内方に納まりよく配することができ、手すりＡ
が不要の時、歩行の邪魔になることがなく、かつ壁面Ｗ
の見映えの低下を防止しうる。
けた膨出部３７、３７を、前記引起し金具４、４の手す
り金物１６、１６下端に固着された取付板３９、３９に
ビス止めすることにより該引起し金具４、４に固定され
る。従って、手すり金物１６の前記垂直状態Ｘにおいて
手すり基体５は、見切り材３の突出部３Ａ下方かつ腰化
粧板２の内方に納まりよく配することができ、手すりＡ
が不要の時、歩行の邪魔になることがなく、かつ壁面Ｗ
の見映えの低下を防止しうる。
【００１９】又引起し金具４の前記手すり金物１６を引
起しかつ外方に前記長孔２４に沿ってビス３０をスライ
ドさせた上、手すり金物１６の前記基片２６の一方の側
縁から突出させた突出片４０の孔４０Ａを通りかつ前記
ネジ孔２３に螺着するビス４１を用いて手すり金物１６
を前記支持金物１５に固定することにより、前記手すり
基体５は、図３に示すように、見切り材３の内方で水平
にのび、壁面Ｗの手すりＡを形成する。
起しかつ外方に前記長孔２４に沿ってビス３０をスライ
ドさせた上、手すり金物１６の前記基片２６の一方の側
縁から突出させた突出片４０の孔４０Ａを通りかつ前記
ネジ孔２３に螺着するビス４１を用いて手すり金物１６
を前記支持金物１５に固定することにより、前記手すり
基体５は、図３に示すように、見切り材３の内方で水平
にのび、壁面Ｗの手すりＡを形成する。
【００２０】なお前記手すり部材３４は、図５に示すよ
うに、水平に配された手すり基体５の下面かつ前記溝部
３３から引出され、その突出端３４Ａが前記基部３２に
設けた条溝４２に嵌合することにより、手すりＡの下部
を形成する。
うに、水平に配された手すり基体５の下面かつ前記溝部
３３から引出され、その突出端３４Ａが前記基部３２に
設けた条溝４２に嵌合することにより、手すりＡの下部
を形成する。
【００２１】このように手すりＡを、引起し金具４の手
すり金物１６の引起しによりワンタッチで形成でき、便
利性を向上しうる。又本発明の手すり装置は、廊下を囲
む壁面Ｗの他、階段室の壁面などにも採用できる。
すり金物１６の引起しによりワンタッチで形成でき、便
利性を向上しうる。又本発明の手すり装置は、廊下を囲
む壁面Ｗの他、階段室の壁面などにも採用できる。
【００２２】
【発明の効果】叙上の如く本発明の手すり装置は、引起
し金具の引起しにより手すりを形成する手すり基体を、
見切り材の下方かつ腰化粧板の内方に配したため、必要
に応じて手すりを労力を有することなく便宜に形成で
き、便利性を向上しうるとともに、手すりが不要の時に
は、手すり基体が見切り材下方に納まるため、歩行の邪
魔にならず、又見映えの低下を防止できる。
し金具の引起しにより手すりを形成する手すり基体を、
見切り材の下方かつ腰化粧板の内方に配したため、必要
に応じて手すりを労力を有することなく便宜に形成で
き、便利性を向上しうるとともに、手すりが不要の時に
は、手すり基体が見切り材下方に納まるため、歩行の邪
魔にならず、又見映えの低下を防止できる。
【図１】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図２】その部分斜視図である。
【図３】手すりを示す部分斜視図である。
【図４】引起し金具及び手すり基体を例示する部分斜視
図である。
図である。
【図５】手すり基体を示す断面図である。
２ 腰化粧板 ３ 見切り材 ３Ａ 突出部 ４ 引起し金具 ５ 手すり基体 Ａ 手すり Ｗ 壁面
Claims (1)
- 【請求項１】家屋の壁面に上端を手すり高さとした腰化
粧板を取付け、かつこの上端に、この上端を化粧しかつ
腰化粧板の屋内面よりも突出する突出部を有する化粧用
の見切り材を固定するとともに、前記突出部の下方かつ
腰化粧板の内方に、前記見切り材に固定する引起し金具
に固定されこの引起し金具の引起しにより前記壁面の手
すりをなす手すり基体を配してなる手すり装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2192693A JPH06212764A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 手すり装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2192693A JPH06212764A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 手すり装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06212764A true JPH06212764A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=12068676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2192693A Withdrawn JPH06212764A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 手すり装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06212764A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150088194A (ko) * | 2014-01-23 | 2015-07-31 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 화장료 |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP2192693A patent/JPH06212764A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150088194A (ko) * | 2014-01-23 | 2015-07-31 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 화장료 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000404 |