JPS5947356B2 - 抵抗変化センサ用対数変換回路 - Google Patents

抵抗変化センサ用対数変換回路

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JPS5947356B2
JPS5947356B2 JP54079818A JP7981879A JPS5947356B2 JP S5947356 B2 JPS5947356 B2 JP S5947356B2 JP 54079818 A JP54079818 A JP 54079818A JP 7981879 A JP7981879 A JP 7981879A JP S5947356 B2 JPS5947356 B2 JP S5947356B2
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resistance change
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進 高木
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Denso Ten Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、温度変化、酸素(02)濃度変化等の物理的
変化で抵抗値が指数関数的に変化するセンサの抵抗変化
を対数値(電圧)に変換する抵抗変化センサ用対数変換
回路に関する。
抵抗変化が指数関数的であるセンサには負特性サーミス
タ、正特性サーミスタ、抵抗変化式(チタニヤ式)02
センサ等があり、前2者は第1図A、Bのように温度T
の関数で抵抗値Rを変化させ、また後者は同図Cのよう
に02濃度の関数で抵抗値Rを変化させる。
これらセンサの抵抗値を検出する最も簡易な方法は、第
2図AのようにセンサRθに定電流10を流し出力電圧
V。を計測するものであるが、この方法では比較的検出
精度の良い範囲が2デガード程度しかとれないという欠
点がある。つまり、出力電圧V。の変化は温度または0
2濃度の変化に比例せず、特に02センサでは抵抗値変
化が100Ω〜100Mf;lにも及ぶので、上述した
範囲を越える温度または02濃度変化域では出力電圧V
9は飽和して電源電圧または接地電圧とほとんど差がな
くなる。この方法では出力インピーダンスがセンサRθ
の抵抗変化によつて大きく変動するので、次段の入力イ
ンピーダンスを高くする必要がある。これらの問題を解
決するために第2図Bに示すように、センサRθ定電流
10を流して出力電圧を対数増幅器LAで増幅する方法
がある。しかしながら、この方法では構成が複雑で高価
な対数増幅器LAを必要とする上、センサRθのアース
GNDIと対数増幅器LAのアースGND2との間に電
位差があると誤差を生ずる欠点がある。つまり、各種セ
ンサ類の中には片方が強制的に接地(GNDI)される
ものがしばしばあるが、この場合にセンサRθの抵抗値
が小さい領域では対数増幅器LAの入力電圧に対するア
ース電位差(GNDI−GND2)の占める割り合いが
大きくなつて出力電圧V。に大きな誤差を生ずる。本発
明は、シリコン(Si)ダイオードの電流電圧特性に着
目して上記欠点を解決した抵抗変化センサ用対数変換回
路を提供しようとするものであるが、以下図示の実施例
を参照しながらこれを詳細に説明する。
ソリコンダイオードの順方向電流電圧特性は第3図Bの
ように指数関数であり(横軸は対数目盛),順方向電流
1Fが0.01mA,0.1mA,・・・・・・と変化
するにつれ順方向電圧は0.4V,0.5V,・・・・
・・と変化する。
従つて、第3図AのようにシリコンダイオードDを抵坑
変化センサRθに直列灰続すると、センサRθの抵抗変
化に応じてダイオードDの順方向電流1Fが直接変化し
、この結果順方向電圧VFも変化するが6この変化はセ
ンサRθの抵抗値を変化させる温度、02濃度、人射光
量等の物理変化に比例したl次関数的なものとなる。従
つて,演算増幅器で順方向電圧VFを任意のレベルに増
幅すれば簡単な構成でセンサRθの指数関数的な抵抗変
化を対数変換して物理変化対出力電圧をリニアなものに
することができる。第4図はこれを具体化した本発明の
一実施例である。同図において、Rθは前述した各種セ
ンサ、RDは電流制限用の保護抵抗.D1は第3図Bの
特性を有する電流一電圧変換用のシリコンダイオードで
あり,これらは直流電源E1と接地間に接続される。A
1はコンパレータとして用いられる演算増幅器(以下0
Pアンプと略称する)であり6ダイオードD1と抵抗R
Dの接続点P1の電位.つまり電源E1からダイオード
D1の順方向電圧VFl分降下した電圧が(ニ)側入力
に印加される。電源E,と温度補償回路TCとの間には
第1の抵抗Rl6npnトランジスタTRlおよび第2
の抵抗R2が直列接続され,抵抗R,とトランジスタT
Rlの接続点P2の電位が0PアンプA1の(ト)側入
力に印加される。0PアンプA1の出力は抵抗R3を介
してトランジスタTRlのベースへ帰還される。
このため6トランジスタTRlはP2点の電位がP.l
点の電位と等しくなるように抵抗Rl,R2を流れる電
流値を制御する。ダイオードD1の温度特性を問題とし
ない場合には,抵抗R2の低電位側を接地して6抵抗R
2とトランジスタTRlとの接続点P3の電位。
,を出力電圧とすればよい。この基本回路での動作を先
に説明する。第3図で説明したようにダイオードD,の
順方向電圧VFlはセンサRθの抵坑値を変化させる温
度、02濃度等の物理変化に比例して変化するが、その
変化分ΔVFlはR2/R,倍となつて出力電圧V。l
に現われる。つまり6トランジスタTR,のエミツタ電
流1Eがベース電流1Bに比しIE〉IBであれば.0
PアンプA1の2入力が平衡した状態では1 鳥
晶[ となるので, となる。
従つて.R2/R1を所望の値に設定することで所望値
に増幅された出力電圧V。lを得ることができる。とこ
ろで、ダイオードD1も温度特性を有するので厳密には
これを補償する必要がある。
温度補償回路TCは,前述した抵抗R2の低電位側の直
流電位をダイオードD,の温度特性に併せて昇降するも
のである。具体的には反転増幅器として用いられる0P
アンプA2の出力端を抵抗R2の低電位側に接続すると
共に,抵抗R4を介して(ニ)側入力に接続する。0P
アンプA2の(ト)側入力は抵抗R5を介して接地され
ると共に.抵抗R6を介して電源E1に接続される。
D2はD1と同等性のシリコンダイオードであり、カソ
ードは接地される。そしてダイオードD2のアノードは
抵抗R7を介して0PアンプA2の(ニ)側入力に接続
されると共に6抵抗R6を介して電源E1に接続される
。この温度補償回路TCでは定常状態で(ト)側入力電
圧V1とダイオードD1のアノード電位V2(順方向電
圧VF2)とは等しく(1=V2)6また出力電圧V3
と(ニ)側入力電圧V4とは等しい(V3=V4)。こ
の回路では温度が上昇するとダイオードD1の電圧VF
lは小になり従つて電流1も小になつて出力電圧。1は
低下する。
しかしこのときダイオードD2の電圧F2も小になり6
出力電圧V3が大になり,VO,を突き上げる。R2』
1=R4/R7とすれば、ダイオードD1の電圧変化を
ダイオードD2の電圧変化で過不足なく打消すことがで
きる。温度が下つた場合も同様である。ACは必要に応
じて付加される付属回路であり,反転増幅器として用い
られる0PアンプA3,P3と(ニ)側入力との間に介
在する抵抗B9、該(ニ)側入力と出力端間に接続され
た抵抗RlO6(ト)側入力に基準電圧を与える直流電
源E2からなる。
第5図は第1の出力電圧V。lと付属回路ACを通した
第2の出力電圧。2を対比して示したもので6横軸(対
数目盛)はセンサRθの抵抗値Rである。
第1の出力電圧。1が抵抗値R(:I)働旧こ伴ない減
少する場合に.付属回路ACはその特性(実線で示す)
を反転させ得る。
そして、電源E2の電圧値を変えることで出力電圧V。
2の絶対値(DCレベル)を破線で示すように変化させ
得る。
第6図は第1の出力電圧V。
,に関する特性であり、横軸の信号抵抗値はセンサRθ
の抵抗値である。同図の各特性はセツト温度をパラメー
タとしたもので、1点鎖線で示す特性C,,C/はセツ
ト温度−25℃,実線で示す特性C2,Cイはセツト温
度+25℃、破線で示す特性C3,Cくはセツト温度+
75℃のものである。そしてCl−C(が温度補償回路
TCを設けた場合の特性であり.またC1〜C3は同回
路TCを設けずに抵坑R2を直接接地した特性である。
同図から明らかなように温度補償回路TCを設けること
で、−25℃〜+75℃という温度温度変化範囲で電流
電圧変換用のダイオードD1の温度特性は充分に補償さ
れている。尚、実施例ではトランジスタTRlをNpn
型したが.0PアンプA,の入力極性を逆転させればP
np型でも実施できる。
以上述べた本発明の対数変換回路には次の利点がある。
即ち、比較的簡単な回路構成でセンサの抵抗値変化以前
の温度その他の物理量の変化に比ノブ 例した信号が得られる。
また従来の対数増幅器では正負2電源が必要であつたが
、本発明では正電源のみで動作させることができ、電源
回路が簡単となる。このため自動車用回路など負の電圧
を得にくい時に有効である。また、センサアース側電位
が本回路のアース電位に対し多少変動しても従来方式の
様に大きな誤差とならず、センサデース回路の設計,引
き回しが容易になる。本発明は特に抵抗値変化範囲の大
きい酸素濃度検出用のチタニアセンサ用に最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cは指数関数的な抵抗値変化を示す各種
センサの特性図6第2図A,Bは抵抗値変化を検出する
従来の異なる方法を示す回路図,第3図A,Bは本発明
の原理を示す要部回路図およびシリコンダイオードの順
方向電流電圧特性図、第4図は本発明の一実施例を示す
回路図、第5図は第4図における第1および第2の出力
電圧を示す特性図、第6図は第4図の温度補償回路の効
果を示す第1の出力電圧の特性図である。 Rθ・・・・・・抵抗変化センサ、D1・・・・・一電
流電圧変換用Siダイオード.R1・・・・・・第1の
抵抗.R2・・・・・・第2の抵抗.TR,・・・・・
・トランジスタ,A1・・・・・・演算増幅器,TC・
・・・・・温度補償回路,AC・・・・・・付属回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 温度変化等の物理変化に応じて抵抗値を指数関数的
    に変化させるセンサ、該センサに直列接続されたシリコ
    ンダイオード、およびこれらに一定電圧を印加する電源
    と、該ダイオードの順方向電圧が一方の入力端に印加さ
    れる演算増幅器と、前記電源に接続された第1の抵抗、
    第2の抵抗、これらの間に接続されたトランジスタを備
    え、そして第1の抵抗と該トランジスタとの接続点電位
    が前記演算増幅器の他方の入力端に印加されると共に該
    トランジスタのベースへ該演算増幅器の出力が帰還され
    る回路と、前記第2の抵抗の他端とグランド間に接続さ
    れて前記ダイオードの温度特性を補償する電圧を生じる
    温度補償回路とを備え、前記トランジスタと第2の抵抗
    との接続点電位を出力とすることを特徴とする、抵抗変
    化センサ用対数変換回路。
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JPH01193089A (ja) * 1988-01-29 1989-08-03 Toshiba Corp ロータリコンプレッサー
JP2545762Y2 (ja) * 1991-11-05 1997-08-27 株式会社ユニシアジェックス 磁歪式トルクセンサ

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