JPS622030Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS622030Y2 JPS622030Y2 JP1984052071U JP5207184U JPS622030Y2 JP S622030 Y2 JPS622030 Y2 JP S622030Y2 JP 1984052071 U JP1984052071 U JP 1984052071U JP 5207184 U JP5207184 U JP 5207184U JP S622030 Y2 JPS622030 Y2 JP S622030Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- air
- communicating
- mat
- central
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 208000004210 Pressure Ulcer Diseases 0.000 claims description 8
- 235000008331 Pinus X rigitaeda Nutrition 0.000 claims description 7
- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 claims description 7
- 241000018646 Pinus brutia Species 0.000 claims description 7
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
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- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 230000007958 sleep Effects 0.000 description 2
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- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、長く病床に付いているとき、身体の
床にあたる部分がすれてただれる床擦れを防止し
ようとするとともにマツサージにより血行を促進
させるマツトに関するものである。
床にあたる部分がすれてただれる床擦れを防止し
ようとするとともにマツサージにより血行を促進
させるマツトに関するものである。
従来、第７図に示すように、床擦れ防止用マツ
トＡ上に人が寝たとき、３個の空気室のうち中央
を蛇行する空気室はその経路の一部を押さえ込ま
れるとそれから以後への経路には空気が流れにく
く、この空気室によるエアー噴出による乾燥効果
は減少するという問題があつた。特に人がマツト
上に寝たとき、尾底骨のやや上の仙骨部に体重が
集中する為、この部分で上記空気室が押さえ込ま
れやすく、したがつて背中部分に空気が回り込ま
ず、背中部分の乾燥効果が減少するものであつ
た。このような問題を解消するのに、中央の空気
室を太くすることも考えられるが、かかる手段で
はこの空気室が高くなり、身体で噴出孔を塞いで
しまうという問題がある。そこで、他の手段とし
て空気を圧送する圧力を高めることも考えられる
が、かかる手段では床擦れ防止用マツトが硬くな
り、クツシヨン性が低下するとともに床擦れ防止
用マツトが破れやすく、破損の原因となるという
問題がある。このような問題を解消するのに、第
３図に示す実公昭55−32580号公報のように、噴
出孔４…を多数有する袋状体２a′…を並列に接続
することも考えられるが、特定の袋状体２a′が押
さえられて閉塞された場合、この押さえられた箇
所以降の箇所へは噴出孔４…を多数形成した他の
袋状体２a′を経てその多数の噴出孔４…から空気
が噴出された残りの圧力の低い空気が供給される
から、押さえられて閉塞された箇所以降の箇所に
は低圧の空気が供給され、このため押さえられた
箇所以降の部分においては空気噴出がなされない
という問題がある。
トＡ上に人が寝たとき、３個の空気室のうち中央
を蛇行する空気室はその経路の一部を押さえ込ま
れるとそれから以後への経路には空気が流れにく
く、この空気室によるエアー噴出による乾燥効果
は減少するという問題があつた。特に人がマツト
上に寝たとき、尾底骨のやや上の仙骨部に体重が
集中する為、この部分で上記空気室が押さえ込ま
れやすく、したがつて背中部分に空気が回り込ま
ず、背中部分の乾燥効果が減少するものであつ
た。このような問題を解消するのに、中央の空気
室を太くすることも考えられるが、かかる手段で
はこの空気室が高くなり、身体で噴出孔を塞いで
しまうという問題がある。そこで、他の手段とし
て空気を圧送する圧力を高めることも考えられる
が、かかる手段では床擦れ防止用マツトが硬くな
り、クツシヨン性が低下するとともに床擦れ防止
用マツトが破れやすく、破損の原因となるという
問題がある。このような問題を解消するのに、第
３図に示す実公昭55−32580号公報のように、噴
出孔４…を多数有する袋状体２a′…を並列に接続
することも考えられるが、特定の袋状体２a′が押
さえられて閉塞された場合、この押さえられた箇
所以降の箇所へは噴出孔４…を多数形成した他の
袋状体２a′を経てその多数の噴出孔４…から空気
が噴出された残りの圧力の低い空気が供給される
から、押さえられて閉塞された箇所以降の箇所に
は低圧の空気が供給され、このため押さえられた
箇所以降の部分においては空気噴出がなされない
という問題がある。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは蛇行した袋状
体の一部が強く押さえられてもそれ以降の空気供
給を円滑に行うことができる床擦れ防止用マツト
を提供することにある。
のであり、その目的とするところは蛇行した袋状
体の一部が強く押さえられてもそれ以降の空気供
給を円滑に行うことができる床擦れ防止用マツト
を提供することにある。
本考案は、可撓性シート１から構成した３個の
袋状体２を連ねるとともに中央の袋状体２ａをマ
ツト長さ方向に蛇行させてマツト本体６を構成
し、中央の袋状体２ａに空気供給口３を設けると
ともにマツト長さ方向に間隔を隔てて多数個の噴
出孔４を設け、中央の袋状体２ａの空気供給方向
始端部と終端部とを非孔あきの連通部５にて連通
し、連通部５，５を袋状体２の両側に配してこれ
ら互いに連通する２本の連通部５，５をマツト本
体６の全周に廻らせて成る床擦れ防止用マツトに
かかるものであり、このように構成することによ
つて、上記目的を達成できるに至つた。
袋状体２を連ねるとともに中央の袋状体２ａをマ
ツト長さ方向に蛇行させてマツト本体６を構成
し、中央の袋状体２ａに空気供給口３を設けると
ともにマツト長さ方向に間隔を隔てて多数個の噴
出孔４を設け、中央の袋状体２ａの空気供給方向
始端部と終端部とを非孔あきの連通部５にて連通
し、連通部５，５を袋状体２の両側に配してこれ
ら互いに連通する２本の連通部５，５をマツト本
体６の全周に廻らせて成る床擦れ防止用マツトに
かかるものであり、このように構成することによ
つて、上記目的を達成できるに至つた。
以下本考案の実施例を図面に基いて詳述する。
可撓性シート１から構成した３個の袋状体２を
連ねるとともに中央の袋状体２ａをマツト長さ方
向に蛇行させてマツト本体６を構成してある。中
央の袋状体２ａに空気供給口３を設けるとともに
この空気供給口３にポンプのような空気供給手段
を接続して中央の袋状体２ａに圧力空気を供給す
ることができるようにしてある。中央の袋状体２
ａにはマツト長さ方向に間隔を隔てて多数個の噴
出孔４を設けて、蛇行した中央の袋状体２ａの噴
出孔４から空気を噴出して、身体の乾燥を行うこ
とができるようにしてある。そして中央の袋状体
２ａの空気供給方向始端部と終端部とを連通部５
にて連通して中央の袋状体２ａを環状空気室に構
成し、中央の袋状体２ａの一部が強く押さえられ
て、それ以降への空気供給が抑制されても、他方
側から空気が供給され、中央の袋状体２ａの全体
から空気供給を行うことができるようにしてあ
る。中央の袋状体２ａの他の２個の袋状体２にも
各々空気供給部７を設けてある。
連ねるとともに中央の袋状体２ａをマツト長さ方
向に蛇行させてマツト本体６を構成してある。中
央の袋状体２ａに空気供給口３を設けるとともに
この空気供給口３にポンプのような空気供給手段
を接続して中央の袋状体２ａに圧力空気を供給す
ることができるようにしてある。中央の袋状体２
ａにはマツト長さ方向に間隔を隔てて多数個の噴
出孔４を設けて、蛇行した中央の袋状体２ａの噴
出孔４から空気を噴出して、身体の乾燥を行うこ
とができるようにしてある。そして中央の袋状体
２ａの空気供給方向始端部と終端部とを連通部５
にて連通して中央の袋状体２ａを環状空気室に構
成し、中央の袋状体２ａの一部が強く押さえられ
て、それ以降への空気供給が抑制されても、他方
側から空気が供給され、中央の袋状体２ａの全体
から空気供給を行うことができるようにしてあ
る。中央の袋状体２ａの他の２個の袋状体２にも
各々空気供給部７を設けてある。
連通部５は第１図に示すように、非孔あきとな
つていて、これら連通部５，５を袋状体２の両側
に配してこれら互いに連通する２本の連通部５，
５をマツト本体６の全周に廻らせてある。このよ
うな構成により、マツト周囲に発生するしわは小
さくなり、特にマツト長さ方向においてしわが発
生するのを抑える効果があり、そしてしわが小さ
くなることで、マツト本体６の浮き上がりが小さ
くなり、マツト本体６はベツト及び布団に沿いや
すくなる。更に連通部５は３個の袋状体２に比べ
て幅広にして周囲高さを中央部より高くすること
ができ、マツト本体６上に寝た人がマツト本体６
外に転がり出るのを防止することができてよい。
つていて、これら連通部５，５を袋状体２の両側
に配してこれら互いに連通する２本の連通部５，
５をマツト本体６の全周に廻らせてある。このよ
うな構成により、マツト周囲に発生するしわは小
さくなり、特にマツト長さ方向においてしわが発
生するのを抑える効果があり、そしてしわが小さ
くなることで、マツト本体６の浮き上がりが小さ
くなり、マツト本体６はベツト及び布団に沿いや
すくなる。更に連通部５は３個の袋状体２に比べ
て幅広にして周囲高さを中央部より高くすること
ができ、マツト本体６上に寝た人がマツト本体６
外に転がり出るのを防止することができてよい。
以上要するに本考案は、中央の袋状体の空気供
給方向始端部と終端部とを非孔あきの連通部にて
連通し、連通部を袋状体の両側に配してこれら互
いに連通する２本の連通部をマツト本体の全周に
廻らせてあるから、中央の袋状体の一部を押さえ
つけてそれ以降への空気供給が断たれた場合に、
袋状体の始端部と終端部とを連通する２本の非孔
あきの連通部から空気圧を減少させることなく押
さえられて閉塞された箇所以降の箇所に空気を供
給することができ、又、たとえ２本のうちの１本
の連通部も袋状体とともに押さえられて閉塞され
ても残りの非孔あきの連通部から空気圧を減少さ
せることなく空気供給ができ、このように非孔あ
きの２本の連通部のうち１本の連通部が押さえら
れていない状態であれば、非孔あきの連通部から
空気圧を減少させることなく中央の袋状体に空気
を供給することができ、体重をかけられた閉塞さ
れやすい床擦れ防止マツトにおいて有効であると
いう利点がある。
給方向始端部と終端部とを非孔あきの連通部にて
連通し、連通部を袋状体の両側に配してこれら互
いに連通する２本の連通部をマツト本体の全周に
廻らせてあるから、中央の袋状体の一部を押さえ
つけてそれ以降への空気供給が断たれた場合に、
袋状体の始端部と終端部とを連通する２本の非孔
あきの連通部から空気圧を減少させることなく押
さえられて閉塞された箇所以降の箇所に空気を供
給することができ、又、たとえ２本のうちの１本
の連通部も袋状体とともに押さえられて閉塞され
ても残りの非孔あきの連通部から空気圧を減少さ
せることなく空気供給ができ、このように非孔あ
きの２本の連通部のうち１本の連通部が押さえら
れていない状態であれば、非孔あきの連通部から
空気圧を減少させることなく中央の袋状体に空気
を供給することができ、体重をかけられた閉塞さ
れやすい床擦れ防止マツトにおいて有効であると
いう利点がある。
第１図は本考案の一実施例の平面図、第２図
ａ，ｂは第１図のＢ−Ｂ線断面図、拡大断面図、
第３図は従来例の平面図、第４図は更に他の従来
例の斜視図、第５図は同上の断面図、第６図は同
上の詳細な平面図、第７図は同上の使用状態を示
す斜視図であり、１は可撓性シート、２は袋状
体、２ａは中央の袋状体、３は空気供給口、４は
噴出孔、５は連通部である。
ａ，ｂは第１図のＢ−Ｂ線断面図、拡大断面図、
第３図は従来例の平面図、第４図は更に他の従来
例の斜視図、第５図は同上の断面図、第６図は同
上の詳細な平面図、第７図は同上の使用状態を示
す斜視図であり、１は可撓性シート、２は袋状
体、２ａは中央の袋状体、３は空気供給口、４は
噴出孔、５は連通部である。
Claims (1)
- 可撓性シートから構成した３個の袋状体を連ね
るとともに中央の袋状体をマツト長さ方向に蛇行
させてマツト本体を構成し、中央の袋状体に空気
供給口を設けるとともにマツト長さ方向に間隔を
隔てて多数個の噴出孔を設け、中央の袋状体の空
気供給方向始端部と終端部とを非孔あきの連通部
にて連通し、連通部を袋状体の両側に配してこれ
ら互いに連通する２本の連通部をマツト本体の全
周に廻らせて成る床擦れ防止用マツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5207184U JPS60163915U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 床擦れ防止用マツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5207184U JPS60163915U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 床擦れ防止用マツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60163915U JPS60163915U (ja) | 1985-10-31 |
| JPS622030Y2 true JPS622030Y2 (ja) | 1987-01-19 |
Family
ID=30571687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5207184U Granted JPS60163915U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 床擦れ防止用マツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60163915U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH054822Y2 (ja) * | 1985-12-14 | 1993-02-08 | ||
| JPH0728894B2 (ja) * | 1986-11-26 | 1995-04-05 | 礼一 岡田 | 床ずれ防止用空気マット |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5532580U (ja) * | 1978-08-25 | 1980-03-01 |
-
1984
- 1984-04-10 JP JP5207184U patent/JPS60163915U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5532580U (ja) * | 1978-08-25 | 1980-03-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60163915U (ja) | 1985-10-31 |
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