JPH02231336A - 用紙排出機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプリンタ，複写機などの用紙排出機構Ｋ関す
るものである。

〔従来の技術〕

第６図は例えば、実開昭６０−４８４４号公報に示され
た従来の用紙排出機構を示す断面図であり、図において
、。（１）は記録紙、（２）は記録紙（１）用の印字装
置（図示せず）と対面して回転可能に設けられたプラテ
ン、（８）はプラテン（２）と周接して設けられたピン
チローラ、（４）は記録紙（１）印字後のプラテン（２
）の出側に近接して設けられたベーパガイド、（５１　
，　＋６）はペーパガイド（４）の排出側に連設された
一対の排出口−ラ、（ア）は排出された記録紙（１）を
積載する用紙ストツカー、（８》は記録紙（１）の上記
（２）から（７）への搬送経路を示している。

次に動作について説明する。記録紙（１）は経路（２）
に沿ってプラテン（８）とピンチローラ（４）間に挿入
され両者間の押圧によ）順次搬送される。印字はピンチ
ローラ通過後のプラテンと外接した状態において印字装
置にてなされ、記録紙（１）はベーバガイド（５）間に
送シ込まれこれＫ沿って排出口−２１６），（７）に導
かれる。排出口−ラｔａ）ｌ　（γ）で排出される記録
紙（１）は順次用紙ストツカ《８》に積載される。なお
この種の記録紙排出機構としては他に例えば特願昭６２
−３２６８４７号のように用紙を押し出す装置のレバー
がその許容ストローク内で用紙先端を搬送ローラに搬入
させる状態まで押し出し搬送ローラの駆動で搬出する併
用構成の排出機構などがある。

〔この発明が解決しようとする課題〕

従来の用紙排出機構は以上のように構成されているので
記録紙の排出時において搬送ローラなどが何んらかのか
たちで記録紙の印字面と接触し印字面にキズがつく又、
よごれるなどの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので記録紙の排出時において、その印字面に接触さ
せることなく排出できる用紙排出機構を得ることを目的
とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る用紙排出機構は、搬送面上の記録紙を排
出する方向に所定間隔をもって軸支された一対のプーリ
と、環状をなしその周表面に１カ所の突起部を有しプー
リ間に張設され突起部がプーリ間を一定方向に周回する
ベルトと、突起部の記録紙排出方向と反排出方向の軌道
上Ｋそれぞれ設けられた端部を有し突起部と係合して搬
送面上を摺動する押し板とで構成したものである。

〔作用〕

この発明の用紙排出機構における押し板はその端部がベ
ルト突起部と係合して摺動する。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明における用紙排出機構を示す斜視図、第２
図は第１図における矢視■−■に沿った断面図、第３図
は第１図の実施例においてその運転状態における段階を
模擬して示す平面図である。図Ｋおいて、（９）は矢印
（Ａ１方向ナなけちプラテン（図示せず）から搬送され
てきた記録紙、輛は搬送面に記録紙（９）の排出方向と
平行な２本のガイド溝を有し記録紙（９）の搬送経路に
設けられたベース、０υは第１プーＩＪ　、［１２１は
第ｌプーＩＪ　（ｌυと対向配置された伝達ギヤ−（１
２ａ）を備えた駆動側の曇 第２プーリ、両プーリαυ，　（１７Ｊはベース（至）
下部位置でガイド溝（１０ａ）　，　（１０ｂ）間の中
央線上に所定間隔をもってそれぞれ軸支されている。（
１３は環状をなしその周表面１カ所にピン（ＬＳＩが先
端に嵌看された突起部＋１４１を備え、両プーリ０υ，
　ＵＺ間で周回可能に張設されたベル｝，ｆｌｅはベー
ス（至）の搬送面上に配され、下面Ｋガイド溝（１０ａ
）を挿通する第１端部αＤとガイド溝（１０ｂ）を第１
端部より反排出側にづれて挿通する第２端部（１団とを
備えたＬ形の押し板で、この両端部は挿通して突出した
先端が突起部ａ４の周回軌道上でビンα９を介して係合
する位置関係にある。■は軸端にクオームギャ■を嵌装
した駆動モータ、Ｑυはクオームギャー（イ）と歯合し
駆動力を伝えるギャー、のは駆動力の内一定方向回転力
のみを伝える機構を備え九ワンクエイクラツチ、のけワ
ンクエイクラツチのよシの伝達軸，ｃ！４はギャープー
リα２と歯合し伝達軸の駆動力を伝えるベベルギャー、
■はベース（至）の反排出側上面に設置され押し板ｕ８
の位置を検出するセンサである。

なお矢印（Ｉｄ＋は記録紙（９）の排出方向を示してい
る。

又押し板αＧの位置（Ｃｌは排紙前，（Ｄ｝は排紙中す
なはち往路，　（Ｅｌは排紙完，（Ｆ）は排紙後で復路
の状態をそれぞれ示し、（Ｘ）は押し板ａＵの往路方向
，　（Ｙｌは押し板叫の復路方向が示されている。

次に上記実施例における動作について説明する。

押し板ｕＩｌ９は、排紙前の初期位置（Ｃｌの状態でプ
ラテンの（ＡＩ方向より搬出されてくる記録紙（９）を
支持する。モータ０が駆動を始め駆動力はクオームギャ
■，ギヤ−＋２１）　，ワンクエイクランチの，伝達軸
の，ベベルギャー例を経て第２プーＩＪ　（１３に伝達
されベルト（１３ｌは一定方向、この場合は時計周りに
回転を開始する。ベルトα３が回転すると突起部α４が
第２プーＩＪ　ＵＪのところを乗如越えて、（Ｘ）方向
に進む。

この状態で突起部Ｉはピンα９を介して押し板叫の第１
端部（１７）に係合しその押圧力によシ押し板ｕｔｉｌ
がガイド溝（１０ａ）に沿って排出側へ摺動すなけち往
路をたどる。これによシ記録紙（９）はその一辺を押し
板四に押され、ベースαｑ搬送面より排出され始める。

第１図および第２図の位置（Ｄｉは、この記録紙（９）
の排出途中を示している。押し板叫がさらに移動しその
第１端部αηがベース叫のガイド溝（１７ａ）のほぼ先
端に達したとき、ベルト突起部■のピンａ５と第１端部
αＤの係合がとれ、押し板ｕｂｌは停止し記録紙（９）
の排出が完了する。このときの押し板ｕｅの占める位置
が第２図中（Ｃｌで示されている。ベルトα３の回転は
さらに継続し突起部α４はプーリαυを乗越えその進行
方向を〆）方向から岡方向へ変え，ピンα９ｔ−介して
押し板ｕｌｌ９の第２端部αｇと係合する。

これにより押し板αｅ　ｉｆ　（Ｙ＋方向に押されガイ
ド溝（１０ｂ）に沿って反排出側へ摺動すなはち復路を
たどる。この途中における押し板ｔｔｔｉの占める位置
を第２図中ＰＩで示している。押し板ａｅが復路を摺動
し初期位置（Ｃ）に到達したときに、位置検出センサ四
がこれを検出しモータα１の駆動を止め押し板（１６１
はその摺動を停止して初期の状態にもどる。

なお、第４図でこの実施例において記録紙（９）の搬送
される系路が示され、記録紙（９）は搬入（Ａ＋側から
直角で矢印（Ｈ１方向の排出となっているが、第５図に
示す通り排出機構の配置を逆にして矢印（０）の直角方
向への排出としてもよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、搬送面上の記録紙を
排出する方向に所定間隔をもって軸支された一対のブー
リと、環状をなしその周表面に一力所の突起部を有しプ
ーリ間に張設され突起部がプーリ間を一定方向に周回す
るベルトと、突起部の記録紙排出方向と反排出方向の軌
道上にそれぞれ設けられた端部を有し突起部と係合して
搬送面上を摺動する押し板とで構成し、記録紙の印字面
に接触することなく排出するようにし九ので、印字面に
キズ、よごれの付かない用紙排出機構が得られる効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明における用紙排出機構の一実施例を示
す斜視図、第２図は第１図における矢視■一■に沿った
断面図、第３図は第１図の実施例Ｋおいてその運転状態
における段階を模擬して示す平面図、第４図は第１図の
実施例における記録紙の搬送系路図、第５図は第４図と
記録紙の排出方向を逆にした搬送系路図、第６図は従来
の用紙排出機構を示す断面図である。図において、αＯ
は記録紙，　ＱＤ　，　Ｑ３はプーリ、（１３はベルト
、Ｉは突起部、αυは押し板、圓，α＆は端部である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部品を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　搬送面上の記録紙を排出する方向に所定間隔をもつて
   軸支された一対のプーリと、環状をなしその周表面に１
   ヵ所の突起部を有し上記プーリ間に張設され該突起部が
   上記プーリ間を一定方向に周回するベルトと、上記突起
   部の上記記録紙排出方向と反排出方向の軌道上にそれぞ
   れ設けられた端部を有し上記突起部と係合して上記搬送
   面上を摺動する押し板とを備えた用紙排出機構。