JPH0222816Y2 - - Google Patents

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JPH0222816Y2
JPH0222816Y2 JP14458082U JP14458082U JPH0222816Y2 JP H0222816 Y2 JPH0222816 Y2 JP H0222816Y2 JP 14458082 U JP14458082 U JP 14458082U JP 14458082 U JP14458082 U JP 14458082U JP H0222816 Y2 JPH0222816 Y2 JP H0222816Y2
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tape
operational amplifier
circuit
signal
reference voltage
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JP14458082U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープ端検出回路に係り、光センサの
出力信号を微分した後比較電圧と比較することに
より、光の反射率及び透過率が異なるどんな銘柄
のテープでもそのテープ端を検出でき、また、光
センサの素子のバラツキ及びテープ端検出感度の
調整が簡単にできるテープ端検出回路を提供する
ことを目的とする。
一般に、例えばカセツトテープの端部は第1図
に示す如く、磁性体塗布部1がリーダ部2を介し
てカセツトテープのリールハブに固定され、この
磁性体塗布部1とリード部2とは結合テープによ
り結合されており、これら磁性体塗布部1、結合
部3、リーダ部2夫々の光の反射率は異なつてい
る。従来より、テープ各部1〜3の光の反射率を
測定して反射率の変化によつてテープ端を検出
し、検出時点でテープの走行方向を反転させる磁
気記録再生装置がある。しかし、カセツトテープ
の各部1〜3の光の反射率はテープの銘柄によつ
て夫々異なつており、テープ端検出回路を磁性体
塗布部1より結合部3の反射率が大きいテープに
対応したものとすると、この検出回路で結合部3
より磁性体塗布部1の反射率が大きい銘柄のテー
プのテープ端を検出することは困難である。ま
た、この検出回路を構成する光センサの素子のバ
ラツキのため、検出レベルの設定が困難である。
更に、反射率の変化つまり光センサの検出レベル
の変化をどの程度でテープ端の検出とするかのレ
ベル差の設定が困難である等の欠点があつた。
本考案は上記の欠点を除去したものであり、第
2図以下と共にその一実施例につき説明する。
第2図は本考案になるテープ端検出回路の一実
施例の回路図を示す。同図中、D1は発光ダイオ
ード、Tr1はフオトトランジスタであり、これら
で反射形の光センサを構成している。発光ダイオ
ードD1のアノードは電源端子4に接続され、カ
ソードは抵抗R1を介して接地されて常時点灯さ
れる。フオトトランジスタTr1のコレクタは電源
端子に接続され、エミツタは一端を接地された可
変抵抗VR1の他端に接続されると共に、コンデン
サC1の一端に接続されている。この発光ダイオ
ードD1を発せられた光はテープで反射されて光
センサであるフオトトランジスタTr1のベースに
入射し、フオトトランジスタTr1のエミツタ電流
はベースに入射する光量に応じて変化する。この
エミツタ電流は可変抵抗VR1によつて電圧に変換
され、フオトトランジスタTr1のエミツタの電圧
はたとえば第3図Aに示す如くなる。この第3図
Aにおいて区間aは第1図示の磁性体塗布部1に
対応し、区間bは結合部3、区間cはリーダ部2
に対応しており、本実施例では区間a,b間の電
位差は20mV程度である。
上記フオトトランジスタTr1のエミツタに一端
を接続されたコンデンサC1の他端はこのコンデ
ンサC1と共に微分回路を構成する抵抗R2を介し
て演算増幅器(以下「オペアンプ」という)5の
反転入力端子と接続されている。このオペアンプ
5はその反転入力端子をたとえば抵抗R2と等し
い抵抗値の抵抗R3を介してその出力端子と接続
されて増幅度1で反転増幅を行なうバツフアアン
プを構成している。このオペアンプ5の出力端子
は抵抗R4を介してオペアンプ6の反転入力端子
と接続されている。このオペアンプ6はその反転
入力端子をたとえば抵抗R4の100倍の抵抗値の抵
抗R5を介してその出力端子と接続されて増幅度
100の反転増幅器5を構成している。このオペア
ンプ6の出力端子は夫々比較回路を構成するオペ
アンプ7の非反転入力端子、オペアンプ8の反転
入力端子に接続されており、オペアンプ7,8
夫々の出力端子は発光ダイオードD2,D3を介し
て出力端子9に接続されている。また、電源端子
4には直列接続された抵抗R6,R7,R8,R9の抵
抗R6側の一端が接続され、この抵抗R9側は接地
されている。この抵抗R7,R8の抵抗値は等しく
され、更に抵抗R6,R9の抵抗値は略等しくされ
て、抵抗R7,R8の接点の電圧は電源電圧+B
の略1/2とされ、抵抗R6,R7の接続点の電圧は
接続点より電圧Cv(Cvはたとえば1.5V)だけ
高くされ、抵抗R6,R9の接続点の電圧は接続
点より電圧Cvだけ低くされている。この接続
点は抵抗R10を介してオペアンプ5の非反転入
力端子に接続されると共に、抵抗R11を介してオ
ペアンプ6の非反転入力端子に接続されてオペア
ンプ5,6の基準電圧を供給している。また、接
続点,は夫々オペアンプ7の反転入力端子、
オペアンプ8の非反転入力端子に接続されてオペ
アンプ7,8夫々の比較電圧を供給している。
ここで上記コンデンサC1に印加された第3図
Aに示す波形の信号は、時定数τ(τ=C1・R2
によつて微分され、コンデンサC1と抵抗R2の接
続点では第3図Bに示す波形の信号とされた
後、オペアンプ5によつて反転されて第3図Cに
示す波形の信号とされる。この第3図Cの信号に
おいて、第3図Aの区間aに対応する区間の電圧
は接続点の基準電圧とされている。このオペア
ンプ5の出力信号は、オペアンプ6によつて反転
増幅されて、区間aに対応する区間の電圧を基準
電圧とされた第3図Dに示す波形の信号とされた
後、オペアンプ7,8夫々に供給される。このオ
ペアンプ7のなす比較回路の比較電圧は第3図D
の破線に示され、オペアンプ8のなす比較回路
の比較電圧は破線に示される。このため、オペ
アンプ6の出力信号がオペアンプ7の比較電圧よ
り高くなつた時、オペアンプ7はハイレベルの信
号を出力し、出力端子9より第3図Eに示す信号
が取出される。
この第2図示の回路では、各部1〜3の反射率
の差を検出するため、結合部3より磁性体塗布部
1の反射率が大きい場合もこの反射率の差がコン
パレータ8によつて検出され第3図Eと同様の信
号が得られる。また、可変抵抗VR1を調整するこ
とにより、光センサである発光ダイオードD1
びフオトトランジスタTr1のバラツキを回路の他
の部分と独立して補正することができる。更に、
抵抗R6〜R9の夫々の抵抗値を選定するだけでレ
ベル差(電圧Cv)の設定つまりテープ端検出感
度の設定が簡単に行ない得る。
なお、第3図Eに示すパルスのパルス幅tは反
射率の変化の大きさに比例しており、第2図示の
回路の後段にパルス幅tを計時する回路を設け、
このパルス幅tが一定値以上のものだけを出力し
て誤動作を防ぐことができる。
なお、上記実施例はテープ各部の光の反射率の
差を検出するものであるが、これはテープ各部の
光の透過率の差を検出するものであつても良く、
上記実施例に限定されない。
上述の如く、本考案になるテープ端検出回路
は、テープで反射又は透過した光の光量を電気信
号に変換する光センサと、電気信号を微分して所
定の基準電圧に収束させる微分回路と、微分回路
より取出された微分信号が基準電圧より一定レベ
ル以上であるとき又は基準電圧より一定レベル以
下であるときに検出信号を出力する比較回路とよ
りなり、テープの光の反射率又は透過率の変化に
よつてテープ端を検出するため、光の反射率及び
透過率が異なるどんな銘柄のテープでもそのテー
プ端を検出することができ、また、光センサのバ
ラツキを簡単に調整でき、更に、テープ端検出感
度の設定が簡単にできる等の特長を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はカセツトテープの光の反射率を模式的
に示す図、第2図は本考案回路の一実施例の回路
図、第3図A〜Eは第2図示の回路各部の信号波
形図である。 5,6,7……演算増幅器(オペアンプ)、9
……出力端子、D1……発光ダイオード、D2,D3
……ダイオード、C1……コンデンサ、R1〜R11
…抵抗、VR1……可変抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープで反射又は透過した光の光量を電気信号
    に変換する光センサと、該電気信号を微分して所
    定の基準電圧に収束させる微分回路と、該微分回
    路より取出された微分信号が該基準電圧より一定
    レベル以上であるとき又は該基準電圧より該一定
    レベル以下であるときに検出信号を出力する比較
    回路とよりなり、該テープの光の反射率又は透過
    率の変化によつてテープ端を検出するテープ端検
    出回路。
JP14458082U 1982-09-24 1982-09-24 テ−プ端検出回路 Granted JPS5950053U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14458082U JPS5950053U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 テ−プ端検出回路

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14458082U JPS5950053U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 テ−プ端検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5950053U JPS5950053U (ja) 1984-04-03
JPH0222816Y2 true JPH0222816Y2 (ja) 1990-06-20

Family

ID=30322374

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JP14458082U Granted JPS5950053U (ja) 1982-09-24 1982-09-24 テ−プ端検出回路

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