JPH02230429A - データアクセス制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、多重タスク管理全行なっている情報処理装置
に訃けるデータアクセス制御方式、さらに詳しく云えば
優先度の異なる複数タスクが同一資源にアクセス丁る場
合、いずれの更新タスクも待たされることがないように
した割込みアクセス方式に関する。

（従来の技術） 従来、この種のアクセス制御方式としてはセマフオ制御
方式がある。

この方式は，資源をアクセスする前にその資源について
定義されているセマフォ値を参照し、セマフオ値がＯよ
り大であれば、セマフォ値を１減じたあと資源をアクセ
スし、アクセス終了後、セマフオ値に１７ＪＯえておく
というものである。

そして、予めセマフォ値の初期値として定られた個数以
上になった場合、タスクが同一資源を同時にアクセスす
ること金回避するようにしたものである。

（発明が解決しようとする課題） この従来のセマフォ制御方式は次のような欠点があった
。

第１に定められた個数のタスクが資源をアクセスしてー
る場今に走行レベルのより高いタスクが同一資源をアク
セスすることは不可能であるため、即時処理の必要なタ
スクの走行レベル全最高にしても他のタスクが資源をア
クセスしている場合には即時処理の必要なタスクがアク
セスを待たされる。

第２に、セマフオ値の初期値、すなわち同時にアクセス
可能なタスク数を２以上にした場合、参照中の資源を他
のタスクが更新することによってデータの同時性が合わ
なくなる。

本発明の目的は上記欠点全解決するもので、多重タスク
管理下にある複数のタスクが同一資源を共に使用してい
る情報処理装置において、更新側タスクは待たされるこ
となく、いずれのタスクもデッドロック状態に落ち入る
ことなく、複数のデータの世代の一致を保障できるデー
タアクセスｌｅｌＪ御方式全提供１−ることにある。

（課題全解決するための手段） 前記目的金達成するために本発明によるデータアクセス
制御方式は多重タスク管理下にある複数のタスクが同一
資源をともに使用する情報処理装置において、データ更
新タスクとデータ参照タスクに同時にアクセスされる資
源に対応して更新カウンタと参照手段を設け、データ更
新タスクにアクセスされた場合は前記更新カウンタに＋
１を加えて随時、情報全更新し、前記データ参照タスク
よりアクセスされた場合は複数の情報がそれぞれ更新さ
れたときの前記更新カウンタの値を比較し、一致した場
合はそれぞれの情報をそのまま用い、一致しない場合は
再度参照するように構成してある。

（実　施例） 以下、図面を参照して本発明金さらに詳しく説明する。

第１図は本発明によるデータアクセス方式の一実施例を
示す構成図である。本例ではタスクグループはタスクＡ
ｌｌと、タスクＢ１２とから一　３　ー 成り、タスクＡｌｌとタスクＢ１２は同一の資源１３を
アクセスしている。タスクＡは、入力手段Ａ１７からの
周期的な入力によって周期的に起動され、受領検査の後
、資源１３において入力された情報全更新し、応答を返
すという処理を行うが、入力手段Ａ１７に対しての応答
時間に制限がある。また１周期のうちに処理を終えなけ
ればならないため、走行レベルを高くしてある。タスク
Ｂは入力手段Ｂ１８からの非周期的な入力によって起動
され、貿源ｌ３の情報全データ変換した後，時間のかか
る計算処理を行なう。タスクＢは処理速度は要求されな
いが正確さが要求される。

本実施例ではタスク八の更新において、更新カウンタ手
段を、タスクＢのデータのとりこみにおいて参照手段を
用いている。

次に、本実施例の動作を第２図に示す流れ図を用いて説
明する。

ます、タスクＡが、入力手段Ａからの起動要求によって
起動され，情報１と情報２七更新し、一　４　− 更新カウンタ１４に１を刀口える。次にタスクＢが、入
力手段Ｂからの起動要求によって起動され、更新カウン
タ１４を参照して変数０１に代入し、タスクＡが更新し
た情報１？ｌｌ−取りこむ。

ここで人力手段Ａからの起動要求があった場合，タスク
Ｂは中断され、タスクＡが起動される。

タスクＡは情報１と情報２全更新し更新カウンタ４に１
′ｋＪＪＤえる。タスクＡが終了すると再びタスクＢが
再開される。情報１の取りこみの続きからであるのでま
ず情報２のとりこみ金行ない、更新カウンタ１４全参照
して変数０２に代入する。次に０１と０２の比較を行な
い、等しければ次の処理へ移行丁るが、本実施例では等
しくない。したがって参照した情報１と情報２０世代が
異なっている０Ｔ能性があるため、参照を始めからやり
直す。

これが参照手段２２である。Ｏｌと０２が等レ〈なれば
、取りこんだ情報１と情報２を用いてデータ変換および
計算処理を行う。

（発明の効果） 以上、説明したように本発明によれは、更新側のタスク
が処理を待たされることがないので、更新側のタスクに
即時処理全要求する場合に効果がある。″！１た、いか
なるタスクも資源のアクセスができずに処理を待たされ
ることがないため、いわゆるデッドロック状態に陥いる
ことがないという効果がある。さらに参照側のタスクは
参照手段によって複数のデータの世代の一致が保障でき
るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるデータアクセス方式の笑施例を示
す構成図、第２図は第１図の動作を説明するための流れ
図である。 １１・・・タスクＡ　　　　１２・・・タスクＢ１３・
・・資源　　１４・・・更新カウンタエリア１５・・・
情報ｌエリア　　ｌ６・・・情報２エリア１７・・・入
力手段Ａ　　　１８・・・入力手段Ｂｌ９・・・出力千
段　　１ａ・・・更新カウンタ手段１ｂ・・・参照十段
　　２１・・・更新カウンタ手段２２・・・参照手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 多重タスク管理下にある複数のタスクが同一資源をとも
   に使用する情報処理装置において、データ更新タスクと
   データ参照タスクに同時にアクセスされる資源に対応し
   て更新カウンタと参照手段を設け、データ更新タスクに
   アクセスされた場合は前記更新カウンタに＋１を加えて
   随時、情報を更新し、前記データ参照タスクよりアクセ
   スされた場合は複数の情報がそれぞれ更新されたときの
   前記更新カウンタの値を比較し、一致した場合はそれぞ
   れの情報をそのまま用い、一致しない場合は再度参照す
   るように構成したことを特徴とするデータアクセス制御
   方式。