JPH022340A - 変性水和コロイドの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 各種の工業的用途に供せられる水和コロイド中、植物体
によって生成される天然コロイド物質の占める比重は大
きい。

しかしながらそれら植物由来の天然コロイド物質の特性
は、その起源とする植物そのものに大きく依存するもの
であり、文種を同じくしても、該植物の生育する気候風
土など環境条件によって生育するコロイド物質の特性は
大きく左右される。従っである特定の工業的用途におけ
る要求条件に完全に一致するような特性をもつ水和コロ
イド物質を選出することは実際には困難である。

そこで適当な特性を有する天然水和コロイドを変性させ
、それらの化学的及び物理的特性を要求条件に適合する
ように変化させてやることは、該コロイドをある特定の
工業的用途に適合させる上では勿論のこと、新規用途の
開拓面においても極めて有用なことである。

又それにより低価格の水和コロイドの付加価値を高め、
或いは高価な水和コロイドに代替し得る特性を付与する
という経済的メリア）も得ることができるものである。

本発明は、このような問題点を解決すべく、水和コロイ
ド物質を変性することにより、基質コロイド物質が元来
所有する特性とは異なる化学的及び物理的諸特性を発現
せしめ、所望用途に適合する特性を有する変性水和コロ
イドを構造する方法を提供するものである。

本９明は、１．４−グリコシド結合にょ７　　　がある
ことを認め本発明に到達したもので島る。本発明によれ
ばその処理条件を適宜調節で形成され６直線状重合体を
基幹構造とす６　　　することにより所定の化学的及び
物理的特性コｏ　イＦ物Ｗを対！基質とＬ゛そ（Ｄ主’
ｙ”＋）：Ｉ　　　　を発現せしめることができる。さ
らに、又本シト直鎖に、アグリコンとしてのグリコシド
・　　発明者は、好熱性ＢａｃｉＬＬＬＬｓ　５ｕｂｔ
ｉＬｉｓの基質モノマー　又は、直線状もしくは分岐状
グリ　　　コロイド物質Ｃ二対する変性能力を強力にす
るユウ）’　、、−ｆｆ　ＩＪ　？　−−ヤグ、７トを
接合するユ　　　ために好適な培地の選択を行パ　さら
に成長曲線を求めることにより、基質コロイド物質ド又
ｔ−！主り’）ｒ　′ｔ’　直Ｉｌｌ　′：Ｒ′：　接
合ｔ　Ｚ　７　　　　に対する強力な変性能力を有する
細胞を得るグリコン技を分断・分離すること・及び・基
　　　には５５℃１６時間培養が好適であることを幹構
造たる１．４−グリコシド結合に作用し　　　見出した
。

て、分子の重合度自体を変動させることなど　１）培１
ｍの選択、：より−Ｃ１基質ユワイド物質が元来有する
特　　　　培ｈｈ　トＬ　テ豆Ｒ・１０％脱Ｗｉｔ　ｔ
ｆｌ　乳１・２％ブドウ糖添加１０％説脂粉乳液、普通
ブイヨ性と異“６化学的及１物理的特を生を発現１　　
２．１９Ａ？”　７カ２．、液ＬＤ　５　ｉｔ　Ｇ＝　
−ｖ　ｂ、７実、−エ。

′−″５６′−う°°ｌ−７も′あ°７・８０処理６°
　　　　１ＦＬｌｆ大ｉ　１０　ｇ　ヲ水ｃ：＝＜１ｉ
ｒｌ、Ｃ−ａ冷Ｅ１当たり、好熱性ＢａｃｉＬＬａｓ　
５ａｂｔｉＬｉｓを用いる　　　Ｉａ　４．：　置イタ
モｆＪｋ：　Ｍ　Ｈｙｋ　ヲ加、ｔ　７１００　ｇ　ト
ことに特徴を有するものである・　　　　　　　　ＬＴ
４キ、、−、。かけた後、加＞Ｈし−ｒｌｏＯ℃本発明
者は、前記１．４−グリコシド結合　　　、ユ４．え時
、６−ｃ濾過、え、夜を、式、、金管’Ｚ　１０　ｍｌ
によって形成される直線状重合体を以て基幹　　　宛分
注した後、１２０＋ＣＩ５分間の高圧滅菌構造とするコ
ロイド物質の分子内構造の変化、　　を行７えも。を４
Ｊ□１え。普通、６イヨ７（よ栄すなわちグリコシド結
合の分解・形成・分岐研化学の粉末培地を使用した。斜
面寒天培地転移・アグリコン置換とＧゝつた反応を効果
的　　　の好熱性ＢａｃｉＬＬＬＬｓ　５１１ｂｔｉＬ
ｉｓを普通ブイヨンに惹き起こす微生物について種々探
究した結　　　培地に接種して５５℃１６時間培養を連
続３果、好熱性ＢａｃｉＬｌｕｓ　５ｕｂｔｉｔｉｓに
顕著な作用回行った後に各種培地に接種した。接種した
各種培地を５５℃１６時間培養した後、さらに各種培地
に移植して５５℃１６時間培養した後、標準寒天培地に
混釈培養して５５℃１６時間後に計測した結果は第１表
に示しである。豆乳培地が１ｇ当たりの菌数が最も高か
った。

第１表　好熱性Ｂａｃｉｌｌｕｓ　５ｕｂｔｉＬｉｓの
各種培地の発育状況 ２）成長曲線 豆乳を用いて成長曲線を求めてみた。好熱性Ｂａｃｉｌ
ｌｕｓ　５ａｂｔｉｌｉｓを豆乳培地に接種して５５℃
１６時間培養を連続３回行った後に豆乳培地に接種して
、５時間目までは１時間々隔、それ以後は３時間おきに
豆乳培地から標準寒天に混釈し、５５℃２０時間後に計
測した。各時間毎の１ｇ当たりの菌数をプロットした成
長曲線を第１図に示しである。成長曲線からｔゲ素活性
の最も高い処は対数期末期の１６時間目と推測されたの
で、基質コロイド物質の変性処理には豆乳培地に５５℃
１６時間培養した細胞を用いることにした。以下実施例
をあげて本発明を更に詳しく説明するβ−１，４−Ｄ−
マンノピラノースの直鎖を基幹構造とし、そのアグリコ
ンとしての、α−Ｄガラクトピラノース・ユニット又は
ガラクタン直鎖が、主鎖と１−６部位で結合し分岐を形
成している構造を有する水和コロイドを対象基質とする
変性。

好熱性ＢａｃｉＬＬｕｓ　５ｕｂｔｉＬｉｓ豆乳培地５
５℃１６時間培養菌１部に５５℃に加温した滅菌水道水
５５部を加え、これを上記対象基質４４部に噴霧しなが
らねり入れる。このものを５５℃で培養を行う。培養時
間を適宜調節することにより、所定の化学的及び物理的
特性を発現せしめることができる。たとえば第２表に示
せるように培養時間を２００分とした場合、その乾燥物
１％の粘度は１９３８ｍＰａ・ｓ、ｃＰ、培養時間を２
２０分とした場合、その乾燥物１％の粘度は３４８　ｍ
Ｐａ−５，ｃＰとなり、対象基質の粘度にくらべ１／２
〜１／１０になる。

第２表 好熱性Ｂａｃｉｌｌｕｓ　５ｕｂｔｉｌｉｓの醗酵時間
と基質コロイドの変性度合 （単位：　　ｍＰａ−５，ｃＰ） この変性処理の結果として得られる水和コロイドは冷水
系に急速に分散、ρ１１３〜１１の範囲で極めて安定で
あるが、そのゲル形成性向は、基質水和コロイドのそれ
よりも小さくなる。しかし、他の水和コロイドとの相互
作用の面では、大きな相乗効果を示現する。此処で得ら
れた新しい水和コロイドの水溶液特性では、基質水和コ
ロイドの同濃度水溶液にくらべてチクソトロピンク性の
小さいのが特徴となる。この処理によって得られた変性
水和コロイドは、例えばアイスクリーム用の、ｔ（Ｉ　
織安定剤としての使用に極めて好適である。

本発明によれば作用菌の培養に豆乳を用いることにより
従来細菌培地に常用されている肉汁ブイヨン等に較べて
基質コロイド物質に対する変性度合が強力であることお
よび安価であること、成長曲線から５５℃１６時間培養
細胞の基質コロイド物質に対する変性度合が大であるこ
とと、さらに好熱菌であるため醗酵時間が３時間前後と
いう短いため、製造コストが極めて低くおさえられるこ
とができ又５５℃培養のため、大腸菌等の増殖がおさ４
　。

えられる結果、できた製品が極めて衛生的な利点があげ
られる。又本発明に用いたＢａｃｉＬｌａｓ　５ｕｂｔ
ｉｌｉｓは、天然水和コロイドを変性させ、水和性を向
上させ、溶解度、透明性等を容易に改善することがでる
。また、ゲル形成において保水性を著しく改善すること
ができ、チクソトビロソク性の小さい水溶液特性を示す
ものが得られる等各種工業的用途に応じた変性水和コロ
イドを得ることができ、その効果は極めて大きいもので
ある。

図面の簡単な説明 第１図は縦軸に好熱性Ｂａｃｉｌｌｕｓ　５ａｂｔｉＬ
ｉｓ数を示し、横軸に培養時間を示した成長曲線をプロ
ットしたものである。

ξ り ・−一 ！ａ″″ｐｍｔ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 豆乳培地又はこれに類する培地に４０℃〜５０℃に培養
   した好熱性Ｂａｃｉｌｌｕｓｓｕｂｔｉｌｉｓを用いて
   、１，４−グリコシド結合の直鎖重合体を基幹構造とす
   る水和コロイドを処理することを特徴とする変性水和コ
   ロイドの製造方法。