JPH02233000A

JPH02233000A - 電子部品挿入機

Info

Publication number: JPH02233000A
Application number: JP1054061A
Authority: JP
Inventors: Naoki Hashiguchi; 直樹橋口
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1989-03-07
Filing date: 1989-03-07
Publication date: 1990-09-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、電子部品挿入機に関し、より詳しくは、電子
部品の挿入ミスを確実に検出することができる電子部品
挿入機に関する。

〔従来の技術〕

従来の電子部品挿入機を第４図、第５図に基づいて説明
する。第４図は電子部品挿入機の全体を示す斜視図、第
５図は電子部品挿入機の挿入ヘツド及びハンドの内部の
構成を示す正面図である。

従来の電子部品挿入機は、図示の如く、電子部品（１）
を把持するハンド（把持部）（２）と、ハンド（２）と
一体に構成された挿入ヘッド（３）とを備え、挿入ヘッ
ド（３）は、基台（４）に跨架された門型の枠体（５）
を水平方向（第４図．ではＸ方向）に移動可能に構成さ
れ、基台（４）に配設された電子部品収納部（６）の電
子部品（１）を把持してプリント基板（７）へ穆送する
ように構成されている。

プリント基板（７）は、電子部品収納部（６）から離隔
させて配設されたテーブル（８）に載置されている。そ
して、テーブル（８）は、挿入ヘッド（３）の穆動方向
と直角方向（第４図ではＸ方向）へ穆動可能に構成され
、挿入ヘッド（３）の真下に電子部品（１）の挿入孔を
位置させるよう駆動制御されている。

また、プリント基板（７）の挿入孔が挿入ヘッドの真下
に位置すると、挿入ヘッド（３）は、鉛直方向（第１図
ではＺ方向）に下降して電子部品（１）をプリント基板
（７）の挿入孔に挿入するように構成されている。

而して、挿入ヘッド（３）と一体に構成されたハンド（
２）は第５図に示す如く構成されている。

即ち、ハンド（２）は、第４図にも示す如く一対の爪（
２ｌ）、（２ｌ）を備えて構成されている。爪（２１）
、（２ｌ）はハンド（２）先端における軸（２１Ａ）、
（２１＾）に枢支されると共に、軸（２１＾）　、（２
１八）上方においてバネ（２１Ｂ）によって常時開放す
るように付勢して構成されている。そして爪（２ｌ）、
（２ｌ）の基端にはローラ（２１Ｇ）　、（２１Ｃ）が
装着され、口−ラ（２１Ｇ）　、（２１Ｃ）　は上方か
ら下方に縮小する板カム（２２）に弾力的に当接してい
る。板カム（２２）は、その上方に配設された第１シリ
ンダ（２３）に対してシリンダロツド（２３Ａ）を介し
て連結され、第１シリンダ（２３）の駆動によってスラ
イド（２２Ａ）に沿って昇降して爪（２ｌ）、（２１）
の先端を拡縮させて電子部品（１）を把持、開放させる
よう構成されている。またハンド（２）には、爪（２ｌ
）、（２ｌ）によって把持された電子部品（１）を押下
してプリント基板（７）の挿入孔（７Ａ）に電子部品（
１）のリード（ＩＡ）を挿通させるプッシャ（２４）が
配設されている。即ち、プッシャ（２４）は、第２シリ
ンダ（２５）のシリンダロンド（２５＾）に対して連結
板（２６）を介して連結され、第２シリンダ（２５）の
駆動によって昇降し下降時に電子部品（１）を押下する
ように構成されている。また、プッシャ（２４）の上端
部にはドッグ（２４Ａ）が取付けられており、ドッグ（
２４Ａ）をフォトスイッチ（２７）によって検出し得る
ように構成されている。

次に、動作について説明すると、ハンド（２）がプリン
ト基板（７）の挿入孔（７＾）の上方に位置すると、挿
入ヘッド（３）を介してハンド（２）が、爪（２１）、
（２１）で把持した電子部品（１）のリード（ＩＡ）先
端がプリント基板（７）に当接する位置までＺ方向に下
降する。引き続き第２シリンダ（２５）が駆動してプッ
シャ（２４）を下降させて電子部品（１）のリード（Ｉ
Ａ）をプリント基板（７）の挿入孔（７Ａ）に挿通させ
て電子部品（１）のプリント基板（７）への挿入を終了
する。この際、電子部品（１）をプリント基板（７）に
挿入したか否かをフォトスイッチ（２７）によって検出
する．即ち、プッシャ（２４）が下降してドッグ（２４
Ａ）がフォトスイッチ（２７）の検出領域に達すると、
フォトスイッチ（２７）がＯＮシてその検出信号を出力
し電子部品（１）のプリント基板（７）への終了を検出
する。従って、従来の電子部品挿入機は、フォトスイッ
チ（２７）のＯＮ，　ＯＦＦ信号によって電子部品（１
）のプリント基板（７）への挿入の是非を判定するよう
にしていた。

〔発明が解決しようとする諜題〕

しかしながら、プリント基板（７）に挿入する電子部品
（１）のリード（ＩＡ）の寸法、即ち、挿入寸法は電子
部品（１）の種類によクて異なることが多く、従って、
異なった挿入寸法を検出するには、それぞれ別個のフォ
トスイッチ（２７）を複数取り付けることが必要であり
、更にそれぞれのフォトスイッチ（２７）の取り付け位
置を調整する必要があった。換言すれば、挿入する電子
部品（１）は、電子部品挿入機に装着されたフォトスイ
ッチ（２７）の検出領域内にあるもののみに制約されて
いた。延いては、挿入寸法が微妙に異なる電子部品（１
）に対してもそれぞれに対応させたフォトスイッチ（２
７）を取り付ける必要があり、スペース上の課題があっ
て、従来は４個のフォトスイッチ（２７）を取り付ける
のが限度であった。

本発明は、上記課題を解決すべくなされたもので、電子
部品のリードの寸法に左右されることなく、しかも１個
の検出器を取り付けるだけで任意の電子部品を確実に挿
入することができ、また検出器の取り付け作業を格段に
簡素化された電子部品挿入機を提供するものである。

（課題を解決するための手段〕本発明は、プッシャが電子部品を押下する際の端部位置
を連続的に検出し、プッシャの変位量を検出する非接触
式変位検出器を設けて電子部品挿入機を構成したもので
ある。

〔作用〕

本発明の電子部品挿入機によれば、プッシャの位置の変
化量を検出して該当する電子部品の挿入量と比較して挿
入の是非を判定した後、電子部品をプリント基板に挿入
する。

（実施例〕以下、第１図ないし第３図に示す実施例に基づいて本発
明を説明する。尚、説明の都合上従来と同一又は相当部
分には同一符号を付してその説明を省略し、本発明の特
徴を中心に説明する。図中、第１図は本発明の電子部品
挿入機の一実施例を示す第５図相当図、第２図は挿入寸
法と非接触式変位検出器の出力電圧の関係を示すグラフ
、第３図（ａ）　、（ｂ）は電子部品の挿入状態を示す
拡大図で、同図（ａ）は正常な挿入状態を示す図、同図
（ｂ）は挿入位置異常を示す図である。

本実施例の電子部品挿入機は、挿入ヘッド（３）を構成
するハンド（２）及び爪（２１）、（２ｌ）を駆動させ
る機構は従来と同様に構成され、ブツシャ（２４）の位
置を検出する検出部が従来と異なって構成されている。

即ち、本実施例の検出部は、ブツシャ（２４）の上方に
配設され、プッシャ（２４）の下降時における上端面の
離隔位置の変位量を検出して検出信号を連続的に出力す
る非接触式の変位検出器（２７）と、変位検出器（２７
）からのアナログ信号を増幅して出力する増幅器（２８
）と、増幅器（２８）からのアナログ信号をデジタル信
号に変換して変換されたデジタル信号を該当する電子部
品（１）の予め設定された挿入データと比較して挿入の
是非を判定する判定器（図示せず）とを備えている。

而して、増幅器（２８）の出力電圧とプッシャ（２４）
の変位量即ち下降距離とは第２図に示す如く直接関係に
あって、出力電圧が決まれば、プッシャ（２４）の変位
量、即ち挿入寸法が一義的に決まるようになっている。

そして、本実施例では、予め設定された挿入データは、
それぞれの挿入寸法に±εの余裕をもたせて設定され、
増幅器（２８）からの出力電圧が挿入データに対応する
電圧幅にあるか否かで該当する電子部品（１）の挿入に
ミスがあるか否かを判定器によって判定し得るようにな
されている。

従って、爪（２ｌ）、（２１）で把持した電子部品（１
）をプッシャ（２４）で押下して第３図（ａ）に示す如
くプリント基板（７）の所定の挿入孔（７Ａ）に挿入す
ると、プッシャ（２４）上端面の位置を変位検出器（２
７）が連続的に検出し増幅器（２８）を介して判定器に
至り、挿入の終了が判定される。一方、電子部品（１）
のリード（１＾）が、第３図（ｂ）に示す如くプリント
基板（７）の挿入孔（７＾）に一致しないと、変位検出
器（２７）の出力電圧は変化せず、判定器は挿入ミスと
判定する。

以上本実施例によれば、変位検出器（２７）が、下降す
るプッシャ（２４）の上端面の変位検出器（２７）から
の変位量を連続的に検出するようにしたため、１個の検
出器で挿入寸法を異にする多種類の電子部品（１）の挿
入に対応させることができる。即ち、挿入データはソフ
トウェア上で容易に変更することができる。

尚、変位検出器（２７）としては、例えば光、超音波等
を用いた変位センサが挙げられる。

〔発明の効果〕

以上本発明によれば、１つのハンドで挿入寸法を異にす
る多種類の電子部品をプリント基板に確実に挿入するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電子部品挿入機の一実施例を示す挿入
ヘッド内部の構成を示す正面図、第２図は挿入寸法と非
接触式変位検出器の出力電圧との関係を示すグラフ、第
３図（ａ）　，　（ｂ）は電子部品の挿入状態を示す拡
大図で、同図（ａ）は正常な挿入状態を示す図、同図（
ｂ）は挿入位置異常を示す図、第４図は電子部品挿入機
の全体を示す斜視図、第５図は従来の電子部品挿入機の
挿入ヘッドを示す第１図相当図である。図において、（１）は電子部品、（２）はハンド（把持
部）、（７）はプリント基板、（７Ａ）は挿入孔、（２
４）はプッシャ、（２７）は変位検出器である。尚、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

　把持部によって電子部品を把持した状態で該電子部品
をプッシャで押下してプリント基板の所定の挿入孔に挿
入する電子部品挿入機において、上記プッシャが上記電
子部品を押下する際の端部位置を連続的に検出し、上記
プッシャの変位量を検出する非接触式変位検出器を設け
たことを特徴とする電子部品挿入機。