JPH0223441B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、例えば貸金庫設備に於ける金庫ケー
ス自動入出庫クレーンの昇降キヤレツジ上に設け
られる金庫ケース移載用コンベヤに併設して、金
庫ケース格納棚と前記昇降キヤレツジ上との間の
金庫ケース押し引き移載装置として活用し得る荷
押し引き移載装置に関するものである。

（従来の技術） この種の移載装置は、例えば実開昭54−20488
号公報等によつて知られているように、荷移載方
向に沿つて往復移動する荷押し引き具を備え、当
該荷押し引き具を、例えば一方の行程端で上昇さ
せると共に他方の行程端で下降させることによ
り、往行時には上昇位置にある荷押し引き具で荷
を引き込むか又は押し出し、復行時には下降位置
にある荷押し引き具が荷の下側を通過し得るよう
に構成したものである。

従つて、この種の荷押し引き移載装置には、前
記荷押し引き具を荷移載方向に往復移動させる駆
動手段と、当該荷押し引き具を昇降移動させる駆
動手段とが必要であるが、従来のこの種の荷押し
引き移載装置では、前記公知例に示されるよう
に、荷押し引き具を固定的に設けられた可動台を
荷移載方向に沿つて往復移動可能に支持するガイ
ドレールそのものを昇降可能に構成し、当該ガイ
ドレールを昇降移動させる駆動手段と、前記可動
台の昇降位置に拘わらず当該可動台を前記ガイド
レールに沿つて往復移動させる駆動手段とを設け
たものであつた。

（発明が解決しようとする課題） 上記のような従来の荷押し引き移載装置では、
押し引き移載行程と同程度の長さを有するガイド
レールと当該ガイドレールに支持されている荷押
し引き具付き可動台の全体を昇降駆動しなければ
ならないので、昇降駆動時の負荷が大きく、大型
で強力且つ頑丈な昇降駆動手段が必要となる。し
かも可動台を往復移動させる駆動手段も構造複雑
となり、全体として装置が高価につく欠点があつ
た。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記のような従来の問題点を解決する
ために、荷移載方向に沿つて設けられた高さ固定
のガイドに往復移動自在に可動台を支持すると共
に、当該可動台を往復移動させる可動台駆動手段
を設け、前記可動台には、荷押し引き具を備えた
昇降可能な昇降体を設けると共に、当該昇降体を
昇降駆動する昇降体駆動手段を設け、この昇降体
駆動手段は、前記可動台ガイドと平行に支承され
た自転のみ可能な回転駆動軸と、この回転駆動軸
に対して軸方向の相対移動のみ可能に嵌合し且つ
前記可動台と一体に移動するレバーと、このレバ
ーの揺動運動と前記昇降体の昇降運動とを連動さ
せる連動手段とから構成して成る荷押し引き移載
装置を提供するものである。

（発明の作用） 前記昇降体駆動手段の回転駆動軸を一定角度逆
回転させて前記レバーを昇降体引下げ方向に揺動
させることにより、荷押し引き具を有する昇降体
を可動台に対し下降させることが出来る。係る状
態で前記可動台を可動台駆動手段によりガイドに
沿つて行程一端まで移動させた後、前記回転駆動
軸を一定角度正回転させて前記レバーを昇降体押
し上げ方向に揺動させることにより、荷押し引き
具を有する昇降体を可動台に対し上昇させ、当該
荷押し引き具を金庫ケース等の荷の被係止具に係
合させたり、荷の後押し面の後方に位置させるこ
とが出来る。従つて、係る状態で前記可動台を可
動台駆動手段によりガイドに沿つて行程他端まで
移動させることにより、前記荷押し引き具により
荷を引き込んだり、後押しして移載することが出
来る。

前記昇降体（荷押し引き具）が可動台に対する
上昇位置と下降位置の何れにあつても、可動台の
往復移動時には、当該可動台と一体に移動する前
記レーと前記回転駆動軸との間で軸方向の相対移
動が生じるだけで、前記昇降体を位置決めしてい
るレバーの角度はそのまま保持され、昇降体（荷
押し引き具）が不測に昇降することはない。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基づ
いて説明すると、第１図及び第２図は貸金庫設備
全体を示しており、１は金庫室、２はクーポンブ
ースである。前記金庫室１内には、金庫ケース収
納棚３ａ，３ｂが立設されると共に、両棚３ａ，
３ｂ間の通路に自動入出庫クレーン４が配置され
ている。５は金庫室１内の金庫ケース受渡し位置
５ａとクーポンブース内の金庫ケース取り扱い位
置５ａとの間で金庫ケースを搬送するコンベヤで
ある。前記クレーン４は前記棚３ａ，３ｂと平行
に走行し得るものであつて、その支柱６には昇降
可能なキヤレツジ７が支持され、このキヤレツジ
７上に、前記棚３ａ，３ｂの各金庫ケース収納部
８との間、及び前記コンベヤ５の金庫ケース受渡
し位置５ａとの間で金庫ケースを受渡しするため
の金庫ケース押し引き移載装置が設けられてい
る。前記コンベヤ５の代りに、第１図仮想線で示
すように金庫ケース受渡し位置９ａとクーポンブ
ース２内の金庫ケース取り扱い位置９ｂとの間に
わたつて架設されたガイドレール９上を走行する
金庫ケース搬送台車１０を使用することも出来
る。この場合、前記キヤレツジ７上の金庫ケース
押し引き移載装置は、金庫ケース受渡し位置９ａ
にある前記搬送台車１０上との間で金庫ケースの
受渡しを行うことが出来る。

前記自動入出庫クレーン４の昇降キヤレツジ７
上に設けられる金庫ケース押し引き移載装置は、
第３図乃至第５図に示すようにクレーン走行方向
に対して直交する水平横方向（矢印１１方向）に
金庫ケースを支持して搬送する一対のベルトコン
ベヤ１２と、この一対のベルトコンベヤ１２間に
於て矢印１１方向に往復移動自在な可動台１３
と、この可動台１３に２本の昇降杆１４を介して
支持された昇降体１５と、前記可動台１３を往復
移動させる可動台駆動手段１６と、前記昇降体１
５を昇降駆動させる昇降体駆動手段１７とから構
成されている。前記可動台１３は一対のガイドロ
ッド１８に摺動可能に支持され、可動台駆動手段
１６は、案内輪１９ａ〜１９ｄ及びモーター２０
によつて駆動される駆動輪２１によつて一部が前
記可動台１３の移動経路脇を平行に通るように張
設された駆動チエン２２を備え、この駆動チエン
２２の一部と可動台１３とがアタツチメント２３
を介して連結されていることにより、該駆動チエ
ン２２の回動に伴つて可動台１３が矢印１１方向
に移動せしめられる。前記昇降体駆動手段１７
は、可動台１３の真下で該可動台移動方向と平行
に架設した回転駆動軸２４と、この回転駆動軸２
４に軸方向相対移動のみ可能（従つて軸周りの相
対回転は不可）に嵌合せしめられたボス２５ａか
ら突設されたレバー２５と、このレバー２５の先
端と前記昇降体１５とを連結するリンク２６とを
備え、前記レバー２５の先端部は前記可動台１３
に形成されたスリツト２７内に遊嵌し、前記リン
ク２６は昇降体１５に形成されたスリツト２８内
に遊嵌せしめられ、可動台１３が矢印１１方向に
移動したとき、前記レバー２５もこの可動台１３
と一体に回転駆動軸２４に対して摺動移動する。
前記回転駆動軸２４はモーター２９に歯輪３０
ａ，３０ｂ及び駆動チエン３１を介して連動連結
している。

前記昇降体１５の可動台移動方向の両端には上
向きに突出する金庫ケース押し引き具３２ａ，３
２ｂが付設されている。又、前記一対のベルトコ
ンベヤ１２のベルト１２ａ，１２ｂは、モーター
３３に連動連結する共通の駆動軸３４に固定され
た駆動輪３５ａ，３５ｂに掛張されている。３６
ａ，３６ｂはテークアツプ用案内輪である。

前記回転駆動軸２４をモーター２９により回転
させ、レバー２５を第４図実線で示す倒伏限位置
から起立させる方向に回動させることにより、昇
降体１５がリンク２６を介して押し上げられ、該
レバー２５が逆に倒伏させる方向に回動させるこ
とにより昇降体１５はリンク２６を介して引き下
げられる。このようにして一定範囲内を昇降移動
せしめられる昇降体１５により、一対の金庫ケー
ス押し引き具３２ａ，３２ｂの高さが、第６図に
示すようにベルトコンベヤ１２の金庫ケース支持
レベルよりも低い下降限高さＨ１、中間高さＨ
２、及び上昇限高さＨ３に自在に切り替えられ
る。尚、押し引き具３２ａ，３２ｂが下降限高さ
Ｈ１にあるとき、第４図に示すように昇降体駆動
手段１７内の歯輪３０ａと一体に回動する被検出
レバー３７が検出スイツチ３８によつて検出さ
れ、押し引き具３２ａ，３２ｂが中間高さＨ２に
あるとき、該被検出レバー３７とは別に設けられ
た第二の被検出レバー３９が検出スイツチ４０に
よつて検出され、押し引き具３２ａ，３２ｂが上
昇限高さＨ３にあるとき、前記被検出レバー３７
が検出スイツチ４１によつて検出される。従つ
て、これ等検出スイツチ３８，４０，４１の検出
信号に基づいてモーター２９を制御することによ
り、押し引き具３２ａ，３２ｂを所定の高さで自
動停止させることが出来る。

又、可動台駆動手段１６のモーター２０により
駆動チエン２２を回動させ、可動台１３を矢印１
１方向に移動させることによつて、昇降体１５を
可動台移動経路の両端間で移動させることが出来
るが、第６図に示すようにこの昇降体１５は、可
動台移動経路の両端夫々に於て、出限位置Ｐ１
と、この出限位置Ｐ１より若干内方に入つた引き
限位置Ｐ２とに於て停止させることが出来る。昇
降体１５が出限位置Ｐ１にあるときは、外側に位
置する押し引き具３２ａ又は３２ｂが昇降キヤレ
ツジ７から外方に突出し、昇降体１５が引き限位
置Ｐ２にあるときは、一対の押し引き具３２ａ，
３２ｂが何れも昇降キヤレツジ７内に引き込まれ
ている。

第６図及び第７図に示すように、金庫ケース４
２には、その両端に前記押し引き具３２ａ，３２
ｂが中間高さＨ２から上昇限高さＨ３まで上昇す
ることによつて嵌合し得る逆Ｌ形の被係止具４３
ａ，４３ｂが全幅にわたつて突設されている。

次に使用方法を説明する。クーポンブース２内
の金庫ケース取り扱い位置５ｂ又は９ｂに所定の
金庫ケース４２を搬出するときは、自動入出庫ク
レーン４により、金庫ケース収納棚３ａ又は３ｂ
の所定位置にある金庫ケース収納部８内の金庫ケ
ース４２をコンベヤ５の金庫ケース受渡し位置５
ａ又は金庫ケース受渡し位置９ａに待機している
搬送台車１０上へ出庫せしめ、この金庫ケース４
２をコンベヤ５又は搬送台車１０によりクーポン
ブース２内の金庫ケース取り扱い位置５ｂ又は９
ｂへ搬出すれば良い。又、使用後の金庫ケース４
２を元の金庫ケース収納部８へ入庫するときは、
コンベヤ５は搬送台車１０によりクーポンブース
２内の金庫ケース４２を金庫ケース受渡し位置５
ａ又は９ａまで搬送し、そして前記クレーン４に
より当該金庫ケース４２を金庫ケース収納棚３ａ
又は３ｂ内の所定位置にある金庫ケース収納部８
へ入庫すれば良い。

上記のように自動入出庫クレーン４が使用され
るが、このとき該クレーン４の昇降キヤレツジ７
上に設けられている金庫ケース押し引き移載装置
は次のように使用される。

第７図Ａに示すように、例えばクレーン４に対
して左側の金庫ケース収納部８又は金庫ケース受
渡し位置５ａ，９ａにある金庫ケース４２を昇降
キヤレツジ７上に引き込むときは、ベルトコンベ
ヤ１２の金庫ケース支持レベルが前記金庫ケース
４２の底面と同一レベルとなるように昇降キヤレ
ツジ７を昇降停止させる。次に第６図に示すよう
に下降限高さＨ１に押し引き具３２ａ，３２ｂが
位置している状態で、可動台１３により昇降体１
５を左側の出限位置Ｐ１まで移動させることによ
つて、昇降キヤレツジ７から突出する左側の押し
引き具３２ａを金庫ケース４２の右側の被係止具
４３ａの真下に位置させる。係る状態に於て、昇
降体１５を可動台１３に対して上昇させ、押し引
き具３２ａ，３２ｂを上昇限高さＨ３に位置させ
ることにより、左側の押し引き具３２ａを金庫ケ
ース４２の右側の被係止具４３ａに嵌合させ、こ
の後、ベルトコンベヤ１２を搬送方向が右向きと
なるように駆動した状態で、第７図Ａに仮想線で
示すように昇降体１５を右側の引き限位置Ｐ２ま
で可動台１３によつて移動させる。この結果、金
庫ケース４２を押し引き具３２ａによつてベルト
コンベヤ１２上に引き込まれ、該ベルトコンベヤ
１２によつて昇降キヤレツジ７上へ搬入される。
尚、可動台１３の移動速度とベルトコンベヤ１２
の搬送速度とは同一である。右側の引き限位置Ｐ
２に到達した昇降体１５は下降限高さＨ１まで下
降させておくが、金庫ケース４２の被係止具４３
ａと係合する上昇限高さＨ３のまま昇降体１５を
保持しておけば、クレーン４による金庫ケース４
２の搬送時に於ける当該金庫ケース４２に対する
ロツク手段として活用し得る。

上記のように昇降キヤレツジ７上に引き込まれ
た金庫ケース４２をクレーン４により所定位置ま
で搬送した後、該金庫ケース４２を左側の金庫ケ
ース受渡し位置５ａ，９ａ又は金庫ケース収納部
８へ押し出すときは、昇降キヤレツジ７を昇降さ
せて、ベルトコンベヤ１２の金庫ケース支持レベ
ルを前記左側の金庫ケース受渡し位置５ａ，９ａ
又は金庫ケース収納部８に於ける金庫ケース支持
レベルと同一か又は若干高いレベルに位置させ、
係る状態で、第７図Ａ仮想線で示すように右側の
引き限位置Ｐ２にある昇降体１５を上昇させ、押
し引き具３２ａ，３２ｂを中間高さＨ２に位置さ
せる。そしてベルトコンベヤ１２を搬送方向が左
向きとなるように駆動すると共に、可動台１３に
より昇降体１５を左側の出限位置Ｐ１まで移動さ
せる。この結果、昇降キヤレツジ７上の金庫ケー
ス４２は左方向にベルトコンベヤ１２で搬出さ
れ、最終的には第７図Ａ実線で示すように左側の
押し引き具３２ａによつて被係止具４３ａの下側
位置を後押しされ、左側の金庫ケース受渡し位置
５ａ，９ａ上又は金庫ケース収納部８内へ搬入さ
れる。金庫ケース搬入完了後は、昇降体１５の押
し引き具３２ａ，３２ｂを下降限高さＨ１まで下
降させた状態で左側の引き限位置Ｐ２まで昇降体
１５を可動台１３により復帰移動させる。

上記のように左側から昇降キヤレツジ７上に引
き込んだ金庫ケース４２を右側の金庫ケース受渡
し位置５ａ，９ａ又は金庫ケース収納部８へ押し
出すときは、第７図Ａに仮想線で示すように右側
の引き限位置Ｐ２にある昇降体１５を下降させ、
押し引き具３２ａ，３２ｂを下降限高さＨ１に位
置させた後、ベルトコンベヤ１２を搬送方向が右
向きとなるように駆動し、金庫ケース４２を第７
図Ｂに実線で示すように昇降キヤレツジ７上の右
端位置まで搬送する。一方、昇降体１５は可動台
１３により左方向へ移動させ、左側の引き限位置
Ｐ２に位置させる。この結果、昇降体１５の真上
から金庫ケース４２が右側へ外れた状態となり、
係る状態に於て昇降体１５を上昇させ、押し引き
具３２ａ，３２ｂを中間高さＨ２に位置させる。
そしてベルトコンベヤ１２を搬送方向が右向きと
なるように駆動すると共に、可動台１３により昇
降体１５を右側の出限位置Ｐ１まで移動させる。
この結果、第７図Ｂ実線で示す昇降キヤレツジ７
上の金庫ケース４２は右方向にベルトコンベヤ１
２で搬出され、最終的には第７図Ｂ仮想線で示す
ように右側の押し引き具３２ｂによつて左側の被
係止具４３ｂの下側位置を後押しされ、右側の金
庫ケース受渡し位置５ａ，９ａ上又は金庫ケース
収納部８内へ搬入される。

右側から金庫ケース４２を昇降キヤレツジ７上
に引き込み、そして当該金庫ケース４２を右側又
は左側へ押し出すときも、上記の要領によつて同
様に行うことが出来る。

（発明の効果） 以上のように本発明の荷押し引き移載装置によ
れば、可動台駆動手段と昇降体駆動手段とによつ
て、可動台に取付けられている荷押し引き具を、
荷移載方向の往復移動行程端で昇降を伴う矩形経
路に沿つて移動させ、所期の荷押し引き移載を行
わせることが出来るのであるが、特に本発明の構
成によれば、往復移動せしめられる可動台は高さ
固定のガイド（実施例ではガイドロツド１８）に
支持されており、この可動台に設けられている荷
押し引き具付き昇降体のみを昇降駆動すれば良い
ので、昇降駆動手段のレバーに作用する負荷重量
は非常に小さく、ガイドと一体に可動台全体を昇
降駆動しなければならない場合と比較して、前記
レバーを揺動させるための回転駆動軸を小型で小
容量のモーターにより駆動することが出来る。し
かも可動台を往復移動させる駆動手段と当該可動
台との間に、従来装置のように可動台の昇降運動
を許容する機構を介装する必要がないので、装置
全体の構造が簡単となり、安価に実施することが
出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は貸金庫設備全体の概略平面図、第２図
は同金庫室の立面図、第３図は本発明実施例に係
る押し引き移載装置の平面図、第４図は同一部縦
断側面図、第５図は同縦断正面図、第６図は金庫
ケースと一対の押し引き具との位置関係を説明す
る図、第７図は使用方法を説明する図である。 １……金庫室、２……クーポンブース、３ａ，
３ｂ……金庫ケース収納棚、４……自動入出庫ク
レーン、５……金庫ケース搬送用コンベヤ、８…
…金庫ケース収納部、１０……金庫ケース搬送台
車、１２……ベルトコンベヤ、１３……可動台、
１４……昇降杆、１５……昇降体、１６……可動
台駆動手段、１７……昇降体駆動手段、１８……
ガイドロツド、２０……可動台駆動用モーター、
２２……可動台駆動用チエン、２４……回転駆動
軸、２５……昇降体駆動用レバー、２６……リン
ク、２９……昇降体駆動用モーター、３１……昇
降体駆動用チエン、３２ａ，３２ｂ……押し引き
具、３３……コンベヤ駆動用モーター、４２……
金庫ケース、４３ａ，４３ｂ……被係止具。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 荷移載方向に沿つて設けられた高さ固定のガ
   イドに往復移動自在に可動台を支持すると共に、
   当該可動台を往復移動させる可動台駆動手段を設
   け、前記可動台には、荷押し引き具を備えた昇降
   可能な昇降体を設けると共に、当該昇降体を昇降
   駆動する昇降体駆動手段を設け、この昇降体駆動
   手段は、前記可動台ガイドと平行に支承された自
   転のみ可能な回転駆動軸と、この回転駆動軸に対
   して軸方向の相対移動のみ可能に嵌合し且つ前記
   可動台と一体に移動するレバーと、このレバーの
   揺動運動と前記昇降体の昇降運動とを連動させる
   連動手段とから構成して成る荷押し引き移載装
   置。