JPH022344Y2 - - Google Patents

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JPH022344Y2
JPH022344Y2 JP1983114099U JP11409983U JPH022344Y2 JP H022344 Y2 JPH022344 Y2 JP H022344Y2 JP 1983114099 U JP1983114099 U JP 1983114099U JP 11409983 U JP11409983 U JP 11409983U JP H022344 Y2 JPH022344 Y2 JP H022344Y2
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air
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support cell
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JP1983114099U
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JPS6023027U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、褥瘡防止用エアーマツト、特に寝た
ままの状態で便器の挿脱が容易な褥瘡防止用エア
ーマツトに関するものである。
身体の衰弱した重病人または老人等にあつて寝
返りのできない人に対しては、床擦れの防止のた
めに褥瘡防止用エアーマツトが使用される。これ
は適当個数並列的にもうけられた支持セルに対し
て交互に空気を供給し、体の圧迫部分を移動させ
ることにより、体位の変換と同様な効果を達成
し、ひいては看護の手間を大巾に削減しようとす
るものである。
第1図は従来装置の全体斜視図であつてこれに
よつて説明する。
第1図において、は褥瘡防止用エアーマツト
本体であり、マツト基部2上に支持セル31〜3
14が、例えば14個並列に配置され、これらの夫々
は支持帯4に挿入されて基部2上に保持されてい
る。各支持セル31〜314に対してはエアーチユ
ーブ51,52がもうけられ、送風装置6によつて
空気流が交互に供給されている。
即ち、エアーチユーブ51は支持セル31,33
5,37,39,311,313に接続され、またエア
ーチユーブ52は支持セル32,34,36,38,3
10,312,314に接続されているため送風装置6
からの交互の空気流操作により、配列された支持
セルが交互に膨張、収縮を繰返す。また支持セル
は夫々端部にホツク7をもうけ、これによつてマ
ツト基部2上に固定される。なお各支持帯4の端
部は保持片8に一体にもうけられ、前記保持片8
によつて支持セルを包み込むようにされる。
なお、9はエアーチユーブ51と支持セル31
13とを接続する連結チユーブであり、他方のエ
アーチユーブ52にも図示されない連結チユーブ
があつて支持セル32〜314と接続される。
第2図は前記第1図のX−X′線からみた断図
であり、各支持セル31〜314の膨張、収縮の様
子を実線矢印にて示している。
第3図は支持セルの各単位を示し、第3図aは
平面図、第3図bは空気によつて膨張した場合の
第3図aY−Y′線からみた断面図である。即ち、
第3図aの平面図に示される如く、両端部を凸状
として先端部にホツク7,7をもうけ、しかも中
心位置に向つて細くなるようテーパーがもうけら
れ、更に材質はラバー布張りとなつている。した
がつて前記形状を有する支持セルに空気を供給し
て膨張させると、第3図bに示される如く中間部
分がやや低くなり、この部分に身体が安定して落
着くようになつている。
上記構成を有する従来装置は次の様な欠点を有
している。即ち、エアーマツトの動作中において
便意を催した場合に、便器の挿脱が不便なこと、
及び各支持セルがラバー布張りのため取換に際し
て支持セル単位をその都度取換えねばならぬこ
と、更には支持セルの形状が予め決まつているた
め気分転換ができないこと等である。
本考案は上記問題点を解決することを目的とし
てなされたものであり、便器の挿脱が容易でかつ
支持セルの形状変更が可能な褥瘡防止用エアーマ
ツトを提供することを目的としている。
そして本考案では便器の挿脱に都合のよい腰部
に相当する部位の支持セルの作動を中止して凹部
をもうけると共に、支持セルを任意形状の表皮部
分と単なる筒状の空気嚢との2重構造とすること
により、便器の挿脱は勿論のこと清潔で作業性の
よい褥瘡防止用エアーマツトを得ようとするもの
である。
以下図面を参照して実施例を説明する。
第4図は本考案になる褥瘡防止用エアーマツト
の一実施例全体斜視図である。第4図において図
中の符号ないし9は第1図に対応している。
第4図において、101,102はコツクであつ
てエアーチユーブ51にもうけられ、同じくコツ
ク111,112が他のエアーチユーブ52にもう
けられる。これらのコツクは空気流をしや断する
ためのものであり、例えばコツク101のオフは
エアーチユーブ51に連らなる各支持セル35,3
,31の動作を中止させ、同じくコツク111
オフはエアーチユーブ52に連らなる各支持セル
6,34,32の動作を中止する。この場合、図
示側は上半身側であり、したがつてコツクのオ
フ時は上半身側は膨張、収縮を停止することを意
味する。
また、コツク102は、エアーチユーブ51の連
結チユーブ9より下流側(送風装置6側を上流側
とする)にもうけられているため、前記コツク1
2をオフすると、これより下流側への空気流は
しや断される。しかしコツク102より上流側の
支持セル39,311,313は通常の膨張、収縮動作
を継続する。前記同様にコツク112をオフする
と、これより下流側への空気流はしや断され、上
流側の支持セル310,312,314は通常の膨張、
収縮動作を継続する。即ち、コツク102及び1
2をオフすると、支持セル39より上流の各支持
セルはすべて通常の動作を継続する。
この際、コツク101,102の中間に図示され
ないコツクをもうけて、これをオンすると、エア
ーチユーブ51によつて制御される支持セル37
空気が抜けて収縮し、一方、同様にコツク111
112の中間に図示されないコツクをもうけて、
これをオンすると、エアーチユーブ52によつて
制御される支持セル38の空気が抜けて収縮する。
即ち、支持セル37及び38が共に収縮する。
第5図は第4図のY−Y′線からみた断面図で
あり、前記した状態を示している。第5図から明
らかなように、支持セル37,38をはさんで下流
側の支持セル36〜31は動作を停止し、上流側3
〜314は動作を継続する。なお、第5図では各
支持セルがすべて膨張している如き記載となつて
いるが、実際はこれらの各支持セルはコツクの停
止時期に応じた一つおきの膨張、収縮姿態をとつ
て停止している。
なお、支持セル37及び38の位置は側を頭に
して病人等が寝た場合に、頂度腰の位置に相当す
るよう予め位置決めがなされているため、この凹
部内に便器を挿入することが可能となる。
第6図は各支持セルの形状及び構造図である。
本実施例では支持セルを任意の形状を有する表皮
部分と空気流の出入する空気嚢部分との2重構成
にして、表皮部分の洗濯を可能にし、かつ表皮の
形状を必要に応じて変更しようとするものであ
る。第6図aは表皮部分3′の平面図であり、予
めこのような形状に布をもつて形成しておく。第
6図bは空気嚢12であり単なる円筒状に形成さ
れる。したがつて布製の表皮部分3′内に空気嚢
12を挿入すれば、前記表皮部分3′の形状に応
じた支持セルが得られる。なお空気嚢12には空
気口13がもうけられ、前記した連結チユーブに
接続される。したがつて表皮部分3′には連結チ
ユーブの挿入口14がもうけられる。
第6図cは表皮部分3′の他の実施態様であり、
この場合は円筒状に形成されている。したがつて
円筒状の表皮部分3′に第6図bに示される円筒
状の空気嚢12を挿入するため、膨張時の形状は
円筒状となる。
なお、表皮部分の形状は第6図a,cに限定さ
れるものではなく、任意の形状に形成できること
は勿論である。
以上説明した如く、本考案によれば各支持セル
に供給されるエアーチユーブにコツクをもうけ
て、腰部に相当する支持セルの空気を抜き去ると
共に、各支持セルを表皮部分と空気嚢部分との2
重構成としたので、エアーマツトに対して便器の
挿脱が容易であるばかりか、支持セルの表皮部分
の洗濯が可能となつて、例えばおしめが原則であ
つた寝たきり老人の排便が簡単になり、しかも清
潔な状態が維持でき、なかんずく看護の手間が大
巾に削減し得る褥瘡防止用エアーマツトを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の褥瘡防止用エアーマツトの全体
斜視図、第2図は第1図のX−X′線からみた断
面図、第3図は支持セルの形状及び構成図、第4
図は本考案による褥瘡防止用エアーマツトの一実
施例全体斜視図、第5図は第4図のY−Y′線か
らみた断面図、第6図は支持セルの一実施例図で
ある。 ……褥瘡防止用エアーマツト本体、2……基
部、3,31〜314……支持セル、4……支持帯、
3′……表皮部分、51,52……エアーチユーブ、
6……送風装置、7……ホツク、8……保持片、
9……連結チユーブ、101,102,111,1
2……コツク、12……空気嚢、13……空気
の出入口、14……挿入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マツトを構成する基部と、前記基部上に着脱自
    在に並列して装着された複数個の支持セルと、送
    風装置に接続され各支持セルに対して夫々交互に
    空気流を供給する2本のエアーチユーブとを夫々
    備えた褥瘡防止用エアーマツトにおいて、前記エ
    アーマツトの腰部に相当する位置に配設した2本
    の支持セルを挾む位置の前記2本のエアーチユー
    ブに対して空気流を阻止するために設けた1対の
    コツクと、前記空気流の阻止された各支持セルか
    ら充填された空気を排出するために前記2本のエ
    アーチユーブに対して夫々設けた排出用コツクと
    を備えるとともに、前記支持セルは所定形状を有
    する布製の表皮部分と円筒状を有する空気嚢との
    2重構成としたことを特徴とする褥瘡防止用エア
    ーマツト。
JP11409983U 1983-07-22 1983-07-22 褥瘡防止用エア−マット Granted JPS6023027U (ja)

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JP11409983U JPS6023027U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 褥瘡防止用エア−マット

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JP11409983U JPS6023027U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 褥瘡防止用エア−マット

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Publication Number Publication Date
JPS6023027U JPS6023027U (ja) 1985-02-16
JPH022344Y2 true JPH022344Y2 (ja) 1990-01-19

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JP11409983U Granted JPS6023027U (ja) 1983-07-22 1983-07-22 褥瘡防止用エア−マット

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US11393028B2 (en) 2013-11-07 2022-07-19 Cfph, Llc Trading based on fill rate

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JPS6023027U (ja) 1985-02-16

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