JPH02229429A - プラズマプロセス装置 - Google Patents

プラズマプロセス装置

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JPH02229429A
JPH02229429A JP5035689A JP5035689A JPH02229429A JP H02229429 A JPH02229429 A JP H02229429A JP 5035689 A JP5035689 A JP 5035689A JP 5035689 A JP5035689 A JP 5035689A JP H02229429 A JPH02229429 A JP H02229429A
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JP
Japan
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chamber
specimen
sample
plasma
cooling
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JP5035689A
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English (en)
Inventor
Toshihide Suehiro
末廣 利英
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエッチング装置,  CVD装置等として用い
られるプラズマプロセス装置に関するものである。
〔従来の技術〕
電子サイクロトロン共鳴励起によりプラズマを発生させ
る方法は低ガス圧で活性度の高いプラズマを生成でき、
イオンエネルギの広範囲な選択が可能であり、また大き
なイオン電流がとれ、イオン流の指向性、均一性に優れ
るなどの利点があり、高集積半導体素子等の製造に欠か
せないものとしてその研究,開発が進められている。
ところで従来、上述のプラズマ生成方法によりプラズマ
を生成し、LSI等の半導体素子を製造する場合、プラ
ズマプロセス装置の試料室内を所要の雰囲気に保持する
ため、試料室の前後、またはいずれか一方にバルブを介
してロードロツタ室を設け、該ロードロツタ室から試料
室へ試料を搬入,搬出する方法が用いられている。
第4図はロードロック室を設けたエッチング装置として
構成した従来におけるマイクロ波を用いた電子サイクロ
トロン共鳴励起を利用するプラズマプロセス装置の縦断
面図であり、図中31はプラズマ生成室を示している。
プラズマ生成室31は周囲壁を2重構造にして冷却水の
通流室31aを備え、また上部壁中央には石英ガラス板
3lbにて封止したマイクロ波導入口31cを、更に下
部壁中央には前記マイクロ波導入口31cと対向する位
置にプラズマ引出窓31dを夫々備えている。前記マイ
クロ波導入口31cには他端を図示しないマイクロ波発
振器に接続した導波管32の一端が接続され、またプラ
ズマ引出窓31dに臨ませて試料室33を配設し、更に
周囲にはプラズマ生成室31及びこれに接続した導波管
32の一端部にわたってこれらを囲繞する態様でこれら
と同心状に励磁コイル34を配設してある。
試料室33内には前記プラズマ引出窓31dと対向する
位置に試料台37が配設され、その上にはウェーハ等の
試料Sがそのまま、又は静電吸着等の手段にて着脱可能
に載置され、また試料室33の下部壁には図示しない排
気装置に連なる排気口33aが開口されている。なお、
31g,33gは原料ガス供給管、また31e,31f
は冷却水の給水管,排水管である。
更に試料室33のガス供給管33gが配されている側と
対向する側にゲートバルブ39を介してロードロフク室
38が設けられている。ロードロツク室38の側壁には
ガス導入管38gが、下部壁には排気口38aが設けら
れており、ロードロック室38の内部には試料室33に
搬送される前の試料S′が収納されている。またガス導
入管38gよりロードロック室38内にN2等のバージ
ガスが供給されるようになっている。
上述のようなプラズマプロセス装置にあってはプラズマ
生成室31,試料室33内に原料ガスを供給して所要の
真空度に設定し、励磁コイル34にて磁界を形成しつつ
プラズマ生成室3l内にマイクロ波による高周波電界を
印加してプラズマを生成させ、生成させたプラズマを、
励磁コイル34にて形成される発散磁界によってプラズ
マ生成室3lからプラズマ引出窓31dを経て、ロード
ロツク室38から試料室33内の試料台37上に搬入さ
れた試料S周辺に導出し、試料S表面にプラズマ流中の
イオン,ラジカル粒子によるエッチング,成膜が施され
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、LSIの高集積化、微細化に伴い、特にエッ
チングプロセスでは、ラジカル制御,保護膜安定化等の
観点より、試料を低温または極低温にて処理することが
重要となっている。このため第4図の装置において、試
料室33内の試料台37の内部及び試料Sと試料台37
との間に、夫々冷却ジャケット及びガス伝導冷却等の冷
却手段(共に図示せず)を設け、試料台37及び試料S
を所定温度冷却してエッチング等の処理が行われる。
ところが、ロードロツク室38は常温であり、ロードロ
ツタ室38内の試料S′は常温のままロードロソク室3
8から試料室33内の試料台37へ搬入されるため、こ
の試料S′を前述の冷却手段にて試料台37と同温にな
るまで冷却するのに要する時間が長く、試料処理効率が
悪く、大量生産に適さないという問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは試料室に試料を搬入する以前に、試
料を所定温度冷却して試料処理効率を向上させるプラズ
マプロセス装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段“〕
本発明に係るプラズマプロセス装置は、試料室内に搬入
される試料に対してプラズマを利用して処理を施すプラ
ズマプロセス装置において、前記試料室に試料を搬入す
る前に、試料を冷却する手段を設けたことを特徴とする
〔作用〕
本発明のプラズマプロセス装置にあっては、前記試料室
に試料を搬入する以前に試料が冷却される。これにより
試料室内で試料を冷却するのに要する時間が短縮される
〔実施例〕
以下、本発明に係るプラズマプロセス装置をエッチング
装置として構成した実施例について図面に基づき具体的
に説明する。
第1図はロードロック室を設けたエッチング装置として
構成した従来におけるマイクロ波を用いた電子サイクロ
トロン共鳴励起を利用するプラズマプロセス装置の縦断
面図であり、図中1はプラズマ生成室を示している。
プラズマ生成室1は周囲壁を2重構造にして冷却水の通
流室1aを備え、また上部壁中央には石英ガラス板1b
にて封止したマイクロ波導入口1cを、更に下部壁中央
には前記マイクロ波導入口1cと対向する位置にプラズ
マ引出窓1dを夫々備えている.前記マイクロ波導入口
1cには他端を図示しないマイクロ波発振器に接続した
導波管2の一端が接続され、またプラズマ引出窓1dに
臨ませて試料室3を配設し、更に周囲にはプラズマ生成
室1及びこれに接続した導波管2の一端部にわたってこ
れらを囲繞するJLi様でこれらと同心状に励磁コイル
4を配設してある. 試料室3内には前記プラズマ引出窓1dと対向する位置
に試料台7が配設され、その上にはウェーハ等の試料S
がそのまま、又は静電吸着等の手段にて着脱可能に載置
され、また試料室3の下部壁には図示しない排気装置に
連なる排気口3aが開口されている。なお、Ig,3g
は原料ガス供給管、またle.1fは冷却水の給水管,
排水管である。
更に、試料室3内の試料台7の内部には冷却ジャケット
が、また試料Sと試料台7との間にはガス伝導冷却等の
冷却手段(共に図示せず)が設けられており、試料台7
及び試料Sが所定温度に冷却されるようになっている. 更にまた試料室3のガス供給管3gが配されている側と
対向する側にゲートバルブ9を介して冷却室たるロード
ロック室8が設けられている.ロードロック室8の側壁
にはガス導入管8gが、下部壁には排気口8aが夫々設
けられており、ロードロック室8の内部には試料室3に
搬送される前の試料S′が収納されている, ガス導入管8gはガス流量制御装置(図示せず)と連な
っており、このガス導入管8gよりロードロック室8内
の試料S′に、試料台7の冷却温度に近い温度に冷却さ
れたN,等のパージガスが一定時間吹きつけられるよう
になっており、試料S′は所定温度冷却された後、試料
室3内の試料台7上に搬送される。
上述の如き構成を有する本発明のプラズマ装置にあって
は、プラズマ生成室1,試料室3内に原料ガスを供給し
て所要の真空度に設定し、励磁コイル4にて磁界を形成
しつつプラズマ生成室l内にマイクロ波による高周波電
界を印加してプラズマを生成させ、生成させたプラズマ
を、励磁コイル4にて形成される発散磁界によってプラ
ズマ生成室lからプラズマ引出窓1dを経て冷却室たる
ロードロック室8から試料室3内の試料台7上に搬入さ
れた試料S周辺に導出し、試料S表面にプラズマ流中の
イオン.ラジカル粒子によるエッチング処理が施される
第2図は本発明及び従来のプラズマプロセス装置にてエ
ッチング処理を行った場合、試料台温度を−30℃とし
、試料Sが試料台7上で−30’Cまで冷却されるのに
要する時間を示すグラフであり、縦軸は試料温度(℃)
、横軸は冷却時間(sin)である。これによると、図
中●で示す従来装置では試料Sが−30℃まで冷却され
るのに約3分要するが、○で示す本発明装置では試料台
上に搬送される以前の試料に−30℃の溶剤により冷却
されたNZガスを300SCCMで2分間吹きつけて予
め試料を冷却してあるので、試料室搬入後試料Sが−3
0℃まで冷却されるのに要する時間は40〜60秒であ
り、従来と比べて22〜33%の冷却時間で試料を試料
台温度まで冷却することができ、試料処理効率が向上ず
る. 第3図は本発明の他の実施例を示すプラズマプロセス装
置の縦断面図であり、試料室3と従来のロードロック室
と同様のロードロック室38との間に冷却室11を設け
た構造を有するものである.ロードロック室38内には
従来同様にパージガスが導入されるようになっている.
また冷却室1lはその上部壁に冷却ガス導入管11gを
、下部壁に排気口11aを開口した真空゜室であり、試
料S′はロードロック室38のゲートバルブ39を通じ
て冷却室11内に搬送される.冷却室11内に搬送され
た試料S′は冷却ガス導入管11gより試料台7の冷却
温度に近い温度の冷却ガスが吹きつけられた後、試料室
3の試料台7上に搬送され、エッチング処理される.こ
のような構成を有するプラズマプロセス装置においては
、パージガス供給と冷却ガス供給とが別の室内で行われ
るので、冷却室の雰囲気が大気に開放されず、試料に水
分が付着する等の大気による悪影響が生じないという利
点がある.なお、第3図の本発明装置の他の構成及び作
用は第1図に示す実施例と同じであり、対応する部材に
は同じ番号を付して説明を省略する。
また、本発明の冷却室内に試料を複数枚納めたカセット
を収納し上述と同様にして本発明を実施できることは言
うまでもない。
更に本実施例においては試料室に搬入する前の試料を冷
却する手段として冷却ガス導入管を用いたが、冷却室内
の試料台,カセット等に冷却ジャケット,ガス伝導冷却
等の冷却手段を設けて試料を冷却してもよいのは勿論で
ある。
〔効果〕
以上詳述した如く、本発明のプラズマプロセス装置にお
いては、試料室に試料を搬入する以前に試料が冷却され
ており、試料室内における試料の冷却時間が短縮でき、
試料処理効率が向上し、大量生産に適するという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプラズマプロセス装置を示す縦断面図
、第2図は本発明及び従来のプラズマプロセス装置にて
試料Sが試料台温度まで冷却されるのに要する時間を示
すグラフ、第3図は本発明のプラズマプロセス装置の他
の実施例を示す縦断面図、第4図は従来のプラズマプロ
セス装置を示す縦断面図である。 3・・・試料室 8・・・ロード口ツタ室 8g,fi
g・・・冷却ガス導入管 11・・・冷却室 特 許 出願人  住友金属工業株式会社代理人 弁理
士  河  野  登  夫’I  l(min) 弟 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試料室内に搬入される試料に対してプラズマを利用
    して処理を施すプラズマプロセス装置において、 前記試料室に試料を搬入する前に、試料を 冷却する手段を設けたことを特徴とするプラズマプロセ
    ス装置。
JP5035689A 1989-03-01 1989-03-01 プラズマプロセス装置 Pending JPH02229429A (ja)

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JP5035689A JPH02229429A (ja) 1989-03-01 1989-03-01 プラズマプロセス装置

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