JPH02235896A - フェロセン誘導体 - Google Patents

フェロセン誘導体

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JPH02235896A
JPH02235896A JP1057232A JP5723289A JPH02235896A JP H02235896 A JPH02235896 A JP H02235896A JP 1057232 A JP1057232 A JP 1057232A JP 5723289 A JP5723289 A JP 5723289A JP H02235896 A JPH02235896 A JP H02235896A
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Japan
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aryl
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iodoferrocenyl
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Masato Watanabe
真人 渡辺
Masaru Uemura
植村 勝
Naoki Araki
修喜 荒木
Yasuo Butsugan
佛願 保男
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SHINKYOWA PETROCHEM CO Ltd
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    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なハロフェ口セン誘導体及びフエロセン
誘導体に関し、更に詳しくは光学活性なハロフェロセン
誘導体及びフエロセン誘導体に関する。
〔従来の技術〕
従来から、光学活性なフェロセン誘導体は知られている
。例えば、フェロセニルホスフィンがある。フエロセニ
ルホスフィンは、遷移金属(例エば、パラジウム、ロジ
ウム等)に対する光学活性な配位子として用いられ、こ
のフェロセニルホスフィンを配位させた遷移金属は、不
斉合成触媒として使用される〔例えば、T.Hayas
hi  ら、Bull,Chem.Soc, Jpn,
、53巻、1138 (1980);Tetrahed
ron Lett.L 9 7 9、2155;J,O
rg.Chem, 、5 3巻、113 (1988)
 〕.しかるに、該不斉合成触媒は、遷移金属が触媒と
なり得る反応にのみ有効であり、適用範囲は比較的狭い
。例えば、不斉水素化、不斉クロスカップリング、不斉
アリル化等の反応である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、亜鉛、アルミニウム、チタン、セリウム、ニ
ッケル等のルイス酸的な金属を用いる触媒は、不斉導入
反応において、高鏡像面選択性を与えることが知られて
いる。しかるに、上記のようなルイス酸的な金属に上記
フェロセニルホスフィンが配位した系で高鏡像面選択性
を示すものは知られていない。
そこで、ルイス酸的な金属に対して配位して高鏡像面選
択性を示す光学活性なフェロセン誘導体の提供が希望さ
れている。
さらに、金篇配位触媒以外に、光学活性なフェロセン誘
導体を含むポリマーの提供も望まれている。光学活性な
フェロセン誘導体を含むポリマーは、不均一系不斉合成
触媒及び高分子光学分割用ゲル等として用いることがで
きる。
そこで、本発明の目的は、光学活性なフェロセン誘導体
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明は、下記一般式CI)で表わされるハロフ
ェ口セン誘導体に関する。
X 〔式中、R1は水素、アルキル基、ベンジル基又はアリ
ール基であり、R2及びR3はそれぞれ水素、アルキル
基、ベンジル基、アリール基、無置換又は置換2−ヒド
ロキシエチル基であり、但し、R2及びR3は窒素原子
とともに複素環を構成することもでき、XI及びX2は
いずれか一方が水素であり、他方がハロゲン原子である
。〕 以下本発明について説明する。
本発明においてアルキル基とは、c.%CSのアルキル
基であることが好ましく、例えばメチル、エチル、n−
プロビル、イソブロビル、n−ブチノペt−ブチル及び
ベンチルを挙げることができる。アリール基としては、
フェニノペp−}!Jル、0−トリノペp−メトキシフ
ェニル、p−クロロフェニル、○−クロロフェニル及び
p−ニトロフエニルを例示できる。さらに2−ヒドロキ
シエチル基の置換基としては、メチノペエチル、イソブ
ロビル、t−プチノペフェニル及びp−}’IJルを例
示でき、2−ヒドロキシエチル基の例としては、2−ヒ
ドロキシエチノペ (R)−2−ヒドロキシブ口ピル、
(S)−2−ヒドロキシブ口ピル、(13.2R)−1
−メチル−2−フェニルー2一ヒドロキシエチル、(I
R,23)−1−メチル−2−フエニル−2−ヒドロキ
シエチル、(R)−2−フエニルー2−ヒドロキシエチ
ル、(S)−2−7エニルー2−ヒドロキシエチル、(
S)−2−t−ブチルー2−ヒドロキシエチルヲ挙ケら
れる。窒素原子とともに複素環を構成する基(−NR,
R2)としては、ビロリジノペ (S)−2−ヒドロキ
シメチルピロリジノペ (R)−2−ヒドロキシメチル
ビロリジル、ビベリジル、モルホリル、(S)−2− 
(ジフェニルヒドロキシメチル)ピロリジノペ (S)
−2−( (S)一フエニルヒドロキシメチル) ビロ
リジル、(S)−2− ( (R)一フェニルヒドロキ
シメチル) ピロリジルを例示できる。又、ハロゲンと
してはクロロ、ブロモ、ヨードを例示できる。
一般式[”I]で示されるハロフェ口セン誘導体は光学
活性を有することが好ましい。該誘導体の具体例として
は以下の化合物を挙げられる。
(R)−N.N−ジメチル−1− { (S)−2−ヨ
ードフェロセニル}エチルアミン、(S)−N,N−ジ
メチル−1− { (R)−2−ヨードフェロセニル}
エチルアミン、N− ( (R)−1−((S)−2−
ヨードフエロセニル)エチル}一N−メチルエタノール
アミン、N−( (R) −1−((S)−2−ヨード
フェロセニル)エチル)一(S)一ブロリノーノペN−
 ( (S)−1−((R)−2−ヨードフエロセニル
)エチル}−(S)一ブロリノーノベN−( (R)−
 1−((S)−2−ヨードフェロセニル)エチル)−
(13.2R)一エフエドリン、N−{ (S)−1−
((R)−2−ヨードフェロセニル)エチル)−(IS
.2R)一エフエドリン、N− ( (R)−i ( 
(S)−2−ヨードフェロセニル)エチル}− (IR
.2S)一エフェドリン、N− { (R)−1− (
 (S) −2−ヨードフェロセニル)エチル}−(I
S.2R)一ノルエフェドリン、N一( (R)−1−
 ( (S)−2−ヨードフェロセニル)エチル)−N
−t−ブチルー(S)−2−フェニルエタノールアミン
、N−{(S)−1−((R)−2−ヨードフェロセニ
ル)エチルーN一t−ブチルー(S)−2−フェニルエ
タノールアミン、N− ( (R)−1−((S)−2
−ヨードフエロセニル)エチル)−N−t−ブチルー(
S)−1−フェニルエタノールアミン、(R)  N,
N−ジメチル−1−( (S)−2−プロモフエロセニ
ル}エチルアミン、N− ( (R)−1−( (S)
−2−プロモフェロセニル)エチル)−(Is,2R)
一エフェドリン、N一(2−ヨードフェロセニル)メチ
ルー(Is,2S)エフェドリン。
以下に一般式〔I〕の誘導体の製造法を説明する。
(A)製造法1 一般式〔■〕 CR’ 、R’及びR3は前記に同じ。〕で表わされる
フェロセン誘導体を、有機リチウム化合物でリチオ化し
、次いでハロゲン化剤と反応させることにより一般式(
1)で表わされるハロフェロセン誘導体を製造すること
ができる。
上記リチオ化に用いる有機リチウム化合物としては、n
−ブチルリチウム、SeC−ブチルリチウム、t−ブチ
ルリチウム、メチルリチウム及びフェニルリチウムを例
示できる。これら脊機リチウム化合物の使用量はフェロ
セン誘導体〔■〕に対して0. 1〜2.0当量、好ま
しくは0. 7〜1.5当量とすることが適当である。
またこれらの有機リチウム化合物はヘキサンあるいはエ
ーテルの5〜30%溶液として使用することが好ましい
。さらにリチオ化反応は、溶媒(例えば、エチルエーテ
ル、テトラヒド口フラン等のエーテル類;ベンタン、ヘ
キサン、ヘブタン等の炭化水素類;ベンゼン、トルエン
、キシレン、ジクロロベンゼン等の芳香族炭化水素類;
又はこれら溶媒の一種または二種以上の混合溶媒)の存
在下、以下の条件下で行うことが適当である。
反応温度:−30°〜50℃、好ましくは−10°〜3
0℃ 反応時間=0.1〜5時間 反応圧力:常圧から加圧、好ましくは1〜3気圧下 雰囲気:窒素またはアルゴン下 尚、リチオ化反応は既知の方法( UgiらJ.AmC
hem, Sac,,  9 2巻、5389 (19
70))によっても行うことができる。
次にリチオ化物のハロゲン化は、ハロゲン化剤として例
えば、ヨウ素、臭素、塩素、N−ヨードスクシンイミド
、N−プロモスクシンイミド、N−クロロスクシンイミ
ドを用いて行うことができる。これらハロゲン化剤はそ
のままの状態、もしくは溶媒に溶解した溶液として反応
系中に加えることができる。
溶媒は、前記リチオ化用溶媒として例示したものを用い
ることができ、ハロゲン化反応用溶媒ちりチオ化用溶媒
として例示したものを用いることができる。ハロゲン化
剤の使用量はりチオ化に用いたフェロセン誘導体(II
)に対して0.1〜2.0当量、好ましくは0.7〜1
.5当量とすることが適当である。
ハロゲン化反応は以下の条件下で行うことが好ましい。
反応温度:−120゜〜0℃、好ましくは100’〜−
30℃ 反応時間=0.1〜10時間 反応圧力:常圧から加圧、好ましくは1〜3気圧 雰囲気:窒素またはアルゴン下 ハロゲン化は、薄層クロマトグラフイーにより進行状況
を判断することができる。反応終了時に、反応系に水を
加えて反応を停止させた後、エーテル抽出し、カラムク
ロマトグラフイーにより目的生成物を分取することがで
きる。
尚、上記製造法1に原料として用いられるフェロセン誘
導体[II]のうちのいくつかの化合物は、公知である
(I.υg!らJGC,  3ユ,3052(1 9 
7 2) ;Liebigs Ann, Chem.,
  1 9 8 6.251;S.  Allenma
rkらChemica Scripta, 7巻、97
 (1975)。又、例えば一般式〔■〕のうち、R’
 が水素、アルキル基、ベンジル基又はアリール基であ
り、R2及びR3がそれぞれ、炭素数2以上のアルキル
基、ベンジル基、アリール基、無置換又は置換2−ヒド
ロキシエチル基(但し、R2及びR3は窒素原子ととも
に複素環を構成することもできる)である化合物は新規
化合物である。Rl 、R2及びR3のアルキル基、ベ
ンジル基、アリール基、置換2−ヒドロキシエチル基の
具体例は、前記一般式CI〕の説明と同様である。
一般式〔■〕で表わされるフエロセン誘導体のうち、新
規化合物の具体例としては、N−{(R)−1−フエロ
セニルエチル)−N−メチル−2−エタノールアミン、
N− ( (R) −1−フエロセニルエチル)− (
S)一プロUノール、N−{(S)−1−フェロセニル
エチル} −(S)−プロリノール、N−((R)−1
−フェロセニルエチル)− (Is,2R)一エフエド
リン、N一((S)−1−フェロセニルエチル}−(I
s,2R)一エフェドリン、N− ( (R)−1−フ
ェロセニルエチル)− (IS,2R)一ノルエフエド
リン、N一(フェロセニルメチル)−(is,2R)一
二フェドリン、N−( (R)−1−フェロセニルエチ
ル)−N−t−ブチルー(S)−2−フェニルエタノー
ルアミン、N−{(S)−1−フェロセニルエチル)−
t−ブチルー(S)−2−フェニルエタ/−ルアミン、
N− ( (R) 一1−フエロセニルエチル)−N−
t−ブチルー(S)−2−フエニルエタノールアミンヲ
挙ケラれる。
上記一般式CIDで表わされる新規なフェロセン誘導体
は以下の方法で合成できる。
既知の一般式CII)の化合物(但し、R 2 = R
 3=メチル) (J.Am,  Chem,  Sa
c,, 9 2巻、5389(1970)]をヨウ化メ
チルと反応させて四級アンモニウム塩とし、次いで1級
あるいは2級アミン誘導体あるいはアンモニアと反応さ
せることにより、適宜R2及びR3がメチル以外のフェ
ロセン誘導体〔■〕を合成できる〔I.Ugi ら、J
, Org,Chem.37巻、3 0 5 2 ( 
1 9 7 2)  ;T,Hayashiら、Bul
l, Chem. Sac. Jpn,、53巻、11
38(1980))。
MeI  :0.5 〜40当量 溶媒:アセトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ア
セトニトリル、ペンゾニトリル等の二トリル類 温度:−30゜〜80゜、好ましくは−10゜〜40゜ 時間二0.1〜5時間 圧力:常圧から加圧、好ましくは1〜3気圧雰囲気:窒
素またはアルゴン下 単離:生成物が結晶化している時はろ過により、そうで
ない場合はエチルエーテルあるいはへキサンを加えて結
晶を析出させた後、ろ過する。
ニトリル頚、エチルエーテノベテトラ ヒド口フラン等のエーテル類 温 度:0゜〜100℃、好ましくは10゜〜90℃ 時 間二0.5〜100時間 圧 カニ常圧から加圧、好ましくは1〜3気圧雰囲気下
:窒素またはアルゴン下 単 離:再結晶化またはカラムクロマトグラフイー (B)製造法2 一般式[II1のフェロセン誘導体をTetrahed
ron、26、5464  (1970)に記載の方法
を適用することにより、以下のスキームに従って一般式
〔■〕のハロフエロセン誘導体を合成できる。
HNR2R3: 1〜30当量 溶 媒:アセトニ}IJ7へベンズニ} IJル等の尚
、一般式〔I〕のハロフェロセン誘導体のうちR2及び
R3がメチル基である化合物は、前述のヨウ化メチルに
よる四級アンモニウム塩化及び次いで1級又は2級アミ
ンとの反応により、1級及び2級アミンを適宜選ぶこと
により、R2及びR3がメチル基以外の化合物を合成す
ることができる(1.Ugi.ら、J.[lrg.Ch
em, 、3 7巻、3052( 1 9 7 2);
T, Hayashi  ら、Bull, Chem,
 Soc, Jpn,53巻、1138 (1980)
)。
〔有用性〕
本発明の光学活性なフェロセン誘導体は、ルイス酸的な
金属に対して有効な配位子となり得、亜鉛、アルミニウ
ム、チタン、セリウム、ニッケル等のルイス酸的な金属
を用いる、不斉導入反応において、高鏡像面選択性を示
す触媒を提供できることが期待される。又、本発明の光
学活性なフェロセン誘導体を用いて不均一系不斉合成触
媒及び高分子光学分割用ゲル等として有用なポリマーを
提供することもできる(F, S, Ar imato
 ら、J, Am.(:hem.Sac.、85巻、6
259 (1955);G,p. Hayesら、Po
lymer、18巻、1286  (1977参照)。
さらに、製造法1として挙げた方法は、従来法(製造法
2)に比べて、高収率でハロフェロセン誘導体を提供で
きる有用な方法である。
以下本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 アルゴン雰囲気下、撹拌機を有するガラス製常圧反応装
置に(R)−N,N−ジメチル−1−フェロセニルエチ
ルアミン2 0. 0 g ( 7 7. 8+nmo
l)を加え、アセトン37mil!に溶解させた。水冷
後、ヨウ化メチル2 1−(3 3 7 mmof)を
加えた。
水冷下で15分間反応させた後、エチルエーテル160
ml’を加え、結晶を析出させた。結晶をろ過すること
により(R) 一N.N.N−}リメチル−1−フェロ
セニルエチルアンモニウムヨウ化物を3 1.0 g 
(7 7.8 mmo1)(製造収率100%)得るこ
とができた。
次にこのようにして得られた四級アンモニウム塩31.
0g (77.8 mmof)に(IS.2R)−ノル
エフエドリン58.8 g (3 8 8 mmof)
 、アセトニ} IJル370−を加え、室温下で反応
させた。48時間後、エチルエーテルを加えた後、水洗
した。無水硫酸ナ} IJウムでエーテル溶液を乾燥し
た後、エーテルを留去させた。残渣を酢酸エチルから再
結晶化させたところ、N− { (R)−1−フェロセ
ニルエチル}− (IS,2R)一ノルエフェドリン2
5。4g (70.0 mmo1)(製造収率90%)
が得られた。
〔α〕o−65.7° (C O.53 ,  kOE
t )60  M}Iz  ’H  NMR  ( δ
,CDC j! 3);  0,82 (3H.d,J
JHz)1.40(3N,d,J=6}1z)  、2
.55(2H,br,s)  、2.85〜3.35(
LH,m)  、3.60(lH.q.J=7Hz)、
3.95〜4.25(m.91{)  、4.70(I
H,d,J=4}1z)、7. 25 (5H, s)
IR(κBr)3400, 3100、2998、28
90, 1105、1000cm−’実施例2〜4 N,N−’;メチル−1−フェロセ二ルエチルアミンの
立体化学およびノルエフェドリンの代わりに用いた原料
を表1に示した以外は実施例1と同様な操作を繰り返し
た。なお、生成物が液体の場合は、アルミナ力ラムクロ
マトグラフィーにより精製した。結果を表1に示す。
スペクトルデータ 実施例2 0.70(3H,  d,  J=7Hz)、 1. 
43 (3H, d, J=7Hz)2. 01 (3
H, s)、2. 55 〜3. 00 (IH, m
)、3. 21(LH, br, s)、3.80〜4
. 35 (IOH,石)  、4.65(LH,d,
J・4Hz)、7. 20 (5H, s) IR (neat) 3400、3100、1450、
1100、1000cm−実施例4 60 MHz ’H NMR(δ, CDC 7 .)
 ;0.80(3H,  d,  J=7Hz)、 1
. 42 (3}1, d, J=7Hz)  、2.
 20(2H, br, s )、2. 80 〜3.
 35 (LH, m)、3. 78 (IH, q,
 J=7Hz)、4. 18 (9H, s)、4. 
70 (IH, d, J=4HZ)、7. 40 (
5H, s)、IR (KBr) 3350、3100
、2995、1450、1l05、1000cm−’実
施例3 60 MHz ’H NMR(δ, CDC f .)
 ;60 MHz ’H NMR(δ, CDC Il
3) ;1.45(3H,  d,  J=7}1z)
、1. 50 〜2. 10 (4H, m)、2. 
30 〜2. 70 (3H, m)、2.75〜3、
40 (3H. m)、3. 60 〜3. 75 (
IH, m)、4. 20 (9H, s)IR (n
eat) 3400、3100、2980、2870、
1400、1105、1000cr’ 実施例5 アルゴン雰囲気下、撹拌機を有する100dガラス製常
圧反応装置に(+)− (R)−N,N−ジメチル−1
−フェロセニルエチルアミン2.66g (10.3 
mmof)を加え、エーテル25mlに溶解させた。水
冷後、第二級ブチルリチウムのシクロヘキサン溶液12
.4ml(0.9 4M, 1 1.7mmof)を滴
下した。水冷下で一時間反応させた。ドライアイスーア
セトン浴で冷却後、ヨウ素3. O O g(1 1.
 7 mmoj!)をテトラヒド口フラン25mj!に
溶解させた溶液を滴下した。冷却下、1時間反応させた
後、水を加えて反応を停止させた。水層をアルカリ性と
し、エーテルで抽出した。有機層は無水硫酸ナ} IJ
ウムで乾燥した。溶媒を留去した後、残渣をアルミナ力
ラムクロマトグラフィーにより分離したところ、(−)
 一(R)−N,N−ジメチル−1− ( (S)−2
−ヨードフェロセニル〕エチルアミンが3.12g(製
ittla179%)得られた。さらに、アセトニトリ
ルから再結晶化した。
CC!〕 .  =−8.98゜ (C1.O.  巳
tOH)   m,p.78〜9℃60 MHz ’H
 NMR(δ, CDC l 3) ; 1. 50 
(3H, d, J=8. 0Hz)2. 15 (6
t{. s)、3. 15 (18. Q, J=7.
 5Hz)、4. 13 (7N, s)、4. 40
 〜4. 60 (LH, m)1[i(KBr) 3
100、2970、2940、2802、2760、1
100、1000cm−’ 実施例6〜10 溶媒、ハロゲン化剤として表2に示した化合物を用いた
以外は実施例5と同様な摸作を繰り返した。結果を表2
に示す。
表2 )NBS=N−プロモスクシンイミド 2)NIS=N−ヨードスクシンイミド実施例11〜1
4 (+)− (R)−N,N−ジメチル−1−フェロセニ
ルエチルアミンの代りに表3に示す原料を使用し、第二
級ブチルリチウムのシクロヘキサン溶液を24.8一使
用し、再結晶化溶媒を酢酸エチルとしたこと以外は実施
例5と同様な操作を繰り返した。結果を表3及び以下に
示す。
実施例11 60 M}Iz ’H NMR(δ, CDC j! 
3) ; 1. 40 (3H, d, J=7. O
}Iz)、2. 10 (3H, s)、2. 53 
(2H, t, J=5. 0Hz)、2、70 (I
H, s)、3. 50 (2H, t, J=5. 
0Hz)、3. 90 (IH, q, J=7. 0
Hz)、4. 11 (5}1, s)、4. 16 
〜4. 31 (2}1, m)、4. 42 〜4.
 61 (LH, m)IR (K8r) 3450、
3098、2950、2890、1105、1000c
m−’実施例12 400MHZ  ’H  NMR(δ,COC l 3
);  、1.44(3H,br)  、1. 58 
(2}1, br)、1. 72 〜1. 88 (2
H, m)、2. 43 (IH, br)、2. 5
2 (IH, br)、2. 80 (1}1, s)
、3. 01(IH, br)、3. 29 (LH,
 br)、3. 71(1B. br) 3. 98 
(IH, q, J=8. 0Hz)、4. 12 (
5H. s)、4. 17 〜4. 47 (4H, 
m)IR(KBr) 3450、3098、2960、
1102、1000cm−’実施例13 400MHz ’H NMR(δ, CDC l 3)
 ; 1. 57 (3H, br)、1. 50 〜
1. 78 (4H, m)、2. 60 (2H, 
br)、2.90〜3.18(3H. br)、3. 
98 (IH, br)、4. 12 (5}1. s
)、4. 15 〜4. 30 (3H. m)IR(
κOr) 3450、3100、2970、1105、
1000cm−’実施例14 60 MHz ’H NMR(δ. CDC I! 3
) ;0. 98 (3H, d, J=7. O}l
z)、1. 37 (3H, d, J=7. 0Hz
)、2. 12(3H, s)、2.60〜3.12(
LH. m)、3. 57 (LH, s)、4. 1
2 (5H, s)、4.23〜4、27(3}1.m
)、4. 67 〜4. 72 (IH, m)、7.
 30 (5H, s)IR(neat>3450 、
3100、3070、2995、1108、1000c
+r’

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式〔 I 〕で表わされるハロフェロセン
    誘導体。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、R^1は水素、アルキル基、ベンジル基又はア
    リール基であり、R^2及びR^3はそれぞれ水素、ア
    ルキル基、ベンジル基、アリール基、無置換又は置換2
    −ヒドロキシエチル基であり、但し、R^2及びR^3
    は窒素原子とともに複素環を構成することもでき、X^
    1及びX^2はいずれか一方が水素であり、他方がハロ
    ゲン原子である。〕
  2. (2)R^1がアルキル基、ベンジル基又はアリール基
    である光学活性を有する請求項(1)記載のハロフェロ
    セン誘導体。
  3. (3)下記一般式〔II〕で表わされるフェロセン誘導体
    。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 〔式中、R^1は水素、アルキル基、ベンジル基又はア
    リール基であり、R^2及びR^3はそれぞれアルキル
    基、ベンジル基、アリール基、無置換又は置換2−ヒド
    ロキシエチル基であり、但し、R^2及びR^3は窒素
    原子とともに複素環を構成することもできる。〕
  4. (4)R^1がアルキル基、ベンジル基又はアリール基
    である光学活性を有する請求項(3)記載のフェロセン
    誘導体。
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