JPH02231266A - 車両の側柱構造 - Google Patents

車両の側柱構造

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JPH02231266A
JPH02231266A JP5138989A JP5138989A JPH02231266A JP H02231266 A JPH02231266 A JP H02231266A JP 5138989 A JP5138989 A JP 5138989A JP 5138989 A JP5138989 A JP 5138989A JP H02231266 A JPH02231266 A JP H02231266A
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
vehicle
side pillar
joint
joint edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP5138989A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Ichige
市毛 力
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5138989A priority Critical patent/JPH02231266A/ja
Publication of JPH02231266A publication Critical patent/JPH02231266A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両の両側に設けられた側柱構造に係り、特に
簡単な構造で強度を増強することのできる車両の側柱構
造に関する. 〔従来の技術〕 車両の車体の両側壁には、上部の長桁と下部の台枠とを
結合する側柱が設けられている.この側柱は従来は実公
昭63−8534号公報に記載されたように、ハット形
鋼を用いて上下方向に設けられた側柱に,車体長手方向
に腰帯を通して溶接固定し,これらの側柱と腹帯との接
合部を継手により結合する構造となっていた.また,車
体外板の側柱間を開口して窓などを形成し、この開口部
にフィルタを取り付けてこのフィルタを通して車体外部
より空気を取り入れる構造の車両にあっては、前記継手
のフランジ部が開口部に干渉しないように、開口部隅部
の形状に整合する形状のフランジ部を有するバッチ継手
を用いて,このフランジ部を介して側柱と腹帯とを溶接
結合した構造となっていた. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら上記公報に記載された従来の側柱構造によ
ると,側柱,腹帯及び継手がそれぞれ別部品で構成され
ており、部品数が多く加工及び組立に時間がかかるとい
う問題があった.また継手を外板の開口部隅部に溶接す
るため、応力の集中する隅部の強度が低下する欠点もあ
った。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単な
構造で部品点数が少なく、加工及び組立が容易で高い強
度を有する軽量な車両の側柱祷造を提供することを目的
とする. 〔課題を解決するための手段〕 本発明は上記目的を達成するために、車両の上下部にそ
れぞれ設けられた長桁及び台枠を結合する車両の側柱構
造において、複数の板状部材の対向する二辺をそれぞれ
Z形に折り曲げて結合端部を形成し,これらの結合端部
を相互に重ね合わせて固着することにより前記側柱を構
成したものである. また、車両の外板に開口部が形成されている場合は,板
状部材の中央部にほぼ矩形状の開口部を設け、この開口
部の隅部にR部を形成した.さらに,板状部材の中央部
に設けられた開口部の上下辺を,それぞれZ形に折り曲
げて補強部を形成することが好ましい. 〔作用〕 上記の構造によると、側柱と腰帯とが1枚の板状部材に
より一体に形成され継手が不要となる.そしてZ形に折
り曲げられた結合端部を重ね合わせてスポット溶接する
ことにより、ハット形の側柱が形成される.このとき、
結合端部の重ね代を変えることにより、重なり部の面積
が変り、側柱の剛性の強さを調整でき、かつ車体長手方
向の側柱間の間隔も調整できる。また板状部材に開口部
を形成したとき,開口部の隅部にR部が形成されている
ため,この部分への応力の集中を防ぐことができ,しか
もこの部分に継手が溶接されないので、溶接歪が発生せ
ず強度の増強を図ることができる.さらに開口部上下を
Z形に折り曲げることにより,側柱の剛性を高めること
ができる.〔実施例〕 以下、本発明に係る車両の側柱構造の一実施例を図面を
参照して説明する. 第1図乃至第4図に本発明の一実施例を示す.第2図乃
至第4図において、ほぼ矩形状に形成された板状部材1
の対向する2辺は、それぞれZ形に折り曲げられて結合
端部1a,lbが形成されている.この結合端部1a,
lbの板状部材1に対して直角に折り曲げられた辺の高
さには板厚分の差が設けられており、結合端部1a,l
bを重ねて複数枚の板状部材1を接続したときに、これ
らの板状部材1の面がほぼ同一平面になるようになって
いる.また板状部材1の中央部には窓用または重畳軽減
用のほぼ矩形状の開口部ICが設けられており、この開
口部ICの四隅にはそれぞれ曲率半径切大きなR部1d
が形成されている.さらに結合端部1a,lbの近傍の
板状部材1には、それぞれ結合端部1a,lbに平行に
両側から切込部1a,ifが形成されており、開口部I
Cの上下部はこれらの切込部1e,ifを介して、結合
端部1a,lbと同じ方向にZ形に折り曲げられ.補強
部’g+ lhが形成されている.上記のように形成さ
れた複数枚の板状部材1を第1図に示すように車体長手
方向に配設し,結合端部1a,lbを亙に重ね合わせ,
スポット溶接2またはプラグ溶接などで結合してハット
形の側柱3を形成する.そしてこれらの側柱3の上下端
をそれぞれ長桁4及・び台枠5に溶接し,板状部材1を
外板6にスポット溶接7で取り付ける.本実施例によれ
ば、1枚の板・状部材lをプレスで曲げ加工することに
より、側柱3を構成するユニットが形成でき、腹帯及び
継手が不要となる。
従って部品点数が少なく構造が簡単となり,加工及び組
立が容易となる.また側柱3の結合端部la,lbの重
ね代を変えることにより,車体長手方向の側柱3間の間
隔を容易に調整することができ,しかも結合端部1a,
lbの剛性の調整も可能となる.さらに、側柱3の結合
端部1a,1bの結合及び側柱3と外板6との結合は,
すべてスポット溶接によって行なえるため,溶接歪が発
生せず、溶接歪の除去などの工数が大幅に削減できる.
さらに開口部1cの隅部にR部1dが形成されているの
で、隅部への応力の集中が緩和され、かつ隅部に継手な
どがないため溶接部がなくなり、この部分の強度が増大
される.従って板状部材1の板厚を薄くし軽量化を図る
ことができる。
上記実施例では板状部材1に開口部1cを形成した場合
について説明したが,開口部ICがない場合にも応用す
ることができ、同様の効果を得ることができる.また開
口部1cの上下に設けた補強部1g,lhは省略しても
よい. 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、曲げ加工された
板状部材の組合せで側柱が形成され、腰帯及び継手が不
要となり,しかも接合はすべてスポット溶接で行なわれ
るので,部品点数を削減し構造を簡単とし、加工及び組
立を容易にすることができる.また溶接歪の発生を防止
し、各部の強度を増大し、しかも軽量化を図ることがで
きる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図,第2図は第1
図の板状部材のユニットを示す正面図、第3図は第2図
のx−x線断面図、第4図は第2図のY−Y線断面図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車両の上下部にそれぞれ設けられた長桁及び台枠を
    結合する車両の側柱構造において、複数の板状部材の対
    向する二辺をそれぞれZ形に折り曲げて結合端部を形成
    し、これらの結合端部を相互に重ね合わせて固着するこ
    とにより前記側柱を構成したことを特徴とする車両の側
    柱構造。 2、板状部材の中央部にほぼ矩形状の開口部を設け、こ
    の開口部の隅部にR部を形成したことを特徴とする請求
    項1記載の車両の側柱構造。 3、板状部材の中央部に設けられた開口部の上下辺を、
    それぞれZ形に折り曲げて補強部を形成したことを特徴
    とする請求項1または2記載の車両の側柱構造。
JP5138989A 1989-03-03 1989-03-03 車両の側柱構造 Pending JPH02231266A (ja)

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JP (1) JPH02231266A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112344A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鉄道車両用側構体及びその製造方法
EP2689985A1 (de) * 2012-07-24 2014-01-29 Siemens Aktiengesellschaft Versteifung eines flächigen Elements, insbesondere eines flächigen Außenwandelements eines weggebundenen Fahrzeugs

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