JPH02228137A - 無線回線設定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、無線通話システムにおいて複数のチャネル
を通話に使用することがで咎る移動局と国定局間におけ
る通話用無線回路を設定するための無線回線設定方法に
関するものである。

（従来の技術） 第３図は、例えば特公昭６３−５５８２６号公報に示さ
れた従来の無線通話システムのシステム構成図であり、
図において、１，２．３は国定局、１・Ｏは移動局を示
す。そして国定局１はｆ１〜ｆＬの通話用の無線チャネ
ル、国定局２はｆ　Ｌ＊　Ｉ−ｆ　＠の無線チャネル、
国定局３はｆ、。１〜ｆｎの無線チャネルを有している
。

第４図は、同一周波数を共有する他装置４が、移動局１
０からみて国定局１の隣接エリアに存在した例を示した
図である。即ち、国定局１、他装置４は共に同一周波数
の無線チャネルｆ１〜ｆ、を有している。この場合、前
記他′装置４は、国定局または移動局の何れであっても
よい。

次に動作について説明する。第３図に示すように、従来
の無線通話システムにおいては通例、各国定局１，２．
３の各々の無線チャネルは周波数が互いに重複しないｆ
、〜ｆ嘉。

ｆｊ＊１〜ｆ　ＩＩ　＊　　ｆ　＠＊ｌ〜ｆ０の無線チ
ャネルを使用して、各国定局１，２．３で個別に無線チ
ャネルの管理が一元的に行われる。したがって混信を引
き起すことなく、各国定局１．２゜３にて容易に無線回
線の設定が行われている。

ところで、コードレス電話の周波数を使用した無線通話
システムにおいては、各システムで重複する周波数を使
用することがあり、その上、国定局間で共通の制御部を
設定することができず、そのため、例えば第３図に示す
ように、隣接エリアに他装置４が存在し、無線チャネル
を共有している場合には、例えば他装置４がいま無線チ
ャネルｆｌを通話に利用していたとすると、そのとき国
定局１は他装置４からの無線が届かないために、無線チ
ャネルｆ１を空チャネルと判断してしまう。したがって
そのとき国定局１が無線チャネルｆ、を移動局１０に割
り当てると、移動局１０は混信を起すことがあった。

（発明が解決しようとする課題） 従来の無線通話システムにおける無線回線設定方法は以
上のように構成されているので、通話に使用する無線チ
ャネルは国定局側が一元管理し、無線チャネルの使用時
には、その使用する無線チャネルを国定局が移動局に対
し一方的に指定するようになっている。そのため、コー
ドレス電話の無線周波数帯を使用するときには、他の無
線通話システムと共通の無線チャネルを使用することに
なり、したがって混信を避けるためには、複雑な手続き
によって、国定局と移動局間で空チャネルの確認を行わ
ねばならなかった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、簡単な方法で混信を防止することができる無
線回線設定方法を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る無線回線設定方法は、国定局側で通話可
能な空無線チャネルの探索を行うようにすると共に、移
動局の発着呼シーケンス時に、国定局側から前記空無線
チャネルを通知し、これに応じて移動局側では受信した
空無線チャネルが当該移動局でも空無線チャネルである
ことを確認して国定局側へ対応し、その確認した空無線
チャネルを、通話する無線チャネルとして設定するよう
にしたものである。

（作用） この発明における無線回線設定方法は、国定局側、移動
局側双方で空無線チャネルの確認が自動的に行われ、混
信が簡単に防止される。

（実施例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、１１は国定局、１２は移動局、２１は移動
局１２からの発呼信号、２２ば国定局１１からの発呼受
付信号、２３は空無線チャネル応答信号を示す。

次に動作を説明する。国定局１１側では常時、空無線チ
ャネルをモニタ、記憶しておく。

そして移動局１２からの発呼信号２１を受付けると国定
局１１は、そのとき記憶している空無線チャネルのリス
ト（即ち、空無線チャネルの番号のリスト）を発呼受付
信号２２と共に移動局１２側へ返送する。これに応じて
移動局１２は、返送されてきた空無線チャネルのリスト
と自身の空無線チャネルの照合を自動的に行い、その結
果、空無線チャネルと確認されたものを信号２３として
国定局１１側へ返送し、またその確認した空無線チャネ
ルへチャネルを切替えて通話に入る。

なお、上記実施例では、国定局１１側で常時、予め空無
線チャネルをモニタ、記憶しておくようにしたが、その
場合には該国定局側に空無線チャネルモニタ用の専用の
受信機が必要となるので、第２図に示したようにこの専
用の受信機を省略するためには、移動局１２からの発呼
信号を受付けた時点だけ、空無線チャネルの探索を行う
ようにしてもよい。

また国定局１１における空チャネルの検索は所定数のチ
ャネルについて実行するようにしてもよい（第１図もし
くは第２図では３チヤネル）。この場合には、全チャネ
ルについて検索しないので検索結果を早く得ることがで
きる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、無線回線設定方法を
、国定局側で通話可能な空無線チャネルの探索を行って
それを移動局側に返送し、これに応じて該移動局側では
その送られてきた空無線チャネルが自局で実際に空無線
チャネルであるか否かを確認したのち、通話に使用する
無線チャネルを設定するように構成したから、空無線チ
ャネルの確認が国定局、移動局の双方で、自動的に簡単
に行われ、混信が確実に防止できる効果があるとともに
、移動局側では国定局側から空無線チャネルが送られて
きた時に、その空無線チャネルについて確認すればよい
のでモニタ用の無線機を増設する必要もないという効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の信号伝送の模様を示す説
明図、第２図はこの発明の他の実施例信号伝送の模様を
示す説明図、第３図は従来の無線通話システムの構成図
、第４図は同一周波数を使用する他装置が隣接する例を
説明する説明図である。 １１は国定局、１２は移動局。 なお、図中、同一符号１゛よ同一または相°当部分を示
す。 第２図 １１；国定局 １２：抄初局

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 国定局と移動局との間で複数の通話用の無線チャネルを
   使用する無線通話システムの無線回線設定方法において
   、前記固定局側で空無線チャネルの探索を行うと共に、
   前記移動局との発着呼シーケンス時には前記固定局側か
   ら前記移動局側へ前記探索した空無線チャネルを通知し
   、該移動局はこの通知された空無線チャネルが当該移動
   局側で空無線チャネルであることを確認して前記固定局
   側へ応答し、且つ該空無線チャネルを当該通話用の無線
   チャネルに設定することを特徴とする無線回線設定方法
   。