JPH02233811A - V型6気筒dohcエンジンのカムシヤフト組付方法 - Google Patents
V型6気筒dohcエンジンのカムシヤフト組付方法Info
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- JPH02233811A JPH02233811A JP5260689A JP5260689A JPH02233811A JP H02233811 A JPH02233811 A JP H02233811A JP 5260689 A JP5260689 A JP 5260689A JP 5260689 A JP5260689 A JP 5260689A JP H02233811 A JPH02233811 A JP H02233811A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 7
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、各々が3個の気筒を内蔵する一対のシリンダ
バンクの夫々に吸気側及び排気側のカムシャフトが備え
られ、それらのカムシャフトに夫々相互に噛合する一対
のカム間ギヤが設けられて、各シリンダバンクにおける
一方のカムシャフトがクランクシャフトにより巻掛伝導
部材を介して回転駆動されるものとされた■型6気筒D
OHCエンジンについての、カムシャフト組付方法に関
する。
バンクの夫々に吸気側及び排気側のカムシャフトが備え
られ、それらのカムシャフトに夫々相互に噛合する一対
のカム間ギヤが設けられて、各シリンダバンクにおける
一方のカムシャフトがクランクシャフトにより巻掛伝導
部材を介して回転駆動されるものとされた■型6気筒D
OHCエンジンについての、カムシャフト組付方法に関
する。
(従来の技術)
吸気バルブを開閉駆動する吸気側のカムシャフト及び排
気バルブを開閉駆動する排気側のカムシャフトが、相互
に噛合する一対のギヤが夫々同軸的に固着されたものと
され、一方がそれに取り付けられたカムプーリとクラン
クシャフトに取り付けられたクランクシャフトとの間に
装架された巻掛伝導部材を介してクランクシャフトによ
り回転駆動され、それによって、双方が同期して回転す
るようにされたDOHCエンジンが知られている。
気バルブを開閉駆動する排気側のカムシャフトが、相互
に噛合する一対のギヤが夫々同軸的に固着されたものと
され、一方がそれに取り付けられたカムプーリとクラン
クシャフトに取り付けられたクランクシャフトとの間に
装架された巻掛伝導部材を介してクランクシャフトによ
り回転駆動され、それによって、双方が同期して回転す
るようにされたDOHCエンジンが知られている。
このようなDOHCエンジンにあっては、吸気側のカム
シャフト及び排気側のカムシャフトが、夫々、シリンダ
ヘッドに二分割構造をとって設けられたベアリング部に
所定の回転位相をもつようにされた状態で取り付けられ
て、シリンダヘッドに組み付けられる必要がある。それ
ゆえ、例えば、特開昭61−258909号公報にも示
される如く、吸気側のカムシャフト及び排気側のカムシ
ャフトに夫々固着される一対のギヤに予め識別部を設け
、一方のカムシャフトをギヤが固着された状態でベアリ
ング部に取り付けて、そのカムシャフトに固着されたギ
ヤと他方のカムシャフトに固着されたギヤとを噛合させ
ながら、一方のカムシャフトに対して他方のカムシャフ
トを回転させて、一対のギヤに設けられた識別部を相互
に近接対向させて吸気側及び排気側のカムシャフトの夫
々の回転位置を合わせた後、他方のカムシャフトをベア
リング部に取り付けることにより、一対のカムシャフト
を夫々シリンダヘッドに組付け、一方のカムシャフトに
取り付けられたカムプーリとクランクプーリとの間に巻
掛伝導部材を装架するカムシャフト組付方法が知られて
いる。
シャフト及び排気側のカムシャフトが、夫々、シリンダ
ヘッドに二分割構造をとって設けられたベアリング部に
所定の回転位相をもつようにされた状態で取り付けられ
て、シリンダヘッドに組み付けられる必要がある。それ
ゆえ、例えば、特開昭61−258909号公報にも示
される如く、吸気側のカムシャフト及び排気側のカムシ
ャフトに夫々固着される一対のギヤに予め識別部を設け
、一方のカムシャフトをギヤが固着された状態でベアリ
ング部に取り付けて、そのカムシャフトに固着されたギ
ヤと他方のカムシャフトに固着されたギヤとを噛合させ
ながら、一方のカムシャフトに対して他方のカムシャフ
トを回転させて、一対のギヤに設けられた識別部を相互
に近接対向させて吸気側及び排気側のカムシャフトの夫
々の回転位置を合わせた後、他方のカムシャフトをベア
リング部に取り付けることにより、一対のカムシャフト
を夫々シリンダヘッドに組付け、一方のカムシャフトに
取り付けられたカムプーリとクランクプーリとの間に巻
掛伝導部材を装架するカムシャフト組付方法が知られて
いる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上述の如くのカムシャフト組付方法が採
られるDOHCエンジンが、夫々が3気筒を内蔵する一
対のシリンダバンクを有したV型6気筒エンジンとされ
る場合には、一対のシリンダバンクに内蔵された6個の
気筒は、相互に、燃焼サイクルがクランク回転角度の1
20゜に対応する時間差を有するものとされる。従って
、一対のシリンダバンクの夫々に吸気側のカムシャフト
及び排気側のカムシャフトを組付ける際、一方のシリン
ダバンクにおいては、吸気側のカムシャフト及び排気側
のカムシャフトの夫々に設けられたカム部のいずれもが
バルブスプリングによる押圧力を実質的に受けない状態
が得られて、それらの組付作業が容易とされるとしても
、他方のシリンダバンクにおいては、吸気側のカムシャ
フト及び排気側のカムシャフトの夫々に設けられたカム
部のうちのいずれかが吸気バルブもしくは排気バルブを
押し下げる状態とされるので、バルブスプリングによる
押圧力に抗してカムシャフトを組付けることになり、作
業に手間取ることになるという問題が生じる。
られるDOHCエンジンが、夫々が3気筒を内蔵する一
対のシリンダバンクを有したV型6気筒エンジンとされ
る場合には、一対のシリンダバンクに内蔵された6個の
気筒は、相互に、燃焼サイクルがクランク回転角度の1
20゜に対応する時間差を有するものとされる。従って
、一対のシリンダバンクの夫々に吸気側のカムシャフト
及び排気側のカムシャフトを組付ける際、一方のシリン
ダバンクにおいては、吸気側のカムシャフト及び排気側
のカムシャフトの夫々に設けられたカム部のいずれもが
バルブスプリングによる押圧力を実質的に受けない状態
が得られて、それらの組付作業が容易とされるとしても
、他方のシリンダバンクにおいては、吸気側のカムシャ
フト及び排気側のカムシャフトの夫々に設けられたカム
部のうちのいずれかが吸気バルブもしくは排気バルブを
押し下げる状態とされるので、バルブスプリングによる
押圧力に抗してカムシャフトを組付けることになり、作
業に手間取ることになるという問題が生じる。
斯かる点に鑑み、本発明は、3個の気筒を内蔵する第1
のシリンダバンク及びそれら3個の気筒とは爆発行程時
期を夫々異にする3個の気筒を内蔵する第2のシリンダ
バンクの夫々に、相互に噛合する一対のギヤが夫々同軸
的に固着された吸気側のカムシャフト及び排気側のカム
シャフトを組み付けるにあたり、計4本のカムシャフト
のいずれをもバルブスプリングによる押圧力を実質的に
受けない状態のもとで組み付けることができて、その組
付作業を容易なものとすることができるとともに、各カ
ムシャフトが適正な回転位相を有する状態で巻掛伝導部
材を装架することができるようにしたV型6気筒DOH
Cエンジンのカムシャフト組付方法を提供することを目
的とする。
のシリンダバンク及びそれら3個の気筒とは爆発行程時
期を夫々異にする3個の気筒を内蔵する第2のシリンダ
バンクの夫々に、相互に噛合する一対のギヤが夫々同軸
的に固着された吸気側のカムシャフト及び排気側のカム
シャフトを組み付けるにあたり、計4本のカムシャフト
のいずれをもバルブスプリングによる押圧力を実質的に
受けない状態のもとで組み付けることができて、その組
付作業を容易なものとすることができるとともに、各カ
ムシャフトが適正な回転位相を有する状態で巻掛伝導部
材を装架することができるようにしたV型6気筒DOH
Cエンジンのカムシャフト組付方法を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段)
上述の目的を達成すべく、本発明に係る■型6気筒DO
I{Cエンジンのカムシャフト組付方法は、3個の気筒
を内蔵した第1のシリンダバンクにおいて吸気バルブを
開閉駆動する第1のカムシャフト及び排気バルブを開閉
駆動する第2のカムシャフトに、夫々、同軸的に固着さ
れて相互に噛合する第1及び第2のギヤに夫々設けられ
、第1及び第2のカムシャフトが第1のシリンダバンク
に配されたいずれのバルブスプリングによる押圧力も実
質的に受けない第1の回転位置にあるとき相互に近接対
向する位置をとるものとされる第1及び第2の識別部を
、相互に近接対向させるとともに、第1のシリンダバン
クに内蔵された3個の気筒とは煽発行程#期を夫々異に
する3個の気筒を内蔵した第2のシリンダバンクにおい
て吸気バルブを開閉駆動する第3のカムシャフト及び排
気バルブを開閉駆動する第4のカムシャフトに、夫々、
同軸的に固着されて相互に噛合する第3及び第4のギヤ
に夫々設けられ、第3及び第4のカムシャフトが第2の
シリンダバンクに配されたいずれのバルブスプリングに
よる押圧力も実質的に受けない第2の回転位置にあると
き相互に近接対向する位置をとるものとされる第3及び
第4の識別部を、相互に近接対向させたもとで、第1及
び第2のカムシャフト及び第3及び第4のカムシャフト
を夫々第1及び第2のシリンダバンクに回転可能な状態
で組み付け、その後、第1のシリンダバンクに組み付け
られた第1及び第2のカムシャフトの一方に取り付けら
れた第1のカムプーりに設けられた第5の識別部と、第
1のシリンダバンクに設けられ、第1及び第2のカムシ
ャフトが第2の回転位置をとる第3及び第4のカムシャ
フトに応じてとるべき第3の回転位置をとるとき第5の
識別部に近接対向する位置をとるものとされる第6の識
別部とを、相互に近接対向させた状態に維持して、第1
のカムプーリ.第3及び第4のカムシャフトの一方に取
り付けられた第2のカムプーリ、及び、クランクシャフ
トに取り付けられたクランクプーリに対しての巻掛伝導
部材の装架を行うものとされる。
I{Cエンジンのカムシャフト組付方法は、3個の気筒
を内蔵した第1のシリンダバンクにおいて吸気バルブを
開閉駆動する第1のカムシャフト及び排気バルブを開閉
駆動する第2のカムシャフトに、夫々、同軸的に固着さ
れて相互に噛合する第1及び第2のギヤに夫々設けられ
、第1及び第2のカムシャフトが第1のシリンダバンク
に配されたいずれのバルブスプリングによる押圧力も実
質的に受けない第1の回転位置にあるとき相互に近接対
向する位置をとるものとされる第1及び第2の識別部を
、相互に近接対向させるとともに、第1のシリンダバン
クに内蔵された3個の気筒とは煽発行程#期を夫々異に
する3個の気筒を内蔵した第2のシリンダバンクにおい
て吸気バルブを開閉駆動する第3のカムシャフト及び排
気バルブを開閉駆動する第4のカムシャフトに、夫々、
同軸的に固着されて相互に噛合する第3及び第4のギヤ
に夫々設けられ、第3及び第4のカムシャフトが第2の
シリンダバンクに配されたいずれのバルブスプリングに
よる押圧力も実質的に受けない第2の回転位置にあると
き相互に近接対向する位置をとるものとされる第3及び
第4の識別部を、相互に近接対向させたもとで、第1及
び第2のカムシャフト及び第3及び第4のカムシャフト
を夫々第1及び第2のシリンダバンクに回転可能な状態
で組み付け、その後、第1のシリンダバンクに組み付け
られた第1及び第2のカムシャフトの一方に取り付けら
れた第1のカムプーりに設けられた第5の識別部と、第
1のシリンダバンクに設けられ、第1及び第2のカムシ
ャフトが第2の回転位置をとる第3及び第4のカムシャ
フトに応じてとるべき第3の回転位置をとるとき第5の
識別部に近接対向する位置をとるものとされる第6の識
別部とを、相互に近接対向させた状態に維持して、第1
のカムプーリ.第3及び第4のカムシャフトの一方に取
り付けられた第2のカムプーリ、及び、クランクシャフ
トに取り付けられたクランクプーリに対しての巻掛伝導
部材の装架を行うものとされる。
(作 用)
上述の如くの■型6気筒DOHCエンジンのカムシャフ
ト組付方法が採られる場合には、第1及び第2のギヤの
夫々に設けられた第1及び第2の識別部、及び、第3及
び第4のギヤの夫々に設けられた第3及び第4の識別部
を夫々相互に近接対向させて、第1及び第2のカムシャ
フト及び第3及び第4のカムシャフトを夫々第1及び第
2のシリンダバンクに回転可能な状態で組み付けるとき
、第1及び第2のカムシャフトの夫々に設けられたカム
部が第1のシリンダバンクに配されたいずれのバルブス
プリングによる押圧力も実質的に受けないものとされ、
また、第3及び第4のカムシャフトの夫々に設けられた
カム部も第2のシリンダバンクに配されたいずれのバル
ブスプリングによる押圧力も実質的に受けないものとさ
れるので、その組付作業を容易に行うことができる。
ト組付方法が採られる場合には、第1及び第2のギヤの
夫々に設けられた第1及び第2の識別部、及び、第3及
び第4のギヤの夫々に設けられた第3及び第4の識別部
を夫々相互に近接対向させて、第1及び第2のカムシャ
フト及び第3及び第4のカムシャフトを夫々第1及び第
2のシリンダバンクに回転可能な状態で組み付けるとき
、第1及び第2のカムシャフトの夫々に設けられたカム
部が第1のシリンダバンクに配されたいずれのバルブス
プリングによる押圧力も実質的に受けないものとされ、
また、第3及び第4のカムシャフトの夫々に設けられた
カム部も第2のシリンダバンクに配されたいずれのバル
ブスプリングによる押圧力も実質的に受けないものとさ
れるので、その組付作業を容易に行うことができる。
また、斯かる組付作業が行われた後における、第1及び
第2のカムシャフトの一方に取り付けられた第1のカム
プーリ,第3及び第4のカムシャフトの一方に取り付け
られた第2のカムブーリ、及び、クランクシャフトに取
り付けられたクランクプーリに対しての巻掛伝導部材の
装架は、第1及び第2のカムシャフトが、第3及び第4
のカムシャフトの夫々の回転位置に対してとるべき回転
位置をとるものとされたもとでなされるので、各カムシ
ャフトに適正な回転位相をもたせることができる。
第2のカムシャフトの一方に取り付けられた第1のカム
プーリ,第3及び第4のカムシャフトの一方に取り付け
られた第2のカムブーリ、及び、クランクシャフトに取
り付けられたクランクプーリに対しての巻掛伝導部材の
装架は、第1及び第2のカムシャフトが、第3及び第4
のカムシャフトの夫々の回転位置に対してとるべき回転
位置をとるものとされたもとでなされるので、各カムシ
ャフトに適正な回転位相をもたせることができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
先ず、本発明に係るカムシャフト組付方法の一例が適用
されてカムシャフトが組み付けられた■型6気筒DOH
Cエンジンについて述べる。
されてカムシャフトが組み付けられた■型6気筒DOH
Cエンジンについて述べる。
第3図及び第4図において、シリンダブロック13,シ
リンダヘッド14及び15、及び、シリンダヘッド力バ
ー 16及び17を有するエンジン本体10は、気筒1
,3及び5が内蔵された第1のシリンダバンク11、及
び、気筒2,4及び6が内蔵された第2のシリンダバン
ク12を構成し、シリンダブロック13内に、エンジン
本体10における端面10aにその端部が突出せしめら
れるクランクシャフト18が配されたものとされている
。第1のシリンダバンク11に内蔵された気筒1,3及
び5は、その爆発行程時期の順番が1番目,3番目及び
5番目とされて配列形成されており、、また、第2のシ
リンダバンク12に内蔵された気筒2,4及び6は、そ
の爆発行程時期の順番が2番目,4番目及び6番目とさ
れて、気筒l,3及び5に対してクランクシャフト18
に沿う方向にオフセットした状態で配列形成されている
。
リンダヘッド14及び15、及び、シリンダヘッド力バ
ー 16及び17を有するエンジン本体10は、気筒1
,3及び5が内蔵された第1のシリンダバンク11、及
び、気筒2,4及び6が内蔵された第2のシリンダバン
ク12を構成し、シリンダブロック13内に、エンジン
本体10における端面10aにその端部が突出せしめら
れるクランクシャフト18が配されたものとされている
。第1のシリンダバンク11に内蔵された気筒1,3及
び5は、その爆発行程時期の順番が1番目,3番目及び
5番目とされて配列形成されており、、また、第2のシ
リンダバンク12に内蔵された気筒2,4及び6は、そ
の爆発行程時期の順番が2番目,4番目及び6番目とさ
れて、気筒l,3及び5に対してクランクシャフト18
に沿う方向にオフセットした状態で配列形成されている
。
そして、各気筒工〜6には、4個のバルブスプリング2
8により夫々斜め上方に付勢される一対の吸気バルブ2
6及び一対の排気バルブ27が配されている。
8により夫々斜め上方に付勢される一対の吸気バルブ2
6及び一対の排気バルブ27が配されている。
シリンダヘッド14には、ボルトにより結合される基台
部分19a及びキャップ部分19bから成る複数のベア
リング部19が設けられている。
部分19a及びキャップ部分19bから成る複数のベア
リング部19が設けられている。
そして、斯かる基台部分19a及びキャップ部分19b
の間に、吸気側のカムシャフト2l及び排気側のカムシ
ャフト22が回転可能に配されて、第1のシリンダバン
ク11に組み付けられている。
の間に、吸気側のカムシャフト2l及び排気側のカムシ
ャフト22が回転可能に配されて、第1のシリンダバン
ク11に組み付けられている。
また、シリンダヘッド15にも、ボルトにより結合され
る基台部分25a及びキャップ部分25bから成る複数
のベアリング部25が設けられており、斯かる基台部分
25a及びキャップ部分25bの間に、吸気側のカムシ
ャフト23及び排気側のカムシャフト24が回転可能に
配されて、第2のシリンダバンク12に組み付けられて
いる。
る基台部分25a及びキャップ部分25bから成る複数
のベアリング部25が設けられており、斯かる基台部分
25a及びキャップ部分25bの間に、吸気側のカムシ
ャフト23及び排気側のカムシャフト24が回転可能に
配されて、第2のシリンダバンク12に組み付けられて
いる。
カムシャフト21における気筒1,3及び5に対応する
部分には、夫々、一対のカム部1i, 一対のカム部3
1及び一対のカム部51が設けられており、カム部1i
,3i及び51は120゜の相互角度間隔を有するもの
とされ、また、カムシャフト22における気筒1,3及
び5に対応する部分にも、夫h1一対のカム部1e,一
対のカム部3e及び一対のカム部5eが設けられており
、カム部1e,3e及び5eは120’の相互角度間隔
を有するものとされる。一方、カムシャフト23におけ
る気筒2.4及び6に対応する部分には、夫々、一対の
カム部21,一対のカム部41及ヒ一対のカム部61が
設けられており、カム部2i,4i及び61は120゜
の相互角度間隔を有するものとされ、また、カムシャフ
ト24における気筒2,4及び6に対応する部分にも、
夫々、一対のカム部2e,一対のカム部4e及び一対の
カム部6eが設けられており、カム部2e,4e及び6
eは120゜の相互角度間隔を有するものとされる。そ
して、各気筒1〜6に配された一対の吸気バルブ26及
び一対の排気バルブ27が、カム部If,Ie,2i,
2e,3i,3e,4j,4e,5i,5e,6i及び
6eのうちの対応するものによって開閉駆動される。気
筒2.4及び6の夫々における吸気バルブ26及び排気
バルブ27の開閉時期は、気筒1,3及び5の夫々にお
ける吸気バルブ26及び排気バルブ27の開閉時期に対
して、クランクシャフト18の回転角度の120”に対
応する時間差をもって遅れるものとされる。
部分には、夫々、一対のカム部1i, 一対のカム部3
1及び一対のカム部51が設けられており、カム部1i
,3i及び51は120゜の相互角度間隔を有するもの
とされ、また、カムシャフト22における気筒1,3及
び5に対応する部分にも、夫h1一対のカム部1e,一
対のカム部3e及び一対のカム部5eが設けられており
、カム部1e,3e及び5eは120’の相互角度間隔
を有するものとされる。一方、カムシャフト23におけ
る気筒2.4及び6に対応する部分には、夫々、一対の
カム部21,一対のカム部41及ヒ一対のカム部61が
設けられており、カム部2i,4i及び61は120゜
の相互角度間隔を有するものとされ、また、カムシャフ
ト24における気筒2,4及び6に対応する部分にも、
夫々、一対のカム部2e,一対のカム部4e及び一対の
カム部6eが設けられており、カム部2e,4e及び6
eは120゜の相互角度間隔を有するものとされる。そ
して、各気筒1〜6に配された一対の吸気バルブ26及
び一対の排気バルブ27が、カム部If,Ie,2i,
2e,3i,3e,4j,4e,5i,5e,6i及び
6eのうちの対応するものによって開閉駆動される。気
筒2.4及び6の夫々における吸気バルブ26及び排気
バルブ27の開閉時期は、気筒1,3及び5の夫々にお
ける吸気バルブ26及び排気バルブ27の開閉時期に対
して、クランクシャフト18の回転角度の120”に対
応する時間差をもって遅れるものとされる。
さらに、カムシャフト21におけるカム部11が設けら
れた部分より端部側部分の外周部には、第5図Aに示さ
れる如く、ピン41が植立されており、ピン41は、カ
ムシャフト21の中心軸線及びカム部11の頂点を通る
直線Ll上に位置せしめられている。そして、斯かるカ
ムシャフト21に、ヘリカルギャ31がその内周部に形
成されたキー溝31aにピン41が係合する状態をもっ
て、圧入により固着されている。また、カムシャフト2
2におけるカム部1eが設けられた部分より端部側部分
の外周部には、第5図Bに示される如く、ピン42が植
立されており、ピン42は、カムシャフト22の中心軸
線及びカム部1eの頂点を通る直線L2上に位置せしめ
られている。そして、斯かるカムシャフト22に、ヘリ
カルギャ31に噛合するヘリカルギャ32がその内周部
に形成されたキー溝32aにピン42が係合する状態を
もって、圧入により固着されている。なお、カムシャフ
ト22には、へりカルギャ31に噛合せしめられ、かつ
、ヘリカルギャ32の側面に当接するフリクションギャ
35も同軸的に配されている。一方、カムシャフト23
におけるカム部21が設けられた部分より端部側部分の
外周部には、第5図Cに示される如く、ビン43が植立
されており、ビン43は、カムシャフト23の中心軸線
及びカム部21の頂点を通る直線L3上に位置せしめら
れている。そして、斯かるカムシャフト23に、ヘリカ
ルギャ33がその内周部に形成されたキー溝33aにピ
ン43が係合する状態をもって、圧入により固着されて
いる.なお、カムシャフト23には、ヘリカルギャ33
に当接するフリクシゴンギャ36も同軸的に配されてい
る。また、カムシャフト24におけるカム部2eが設け
られた部分より端部側部分の外周部には、第5図Dに示
される如く、ピン44が植立されており、ビン44は、
カムシャフト24の中心軸線及びカム部2eの頂点を通
る直線L4上に位置せしめられている.そして、斯かる
カムシャフト24に、ヘリカルギャ33及びフリクショ
ンギャ36が噛合せしめられるヘリカルギャ34がその
内周面に形成されたキー溝34aにピン44が係合する
状態をもって、圧入により固着されている。
れた部分より端部側部分の外周部には、第5図Aに示さ
れる如く、ピン41が植立されており、ピン41は、カ
ムシャフト21の中心軸線及びカム部11の頂点を通る
直線Ll上に位置せしめられている。そして、斯かるカ
ムシャフト21に、ヘリカルギャ31がその内周部に形
成されたキー溝31aにピン41が係合する状態をもっ
て、圧入により固着されている。また、カムシャフト2
2におけるカム部1eが設けられた部分より端部側部分
の外周部には、第5図Bに示される如く、ピン42が植
立されており、ピン42は、カムシャフト22の中心軸
線及びカム部1eの頂点を通る直線L2上に位置せしめ
られている。そして、斯かるカムシャフト22に、ヘリ
カルギャ31に噛合するヘリカルギャ32がその内周部
に形成されたキー溝32aにピン42が係合する状態を
もって、圧入により固着されている。なお、カムシャフ
ト22には、へりカルギャ31に噛合せしめられ、かつ
、ヘリカルギャ32の側面に当接するフリクションギャ
35も同軸的に配されている。一方、カムシャフト23
におけるカム部21が設けられた部分より端部側部分の
外周部には、第5図Cに示される如く、ビン43が植立
されており、ビン43は、カムシャフト23の中心軸線
及びカム部21の頂点を通る直線L3上に位置せしめら
れている。そして、斯かるカムシャフト23に、ヘリカ
ルギャ33がその内周部に形成されたキー溝33aにピ
ン43が係合する状態をもって、圧入により固着されて
いる.なお、カムシャフト23には、ヘリカルギャ33
に当接するフリクシゴンギャ36も同軸的に配されてい
る。また、カムシャフト24におけるカム部2eが設け
られた部分より端部側部分の外周部には、第5図Dに示
される如く、ピン44が植立されており、ビン44は、
カムシャフト24の中心軸線及びカム部2eの頂点を通
る直線L4上に位置せしめられている.そして、斯かる
カムシャフト24に、ヘリカルギャ33及びフリクショ
ンギャ36が噛合せしめられるヘリカルギャ34がその
内周面に形成されたキー溝34aにピン44が係合する
状態をもって、圧入により固着されている。
このようにピン41.42.43及び44が、夫々、キ
ー溝31a,32a,33a及び34aに係合せしめら
れることにより、ヘリカルギャ31〜34のカムシャフ
ト21〜24に対する回転方向の位置決めがなされると
ともに、へりカルギャ31〜34とカムシャフト21〜
24との相対回転が阻止される。
ー溝31a,32a,33a及び34aに係合せしめら
れることにより、ヘリカルギャ31〜34のカムシャフ
ト21〜24に対する回転方向の位置決めがなされると
ともに、へりカルギャ31〜34とカムシャフト21〜
24との相対回転が阻止される。
また、カムシャフト21及び24の夫々におけるエンジ
ン本体10の端面10a側の一端部には、夫々、シール
プレート39を介してカムプーり37及び38がボルト
により取り付けられており、それらカムプーり37及び
38とクランクシャフト18の端部に取り付けられたク
ランクプーリ20との間には、タイミングベルト40が
装架されている。タイミングベルト40における外表面
部は、エンジン本体10における端面10aに設けられ
たアイドラ−45.46及びオイルダンバー47aを伴
うオートテンショナ−47におけるローラ部47bに当
接せしめられていて、オートテンショナ−47は、コイ
ルスプリング48の付勢力によりタイミングベルト40
を押圧するものとされている。
ン本体10の端面10a側の一端部には、夫々、シール
プレート39を介してカムプーり37及び38がボルト
により取り付けられており、それらカムプーり37及び
38とクランクシャフト18の端部に取り付けられたク
ランクプーリ20との間には、タイミングベルト40が
装架されている。タイミングベルト40における外表面
部は、エンジン本体10における端面10aに設けられ
たアイドラ−45.46及びオイルダンバー47aを伴
うオートテンショナ−47におけるローラ部47bに当
接せしめられていて、オートテンショナ−47は、コイ
ルスプリング48の付勢力によりタイミングベルト40
を押圧するものとされている。
なお、カムプーIJ37及び38における内周側部分に
は、夫々、第3図に示される如く、透孔37a及び38
aが形成されており、それら透孔37a及び38aに、
夫々、カムシャフト21及び24の端面部に植立された
ピン49及び50が係合するようにされている。このよ
うにされることにより、カムプーり37及び38のカム
のカムシャフト21及び24に対する位置決めがなされ
るとともに、カムプーり37とカムシャフト21との相
対回転及びカムプーIJ 3 8とカムシャフト24と
の相対回転が夫々阻止される。
は、夫々、第3図に示される如く、透孔37a及び38
aが形成されており、それら透孔37a及び38aに、
夫々、カムシャフト21及び24の端面部に植立された
ピン49及び50が係合するようにされている。このよ
うにされることにより、カムプーり37及び38のカム
のカムシャフト21及び24に対する位置決めがなされ
るとともに、カムプーり37とカムシャフト21との相
対回転及びカムプーIJ 3 8とカムシャフト24と
の相対回転が夫々阻止される。
斯かる構成のもとで、エンジン作動時には、クランクシ
ャフト18が、第3図において右回りに回転駆動せしめ
られて、それにより、タイミングベルト40が矢印qで
示される方向に駆動されてカムプーリ37及び38が回
転せしめられ、それに伴って、カムシャフト21〜24
がクランクシャフト18に対して1/2の回転速度をも
って回転せしめられる。それにより、各気筒1〜6に配
された吸気バルブ26及び排気バルブ27が、夫々、カ
ムシャフト21に設けられたカム部1i,3i及び51
.カムシャフト22に設けられたカム部le,3e及び
5e,カムシャフト23に設けられたカム部2i,4i
及び611及び、カムシャフト24に設けられたカム部
2e,4e及び6eにより、開閉駆動せしめられる。
ャフト18が、第3図において右回りに回転駆動せしめ
られて、それにより、タイミングベルト40が矢印qで
示される方向に駆動されてカムプーリ37及び38が回
転せしめられ、それに伴って、カムシャフト21〜24
がクランクシャフト18に対して1/2の回転速度をも
って回転せしめられる。それにより、各気筒1〜6に配
された吸気バルブ26及び排気バルブ27が、夫々、カ
ムシャフト21に設けられたカム部1i,3i及び51
.カムシャフト22に設けられたカム部le,3e及び
5e,カムシャフト23に設けられたカム部2i,4i
及び611及び、カムシャフト24に設けられたカム部
2e,4e及び6eにより、開閉駆動せしめられる。
上述の如くの構成を有する■型6気筒DOHCエンジン
における第1のシリンダバンク1゛1及び12に、夫々
、カムシャフト21〜24を、本発明に係るカムシャフ
ト組付方法の一例に従って組み付けるにあたっては、先
ず、第5図Aに示される如く、ヘリカルギャ31のカム
部11側となる側面における、その中心軸線を通って直
線L1と回転方向において120″′−αをなす線L1
“上にあって歯部に近接する位置に、識別マーク51を
付し、また、第5図Bに示される如く、へりカルギャ3
2のカム部le側となる側面における、その中心軸線を
通って直線L2と回転方向において240”一βをなす
線L2’上にあって歯部に近接する位置に、識別マーク
52を付す.さらに、第5図Cに示される如く、へりカ
ルギャ33のカム部21側となる側面における、その中
心軸線を通って直線L3と回転方向においてαをなす線
L3゛上にあって歯部に近接する位置に、識別マーク5
3を付し、また、第5図Dに示される如く、ヘリカルギ
ャ34のカム部2e側となる側面における、その中心軸
線を通って直線L4と回転方向においてβをなす綿L4
”上にあって歯部に近接する位置に、識別マーク54を
付す。なお、α及びβは、吸気バルブ26及び排気バル
ブ27の傾斜角度に応じて選定される角度であり、αは
、例えば、10゜前後に、また、βは、例えば、100
″前後に設定される。
における第1のシリンダバンク1゛1及び12に、夫々
、カムシャフト21〜24を、本発明に係るカムシャフ
ト組付方法の一例に従って組み付けるにあたっては、先
ず、第5図Aに示される如く、ヘリカルギャ31のカム
部11側となる側面における、その中心軸線を通って直
線L1と回転方向において120″′−αをなす線L1
“上にあって歯部に近接する位置に、識別マーク51を
付し、また、第5図Bに示される如く、へりカルギャ3
2のカム部le側となる側面における、その中心軸線を
通って直線L2と回転方向において240”一βをなす
線L2’上にあって歯部に近接する位置に、識別マーク
52を付す.さらに、第5図Cに示される如く、へりカ
ルギャ33のカム部21側となる側面における、その中
心軸線を通って直線L3と回転方向においてαをなす線
L3゛上にあって歯部に近接する位置に、識別マーク5
3を付し、また、第5図Dに示される如く、ヘリカルギ
ャ34のカム部2e側となる側面における、その中心軸
線を通って直線L4と回転方向においてβをなす綿L4
”上にあって歯部に近接する位置に、識別マーク54を
付す。なお、α及びβは、吸気バルブ26及び排気バル
ブ27の傾斜角度に応じて選定される角度であり、αは
、例えば、10゜前後に、また、βは、例えば、100
″前後に設定される。
次に、識別マーク51が付されたへりカルギャ31をカ
ムシャフト21に、キー溝31aにピン41が係合する
ように圧入して回転方向の位置決めを行ったもとで固着
し、また、識別マーク52が付されたへりカルギャ32
をカムシャフト22に、キー溝32aにビン42が係合
するように圧大して回転方向の位置決めを行ったもとで
固着する.さらに、識別マーク53が付されたへりカル
ギャ33をカムシャフト23に、キー溝33aにビン4
3が係合するように圧大して回転方回の位置決めを行っ
たもとで固着し、また、識別マーク54が付されたへり
カルギャ34をカムシャフト24に、キー溝34aにピ
ン44が係合するように圧大して回転方向の位置決めを
行ったもとで固着する。そして、斯かる後、一,リカル
ギャ31に付された識別マーク51とへりカルギャ32
に付された識別マーク52とを近接対向させて、カムシ
ャフト21とカムシャフト22との回転位置合わせを行
うとともに、ヘリカルギャ33に付された識別マーク5
3とへりカルギャ34に付された識別マーク54とを近
接対向させて、カムシャフト23とカムシャフト24と
の回転位置合わせを行い、第1図Aに示される如くに、
カムシャフト21及び22を、識別マーク51及び52
が近接対向する状態をもって、シリンダヘッド14上に
、それに設けられた各基台部分19aにカムシャフト2
1及び22における各ジャーナル部を当接させて載置し
、また、第1図Bに示される如く、カムシャフト23及
び24を、識別マーク53及び54が近接対向する状態
をもって、シリンダヘッド15上に、それに設けられた
各基台部分25aにカムシャフト23及び24における
各ジャーナル部を当接させて載置する。
ムシャフト21に、キー溝31aにピン41が係合する
ように圧入して回転方向の位置決めを行ったもとで固着
し、また、識別マーク52が付されたへりカルギャ32
をカムシャフト22に、キー溝32aにビン42が係合
するように圧大して回転方向の位置決めを行ったもとで
固着する.さらに、識別マーク53が付されたへりカル
ギャ33をカムシャフト23に、キー溝33aにビン4
3が係合するように圧大して回転方回の位置決めを行っ
たもとで固着し、また、識別マーク54が付されたへり
カルギャ34をカムシャフト24に、キー溝34aにピ
ン44が係合するように圧大して回転方向の位置決めを
行ったもとで固着する。そして、斯かる後、一,リカル
ギャ31に付された識別マーク51とへりカルギャ32
に付された識別マーク52とを近接対向させて、カムシ
ャフト21とカムシャフト22との回転位置合わせを行
うとともに、ヘリカルギャ33に付された識別マーク5
3とへりカルギャ34に付された識別マーク54とを近
接対向させて、カムシャフト23とカムシャフト24と
の回転位置合わせを行い、第1図Aに示される如くに、
カムシャフト21及び22を、識別マーク51及び52
が近接対向する状態をもって、シリンダヘッド14上に
、それに設けられた各基台部分19aにカムシャフト2
1及び22における各ジャーナル部を当接させて載置し
、また、第1図Bに示される如く、カムシャフト23及
び24を、識別マーク53及び54が近接対向する状態
をもって、シリンダヘッド15上に、それに設けられた
各基台部分25aにカムシャフト23及び24における
各ジャーナル部を当接させて載置する。
このように、識別マーク51及び52が相互に近接対向
せしめられた回転位置をとってシリンダヘッド14上に
載置されたカムシャフト21及び22は、カム部1i,
3i及び5is及び、カム部1e,3e及び5eが、夫
々、吸気バルブ26及び排気バルブ27を押圧しない状
態にあるものとされる。また、識別マーク53及び54
が相互に近接対向せしめられた回転位置をとってシリン
ダヘッド15上に載置されたカムシャフト23及び24
も、カム部2i,4i及び61、及び、カム部2e,4
e及び6eが、夫々、吸気バルブ26及び排気バルブ2
7を押圧しない状態にあるものとされる。
せしめられた回転位置をとってシリンダヘッド14上に
載置されたカムシャフト21及び22は、カム部1i,
3i及び5is及び、カム部1e,3e及び5eが、夫
々、吸気バルブ26及び排気バルブ27を押圧しない状
態にあるものとされる。また、識別マーク53及び54
が相互に近接対向せしめられた回転位置をとってシリン
ダヘッド15上に載置されたカムシャフト23及び24
も、カム部2i,4i及び61、及び、カム部2e,4
e及び6eが、夫々、吸気バルブ26及び排気バルブ2
7を押圧しない状態にあるものとされる。
カムシャフト21〜24の夫々が上述の如くの回転位置
をとるもとで、基台部分19aにキャップ部分19bを
ボルトにより結合し、また、基台部分25aにキャップ
部分25bをボルトにより結合することによって、カム
シャフト21及び22をベアリング部19により回転可
能に支持された状態をもって、シリンダヘッド14に組
み付け、また、カムシャフト23及び24をベアリング
部25により回転可能に支持された状態をもって、シリ
ンダヘッド15に組み付ける。斯かるカムシャフト21
及び2・2のシリンダへ・冫ド14に対する組付け、及
び、カムシャフト23及び24のシリンダヘッド15に
対する組付けは、カムシャフト21〜24のいずれもが
、実質的にバルブスプリング28のいずれによる押圧力
も受けないものとされたもとで行われるので、その作業
が容易なものとされる。
をとるもとで、基台部分19aにキャップ部分19bを
ボルトにより結合し、また、基台部分25aにキャップ
部分25bをボルトにより結合することによって、カム
シャフト21及び22をベアリング部19により回転可
能に支持された状態をもって、シリンダヘッド14に組
み付け、また、カムシャフト23及び24をベアリング
部25により回転可能に支持された状態をもって、シリ
ンダヘッド15に組み付ける。斯かるカムシャフト21
及び2・2のシリンダへ・冫ド14に対する組付け、及
び、カムシャフト23及び24のシリンダヘッド15に
対する組付けは、カムシャフト21〜24のいずれもが
、実質的にバルブスプリング28のいずれによる押圧力
も受けないものとされたもとで行われるので、その作業
が容易なものとされる。
二のよ,うにしてカムシャフト21〜24が、夫々、シ
リンダヘッド14及び15に組み付けられた後において
は、エンジン本体1oにおける端面10aにシールプレ
ート39をボルトにより取り付ける。そして、カムシャ
フト21に設けられたピン49をカムプーリ37に形成
された透孔37aに係合させて、カムシャフト21とカ
ムブーリ37との回転方向の位置決めを行ったちとで、
ボルトによりカムシャフト21にカムプーIJ37を取
り付け、また、カムシャフト24に設けられたピン50
をカムプーり38に形成された透孔38aに係合させて
、カムシャフト24とカムプーリ38との回転方向の位
置決めを行ったちとで、ボルトによりカムシャフト24
にカムプーリ38を取り付ける。
リンダヘッド14及び15に組み付けられた後において
は、エンジン本体1oにおける端面10aにシールプレ
ート39をボルトにより取り付ける。そして、カムシャ
フト21に設けられたピン49をカムプーリ37に形成
された透孔37aに係合させて、カムシャフト21とカ
ムブーリ37との回転方向の位置決めを行ったちとで、
ボルトによりカムシャフト21にカムプーIJ37を取
り付け、また、カムシャフト24に設けられたピン50
をカムプーり38に形成された透孔38aに係合させて
、カムシャフト24とカムプーリ38との回転方向の位
置決めを行ったちとで、ボルトによりカムシャフト24
にカムプーリ38を取り付ける。
斯かるカムプーリ37及び38のカムシャフト2l及び
24への取り付けに際しては、第3図及び第4図に示さ
れる如く、カムプーリ37のエンジン本体10の端面1
0aに対向する側面とは反対側の側面における、その中
心軸線から透孔37aの中心を通って伸びる直814
L 5上にあって歯部に近接する位置に識別マーク55
を付すとともに、その識別マーク55が近接する歯部の
外周部に、例えば、着色による補助識別マーク55aを
付し、また、カムプーり38のエンジン本体10の端面
10aに対向する側面とは反対側の側面における、その
中心軸線から透孔38aの中心を通って伸びる直線L6
上にあって歯部に近接する位置に識別マーク57を付す
とともに、その識別マーク57が近接する歯部の外周部
に、例えば、着色による補助識別マーク57aを付し、
さらに、シールプレート39にも識別マーク56及び5
8を付す。
24への取り付けに際しては、第3図及び第4図に示さ
れる如く、カムプーリ37のエンジン本体10の端面1
0aに対向する側面とは反対側の側面における、その中
心軸線から透孔37aの中心を通って伸びる直814
L 5上にあって歯部に近接する位置に識別マーク55
を付すとともに、その識別マーク55が近接する歯部の
外周部に、例えば、着色による補助識別マーク55aを
付し、また、カムプーり38のエンジン本体10の端面
10aに対向する側面とは反対側の側面における、その
中心軸線から透孔38aの中心を通って伸びる直線L6
上にあって歯部に近接する位置に識別マーク57を付す
とともに、その識別マーク57が近接する歯部の外周部
に、例えば、着色による補助識別マーク57aを付し、
さらに、シールプレート39にも識別マーク56及び5
8を付す。
識別マーク56は、カムシャフト21及び22が第1図
Aに示される如くの回転位置をとるものとされたもとで
、カムプーり37がカムシャフト21に取り付けられた
とき、その中心軸線を通って直線L5とカムプーり37
の回転方向において60″をなす線上におけるカムプー
り37に近接する位置をとるものとされ、また、識別マ
ーク58は、カムシャフト23及び24が第1図Bに示
される如くの回転位置をとるものとされたもとで、カム
プーリ38がカムシャフト24に取り付けられたとき、
直線L6上におけるカムプーり38に近接する位置をと
るものとされる。
Aに示される如くの回転位置をとるものとされたもとで
、カムプーり37がカムシャフト21に取り付けられた
とき、その中心軸線を通って直線L5とカムプーり37
の回転方向において60″をなす線上におけるカムプー
り37に近接する位置をとるものとされ、また、識別マ
ーク58は、カムシャフト23及び24が第1図Bに示
される如くの回転位置をとるものとされたもとで、カム
プーリ38がカムシャフト24に取り付けられたとき、
直線L6上におけるカムプーり38に近接する位置をと
るものとされる。
識別マーク5β.〜58及び補助識別マーク55a及び
57aが夫々所定の部位に付されて、カムシャフト21
及びカムシャフト24に夫々カムプーリ37及び38が
取り付けられた後においては、クランクシャフト18の
回転位置を、クランクプーリ20に予め設けられた識別
凹部20aをシリンダブロックl3に予め設けられた基
準マーク59に近接対向させることにより調整し、気筒
1内に配されたピストンが圧縮上死点位置をとるものと
する。続いて、第1図Aに示される如くに、識別マーク
51が識別マーク52に近接対向せしめられている状態
にあるカムシャフト21を回転方向に60゜だけ回転さ
せて、第2図に示される如くに、カムプーリ37に付さ
れた識別マーク55及び補助識別マーク55aをシール
プレート39に付された識別マーク56に近接対向させ
、カムシャフト21及び22を、識別マーク53及び5
4が相互に近接対向せしめられたものとされた回転位置
をとるカムシャフト23及び24に応じてとるべき回転
位置をとるものとなして、その状態を保持する。斯かる
カムシャフl−21を回転方向に60@回転させるに際
には、カム部31及び5eが気筒3及び5に配された吸
気バルブ26及びm%バルブ27を夫々押圧するので、
カムシャフ}21及び22にバルブスプリング28の付
勢力が作用するが、カムシャフト21及び22はベアリ
ング部19に支持された状態にあるので、容易に回転さ
せることができる。
57aが夫々所定の部位に付されて、カムシャフト21
及びカムシャフト24に夫々カムプーリ37及び38が
取り付けられた後においては、クランクシャフト18の
回転位置を、クランクプーリ20に予め設けられた識別
凹部20aをシリンダブロックl3に予め設けられた基
準マーク59に近接対向させることにより調整し、気筒
1内に配されたピストンが圧縮上死点位置をとるものと
する。続いて、第1図Aに示される如くに、識別マーク
51が識別マーク52に近接対向せしめられている状態
にあるカムシャフト21を回転方向に60゜だけ回転さ
せて、第2図に示される如くに、カムプーリ37に付さ
れた識別マーク55及び補助識別マーク55aをシール
プレート39に付された識別マーク56に近接対向させ
、カムシャフト21及び22を、識別マーク53及び5
4が相互に近接対向せしめられたものとされた回転位置
をとるカムシャフト23及び24に応じてとるべき回転
位置をとるものとなして、その状態を保持する。斯かる
カムシャフl−21を回転方向に60@回転させるに際
には、カム部31及び5eが気筒3及び5に配された吸
気バルブ26及びm%バルブ27を夫々押圧するので、
カムシャフ}21及び22にバルブスプリング28の付
勢力が作用するが、カムシャフト21及び22はベアリ
ング部19に支持された状態にあるので、容易に回転さ
せることができる。
次に、識別凹部20a及び基準マーク59が相互に近接
対向せしめられ、かつ、識別マーク55及び補助識別マ
ーク55a及び識別マーク56が相互に近接対向せしめ
られた状態で、ヘリカルギヤ34を回転させて識別マー
ク57及び補助識別マーク57aを、第3図に示される
如くに、シールプレート39に付された識別マーク58
に近接対向させる。斯かるちとで、タイミングベルト4
0をクランクプー+J 2 0 ,カムプーリ37及び
カムプーIJ38の間に装架して、第3図に示される如
くの状態となす。このように、タイミングベルト40を
クランクプーリ20.カムプーIJ37及び38の間に
装架するにあたっては、例えば、オートテンショナ−4
7のオイルダンパー47aを、第3図に示される位置よ
り下方に移動させるとともに、コイルスプリング48の
一端部をその係止部から外して、オートテンショナ−4
7のローラ部47bを、第1図に示される位置より外側
に回動させた状態にする。それにより、カムシャフト2
1〜24を回動させることなくタイミングベルト40を
容易にクランクプーリ20.カムプーリ37及び38の
間に装架することができ、カムシャフト21〜24が、
適正な和互回転位相差をもってクランクシャフト18に
より回転駆動される状態が得られる。
対向せしめられ、かつ、識別マーク55及び補助識別マ
ーク55a及び識別マーク56が相互に近接対向せしめ
られた状態で、ヘリカルギヤ34を回転させて識別マー
ク57及び補助識別マーク57aを、第3図に示される
如くに、シールプレート39に付された識別マーク58
に近接対向させる。斯かるちとで、タイミングベルト4
0をクランクプー+J 2 0 ,カムプーリ37及び
カムプーIJ38の間に装架して、第3図に示される如
くの状態となす。このように、タイミングベルト40を
クランクプーリ20.カムプーIJ37及び38の間に
装架するにあたっては、例えば、オートテンショナ−4
7のオイルダンパー47aを、第3図に示される位置よ
り下方に移動させるとともに、コイルスプリング48の
一端部をその係止部から外して、オートテンショナ−4
7のローラ部47bを、第1図に示される位置より外側
に回動させた状態にする。それにより、カムシャフト2
1〜24を回動させることなくタイミングベルト40を
容易にクランクプーリ20.カムプーリ37及び38の
間に装架することができ、カムシャフト21〜24が、
適正な和互回転位相差をもってクランクシャフト18に
より回転駆動される状態が得られる。
なお、上述の例においては、タイミングベルト40をク
ランクプーリ20,カムプーリ37及び38間に装架す
る際、識別マーク57及び補助識別マーク57aと識別
マーク58とを近接対向させることにより、カムシャフ
ト23とカムシャフト24との回転方向の位置合わせを
行うようにされているが、本発明に係るカムシャフト組
付方法においては、識別マーク57,補助識別マーク5
7a及び識別マーク58は必ずしも必要とされず、タイ
ミングベルト40をクランクプーり20.カムプーリ3
7及び38間に装架する際におけるカムシャフト23と
カムシャフト24との回転方向の位置合わせか、ヘリカ
ルギャ33に付された識別マーク53とへりカルギャ3
4に付された識別マーク54とを近接対向させることに
より行われるようにされてもよい。
ランクプーリ20,カムプーリ37及び38間に装架す
る際、識別マーク57及び補助識別マーク57aと識別
マーク58とを近接対向させることにより、カムシャフ
ト23とカムシャフト24との回転方向の位置合わせを
行うようにされているが、本発明に係るカムシャフト組
付方法においては、識別マーク57,補助識別マーク5
7a及び識別マーク58は必ずしも必要とされず、タイ
ミングベルト40をクランクプーり20.カムプーリ3
7及び38間に装架する際におけるカムシャフト23と
カムシャフト24との回転方向の位置合わせか、ヘリカ
ルギャ33に付された識別マーク53とへりカルギャ3
4に付された識別マーク54とを近接対向させることに
より行われるようにされてもよい。
(発明の効果)
以上の説明から明らかな如く、本発明に係る■型6気筒
DOHCエンジンのカムシャフト組付方法によれば、第
1及び第2のカムシャフト及び第3及び第4のカムシャ
フトを夫々第1及び第2のシリンダバンクに回転可能な
状態で組み付けるにあたり、第1及び第2のカムシャフ
トの夫々に設けられたカム部が第1のシリンダバンクに
配されたいずれのバルブスプリングによる押圧力も実質
的に受けないものとでき、また、第3及び第4のカムシ
ャフトの夫々に設けられたカム部も第2のシリンダバン
クに配されたいずれのバルブスプリングによる押圧力も
実質的に受けないものとできるので、その組付作業を容
易に行うことができる。
DOHCエンジンのカムシャフト組付方法によれば、第
1及び第2のカムシャフト及び第3及び第4のカムシャ
フトを夫々第1及び第2のシリンダバンクに回転可能な
状態で組み付けるにあたり、第1及び第2のカムシャフ
トの夫々に設けられたカム部が第1のシリンダバンクに
配されたいずれのバルブスプリングによる押圧力も実質
的に受けないものとでき、また、第3及び第4のカムシ
ャフトの夫々に設けられたカム部も第2のシリンダバン
クに配されたいずれのバルブスプリングによる押圧力も
実質的に受けないものとできるので、その組付作業を容
易に行うことができる。
また、斯かる組付作業が行われた後における、第1及び
第2のカムシャフトの一方に取り付けられた第1のカム
プーリ,第3及び第4のカムシャフトの一方に取り付け
られた第2のカムブーリ、及び、クランクシャフトに取
り付けられたクランクプーりに対しての巻掛伝導部材の
装架を、第1及び第2のカムシャフトが、第3及び第4
のカムシャフトの夫々の回転位置に対してとるべき回転
位置をとるものとされたもとでなすことができ、それに
より、各カムシャフトに適正な回転位相をもたせること
ができる。
第2のカムシャフトの一方に取り付けられた第1のカム
プーリ,第3及び第4のカムシャフトの一方に取り付け
られた第2のカムブーリ、及び、クランクシャフトに取
り付けられたクランクプーりに対しての巻掛伝導部材の
装架を、第1及び第2のカムシャフトが、第3及び第4
のカムシャフトの夫々の回転位置に対してとるべき回転
位置をとるものとされたもとでなすことができ、それに
より、各カムシャフトに適正な回転位相をもたせること
ができる。
第1図A及びB及び第2図は本発明に係る■型6気筒D
OHCエンジンのカムシャフト組付方法の一例における
作業工程の説明に供される図、第3図及び第4図は本発
明に係る■型6気筒DOHCエンジンのカムシャフト組
付方法が適用されてカムシャフトの組付けがなされたエ
ンジンを示す構成図、第5図A−Dは本発明に係る■型
6気筒DOHCエンジンのカムシャフト組付方法の一例
の実施に用いられる識別マークの説明に供される図であ
る。 図中、1〜6は気筒、11は第1のシリンダバンク、1
2は第2のシリンダバンク、18はクランクシャフト、
20はクランクプーリ、20aは識別凹部、21〜24
はカムシャフト、26は吸気バルブ、27は排気バルブ
、31〜34はヘリカルギャ、37及び38はカムブー
リ、40はタイミングベルト、51〜58は識別マーク
、59は基準マークである。
OHCエンジンのカムシャフト組付方法の一例における
作業工程の説明に供される図、第3図及び第4図は本発
明に係る■型6気筒DOHCエンジンのカムシャフト組
付方法が適用されてカムシャフトの組付けがなされたエ
ンジンを示す構成図、第5図A−Dは本発明に係る■型
6気筒DOHCエンジンのカムシャフト組付方法の一例
の実施に用いられる識別マークの説明に供される図であ
る。 図中、1〜6は気筒、11は第1のシリンダバンク、1
2は第2のシリンダバンク、18はクランクシャフト、
20はクランクプーリ、20aは識別凹部、21〜24
はカムシャフト、26は吸気バルブ、27は排気バルブ
、31〜34はヘリカルギャ、37及び38はカムブー
リ、40はタイミングベルト、51〜58は識別マーク
、59は基準マークである。
Claims (1)
- 3個の気筒を内蔵した第1のシリンダバンクにおいて吸
気バルブを開閉駆動する第1のカムシャフト及び排気バ
ルブを開閉駆動する第2のカムシャフトに、夫々、同軸
的に固着されて相互に噛合する第1及び第2のギヤに夫
々設けられ、上記第1及び第2のカムシャフトが上記第
1のシリンダバンクに配されたいずれのバルブスプリン
グによる押圧力も実質的に受けない第1の回転位置にあ
るとき相互に近接対向する位置をとるものとされる第1
及び第2の識別部を、相互に近接対向させるとともに、
上記第1のシリンダバンクに内蔵された3個の気筒とは
爆発行程時期を夫々異にする3個の気筒を内蔵した第2
のシリンダバンクにおいて吸気バルブを開閉駆動する第
3のカムシャフト及び排気バルブを開閉駆動する第4の
カムシャフトに、夫々、同軸的に固着されて相互に噛合
する第3及び第4のギヤに夫々設けられ、上記第3及び
第4のカムシャフトが上記第2のシリンダバンクに配さ
れたいずれのバルブスプリングによる押圧力も実質的に
受けない第2の回転位置にあるとき相互に近接対向する
位置をとるものとされる第3及び第4の識別部を、相互
に近接対向させたもとで、上記第1及び第2のカムシャ
フト及び上記第3及び第4のカムシャフトを夫々上記第
1及び第2のシリンダバンクに回転可能な状態で組み付
け、上記第1のシリンダバンクに組み付けられた第1及
び第2のカムシャフトの一方に取り付けられた第1のカ
ムプーリに設けられた第5の識別部と、上記第1のシリ
ンダバンクに設けられ、上記第1及び第2のカムシャフ
トが上記第2の回転位置をとる上記第3及び第4のカム
シャフトに応じてとるべき第3の回転位置をとるとき上
記第5の識別部に近接対向する位置をとるものとされる
第6の識別部とを、相互に近接対向させた状態に維持し
て、上記第1のカムプーリ、上記第3及び第4のカムシ
ャフトの一方に取り付けられた第2のカムプーリ、及び
、クランクシャフトに取り付けられたクランクプーリに
対しての巻掛伝導部材の装架を行うことを特徴とするV
型6気筒DOHCエンジンのカムシャフト組付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1052606A JP2714424B2 (ja) | 1989-03-04 | 1989-03-04 | V型6気筒dohcエンジンのカムシヤフト組付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1052606A JP2714424B2 (ja) | 1989-03-04 | 1989-03-04 | V型6気筒dohcエンジンのカムシヤフト組付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02233811A true JPH02233811A (ja) | 1990-09-17 |
JP2714424B2 JP2714424B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=12919451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1052606A Expired - Lifetime JP2714424B2 (ja) | 1989-03-04 | 1989-03-04 | V型6気筒dohcエンジンのカムシヤフト組付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2714424B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005068787A1 (ja) * | 2004-01-15 | 2005-07-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 可変動弁機構 |
JP2006307771A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Yamaha Motor Co Ltd | 内燃機関 |
-
1989
- 1989-03-04 JP JP1052606A patent/JP2714424B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005068787A1 (ja) * | 2004-01-15 | 2005-07-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 可変動弁機構 |
US7207300B2 (en) | 2004-01-15 | 2007-04-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Variable valve mechanism |
JP2006307771A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Yamaha Motor Co Ltd | 内燃機関 |
JP4606240B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2011-01-05 | ヤマハ発動機株式会社 | 内燃機関 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2714424B2 (ja) | 1998-02-16 |
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