JPH0222944A - データ伝送制御装置 - Google Patents

データ伝送制御装置

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JPH0222944A
JPH0222944A JP63173567A JP17356788A JPH0222944A JP H0222944 A JPH0222944 A JP H0222944A JP 63173567 A JP63173567 A JP 63173567A JP 17356788 A JP17356788 A JP 17356788A JP H0222944 A JPH0222944 A JP H0222944A
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JP
Japan
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data
control means
master controller
msc
ssc
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Application number
JP63173567A
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English (en)
Inventor
Tadashi Ohira
大平 忠
Shuji Maruta
修二 丸田
Kazuhiro Araki
一博 荒木
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0222944A publication Critical patent/JPH0222944A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野] 本発明はデータ伝送制御装置に関するもので、とくにそ
れぞれが特定の機能を実現すべく構成された複数の機能
ユニットを有する画像形成装置に用いて好適なデータ伝
送制御装置にかかわるものである。
〔従来の技術J 複数の機能ユニットを有する画像形成装置としては、例
えばディジタルコピアを含む複写機やプリンタ等がある
。これらの画像形成装置のうち例えば複写機は、上記#
i数の機能ユニットとして、画像の形成に直接かかわる
画像形成用機能ユニットとしての複写機本体のほかに、
操作パネルおよび複写紙排出装置等を有する。これら複
数の機能ユニットを有する複写機においては、該複数の
機能ユニットの各々に、当該機能ユニット専用の個別制
御手段を設けて、これらの個別制御手段が単一の主制御
手段の管理下において、それぞれが管掌する機能ユニッ
トを個別に制御することができる。その場合、傭々の機
能ユニットに関連する個別制御手段はこれをそれぞれ専
用データ伝送ラインを介して上記主制御手段に接続して
、各個別制御手段がいずれも独立して該主制御手段との
間のデータ交信を行なうようにした方式がある。
上述のような個別専用回線データ伝送方式は、現に装備
されている機能ユニットに加えて新たな機能ユニットを
ユーザオプションで増設する場合に、当該機能ユニット
の個別制御手段のための専用回線をとくに追加接続しな
ければならないという難点がある。
こうした問題を回避すべく、前記複数の機能ユニットを
担当する個々の個別制御手段を前記主制御手段と共通パ
スラインにより結合するとともに、個々の個別制御手段
にそれぞれ固有のアドレスを割り当てて、それらのアド
レスを順次指定することにより、該共通パスラインを介
して各々の個別制御手段とそれぞれ定期的に交信を行な
うようにした方式が提案されている。こうした共通バス
データ伝送方式としては、特開昭59−127133に
その記載がある。
【発明が解決しようとする問題点l 上記のような共通バスデータ伝送方式を用いた全二重通
信システムにおいては、現に装備されている機能ユニッ
トに加えて新たな機能ユニットが追加81ilされた場
合、この追加された機能ユニットを管掌する個別制御手
段を八−ドウエア上でも、あるいはソフトウェア的にも
現有の機能ユニットおよび前記主制御手段とたがいにイ
ンターフェースさせる必要がある0本発明は、このよう
な機能を全二重通信方式を用いたデータ伝送装置におい
て効果的に実現することをもって、その目的とするもの
である。
1問題点を解決しようとするための手段]このような目
的を達成すべく本発明は、それぞれ゛が所定の機能を実
現すべく構成された少なくとも2個の機能ユニットを選
択的に装備することが可能で、それらの機能ユニットを
それぞれ個別に管理する複数の制御手段と、これらの制
御手段の各々と相互に通信を行なう主制御手段との間で
全二重データ通信を行なうようにたがいに結合したデー
タ伝送システムにおいて、前記複数の機能ユニットのう
ちのいずれかが前記装置に装備されていないときには、
前記主制御手段はこのむねを確認した上で当該機能ユニ
ットを管掌する個別制御手段との間のデータ伝送を停止 し、しかる後、当該機能ユニットが前記装置に追加装備
されたことを確認した場合には、該当該機能ユニットを
管掌する個別制御手段との間のデータ伝送を開始すると
ともに、すべての個別制御手段に対してその各々のソフ
トウェアをリセットすべく指令するようにしたことを特
徴とするデータ伝送制御装置を提供するものである。
さらに本発明はにおいては、このように構成したデータ
伝送制御装置において、前記複数の機能ユニットのうち
のいずれかが追加装備されたことを前記主制御手段が確
認した場合(は、該主制御手段は当該個別制御手段が前
記主制御手段に接続されたことを示す情報をすべての個
別制御手段に対して送信するようにしたことを特徴とす
るデータ伝送制御装置を提供するものである。
さらに本発明においては、上述のように構成したデータ
伝送制御装置を複写機等の画像形成装置に適用した場合
は、該画像形成装置が画像形成動作を実行中に前記複数
の機能ユニットのうちのいずれかが前記画像形成装置装
置に追加装備されたことを前記主制御手段が確認した場
合には、現に進行中の画像形成動作が終了した後で当該
機能ユニットを管掌する個別制御手段との間のデータ伝
送を開始するとともに、すべての個別制御手段に対して
その各々のソフトウェアをリセットすべく指令するよう
Kしたことを特徴とするデータ伝送制御装置を提供する
ものである。
[作用l −ヒ述のように、本発明によるデータ伝送制御装置は、
複数の機能ユニットを選択的に装備することが可能な装
置において、それらの機能ユニットをそれぞれ個別に管
理する複数の制御手段と。
これらの制御手段の各々と相互に通信を行なう主制御手
段との間で全二重データ通信を行なうように結合したデ
ータ伝送システムにおいて、前記複数の機能ユニットの
うちのいずれかが前記装置に装備されていない状態の後
で当該機能ユニットが前記装置に追加装備されたことを
前記主制御手段が確認した場合には、すべての個別制御
手段に対してその各々のソフトウェアをリセットすべく
指令するようにしたため、新たに追加装備された機能ユ
ニフ・トを管掌する個別制御手段を含むすべての個別制
御手段のモードマツプの内容が同一となり、個々の側別
制御手段間で動作上の食い違いが生ずることがないとい
う効果が得られる。
また、新しく追加装備された機能ユニットのためにこれ
まで装備されていた他の機能ユニットの個別主制御手段
の動作に変更が生じる場合があるが、当該個別制御手段
が前記主制御手段に接続されたことを示す情報をすべて
の個別制御手段に対して送信するようにした場合には、
それら他の個別制御手段は新たに個別制御手段が追加接
続されたことを知ることが可能となるという効果が得ら
れる。
[実施例J 以下9図面を参照して本発明の詳細な説明する。
データ ゛     の    (第1図)本発明によ
るデータ伝送制御装置は、ディジタルコピア等をふくむ
複写機やプリンタ等、各種の複写ないし印字用装置に適
用しうるものであるが、以下記載する実施例は本発明に
よるデータ伝送制御装置をとくに複写機に適用した場合
の一実施態様である。第1図はこの複写機の概略構成を
示すものである。
この第1図に示す複写機は、各種のキイ類や表示部を有
する操作パネルlと、可視ないし印字画像の形成に直接
かかわる画像形成用機能ユニットとしての複写機本体2
と、自動原稿搬送装置3とを有するものとして示しであ
る。自動原稿搬送装?13は、該装置の所定位置にセッ
トされた原稿を所定の露光位置に搬送すべく構成された
装置である。このような自動原稿搬送装置3および上記
複写機本体2の機械的構成や動作態様は、それ自体よく
知られたものであり、また本発明の要旨に鑑みてさして
rfL要ではないので、その詳細については説明を省略
する。なお符号4は排紙トレイを示すものである。
本発明によるデータ伝送制御miiにおいては、ヒ述の
ような概略構成とした複写機において、前記操作パネル
lの入出力信号を処理する第1のサブシステムコントロ
ーラ5SC−1と、前記複写機本体2の行なうもろもろ
の複写動作を管理する第2のサブシステムコントローラ
5SC−2と、前記自動原稿搬送装a3の動作をつかさ
どる第3のサブシステムコントローラ5SC−3を有す
る。これら第1、第2および第3のサブシステムコント
ローラ5SC−1,3SC−2、SSC−3ハ、単一の
マスターシステムコントローラMSCとそれぞれ通信を
行なうことにより、原則として該マスクシステムコント
ローラMSCによる管理のもとで、それぞれが担当する
機能二ニー2ト、すなわち操作パネルl、前記複写機本
体2および自動原稿搬送装置3の動作を制御する。なお
、E記コントローラMSC,5SC−1,5SC−2,
5SC−3はいずれもマイクロプロセッサにより構成さ
れるものである。以下の記載では、」二足マスターシス
テムコントローラM S Ct*これをマスターコント
ローラMSCと称し、また第1.第2および第3のサブ
システムコントローラ5SC−1,5SC−2,3SC
−3は、これをそれぞれサブコントローラ5SC−1、
サブコントローラ5SC−2、サブコントローラ5SC
−3と称することとする。
コン ローラ        (第2図)本発明におい
ては、上記マスターコントローラMSCおよびサブコン
トローラ5SC−1,5SC−2,5SC−3からなる
制御システムは、これを第2図に示すようにして共通パ
スラインにより相互接続して、全二重データ通信方式を
実現する。このためには、上記マスターコントローラM
SCおよびサブコントローラ5sc−t、5sC−2,
5SC−3の各々は、それぞれデータ入カポ−)RDお
よびデータ出カポ−)TDを有しており、サブコントロ
ーラ5SC−1,5SC−2,5SC−3の入力ポート
HDは共通のデータ伝送ライン5を介してマスターコン
トローラMSCの出カポ−)TDに接続され、その出力
ポートTDは同じく共通のデータ伝送ライン6を介して
マスターコントローラMSCの入力ポートRDに接続さ
れている。
このような接続構成においては、2個以上のサブコント
ローラが同時にマスターコントローラMSCの入力ボー
トRDにデータを送信することは不可能であり、そのた
め、個々のサブコントローラからマスターコントローラ
MSCにデータを転送するタイミングを制御することが
必要となる0本発明によるデータ伝送制御装置において
は、サブコントローラ5sc−t、5SC−2,5SC
−3の各々からマスターコントローラMSCに対する通
信は、ポーリングデータ伝送方式によりこれを実行する
こととする。ポーリングデータ伝送方式によれば、従局
としてのサブコントローラ5SC−1,5SC−2,5
SC−3から主局としてのマスターコントローラNSC
に送信するデータがあるかどうかを、まずマスターコン
トローラMSCから個々のサブコントローラ5SC−1
,5SC−2,5SC−3に定期的に問い合せる。この
間合せは、マスターコントローラMSCから各サブコン
トローラ55C−1,5SC−2,5SC−3に順次送
信許可データを配信することにより行なう、この送信許
可データに応じて、サブコントローラ5SC−1,5S
C−2゜5SC−3は適宜マスターコントローラMSC
へ、それぞれデータの伝送を行なう、このようなポーリ
ングデータ伝送方式は、それ自体公知のものである。
本発明によるデータ伝送制御装置においてはさらに、上
記のようなポーリングデータ伝送方式において、マスタ
ーコントローラMSCは個々のサブコントローラ5SC
−1,5SC−2,33C−3が現実にマスターコント
ローラMSCと接続されているかどうか、すなわち前記
操作パネルl、複写機本体2および自動原稿搬送装置1
3が実際にち該複写機に装備されているかどうかを判定
する。このためには、各サブコントローラ5SC−1,
5SC−2,5SC−3はみずからに対する送信許可デ
ータをマスターコントローラMSCから受は取ったとき
に、該データを受は取ったむねを知らせるアンサ−デー
タを必ずマスターコントローラMSCに対して送信する
こととする。かくてマスターコントローラMSCは、送
信許可データを送信した先のサブコントローラから7ン
サーデータの返送があれば、当該サブコントローラが実
際に接続されていることを確認し、アンサ−データの返
送がなければ、そのサブコントローラは接続されていな
いものと判定するのである。
゛・ I−一タマープ  (第3図、第4図)ついで第
3図に示すように、上記マスターコントローラMSCは
単一の送信データマツプMTMと複数の受信データマツ
プMRM−1,MRM−2、MRM−3をそなえている
。受信データマツプMRM−1、MRM−2、MRM−
3は、受信データバッファ7を介して前記サブコントロ
ーラ53G−1,5SC−2,5SC−3とそれぞれ関
連して用意されている。この受信データバッフT7は、
サブコントローラ5SC−1,5SC−2,5SC−3
からの受信データを一時的に格納するためのものである
。なお、マスターコントローラMSCには当該複写機に
装備可能の機能ユニットの数だけ受信データマツプが用
意されており、該複写機が第1図に示した複写機の機能
二二ットたる操作パネル1、複写機本体2および自動原
稿搬送装置3以外の機能ユニットを追加装備することが
可能な場合は、図示の受信データマツプMRM−1,M
RM−2、MRM−3は当該マスターコントローラMS
Cの有している受信データマツプの一部を構成するもの
である。
他方、5sc−i、5SC−2,5SC−3は、それぞ
れ単一の送信データマツプSTM−1、STM−2、S
TM−3、およびそれぞれ単一の受信データマー7プS
RM−1,SRM−2、SRM−3をそれぞれそなえて
いる。受信データマツプはいずれも共通にマスターコン
トローラMSCの送信データマツプMTMと関連して用
意されており、また送信データマツプSTM−1、ST
M−2、STM−3は上記受信データバッファを介して
マスターコントローラMSCの受信データマツプMRM
−1、MRM−2、MRM−3とそれぞれ関連して用意
されている。
かくて、マスターコントローラMSCがその送信データ
マツプからサブコントローラ5SC−1,5SC−2,
5SC−3にデータを送信すると、各サブコントローラ
はその受信データマツプSRM−1,SRM−2,SR
M−3にそれぞれ受信したデータを格納する。またマス
ターコントローラMSCは、現時点におけるシステム全
体の状態を各サブコントローラの受信データマツプSR
M−1,SRM−2、SRM−3に送信することにより
、すべてのサブコントローラ5SC−1,5SC−2,
5SC−3が共通の情報をもとにして動作することが可
能となる。
サブコントローラ5SC−1,5SC−2,5SC−3
はマスターコントローラMSCから前記送信許可データ
を順次受信すると、その送信データマツプSTM−1、
STM−2,STM−3に書き込まれていたデータをマ
スターコントローラMSCに送信する。マスターコント
ローラMSCはこれらのサブコントローラ5SC−1,
33C−2,5SC−3から送信されてきたデータを受
信すると、その受信データをいったん受信データバッフ
ァ7にラッチし、しかる後、それぞれ関連する受信デー
タマツプMRM−1,MRM−2、MRM−3に配信格
納する。
上述のように配置したマスターコントローラMSCの送
受信データマー2プMTM、MRM−1、MRM−2、
MRM−3およびサブコントローラ5SC−1,5SC
−2,5SC−3の送信データマツプSTM−1,ST
M−2、STM−3および受信データマツプSRM−1
,SRM−2、SRM−3の各々は、第4図に示すよう
に2種類のマツプエリア、すなわちマツプデータエリア
8とストリングデータエリア9とからなっている。この
ストリングデータエリア9には、あるまとまった、a味
を有しかつ大量のデータエリアを8實とするデータ、す
なわちストリングデータを格納するもので、それ以外の
データはマツプデータエリア8に格納される。データを
転送する際にはそのデータのアドレス情報をも同時に送
信することとし、このアドレス情報によって、受信側は
受は取ったデータがマツプデータであるかまたはストリ
ングデータあるかを判定する。なお、ストリングデータ
は送信データマツプおよび受信データマツプのいずれに
おいても、定義されたアドレスに対応するストリングア
ドレスエリアlOが当該マツプ内の別エリアに確保され
ている。
つぎに1本発明による画像形成装置の動作について、上
記マスターコントローラMSCおよびサブコントローラ
5SC−1,5SC−2,5SC−3の各々により行な
われる制御動作を中心として説明することとする。
MSCのメインルーチン(第5図) 第5図は第2図および第3図について説明しり制御シス
テム中のマスターコントローラMSCが実行するプログ
ラムのメインルーチンを示すフローチャートである。こ
のマスターコントローラMS C(7)メインルーチン
プログラムは、当該複写機に電源が投入されることによ
り、その実行が開始される。かくて複写機に電源が投入
されると、マスターコントローラMSCはまずステラ7
’AO1でマスターコントローラMSC自体の初期化を
行ない、あらかじめ規定されているデフオールドルール
に従って、各種の動作条件や動作モードを設定する。つ
いで該マスターコントローラMSCは、ステップAQ2
でみずからの内部タイマをスタートさせる。この内部タ
イマは、当該メインルーチンプログラムによる上記初期
設定ステップA01以外の手順を反復して実行する場合
に、そのl繰返しサイクルに要する時間長さを規定する
ものである。
かくて内部タイマがスタートすると、マスターコントロ
ーラMSCはステー2プAO3で送信データ処理サブル
ーチンプログラムを実行し、サブコントローラ5SC−
1,5SC−2,5SC−3に送iすべきデータを前記
送信データマツプMTMに格納して、サブコントローラ
5SC−1゜5SC−2,5SC−3へデータを送信す
る準備を行なう、ついでマスターコントローラMSCは
ステップAO4でサブコントローラ5SC−1゜5SC
−2,5SC−3からの受信データをチエツクして、前
記受信データマツプMRM−1,MRM−2,MRM−
3にそれぞれ格納する。
マスターコントローラMSCはさらにステップAO5で
該マイクロプロセッサに固有のもろもろの処理を行なっ
た後、ステップAO6で前記内部タイマの計時が終了し
たことを確認したうえで前記ステップAO2に戻り、上
述のステップA02ないしステップAO6をあらためて
反復実行する。
本発明によるデータ伝送制御装置においては、マスター
コントローラMSCとサブコントローラ5SC−1、サ
ブコントローラ5SC−2、あるいはサブコントローラ
5SC−3との間でデータの転送を行なうにあたって、
まず転送すべきデータを送信側コントローラの送信デー
タマツプに格納し、しかる後、送信先のコントローラに
対して割込みをかけることにより、送信側の送信データ
マツプからデータを読み出して送信先コントローラに転
送し、これを受信した送信先コントローラはその受信デ
ータマツプに当該受信データを格納する。
サブコントローラ5sc−i、5SC−2゜5SC−3
のいずれかからマスターコントローラMSCへの割込み
要求があった場合には、マスターコントローラは現在実
行中の処理を中断して。
所定の割込み処理ルーチンプログラムを実行する。この
場合の割込み処理ルーチンプログラムの詳細については
、第9図を参照して後述する。
SSCメインルーチン(第6図) 第6図は第2図および第3図に示す制御システム中のサ
ブコントローラ5SC−1,5SC−2,5SC−3の
各々(以下、サブコントローラSSCなる呼称をもって
代表させる)のメインルーチンプログラムを示すフロー
チャートである。
このサブコントローラSSCのメインルーチンプログラ
ムは、当該複写機に電源が投入されて前述のマスターコ
ントローラMSCのプログラムのメインルーチンの実行
が開始されるのと同時にその実行が開始される。かくて
、サブコントローラSSCはまずステップBOIでそれ
自体の初期化を行ない、あらかじめ規定されているデフ
オールドルールに従って、当該サブコントローラSSC
が管掌する機能ユニットに固有の条件やパラメータを設
定する。ついでこのサブコントローラSSCは、ステッ
プBO2でみずからの内部タイマをスタートさせる。こ
の内部タイマは、当該メインルーチンプログラムによる
上記初期設定ステップBOI以外の手順を反復して実行
する場合に、そのtMk返しサイクルに要する時間長さ
を規定するものであり、この時間長さは当該サブコント
ローラSSCに固有の値として設定される。
かくてサブコントローラSSCの内部タイマがスタート
すると、ステップBO3で送信データ処理サブルーチン
プログラムを実行し、マスターコントローラMSCに送
信すべきデータを前記送信デ−タマツプSTMに格納し
て、マスターコントローラMSCへデータを送信する準
備を行なう、ついでサブコントローラSSCはステップ
B04でマスターコントローラMSCからの受信デ−夕
をチエツクして前記受信データマツプに格納する。
ついでサブコントローラSSCはステップBO5で入力
データ処理サブルーチンプログラムを実行して、当該サ
ブコントローラSSCが管掌する機能ユニットから入力
されるデータ、例えば前記操作パネル1のキイ類から入
力されるデータの処理等を行なう、サブコントローラS
SCはさらにステップBOBで出力データ処理サブルー
チンプログラムを実行して、当該サブコントローラSS
Cが管掌する機能ユニットに出力すべきデータ、例えば
前記操作パネルlに設けられた図外の発光表示部に対す
る駆動信号の処理等を行なう。
サブコントローラSSCはさらにステップB07で当該
サブコントローラSSCに固有のデータ処理を行なうサ
ブルーチンプログラムを実行する。しかる後、ステップ
BO8で前記内部タイマの計時が終了したことを確認し
たうえで、サブコントローラSSCは前記ステップBO
2に戻り。
上述のステップBO2ないしステップBO8をあらため
て反復実行する。
マスターコントローラMSCからサブコントローラ5S
C−1,5SC−2,5SC−3のいずれかへの割込み
要求があった場合には、当該サブコントローラは現在実
行中の処理を中断して、所定の割込み処理ルーチンプロ
グラムをそれぞれ実行する。この場合の割込み処理ルー
チンプログラムの詳細については、StO図を参照して
後述する。
デー   サブルーチン(第7図) 次に第7図を参照して、第5図のメインルーチンプログ
ラムに含まれる送信データ処理サブルーチンプログラム
AO3の詳細な手順について説明する。
この送信データ処理サブルーチンプログラムAO3にお
いては、マスターコントローラMSCはまずステップC
OIでフラグF1をチエツクし、論理l状態にセットさ
れている場合は、ステップCO2に進んで、現に複写動
作が進行中であるかどうかを判定する。複写動作が現に
進行中ではないと判定された場合は、ステップCO3で
リセットコマンドを生成して、これをいったん前記送信
データマツプMTMに格納して、サブコドントローラS
SCに送信する準備をする。リセットコマンドを送信デ
ータマツプMTMに格納した後は、マスターコントロー
ラMSCはステップCO4で上記フラグFlを論理ゼロ
状態にリセットする。
他方、ステップCO2で複写動作が現に進行中であると
判定された場合には、ステップCO5に進んで、フラグ
F2が論理1状態にセットされているかどうかを判定す
る。このフラグF2が論理1状態であると判定された場
合は、次のステップCO6で前記機能ユニットのうち、
たとえば前記自動原稿搬送装置3が装備されているかど
うかをチエツクする。この自動原稿搬送装M3が装備さ
れていると判断された場合には、ステップCO7に進ん
で1例えば「両面原稿−片面複写モード」を設定し、自
動原稿搬送装置3が装備されていないと判断された場合
には、ステップCO8に進んで1例えば「片面原稿−片
面複写モード」を設定することとする。
上記ステップCO7,CO8のいずれかに引き続いて、
ステップCO9で前記フラグF2を論理0状態にリセッ
トする。しかる後、あるいはステップCO5で7ラグF
2が論理1状態にセットされていないことが確認された
場合には、マスターコントローラMSCはステップCI
Oに進んで、その他の送信データ処理行なう、この場合
のその他の送信データ処理は、例えば前記操作パネル1
上の表示部に対する駆動信号供給のための送信データ処
理等を含むものである。上記のようにフラグF2が論理
l状態にセットされていないことが確認された場合には
、前記ステップCO7,008による処理は行なわない
、かくてステップCIOでL記その他の送信データ処理
を行なった後、マスターコントローラMSCは第5図に
示したメインルーチンプログラムに戻る。
^ デー   サブルーチン(第8図)次に第8図を参
照して、同じく第5図のメインルーチンプログラムに含
まれる受信データ処理サブルーチンプログラムAO4の
詳細な手順について説明する。
この受信データ処理サブルーチンプログラムAO4にお
いては、マスターコントローラMSCはまずステップ0
01で前記機能ユニy)のうち、たとえば前記自動原稿
搬送装置3が新規に装備されたかどうかをチエツクする
。この自動原稿搬送装置3が新規に装備されたと判断さ
れた場合には、ステップ002に進んで、前記フラグF
lを論理l状態にセットする。つづいて、あるいはステ
ップ001で自動原稿搬送装置3が新規に装備された事
実はないと判断された場合には1例えば「両面原稿−片
面複写モード」を設定する信号が立ち上ったかどうかを
判定する。ステップD03で「両面原稿−片面複写モー
ド」を設定する信号が立ち上ったと判断された場合には
、ステップ004に進んで、前記フラグF2を論理1状
態にセットする。しかる後、あるいはステップ003で
「両面原稿−片面複写モード」を設定する信号が立ち上
っていないことが確認された場合には。
マスターコントローラMSCはステップ005に進んで
、その他の受信データ処理を行なう、この場合のその他
の受信データ処理は、例えば前記操作パネルl上のキイ
類が操作されることにより入力された信号により発生し
た受信データの処理等を含むものである。かくてステッ
プ005で上記その他の受信データ処理を行なった後、
マスターコントローラMSCは第5図に示したメインル
ーチンプログラムに戻る。
MSCみ  ルーチン(第9図) 次に前記マスターコントローラMSCの割込み処理ルー
チンプログラムについて、第9図に示すフローチャート
を参照して説明する。
この割込み処理は前記サブコントローラSSCからマス
ターコントローラMSCに対してかけられる割込みであ
り、この割込み要求がかかると、受信側のマスターコン
トローラMSCは現在実行中の処理を中断して、当該割
込み処理ルーチンプログラムを実行する。
第9図に示す割込み処理ルーチンプログラムにおいては
、まずステップEOIで当該割込みが受信割込みである
か、または送信割込みであるかを判定する。求められて
いる割込みが受信割込みである場合には、ステップEO
2で受信割込み処理を実行し、また送信割込みである場
合には、ステップEO3で送信割込み処理を実行する。
これらの受信割込み処理ないし送信割込み処理自体はよ
く知られたものであるので、その詳細な手順については
ここではあえて言及しない。
ステップEO2またはステップEO3でそれぞれ受信割
込み処理あるいは送信割込み処理を実行した後は、マス
ターコントローラMSCはそれぞれステップEO4また
はステップEO5に進んで、新たな送信および受信割込
みを許可する。しかる後、マスターコントローラMSC
は第5因に示すメインルーチンプログラムに戻って、必
要に応じてそのサブルーチンプログラムを再開、実行す
る。
SSCみ  ルーチン(第1θ図) 次に前記サブコントローラSSCの割込み処理ルーチン
プログラムについて、第10図に示すフローチャートを
参照して説明する。
この割込みルーチンプログラムは、マスターコントロー
ラMSCが前記サブコントローラSSCに対してかけた
割込みを処理すべく実行されるものである。この割込み
要求がかかると、受信側のサブコントローラSSCは現
在実行中の処理を中断して、当該割込み処理ルーチンプ
ログラムを実行する。
この第1O図に示す割込み処理ルーチンプログラムにお
いては、まずステップFOIで当該割込みが受信割込み
であるか、または送信割込みであるかを判定する。求め
られている割込みが受信割込みである場合には、ステッ
プFO2で受信割込み処理を実行する。また、要求され
た割込みが送信割込みである場合には、ステップFO3
で送信割込み処理を実行する。このSSC割込み処理ル
ーチンプログラムにおける受信割込み処理ないし送信割
込み処理自体もよく知られたものであるので、その詳細
な手順についてはここでは言及しない。
かくて、マスターコントローラMSCあるいはサブコン
トローラSSCはそれぞれのメインルーチンプログラム
に戻って、必要に応じてそのサブルーチンプログラムを
再開、実行する。
のデータ伝’    IIA  −110)上述のよう
な概略構成とした本発明によるデータ伝送制御装置の実
施例について、その電源投入時から1回分(複数の複写
動作を行なうマルチコピー動作をも1回分とする)の複
写動作完了時までにマスクコントローラMSCとサブコ
ントローラ5sc−t、5SC−2,5SC−3の各々
間で行なわれるデータ授受の状況を、第11A図ないし
第11D図を参照して説明する。なお、図中P1.P2
.P3は、それぞれサブコントローラ5SC−1,5S
C−2,5SC−3に対して所定の周期をもってマスタ
ーコントローラMSCから送信されるステータス通知要
求コマンドを示し、このステータス通知要求コマンドは
前記送信許可データに含まれているものである。以下の
記載ではこのコマンドをポーリングコマンドと称するこ
ととする。サブコントローラ5sc−i、5SC−2,
5SC−3の各々は、このポーリングコマンドに応答し
てステータスアンサSAをマスターコントローラMSC
に返送する。このステータスアンサSAは個々のサブコ
ントローラ5SC−2,5SC−1,5SC−3の現時
点における状態(ステータス)をマスターコントローラ
MSCに通知するのみならず、当該サブコントローラが
マスターコントローラMSCにたしかに接続されている
ことを示すものであり、マスターコントローラMSCは
このステータスアンサSAからそのサブコントローラが
管掌している機能ユニットが本複写機に実際に装備され
ていることを確認することができる。
第11A図はサブコントローラ5SC−1,5SC−2
,5SC−3の各々について、その接続の確認および初
期設定の状況を示すものである。
まず装置の電源プラグがコンセントに差し込まれて、す
べてのコントローラに電源が投入されることにより、マ
スターコントローラMSCはまずその初期内部処理を行
なって、その記憶データをクリアしかつ各種初期値を設
定する。しかる後マスターコントローラMSCは個々の
サブコントローラ5SC−1,5SC−2,5SC−3
に。
それぞれポーリングコマンドpt、P2、P3を所定の
周期Tをもって定期的に送信する。このポーリングコマ
ンドP1、P2、P3に対してサブコントローラ5SC
−1,5SC−2,5SC−3からそれぞれ前記ステー
タスアンサSAが返送されてくると、マスターコントロ
ーラMSCは当該サブコントローラがたしかに接続され
ているものと判定して、第9図で説明した割込み処理ル
ーチンによりセットコマンドRCを送信し、接続が確認
されたサブコントローラ5sc−i、5sc−2,5S
C−3の各々に対してソフトウェアによる初期化動作を
行なうよううながす、かくてこのリセットコマンドRC
に応答して、サブコントローラ5SC−1,5SC−2
,5SC−3の各々は、その内蔵メモリやモードデータ
等の初期化動作を行なう。
上述のようにしてリセットコマンドRCを送信した後所
定の時間tが経過して時点で、初期のモードデータやシ
ステム構成等のデータIDの送信を開始する。ここで、
各サブコントローラ5SC−1,5SC−2,5SC−
3が前記初期化動作を行なっている間にマスターコント
ローラMSCから初期データIDを受信した場合、当該
サブコントローラは受信したデータをその初期化動作の
過程でクリアしてしまうことがありうる。このため、上
記所定の時間tの値は、マスターコントローラMSCが
前記リセットコマンドを送信し終ってから各サブコント
ローラがその初期化動作を完了するのに充分な時間、す
なわち通常は数msから数10m5の値に設定しておく
のがよい。
初期化動作を完了した各サブコントローラ5SC−1,
5SC−2,5SC−3は、マスターコントローラMS
Cからのポーリングコマンドに対してステータスアンサ
SAを返送するときに、当該サブコントローラにおける
初期データおよびそのシステム構成や機能等をマスター
コントローラMSCに知らせる(第9図のステップEお
2および第1θ図のステップFO3)。
第11B図ないし第110図は、マスターコントローラ
MSCおよびサブコントローラ5SC−1,5SC−2
,5SC−3の各々が以上の処理を完了して、当該II
t@のメインスイッチがオンとされてから複写モードを
設定するまでの状況を示すものである。
まず第11B図において、上記メインスイッチがオン状
態となると、CPU (中央演算装置)およびその周辺
装置をのぞく電気負荷のための電鯨(タトえばDC24
V、AClooV)(7)制御を担当する複写機本体2
用サブコントローラ5SC−2から、メインスイッチが
オンとなったことを知らせるレポートデータ(dlで示
す)がマスターコントローラMSCに送られる(通信B
1)、このレポートデータdlを受信したマスターコン
トローラMSCは、実行すべき複写動作のモードや条件
、すなわち9例えば「複写モードは標準モードである」
、「複写倍率は等倍である」、「自動露光モードである
」、「複写枚数の置数は1である」、「使用する複写紙
はA4サイズである」等々を表わすデータ(図中d2〜
d6で示す)を、すべてのサブコントローラ5SC−1
,5SC−2,5SC−3に通知する。
その後、操作パネルlで複写倍率としてたとえばXo 
、707が選択されたとすると、そのデータ(d7で示
す)が、操作パネルlを担当するサブコントローラ5S
C−1からマスターコントローラMSCに送られ、これ
が受は付けられるとその倍率を表すデータd7がすべて
のサブコントローラ5SC−1,5SC−2,5SC−
3に転送されることとなる(通@82)。
この時点で、例えば両面原稿−片面複写モードが選択さ
れたとする。その場合は、この両面原稿−片面複写モー
ドを表すデータ(d8で示す)がサブコントローラ5s
c−tからマスターコントローラMSCに送られる。と
ころが、いまかりに当該複写機に自動原稿搬送装M3が
装備されていないとすると、その場合は両面原稿モード
は受付けられず、したがってマスターコントローラMS
Cは片面原稿−片面複写モードを表すデータ(d9で示
す)をすべてのサブコントローラ5SC−t、5SC−
2,5SC−3に送ることとなる(通信B3)。
他方、前記メインスイッチがオン状態となったことによ
り設定された初期状態を表わすデータによって、例えば
複写枚数を表わす置数が1とされているにもかかわらず
、操作パネル1上のクリヤキイ(図示せず)が操作され
ることによって操作パムル1を受は持つサブコントロー
ラ5SC−1から複写枚数が1のデータ(dloで示す
)が送られてきた場合は、マスターコントローラMSC
は複写枚数の置数1を表わすデータ(aitで示す)を
各サブコントローラ5SC−1,5SC−2,5SC−
3に再送信する(通信B4)。
上述のようにして、個々のサブコントローラ5sc−i
%5SC−2,5SC−3から送られてくるモードデー
タに対して当該モードの設定を許可する、あるいは許可
しなのいずれの場合にも、それぞれ適切に対応したモー
ドデータを各サブコントローラ5SC−1,5SC−2
,5SC−3に送信することにより、マスターコントロ
ーラMSC側における判断の結果を各サブコントローラ
に通知する。
次に第11C図に示すように、当該複写機のオペレータ
により例えば上下2段とした給紙カセットのうち、かり
に下段の給紙カセットが交換された場合、複写機本体2
を担当するサブコントローラ5SC−2は、変更された
カセットに対応する給紙口のみならず、すべての給紙口
に関するもろもろの情報(複写紙のサイズや残量など)
を含む一連のデータ、すなわちストリングデータ(d1
2で示す)をマスターコントローラMSCに送信する。
このストリングデータd12を受信したマスターコント
ローラMSCは、すべてのサブコントローラ5SC−1
,5SC−2,3SC−3に対して該データd12を送
信する。
また、操作パネル1において上給紙口が選択された場合
、この操作パネル1を担当するサブコントローラ5SC
−1は、みずからのデータ送信タイミング、すなわちマ
スターコントローラMSCから該サブコントローラ5S
C−1ヘボー・リングコマンドが送信されてこれに応答
してステータスアンサSAを返信する際に、選択された
給紙口に関するデータ(d13で示す)をマスターコン
トローラMSCに送る。かくてマスターコントローラM
SC側が当該給紙口の選択を許可すると、マスターコン
トローラMSCはすべてのサブコントローラ5sc−t
、5SC−2,5SC−3に対してデータd13を送信
する。
上述のようにして通信を行なうことにより、個々のサブ
コントローラ5SC−1,5SC−2,5SC−3にお
ける情報の授受や複写モード設定等が順次実行されて、
複写動作開始キイ(図示せず)の操作をまって実際の複
写動作が開始されるにいたるのである。
第110図は、このようにして複写動作開始キイが操作
された後、1回分の複写動作が完了するまでの状況を示
すものである。
まず操作パネルl上の複写動作開始キイ(プリントキイ
)が操作されると、サブコントローラ5SC−1からマ
スターコントローラMSCへプリントレポートデータ(
d14で示す)が送られて、複写動作開始キイが操作さ
れたことが通知される(通信D1)、このプリントレポ
ートデータd14に対して、複写動作の開始が可能であ
るとマスターコントローラMSCが判断すると、該マス
ターコントローラMSGは前記自6原稿搬送装63を管
掌するサブコントローラ5SC−3に対して、原稿をセ
ットさせるための原稿交換コマンド(d15で示す)を
送信する(通信D2)、サブコントローラ5SC−3は
この原稿交換コマンドd15に応答して原稿トレイ(図
示せず)から1枚の原稿を給紙して、原稿台上の所定の
位置にセットするための動作を開始し、この動作が終了
し次第、原稿セット完了を知らせるための原稿セットレ
ポートデータ(d16で示す)をマスターコントローラ
MSCに送信する(通@D3)。
この原稿セットレポートデータd16を受信したマスタ
ーコントローラMSCは、複写動作を開始させるために
、サブコントローラ5SC−2に対してプリントコマン
ド(d17で示す)を送信する(通信D4)、なお、自
動原稿搬送装置3が装備されていない場合には、サブコ
ントローラ5SC−3に対して原稿交換コマンドd15
を発信することなく、ただちに上記通信D4を行なうこ
ととする。
上記プリントコマンドd17を受信したサブコントロー
ラ5SC−2は、そのCPUに対して作像動作の開始を
指示するとともに、そのCPUから給紙開始信号を受け
てマスターコントローラMSCへ給紙レポートデータ(
d18で示す)を返す(通信D5)、同様に、該サブコ
ントローラS S C−2から複写動作シーケンスにか
かわる露光終了または排紙終了の信号を受けると、サブ
コントローラ5SC−2はそれぞれ露光終了レポートデ
ータ(d19で示す)や排紙終了レポートデータ(:d
20で示す)をマスターコントローラMSCに送信する
(通信D6、D7)。
なお、Hの記載では複写枚数を標準枚数であるlとして
きたが、複数枚数複写(マルチコピー)モードの場合は
、サブコントローラ5SC−2からの給紙レポートデー
タを受けたマスターコントローラMSCは、次のプリン
トコマンドを送信して、設定枚数分だけこの動作を繰り
返すこととなる。
かくてマスターコントローラMSCは、プリントコマン
ド(d17で示す)t−送信した回数分だけ露光終了レ
ポートデータ(d19で示す)を受は取った没階で1回
分の複写動作が終了したと判断して、前記自動原稿搬送
装置に対して原稿交換コマンド(d21で示す)を送信
して、とりあえずその制御動作を終結する。
なお、上述のデータ伝送制m装置においては、マスター
コントローラMSCが各サブコントローラ5SC−1,
5SC−2,5SC−3に対して行なう前記ポーリング
は、基本的には第11A図に示したように前記所定時間
tに定められてはいるが、前述の給紙情%1dlO(第
11C図)のような一連のストリングデータを送信ある
いは受信するときには、該所定時間tの経過後でもポー
リング動作が実行されず、当該ストリングデータの送信
ないし受信が終了するまでポーリング動作の実行を延期
して、該データの送信または受信が絆了後にはじめてポ
ーリング動作が行なわれるようにする。
ユニ ト    データ伝 (第12A図、第12B図) つぎに本発明によるデータ伝送制御装置の実施例におい
て、上記した機能ユニット、すなわち操作パネル1、複
写機本体2および自動原稿搬送装置3のうち特定のユニ
ットが当初から装備されており、それ以外の機能ユニッ
トが追加装備された場合に実行される通信処理について
、第12A図および第12B図を参照して説明する。以
下の説明では、当初から装備されていた機能ユニットと
しては操作パネルlおよび複写機本体2を想定し、新規
に装備された機能ユニットとしては自動原稿搬送装置3
を想定する。第12A図に示す状況は、自動原稿搬送装
置3が新規に装備された時点においては複写動作が行な
われていない場合のデータ伝送の状況を示すものである
。また第【2B図に示す状況は、複写動作が行なわれて
いる途中で自動原稿搬送装置3が新規に装備された場合
のデータ伝送の状況を示すものである。
まず第12A図に示すように、操作パネルlと複写機本
体2のみが装備されている状態で新規に自動原稿搬送装
置3が追加装備された場合には、この新規に装備された
自動原稿搬送装W!3を支配するサブコントローラ5S
C−3に電源が接続された後、サブコントローラ5SC
−3に対してタイミングP3でポーリングコマンドが発
信されて(通信El)、このポーリングコマンドに応韓
して該サブコントローラからそのステータスアンサSA
がマスターコントローラMSCに転送される(通信E2
)、このステータスアンサSAからマスターコントロー
ラMSCは当該サブコントローラ5SC−3により制御
される自動原稿搬送装置3が新たに本複写機に追加装備
されたことを確認して、サブコントローラ5SC−3を
含むすべてのサブコントローラ5SC−1,5SC−2
,3SC−3に対してリセットコマンドRCを送信し、
現在接続が確認されているサブコントローラ5sc−t
、5SC−2,5SC−3の各々に対してソフトウェア
による初期化動作を行なうよううながす、このリセット
コマンドRCに応答して、サブコントローラ5sc−t
、5sc−2,5SC−3の各々は、その内蔵メモリや
モードデータ等の初期化動作を行なう。
を述のようにしてリセットコマンドRCを送信した後、
所定の時間tが経過して時点で、初期のモードデータや
システム構成等のデータIDの送信を開始する。しかる
後、初期化動作を完了した各サブコントローラ5SC−
1,5SC−2,5SC−3は、マスターコントローラ
MSCからのポーリングコマンドに対してステータスア
ンサSAを返送する際に、当該サブコントローラにおけ
る初期データおよびそのシステム構成や機能等をマスタ
ーコントローラMSCに知らせる。
つぎに、第12B図に示す状況、すなわち複写動作が行
なわれている途中で自動原稿搬送装置3が新規に装備さ
れた場合のデータ伝送の状況について説明する。
複写動作が進行中で、たとえば前述のようにしてサブコ
ントローラ5SC−2からマスターコントローラMSC
へ給紙レポートデータd18壱露光終了レポートデーd
19が送信されているときに、第12図において矢印N
で示すように自動原稿搬送装置3が新規に装備されたと
する。この場合には、自動原稿搬送装置3が新規に装備
され、当該装置3を支配するサブコントローラSSC〜
3に電源が接続されたことを、マスターコントローラM
SCは通常のごとくそのポーリングコマンドに対するサ
ブコントローラからのステータス7ンサSAによって確
認する(通信Fl)、l。
かじながら、複写動作が行なわれている期間中は、マス
ターコントローラMSCはサブコントロー5SSC−1
,5SC−2,5SC−3に対してリセットコマンドR
Cを送信せず、複写動作が終了するまで待つ、かくてマ
スターコントローラMSCは現在行なわれている複写動
作が終了した時点テサブーtントa−ラ5SC−1,5
SC−2,5SC−3の各々に対してリセットコマンド
RCを送信して(通信F2)、ソフトウェアによる初期
化動作を行なうよううながす、その後は、上記の場合と
同様、このリセットコマンドRCに応答して、サブコン
トローラ5sc−i、5sc−2,5SC−3の各々は
、その内蔵メモリやモードデータ等の初期化動作を行な
い、リセットコマノドRCを送信した後、所定の時間t
が経過して時点で、初期のモードデータやシステ1、構
成等のデータIDの送信を開始する。
なお、第11A図ないし第110図および第12A図な
いし第12D図におけるマスターコントローラMSCと
サブコントローラ5sc−t、5SC−2,5SC−3
との間の矢印は、マスターコントローラと各サブコント
ローラとのInで送受信されるデータの瀉れを概念的に
示すもので、マスターコントローラから各サブコントロ
ーラへのデータの伝送は第91Δで説明した割込みルー
チンによって行なわれ、また、各サブコントローラから
マスターコントローラへのデータの伝送は第1O図で説
明した割込みルーチンによって行なわれる。
[効果l H4のように、本発明によるデータ伝送制御装置は、複
数の機能ユニー/ トを選択的に装備することが可能な
装置において、それらの機能ユニ9トをそれぞれ個別に
管理する複数の制#g手段と、これらの制御手段の各々
と相互に通信を行なう主制御手段との間で全二重データ
通信を行なうように結合したデータ伝送システムにおい
て、前記複数の機能ユニットのうちのいずれかが前記装
置に装備されていない状態の後で当該m能ユニットが前
記?c21に追加装@されたことを前記主制御手段が確
認した場合には、すべての個別制御手段に対してその各
々のソフトウェアをリセットすべく指令量るようにした
ため、新たに追加装備された機能ユニシトを管掌する個
別制御手段を含むすべての個別制御手段のモードマーノ
ブの内容が同一となり、個々の個別制御手段間で動作■
二の食い違いが生ずることがないという効果が得られる
また、新しく追加装備された機能ユニットのためにこれ
まで装備されていた他の機能ユニットの個別主制御手段
の動作に変更が生じる場合があるが、当該個別制御手段
が前記主制御手段に接続されたことを示す情報をすべて
の個別制御手段に対して送イδするようにした場合には
、それら他の個別ル制御手段は新たに個別ル制御手段が
追加接続されたことを知ることがOf f@となるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図I士本発明による画像形成装置の概略構成を示す
正面図、第2図は第1図に示す画像形成装置に含まれる
データ伝送制御装置を構成する各種コントローラの概略
接続構成を示すブロー、り図、第3図は第2図に示すデ
ータ伝送制御装置における各種コントローラ内に用意し
た送受信データマツプの概念的概略構成を示すブロック
図、第4図は第3図に示す送受信データマツプの各々の
概念的概略構成を示すブロック図、第5図は第2図に示
すデータ伝送制御9置内のマスクコントローラが実行す
るメインルーチンを示すフローチャー1、第6図は第2
図に示すデータ伝送制御装置内のサブコントローラが実
行するメインルーチンを示すフローチャート、第7図1
士第5図に示すメインルーチンに含まれる送信データ処
理サブル−チンを示すフローチャート、第8図は同じく
第5図に示すメインルーチンに含まれる受信データ処理
サブルーチンを示すフローチャート、第9図は第5図に
示すメインルーチンに対する割込み処理ルーチンを示す
フローチャート、第10図は第6図に示すメインルーチ
ンに対する割込み処理ルーチンを示すフローチャート、
第11A図ないし第110図オヨヒ第12Aciat’
Jよび第129図は本発明によるデータ伝送制御装置の
実施例において行なわれるデータの授受の状況を示すタ
イムチャートである。 5SC−3゜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. それぞれが所定の機能を実現すべく構成された少なくと
    も2個の機能ユニットを選択的に装備することが可能で
    、それらの機能ユニットをそれぞれ個別に管理する複数
    の制御手段と、これらの制御手段の各々と相互に通信を
    行なう主制御手段との間で全二重データ通信を行なうよ
    うにたがいに結合したデータ伝送システムにおいて、前
    記複数の機能ユニットのうちのいずれかが前記装置に装
    備されていないときには、前記主制御手段はこのむねを
    確認した上で当該機能ユニットを管掌する個別制御手段
    との間のデータ伝送を停止し、しかる後、当該機能ユニ
    ットが前記装置に追加装備されたことを確認した場合に
    は、該当該機能ユニットを管掌する個別制御手段との間
    のデータ伝送を開始するとともに、すべての個別制御手
    段に対してその各々のソフトウェアをリセットすべく指
    令するようにしたことを特徴とするデータ伝送制御装置
JP63173567A 1988-07-12 1988-07-12 データ伝送制御装置 Pending JPH0222944A (ja)

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JP63173567A JPH0222944A (ja) 1988-07-12 1988-07-12 データ伝送制御装置
US07/667,360 US5138701A (en) 1988-07-12 1991-03-11 Data communication control system

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05116833A (ja) * 1991-10-28 1993-05-14 Toshiba Corp 画像形成装置
EP0551823A2 (en) * 1992-01-14 1993-07-21 SHARP Corporation Image processing apparatus
US5967799A (en) * 1996-09-18 1999-10-19 Nec Corporation Structure of printed circuit boards coupled through stacking connectors

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