JPH02231332A - 像記録シートの供給 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感光性像記録シートの供給、特に書類又は他の
情報を縮小スケールでマイクロフィッシュへ露光する装
置におけるマイクロフィルムの供給に関する。

記録シートの堆積体から所与の位置、例えばシートを像
露光するための露光ステーション内の位置へ供給するに
当たり、シートの記録面の損傷を阻止し、二重供給を無
くすために、紙、ポリエチレンなどの如き可撓性材料か
ら通常作られる分離シート（以後『スペーサフォイルｊ
と呼ぶ）によりシートを堆積体中で相互に分離状態に保
ち、かつかかるスペーサフォイルの後端部分を固定して
これらのフォイルを記録シートと共に供給しないように
することは周知である。

上記の供給方法はＥＵ　ＡＬ　０　０８０　７９８に開
示され、かかる後端部分の対応穴を貫通する保持ロツド
により、像記録シートを越えて延びるスペーサフォイル
の後端を保持することに基づく。

ロツドによるフォイルの保持は微妙であり、ロツドは一
方又は他方に容易に折曲または不整合になり、ロッドへ
のフォイルの満足な取付けが問題になる。

更に、像記録シート及びスペーサシートの食違位置は不
利であり、シートを堆積したホルダ中で像記録シートの
位置を制御できなくなる。しかも、縁が一致しないシー
トをホルダに暗室で装填することは困難である。

本発明の目的は像感光性記録シートとスペーサフォイル
との交互の堆積体を含み、マガジンの製造者による装填
が容易であり、像記録シートを１枚ずつ確実に引き出す
ことができる遮光性マガジンを提供することである。

本発明の他の目的は全ての像記録シートを引き出した後
にスペーサフォイルを容易に除去でき、空のマガジンを
処理済み像記録シートの貯蔵箱として使用できるマガジ
ンを提供することである。

本発明の他の目的はスペーサ７才イルを介在させた堆積
体から像記録シートを供給する方法であって、スペーサ
フォイルの位置の錠止が周知の方法よりも簡単である方
法を提供することである。

本発明によれば、像感光性記録シートとスペーサフォイ
ルとの交互の堆積体を含み、スペーサフォイルの後端部
分はマガジンに関して保持され、これにより像再生シー
トの供給中は前記フォイルは供給されず、スペーサフォ
イルの後端部分は引き続く位置への像再生シートの供給
のために供給手゛段と像再生シートとの接触を可能なら
しめる切除部分を有する遮光性マガジンにおいて、スペ
ーサフォイルの後端部分は像再生シートの側方に突出し
た耳部分を備え、マガジンの壁は前記耳部分を保持する
保持手段を備えたことを特徴とする遮光性マガジンが提
供される。

本発明による適当な形態のマガジンでは、保持手段はマ
ガジンの側壁から内方へ突出した小さい壁区分の形態で
ある。壁区分は水分吸収成分を入れたマガジンの室の一
部を形成できる。かかるサブ室の壁は像吸収シート及び
スペーサフォイルを側方に支持するように働き、本発明
の他の適当な実施例ではフィルムシ一ト及びスペーサフ
ォイルの側縁は互いに一致する。

本発明は記録シートを供給する方法をも含む。

本発明によれば、支持ベース上に複数枚の可撓性像記録
シートと複数枚の可撓性フォイルを交互に堆積し、スペ
ーサフォイルの一部を保持することにより像記録シート
の供給中に前記フォイルが供給されないようにし、重畳
スペーサフォイルの前端部分の切除部分を通じて上方像
記録シートの前端部分に供給手段を係合させ、かかる像
記録シートを引き続く位置へ供給するようにした感光性
像記録シートを供給する方法において、スペーサフォイ
ルの一部の保持は像記録シートの側方に突出する耳部分
を前記フォイルに設けることにより、また保持手段によ
り前記耳部分を保持することにより行われることを特徴
とする方法が提供される。

突出耳部分はシートを堆積したホルダの一体部分にでき
るリブ、ブラケット又は同類物によるスペーサフォイル
の保持を可能ならしめる。

本発明の方法の特徴によれば、像記録シート及びスペー
サフォイルの前端と後端が一致し、これにより製造工程
におけるシートの堆積体の取扱が簡単になる。

本発明の方法の他の特徴によれば、突出耳を除く受像シ
ート及びスペーサフォイルの側縁が一致する。この特徴
の結果、ホルダ中の側方支持手段により、適正ホルダ内
でのシートの位置を良好に制御できる。

他の適当な実施例では、フィルムシ一ト及びスペーサフ
ォイルの前端と後端が互いに一致し、シート及びフォイ
ルは、フォイルの耳を除いて、真の長方形堆積体を形成
するが、この堆積体はマガジンの装填のために容易に操
作できる。

次に本発明を添付図面に付いて述べる。

本発明のマガジンの一実施例を示す第１図に関し、マガ
ジンは水平位置にあり、蓋は開かれ、垂下しており、ま
た第２図は第３図の２−２線によるマガジンの水平断面
図であり、カバーを除去して示す。マガジンはほぼ長方
形の箱１１と蓋１２を含み、これらはヒンジ１３により
接続される。

マガジンは好ましくは黒色ポリエチレン、ＡＢＳ，ポリ
スチレンなどの如き適当なプラスチックから射出成形に
より製造され、ヒンジは箱及び蓋と一体的に成形できる
。

箱１１は箱の・装填を可能にする別個のカバー１４を有
する。カバーは箱へ永久シールするようにできるが、最
終使用者による空のマガジンを再充填するために除去可
能に取り付けることもできる。

蓋１２は箱の周囲舌１５に嵌まる周囲溝９を備え、而し
てマガジンは未露光感光性フィルムシ一トの遮光性容器
を形成できる。

これらのフィルムシ一トは第１図の不均一線１６により
示され、また介在スペーサフォイルは均一線１７により
示される。自由可動プラテン１８はシート堆積体の上に
載百される。図を明瞭にするために、シートとプラテン
の断面のみが第１図に示されている。同じ理由で、シー
トの縁とマガジンの隣接壁との間の隙間が誇張して示さ
れている（第２図をも参照）。フィルムシ一ト１６は第
２図の破線で示す如く長方形シートである。スペーサフ
ォイノレ１７はプラテン１８と同じフォーマットを有し
、而してフォイル１７は後端における正方形の側方延長
部である耳２０、２１と前端の切除部分５１とを有する
。

マガジンを第１図ないし第５図に関して詳述する。

箱１１は側壁２５、２６と平行でかつ箱の全高にわたっ
て延びた内壁２３、２４を有する。内壁２３、２４は壁
区分２７ないし３０により側壁２５、２６へ接続され、
これにより２つの小室３１、３２が形成される。壁２３
．２４は大きい開口３５，３６が形成される。壁２３、
２４は大きい開口３５、３６を備え、これを介して室３
１、３２が箱の内部と連通ずる。壁２３、２４間の距Ｍ
ａ及び後壁３４から箱の底壁３５の前縁３７までの距離
ｂはフィルムシ一トの長さと幅に関連している。実際に
はシートの対応寸法は距離ａ及びｂよりも１０分の数ミ
リ小さい。

箱のカバー１４は基本的には周囲リブ３８，３９，４０
、及び４１と４２で示す如き横方向リブを有する平坦な
板である別個に成形された部材である。カバーは開放箱
に遮光状態に嵌合し、これに永久的に、又は除去可能に
取り付けることができる。

箱の蓋１２は側壁の背面に２つのリブ４３，４４を備え
る。リブは第３図に見られる如く蓋の開口の周囲を越え
て延び、またリブは斜角面４５．４６を備える。蓋の閉
鎖位置は第３図に破線３３で示されている。

マガジンの箱は内側壁２３．２４の外面に成形された２
個の錠止凸条４７、４８を備える。凸条は傾斜面４９、
５０を有し、マガジンの協働錠止手段の他の半分を形成
する。前記リブと凸条の方向はマガジンの底３５と平行
であり、このようにしてマガジンの抜型（ｕｎｍｏｕｌ
ｄｉｎｇ）を容易ならしめ、また独立して動く異なる部
分から成る型に依存する必要をなくす。図示の錠止リブ
についての詳細は射出成形したほぼ長方形の遮光性容器
に関するＥＰ−Ａ８７　２００　６１４．４に見られる
。

第５図は感光性材料を装填されたマガシンを示す。この
装填物はスペーサフォイル１７により相互に分離された
フィルムシ一ト１６の堆積体から成る。フィルムシ一ト
の周縁は、耳２０．２１を除いて、スペーサフォイルの
周縁と一致する（第２図参照）。このようにフィルムシ
一ト及びスペーサフォイルは堆積機構から開放マガジン
まで輸送のために容易に取り扱いうる平坦側面を持つ長
方形ブロックを形成する。スペーサフォイルの右側破線
区分はシートの切抜部分５１を示す。フィルムシ一トと
スペーサフォイルとの堆積体は開放マガジンに入れられ
、スペーサフォイルの耳部分２０，：１０がマガジンの
後壁３４と対応内壁区分２７．２８との間のスペースに
嵌まる。

次いでプラテン１８をシートの堆積体の上に載置し、プ
ラテンの耳部分を同様に壁２７、２８の背後に置く。プ
ラテンは湾曲したフィルム及びスペーサシ一トを真直に
する偏倚を作り、また各フィルムシ一トと隣接スペーサ
シ一トとの間に摩擦を生じる。

カバー１４は箱の上に置かれ、蓋１２は閉鎖されてテー
プ又は同類物によりシールされてマガジンの不意の開放
を阻止し、最後にこのマガジンは多数のマガシンと共に
配送容器に包装できる。

マガジンの最終使用者は蓋からシールを除去し、マガジ
ンを袈置に慎重に入れ、蓋の凹所３２に係合するフック
又は同様手段による蓋の開放及びシートの１枚ずつの給
与をシートの像露光に鑑み自動的に行う。

フィルムシ一トを像露光しこれを処理する適当な装置が
ＥＰ−Ａｌ〜０　２７１　６１０に開示されている。

マガジンからのフィルムシ一トの給与は任意の周知シス
テムにより行いうる。普通の給与機構は上方フィルムシ
一トの前部分を越えて周期的に動かされ、プラテン１８
の開口５１と通じて近寄可能であり、かつ前記前部分に
摩擦係合して頂上のフィルムシ一トを前方へ押圧する弾
性フィンガ、ローラ、又は同類物を含む。フィルムシ一
トは数センチ前進すると、１個又は複数個の前記駆動口
−ラ対と係合し露光ステーションなどへ更に輸送される
。フィルムシ一トの給与中、開口５１に対応する部域に
おいて給与部材により次の１枚又は数枚のフィルムシ一
トに偏倚が行われる。かかる次のフィルムシ一トは第１
のものと一緒に給与されない。何故ならば、スペーサフ
ォイル１７とフィルムシ一ト１６との摩擦係合は前端に
おけるフィルムシ一ト相互の摩擦係台に勝るからである
。

次のフィルムシ一トの給与のために、給与部材はプラテ
ン１８の開口５１及び第１のスペーサフすイルの対応開
口を通り、次のフィルムシ一トに接触する。プラテン１
８は比較的に剛直なフィルムシ一トが除去された後でさ
えもスペーサフォイルの堆積体を平坦に保つ。

次いで、フイルムのないマガジンを露光装置から除去で
き、残部スペーサフォイルの堆積体はシートの前端を引
張るだけで除去でき、シートの耳部分は撓み、壁区分２
７、２８の背後でスリップする。シートの耳はかかる撓
曲が可能である。何故ならば、耳に隣接した部域も撓曲
できるからフイルムの除去によりスペーサフォイルの撓
曲が増すからである。

この間露光され処理されて像を形成したフィルムシ一ト
はこのとき露光済みフィルムシ一トの貯蔵マガジンとし
て働くマガジンへ再挿入できる。

プラテン１８の存在はかかる用途の邪魔にならない。そ
れどころか、プラテンの前端の開口は堆積体の下側のフ
ィンガトップまたはネイルへの近寄りを許すことにより
、再導入フィルムシ一トの堆積体の把持が容易になる。

上記実施例によりマガジンを作成した。このマガジンは
厚さ０．　１７ｍｍポリエチレンエテレフタレートフイ
ルムベースを持ち、１０．　５ｘｌ４．　８ｃｍの大き
さのマイクロフィルムシ一ト１００枚を入れ、またシー
トは厚さ０．　１１０ｍｍの黒色ポリエチレンエテレフ
タレートから作ったスペーサフォイルにより分離した。

本発明は上記実施例に限定されない。

スペーサフォイルの耳部分は図示の形状以外の形状にす
ることもでき、また図示の位置以外の位置、例えばフォ
イルの長さの半分あるいは各フォイル側の２つ又は３つ
の場所に配置できる。

感光性シートの給与は吸引カップ、吸引ローラ及び同類
物により行うことができる。

スペーサフォイルの耳はスペーサフォイルの堆積体をマ
ガジンから引き出すときに撓むのを容易ならしめるよう
に構成できる。一実施例によれば、耳は撓曲を促進する
ために部分的にスリットを形成できる。他の実施例によ
れば、耳は第２図にＡとＡ′で示す位置に丸めた隅を有
し、スペーサフォイルが引かれるときに、耳の付け根か
ら漸増する接触圧力を発生する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるマガジンの一実施例の正面図で、
蓋を開いた状態を示す。第２図は第３図の２−２線にお
けるマガジンの断面図、第３図は第１図の３−３線にお
けるマガジンの断面図、第４図はマガジンの頂面図、第
５図は第３図と同様の断面図であり、シートの堆積体を
略示した図である。 １０．．．マガジン、　　１１．．．箱、　１２，．．
蓋、　１３．．．　　ヒンジ、　１４．．．カバ−　　
　１５．．．　舌、　　１６．．．　　フィルムシ一ト
、　　１７．．．　　分離シート、　　１８．．．　　
プラテン、　２０、２１．．．耳、　２３、２４．．．
壁、　２５，　　２６．　．　．側壁、　２７−３０．
．．壁部分、　３１、３２．．．室、　３３．．．閉鎖
した蓋、　３４．．．後壁、　３５．．．底壁、３７．
．．底壁の前縁、　３８．　　３９．　　４０，　　４
１．４２．．．　　リブ、　　４３，４４，４７．４８
．．，錠止リブ、　　４５．４６，４９，５０．．．針
ｍｌぐ　石．２．　．　．凹所。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、像感光性記録シート（１６）とスペーサフォイル（
   １７）との交互の堆積体を含み、スペーサフォイルの後
   端部分はマガジンに関して保持され、これにより像再生
   シートの供給中は前記フォイルは供給されず、スペーサ
   フォイルの後端部分は引き続く位置への像再生シートの
   供給のために供給手段と像再生シートとの接触を可能な
   らしめる切除部分（５１）を有する遮光性マガジンにお
   いて、スペーサフォイル（１７）の後端部分は像再生シ
   ートの側方に突出した耳部分（２０、２１）を備え、マ
   ガジンの壁（２３、２４）は前記耳部分を保持する保持
   手段を備えたことを特徴とする遮光性マガジン。 ２、受像シートの後端は分離フォイルの後縁と一致する
   請求項１記載のマガジン。 ３、剛性板（１８）をシートとスペーサフォイルとの堆
   積体の上に載置し、前記堆積体を偏倚させた請求項１記
   載のマガジン。 ４、前記板（１８）の形は可撓性フォイルの形に対応す
   る請求項１記載のマガジン。 ５、受像シート（１６）のフォーマットは突出耳部分以
   外はスペーサフォイル（１７）のフォーマットに対応す
   る請求項１記載のマガジン。 ６、突出耳部分（２０、２１）は長方形である請求項１
   ないし５のいずれか一つに記載のマガジン。 ７、保持手段はマガジンの側方壁から内方へ突出した小
   さい壁区分の形態である請求項１ないし６のいずれか一
   つに記載のマガジン。 ８、前記小さい壁区分（２７、２８）は水分吸収手段を
   含むマガジンの中空室（３１、３２）の壁の一部を形成
   する請求項７記載のマガジン。 ９、前記室（３１、３２）は像記録シート（１６）及び
   分離フォイル（１７）を側方に支持する壁区分（２３、
   ２４）を有する請求項８記載のマガジン。 １０、感光性マイクロフィッシュ型の複数枚のシート（
   １６）を含み、マガジンを像処理装置に挿入したときに
   遮光性蓋（１２）を自動的に開くように構成した請求項
   １ないし９のいずれか一つに記載のマガジン。 １１、支持ベース上に複数枚の可撓性像記録シート（１
   ６）と複数枚の可撓性フォイル（１７）を交互に堆積し
   、スペーサフォイルの一部を保持することにより像記録
   シートの供給中に前記フォイルが供給されないようにし
   、重畳スペーサフォイルの前端部分の切除部分を通じて
   上方像記録シートの前端部分に供給手段を係合させ、か
   かる像記録シートを引き続く位置へ供給するようにした
   感光性像記録シートを供給する方法において、スペーサ
   フォイル（１７）の一部の保持は像記録シート（１６）
   の側方に突出する耳部分（２０、２１）を前記フォイル
   に設けることにより、また保持手段（２７、２８）によ
   り前記耳部分を保持することにより行われることを特徴
   とする方法。 １２、像記録シートの後縁とスペーサフォイルは互いに
   一致する請求項１１記載の方法。１３、像記録シート（
   １６）の側方縁は突出耳部分以外スペーサフォイル（１
   ７）の側縁と一致する請求項１１又は１２記載の方法。 １４、最後の像記録シートが除去された後にスペーサフ
   ォイル（１７）を前端の方向に引張ることによりスペー
   サフォイル（１７）を除去することを含む請求項１１な
   いし１３のいずれか一つに記載の方法。 １５、頂上フォイルに可撓性フォイルとして同様形状の
   剛性板を重畳することにより、スペーサフォイルの耳部
   分の上向き撓曲に対する抵抗を増すことを含む請求項１
   １ないし１４のいずれか一つに記載の方法。