JPH02234212A - Xy座標入力装置 - Google Patents
Xy座標入力装置Info
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- JPH02234212A JPH02234212A JP1055626A JP5562689A JPH02234212A JP H02234212 A JPH02234212 A JP H02234212A JP 1055626 A JP1055626 A JP 1055626A JP 5562689 A JP5562689 A JP 5562689A JP H02234212 A JPH02234212 A JP H02234212A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 6
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 6
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はXY座標入力装置に係り、特にケースの上面に
配された可動操作蓋板を介して、座標入力ボールを回転
させてデイスブレス上に表示させるカーソルの座標位置
を制’+BL,て座標入力を行うように構成されたXY
座標入力装置に関する.〔従来の技術〕 座標入力ボールを手で回転させることによりディスプレ
イ上に表示されるカーソル等を目的とする座標やメニュ
ーまで移動させて、その座標やメニューを入力するXY
座標入力装置は「トラックボール」と呼称され公知であ
る.第9図および第10図はこのようなXY座棟入力装
置の従来例を説明するもので、第9図はxy座標入力装
置の平面図、第10図はそのxy座標入力装置の正面図
である. これらの図において、1はXY座標入力装置の基盤をな
す合成樹脂製のシャーシであり、このシャーシlには軸
受1a,lb、サブローラー受ICおよび基板受1dが
一体に突出形成されている。
配された可動操作蓋板を介して、座標入力ボールを回転
させてデイスブレス上に表示させるカーソルの座標位置
を制’+BL,て座標入力を行うように構成されたXY
座標入力装置に関する.〔従来の技術〕 座標入力ボールを手で回転させることによりディスプレ
イ上に表示されるカーソル等を目的とする座標やメニュ
ーまで移動させて、その座標やメニューを入力するXY
座標入力装置は「トラックボール」と呼称され公知であ
る.第9図および第10図はこのようなXY座棟入力装
置の従来例を説明するもので、第9図はxy座標入力装
置の平面図、第10図はそのxy座標入力装置の正面図
である. これらの図において、1はXY座標入力装置の基盤をな
す合成樹脂製のシャーシであり、このシャーシlには軸
受1a,lb、サブローラー受ICおよび基板受1dが
一体に突出形成されている。
2は前記軸受1aおよびibにより回転可能に支持され
た金属製の回転軸であり、この回転軸2は互いに直角に
2本配設されている.また、それぞれの回転軸2の中央
付近には他の部分より径の大きいローラ一部2aが一体
に形成されている.3はそれぞれの回転軸2に対して約
45度の位置に配設されたサブローラーであり、このサ
ブローラー3は前記サブローラー受ICにより回転可能
に支持されている.4は前記ローラ一部2aおよびサブ
ローラー3上に載置された合成樹脂製のボールであり、
このボール4は常に前記ローラ一部2aおよびサブロー
ラー3と接触している。5は前記回転軸2に取り付けら
れたコード板である.このコード仮5の片面には図示せ
ぬ金属片が周方向に所定の間隔を存して多数配列されて
おり、これにより、回転軸2の回転量情報を出力するた
めの位相の異なる2組のコードパターンが形成されてい
る.6は前記コード板5より回転量情報(信号)を検出
する検出部であり、この検出部6にはコードFi5の前
記コードパターン上を摺動する摺動子6aとこの摺動子
6aと導通する端子6bとがインサート成形されている
.7は前記基板受ld上に載置された基板であり、この
基板7の一隅には切り欠き7aが設けられている.また
、この基板7には図示せぬ孔が設けられており、この孔
に前記検出部6の端子6dが挿通され、基板7の下面で
前記端子6bがはんだ付けされている.そして、前記基
IIyi7上には、横出部6により検出された信号(回
転量情報)を処理する図示せぬ処理回路の構成部品およ
び入力スイッチ等が実装されている。8は前記シャーシ
1を覆う合成樹脂製のケーシング(第9図には図示せず
)であり、このケーシング8の上面より前記ボール4の
一部が回転操作可能に突出されている。また、このケー
シング8には前記入力スイッチを押圧する図示せぬキー
トップが設けられている。
た金属製の回転軸であり、この回転軸2は互いに直角に
2本配設されている.また、それぞれの回転軸2の中央
付近には他の部分より径の大きいローラ一部2aが一体
に形成されている.3はそれぞれの回転軸2に対して約
45度の位置に配設されたサブローラーであり、このサ
ブローラー3は前記サブローラー受ICにより回転可能
に支持されている.4は前記ローラ一部2aおよびサブ
ローラー3上に載置された合成樹脂製のボールであり、
このボール4は常に前記ローラ一部2aおよびサブロー
ラー3と接触している。5は前記回転軸2に取り付けら
れたコード板である.このコード仮5の片面には図示せ
ぬ金属片が周方向に所定の間隔を存して多数配列されて
おり、これにより、回転軸2の回転量情報を出力するた
めの位相の異なる2組のコードパターンが形成されてい
る.6は前記コード板5より回転量情報(信号)を検出
する検出部であり、この検出部6にはコードFi5の前
記コードパターン上を摺動する摺動子6aとこの摺動子
6aと導通する端子6bとがインサート成形されている
.7は前記基板受ld上に載置された基板であり、この
基板7の一隅には切り欠き7aが設けられている.また
、この基板7には図示せぬ孔が設けられており、この孔
に前記検出部6の端子6dが挿通され、基板7の下面で
前記端子6bがはんだ付けされている.そして、前記基
IIyi7上には、横出部6により検出された信号(回
転量情報)を処理する図示せぬ処理回路の構成部品およ
び入力スイッチ等が実装されている。8は前記シャーシ
1を覆う合成樹脂製のケーシング(第9図には図示せず
)であり、このケーシング8の上面より前記ボール4の
一部が回転操作可能に突出されている。また、このケー
シング8には前記入力スイッチを押圧する図示せぬキー
トップが設けられている。
このように構成されたXY座標入力装置において、ケー
シング8より突出するボール4を指などで回転させると
、この回転量のX軸方向成分とY軸方向成分とが互いに
直交する2つのローラ一部2aにそれぞれ伝達され、回
転軸2が回転する。
シング8より突出するボール4を指などで回転させると
、この回転量のX軸方向成分とY軸方向成分とが互いに
直交する2つのローラ一部2aにそれぞれ伝達され、回
転軸2が回転する。
そして、この回転軸2の回転に連動してコード板5が回
転し、検出部6によりそれぞれの回転軸2の回転情報が
検出され、これらの検出信号は基板7上の回路に伝えら
れる.この回路により槍出信号には所定の処理が行われ
、このXY座標入力装置と接続されている図示せぬコン
ピュータ等のディスプレイ上に表示されているカーソル
が移動する.そして目的とする座標やメニューまでカー
ソルが移動した所でボール4の回転を止め、ケーシング
8に備えられたキー.トップを押圧して入力スイッチを
投入することにより、座標入力やメニュー選択等が行わ
れる. 〔発明が解決しようとす為課題〕 前述した従来のxy座標入力装置は、ボール4を指など
で直接操作する方式であり、安定且つ高精度の座標入力
を操作性よく行うためには、ボール4がある程度大きい
ことが必要である.このため、装置中に占める座標入力
ボール4の占存空間が太き《なり、装置の小型化が難し
かった。
転し、検出部6によりそれぞれの回転軸2の回転情報が
検出され、これらの検出信号は基板7上の回路に伝えら
れる.この回路により槍出信号には所定の処理が行われ
、このXY座標入力装置と接続されている図示せぬコン
ピュータ等のディスプレイ上に表示されているカーソル
が移動する.そして目的とする座標やメニューまでカー
ソルが移動した所でボール4の回転を止め、ケーシング
8に備えられたキー.トップを押圧して入力スイッチを
投入することにより、座標入力やメニュー選択等が行わ
れる. 〔発明が解決しようとす為課題〕 前述した従来のxy座標入力装置は、ボール4を指など
で直接操作する方式であり、安定且つ高精度の座標入力
を操作性よく行うためには、ボール4がある程度大きい
ことが必要である.このため、装置中に占める座標入力
ボール4の占存空間が太き《なり、装置の小型化が難し
かった。
また、操作時にボール4に直接指などを当接し、手を浮
かせた状態でボール4を回転させるので、微妙な調整が
難しく高精度の入力操作が安定に行われないという欠点
があった。さらに、ケーシング8の上面が開放面となっ
ているために、外部の塵などの異物がケーシング8内に
侵入し、動作不良事故発生の原因となることがあった.
本発明は、前述したこの種のXY座標入力装置の現状に
基づいてなされたものであり、その目的は、座標入力ボ
ールを小径にしてその占有空間を減少させることによっ
て装置を小型化し、装置をほぼ密封状態として外部から
め塵などの異物の侵入を防止し、且つ手を装置の固定部
に置いて操作性よく安定に高精度の座標入力を行うこと
が出来るXY座標入力装置を提供することにある.〔課
題を解決するための手段〕 前記目的を達成するために、本発明は上面に開口を形成
したケーシングと、回転自在に配される座標入力ボール
と、この座標入力ボールと接し、互いに直交する方向に
延長配設され、前記座標入力ボールの回転により回転す
る二つの回転軸と、これらの回転軸の回転量信号をそれ
ぞれ検出する検出手段と、前記ケーシングの上面の開口
を塞ぐようにして、前記座標入力ボールの頂部と摩擦対
接した可動操作蓋板と、前記ケーシングの端部に設けら
れ、ケーシングに対して離接自在なスライド板とを備え
た構成となっている。
かせた状態でボール4を回転させるので、微妙な調整が
難しく高精度の入力操作が安定に行われないという欠点
があった。さらに、ケーシング8の上面が開放面となっ
ているために、外部の塵などの異物がケーシング8内に
侵入し、動作不良事故発生の原因となることがあった.
本発明は、前述したこの種のXY座標入力装置の現状に
基づいてなされたものであり、その目的は、座標入力ボ
ールを小径にしてその占有空間を減少させることによっ
て装置を小型化し、装置をほぼ密封状態として外部から
め塵などの異物の侵入を防止し、且つ手を装置の固定部
に置いて操作性よく安定に高精度の座標入力を行うこと
が出来るXY座標入力装置を提供することにある.〔課
題を解決するための手段〕 前記目的を達成するために、本発明は上面に開口を形成
したケーシングと、回転自在に配される座標入力ボール
と、この座標入力ボールと接し、互いに直交する方向に
延長配設され、前記座標入力ボールの回転により回転す
る二つの回転軸と、これらの回転軸の回転量信号をそれ
ぞれ検出する検出手段と、前記ケーシングの上面の開口
を塞ぐようにして、前記座標入力ボールの頂部と摩擦対
接した可動操作蓋板と、前記ケーシングの端部に設けら
れ、ケーシングに対して離接自在なスライド板とを備え
た構成となっている。
本発明は、ケーシング内に回転自在に配される座標入力
ボールの頂部と摩擦対接した可動操作蓋板が、指などで
操作されるようになっているので、座標入力ボールを小
型化しても、可動操作蓋板の曲率を大きくでき、この可
動操作蓋板の操作を通じて、安定且つ高精度の回転を座
標入力ボールに与えることが出来る.さらに、操作時に
はスライド板を引き出し、このスライド板に手を安定し
た状態に置いて操作が行われるので、操作蓋板は安定に
精度よく移動する. このように、小型の座標入力ボールを使用しても、操作
性がよく、安定且つ高精度の座標入力が行われる.また
、可動操作蓋板がケーシングの開口部を塞ぐので、外部
からの塵などの異物のケーシング内への侵入が防止され
る。
ボールの頂部と摩擦対接した可動操作蓋板が、指などで
操作されるようになっているので、座標入力ボールを小
型化しても、可動操作蓋板の曲率を大きくでき、この可
動操作蓋板の操作を通じて、安定且つ高精度の回転を座
標入力ボールに与えることが出来る.さらに、操作時に
はスライド板を引き出し、このスライド板に手を安定し
た状態に置いて操作が行われるので、操作蓋板は安定に
精度よく移動する. このように、小型の座標入力ボールを使用しても、操作
性がよく、安定且つ高精度の座標入力が行われる.また
、可動操作蓋板がケーシングの開口部を塞ぐので、外部
からの塵などの異物のケーシング内への侵入が防止され
る。
以下、本発明の実施例を第1図乃至第8図を参照して詳
細に説明する。これらの図において、すでに説明した第
9図及び第10図と同一部分には同一符号が付されてい
る。
細に説明する。これらの図において、すでに説明した第
9図及び第10図と同一部分には同一符号が付されてい
る。
ここで、第1図乃至第8図は実施例を説明する図で、第
1図は平面図、第2図は側面図、第3図は可動操作蓋板
とケーシングの上面部を除去した平面図、第4図は第1
図のA−A断面図、第5図は座標入力操作を示す説明図
、第6図(a)(b)はそれぞれ、スライド板の引き出
し時及びスライド板の押し込み時の平面図、第7図はス
ライド板の引き出し操作を示す説明図、第8図はスライ
ド板の構成を示す斜視図である。
1図は平面図、第2図は側面図、第3図は可動操作蓋板
とケーシングの上面部を除去した平面図、第4図は第1
図のA−A断面図、第5図は座標入力操作を示す説明図
、第6図(a)(b)はそれぞれ、スライド板の引き出
し時及びスライド板の押し込み時の平面図、第7図はス
ライド板の引き出し操作を示す説明図、第8図はスライ
ド板の構成を示す斜視図である。
第3図及び第4図に示すように、実施例においては、合
成樹脂製のケーシング10の上面に円形の開口11が形
成され、この間口l1を塞ぐようにして、球面の一部を
構成する曲面状の可動操作蓋板12が、座標入力ボール
4aの頂部と対接して移動自在に配されている.この可
動操作蓋板12は合成樹脂材で形成され、同様に合成樹
脂製の座標入力ボール4aとは摩擦対接していて、可動
操作蓋板12の移動に伴って座標入力ボール4aが回転
するようになっている. この可動操作蓋板12は、中心に対称な4点にスプリン
グ13の一端が取付けられ、各スプリング13の他端は
ケーシングlOの底仮10bに取付け固定されている。
成樹脂製のケーシング10の上面に円形の開口11が形
成され、この間口l1を塞ぐようにして、球面の一部を
構成する曲面状の可動操作蓋板12が、座標入力ボール
4aの頂部と対接して移動自在に配されている.この可
動操作蓋板12は合成樹脂材で形成され、同様に合成樹
脂製の座標入力ボール4aとは摩擦対接していて、可動
操作蓋板12の移動に伴って座標入力ボール4aが回転
するようになっている. この可動操作蓋板12は、中心に対称な4点にスプリン
グ13の一端が取付けられ、各スプリング13の他端は
ケーシングlOの底仮10bに取付け固定されている。
これらのスプリングl3によって可動操作蓋板12は平
衡位置つまり中立位置に保持されている.また、ケーシ
ング10の底仮tabには、中心に対称に4個の支柱1
4が固設され、これらの支柱14の先端にはボールl5
が回転自在に取り付けられ、これらのボール15が可動
操作蓋板l2の周辺部近傍で、可動操作蓋板12と対接
して支持している.これにより、可動操作蓋板12は安
定してその周方向に可動できる.そして、可動操作蓋板
12の中央には、操作のための凹部14が形成されてい
る. この凹部14あるいは・可動操作兼仮12の上面に指な
どを接触させて、可動操作蓋板12を移動させると、可
動操作蓋板l2の移動によってこれと摩擦対接する座標
入力ボール4aが回転するが、可動操作蓋板12に加え
る操作力を解除すると、スプリング13のばね力によっ
て可動操作M板12は、常にケーシングlOに対して平
衡位置に復帰するようになっている。
衡位置つまり中立位置に保持されている.また、ケーシ
ング10の底仮tabには、中心に対称に4個の支柱1
4が固設され、これらの支柱14の先端にはボールl5
が回転自在に取り付けられ、これらのボール15が可動
操作蓋板l2の周辺部近傍で、可動操作蓋板12と対接
して支持している.これにより、可動操作蓋板12は安
定してその周方向に可動できる.そして、可動操作蓋板
12の中央には、操作のための凹部14が形成されてい
る. この凹部14あるいは・可動操作兼仮12の上面に指な
どを接触させて、可動操作蓋板12を移動させると、可
動操作蓋板l2の移動によってこれと摩擦対接する座標
入力ボール4aが回転するが、可動操作蓋板12に加え
る操作力を解除すると、スプリング13のばね力によっ
て可動操作M板12は、常にケーシングlOに対して平
衡位置に復帰するようになっている。
ケーシング10の端部に、伸縮自在にスライド板20が
嵌合され、このスライド板20の一端には操作片21が
一体に形成され、スライド板20の他端には係合凹部2
2が設けられている。一方、ケーシング10のスライド
板20側の端部側には、リーフスプリング23が取り付
けられ、このリーフスプリング23の端部24a,24
bは山形に屈曲形成されてケーシング10に設けられて
いる開口25.26から突出して配設されている。
嵌合され、このスライド板20の一端には操作片21が
一体に形成され、スライド板20の他端には係合凹部2
2が設けられている。一方、ケーシング10のスライド
板20側の端部側には、リーフスプリング23が取り付
けられ、このリーフスプリング23の端部24a,24
bは山形に屈曲形成されてケーシング10に設けられて
いる開口25.26から突出して配設されている。
、第7図に点線で示すように、スライド板20がケーシ
ング10から引き出された状態では、リーブスプリング
23の一方の端部24aが開口26から係合凹部22内
に入り込んで、引き出しの位置決めとスライド板20の
ケーシング10からの離脱防止が、リーフスプリング2
3により行われるようになっている.また、スライド板
20をケーシング10方向に押し込んだ状態では、第7
図に実線で示すように、りiフスプリング23の端部2
4bが開口25から係合凹部22内に入り込んで、押し
込みの位置決めとスライド板20のケーシング10から
の離脱防止が、リープスプリング23により行われるよ
うになっている.第8図に示すように、スライド板20
とスライド板20に形成されている操作片2lは、手を
起きやすく意匠的美観を有する形状となっているので、
第6図(a)に示すように、ケーシング10から引き出
したスライド板20に手を載置して、指で可動操作蓋板
l2を操作することが出来るように構成されている. 第3図及び第4図に示すように、ケーシング10の底板
10b上には、座標入力ボール4aに接触し、座標入力
ボール4aの回転により回転する回転軸2が、互いに直
角方向に配設され、それぞれの回転軸2の中央部にロー
ラ部2aが一体に形成され、このローラ部2aが座標入
力ボール4aと対接している. また、これら回転軸2に対して45度の位置にサブロー
ラ3が配設され、前記回転軸2にはその回転量信号を出
力するためのコードパターンが形成されているコード板
5が取り付けられ、このコード板5に対向してコード板
5より回転量信号を検出する検出部6が設けられている
. ケーシング10の底板10bの端部には、各種の演算処
理回路や各種スイッチが実装された基板7b,IC7a
,7C,及びその他の電子部品よりなる演算出力回路部
16が設けられている.このような構成の実施例におい
て、コード板5と検出部6とが本発明の検出手段を構成
している,次に、実施例を動作を説明する. 第6図(a)に示すように、スライド板20をケーシン
グ10から引き出し、開口26からリーフスプリング2
3の端部24aを係合凹部22内に突出させて、スライ
ド板20を位置決めした状態で側板20上に手を置いて
安定化する.このようにして、手を安定させておいて第
5図に示すように、可動操作蓋板12の凹部l4を例え
ば指で操作すると、可動操作蓋板12は操作方向に移動
し、スプリング13が撓んだ状態となる.この可動操作
蓋板12の移動によって、可動操作蓋板l2と摩擦対接
している座標入力ボール4aが、操作方向に回転する. この座標入力ボール4aの回転量のX軸方向成分とY軸
方向成分とが、それぞれのローラ部2aに伝達され、対
応する回転軸2が回転する.そして、回転軸2の回転に
連動してコード板5が回転し、検出部6により対応する
回転量信号が検出される.このようにして検出された回
転量信号は、演算出力回路部16で所定の演算処理が行
われ、XY座標入力装置と接続されている図示せぬコン
ピュータ等のディスプレイ上に表示されているカーソル
が移動する。
ング10から引き出された状態では、リーブスプリング
23の一方の端部24aが開口26から係合凹部22内
に入り込んで、引き出しの位置決めとスライド板20の
ケーシング10からの離脱防止が、リーフスプリング2
3により行われるようになっている.また、スライド板
20をケーシング10方向に押し込んだ状態では、第7
図に実線で示すように、りiフスプリング23の端部2
4bが開口25から係合凹部22内に入り込んで、押し
込みの位置決めとスライド板20のケーシング10から
の離脱防止が、リープスプリング23により行われるよ
うになっている.第8図に示すように、スライド板20
とスライド板20に形成されている操作片2lは、手を
起きやすく意匠的美観を有する形状となっているので、
第6図(a)に示すように、ケーシング10から引き出
したスライド板20に手を載置して、指で可動操作蓋板
l2を操作することが出来るように構成されている. 第3図及び第4図に示すように、ケーシング10の底板
10b上には、座標入力ボール4aに接触し、座標入力
ボール4aの回転により回転する回転軸2が、互いに直
角方向に配設され、それぞれの回転軸2の中央部にロー
ラ部2aが一体に形成され、このローラ部2aが座標入
力ボール4aと対接している. また、これら回転軸2に対して45度の位置にサブロー
ラ3が配設され、前記回転軸2にはその回転量信号を出
力するためのコードパターンが形成されているコード板
5が取り付けられ、このコード板5に対向してコード板
5より回転量信号を検出する検出部6が設けられている
. ケーシング10の底板10bの端部には、各種の演算処
理回路や各種スイッチが実装された基板7b,IC7a
,7C,及びその他の電子部品よりなる演算出力回路部
16が設けられている.このような構成の実施例におい
て、コード板5と検出部6とが本発明の検出手段を構成
している,次に、実施例を動作を説明する. 第6図(a)に示すように、スライド板20をケーシン
グ10から引き出し、開口26からリーフスプリング2
3の端部24aを係合凹部22内に突出させて、スライ
ド板20を位置決めした状態で側板20上に手を置いて
安定化する.このようにして、手を安定させておいて第
5図に示すように、可動操作蓋板12の凹部l4を例え
ば指で操作すると、可動操作蓋板12は操作方向に移動
し、スプリング13が撓んだ状態となる.この可動操作
蓋板12の移動によって、可動操作蓋板l2と摩擦対接
している座標入力ボール4aが、操作方向に回転する. この座標入力ボール4aの回転量のX軸方向成分とY軸
方向成分とが、それぞれのローラ部2aに伝達され、対
応する回転軸2が回転する.そして、回転軸2の回転に
連動してコード板5が回転し、検出部6により対応する
回転量信号が検出される.このようにして検出された回
転量信号は、演算出力回路部16で所定の演算処理が行
われ、XY座標入力装置と接続されている図示せぬコン
ピュータ等のディスプレイ上に表示されているカーソル
が移動する。
そして、目的とする座標やメニューまでカーソルを移動
させ、その位置で可動操作差板12を停止させ、シャー
シ10に設けられている図示せぬキートップを押圧する
ことにより、座標入力やメニュー選択が行われる.座標
入力やメニュー選択の終了後、操作蓋板l2の凹部14
から指等を離すと、スプリングl3のばね力によって操
作蓋板l2は平衡位置に復帰し、これに伴って座標入力
ボール4aも原位置に復帰する. なお、前記実施例では座標入力ボール4aが中立位置か
ら回転された角度を、横出部6によって検出し、この回
転角度が大きくなるとともにカーソルの移動速度を増す
ように制御している.また、27はスクロール用スイッ
チで2可動操作蓋板12の可動端に配置されている. このように前記実施例では、スライド板20上に手を置
き最適の位置で、安定した状態で凹部14を指などで可
動操作蓋板12が操作できる.また、座標入力ボール4
aと別に、球面の一部を構成する曲面状に形成された可
動操作蓋体12が設けられているので指などになじみ、
操作性よく安定して高精度の座標入力を行うことが出来
る.この可動操作蓋板12を介して座標入力ボール4a
が回転され、座標入力ボール4aには直接操作は行われ
ないので、操作性を低下させずに座標入力ボール4aを
小型化することが出来る.このように、座標入力ボール
4aが小型化されるために、操作全体も大幅に小型化さ
れると共に、可動操作蓋板l2によって操作がほぼ密閉
状態となるので、外部からの塵などの異物のケーシング
lO内への侵入が防止され、異物の侵入で動作不良事故
が発生することがない. また、操作終了後は、第6図(b)に示すようにスライ
ド板20をケーシング10側に押し込むことにより、開
口25からリーフスプリング23の端部24bを係合凹
部22内に突出させて、装置を収納し易く小型にするこ
とが出来る.〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によると、全体が大幅に小
型化され、手をスライド板上に安定させて、高精度の座
標入力を安定に行うことができ、外部から塵などの異物
が侵入して動作不良事故を誘起することがなく、収納時
にはコンパクトに小型化することが出来る.
させ、その位置で可動操作差板12を停止させ、シャー
シ10に設けられている図示せぬキートップを押圧する
ことにより、座標入力やメニュー選択が行われる.座標
入力やメニュー選択の終了後、操作蓋板l2の凹部14
から指等を離すと、スプリングl3のばね力によって操
作蓋板l2は平衡位置に復帰し、これに伴って座標入力
ボール4aも原位置に復帰する. なお、前記実施例では座標入力ボール4aが中立位置か
ら回転された角度を、横出部6によって検出し、この回
転角度が大きくなるとともにカーソルの移動速度を増す
ように制御している.また、27はスクロール用スイッ
チで2可動操作蓋板12の可動端に配置されている. このように前記実施例では、スライド板20上に手を置
き最適の位置で、安定した状態で凹部14を指などで可
動操作蓋板12が操作できる.また、座標入力ボール4
aと別に、球面の一部を構成する曲面状に形成された可
動操作蓋体12が設けられているので指などになじみ、
操作性よく安定して高精度の座標入力を行うことが出来
る.この可動操作蓋板12を介して座標入力ボール4a
が回転され、座標入力ボール4aには直接操作は行われ
ないので、操作性を低下させずに座標入力ボール4aを
小型化することが出来る.このように、座標入力ボール
4aが小型化されるために、操作全体も大幅に小型化さ
れると共に、可動操作蓋板l2によって操作がほぼ密閉
状態となるので、外部からの塵などの異物のケーシング
lO内への侵入が防止され、異物の侵入で動作不良事故
が発生することがない. また、操作終了後は、第6図(b)に示すようにスライ
ド板20をケーシング10側に押し込むことにより、開
口25からリーフスプリング23の端部24bを係合凹
部22内に突出させて、装置を収納し易く小型にするこ
とが出来る.〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によると、全体が大幅に小
型化され、手をスライド板上に安定させて、高精度の座
標入力を安定に行うことができ、外部から塵などの異物
が侵入して動作不良事故を誘起することがなく、収納時
にはコンパクトに小型化することが出来る.
第1図乃至第8図は、本発明の実施例を説明する図で、
第1図は平面図、第2図は側面図、第3図は可動操作蓋
板とシャーシの上面部を除去した平面図、第4図は第1
図のA−A断面図、第5図は座標入力操作を示す説明図
、第6図(a)(b)はそれぞれ、スライド板の引き出
し時及びスライド板の押し込み時の平面図、i!47図
はスライド板の引き出し操作を示す説明図、第8図はス
ライド板の構成を示す斜視図、第9図及び第10図は従
来のXY座欅入力装置の構成を示す図で、第9図は平面
図、第10図は正面図である. 2・・・・・・・・・回転軸、2a・・・・・・・・・
ローラ一部、3・・・・・・・・・サブローラ、4a・
・・・・・・・・座標入力ボール、5・・・・・・・・
・コード板、6・・・・・・・・・検出部、7a,7b
,7c・・・・・・・・・基板、10・・・・・・・・
・ケーシング、10b・・・・・・・・・底板、11・
・・・・・・・・開口、12・・・・・・・・・可動操
作蓋板、13・・・・・・・・・スプリング、20・・
・・・・・・・スライド板、21・・・・・・・・・操
作片、22・・・・・・・・・係合凹部、23.24・
・・・・・・・・リーフスプリング、25.26・・・
・・・・・・開口. 第/ml 代 理 人 弁理士 武 顕次郎 第38J 第5図 I4 tab 第7図
第1図は平面図、第2図は側面図、第3図は可動操作蓋
板とシャーシの上面部を除去した平面図、第4図は第1
図のA−A断面図、第5図は座標入力操作を示す説明図
、第6図(a)(b)はそれぞれ、スライド板の引き出
し時及びスライド板の押し込み時の平面図、i!47図
はスライド板の引き出し操作を示す説明図、第8図はス
ライド板の構成を示す斜視図、第9図及び第10図は従
来のXY座欅入力装置の構成を示す図で、第9図は平面
図、第10図は正面図である. 2・・・・・・・・・回転軸、2a・・・・・・・・・
ローラ一部、3・・・・・・・・・サブローラ、4a・
・・・・・・・・座標入力ボール、5・・・・・・・・
・コード板、6・・・・・・・・・検出部、7a,7b
,7c・・・・・・・・・基板、10・・・・・・・・
・ケーシング、10b・・・・・・・・・底板、11・
・・・・・・・・開口、12・・・・・・・・・可動操
作蓋板、13・・・・・・・・・スプリング、20・・
・・・・・・・スライド板、21・・・・・・・・・操
作片、22・・・・・・・・・係合凹部、23.24・
・・・・・・・・リーフスプリング、25.26・・・
・・・・・・開口. 第/ml 代 理 人 弁理士 武 顕次郎 第38J 第5図 I4 tab 第7図
Claims (1)
- 上面に開口を形成したケーシングと、回転自在に配さ
れる座標入力ボールと、この座標入力ボールと接し、互
いに直交する方向に延長配設され、前記座標入力ボール
の回転により回転する二つの回転軸と、これらの回転軸
の回転量信号をそれぞれ検出する検出手段と、前記ケー
シングの上面の開口を塞ぐようにして、前記座標入力ボ
ールの頂部と摩擦対接した可動操作蓋板と、前記ケーシ
ングの端部に設けられ、ケーシングに対して離接自在な
スライド板とを備えたことを特徴とするXY座標入力装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1055626A JPH02234212A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | Xy座標入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1055626A JPH02234212A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | Xy座標入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02234212A true JPH02234212A (ja) | 1990-09-17 |
Family
ID=13003991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1055626A Pending JPH02234212A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | Xy座標入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02234212A (ja) |
-
1989
- 1989-03-08 JP JP1055626A patent/JPH02234212A/ja active Pending
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