JPH02229212A - ポリエステル繊維の製造方法 - Google Patents
ポリエステル繊維の製造方法Info
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- JPH02229212A JPH02229212A JP5049289A JP5049289A JPH02229212A JP H02229212 A JPH02229212 A JP H02229212A JP 5049289 A JP5049289 A JP 5049289A JP 5049289 A JP5049289 A JP 5049289A JP H02229212 A JPH02229212 A JP H02229212A
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Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はポリエステル繊維の製造方法に係わり、更に詳
しくは、I1[接紡糸延伸法で、従来の2工程延伸糸と
同等の機械的性質を屯ち、かつ糸斑が良好で、断糸及び
単繊維切れの少ない安定したポリエステル延伸糸を製造
する方法に関する。
しくは、I1[接紡糸延伸法で、従来の2工程延伸糸と
同等の機械的性質を屯ち、かつ糸斑が良好で、断糸及び
単繊維切れの少ない安定したポリエステル延伸糸を製造
する方法に関する。
近年生産性の向上を目的として、紡糸工程と延伸工程と
を連続化した、いわゆる直接紡糸延伸法が開発され、工
業的に実用化されている。
を連続化した、いわゆる直接紡糸延伸法が開発され、工
業的に実用化されている。
この直接紡糸延伸法は
(1)紡糸口金より溶融吐出され、冷却固化した糸条を
延伸ローラーと熱セットローラーとの間で、ローラーの
周速度差に応じた倍率で延伸する方法。
延伸ローラーと熱セットローラーとの間で、ローラーの
周速度差に応じた倍率で延伸する方法。
(2) 紡糸口金より溶融吐出され、一旦ガラス転移
点以下の温度に冷却固化した紡出糸条を、紡糸口金と引
取りローラーとの間に独立した速度規定ローラーを介在
させることなく、紡糸口金と引取りローラーとの間に加
熱域を設け、この加熱域内において紡出糸条を加熱延伸
する方法。
点以下の温度に冷却固化した紡出糸条を、紡糸口金と引
取りローラーとの間に独立した速度規定ローラーを介在
させることなく、紡糸口金と引取りローラーとの間に加
熱域を設け、この加熱域内において紡出糸条を加熱延伸
する方法。
κ大別される。
両方法とも一般に捲取りは紙管上にスクエア二ンドチー
ズとして糸条を捲取る方法が用いられており、生産性向
上を目的とした、屠わゆるラージパッケージ化も進めら
れている。
ズとして糸条を捲取る方法が用いられており、生産性向
上を目的とした、屠わゆるラージパッケージ化も進めら
れている。
前記(1》の方法にお論では、生産性向上のために、高
速紡糸を行なう場合には、熱セットローラーを周速度4
000〜6000m/分という高速にして、ローラー上
尾多数回糸条を周回させる。この場合、ローラー上での
糸条の揺れが大きく、糸条関の重なりが生じ易く、特に
多錘紡糸の場合には、ローラー上の糸条間隔を大きくと
ることは困難となり、糸条の重なりによる糸切れの発生
頻度は高く、操業上の損失は大きなものとなる。かかる
糸切れを回避すべく、ローラーのローラー長を延長せん
とした場合には装置的に高速回転は不可能となシ、生産
性の向上は達成されない。
速紡糸を行なう場合には、熱セットローラーを周速度4
000〜6000m/分という高速にして、ローラー上
尾多数回糸条を周回させる。この場合、ローラー上での
糸条の揺れが大きく、糸条関の重なりが生じ易く、特に
多錘紡糸の場合には、ローラー上の糸条間隔を大きくと
ることは困難となり、糸条の重なりによる糸切れの発生
頻度は高く、操業上の損失は大きなものとなる。かかる
糸切れを回避すべく、ローラーのローラー長を延長せん
とした場合には装置的に高速回転は不可能となシ、生産
性の向上は達成されない。
又、(2)の方法においては、紡糸口金と引取りσ−ラ
ーとの間に設けた加熱域内にi?bて加熱延伸を行なう
ものであるから、加熱ローラー上での糸条の周回の必要
はなく、(1)の方法におけるような問題は生じ71−
い。
ーとの間に設けた加熱域内にi?bて加熱延伸を行なう
ものであるから、加熱ローラー上での糸条の周回の必要
はなく、(1)の方法におけるような問題は生じ71−
い。
しかしながら、(2)の方法κおいても、得られる繊維
の内部構造に起因する巻糸体の捲形状が不良となる問題
がある。すなわち、得られる繊維は、延伸時に発生した
非晶部分の歪みが巻糸体として捲取られた後に緩和する
ために、巻糸体において糸条が収縮し、端面の膨らみ、
耳高といった捲形状の不良をもたらす。特に、生産性向
上を目的として高速紡糸した場合には、この捲形状不良
は著しく、極端な場合には、糸条の収縮力のために紙管
がつぶれ巻糸体の脱着が不可能となったり、端面が紙管
の幅を越えて膨らみ、捲取シが不可能となる他、耳高が
大きくなり、捲取シ中あるいは解舒時に糸切れを発生す
るといった問題を生ずる。
の内部構造に起因する巻糸体の捲形状が不良となる問題
がある。すなわち、得られる繊維は、延伸時に発生した
非晶部分の歪みが巻糸体として捲取られた後に緩和する
ために、巻糸体において糸条が収縮し、端面の膨らみ、
耳高といった捲形状の不良をもたらす。特に、生産性向
上を目的として高速紡糸した場合には、この捲形状不良
は著しく、極端な場合には、糸条の収縮力のために紙管
がつぶれ巻糸体の脱着が不可能となったり、端面が紙管
の幅を越えて膨らみ、捲取シが不可能となる他、耳高が
大きくなり、捲取シ中あるいは解舒時に糸切れを発生す
るといった問題を生ずる。
本発明は、前記(2)の方法における問題を解決する手
段を提供することを目的としてbる。
段を提供することを目的としてbる。
本発明は、ポリエステル重合体を紡糸口金より溶融吐出
し、紡出糸条を一旦ガラス転移点以下に冷却固化した後
、引続bて加熱域に導入し、加熱域内においてガラス転
移点以上融点以下の温度で加熱延伸した後、油剤を付与
し、第1引取ローラー及び第2引取ローラーを介して3
000m/分以上で捲取る直接紡糸延伸法におbて、f
a1ローラーと第2ローラーの間でリラックス熱処理す
ることを特徴とするポリエステル繊維の製造方法。
し、紡出糸条を一旦ガラス転移点以下に冷却固化した後
、引続bて加熱域に導入し、加熱域内においてガラス転
移点以上融点以下の温度で加熱延伸した後、油剤を付与
し、第1引取ローラー及び第2引取ローラーを介して3
000m/分以上で捲取る直接紡糸延伸法におbて、f
a1ローラーと第2ローラーの間でリラックス熱処理す
ることを特徴とするポリエステル繊維の製造方法。
以下本発明についてさらκ詳細に説明する。
本発明に用いるポリエステル重合体は、85モル係以上
がエチレンテレフタレート単位から構成され、0〜15
モル係のm囲でエチレンテレフタレート以外の共重合エ
ステル単位を含有し得る。共重合しつるエステル形成性
成分の代表例には、ジエチレングリコール、テトラメチ
レンクリコール、ヘキサメチレングリコール、ベンタエ
リトリットなどのグリコール類、並びにヘキサヒドロテ
レフタル酸、ジ安息香酸、了りビン酸、イソフタル酸、
5−ナトリウムスルホインフタル酸、アゼライン酸など
のジカルボン酸が挙げられる。本発明で用いる溶融紡糸
可能なポリエステル重合体は固有粘度〔η〕が[1.4
5〜1. 0の範囲のものが好ましい。
がエチレンテレフタレート単位から構成され、0〜15
モル係のm囲でエチレンテレフタレート以外の共重合エ
ステル単位を含有し得る。共重合しつるエステル形成性
成分の代表例には、ジエチレングリコール、テトラメチ
レンクリコール、ヘキサメチレングリコール、ベンタエ
リトリットなどのグリコール類、並びにヘキサヒドロテ
レフタル酸、ジ安息香酸、了りビン酸、イソフタル酸、
5−ナトリウムスルホインフタル酸、アゼライン酸など
のジカルボン酸が挙げられる。本発明で用いる溶融紡糸
可能なポリエステル重合体は固有粘度〔η〕が[1.4
5〜1. 0の範囲のものが好ましい。
本発明方法で用いる直接紡糸延伸装置の一例を第1図に
示し、本発明を第1図により説明する.,第1図におい
て、(1)k′i紡糸口金、(2)は冷却装置、(3)
は冷却域、(4)は加熱域、(5)は油剤付与装置、(
6)は第1引取ローラー、(7)は第2引取ローラー、
(8)は熱処理装置、(9)はインターレース装置、(
10)は巻糸体を示す。
示し、本発明を第1図により説明する.,第1図におい
て、(1)k′i紡糸口金、(2)は冷却装置、(3)
は冷却域、(4)は加熱域、(5)は油剤付与装置、(
6)は第1引取ローラー、(7)は第2引取ローラー、
(8)は熱処理装置、(9)はインターレース装置、(
10)は巻糸体を示す。
本発明において紡糸口金(1)より溶融吐出された,H
+)エステル紡出糸条を一旦冷却域(3)でガラス転
移点以下κ冷却することは、得られた繊維の染色性を優
れたものとし、糸物性を実用上充分なものとするために
不可欠の条件である。また、冷却後引続いて行なう加熱
域(4)での熱処理はガラス転移点以上融点以下の温度
で行なうことが好ましく、ガラス転移点未満の温度での
熱処理では糸物性が実用に耐え難い著しく劣った繊維と
なり、逆に融点を越える温炭での熱処理では、加熱域(
4)中での単繊維間の融着や糸切を招き、操業上の問題
と々るばかりでなく、得られたNR維を製織または製編
して得られた布帛の風合が著しく劣ったものとなる。熱
処理の温度範囲はさらに望ましくは、100〜240℃
であり、この範囲の温度で熱処理を施せば、得られた繊
維の糸物性は実用上充分なものであり、布帛とした場合
の風合も良好である。
+)エステル紡出糸条を一旦冷却域(3)でガラス転
移点以下κ冷却することは、得られた繊維の染色性を優
れたものとし、糸物性を実用上充分なものとするために
不可欠の条件である。また、冷却後引続いて行なう加熱
域(4)での熱処理はガラス転移点以上融点以下の温度
で行なうことが好ましく、ガラス転移点未満の温度での
熱処理では糸物性が実用に耐え難い著しく劣った繊維と
なり、逆に融点を越える温炭での熱処理では、加熱域(
4)中での単繊維間の融着や糸切を招き、操業上の問題
と々るばかりでなく、得られたNR維を製織または製編
して得られた布帛の風合が著しく劣ったものとなる。熱
処理の温度範囲はさらに望ましくは、100〜240℃
であり、この範囲の温度で熱処理を施せば、得られた繊
維の糸物性は実用上充分なものであり、布帛とした場合
の風合も良好である。
捲取速度は3000m/分以上であることが好まし(、
50QOm/分未満の捲取速度では得られた繊維の染色
性が劣り、また糸物性は実用κ耐え難い著しく劣ったも
のとな妙、さらに望ましくは捲取速度が3500m/分
以上であれば、得られた繊維の染色性は非常に優れ、糸
物性は実用上充分なものとなる。
50QOm/分未満の捲取速度では得られた繊維の染色
性が劣り、また糸物性は実用κ耐え難い著しく劣ったも
のとな妙、さらに望ましくは捲取速度が3500m/分
以上であれば、得られた繊維の染色性は非常に優れ、糸
物性は実用上充分なものとなる。
本発明の最大のポイントは、ローラーを介して糸条を捲
取るに際し、2つの引取りローラー間に熱処理装置を設
けるもので、オーバーフイード下で加熱処理を行うこと
により、糸条の応力緩和を助長し、終了させることにあ
る。
取るに際し、2つの引取りローラー間に熱処理装置を設
けるもので、オーバーフイード下で加熱処理を行うこと
により、糸条の応力緩和を助長し、終了させることにあ
る。
本発明における直接紡糸延伸法では前記の通り、加熱埴
内において延伸に必要な張力は、糸条が走行することに
伴なう摩擦力として与えられるために、延伸直後の糸条
が延伸に必要な張力と同等またはそれ以上の張力を受け
て走行することとなり、加熱延伸直後の繊維内部、特に
非晶部分く高い応力が作用し、歪を発生する。
内において延伸に必要な張力は、糸条が走行することに
伴なう摩擦力として与えられるために、延伸直後の糸条
が延伸に必要な張力と同等またはそれ以上の張力を受け
て走行することとなり、加熱延伸直後の繊維内部、特に
非晶部分く高い応力が作用し、歪を発生する。
この非晶部分の歪は巻糸体として捲取る際および捲取り
後に、外部から高込応力が作用しない状態となるために
緩和を起こし、糸条の収縮を発生する。この収縮のため
に、巻糸体において糸条が収縮し、端面の膨らみ、耳高
といった巻形状の不良をもたらす。特に高速紡糸した場
合は巻形状の不良は著しく、極端な場合には、糸条の収
縮力のために紙管がつぶれ巻糸体の説着が不可能となっ
たり、また耳高が大きくなり捲取中あるbは解舒時の糸
切れの原因となる。
後に、外部から高込応力が作用しない状態となるために
緩和を起こし、糸条の収縮を発生する。この収縮のため
に、巻糸体において糸条が収縮し、端面の膨らみ、耳高
といった巻形状の不良をもたらす。特に高速紡糸した場
合は巻形状の不良は著しく、極端な場合には、糸条の収
縮力のために紙管がつぶれ巻糸体の説着が不可能となっ
たり、また耳高が大きくなり捲取中あるbは解舒時の糸
切れの原因となる。
本発明に用いる熱処理装置としては、糸条と接触しない
間接加熱型が好ましく、また糸条の出入口部の開口面積
をできる限り小さくした装置が好ましー。即ち、糸条が
高速で走行するため、加熱面との接触に起因する毛羽,
糸斑の発生しなb間接加熱がよく、また、糸条に随伴す
る高速気流に起因する温度斑、熱効率低下を防ぐために
装置の開口部は最小とする必要がある。
間接加熱型が好ましく、また糸条の出入口部の開口面積
をできる限り小さくした装置が好ましー。即ち、糸条が
高速で走行するため、加熱面との接触に起因する毛羽,
糸斑の発生しなb間接加熱がよく、また、糸条に随伴す
る高速気流に起因する温度斑、熱効率低下を防ぐために
装置の開口部は最小とする必要がある。
また、加熱方法としては、空気等気体を予め加熱して装
置へ供給する方法、あるじは走行する糸条の周囲に設置
された加熱ヒーターにて直接雰囲気を加熱する方法等、
その手段は選ばず、何であってもよい。
置へ供給する方法、あるじは走行する糸条の周囲に設置
された加熱ヒーターにて直接雰囲気を加熱する方法等、
その手段は選ばず、何であってもよい。
この熱処理装置での熱処理温度は100 〜250℃、
好ましくは140〜220℃であり、また糸条のリラッ
クス率は03〜1.5壬、好ましくは15〜1.0傷で
ある。
好ましくは140〜220℃であり、また糸条のリラッ
クス率は03〜1.5壬、好ましくは15〜1.0傷で
ある。
処理温度が低b場合、あるlnfi糸条のリラックス率
が小さ過ぎる場合は、繊維内部の歪の充分な緩和が行わ
れないため、本発明の大きな効果を発現できない。即ち
、巻糸体の巻形状の改善が充分達成できない。
が小さ過ぎる場合は、繊維内部の歪の充分な緩和が行わ
れないため、本発明の大きな効果を発現できない。即ち
、巻糸体の巻形状の改善が充分達成できない。
また、本発明の効果を促進させる手段として、熱処理装
置前または後に流体処理装置、いわゆるインターレース
装置を隣設することにより、糸条のリラックス率を増大
させることもできる。
置前または後に流体処理装置、いわゆるインターレース
装置を隣設することにより、糸条のリラックス率を増大
させることもできる。
このように、2つの引取りローラー間でのリラックス熱
処理条件が本発明の重要な技術ポイントである。
処理条件が本発明の重要な技術ポイントである。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1〜3
第1図に示す紡糸装置にて、エチレンテレフタレートを
95モル壬以上主たる繰返し単位とし、少量の添加剤を
含むポリエステルを290℃で溶融吐出し、70℃以下
に一旦冷却したのち、引続いて180℃の加熱雰囲気中
で熱処理したのち、油剤を付与し、第1引取ローラーと
第2引取ローラーの間に設置した熱風処理装置で、リラ
ックス緩和を行い、インターレース装置で交絡を付与し
たあと、引取速lt4 5 0 0 m /winで捲
取った。紡糸口金は径[L25■の孔を36個有するも
のを用b、捲取糸条の繊度が75デニールとなるように
吐出量を設定した。
95モル壬以上主たる繰返し単位とし、少量の添加剤を
含むポリエステルを290℃で溶融吐出し、70℃以下
に一旦冷却したのち、引続いて180℃の加熱雰囲気中
で熱処理したのち、油剤を付与し、第1引取ローラーと
第2引取ローラーの間に設置した熱風処理装置で、リラ
ックス緩和を行い、インターレース装置で交絡を付与し
たあと、引取速lt4 5 0 0 m /winで捲
取った。紡糸口金は径[L25■の孔を36個有するも
のを用b、捲取糸条の繊度が75デニールとなるように
吐出量を設定した。
第1表に得られた巻糸体の巻形状と糸物性を示す。fa
2図は巻形状の評価の数値の意味するところを示し、W
は膨らみ(m) ′%dは径(曙)である。巻形状は良
好であり、熱処理条件による糸物性の差もほとんどなb
0 ta1表 第 表 比較例1〜5 実施例1〜3と同じ方法により直接紡糸延伸を行った。
2図は巻形状の評価の数値の意味するところを示し、W
は膨らみ(m) ′%dは径(曙)である。巻形状は良
好であり、熱処理条件による糸物性の差もほとんどなb
0 ta1表 第 表 比較例1〜5 実施例1〜3と同じ方法により直接紡糸延伸を行った。
得られた巻糸体の巻形状と糸質を第2表に示す。いずれ
も熱処理装置でのリラックス緩和が不十分であり、良好
な巻形状を得ることはできない。
も熱処理装置でのリラックス緩和が不十分であり、良好
な巻形状を得ることはできない。
以上の如く、本発明は直接紡糸延伸法において、得られ
た繊維の糸物性を損なうことなく、良好な巻形状の巻糸
体を安定して製造できると込う極めて大きな効果を有す
るものである。
た繊維の糸物性を損なうことなく、良好な巻形状の巻糸
体を安定して製造できると込う極めて大きな効果を有す
るものである。
第1図は本発明の実施に使用される紡糸装置の一例の概
略図、wc2図はパッケージ形状評価の数値の説明図で
ある。 1・・−・・・紡糸口金 2・・・・・・冷却装置 3・・・・・・冷却域 4・・・・・・加熱域 5・・・・・・油剤付与装置 6・・・・・・第1引取ローラー 7・・−・・・第2引取ローラー 8・・・・・・熱処理装置 9・一・・・・インターレース装置 10・・・・・・巻糸体 亀l凹
略図、wc2図はパッケージ形状評価の数値の説明図で
ある。 1・・−・・・紡糸口金 2・・・・・・冷却装置 3・・・・・・冷却域 4・・・・・・加熱域 5・・・・・・油剤付与装置 6・・・・・・第1引取ローラー 7・・−・・・第2引取ローラー 8・・・・・・熱処理装置 9・一・・・・インターレース装置 10・・・・・・巻糸体 亀l凹
Claims (2)
- (1)ポリエステル重合体を溶融紡糸口金より紡出し、
紡出糸条を一旦ガラス転移温度以下に冷却固化し、引き
続いて加熱流体域に導入して加熱延伸した後、油剤を付
与し、第1引取ローラー及び第2引取ローラーを介して
3000m/分以上で捲取る直接紡糸延伸法において、
第1引取ローラーと第2引取ローラーの間でリラックス
熱処理することを特徴とするポリエステル繊維の製造方
法。 - (2)リラックス熱処理を、温度150〜250℃、リ
ラックス率0.3〜1.0%で行なう請求項1記載のポ
リエステル繊維の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5049289A JPH02229212A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | ポリエステル繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5049289A JPH02229212A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | ポリエステル繊維の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02229212A true JPH02229212A (ja) | 1990-09-12 |
Family
ID=12860426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5049289A Pending JPH02229212A (ja) | 1989-03-01 | 1989-03-01 | ポリエステル繊維の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02229212A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105369375A (zh) * | 2015-12-04 | 2016-03-02 | 浙江古纤道新材料股份有限公司 | 一种中强丝及其加工方法 |
US10174454B2 (en) | 2015-09-11 | 2019-01-08 | Parkdale Incorporated | Polyester composition with improved dyeing properties |
-
1989
- 1989-03-01 JP JP5049289A patent/JPH02229212A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10174454B2 (en) | 2015-09-11 | 2019-01-08 | Parkdale Incorporated | Polyester composition with improved dyeing properties |
US10351995B2 (en) | 2015-09-11 | 2019-07-16 | Parkdale Incorporated | Polyester composition with improved dyeing properties |
CN105369375A (zh) * | 2015-12-04 | 2016-03-02 | 浙江古纤道新材料股份有限公司 | 一种中强丝及其加工方法 |
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