JPH0223333A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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JPH0223333A
JPH0223333A JP17468388A JP17468388A JPH0223333A JP H0223333 A JPH0223333 A JP H0223333A JP 17468388 A JP17468388 A JP 17468388A JP 17468388 A JP17468388 A JP 17468388A JP H0223333 A JPH0223333 A JP H0223333A
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emulsion
silver
halide emulsion
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感度及び鮮鋭性が向上したハロゲン化銀写真感
光材料に関し、特に超迅速処理において鮮鋭性が優れた
ハロゲン化銀写真感光材料に関する。
〔発明の背景〕
近年、ハロゲン化銀写真感光材料の消費量は、増加の一
途をたどっている。このためハロゲン化銀写真感光材料
の現像処理枚数が増加し、−層の現像処理の迅速化、つ
まり同一時間内での処理量を増加させることが要求され
ている。
上記の傾向は、X線感光材料、例えば医療用X線フィル
ムの分野でも見受けられる。即ち、定期健康診断の励行
などにより診断回数が急増すると共に、診断を一層正確
なものとするために検査項目が増加し、X線写真撮影枚
数が増加している。
一方、診断結果を、できるだけ早く受診者に知らせる必
要もある。
即ち、従来よりも迅速に現像処理して、診断に供する要
望が強い。特に血管造影撮影、術中撮影等は、本質的に
少しでも短時間で写真を見る必要がある。
上記の医療界の要望を満たすには、診断の自動化(撮影
、搬送など)を促進すると共に、Xせんフィルムを一層
迅速に処理する必要がある。
しかし、超迅速処理を行うと、濃度が充分でない(感度
、コントラスト、最高濃度の低下)とか、鮮鋭性が低下
するという欠点があった。
本明細書でいう超迅速処理とは、自動現像機にフィルム
の先端を挿入してから現像槽、渡り部分、定着槽、渡り
部分、水洗槽、渡り部分、乾燥部分を通過してフィルム
の先端が乾燥部分から出て来るまでの全時間(換言すれ
ば、処理ラインの全長(13)をライン搬送速度(m/
sea、)で割った商(sec、))が、20秒〜60
秒である処理を言う。
又最近では、特に医療X線検査の増加に伴い、医学界は
もとより国際的世論として被曝線量の軽減が強く要求さ
れている。このため少ないX線量で精密な映像が得られ
る写真悪材料、つまり一層高感度の写真材料の開発が望
まれている。そこで、従来450nmに感光波長域があ
ったレギュラータイプから、更にオルソ増感(色素増感
)して、540〜550nmの波長域で感光するオルソ
タイプのハロゲン化銀乳剤層を有する感光材料が用いら
れるようになっている。このように増感されたものは、
感光波域が広くなるとともに感度が高くなっており、従
って被曝X線量を低減でき、人体等に与える影響を小さ
くできる。
色素増感されたハロゲン化銀乳剤は、該乳剤の製造工程
において、通常、金/硫黄増感等の化学増感を行っI;
後、色素を添加して色素増感を行って得られるものであ
り、この乳剤を用いて得られる感光材料を超迅速処理で
処理すると鮮鋭性が低下したり、高湿条件下で保存した
時感度が低下するという欠点があった。
又、鮮鋭性の向上手段としては、従来■ハロゲン化銀乳
剤への染料の添加、■ペースとハロゲン化銀乳剤層の間
に染料を含有する非感光性層を設ける等が行われている
が、鮮鋭性が向上するものの感度低下を招くという欠点
があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は高感度で鮮鋭性が優れたハロゲン化銀写
真感光材料を提供することにある。本発明の他の目的は
、ローラー搬送式自動現像機で超迅速処理を行っても、
鮮鋭性が低下しないハロゲン化銀写真感光材料を提供す
ることにある。本発明の更に他の目的は、保存安定性の
良好なノ10ゲン化銀写真感光材料を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、下記式〔I〕に相当する条件にて
、ローラー搬送式自動現像機で処理される、支持体上に
少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン
化銀写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層が含
有するハロゲン化銀乳剤が化学増感より前に分光増感色
素を添加することにより分光増感されて得られt;ハロ
ゲン化銀乳剤であることを特徴とするハロゲン化銀写真
感光材料によって達成される。
(107sX T−50〜124      (1)0
.7<l <3.ま ただし、aはローラー搬送式自動現像機の挿入口の第1
ローラーの芯から、乾燥出口の最終ローラーの芯までの
長さ(単位二m)であり、Tは上記αを通過するのに要
する時間(単位:秒)である。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明に係わるハロゲン化銀乳剤(以下、本発明に係わ
る乳剤と称す)のハロゲン化銀組成は任意であるが、特
に沃臭化銀が好ましく用いられる。
沃臭化銀を用いる場合、その沃化銀の含有量は特に限定
されないが、ハロゲン化銀粒子全体での平均沃化銀含有
率は10モル%以下であることが好ましく、6モル%以
下であることがより好ましく、0.2〜6モル%である
ことが更に好ましい。
この場合沃化銀は内部に集中していることが望ましい。
本発明に係る乳剤に含有される好ましいハロゲン化銀粒
子としては、多層構造を有するハロゲン化銀粒子、及び
平板状粒子を挙げることができる。
平板状粒子は、粒子成長中にある種の薬剤、例えばチオ
エーテル類などを加えることにより得ることができる。
平板状粒子については、例えば特開閉58−11392
7号、同58−113928号及び同59−10563
6号の252頁〜253頁、同60−147727号公
報に開示がある。
ここで多層構造を有する粒子とは、内部核の外側に任意
のハロゲン組成からなる被覆層を設けたものであり、い
わゆるコア/シェルを粒子を挙げることができる。被覆
層は1層だけであっても、よいし、2層以上、例えば3
層、4層と積層されていてもよい。好ましくは5層以下
である。
内部核及び被覆層のハロゲン化銀としては、臭化銀、沃
臭化銀、沃化銀が好ましく用いられるが、少量の塩化銀
との混合物(具体的には、好ましくは塩化銀を10モル
%程度以下、より好ましくは5モル%程度以下含有のも
の)であってもよい。
好ましくは、沃化銀含有率が異なることにより層を形成
した沃臭化銀粒子を用いることである。
又、最表層は実質的に臭化銀もしくは実質的に沃臭化銀
(沃化銀含有率10%以下)であるのが好ましく、数%
未満の塩素原子を含んでいてもよい。
本発明に係る乳剤は、保護コロイドを含む溶液中に水溶
性銀塩溶液と、水溶性/\ロゲン化物溶液を添加してハ
ロゲン化銀粒子を形成して調製するが、この場合の形成
手段としては、例えば同時混合法、ダブルジェット法、
コンドロールド・ダブルジェット法、トリプルジェット
法、順混合法、逆混合法などを用いることができ、;。
ハロゲン化銀粒子の粒子サイズは、特に制限はないが、
平均粒径が0.1〜3μmのものが好ましい。
更に好ましくは0.3〜2μmである。
本発明に係る乳剤は、単分散乳剤でも多分散乳剤であっ
ても、本発明の効果を有効に発揮し得る。
本発明に係る乳剤は、ハロゲン化銀粒子形成後、分光増
感及び化学増感が行われる。
化学増感方法としては、例えば、金増感、第■族金属イ
オンによる増感、硫黄増感、還元増感、チオエーテル化
合物による増感、又はその複合された増感方法が適用さ
れる。更に具体的な化学増感剤としては、チオ硫酸ナト
リウム、アリルチオカルバミド、チオ尿素、チオサルフ
ェート、シスチンなどの硫黄増感剤、ポツタシウムクロ
ロオーレート、オーラスチオサルフェートやボッタシウ
ムクロロパラデートなどの貴金属増感剤、塩化スズやフ
ェニルヒドラジンなどの還元増感剤を挙げることができ
る。
分光増感方法としては、分光増感色素が使用され、本発
明に好ましく用いられる分光増感色素としては、例えば
特開昭61−80237号のものがある。
これらの分光増感色素は、目的とする感色性にあわせて
適宜使用される。
これらの分光増感色素は、直接乳剤中へ添加するか、適
当な溶媒、例えばメチルアルコール、エチルアルコール
、メチルセロソルヴ、アセトン、水、ピリジン或いはこ
れらの混合溶媒などの中に溶解され、溶液の形で乳剤へ
添加することができる。その他、米国特許3,469.
987号などに記載のごとき、色素を揮発性の有機溶媒
に溶解し、該溶液を親水性コロイド中に分散し、この分
散物を乳剤中へ添加する方法、特公昭46−24185
号などに記載のごとき、水不溶性色素を溶解することな
しに水溶性溶剤中に分散させ、この分散物を乳剤へ添加
する方法;米国特許3,822.135号に記載のごと
き、界面活性剤に色素を溶解し、該溶液を乳剤中へ添加
する方法;特開昭51−74624号に記載のごとき、
レッドシフトさせる化合物を用いて溶解し、該溶液を乳
剤中へ添加される方法;特開昭50−80826号に記
載のごとき色素を実質的に水を含まない酸に溶解し、該
溶液を乳剤中へ添加する方法などが用いられる。
本発明に係る乳剤においては、増感色素の添加が前記の
化学増感前に行われる。
色素の添加時期は、化学増感(例えば金・硫黄増感剤の
添加)が行われる以前において任意に選ばれるが、好ま
しくは金・硫黄増感剤の添加60分〜5分前であり、更
に好ましくは30分〜5分前である。
上記の増感色素の添加量は、ハロゲン化銀1モル当り1
50〜1000mgであり、好ましくは200〜900
rogである。
その他、本発明に係る乳剤や、そのほか必要に応じて本
発明の感光材料を構成するために用いる乳剤には、適宜
添加側を含有させることができる。
即ち、本発明を具体化した感光材料には、任意の添加剤
が含有されていてよく、これらはリサーチ・ティスクロ
ジャー176巻、No、17643 (1978年12
月)及び同187巻、No、18716 (1976年
11月)に記載されており、その該当箇所を次の表にま
とめた。
又、上記本発明の実施に際して乳剤の調製に当り使用で
きる写真用添加剤も上記の2つのリサーチ・ディスクロ
ージャーに記載されており、次の本発明のハロゲン化銀
写真感光材料は、支持体の少なくとも一方の側に少なく
ともIMの感光性ハロゲン化銀乳剤層を有する。
即ち本発明においては、支持体の両側に少なくとも1層
の感光性ハロゲン化銀乳剤層を設けて両面感光材料とし
てもよく、又片側に設けて片面感光材料としてもよい。
本発明に係る乳剤は、本発明の感光材料のいずれか少な
くとも1層の乳剤層に含有されていればよいが、好まし
くは乳剤層の多く、より好ましくは乳剤層のすべてが本
発明に係る乳剤を含有していることである。又1つの乳
剤層に、本発明に係る乳剤とそれとは異なる履歴を経て
得られた乳剤とが併せて用いられてもよい。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料はハロゲン化銀
乳剤層の他に表面保護層、中間層、ハレーション防止層
等の非感光性層を有していてもよい。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、ハロゲン化
銀乳剤を、必要により下引層、中間層等を介し、バライ
タ紙、ポリエチレン被覆紙、ポリプロピレン合成紙、ガ
ラス紙、セルロースアセテート、セルロースナイトレー
ト、ポリビニルアセタール、ポリプロピレン、例えばポ
リエチレンテレフタレート等のポリエステルフィルム、
ポリスチレン等の支持体上に公知の方法により塗布して
構成される。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、白黒写真感
光材料、カラー写真材料のいずれでもよく、又、一般用
、印刷用、X線用、放射線用等の種々の用途に供される
が、特に高感度沃臭化銀写真感光材料として顕著な効果
を発揮する。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は通常の露光の
ほか短時間乃至閃光露光されてもよい。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、次に前記式
〔I〕の条件で処理可能なローラー搬送式自動現像機で
写真処理される。
本発明の実施に際しては好ましく用いられるローラー搬
送型自動現像機の一例を第1図に示す。
第1図中、lは感光材料挿入口の第1ローラー2は乾燥
出口の最終ローラー 3aは現像槽、3bは定着槽、3
cは水洗槽、4は被処理対象である感光材料、5はスク
イズ部、6は乾燥部、7は乾燥空気の吹出口である。
即ち、本発明は、前記a及びTが前記した条件である場
合に効果的なのであり、ここで、上記αは、例えば厚さ
175μmのポリエチレンテレフタレ−ト支持体上に写
真構成層を有する感光材料を基準にして求めることがで
きる。
又、上記Tは、自動現像機の挿入口の第1ローラーの芯
の部分にフィルムの先端を挿入してから、現像槽、渡り
部分、定着槽、渡り部分、水洗槽、渡り部分、乾燥部分
を通過して、フィルムの先端が乾燥出口の最終ローラー
から出てくるまでの全時間〔換言すれば、処理ラインの
全長(m)をライン搬送速度(m/sec、)で割った
商(sec、))である。
本発明の処理方法に用いる自動現像機の全搬送ローラー
の本数は、自動現像機の処理部であるQをローラー本数
で割った値が0.O1〜0.04の範囲になるものであ
ることが好ましい。又、各処理部位の時間は次のような
ものであることが好ましい。
又、各処理部位の時間は次のような範囲が好ましい。
挿入+現像十渡り   25〜40% 定着十渡り   12〜25% 水洗+渡り   10〜25% 合     計      100% 使用されるローラーは、搬送部の直径が12mm〜60
mm、長さが30cm” llocmの間が好ましく、
材質は様々なものが使用でき、例えば現像、定着、水洗
、乾燥の部位ではベークライト系(ガラス粉、金属粉、
プラスチック粉を含んでもよい)のものや、ゴム系(ネ
オプレン、イソプレン、シリコンゴム等)のものを使用
することができる。渡り部やスクイズ部には、撥水性で
弾力性のあるシリコンゴム等や、吸水性の大きい合成皮
革である商品名「タラリーノ」(クラレ(株)製)を用
いることが好ましい。
本発明において、上記αは、0.7以上3.1以下の範
囲であり、これにより好ましい結果が得られる。
本発明の実施に際して、上記自動現像機に用いる現像液
及び定着液には、更に各種の添加剤を加えることができ
る。
現像液に添加する代表的な添加剤として、カブリ防止剤
、又、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム等のアルカリからなる促進剤、臭化カリウムや2−メ
チルベンツイミダゾール、ツ メチルベンツチアゾール等の無機性、もしくは有機性の
抑制剤、ポリリン酸塩のような硬水軟化剤、微量の沃化
物やメルカプト化合物からなる表面過現像防止剤等を挙
げることができ、その他必要により亜硫酸塩等の保恒剤
、緩衝剤(例えば、炭酸塩、硼酸、硼酸塩、アルカノー
ルアミン)、アルカリ剤、(例えば、水酸化物、炭酸塩
)、溶解助剤(例えば、ポリエチレングリコール類、こ
れらのエステル)、pH調製剤(例えば、酢酸のごとき
有機酸)、増感剤(例えば四級アンモニウム塩)、界面
活性剤などを含有させることができる。
又、現像液中には、硬膜剤を含ませることができる。硬
膜剤としてはジアルデヒド系硬膜剤を好ましく用いるこ
とができる。
現像液には更に、キレート化剤(例えば、エチレンジア
ミン四酢酸、これらのアルカリ金属塩、ポリリン酸塩、
ニトリロ酢酸塩)を含有させることができる。
現像処理温度は、一般に処理時間との関係において決定
されるが、本発明においては、好ましくは例えば30〜
40℃で6秒〜20秒である。
定着処理工程に用いられる定着液は、例えばチオ硫酸塩
、水溶性アルミニウム化合物を含む水溶液であり、クエ
ン酸、酒石酸などの多塩基酸が含有されていてもよく、
望ましくはpHが約3.5〜5.0(20°C)のもの
である。
本発明の方法において、現像の後に停止工程を設けるこ
ともできるが、一般にローラー搬送型の自動現像機には
停止工程が省略されている。そのために現像液が定着液
に持ち込まれ、定着液のpHが上昇することがあり、そ
のため、定着液のpHは約3.6〜4.7(20°C)
に調整しておくことが望ましい。
定着剤はチオ硫酸アンモニウム、チオ硫酸ナトリウムな
どのチオ硫酸が一般に用いられ、定着速度の点からチオ
硫酸アンモニウムが特に好ましい。
定着剤の使用量は適宜変えることができ、一般には約0
.1〜5モル/Qである。
定着液中で主として硬膜剤として作用する水溶性アルミ
ニウム塩を用いることができ、これは−般に酸性硬膜定
理液の硬膜剤として知られている化合物であり、例えば
塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、カリ明ばんなど
がある。本発明における定着温度及び時間は、好ましく
は例えば20〜35℃で4秒〜15秒である。
現像、定着された写真材料は通常水洗及び乾燥される。
水洗は定着によって溶解した銀塩をほぼ完全に除くため
に行われ、例えば約20〜50℃で5秒〜12秒が好ま
しい。乾燥は約40〜100°Cで行われ、乾燥時間は
周囲の状態によって適宜変えられるが、通常は約5秒〜
15秒でよい。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて本発明を例証するが、これにより
本発明の実施態様が限定されるものではない。
(1)  ハロゲン化銀乳剤の調製 平均粒径0.2μmの沃化銀を2.0モル%含有する沃
臭化銀の単分散粒子を核とし、沃化銀30モル%を含有
する沃臭化銀をpH−9,3,pAg=7.5で成長さ
せ、その後pH−7,8,pAg=8.9で臭化カリウ
ムと硝酸銀を等モル添加し、平均沃化銀含有率が2.1
モルの沃臭化銀粒子となるような平均粒径1.18/J
 m、 0.57μm、 0.46p mの3種の単分
散乳剤粒子を調製した。乳剤は、通常の凝集法で過剰塩
類の脱塩を行った。即ち、40°Cに保ち、ナフタレン
スルホン酸ナトリウムのホルマリン縮金物と硫酸マグネ
シウムの水溶液を加え、凝集させた。上澄液を除去後、
更に40℃の純水を加え、再び硫酸マグネシウム水溶液
を加え、凝集させ、上澄液を除去いこ。
上記により得られた3種類の乳剤に対し、それぞれ次の
ように3種の型の化学熟成を施した。
A型 : チオシアン酸アンモニウム塩を銀1モル当り
1.9X 10−’モル及び最適量の塩化金酸とハイポ
を添加し、化学熟成 を行い、終了15分前に沃化カリウムを銀1モル当り2
01)eg添加し、その後、4−ヒドロキシ−6−メチ
ル−1,3,3a、7−チトラザインデンを3 X t
o−”モル添加し、安定化した。
B型 : 沃化カリウムを添加するまではA型と同じで
あるが、添加3分後に、下記 分光増感色素AとBを200=1の重量比で、3種類の
乳剤を混合(粒子の大 きい順に30:35:35の比で混合)した乳剤に添加
しI;とき、合計の添加量が銀1モル当り750mgと
なるように添加し、その後A型と同様に安定化した。
C型 : B型で用いたものと同じ増感色素を同様に添
加し、添加15分後にA型と同量のチオシアン酸アンモ
ニウム塩、塩 化金酸及びハイポを添加し化学熟成を 行い、終了15分前に沃化カリウムをA型と同量添加し
A型と同様に安定化し た。
なお、過剰塩脱塩後の各乳剤はpH−6,10,EAg
= 70mVに調整°したが、C型の化学熟成について
はpH−6,10でEAgを60mV、 80mVとし
たもの及びEAg−70mVでpH−5,90及び6.
30としたものニツイテモ同分光増感色素A 分光増感色素B (2) 乳剤塗布液の調製 上記により得られた各乳剤について、同じ型及び条件で
得られたもの同志を乳剤粒子の大きい順に30%、35
%、35%の比で混合し、後記添加剤と石灰処理ゼラチ
ンを加えて、乳剤塗布液を得た。
Aをの化学熟成を施したものについては前記した分光増
感色素(A : B−200: l 、重量比)を銀1
モル当り750mg添加した。
乳剤塗布液に用いた添加剤は次のとおりである。
添加量はハロゲン化銀1モル当りの量で示す。
1.1−ジメチロール−1−ブロム−1−二トロメタン 5mg t−ブチル−カテコール       350Bポリビ
ニルピロリドン(分子量10.000)1.0g スチレン−無水マレイン酸共重合体 2.5gトリメチ
ロールプロパン       12gジエチレングリコ
ール        6gニトロフェニル−トリフェニ
ル ホスホニウムクロリド        30mg1.3
−ヒドロキシベンゼン−4− スルホン酸アンモニウム      3.5g2−メル
カプト・ベンツイミダゾール−5−スルホン酸ナトリウ
ム      1.5mg2−ニトロ−2・ブロモ・1
.3−ベンタンジオール0.005g (3) 保護層用塗布液の調製 下記に示す組成の保護層液を調製した。但し、各成分の
添加量は塗布液lQ当りの量で示す。
石灰処理イナートゼラチン     68g酸処理ゼラ
チン           2gポリメチルメタクリレ
ート 面積平均粒径5.0μmのマット剤   1.0g二酸
化ケイ素粒子 面積平均粒径1.2μ■のマット剤  0.35gルド
ツクスAM(デュポン社製) (コロイドシリカ)          40g2.4
−ジクロロ−6−ヒドロキシ−1,3,5・トリアジン
ナトリウム塩の水溶液2% (硬膜剤)              l 2mQホ
ルマリン35%(硬膜剤)       3m12グリ
オキザ一ル水溶液40%(硬膜剤) 1.omα0sN
a F+sC*  0−(CHzCHzO1hnCHzCH
20Hmg C4FsSOJ mg (4) 塗布試料の作成及び評価 乳剤層は親水性コロイド量として2.1g/m”となる
ように、保護層はゼラチン付量として1.1g / m
 !となるよう、2台のスライドホッパー型コーターで
毎分65mのスピードで、クリシジルメタクリレート5
0wt%、メチルアクリレートlQwt%、ブチルメタ
クリレート40wt%の3種の七ツマ−からなる共重合
体を、その濃度が1Qvt%になるように希釈して得た
共重合体水性分散液を下引き液として塗設した175μ
mのポリエチレンテレフタレートフィルムベース上に両
面同時塗布し、2分20秒で乾燥し、表1に示す試料を
得た。(尚、塗布銀量はすべて5.0g/m”(両面で
)となる様調整した。) 以上のようにして作製された試料の水に対する融点はす
べて95℃以上であった。
得られた試料について感度速度を以下のように行った。
即ち、試料を蛍光増感紙KO−250(コニカ(株)[
売)の間に挟み、管電圧11QKVP、50mAで、0
.06秒間X線を照射して、ベネストロメータ塩化ナト
リウム mg −B型(アルミ段階、コニカメディカル(株)販売)を
介して露光した後、第1図に示す自動現像機及び以下に
示す処理剤(現像液及び定着液)を用い現像処理を行っ
た。
く現像液組成〉 亜i酸カリウム           70gヒドロキ
シエチルエチレンジアミン 三酢酸酢酸三リウム !、4−ジヒドロキシベンゼン 硼  酸 5−メチルベンゾトリアゾール ■−フェニルー5−メルカプトチ g 8g 0g 0.04g トラゾール 0.01g g 3g 5g 1.2g 0.2g メタ重亜硫酸ナトリウム 酢  酸(90%) トリエチレングリコール l−フェニル−3−ピラゾリドン S−ニトロインダゾール グルタルアルデヒド         4.0gエチレ
ンジアミン四酢酸2ナトリウム 2.0g臭化カリウム
            4.0g5−ニトロベンゾイ
ミダゾール     1.0gIQの水溶液にし、水酸
化カリウムでpH10,50の液とする。
く定着液組成〉 チオ硫酸ナトリウム−5水塩      45gエチレ
ンジアミン四酢酸2ナトリウム 0.5gチオ硫酸アン
モニウム        150g無水亜硫酸ナトリウ
ム         8g酢酸カリウム       
     16g硫酸アルミニウム10〜18水塩  
   27g硫  酸(5(1wt%)       
             6gクエン酸      
          4g硼  酸         
                 7g氷酢酸   
             5gIQの水溶液にして氷
酢酸を添加しpH4,0の液とする。
得られた特性曲線から、ベース濃度子カブリ濃度+1.
0における露光量の逆数(感度)を求めた。
又、画像鮮鋭性を目視にて評価した。
更に塗布後の試料を、温度23℃、相対湿度80%RH
の条件下で3日間放置したもの(A)と、温度23℃相
対湿度50%RHの条件下で3日間放置したもの(B)
とを前記方法にて、感度測定を行い(A)(B)の感度
の差をΔSとして算出しt;。
以上の結果をまとめて表1に示した。
表1 *鮮鋭性 5、優れている 4、やや優れている 3、普通 2、やや劣っている 1、劣っている 〔発明の効果〕 本発明に係わるハロゲン化銀写真感光材料は、超迅速処
理において感度が高く、鮮鋭性に優れたハロゲン化銀写
真感光材料である。又、高湿条件下においても感度低下
の少ない保存性の良好なハロゲン化銀写真感光材料であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のローラー搬送式自動現像機の一実施態
様の断面図である。 1・・・感光材料挿入口の第1ローラー2・・・乾燥出
口の最終ローラー 3a・・・現像槽、     3b・・・定着槽、3c
・・・水洗槽、     4・・・感光材料、5・・・
スクイズ部、    6・・・乾燥部、7・・・乾燥空
気の吹出口。 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記式〔 I 〕に相当する条件にてローラー搬送式自動
    現像機で処理される、支持体上に少なくとも一層のハロ
    ゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料にお
    いて、該ハロゲン化銀乳剤層が含有するハロゲン化銀乳
    剤が化学増感より前に分光増感色素を添加することによ
    り分光増感されて得られたハロゲン化銀乳剤であること
    を特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 l^0^.^7^5×T=50〜124〔 I 〕0.7
    <l<3.1 ただし、lはローラー搬送式自動現像機の挿入口の第1
    ローラーの芯から、乾燥出口の最終ローラーの芯までの
    長さ(単位:m)であり、Tは上記lを通過するのに要
    する時間(単位:秒)である。
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