JPH02229285A - 粉末染料の秤量採取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明はＩＩＮ製品，合成樹脂製部品などの染色を行う
場合において、染液調整のために用いられる粉末染料を
秤量採取する方法並びに該方法の実施に適した装置に関
するものであり、特に粉末染料の所要鐘に対する誤差を
極めて少なくすることのできる粉末染料の能率的秤岱採
取手段の提供を目的とする。

〔従来の技術〕

染色処理を良好に行うためには、適正所要量の染料を含
有する染液を調整することが基本的条件であるが、染料
が粉末の場合、所要岱の粉末染料を正確に秤量採取する
ことは必ずしも容易ではない。

容器内に収容された粉末染料を秤缶採取する従来の方法
としては、計量カツブなどの採量具、あるいは容器下部
からの流出によって略所望量を得た上、さらに電子天秤
などの秤量器によって過不足量を補正する方法あるいは
前記と同様にして採取した所望量より僅かに過剰量の粉
末染料を水などの液体で稀釈して染料ＩＩ１度既知液と
した上、咳液から適正量を含有する容量の液を採取する
方法が行なわれている。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記の従来の粉末染料の秤量採取方法において、粉末と
して採取する前者の方法は実験室的には普通に行なわれ
ている。しかし工業的には過不足補正秤量が面倒で非能
率であるため、これを省略して容器からの粉末流出量を
定量送出し装置により調整して、±０、５〜０．　２５
（ｌの誤差範囲の採取扮とすることは一般に実施されて
いる。染色において染液含有染料量が所要量に対して１
％以上の誤差率となると視覚的に相違する染色結果を生
ずるものであり、したがって前記の粉末染料採取方法は
粘度のよい採取の場合において５０ｇ以上の染料所要燈
を含有する染液を用いる大ロット染色の場合に採用され
、染料所要量５０（Ｊ以下の場合には面倒な再秤量補正
が必要であった。

一方、後者の粉末染料を稀釈液として染料所要量を秤量
採取する方法はその稀釈程度によって著しく精度のよい
採量ができるものでかるが、染料の所要量が増加するに
したがい稀釈液吊が増大し、設備，操作上の問題点を生
ずるとともに、大缶の稀釈液を保存した場合に経時的劣
化の可能性があるので、実用的には試し染め．サンプル
染め．極めて限られた小ロフト染色の場合の少最の染料
採取の場合に採用されているに過ぎない。

（課題を解決するための手段） 本発明は所要量の粉末染料を採取するに当たってその所
要量の大部分を粉末のまま採取するとともに残余部分の
粉末を稀釈液として採取する手段を行うことによって、
奇料所要量の多少に係わらず精度のよい迅速な秤量採取
を可能にした方法並びに該方法の実施に適した装置であ
る。

すなわち、染液調整用の粉末染料の所要量（ａ）を秤一
採取するに当たって、所要量（ａ）より僅かに少ない山
の粉末染料を採取秤舟する第−段階と、前記第一段階の
染料秤聞値（１１）と所要量（ａ）との差量１（ｃ）よ
り僅かに多い粉末染料を採取秤量して、その秤量値に対
し特定比率の溶媒．分散媒となる液体を加えて染料濃度
既知の稀釈液を得る第二段階と、第二段階の稀釈液から
前記差量値Ｃの染料を含むｗｉ量を分取して前記第一段
階によって得た粉末染料に加える第三段階とよりなるこ
とを特徴とする第〜の方法と、染液ＷＡｍ用の粉末染料
の所要１ｉｔ（ａ）を採取秤量するに当って、粉末採取
手段に基づく既知の最大採取誤差ｆＩ１（Ｐ）を所要１
ｔ（ａ）から減じたｆｆｉ（Ｑ）を目標値として粉末染
料を秤量採取する操作（イ）と、前記の最大採取ｗＡ差
量（Ｐ）以上の粉末染料を採取秤量し、その秤量値（ｄ
　）に対し特定比率の溶媒，分散媒となる液体を加えて
染料濃度既知の稀釈液を得る操作（口》と、該操作く口
）によって得た稀釈液から操作（イ）で得た粉末染籾の
秤量値（ｂ）と所要司（ａ）との差憬値（ｃ　）の染料
を含む液量を分取して前記操作イで得た粉末染料に加え
る操作くハ）とよりなることを特黴とする第二の方法と
よりなり、本発明の装置は前記の方法を実施するに当た
って、一種の粉末染料の秤量採取に適する第一の装置と
複数種の粉末染料の連袂的秤量採取に適する第二の装置
をそれぞれ対象としたものである。

すなわら、第一の装置は一個の粉末染料の収容槽、該収
容槽の下部に設けたそれぞれ定凶送り出し装置が付いた
粉末大階流出管，粉末小山流出管、粉末大量流出管の下
方に位置して第一秤量装置上に置かれた第一染料容器、
粉未小量流出管の下方に位置して第二秤量装置上に置か
れた第二染料容器、第二染料容器に対する染料溶媒．分
散媒用の液体供給管、第二染料容器内の染料濃度の大な
る稀釈液を第一染料容器へ定量移送するポンプ配管系統
を有し、前記粉末大量流出管，粉末小市流出管のそれぞ
れの定量送出し装置、流体供給管，ポンプ配管系統のポ
ンプの作動を二つの秤量装置の何れかまたは双方の秤潰
値に関連してコンピュータＩｌｌ御されるものであるこ
とを特徴とするものであり、第二の装置は、列設された
複数の粉末染料の収容槽，各収容槽の槽下部に配設した
前記槽列の一側方に突設した定聞送出し［１付き粉末大
量流出管、槽列の他側方に突設した定量送出し装置付き
粉末小量流出管、各槽の粉末大愚流出管の下方で槽列に
平行な経路を移動可能に設けた第一秤Ｉｔ装置、該第一
秤量装買上に戟置された第一染料容器、各槽の粉末小量
流出管の下方で槽列に平行な経路を移動可能に設けた第
二秤量装置、各槽の粉末粉末小ｍ流出管の下方で第二秤
伍装置の移動経路との間に位置して各槽毎に、第二秤量
装置によって選択的に秤山され得るように配置支持され
た第二染料容器、該各第二染料容器のそれぞれに対して
設けた染料溶媒．分散媒液の特定染料′ａ度の稀釈液を
第一染料容器へ定量移送するようにそれぞれに設けられ
たポンプ配管系統を有し、前記第一，第二の秤ＩＩ装置
の粉末染料の収容槽列中の特定槽位置への移送、該特定
槽の粉末大邑流出管，粉末小量流出管のそれぞれの定量
送出し５Ａ置、二つの秤−装置，液体供給管、ポンプ配
管系統のポンプの作動を特定プログラムと二つの秤量装
置の何れかの秤量値に関連してコンじユータ制御するこ
とを￥ｆ徴とするものである。

〔作用〕

本発明の方法によれば所要量の粉末染料の大部分を直接
粉末のまま採取し、その秤量によって少姐の残余恐を別
個に採取して稀釈液として採取することによって定量送
出し手段によっての粉末流出階の誤差範囲の悪影響を実
質的に排除して精度のよい秤量採取が容易に行うことが
でき、第一の装置によれば単一粉末染料に対する上記方
法の実施が簡単にでき、また第二の装置は複数種の粉末
染料を、それぞれの所要量に応じて順次連続的に上記方
法を繰返して実施でき、前記第一の装置を複数用いる場
合に比べて、設備．操作の点で極めて有利である。

〔実施例） 本発明の方法並びに装置についての実施例を図面を参照
して説明する。

第１図は第一の装置の要部を断面とし一部を省略して示
した正面図である。

図において１は一種の粉末染料の収容槽、２は収容槽１
の下部から突出した定量送出し装置付きの粉末大■流出
管、３は定吊送出し装置付き粉末小湯流出管、２１は粉
末大畿流出管２の下方に位置した電子天秤である第一秤
量装置、１９はその上に置かれた第一染料容器、２２は
粉末小量流出管３の下方に位置した電子天秤である第二
秤［ｌ装置、２０はその上に置かれた第二染料容器であ
る。

２５は第二染料容器２０内へ水その他の染料溶媒、分散
媒などの液体供給管、２６は撹拌器、３０はポンプ２１
を介して第二染料容器内に挿入された吸込バイプ３２，
第一染料容器１９上に開口した吐出バイプ３３が接続さ
れたポンプ配管系統である。

なお、４０は架台、４１はカバー、４２．４３は前記の
大量及び小霜の粉末流出管２．３に設けた定量送出し装
置を作動せしめる回転駆動＠４，５を支持するブラケッ
トであり、４４はｐＩ間装置への電気配線である。

第２図．第３図．第４図は収容槽１の下部に設けた粉末
大量流出管２．粉末小量流出管３並びにそれぞれに併設
した定層送出し装置を示すものであり、粉末大量流出管
２は槽壁外方に突設した大口径管で、その対向槽壁に＠
設した平歯車付き回転支軸８に後端が固定支持された螺
旋条体１６が槽内から粉末大層流出管２内全長にわたっ
て設けられ、その上部には両側槽壁を貫通してその軸方
向にｌ！ｌ！ｌｌｌＪ可能に支持された撹拌胃付き回転
軸６がその一方軸端に摺接カツブリングを介して第一エ
アシリンダー１４の作動端に連結され、他端には前記回
転支軸７の平歯車に噛合う平歯車付き傘歯巾１２が固着
され、第一エアシリンダー１４の押出し作動にしたがっ
て、回転駆動軸５に設けた傘歯串１０に平歯車付き傘歯
１１１２が噛合い、胃付き回転軸６が回動されるととも
に、平歯車噛合いによって回転支軸８、これに固定され
た螺旋条体１６が回動し、収容槽１内に収められた粉末
染料は囚付き回転軸６の撹拌を受けつつ比較的大口径の
粉末流出管２内を比較的大ピッチの螺旋条体１６の回勤
による急速な粉末送出し作用を受けて粉末大量流出が行
われ、第一エアシリンダーの復帰によって、回転駆動軸
５との連結が解放されて停止するものである。

粉末小量流出管３は前記の粉末大石流出管２より小口径
管で、これに挿入された粉末送出し作用を生ずる螺旋条
体１７は前記のものより小径，小ピッチでより精度の良
い粉末送出しができるものである外は買付き回転軸７，
回転支軸９，回転駆動軸４の傘ｌＩＩｉＩ車１１に対す
る第二エアシリンダー１５の作動による連結，解放によ
る粉末送出し作用並びにその停止は前記と全く同様に行
い得るものである。

以上説明した第１の装置による粉末染料の秤量採取方法
の一実施例を説明する。

この装置の粉末大長流出管の粉末取出し精度は最大誤差
消（Ｐ）±０．５ｇ、粉末小山流出管の粉末取出し精度
は最大誤差面±０．　３５ｇ、２つの電子天秤の測定１
１度は±０。００５ｇ、ポンプ配管系統の液供＠精度は
最大誤差量±０．　２５ｃｃであり、粉末染料の所要１
（ａ）は図示しないコンピュータに入力され、例えば染
料所要量値が９．　３６ｉ；ｌとして第秤量装置１９に
その値を出力すると同時に収容槽１の粉末大垣流出管２
に設けた定量送出し装置に対し、所ＩＩ値の１位の数よ
り１だけ少ない８クの取出しを指令する。そして第一染
料容器１９に受入れた染料の秤！１！＊　（ｂ　）が８
．５ｇであり、所要量（ａ　）との０．　８６（ｌの差
量値（ｃ　）の染料の補充がコンピュータに記憶される
とともに、粉末小一流出管３の定量送出し装置に対し、
そのＲ度誤差箱囲をカバーするため差同値（ｃ　）に０
．７（Ｊを加えた１．５６９の取出しを指令し、第二染
料容器２０に１．５０ｉ１１の染料が取出されたことを
秤量し、次いでコンピュータは０．２％の稀釈液を得る
よう液供給管２５に７５０ｃＣの水の供給を指令し、こ
れと同時に撹拌機２６を始動して、次いで得られた稀釈
液の４３０ｃｃ　　（　０．８６Ｑの染料を含む）を第
一染料容器１９に移すように、ポンプ配管系統３０のポ
ンプ３１に指令し、±０、２５００の誤差範囲の精度で
染料液補充が行われ、第一染料容器１９に所要量に対し
殆んど誤差のない９．３６±ｏ．　ｏｏｏｓｇの染料量
を含有する液状物が得られた。

つぎに、第二の装置の実施例を、要部を断面とし一部を
省略して示した第５図の正面図と第６図の平面図によっ
て説明する。

この装置は前記の第一の装置と略同一の基本的構成を有
する単位装園を複数列設配置し、それぞれの収容槽１に
ｎ．種の粉末染料を収容して、各収容槽１毎に前記の順
次連続的に行うようにしたものであり、前記第一の装置
と同一の機能部分については同一の符号を付して説明す
る。この装置は収容槽１が複数列設され、それぞれの粉
末大量流出管２が槽列の一側方に、粉末小量流出管３が
槽列の他側方に突設され、それらの下方にそれぞれ椿列
と平行して２つの案内レール３８．３９が配設され、電
子天秤の第一秤量装置２１が案内レール３８上を移動可
能に、また電子天秤の第二秤量装置２２が案内レール３
９上を移動可能に設けられ、両秤厘装置２１．２２は移
送チェーンによって、特定の収容ＷＩ１に適合する位置
に移動，停止するように制御される。

第一秤！装置２１は第一染料容器１つを載置保持し、ま
た第二秤量装置２２は、各染料槽１毎に、棚３５の開口
部に上昇可能に緩嵌した台Ｊ！！！３６上に載置した第
二染料容器２０を台座３６とともに、その受皿面で支持
上昇することによって秤量動作を開始し得るようにする
。

ポンプ配管系統３０は各染色槽１毎に、また液体供給管
２５，ｍ拌機２６は各第二染料容器２０毎に設ける。

そして、前記の第−１第二の秤量装置２１．２２の粉末
染料の収容槽１列中の特定槽位置への移動をコンピュー
タで制御しつつ、それぞれの槽における粉末染料の秤量
採取を前述の第一の装置の場合と同様にしてコンピュー
タ制御して、各収容槽１からそれぞれの異種粉末染料の
所要量を極めて誤差の小にして第一染料容器１９中に収
束することができる。

このさいに、第一秤量装置２１に対する所要量指令値は
異種染料所要量の積算値によって行うようにすることは
勿論である。

かくして、染料を秤愚採取した第一染料容器２１は稀釈
液供給管４５．助剤供給管４６位置に移送されて、所望
の染液組成とした上、染色装置に運搬される。

以上の実施例において装置のコンピュータ制御条件を適
宜変更すれば本発明の第二の方法を実施することができ
る。

〔発明の効果〕

本発明の方法によれば、粉末染料の所要開の大部分を粉
末としてｆ！（至）採取し、残余部分を棉釈液とし正確
に秤量採取するので、粉末秤量採取による誤差量の悪影
響を完全に排除して迅速確実に染料採取ができ、本発明
の装置によれば上記方法を自動機械化して能率的に良好
に実施することができるので、染色作泉の能率を向上し
つつ良好な染色結果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は第
一の装置の要部を断面とし一部を省略して示した正面図
、第２図は収容槽１の水平断面の平面図、第３図．第４
図はそれぞれ第２図Ｉｍ線，Ｆ！■線における矢視方向
の縦断面を示す正面図であり、第５図．第６図は第二の
装置の要部を断面とし一部を省略して示した正面図，平
面図である。 １・・・収容ＩＩＩ２・・・粉末大量流出管３・・・粉
末小量流出管　４．５・・・回転駆動軸１９・・・第一
染料容器　２０・・・第二染料容器２１・・・第一秤量
装置　２２・・・第二秤量装置２５・・・液体供給管　
２６・・・撹拌機３０・・・ポンプ配管系統　３１・・
・ポンプ３５・・・棚　３６・・・台座　４４・・・電
気配線才 ３・図 ｂ オ 図 才 口

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）、染液調整用の粉末染料の所要量（ａ）を秤量採取
   するに当たって、所要量（ａ）より僅かに少ない量の粉
   末染料を採取秤量する第一段階と、前記第一段階の粉末
   染料の秤量値（ｂ）と所要量（ａ）との差量値（ｃ）よ
   り僅かに多い粉末染料を採取秤量して、その秤量値に対
   し特定比率の溶媒、分散媒となる液体を加えて染料濃度
   既知の稀釈液を得る第二段階と、第二段階の稀釈液から
   前記差量値（ｃ）の染料を含む液量を分取して前記第一
   段階によって得た粉末染料に加える第三段階とよりなる
   ことを特徴とする粉末染料の秤量採取方法。 ２）、染液調整用の粉末染料の所要量（ａ）を採取秤量
   するに当つて、粉末採取手段に基づく既知の最大採取誤
   差量（Ｐ）を所要量（ａ）から減じた量（Ｑ）を目標値
   として粉末染料を秤量採取する操作（イ）と、前記の最
   大採取誤差量（Ｐ）以上の粉末染料を採取秤量し、その
   秤量値（ｄ）に対し特定比率の溶媒、分散媒となる液体
   を加えて染料濃度既知の稀釈液を得る操作（ロ）と、該
   操作（口）によつて得た稀釈液から、操作（イ）で得た
   粉末染料の秤量値（ｂ）と所要量（ａ）との差量値（ｃ
   ）の染料を含む溶液を分取して前記操作（イ）で得た粉
   末染料に加える操作（ハ）とよりなることを特徴とする
   粉末染料の秤量採取方法。 ３）、粉末染料の収容槽（１）、該収容槽（１）の下部
   に設けたそれぞれ定量送り出し装置付きの粉末大量流出
   管（２）、粉末小量流出管（３）、粉末大量流出管（２
   ）の下方に位置して第一秤量装置（２１）上に置かれた
   第一染料容器（１９）、粉末小量流出管（３）の下方に
   位置して第二秤量装置（２２）上に置かれた第二染料容
   器（２０）、第二染料容器（２０）に対する溶媒分散媒
   用の液体供給管（２５）、第二染料容器（２０）内の特
   定染料濃度の稀釈液を第一染料容器（１９）へ定量移送
   するポンプ配管系統（３０）を有し、前記粉末大量流出
   管（２）、粉末小量流出管（３）のそれぞれの定量送出
   し装置、及び流体供給管（２５）、ポンプ配管系統（３
   ０）のポンプ（３１）の作動は二つの秤量装置（２１）
   （２２）の何れかまたは双方の秤量値に関連してコンピ
   ュータ制御されるものであることを特徴とする粉末染料
   の秤量採取装置。 ４）、列設した複数の粉末染料の収容槽（１）、各収容
   槽（１）の槽下部に配設した前記槽列の一側方に突設し
   た定量送出し装置付き粉末大量流出管（２）、槽列の他
   側方に突設した定量送出し装置付き粉末小量流出管（３
   ）、各槽の粉末大量流出管（２）の下方で槽列に平行な
   経路を移動可能に設けた第一秤量装置（２１）、該第一
   秤量装置（２１）上に載置された第一染料容器（１９）
   、各槽の粉末小量流出管（３）の下方で槽列に平行な経
   路を移動可能に設けた第二秤量装置（２２）、各槽の粉
   末粉末小量流出管（３）の下方で第二秤量装置（２２）
   の移動経路との間に位置して各槽毎に、第二秤量装置（
   ２２）によって選択的に秤量される得るように配置支持
   された第二染料容器（２０）、該各第二染料容器（２０
   ）に対してそれぞれ設けた染料溶媒、分散媒液の液体供
   給管（２５）、並びに第二染料容器（２０）毎に、その
   中の特定染料濃度の稀釈液を第一染料容器（１９）へ定
   量移送するようにそれぞれに設けられたポンプ配管系統
   （３０）を有し、前記第一、第二の秤量装置（１９）（
   ２０）の粉末染料の収容槽（１）列中の特定槽位置への
   移動、該特定槽の粉末大量流出管（２）、粉末小量流出
   管（３）のそれぞれの定量送出し装置、二つの秤量装置
   （２１）（２２）、液体供給管（２５）、ポンプ配管系
   統（３０）のポンプ（３１）の作動を、特定プログラム
   と二つの秤量装置（２１）（２２）の秤量値に関連して
   コンピュータ制御することを特徴とする複数種の粉末染
   料の秤量採取装置。